おい、リラックマって可愛くないか? 41匹目

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52もしもし、わたし名無しよ
(トリさんは、コリラックマとの情事を咎めたかったわけではなく、
自分がこれからやろうとすることの障壁になるわたしがいなくなれば、それでいいんでしょう?)

リラックマの推察は的中していました。
「サッサトデテイケ!シバラクカエッテクルナ!アタマヒヤシテコイ!」
キイロイトリはそう言いました。しかし、その声にはリラックマを非難するような感じは無く、どこか投げやりといった感じでした。
「はいはい、すぐに出て行きますよ・・・。」
リラックマは、お得意の同情を引くようなトボトボとした足取りで玄関に向かいます。