おい、リラックマって可愛くないか? 41匹目

このエントリーをはてなブックマークに追加
67もしもし、わたし名無しよ
リラックマは親父臭いため息をついて、ようやく一仕事終えたといった感じで床に腰を下ろしました。
「やれやれ、とんでもなく手間がかかりましたが、これでようやくお楽しみを始められますね。」

リラックマはひとりごとを続けます。

「しかし思えば、さっきは危ないところでした。下手をすれば、
シロクマちゃんを守るという口実の元に、トリさんに殺されてもおかしくなかった。」

「自分の欲望を満たすには、私が邪魔だったわけですからね。
あそこで咄嗟に、逃げる事が最善の策だと気が付けるわたしは、ほんとうに機転がまわるクマですね。」

ひとりごとで自画自賛をしながら、リラックマはニヤニヤと笑います。
本当に気持ちの悪いクマですね。