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もしもし、わたし名無しよ:
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●●● ブチュッ
●● ●● ● ●● ブリュブリュッ
>>1の家臣でござる。
この度は殿が斯様に愚かしきスレを立ててしまい、家臣一同御詫びの言葉も御座いませぬ。
殿は先の戦での大敗以来すっかり心を病まれてしまい、
昼は村娘を拐かし、夜は酒を召しては家臣に斬りかかる毎日でござる。
奥方様は病で倒れ、折からの飢饉で民は餓え苦しみ、
近隣諸国の大名はこ此幸いとばかりにわが国との国境を侵し始めている次第にござりまする。
家臣の中にも殿に翻意をいだく者が多く、このままではお家存亡の一大事になりかねませぬ。
しかし、ご安心下され。間もなく殿には出家していただく手はずにござる。
殿が寺に向かう途中に手練れの者をひそませ、殿のお命を頂戴する算段が整っておりまする。
その後は殿の甥にあたられる茂名上(もなのかみ)様を殿として迎え
我ら家臣一同忠勤を尽くす心づもりでござる。
皆様方には迷惑をおかけして、まことに申し訳ござりませぬが、
今しばらくの辛抱でござる。なにとぞ、なにとぞ殿の此度の所業をお許し下さいませ。