同人ショップ等で大手の本が気軽に買えるようになったという環境が、
「今の同人はつまらない」と感じさせる大きな原因のひとつだと思う。
大手の本って、いかにも絵の上手い作家が小手先で作りました、という
ものが多い。とにかく出せば売れるもんだから、内容&ページ数ともに
薄くても、構わずとにかく定期的に書店委託してしまう。
そういう大手〜中堅サークルの本って目立つから、同人誌の代表みたいな
存在になってしまうが、実際買ってみると値段が高いわりには中身がスカ
スカ。そんなのばかり買ってるうちに「同人誌ってつまらない」と感じる
人間が増えるのも無理はないだろう。
たぶん昔も今も面白い同人誌の数はそう変わらないと思うが、今の同人界は
委託書店やネット宣伝のせいで「つまらない本が目立ちやすい環境」に
なってしまっているため、面白い本が影に隠れてしまいがちなんだろう。
内容&ページ数ともに薄くても、構わずとにかく定期的に書店委託してしまう、
大手〜中堅サークルの本が減りもせず出回っているのはそういうのを有難がって
買いまわるおバカさん達が大勢いるから。
コミケやその他イベントでへry)ピコは出るな、本を出すなだのとほざいてるのは
大概上に書いたような連中。こいつらこそが同人そのものを腐らせてると思う。
これは男に限らず女性向けにも言える。
>>353 確かに
あと、それらのサークルの手法を真似して描いた同人誌(高いが、内容も
ページも薄い)を作る中堅以下のサークルも多いというのも、
少し考え物だよな。
>>354 >それらのサークルの手法を真似して描いた同人誌
>を作る中堅以下のサークルも多い
これから同人活動を始めようという連中が、そういう本を見て「同人誌って
こういうものなんだ」と思い込み、似たようなスタイルで作るもんだから、
ますますそういう本ばかりになってしまう。
お笑い芸人なんかでもそうでしょ。近年、一発芸でブレイクする芸人が
妙に増えたけど、これからお笑いの世界を目指そうかという連中がそういう
芸人を見て「お笑いってこれでいいんだ」と勘違いし、安易な一発芸で
どんどんデビューしてしまう。
でもそういう連中は中身がペラペラだから、一時的に脚光を浴びることは
あってもすぐ消えてしまう。
お笑いも同人も、飽きられたら終わりだよ。