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何日か前の夕刊:
米の1歳児 カロリー過多
米国では二歳前の幼児でも、1日に必要な摂取エネルギーはオーバー気味との
調査結果が、米国栄養士会で発表された。フライドポテトや清涼飲料水などが一
因とみられ、肥満を防ぐには、生後間もないころからのバランスのとれた食生活が
重要だと同会は指摘している。
AP通信などによると、ベビーフード会社などが米国の生後四か月−二歳の乳幼児
三千人の一日の食事を調査した。子供たちが最もよく食べる野菜はフライドポテトで、
一歳七か月−二歳児の20%が毎日食べていた。野菜も果物も毎日まったく食べて
いない子供は三分の一いた。
生後一歳三か月で毎日、甘い果汁飲料を飲む子は全体の三−四割に達し、炭酸飲
料を飲む子も一割いた。生後一歳で毎日キャンデーなどを食べる子は60%、塩味の
スナック貸しを食べる子は16%に上った。この結果、一歳児の一日平均摂取エネル
ギーは千二百二十キロ・カロリーで必要量の九百五十キロ・カロリーを上回っていた。
食生活の好みは二、三歳までに決まるとされ、専門家は「小さいうちに慣れた食べ物
を、後に変えようとしても難しい」と指摘している。
2歳前の幼児にフライドポテト…?