54 :
名無しさん@こたつ:
嵐のような入場直後から必死で目当てのジャンル&サクールで買い漁り、
それが一息つくと昼食も摂らずに更衣室直行、そしてコスプレ。
屋上終了3:00、着替えると残された時間は1時間。
この1時間がコミケで一番好きな時間だったりする。
もう目当ては全て買い尽くしたけど、
新たなジャンル・サクール・本との出会い探して歩き続ける。
会場内全体もマターリしてるし。
この時間に限って、思わぬ掘り出し物があったるするからたまらない。
そんな時間も残り5分、最後に向かうのは決まって鉄道ジャンル。
自分は鉄ちゃんではないけど、
このジャンルでは毎回閉会放送に合わせて「儀式」が行なわれると知っているから。
そこはまるでコミケの終着駅、
おそらく同じ思いを抱いてるのか、鉄道とは関係なさそげな人々も
次々と近辺にあつまり、今か今かとその時を待っている。
午後4:00、閉会放送。割れんばかりの拍手。
ホイッスルを合図に沸き起こる三本締め、鉄道ジャンルから近隣へと伝播し、
そして万歳三唱。
天井を仰ぐ自分、心に熱いものが。
いいコミケだった。
目当てのお宝はほとんど手に入った。
憧れの作家さんとお話できた。
新たな出会いがあった。
自分のコスプレが認めてもらえた。
このところ私生活で精神的にきつかったけど、
ここで癒された気がする。
自分はまだまだやれる、ここにこんなにも「仲間」がいる。
ここは自分が自分らしく振舞える場で、
同じ道に殉ずる人々が沢山いる。
自分を認めてくれる人もいる。
今はまた各々が散ってゆくけど、また次の夏が・・・
その時のために、その時を目指して、自分はまだ頑張れる。
「また逢おうな、テメえら!」
逆ピラミッドを振り返り、散りゆく仲間たちに叫ぶ自分。
・・・傍から見ればイタタな電波行動かもしれないけど、
この時ばかりは叫ばずにはいられなかった。
心に熱いもの。
背中にお宝と衣装。
全身に心地良い疲れを抱きながら、
浜松町行きのバスに乗車する。
遠ざかる逆ピラミッド。また帰ってくるよ、夏に・・・
(その前に春コミとスパコミもあるけど)
何書いてるんだろ、自分。
こんな素敵なスレを建ててくれた1さんに感謝。
そして
>>42、ワロタ。