※吉野家総合スレ!98※

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943名無しさん@お腹いっぱい。
★牛丼・吉野家、「鍋効果」で一歩抜け出す すき家の「安売り」通じず…

売り上げの低迷に苦しんでいる牛丼チェーン大手のうち、
吉野家ホールディングスの「吉野家」が一歩抜け出しそうだ。
2013年12月に発売した「牛すき鍋膳」などの高単価の鍋商品が当たった。
一方、牛丼の最安値セールで集客を目論んだゼンショーホールディングスの
「すき家」の12月の既存店売上高は前年同月に比べて4.7%減と振るわず、
明暗が分かれた。

◆単価引き上げ、女性・家族連れ・シルバー層の開拓に手応え
吉野家HDが2014年1月6日に発表した「吉野家」の13年12月の既存店売上高は、
前年同月比16.0%増と大幅にアップ。
伸び率は、19.8%増を記録した2007年9月以来の高い伸びとなった。
客数も18.0%増と大きく増えた。
客単価は1.7%減だったが、13年4月に牛丼を値下げして以降、下げ幅は最も小さかった。

吉野家の好調を支えたのは、12月に発売した新商品「牛すき鍋膳」と「牛チゲ鍋膳」。
固形燃料入りの卓上コンロに鍋をのせて提供するスタイルで、
「うまい・やすい・ごゆっくり」(安部修仁社長)という新たなコンセプトに基づいた戦略商品。
並盛り(ライス付)で580円と牛丼より300円高いが、
「発売後、急速に気温が下がって鍋への関心が高まった。
タイミングがよかった」(吉野家HD)こともあり、売れた。
「牛すき鍋膳」などの投入には、「客単価の引き上げ」の狙いがある。
「1人鍋需要」を掘り起すため、13年9月に1人鍋専門店「いちなべ家」をオープン。
そのノウハウも生かした。

また、吉野家は11月に、「小盛」の牛丼とサラダと組み合わせた、栄養バランスがとれた女性向けの「コモサラセット」を発売。
ヘルシー商品の充実で女性や家族連れの取り込みを狙った。
今回の「牛すき鍋膳」と「牛チゲ鍋膳」はその延長線上の商品といえ、
落ち着いて食事を楽しんでもらうことで、シルバー層やリピーターの獲得を目論んだとみられる。
吉野家HDは、「いろいろと試行錯誤しながら、よいものをブラッシュアップして、
ニーズにあった商品を提供していきたい」と、手応えを感じているようだ。

http://www.j-cast.com/2014/01/07193585.html?p=all