家は宿でも合宿所でもねぇぞ!!! その53

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942人妻。
そこでこちら側としては
・警察や家族には連絡をしていない。警察が動くと進学への妨げになるだろうし、
彼の家庭環境は自身の話を聞く限り、彼の家族に報告をしても発展性のある話し合いが
望めない、逆にこじれにこじれそうだから。
・同人の小説とは言え芸術活動をしている身として、特待生扱いで芸術系へと進学ができる
人間の才能を潰したくは無いし、若い人間だから更正の可能性だって充分あるし、環境が
彼を変えるかもしれない。それに、入学できないとなったら怒りの余り再びやってくるとも限らない。
入学が取り消しになるのは、どの道こちらの手にも余りあることである。
・私が望むことは、今後一切連絡の連絡を絶つ事、周囲に近寄らない事である。厨もそれで
納得したが、いつ何時また気が変わるか解らないと思うと不安だったので、抑止力として
学校から厳重に注意をして欲しいと思っている。今度再犯が起こった場合は、即警察に
通報するつもりである。
・また、進学を潰さないでくれと私が言ったことは伏せておいて欲しい。とにかく、私と
連絡を一切絶ち、周囲に近寄って欲しくないとだけ言っていたことにしてくれないだろうか。
という旨を告げたところ、両先生は何か色々話し合った後に、
「わかりました。学校・担任・進路主任、どういう形式でかは今時点ではっきりとお答え
できませんが、なるべく早くに学校側から彼に対して何かしらの注意を致したいと思います」
ということで、私も後日に、前もってどういう形をとるかを学校から報告されるという所に
落ち着き、話し合いは終了しました。
襲撃当日に引き続きかなりぐったりとしましたが、それでも日本語が素直に通じる相手と
話をしている分、厨と会話するよりはよっぽど楽でしたけれど。