【雑談】どーでもいいことだが。2004その10

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568名無しさん@どーでもいいことだが。
メガネっこは放課後、裏庭の隅で落ち葉焚きをしていた。
燃え盛る炎の中で落ち葉と共に燃やされているのは、
全てへの怨恨入り混じる凄まじい呪詛の言葉が書き記されたノート。
「怨んでやる、呪ってやる…。」
炎のなかにはらはらと涙が落ちる。
夕焼けの冷たい太陽の光が彼女の心と体を突き刺し、焼く。

「怨む怨む怨む怨む、私は怨む。」
彼女は右手を天に向かって手をかざした
「私は怨む、全てを憎む。」
「私は天を憎み、地を呪う」

そして左手に鋭い剣を持つ
「私は風を毒し、全ての炎を消し、水を濁らせ」
「全ての光を遮る雲となろう!」

剣が閃き、貫かれた彼女の右手から鮮血が迸る
「きははははは!ひゃははは!」
狂ったように回転する彼女の上に雲がかかり突然の雨がふりだした。
畳いわしを加えて走っていた猫が突然立ち止まり回転をはじめる。
彼女の呪いが、世界を覆い始めた瞬間だった。

次項
世界に呪いをかけた少女に立ち向かう勇者
DOSプロンプトで「format C:」と入れる。
勇者と少女のランドセル
勇者犬の糞を踏む!?
の3本です、お楽しみに!


…絵描きだからこのへんが限度だな。