【4/10投票日】第2回2ch全板人気トーナメント@同人板3日目
同人系作品(小説・漫画・イラスト等)を同人誌だけではなくWEB上で
発表する場合、元ネタのある二次創作で同人を知らない純真な
元ネタファンの目に触れたくない場合(エロ・ホモでなくとも二次創作で
勝手にその後のストーリーを作っているだけで荒らしたくなる人もいるらしい)と、
元ネタ無しのオリジナルでも内容的に一般の目に触れたくない場合
(18禁的内容、もしくはその中でも猟奇系など特殊な趣味)は
google等の検索エンジンで検索されてもヒットしないように、
サイトに検索避けを施します。
例えば幼いお子様が幼いお子様向けアニメのキャラクター名をたまたま検索してみたとき、
そこに同人エロサイトがヒットするような状況はとてもヤバイ訳です。
場合によっては親からの殴り込みも来ます。
WEB上のサイトだけなら最悪でもサイト閉鎖のみで済みますが、インターネットが
まだなく同人誌の奥付には殆どの人が自宅住所をそのまま載せていた時代には
実際に自宅に殴り込みとか職場まで粘着されて仕事を辞めざるを得なかったなんて
話もありました。お宅のお子様が年齢を誤魔化して買うのも悪いのでは、なんて
云い訳が通用しない相手も世の中にはあります。
そんな訳で用心深い人はWEBでも人目に触れないように潜っております…が
同人を始めたばかりで検索避けの存在すら知らずはっちゃけている人が
多いジャンルに関しては、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんと言うしかありませんorz
最も有名なものは、HTMLページの<HEAD>と</HEAD>の間に
<META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW, NOARCHIVE">
<META NAME="robots" CONTENT="none">
というタグを挿入するものです。簡単ではありますが万全ではありません。
他にもタグの種類は数多くありますし、タグだけでは防ぎきれない
しつこいゴキブリのような検索エンジンの巡回ロボットもあります。
可能ならば他の方法も併用することになります。
なお、「NOARCHIVE」とは検索エンジンではなく
http://www.archive.org/ の
「Internet Archive」避けの呪文です。ここにアーカイブされてしまうと
若かりし頃の技術的にも内容的にも稚拙な作品が本人の知らぬ間に半永久保存
されてしまうという恐ろしい場所です(削除依頼は可能)。
試しに5年くらい前に気の迷いで短期間限定公開していたサイトのURLを
入れてみたら見事に拾われていた等、サイト制作者にとっては悩みの種ですが
閲覧者の立場になってみたときは、もう一度見たいのに閉鎖してしまった
あのサイトも見られるかもしれない有難い場所です。
サイトはなくなってしまったけど未練が残りお気に入りを削除できない人、
「Internet Archive」でそのURLを探してみるとそのサイトの昔の姿を見ることが
できるかもしれませんよ。
タグだけでは完全ではないので、可能ならば「巡回ロボットに対する
アクセス規制」を行います。具体的な方法は、WEB制作板等で
「.htaccess」について調べてみて下さい。
但し、無料レンタル鯖の殆どではこの手法は使えません(XREAでは可能)。
多くの人に広告を見て貰うことによって広告スポンサーから維持費を得ている
無料鯖の場合、アクセス規制を用いて故意に閲覧者を減らす行為は規約違反と
なり、通報された場合は警告かアカウント停止となります。
その前に、無料鯖で.htaccessが使える所なんて殆どありません。
規約違反を犯している馬鹿者を見かけた場合は、殆どのレン鯖に密告用フォームが
ありますので、そこから通報するのも有りです。荒らすとか晒すとかは
せずにせめてこの程度に留めてやって下さい。運が良ければ警告によって
立ち直る可能性もあります。
…開き直って、他の鯖に移って同じ事をやってしまう人もいますが。
フィルタリング、というものもあります。
サイトに「このサイトは未成年には有害である」という情報を埋め込んだり
有害であることを申告していたりすると、ブラウザ・専用ソフトの機能
もしくはプロバイダのサービスによって、未成年がPCを利用する際に
そのようなサイトを表示させないようにできます。
問題点は
・親が対応していないと意味がない
・子供の方がPCに対する知識が深い場合、簡単に規制解除
されてしまう(プロバイダの場合は規制解除は難しいと思いますが
親が見たくなった場合も簡単には見れない)
・まださほど普及していないので対応していないサイトもある
ということでしょうか。
ですが、一応、やっておくに越したことはありません。
更に用心深さが必要な場合、パスワード制となります。
巡回ロボットどころか一般閲覧者も全てアクセス規制し、パスワードを
入力した者のみがそのサイトの中に入ることを許されるのです。
パスワード制にも更に段階があり、そのジャンルについて知る者なら
パスワードが分かるはずのクイズ形式の共通パスワードから
必ず利用しているプロバイダの本メールアドレスを用いてサイト管理人に
パスワード請求、発行されるパスワードは個人に対応した一人一つ、
アクセスログも監視して自宅プロバイダ以外(会社や学校の可能性有り)
から接続する者や一つのパスワードを複数人で用いているとおぼしき人は
アクセス規制、そして数ヶ月毎にパスワードを変更しその度にパスワードを
請求し直しさせる…と言った
ど う し て そ こ ま で し て W E B に 作 品 を 載 せ た い の か
と知らない人は言いたくなるであろう形式を取っている人もいます。
それでもやっぱり同じ趣味の人と語り合いたいし、その厳重な警戒態勢を
かいくぐっても作品を読みたい人もいる訳で、需要と供給の世界なのです。