【元関係者ブチキレ】 スレッド大盛37杯目 【小一時間】

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337〜るーしぇみゅーじあむの熱い夜〜第1話
コンコン。
「あ、あの、おおもりさん? 村川です・・・」
「入れ」
ガチャ。
TOM猫が部屋に入ると、ワインを片手にペルシャ猫を愛でているおおもりよしはるの姿があった。
「その・・・『2ちゃんねる』のことなんだけど・・・」
「ふん、クズどもが騒ぎ立てているらしいな」
恐る恐る口を開くTOM猫に、おおもりは素っ気なく答える。
「どうしよう、帝! もしもマスコミにでも取り上げられたら・・・!」
「うろたえるな、TOM猫」
「で、でも・・・」
「いいか、TOM猫。お前は俺の言う通りにしていればいいんだ。そうすれば、全てうまくいく」
「だけど、これ以上あのスレッドの書き込みも無視していられないよ! まさか、こんなに騒ぎが大きく
なるなんて・・・それに、なみかれ@さくらを荒し潰した事やバードランドランドの料金未払いで嘘ついた
件まで暴露されてるんだよ!? このまま じゃ僕たち・・・!」
「TOM猫・・・俺が信用できないのか?」
「えっ? ・・・そ、そんなことはないけど・・・」
「なら、俺を・・・俺だけを信じろ」
「う、うん・・・」
「いいこだ」
338〜るーしぇみゅーじあむの熱い夜〜第2話:03/01/04 17:27 ID:8h3TZPxs
おおもりはワインをぐい、と飲み干すと、空のグラスをネームの上に置いた。
椅子に座って組んでいた足をほどくと、踝まで埋まりそうな絨毯の上に立つ。
その拍子にペルシャ猫が膝から滑り落ち、にゃあと小さく抗議の声を上げた。
そしておおもりは傍らにあった来客用のソファーに腰を下ろした。
「こっちへこい、TOM猫。」
「あ・・・」
 その言葉に村川はびくりと反応した。そしてゆっくりと、熱に浮かされたようにおおもりの方
へ歩み寄る。
「ふふ、TOM猫・・・かわいい奴」
「ああ・・・帝・」
 おおもりは村川の華奢な躯を力強く引き寄せた。小柄な村川は、おおもりのたくましい胸にすっぽりと
収まってしまう。
「大丈夫だ・・・お前は俺の言う通りにしていればいい・・・」
「うん・・・」
おおもりよしはるは、部屋の電気を消した。
 そして訪れた静寂の中に、かすかな衣擦れの音と途切れ途切れの息づかいだけが響き渡る。
「あ、そこ・・・は・・・・帝・ィ・・・うぁっ」
 暗闇の中、睦み合う2人の姿を、ペルシャ猫の細い瞳だけがじっと見つめていた・・・。