まあ、10代の餓鬼や社会的落伍者が、嫌韓流やゴー宣等のマンガに惹かれるのは判る。
餓鬼は『権威』に反発したいお年頃だし、餓鬼にとって権威とは即ち教師であり教科書だ。
「おぉ!先公の言ってる事と違うぞ〜!」と大興奮してしまうんだよね。
そして何と言っても教科書よりもマンガの方が子供受けするのは当然。
また、下層階級の人間にとってはあれらを貫く民族主義が非常に心の慰めになる。
世界史的にも、民族主義の支持層は常に下層階級や貧困層だ。
「民族」で括る、ただそれだけで、歴史上の偉人達や「プロジェクトX」に登場するような
有能且つ働き者の人々に、まるで自分が仲間入りできたような気分に浸れる訳だから。
(現実には就職に失敗した下層階級とは別世界の住人なんだが…)
そして何と言ってもマンガ故、長文の苦手な低学歴者でも最後まで読める(←コレが大きい)。
ただ、大卒があれを本気にしてると…ちょっとヤバいよね。