へぼい本をよむと・25

小ネタですが。
飛翔に連載していた碁マンガの同人誌（合同誌）より。

まずはフツウ（？）のＨシーン。その後、眠っている攻は
深夜にこそこそと電話している受の声で目覚める。

その日から何か悩んでいるような受。どうかしたのか、と攻が
訊ね、受も口を開きかけた所に、受の後輩がやって来る。
受の後輩は「時間がかかっているから自分が来ました」「その人じゃ
やっぱりムリじゃないですか」などと言い、混乱する攻の前で二人が
言い争う。渋々、受が攻を今夜連れて行くと言い、後輩も同意。

ありがちな「都会のど真ん中にあるとは思えない、豪奢な屋敷」
に着く３人。出迎えたのは攻の師匠の息子。リビングに
入っていくと、攻の師匠、攻の後輩、それに初対面の２人までいる。

驚く攻を受の後輩、攻の後輩、師匠の息子の３人で押し倒す。
受は、攻の師匠と始めてしまい、攻は焦るものの３人がかりなので
逃れられず、そのうちに攻もその気になって積極的に参加するように。

受のセリフ↓
「あ、あ、…素晴らしい…でしょう？　２人だけで愛し合う
なんて、とても狭い世界だと…分かるでしょう？　みんなで愛し合って、
心を通わせるんです…共同体なんです…ボクたち、どんな小さな事にも
共鳴しあえるようになるんです…」


（もう１回つづきます）

ハーレクインというと、前にトンデモ本で紹介されてた
漫画家×アニメ声優物は面白かったな

ヒロインは父の代からの声優で、最近のアニメはどれもくだらない！と
家を抵当に入れて父親が硬派なアニメ製作に取り掛かり、
その原作に見出した新聞連載の歴史系風刺漫画の作者に
娘がアニメ化交渉権を得る為に会いに行って、そこから
喧嘩したり恋に落ちたり揉めたりする話なんだが
ヒーローがヒロインに惚れた理由が「理想の女性である自分の
漫画のヒロインのイメージ通り」というものだった
ラストシーンも、揉めた後に親父と二人でヒーローの家の前で
アニメの声を演じて、キャラで謝って誘い出そうとする

ぜひ漫画化して欲しいんだが、日本で描くと只のオタク物だな

しまいには
（前略）みんなが一斉に繋がり始めた。○○○に押し入った○木は、
○原を迎えていた。○木をくわえこんだ○○○は、○宮と一体になった。
輪のまま繋がっていく。○川は○矢を、○矢は○方を貫いた。
○方はこの日初めて会った○桐に分け入った。（略）
最初に○川が、男たちの名前を次々に叫んで果てた。（略）○原も、
○木も、○矢も。○桐も、○宮も、次々とみんなの名を叫んだ。

……のだそうで。
こんな密着している８人が次々に７人分の名前を叫んだらうるさいだろうし、
誰の名前まで呼んだか忘れそうだなーっていうか、初対面の２人（○○さんです
くらいの紹介はされている）の名前まで、この状況下で覚えていてちゃんと言えるってすごい……

行為の後、攻はその家にいる全員とお互いに気持ちが通じ合っていると感じ始める。
持って来られた着替えが趣味・好みに合った、とか食べたいと思った食事や
ちょうど欲しかった飲み物が出てきて、満ち足りた気分に。

（もう１回つづきます…すいません）

翌朝、攻は受やその他数名と共に職場へ。ロビー（？）で一人の少年と
すれ違い、目が合い、何かを感じる攻。それを見たときの会話
↓
受：「○角くんは、○方さんの次に仲間に入れようって、みんなが思ってるんですよ。
でも、誰が偽足になるか、決めかねているんです」
攻：「偽足？」
受の後輩：「アメーバが食物を取り込む時に出す、突起の事ですよ。ボクたちは、
これと思った人がいたら、誰かを偽足に仕立てて、仲間に引き入れるんです」

で、受が《偽足》として攻に接していたと明かされ、今度はあなたが
《偽足》にならないか、と言われ、攻が喜んだ（？）ところで幕。


エロとホラーの融合をテーマに書かれた小説なのかも。
どれだけ人数増えるんだと驚き、名前を叫ぶところで笑ってしまいましたが。
長々と失礼しました。

>>837
…それさー…。

ﾂﾂｰｲﾔｽﾀｶの初期短篇の丸パクリだわ。
「レiモiンiのiよiうiなi二i人」ってタイトルのやつ（もちろん
ﾂﾂｰｲ氏のは男女モノで、学生たちが主役だけど）。

オチのアメーバと偽足のとこなんかそっくりそのまんま。

＞８３８

知らなかった！ ﾂﾂｰｲ、今度読んでみます……

834、836、837 は二段組で１０ページくらいの小説だったので
もうちょっと仲間になっていくトコロを詳しく書けば面白いのに、
とか思ってたんですけど。
（ヘ本というよりヘボ読者だった…）

>>838-839
私もそれ思った。
元の話も10ページだったかの短い話だったような。


これ、パクスレに持っていった方がいいんじゃないの？

あー、スッキリした。
「これ絶対知ってる。商業作家で有名な話なんだけど…」ってもやもやしてた。
速攻でタイトル出てきて、さすが2ちゃんｗ