全頭検査見直し、慎重な対応求める声
BSE全頭検査の見直しをめぐって、食品安全委員会が消費者の声を聞く
意見交換会が東京で開かれ、見直しへの慎重な対応を求める声が相次ぎました。
東京会場は全国50ヶ所で行った意見交換会の最後の開催とあって、消費者
や食肉業界関係者など数百人が詰め掛けて、活発な意見交換が行われました。
この中では、BSE全頭検査の見直しに慎重な対応を求める意見が目立ち、
「アメリカ産牛肉の輸入再開をにらんでの見直しはおかしい」など、政府の
姿勢を批判する声が相次ぎました。
また、「食肉がBSEの病原体に汚染されることを防ぐため、と場の整備
を急ぐべきだ」という意見も出されました。
こうした意見を踏まえ、食品安全委員会では来月中にも全頭検査の見直し
をめぐる政府の諮問案に対する答申をまとめる見通しです。(17日 19:55)
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline1113594.html