昨日中学の同窓会に行った。
オープンに片思いしてた
>>1も来ると聞いて、そりゃあもう心臓バクバクでしたよ。
ちょっと早めに会場に着いて、懐かしい級友と当時の話で盛り上がってた。
もちろん
>>1のことも話題に出てきて、
「もし今彼女いなかったらどうする?」
「もちろん押して押して押しまくるさ!」
なんて話をしていたら、
「おい、おまえの憧れの
>>1が来たぞ」
と、入り口付近でだべっていた男子から報告があった。
口から飛び出そうな心臓を何とか押さえつつ入り口に注目していると
体重は確実に100キロ超えているであろう男性が、のっしのっしと腹の肉を揺らしながら入ってきた。
当時細身で爽やかで清潔感があった
>>1の面影は、頬肉にめり込んだ顔のパーツだけ。
髪の毛はポマードなのか洗ってないのか知らないけど、固まっていてギトギトだった。
当時の私の気持ちを知っている
>>1は、私を見るなりにやっと笑みを浮かべて真っ先にこっちにやってきた。
それまで一緒にキャッキャと喋っていた私は勿論、級友も目を丸くしたまま絶句。
なんとかショックを押さえて
>>1と話をしたものの、テンションが低い私の態度を「憧れの俺様と会えて緊張している」と勘違いしたらしい。
「彼氏はいるのか」としつこく訊いてくるし、当時私の気持ちを知っても興味無さげだったのに
「すごく綺麗になった」とか「本当は俺も好きだった」とか言ってくる。
やたらとくっついてきて肩に触ったりとかスキンシップを計ってきたけど
きついこと言って追い払うわけにもいかず、触れられるたびに寒気連発。
なんとかさりげなく逃げかわしながら、級友とのお喋りを楽しんだ。
どうにか無事に同窓会はお開きとなり、私は級友にガードしてもらいながら小走りで会場の外へ。
早歩きをしながら喫茶店に向かっていると、突然背後から肩を鷲掴みにされた。
後方から耳元にかかる、荒く生ぬるい息。肩を掴むやたらと肉厚な手。
恐る恐る振り向くと……。