あなたの心がなごむとき〜第32章

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253和み牛
そんなことより聞いてくださいよ。いやね。夏休み前の話なんですがね。

うちの大学、動物が一杯居るんです。大学の学風柄ね。んで、試験終って明日から夏休みー。とか思ったんだけど、友人が
「そうだ。ミツコさん(仮)に挨拶してこうぜ。夏の間は顔を出せなくなるんだし。」と、言って、ミツコさんに挨拶しに行くことに。
着いたのは牛舎。そう。ミツコさんは母性溢れる牛。動物実習で怖がっていた俺らに擦り寄って、緊張感を払拭してくれた偉大なる母牛。

そしてミツコさんに感謝の気持ちを込めて、挨拶と軽いお手入れして、それで牛舎の裏側の藁のソファー(ただの藁の山)でくつろいでると、ミツコさんの所に誰かが来た。
んで、誰が来たのかと換気用の穴から覗いてみると、それは厳格な態度で有名な教授。手に書類抱えて、ミツコさんの前の折りたたみ椅子に座ると、書類を弄り始めた。
んで、聞こえてきた会話がどうにも和む。

(  -_ゝ-)「今期の成績なんだが…」                          「ぶもー。」(・(ェ)・`)
(  -_ゝ-)「●●君と、○○くんがどうにも微妙なラインだね。」          「………。」(・(ェ)・`)
(  -_ゝ-)「…・・・。」                                    「ぶもー。」(・(ェ)・`)
(  -_ゝ-)「ミツコさんがそういうなら仕方ないか。最低評価でOKにしよう。」    「もー。」(・(ェ)・`)

自分たちは牛舎の裏で( ´;゚;ё;゚;)な顔で必死に笑いを堪え、かねてより噂されていた、この大学の「影の教授」の意味を知る事が出来たうえに、
その教授の意外な一面に、心がやわらかくなって、夏休みを過ごせました。

…が、その教授が今期になって嫌がらせとしか思えないような課題の量を…orz
254和み:2006/10/01(日) 15:48:19 ID:ktb+jHVQ
きっとそれもミツコさんが出したんだ。
諦めてやるしかない。
255納言:2006/10/01(日) 16:22:20 ID:yC0GRIPK
(  -_ゝ-)「ミツコさん、課題の量なんだが」    「んもー。」(・(ェ)・`)
(  -_ゝ-)「そうか、もっとたくさん出したほうがいいね。」    「ぶもー。」(・(ェ)・`)

ということで253はがんがるように。
256なご:2006/10/01(日) 16:51:16 ID:HecTH160
253は獣医系の大学かな。いいなぁ納言だ