【物書き】自分の文章晒しまshow! Part2【限定】
884 :
名無しさん@どーでもいいことだが。:2005/10/15(土) 02:47:31 ID:k03y+vyb
上げてしまいました……すみませんOTL
>>884 冒頭で言われる「あいつ」「こいつ」が誰なのか、最後まで読んでも
よく分からなかったし、そもそも冒頭の「僕」が誰の彼氏なのかも分からない。
殺されたのが誰かも分からない。冒頭のシーンは最後のシーンと繋がってるのか
それとも違ってるのか、時間軸そのものもよく分からない。
テレビを見ないと言ってる子が誰なのか(たぶん美咲と見せかけて琴音という
演出なんだろうけど)それも確定しない。
何もかもチンプンカンプンなので最後の「僕」の台詞の意味も分からない。
叙述トリックを演出したんだろうし、私も叙述トリックものは好きだけど
これはとにかく説明が曖昧すぎて話も設定も分からなかった。
客観的に見て、自分の脳内を知らないひとにも分かるような記述を心がけてください。
叙述トリックは、最後に全てが明らかにならなきゃ機能しない。
あと、そもそも設定自体に無理がありすぎるような気がする。
その「設定」がよく分からないので断定できないけど、少なくとも
武器がバットの犯人を警官が銃で撃つ事はほぼ有り得ないし
琴音の「作戦」も、察するに、ほとんどを偶然と幸運に頼らないと
成功しないものではないかと思われる。
ただ、どんでん返しを狙ったその心意気や良しと思う。頑張って下さい。
年齢は、高校生くらいだろうか。
批評の件を参考に、少し手直ししてみました。
手直しされたのちに初めて読みますが、
>>886とまったく同じ感想。
曖昧すぎて何が何やら判らない。
加えて、文章・言葉遣い・知識にも間違いが多く見られる。
拭き取っても消えないほどに残る指紋ってどんなだ。
ルミノール試薬に反応する血痕と勘違いしてないか。
もっと(作品の資料となるものを含む)本を読み、
文章も書きまくった方がいい。
年齢は14〜16と推察。
>884
手直しされたのを初めて読みました。
個人的には、好きな感じで面白かった。
だた、結末は予想通りといった感じ。
ひねった感じは受け取れたけど、もうひとひねり欲しかった。
上の二名が言っておられるように、解りにくい部分もあるけど
それはそれで、内容と合ってていいかと思った。
読み返して納得できる感じで。
文章全体は、綺麗で難しい言葉を入れようと
してる感じがするせいか、逆に慣れてなくて
背伸びして書いてるイメージを受けた。
これから書きまくったらなりそうだから
頑張ってほしい。
年齢は高校二年以下。
>>884 886だけど、手直ししたのを読んだら、何とか最低限の意味は通じた。
まだ不明瞭な部分はいっぱいあるけど、
とりあえずやっとストーリーに言及できる。
>>888も言ってるけれど、全体的に突っ込みどころ満載。
指紋や血痕についての描写もそうだし、
もはや「風が吹けば桶屋が儲かる」を地で行く琴音の電波計画とか
おとり(?)で元彼撲殺できるなら普通にサキ殺した方が早いだろとか
サキ彼は最後えらくいいタイミングで登場したけど
彼女が自殺するの黙って見てたの?とか、逮捕されてなかったの?とか
いくらテレビ見ないからって、地元で知り合い絡みの殺人事件が起こったら
次の日学校なんか大騒ぎだろ、とか、まだまだいっぱい変なところはあるけど
書き切れないので割愛する。ちょっと小説以前な気がする。
前は意味が分からなかったせいで見えなかったボロが、がんがん出てきた感じ。
あと、提供する情報のバランスの悪さ。
全体的に分かり辛かったり説明不足だったりするわりには、
女の子のフルネームとか琴音がショートヘアだとか無駄な情報が多い。
小説自体を書き慣れてない印象を受ける。
手直し後を読んだら年齢評価はもう少し下がって、中学生くらい。
>890の補足。
>女の子のフルネームとか琴音がショートヘアだとか無駄な情報が多い。
って書いたけど、別に髪型やフルネーム書く事そのものが「無駄」ってわけじゃない。
ただ、必要な情報出さないで、美咲の愛称がサキだという設定押し出されても
「どうでもいいよ」と思ってしまうという意味です。
892 :
846:2005/10/16(日) 10:40:00 ID:eprXz0Y6
>>882 どうもありがとうございます。
楽しんで頂けたようで嬉しく思います。
お言葉を励みに、より一層精進したいと思います。
893 :
884:2005/10/16(日) 12:35:57 ID:3nvjGDke
ご批評ありがとうございました
ストーリーに矛盾その他基本的なミスが起こっているとのご指摘ですが…
全くその通りです。もう少し考えてから書くことにします。
後は、数をこなして経験と、本を読んで知識をば
年齢についてはほぼ正解です
>894
ジャンルがSFだということで思ったのですが、
ひょっとして、新/井/素/子とかお好きでしょうか。
あのあたりのちょっと古めの少女小説にたいへん影響を受けているように見受けられます。
文章でまず目に付くのが体言止めと倒置法を多用しすぎていること。
使い方によっては効果的な修辞技法だけど、
多用しすぎると文章がぶちぶち途切れているように見えて、
読んでいる側の集中力まで途切れます。
同様に、読点を使うべきところで句点を使うというテクニックも気になります。
これも多用しすぎで逆効果になっています。
修辞技法というのは、たとえれば料理におけるスパイスのようなものです。
塩気のない料理はおいしくないですが、胡椒や塩でうまった料理なんか食べれたものじゃないですよね?
ストーリーは、尻切れトンボな印象です。
中篇や長編となる話を、無理やり短編に仕立て上げている感じ。
起承転結の「転のはじまり」を結にしてしまったように読めます。
せめて「彼」が同じ能力を持っている伏線がどこかに欲しかったです。
あと細かいところで気になったのは、いくら修行だといっても接客業のバイトを
いくつもかけもちするのは、負担が大きすぎるんじゃないでしょうか。
それを選択したのはなぜか、同様の能力者である「彼」がそれを選択したのはなぜか、
SFならそこを丁寧に書いても面白いとおもいます。
こういうアイデンティティものなら、イ/ー/ガ/ンの短編とかも参考になるかと。
もう読んでたらすいません。
年齢は、10代後半と予想。
>896
読点が多すぎて息切れがする。あと同じフレーズの繰り返しのせいもあって
壺ポエムっぽいなぁと思ってしまう。
>うるさいほど元気でもないけれど、あまりおとなしいとも言えない
>普段は物静かで
矛盾しない?本文読んでると「あまりおとなしいとも言えない」という雰囲気は見えてこない。
どっちかというと無口でおとなしい生徒のように見えるし、そうであったほうが衝動(獣?)との
ギャップが出ていいのでは。
同じフレーズを繰り返して無駄に文字数を使うなら、
女の子がなぜ、どういうふうに先生を好きになったのかとか
(あるいは好きになっているということをそれとなく匂わす描写なんかでもいい)
先生がその生徒を特別に思っていることを描くことに文章を費やすべきだと思う。
今のままでは「なんでこうなるの?」という唐突な印象が拭えない。
どう言って良いのか上手い言葉が見つからないけど、読んでいると
先生視点から書くより、生徒視点から書いたほうが良かったんじゃないかな。
背伸びしている感じがするというか…書き手からは生徒に近い匂いがする。
故に年齢も15歳〜17歳程度と見た。
>880さん
>そして大男は躍起になって猫を引き剥がそうとするが、その度に猫が爪を立てるので痛さに呻いている。
>「くそっ…このっ……」
>その間にだいぶ呼吸が楽になった私はこっそりとキッチンに行く。
この場面で誰が呻いているのかがわかり難かったです。
また、全体的に丁寧語が不自然に思えます。
年齢は17歳くらいでしょうか?
これからのびると思いますので頑張ってください。
>>896 文章全体について、読んでいて意味不明だったり、わかりにくくて気持ち悪い思いがするところが多かった。
登場人物二人の感情があまり表現されていなくて、よくわからない(特に「私」の感情)。
結局「私」は「彼女」をどういう風に好きだったのか?また「彼女」はどうなのか?
「彼女」を傷つけたくないと思っている「私」や、獣を飼っている彼女を見抜く「私」と、
ラストでひどく不用意なことをいう「私」のキャラに一貫性がないなと思ったり。
タイトルの「たとえば、君が。」も、冒頭とラストに出てくるポエム的なものも、はたしてこのストーリーに意味を与えているのか。
(先生と生徒だから、とか同性間だからとか、そういう特別な縛りがストーリーに含まれてない気がしました)
読者の想像力に任せすぎな気がする。逆に想像力によってどうとでも取れる文章。
好きなフレーズやイメージだけを書いてつなげているような感じだから、もう少し書き込まないとわかりづらいと思う。
(普段絵描きさんだったりしませんか?色彩やシーンの表現がなんとなく絵っぽい感じがした。そういう部分は好き)
以下気になったところ。
・「ラメの入った小さなマニュキアの小瓶」
→突然現れたこのアイテムの意味は、保健室に来なくなってしまったことを描写するためだけ?
だとしたらアイテム自体にインパクトがありすぎなので、冒頭とかで登場させておくといいかも。
・つまり保健室にも足繁あししげく(←重複)
・「私が心理学を専攻してたから」→「彼女が保健室に足繁く通ってくる」
という因果関係を示す文が位置的に離れすぎているので、
「なんで、心理学に興味があると保健室に通ってくるんだろう?」と、ずっと気持ち悪かった。
・どうも「彼女」がとんでもない獣を飼っているようには思えなかった。
獣を感じる描写にインパクト不足が感じられる。
予想年齢:15歳くらい。
>>894 文章の書き方については>895さんと大体同じ印象。
内容については、
・アタシがどんな人かよくわからなかった。(フリーターなのか、大学生なのかとか)
・あっさり佐々木君に心の中を見せてしまったけど、そういうもんなんだろうか。
いくら同じ能力持ってたとしてもいきなり「心の中見せろ」っていわれたら拒否反応示したり、警戒したりしないだろうか。
アタシはそこまで佐々木君に気を許してただろうか?ちょっと唐突すぎるんじゃないかなーと。
もっと仲良くなって心許しあってからのほうが自然じゃないのかな?
と思った。
>>896 文章については他の人の指摘を参考に推敲してもらって、
全体的なモヤモヤ感はテーマを明確に絞ってみたら消えるのでは。
この長さでは書き切れないテーマを複数選んじゃってる感じがする。
この作品の「狙い」はどこにあるのでしょうか。
「獣を飼ってる」とか、結構インパクトのある言葉を選べてるのに
どれも消化不良で終わってるので、逆に違和感が際立ってしまう。
同性に好かれる性質にある先生の心の流れを追うのであれば
過去のエピソードを入れるなどして説得力を持たせ、
その代わり女生徒に関する思春期描写や説明を思い切って切る。
不穏な情熱を持った思春期の少女の魅力を描くのであれば
先生の淡々と受け入れちゃう態度とか「性質」設定は、印象が強すぎて邪魔。
むしろごく普通に狼狽したり動揺したりする平凡な人の方でいい。
全部描きたいなら腹括って長丁場にする。
フレーズや小道具を出す時は読者が納得できるよう説得力を持たせ、
一度出したフレーズや小道具は責任を持って片付ける。
そして、欲張ってあれもこれも出そうとしない。
部分部分には惹かれるものもあるのに、適当に放り出しただけは勿体無い。
903 :
896:2005/10/17(月) 14:43:15 ID:goPCHjm8
批評、ありがとうございました。
批評を読ませて頂き、自分の文には不透明な表現が多いことが分かりました。
表現の矛盾や意味の通じない表現をなくし、読点&改行が多すぎるのもこれから直していきたいと思います。
またテーマの選出も、指摘されたとおりはっきりとはしておらず、ただ書きたいことを書きたいままに書き連ねてしまっていました。
話のテーマをハッキリと決め、キャラの心情や話の流れをもっと丁寧に作り込む努力をしていきたいと思います。
また、「足繁く」の重複部分の後半ひらがなはルビがおかしな風に表示されていたためだと思われます。
それから、普段絵はまったく描きませんが、色彩や情景描写(と、とってよろしいんでしょうか?)を好きと言って頂けたことは、とても嬉しかったです。
密かに心がけていたことだったので。
みなさんの意見を参考にこれからも頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。
最後に年齢ですが、去年成人を迎えました。
884は、何度か書こうとするストーリーを変更してるように見える
男視点で短いストーリーを書こうとして描写を少なく、彼女視点に移って長いストーリを書こうとし、描写を多くした。
で最後、悪女の視点になったとたんにまた描写が少なくなってしまってる。
だから一言で言うと、竜頭蛇尾杉
905 :
894:2005/10/18(火) 00:05:02 ID:3GazYOA3
批評有難う御座いました。
確かに体言止めと倒置法はもう癖のようなもので
使いすぎてるのは自分でも感じていました。
もっと読みやすい文章になるよう考えたいと思います。
また内容に関しても指摘される事は全てもっともで
色んな部分が浅かったと思いました。
指摘を元にまた頑張りたいと思います。
年齢は、書いた当時は二十歳前後でした。
有難う御座いました。
906 :
863:2005/10/19(水) 17:24:41 ID:sIhVZeI4
>906
辛口希望ということですので。
長編になるのならもう少し書いてから持ってきていただいた方がいいです。
何と言いますか……小説じゃない。視点も定まっておらず、読みにくい。
方言とかそれ以前の問題な気がしました。
カッコ書きで状況説明をしているうちは、読める小説になるのは難しいんではないでしょうか。
視点を孝輔の一人称に定めるなら、友人達の見た目の描写や体育館、
教室の描写とかも入れてみるといいんじゃないかと思います。
地の文・人称・主語がしっかりできていないため、今のままではただの解説文かそれ以下にしか思えません。
>>906 小説ではなく、まだ創作メモ程度の段階に思えました。
体言止めが多いことや描写が足りないことなどは
前回864-866の方々が指摘していますが、
906さんはそれを克服できたと思いましたか?
今回も
>>863の文と同じような問題点を抱えているように思います。
まず視点を定めて、描写をもっと丁寧にした方が良いでしょう。
書き上がったらできるだけ客観的に文章を読んで、
何度も推敲すると良いと思います。
まだお若い方だと思うので頑張って下さい。
>>906 この前とは別の話なんだね。この前のはどうしたの? もう完成したの?
正直、「長編」の冒頭数十行だけ見せて批判頼んでもほとんど意味が無いよ。
ぱっと見文章が拙くとも、全体通してみると「味」になってる人もいる。
ちょっと晒して「あ、だめかー」、ちょっと晒して「じゃあ別のー」って
やるぐらいなら、誰にも見せずにまるまる一本完結させた方が
よっぽど創作力が上がると思う。
しかもあなたの場合、前回の批評を全く生かして無いし。
とにかく一本終わらせてみたらどうですか。
ま、批評云々を抜かすなら、確かに長編の最初で躓くのは辛い罠
特に、ストーリー的な問題じゃなく、自分の文章力自体のレベルがわからない場合
長編を書こうとするのが無謀に思えてくるのはままある。
文章力の問題の場合、少し見ただけで違和感を感じるからな
でもだ。ここで文章力の評価を欲しいなら、ショートストーリーでも書いて来た方がいい
中途半端なものを持ってきても、完成している事を前提にこちらは見るのだから評価に困る
>>906 907-908さんが書かれているのと同じ印象です。
まず、書かれた文章を、読み直していらっしゃるでしょうか。
最初に孝輔が5組になっているのに、最後には7組になってますよ。
周りが知った顔ばかりなのに、3人だけが顔見知りの学校に来たような感じも受けました。
気になった点では、『今年、見事にこの南東高等学校に入学したのは』の部分は
『今年、見事にこの南東高等学校に合格し、入学式を迎えたのは』になるかと。
あと、読点をもう少し打った方が読みやすくなると思います。
「あ、もしかして隣真理奈?」 →「あ、もしかして隣、真里奈?」
「あーのぎとのざきやで前と後ろなんや。」 →「あー、『のぎ』と『のざき』やで、前と後ろなんや。」
「俺一番前の席やし!」 →「「俺、一番前の席やし!」
ささーっと短く書いて、出だし部分を批評してもらうより、
短編として、ひとつの作品を仕上げてみてはいかがですか。
とにかく、自分の書いた文章をじっくり読んでみてください。
お礼レスが連続したせいでみんな忘れてるんだろうけど902カワイソス
漏れが感想書きます。
文章の雰囲気自体は綺麗だと思う。韻がイマイチ、というところもちょこちょこあるけど。
ただ、短編ならよかったと思うけど、長編の序章でこの長さではちょっと読む気をなくすかも。
たぶんプロローグとして後々のストーリーへの伏線を色々貼ってるんだろうけど
この段階では「私」とか「少年」とか、はっきりしないキャラクターが夢の中で動いてるだけなので、
感情移入もしにくいしイメージも掴みにくい。
それなのにこの序章の中で物語の核心に迫ろうとする部分があって(私と少年のやりとりとか)、
書き急いでるんじゃないか、という気がする。
序章に何もかんも詰め込まなくていいから、要領を1/3ぐらいに濃縮して、
後は本編の折に触れて断片的に夢の内容を追っていく感じにしてもいいのでは?
年齢予想は20歳か、もうちょっと若いぐらいかな、と思いました。
じゃあ私も
>>902 序章としてではなく一つの短編として読みました。
まず、最初のひとまとまり(「ふもとへと行き着いていた」まで)がダルい。
正直あれ、丸ごと無くしても支障は無いと思うよ。
冒頭は読者を引き込む大事なところなのに勿体無い。
>912と同意見で、表現は美しいけれど韻の悪い文章なので
もったいぶって延々と描写されると目が滑って読むのが辛い。
どんどん話を転がしちゃった方が良いと思う。
文章に関しては「──」とか「……」に簡単に頼らないこと、
単語や表現の重複に気をつける(気合を入れすぎてるのか、同じ事を
繰り返し描写してたり、「緑」「花」など同じ単語が頻出してる)、
この二つでだいぶイメージが変わると思います。
中盤以降は、ごめん、個人的に「生意気な少年に振り回される年上の女性」
というのが超萌えツボなので、批評できない。とても楽しく読ませて頂きました。
面白かったです。
じゃあ俺も
>>902 上記ですでに批評されたものを無視するなら、
初めの方『た。』っていう止めが多くて余韻が悪い。
916 :
902:2005/10/20(木) 19:16:47 ID:K+ww1yEw
>912-915
批評ありがとうございました。晒し方に不備があったかとガクブルしておりました。
序章、というのは書き方が悪かったですね。プロローグ的な位置づけだけど
独立した短編です。伏線的なものがある内容だったのでそう書いたのですが、
何も言わずただ短編として晒した方が良かったかもしれません。
書くときに、何もかもちゃんと説明しなければ、という気持ちが勝りすぎて冗長な
文章になりがちな所があることは自覚していましたが、他人の目から見てもそう
なのだと改めて認識しました。文章のダイエットを意識したいと思います。
文末や韻の問題は、少女の一人称独白型なので意識してわざとそうした部分も
あるのですが、それが狙い以前に欠点に思えるというのは力量不足ですね。
年齢は、随分前に書いた作品を少し手直ししたものなので、書いた当時は20代前半でした。
今度は新しく今の文章で書いたものを晒しに来たいと思います。ありがとうございました。
>>917 原作知りませんが、思ったことを、ちまちまと。
一つ目。のっけから表現uzeeeeeeeと感じました。
女性の名前も相まって、初め、時代物かとオモタ。
もっと砕けた文を書いて、ここぞというときに凝ってははどうだろう。
美しいな単語は魅力的だが、山盛りにされるとげんなりしてしまいます。
二つ目。「解けかけたブラウス」が「肢体に絡まる」ことはない。
肢体に絡まるようになるには完全に脱げないと無理ですよ。
三つ目。医師なのか。牧師なのか。両方なのか。
四つ目。「あなたは賢明な人だから私の考えを教えてあげましょう。」
賢明ならば教える必要はむしろないのでは?
総括。ポエミィな雰囲気で好き嫌いの分かれる話だと感じましたが、
それ以前に起承転結がまったく感じられず、読み終わって「…で?」という思い。
情事の気だるい雰囲気を書くことと、だらだらとなることとは違う。
最後まで飽きさせずに読ませるための努力が必要だと思われます。
読み慣れているが書き慣れていない20代前半と推測。
あと、畳の描写があって、布団の描写がないのは、
書き忘れではなく、畳の上で致すつもりなのかな。
だとしたらちょっと不自然かな、と思いました。
痕が付くよ痕が。
美しいな単語って何だorz
美しい単語、です。
良くも悪くも二次創作らしい作品という印象。
過剰な修辞も、萌えキャラに掛かってると逆に魅力的だったりするし、
これが自カプの二次だったら好きな雰囲気だったよ。
綺麗そうな言葉の選び方は上手いね。
ただ、元ネタ知らずに読むにはやっぱり辛い。
918と同じく、「表現ウゼー」「で?」と思ってしまう。
雰囲気だけで押していく話なら、もっと短い方が良い。
まあ、原作を踏まえると別の意味が見えてくる話なのかなとは思った。
あと私も最初は時代物かと誤解した。
>>918-920 917です。丁寧なご批評、どうもありがとうございました。
小心者ゆえ、キャラ名や設定を少し改変して晒したのですが
元ネタは時代物でコスチュームは特徴のある和服でした。
雑な改変のせいで、ただでさえ読み辛いダラダラとした文章なのに
更に混乱させてしまって恐縮です。
「賢明」は「懸命」のタイプミスで、男の職業は変換のし忘れでした。
人様に批評をお願いする文章として無神経すぎるな、と反省いたしました。
起承転結の無さや大げさな表現、テーマ性などのご指摘を胸に刻み
精進していきたいと思います。年齢判定はぴったりでした。
>922
忍者くるくるしてる時点でやめた。
925 :
名無しさん@どーでもいいことだが。:2005/10/24(月) 00:18:58 ID:cDwG2VOq
すまん、上げてしまった……。
会話(「」内に台詞)で始まる文と間に効果音が擬音で入ってる
文章は読む気がしないよ……どうにも安直な気がして。
効果音が擬音(剣で切る音が”シュバッ。”とか)なのは
プロのライトノベル作家でも使ってるから
一概に悪いとは言えないんだけども。
会話文以外で始める工夫はできないのかな?
地の文で始めた方が読者を引き込んだり説明する余地が
出来て良いと自分は思うんだけどな。好みの問題かな
擬音は有りだが使い方がなっちゃいない
人に読ませる文章じゃあないなコレは
自分で読んで悪い所を探す文章だ
面白いのが書けたら又持ってくればいい
930 :
1/2:2005/10/24(月) 18:00:45 ID:9m9+7/X4
>929
少女漫画にありがちな展開ですが、ほんわかしていて暖かい雰囲気のお話だと思います。
しかし、所々気になる部分があったのであげておきます。
1,読点、句読点の多様
ティファが一人で夜空を見上げているシーンは一つの文が短すぎます。
読者は文章を読みながら情景を思い浮かべるので、描写を後付け後付けされてしまうと混乱してしまいます。
反対に
>だから、気がつかなかった。(中略)それがクラウドにとってどういうことなのか、ということでさえも。
の部分は少々冗長な言い回しで意味が取りにくいです。
2,代名詞の多様
>そう、まるであの時のような。
>あの時と同じ澄み切った空は、
>決意表明するかのように自分を呼び出したあの日。
>(あの時のクラウド、可愛かったなあ)
>よく瞳を見れば、その奥はあのころと何も変わっていない気がした。
>そう述べた声は、あの頃と比べ物にならないほど低く。
「あの時」とはいつでしょうか?話を読んでいくうちに二人の幼少時なのだと分かりましたが、具体的な描写がないので情景が浮かびにくいです。
>それから少しして、クラウドと約束を交わした。それからは、今までよりもずっと夜になると空を見ることが増えた。
「それから」とはいつからでしょうか?二回目の「それから」の「それ」にかかる部分が「それ」なので、時系列がまったく分かりません。
>(あんなんになっちゃうなんて、ね)
容姿の変化のことを言っているようですが、クラウドに呼び出された時のことを言っているのだと思い、
「あんなんってどんなん?」と、混乱してしまいました。
代名詞の多様は文章の意味を不明瞭にします。
代名詞はあくまで「代わり」ですから、代用元の表現をしないと読者に意図は伝わりません。
931 :
2/2:2005/10/24(月) 18:04:45 ID:9m9+7/X4
3,修飾部の位置が不適当
>ただ単純に綺麗で吸い込まれそうな空は、見ているだけで不思議な気持ちになった。
「ただ単純に」は「綺麗」にかかっているのでしょうか?
そうだとしたら、この表現はあまりふさわしいとは思えません。
口語では使うかも知れませんが、「ただ単純に」は綺麗なものや美しい物にかかる修辞としてはふさわしくありません。
また、「見ているだけで」に掛かっている場合、修飾部と掛かる部分が離れすぎていて意味が分かりづらくなっています。
「綺麗で吸い込まれそうな空は、ただ単純に見ているだけで不思議な気持ちになった。」としてはいかがでしょう?
>(前略)日々がウソのように、穏やかで日常的な会話にティファはなんだかおかしくなり笑みをこぼした。
「ウソのように」は「穏やかで日常的」にかかるので、両者間を句読点で区切るのは適当ではありません。
>引き締まった自分の腕よりもはるかに太い、男の腕だった。
引き締まってるのはティファの腕?クラウドの腕?
クラウドだったら「自分の腕よりもはるかに太い、引き締まった男の腕だった。」としたほうが良いと思います。
なにか特別な意図がない限り、修飾部は掛かる部分の直前に置いた方が無難です。
4,語句の誤用
・幼少の頃から仲が良い人のことを「幼馴染み」と呼びます。
幼い頃に仲良くなかったのなら幼馴染みではないのでは?
・「ほんの少しづつ」→「ほんの少しずつ」
・「述べる」は言葉を連ね言い表すことなので「大丈夫か?」の一言には不適当です。
年齢は中2〜高1でしょうか。
>>929です。批評ありがとうございます。僭越ながら少しだけ言い訳させて下さい。
「ただ単純に」は、「綺麗」にかけました。ふさわしくないと言われ、少々戸惑っております。
「ただ単純に綺麗」と私はよく思うことがあるのですが、そう登場人物が思うのは
おかしい、ということなのでしょうか?
何にかかっているのか分かりづらい文章でした。精進いたします。
また、「ウソのように」は「戦闘の日々」にかけています。
いつもと違うことが起きた場合、「それまでの日々(この場合戦闘)」が「ウソのようだ」と
感じるのではないのでしょうか?昨日までがウソみたい、とは言っても、今日がウソみたい
とは言わない気がするのですが……。私の勉強不足ならば申し訳ないのですが
単純に疑問でしたので、教えて頂けると嬉しいです。
また、引き締まっているのも、ティファの腕です。格闘家なので。
二次なので分かりにくかったと思います。申し訳ありません。
また「幼馴染」についても、原作そのものが幼い頃に仲良くないのに「幼馴染」としているので
ああ言った書き方をしました。分かりにくく申し訳ありません。
こういったところに晒す以上、もう少し説明づけるべきだったと反省しております。
その他のご指摘については、非常に勉強になりました。
言い訳がましく非常に申し訳ないのですが、勇気を出して晒したのでこの際
もう少し詳しくお話を聞けたらと思いレスしました。助言頂けると嬉しいです。
また、年齢は20歳でした。ご批評ありがとうございました。よろしくお願いします。
933 :
931:
「ただ単純に」の件ですが、文法的に間違っているというわけではなく、私自身が読んでいて違和感を感じたので意見させて頂いた次第です。
「綺麗」や「美しい」といった物の状態を示す単語に「単純」を付けると、本当に単調で無感情なイメージを与えてしまいます。
「単純」という言葉は通常、「機械の構造を単純にする」とか「細胞組織が単純である」というように、「構造が込み入っておらず複雑でない」という意味で使われます。
日常では無機質なものの表現に使われる言葉なので、「綺麗」という主観的で曖昧なニュアンスを持つ単語に係っていたことに違和感を感じました。
心から綺麗だと思う、ということを表すのならば、「単純」よりも「純粋」の方がニュアンスが近いかもしれません
人が物を見て綺麗だと思うのには必ず理由があるはずですし、読者はきっとティファが綺麗だと思った光景がどんな物なのか興味があると思います。
少なくとも私は興味を持ちました。情景が分かれば、登場人物に共感が持て、ストーリーをもっと身近に読むことが出来ます。
だから、その情景を想像するヒントが欲しかったのです。
これは批評ではなく、一読者としての意見ですので、「こんな考え方もあるんだー」ぐらいに思っていただいて結構です。
しかしこの辺の言葉の解釈やニュアンスの問題は、表現者の自由なのかも知れませんね。
押しつけがましいことを言ってすみませんでした。
それから、「ウソのように」の件は、
「戦闘続きの日々がウソの様に感じられる程、穏やかな会話」という意味なのですよね。
完全に私の思い込みです。……_| ̄|...○ アナガアッタラハイリタイ
本当に申し訳ありませんでした。