1 :
五代友厚:
創作された人形すべて(に関連する事)の批評・雑談すれ。
作家さんには敬意を払ってネ。きついこと言ってもイイけど、育てるスタンスで。
悪意からの発言は一切【NG】です!モノは言い方しだい。
匿名でも極力「人格下げないように」命かかってないケンカはしないように。
「人格下がっちゃった」荒らし発言は無視してね、相手をするとつけこまれます。
(宝石もあれば、ゴミもある。それが2ちゃん。認めるしかなし。)
●たとえ何を書かれても、そこから何かをくみ取るさ。
●感動したことがあったら、それも書くのさ。
●本スレには自己責任において発表・公表・展示された創作物に対する意見・感想・批判・批評が
含まれています。
それら賛否両論、清濁混合の意見に対し心身が耐えられない方、または何らかの事情で現在心身の
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乙でごわす!
五代さんの御言葉、作家のみなさんにお届けしたいわ
ほんと…。
薄っぺらなバリューや売りたいだけの功名心より、
いいもの作ることを目的にやってもらいたいよね。
結果それが売れ≠ノ繋がるんだし。
キラさんの日記。
昨日見て、嫌な気分になっちゃった。
こんなゆーめーな方々もアテクシの$を☆ミ
てゆーノリ?
もういいよ、メッキばっかり豪華なのは。
五代さん、乙。
>3
いいじゃん、かわいらしいなと思ったよ、わたしはね。
あそこはプレスリリースこってり出してるからその辺の人らはわりと毎回くるんだけど
それで大喜びなんて。ほほえましい。
タレントのなんとかさんはミセキ筋の絡みだろうし。
つくづくメディアとかネームバリューに弱い人なんだとは思ったけどネ。>きらさん
エルメスは知ってるけど大河元気て誰?
テニミュに出てるらしい、ぐぐって知った。>大河元気
こんな男の子が人形に興味あるとは思えないが…
>>993 乙でーす
最近ほんとキラさんナルたんのこと以外には静かだね
どこか見所ある展示とかありませんか?
うわ、前スレと誤爆ごめん
>タレントのなんとかさんはミセキ筋の絡み
ミセキ筋っていうか、そのタレントは前にあのギャラリーで写真集かなんかの
イベントやってたから、ソイツもまたプレスリリースで御招待のクチだろ。
だから別に人形に興味あるわけじゃあないと思うが。
いったい何に興味があって、日記を読んでるの?
ここでのネタフリのため?
$にも作家にも興味ないなら読むのやめたら?と思うんだが。
それとも、実はまだ何かに期待してるの?
叩きたいからだよ!!
長く悪評が続くと11みたいなのが湧くな
叩かれるようなもの、公にしちゃう作家のファン?
11じゃなく10では?
10だけどおれの事かよw
いや、単純に不思議に思う人いねーの?
どうして興味もないのに、日記とかちゃんとチェックしてんの?って。
読んでも毎回不愉快になるだけなんでは?
>>9 あぁ…その絡みだね、そしたら。
というか別に誰がきたとか何とか、列挙しなくっても良い気がするけどね。
>14
不愉快になる人は読まないし、興味ある人は読むし。
興味ある人が読んで、内容に「?」があってその気があれば「どうなの?」とここに提示するし。
提示があれば興味のなかった人のなかには、どれどれと思って見る人もいる。
ただそれだけのことだと思うけど。
みんながみんな余すところなく日記を読んでるわけではないでしょ。
それに。
キラたんは個展会期中だし、その間は興味の薄い人でも日記見たりする機会は増えるでしょ。
>>15 他ジャンルの方も多数お見えに〜≠ニか。
上手にぼかして書くならまだしも、ああいう書き方は鼻につく人もいるだろうね。
まァ、ああいうのもさ、ギャラリー側が書くとか。
そういうんなら感触もまた全然違うのに。
ナルや死水タンもそうだけど、やってる事が伴わないと、ああいうのは虚しい粉飾感
しか漂わないよ。
そう、話は変わるんだけど。
蚊帳タンの個展、見て来た。
1体赤札ついてたけど、全般的にモッサリ感が増したような感想を持ったよ。
座らせた時のプロポーションの悪さや関節のぎこちなさ、絵付けのコテコテ感。
その辺りが総じてモッサリ≠フ要因なんだろうとは思うけど。
肌の地色をもっと深くして、メイクは控え目な方が、蚊帳$は良いんじゃないかなと
自分は思った。
>>15 大野さんってすごいプライド高い人って気がする。
自分のHPに
全国のJR駅に掲示予定だった茜のポスターでしたが、
長崎県の観光用ポスターとして、1年間起用されました。
この1年間の数千点ものポスターの中から他2点と共に
「第47回全国カタログ・ポスター展」で「商工会議所会頭賞」を受賞しました。
とか、数千点ものポスターの中からって、
自分で書いてしまう人だもん。
しょぼい賞なのにw
それはべつに良いんじゃない?>数千点ものポスターの中
ま、たくさんの、とか。
書きようは他にもあるんだろうけど。
押し出しの強い人だって$巣のスタッフに聞いた事もあるから、
そーゆー人なんだと思うよ?
それよかそのポスターってあれでしょ。
某所で「ラブドールが市民権を!」とか「ついにラブドールがパブリック進出!」だなんて
カン違いを巻き起こした1枚でしょ…。
どっちかと言うとそっちのが私はトホホを感じるよ。
>プライド高い人
それについては今さらって気もするが…
なにしろ我の強さで彫りタソとモメて決裂した人だかんね
かなり初期の頃の、あれは一冊目の写真集にも載ってたのかな?
粘土の大きい♂$
あれは表情もあってすごく良いなと思ってたんだけどね
かなり彫りテイストが強めだったけど
>19
あと「どこのメーカー?」てゆー話が正体知れるまで暫く盛り上がってたよな。
>>21 武蔵だっけ、その人形。
顔は、そうだね〜モロに彫りさんの監修有!て感じで、いい顔してたよね。
あのころからすでに頭は小さかったけど、あれはあれでまとまって見えたものだけど・・・。
>17
蚊帳$、本当に座らせると微妙さが際立つな。
ボディのイカつい感じがコッテリぎとぎとメイクと相まって
自分も微妙さを禁じえなかった。
火付きタンとはまた違った印象で、でも硬直気味なのがな。
今回の展示法だと目についたよ。
顔も老けて見えたしなァ・・・。
造形的な濃さを、あのメイクが助長して、それが老け顔化を
促進させてる感じがした。
メイクは濃いけど肌の基本はペッタリしてるのも微妙。
そう、確かに蚊帳タンのはいつもイカついんだよね。
老け顔と頭身もなんか上手く噛み合ってないし。
衣裳もちょっと安っぽく見える所とかも含め、ビスクな繊細さをあまり感じない。
大味というか、ざっくりに過ぎるというか。
そこがすごく気になる所ではある。
以前に比べたらずいぶん良くなってはきてるけど、あの妙な既製品感はなんとかならんもんかね〜?
使ってるグラスアイやらウィッグやらの素材感の安っぽさなのかもしれんけど。
合わせてどうもこう、微妙さが抜けないと言うかなんと言うか。
悪い意味でバタ臭い感じ、悪寒な雰囲気が拭えない。
福長タンと似た雰囲気の悪寒さがどうにもね。鼻につく。
あれをうまく払拭するような方向性を打ち出せれば、蚊帳タンもまた違ってくるんじゃないかね。
蚊帳さんの人形、実物見たことないんだがそんなに微妙?
サイトの写真はマジックかかってるのか?
ちょっと欲しいんだけど値段的に釣り合わなければ考え直そうかな。
褒め言葉も批判も、忌憚のない意見をもっと聞きたい。
蚊帳たんのぶっとい鼻筋が嫌だ
口も大きめに見えるし、これが老けて見える原因かも
のぞみとか夢想の花っていうのは
少年にしたほうが良い顔だと思う
なんかゴツいし。
少年も少女も髪型と服装以外では差別化してないんだよね、蚊帳さん。
中性的というのとも違っていて、うん、そう…厳ついっていうのはそうだと思う。
唇の分厚さも鼻筋も、それは作家さんの造形個性の面だから、あれだけど。
せめて少年と少女はボディかヘッドか作りわけた方が良いと思ってる。
作り分けないでも見せられる説得力は、蚊帳さんの造形には感じられないから。
あと座らせるのにはすごく不向きだよね。
股関節と足の組み方、腰パーツ・胴体パーツの形状に問題あるような気がしてる。
友達が所有してる蚊帳$も、座らせると「?」だよ。
$用椅子にうまく座らせるとそれでもまだ見られるけど硬直は抜けない。
ビスクの絵付けにしても厚化粧には見えても、色の深みは感じられない事が多い。
去年かな?今年?
どっちか忘れたけど天使に出してた双子、片割れの手のひらに目がついてたやつ。
あれは絵付け、蚊帳さんにしては良いなと思って見てたけど。
値段はかなり値下げしたよね、一時に比べると。
だから見合わないことはないと思うけど。惚れちゃったんならね。
ビスクは男女の作り分けの方向がそこに行く事多いと思うけど? >少年も少女も髪型と服装以外では差別化してない
でも胴体は性器や胸の有無で少年ボディと少女のそれとでは替えるだろ
蚊帳タンも替えてはいるけど性器や胸の有無ぐらいで骨格的に替えてない
それに加えて少女$も男顔だからいかつさが目立つ
だから差別化のラインが希薄で悪い意味で中庸になってしまってると思う
またそれを助長させるような、全体的に大作りな造形だったりもするから余計に
着せてナンボな面は、だからどうしても否めない
まぁ着せてても男か女か分からんのが多いのは蚊帳タンに限らずだが・・・
あと上でも指適があるけどウィッグや目や服のチープさ?
そこらが相まって、繊細な感じはないね、蚊帳$には
ビスクっていうより硬質ソフビの既製品に近しく感じる
価格については最近の改定後価格は自分も高いとは思わない
謙虚な値付けだと思うけど、でも逆言えばあれ以上の価値は微塵も感じない
あのギトギト感が私はどうも苦手・・・・
顔造形のコッテリ感も含め、垢抜けない印象しかないな〜
垢抜けないのはそれ、服のデザインや生地選びなんかにも通じてくんだけど
どうも辻♂や蚊帳タン辺りの人は既製品っぽさが付きまとうね
濃いんだけどそれが作家の臭みというより、市場流通の既製品が持つ臭みな感じ
美和さんの所から出てるっていう来歴がそうさせるのかも知れないけど微妙かな〜
でも昔程は壊滅ボディじゃなさそうだし、値段もずいぶん下げたから
そういう意味では買いやすいとは思う
写真マジックはどうかな、私はそんなにないと思ってる
メイクもギトギト、グラスアイも発色良く、だから写真うつりは良いのでは?
おずさんも既製品っぽい感じが漂えり。
尾図さんの既製品感に輪をかけて、蚊帳さんのからは既製品感を受けるな〜。
上でも意見されてるけど、関節の組み方からくるぎこちなさも、自分はマイナス評価の根拠になってる。
動くんだけど綺麗じゃない。
衣裳のオカンぽさも服長さん同様に引っかかる部分だし。
すごく言い方悪いんだけど、ダッチワイフ的(ラブ$じゃなく)な顔に見えるのもあるんだよね〜。
目を見開いて口ぽっかり開けてるのとか。
指先の表情もイマイチだし。
その点に関してはナルアトの$が自分の中では最も下位ランクなんだけど。
それよりは全然いいけど、でもだからといって良いとは思わない。
表情がこう、既製品っぽさあるもんね。>蚊帳$
あとは目のカンジとか、妙に大雑把に感じられる作りだとか。
ビスクの繊細さは私もあの人の作る物には感じた事がない。
ボディーも以前よりは良くなってきてはいるけど、でもやっぱりヌルいし。
目鼻口のドカンとした大きさや強調も、あれはちょっと……どうなんだろうと思ってしまう。
ポーズつけた時の硬直具合からくる可愛くなさもビミョウすぎ。
確かに安くなって、前よりそれで良くなってきてるから、ある種のお買い得感はあるんだけど、
それが実際の購買意欲に繋がらないんだよね。
安いからっていうだけで欲しくなることはもうないから。
そうか・・・色々意見が聞けて為になりました。
何体も何体も買うものじゃないから多少値がはっても本当によい、惚れた子を買いたいね。
ただ自分は以前ナル弗に憧れた時期があったから自分の見る目が信用できないところがある。
実物を見れば違うんだろうし、ナル弗は画像でも造り甘いな〜って今ならわかるんだが。
展示会やお店に足を運んで見る目を養わなければ。
焦って買う事もないのなら。
実物見て納得できるまで手は出さないほうが自分は良いと思う。
写真マジックとかでさ、自分の中で幻想(妄想?)が膨らむわけだけど、
現物がそれに応えられるとは限らないし。
もしくは現物がそれとは全く違う現物ならではの良さを提供してくれる
かも分からないし。
見て、これなら大金積んでも惜しくない、と納得してからの方が良いと
思う。
特に「なんとなく欲しい」時は1回足を止めた方がいいよ。
>確かに安くなって、前よりそれで良くなってきてるから
あ〜そうだよね。
一時期、バブリーに35まんとかまで上げてなかったっけか?
あのデキにその価格?
みたいな印象が長らくあったよ。
かなり値下げしたんだね。
つか今ぐらいの価格が蚊帳$にはちょうど良いよ。
ナル$も蚊帳$ぐらいが適正かなと思ってる。
ちっこいヤツじゃなくって青年ナル$ね。
鯉月朴で人気絶頂の頃ね、その価格。
人形もバブルってたし、あの頃は値上げのスピードと作家の成長の歩速とが噛み合ってない人が
やたら目についた。
ナルもその一人だし、個展の話題が出てたキラたんもそう。
バブルだったから、そういう値段であっても売れてたしね。
蚊帳たんもそういう時期に値上げぶっかましてたんだけど、価格と本体が見合わなくなった。
やがてやってきた斜陽。
そのまま消えるかとも思ってたんだけど値段を下げて適正価格を打ち出してきた。
で今がある。
値上げた価格に、もう責任とれないでしょっていう。
バブルな当時はそういう作家さんが多かったと記憶してる。
進化・進化があってそれで成り立つ部分っていうのが値上げにはあると思うんだけど、
自分の仕事は置き去りにして値段アップにばかり努めていた人は、たくさんいたよね。
人形バブルが弾けたのはそこらへんにも原因あると思う。
見る人はいるけど金出す人が減ったのは無駄に値上げしすぎ。
数はやたら多くて、その数の分だけ値段にも作風にも幅があるんなら良かったのに。
作風はバリエーションの幅も狭く、値段は全体的に高額、ときたら人も離れるよ。
値段は上がって質は横ばい、または低下だったらそりゃ離れてくよな
御新規さんも入らなくなるだろ
何よりまず価格の高さの段で
質は変わらなくとも値段が上がればその値段相応の内容を求められもするしなー
つけた値段と提出できる内容に隔たりがあれば、質自体は落ちてなくとも見合わなくなっていくし
自分で自分の値段作っていかなきゃいけないのが作家業だったりもするけど、
うまく自作の内容と値段とで足並み揃えて適正価格を見極めて欲しいね
そーゆー意味では蚊帳タンを俺は評価してんだけどね
作ってる人形はアレだがw
蚊帳タンみたいに大幅値下げしてバブル時代に決別する人もでも珍しいよね。
そういう手前もあって改名したのかな。
心機一転みたいな。
フツーはやらないと思う、ああいう値下げは。
ナル太は値上げで売れ行きが頭打ちすると「新型なので最初はお安く♪」とか言って
価格をちょい下げて、それが売れたらガン値上げっていうのをやってたけど。
蚊帳タンのはちょっと違うじゃない?
以前に35まんだ30まんだで買った人達に、蚊帳タンの値下げは失礼な気がする。
デキはだって高かった頃より良くなってる。
それなのに安いっていう。
値段あげる時はあげるなりの覚悟と責任をもって実施して欲しいよ。
つけた値段に責任とれる内容の作品を提出するのが、作家としては当然じゃない?
それを怠った結果の高騰からくる客離れは、それは作家が自作に対しての責任を果して
いないから起こる事態だと思う。
>>42 同じものでも時代が変われば値段もかわる
そういう変化すら許さないのはおかしいだろ
土地と同じだと思えばいい
>>43 同じ物っていうわけでもないから、微妙な気持ちになるっていう話なんでない?
ヘボくて高い時期に買って、後から内容的に良くなってるのに安いのを連発されたら、
自分ならちょっと・・・になるけどなぁ。
土地みたいな資産価値を生まない嗜好品だからこそ余計に。
>43
市場の動向で価値が増減するものと、作った本人が値段を決めるものを並列するのはどうかと思う。
それこそおかしい気がするよ。
前者はそれも織り込み済みだけど後者はどう?
後足で砂かけられた感じになるのも、分からないではないと思うが。
つまりそれは『つけた価格に責任とれなくなった』という事の体現でもあるわけじゃん?
上でも意見が挙がってるけど、自分の値段を自分で査定するのが作家業だから、価格設定には
ちゃんと責任もってほしいというのは、意見として別段おかしな事とは思わないよ。
むしろ当然な気がする。
確かにちゃんと責任は持って欲しい。
でも高い時期に買った人はその値段と品質に納得して自己責任で買ったのも確か。
自分は蚊帳さんの対応は評価できるな。自分の作品の値下げって客観視できないと難しいよ。
願わくば他の一部作家さんも。そして値上げする際には今度こそ責任を持って良い物を、ってとこかな。
>>45 創作市場にも値段の動向あるよ
個人売買するならともかく、本人だけで値段は決められないものだよ
「つけた価格に責任とれなくなった」訳ではなくてつけた金額で買ってもらえない事を自覚しただけでしょ
>>45 つけた金額に責任っていう表現を使うところが資産価値を期待しているように見えるね。
つけた金額に見合ったクオリティを、というならわかるけど。
バブルで高値で売れてたものに今も同じ価値があるとは限らない。
好きでその時買ったものなら値段とか別に良いと思う。
>>42 こんなかっこ悪い意見久しぶりに見た。
創作の客ってこんなレベルなのかね。
芸術として見てるわけじゃないんだね。
自分は高い時に買っちゃった。今はもっといいものが安く買える
クヤシイ!!キーッ!!とかしか読めない
「つけた金額に責任」ということに関しては、
作家名だして現物見せて堂々と売ってるわけだし、その責任は皆さん果たしてると思うんだけど。
(当たり前のことだけど)反応はすべて作家がかぶるんだから。
そもそも一点ものの作を品買う時は、
買うほうもそれなりの覚悟と見極めが必要じゃないかな。
値が上がる下がるの話でなくとも、
壊れ物なんだから、手元でいつか破損したとしても
一時そばに置けただけで満足のいくお金の使い方をするべきだよ。
人形に限ったことじゃないけど。
心とお金に余裕がないといかんね
54 :
45:2008/06/06(金) 12:00:29
>>48 ここでいう『責任』はクオリティ以外の何物でもないと思ってたんで『責任』と書いたんだけど。
ミスリードを誘発したんだとしたら謝っておくよ。
作った側にしてもクオリティ以外で責任取りようがないだろ。
価格と内容の歩幅があってないといかんねっていう話の流れできてたし、通じてるかと思った。
とにかくすまん。
それと。
土地は『中古』にならないけど人形は『中古』になりえる。
そういう性質のものに資産価値云々の期待はないし、それを念頭に買う事もないね。
買った人形に資産価値が生じたとしても、それは宝クジが当たったくらいの感覚だ。
多くの場合、転売で元をとることも不可能だし。
>>51 現状、催事も減って、あったとしても売れ行き難航してる。
つけた金額と物とのバランスを逸した物件が多くなったって事だと思うんだけど。
それってつまり作家の側の提出の仕方や提出物がマズいんでない?
ていうか結局は買う側が賢くならんといけないっていう。
そういう話だと思うんだけどね。
目を肥やしてさ。
客の目が肥えてきた結果が市場全体の売れ行き低迷ってことは、
それは作り手の多くが発表に際し負うべき責務を果せてないって
ことなんじゃないかと思うよ。
果してるつもりでいるんなら、その認識は甘かったっていう。
だから売れ行きも曇ってるんだろうし。
新規の購買層も掴めない、以前の購買層の財布は開かないってさ。
蚊帳タンはそういう時期にあって、逸早く自分の足跡を振り返った
一人だと思う。
作ってる物に好感はないけど、その振り返りに対しては好印象だな。
今日見てきたけど、相も変わらずぎこちないボディだな。
表情も作ってます的な強張りがあるし。
睫毛もウィッグも衣裳も絵付けも造形も。
どうにも繊細さを欠くね。
粘土で分厚い手応えをやれる切り口でもなく、ビスクの味を活かせる
でもなく。
>50
芸術としても何も、そーゆー芯のないものが大半かと思う。
芸術相場な価格帯がついてたりもするんだけど内容は見合ってないのが多いよ。
件の蚊帳$は「ビスクで少女と言えば恋月姫」なイメージが強かった当時、同じようなサイズ、
鯉付きお得意の眠り目や半眼のヘッドバリエーションを模倣して人気を博しただけの物件だし。
本家は100万声だけど蚊帳$ならリーズナブル!
というのが、ある側面においては売りポインツとして機能してたと思う。
蚊帳$と同じようなのがその後で一気に増えて、それでアイデンティティを喪失したような印象が
自分にはあるな。
他の廉価版の登場で頭打ちしちゃう程度のものだった、というとキツいかもしれないけど。
でも言ってしまえばそういうことじゃん?
作品としての成立度がだからヌルいんだと思うよ。そういうヌルいのが多いよ、創作は。
創作人形っていう冠がついてるからすべからく芸術的!というワケじゃないっしょ。
昔プランタンで飾ってた頃のはわりと良かったように思うよ。
数を少なく、じっくり蚊帳さんらしさを掘り下げて・・・とかだったらよかったのかなと思う。
けど、専業っぽいから、数出さないとならないってのが裏目にでたのかなあ。
なんか、作家さんって教室やバイトをしてるか、旦那様がいるかが普通な感じだよね。
売るだけでって思うと、だんだん「商品」になって行くんだなあと思う。鯉月さんとかも。
人形売る収入だけで生活していくのはほとんどの作家は無理だろうね。
>>50 あぁ…そう読めたんなら私の書き方が悪かったわ。
実のない値上げの乱発は客離れを誘発するし、その値上げを解消するにしても
以前のお客さんにとってそれはどうなんだろうと思ったんで意見しただけよ。
蚊帳タンの作る物には昔も今も同等に興味ない。
ラードっぽいしつこさが個人的に苦手なので。
カニカマボコ的な似非っぽさも含めて。
仕事も良いとは思えないし、ましてや芸術だなんて思えない。
>クヤシイ!!キーッ!!
だなんてそんな、カンベンしてよ…。
>>57 同じ鯉朴文法にレミたんもいるけど、頭打ちする事なく安定人気を得てる。
あれはあれでそれなりの芯があるから行き止まらないんだと思う。
嫌いだけどね。個人的な好みからすれば。蚊帳$もレミ$も。
今の創作人形に芸術性感じるものなんかないけど。
あっても極一握り。
どれもこれも漫画的、二次創作的、アニメ的に感じる。
他人のふんどし借りて気づかないような自称創作人形作家ばっかり。
芸術とか笑っちゃう。
>>59 それは画家にしろ彫刻家にしろ陶芸家、アートみたいな分野でそれだけで食ってい
くのは難しいでしょ。人形に限らず。
定期収入にならないもの。
美術教師やってる画家もいれば、造園業もやってる彫刻家もいる。
専門学校やカルチャースクールなんかで講師を務める陶芸家もいる。
個展打ったり、デパートでの催事に呼ばれたり、そういう活動してる人でも生活の
ため創作のため、副業もってる人は多いよ。
どの分野でもそれ一本で食えてる人は一握りにしかすぎない。
>数を少なく、じっくり蚊帳さんらしさを掘り下げて・・・
いや、蚊帳タンの場合、数の問題ではないと思う。
二番煎じ承知の上であれやってたわけだし。
ワンフェスで昔、蚊帳タンが12まん位で人形売ってるのを見た事があるが。
その時に本人と話をしたけど、鯉付きを目指してるとか何とか。
どういう言い回しかは忘れたけど、そういう旨の会話があった。
そういうスタンスでやっていて、そりゃあ二番煎じの廉価版にしかならないし、
なれない。本家本元にはお求めやすさ以外では勝てないだろ。
行き詰まると思うよ、それじゃあさ。
その辺りで蚊帳タンも随分色々と進むべき道を模索していたようだけど。
つけちゃった高額価格と鯉付き廉価版のイメージが足枷になって鳴かず飛ばず。
お安くした現行でも、そう売れてるとは思えないがね。
だからもちろん、何か副業もってるだろ。
あれだけで食えてるとはとてもじゃないが思えない。
或いは既婚かもしれんし。
>>66 それ、モノ自体がアートってより
そういうモノを現代アートに紛れ込ませた村上の戦略がアートなのであって
漫画的・アニメ的表現に慣れた日本人には殆んど受け入れられてないじゃん
それに創作人形作家の中でそれだけハッタリの利いた手腕持ってる人いないでしょ
ナルでさえ旬が過ぎて終わりかけてるのに
>63
こういう話はここでは良く出るけど。
作家になる為の禊が存在しないもの、人形の世界は。
市場自体が狭いし小さいし層も薄いからなんだろうけど、2,3体作ったらもう作家っていうのがね。
寺尾さんの年始の頃の日記から文言を拝借するけど
※“5枚ぐらいしか絵を描いたことがない画家が画家と呼ばれない”
ような状況が、人形にはないんだよね。
才がある人なら、それでも片手未満の数から名を馳せていけるだろうけど。
そうでない人まで便乗してる現状は、けっして好ましいとは思えない。
下積みで苦労することもないし、禊を受けるため熱量高めるでもないし。
“なんとなく”成り行きまかせに作家はじめちゃう人も多いと感じる。
才のある人がそうやって出てくるんならまだしも、ない人まで出てきちゃうのは、どうなんだろう?
自サイト作って奥売り、デフェス売り、作家です私!みたいなのとかね。
そんなのが増えて作家の数だけ嵩増しされてもね〜だらしなく裾野が広がるだけで層は厚くならない。
だから敷居は低いまま。
“芸術とか笑っちゃう”と、そこまで悪辣には思わないけど、でも気持ちは分かるよ。
ようやくバブルが終幕して、販路も狭く少なくなっていくんだろうから。(もうなってる?)
淘汰が進んで、それが「禊」に充当していくんじゃないかね?
自称ではなくある一定の認知のもとで作家の看板をかついでいける人が、
これから残っていくと思うよ。
けどなんつーか。
生活かかってないからツチノコ化してバリューだけを稼いだりするのもいるからな。
そういうのは、まァ、生き残っていきはするだろうけどね。
でも発表もロクにしないで何が作家だっつーね。
作って発表することが作家の本分だろっつー…。
>そうでない人まで便乗してる現状
そういう状況を専門店が作りだしてる向きもある気がする。
人形は価格的にもボコスカどんどん売れる回転のいい品ではないから。
ボコスカどんどん売れる程には作られないしね。
だから新人発掘して手駒を増やして、客層も在庫も豊かにしたいってのは分かるんだ。
じゃないとやってけないから。
人形専門店は売上分から何%っていう取り方するじゃん?
買い上げて仕入れるんでなく預かるだけ。だから懐は痛まない。
買い上げにより仕入れるんなら目も厳しくなるんだろうけどそうじゃないから、わりに手当たり
次第に思える時があるんだよね〜店頭売り物件がさ。
専門店が作家を食わせてる・育ててる的に思いがちだけど、内情は逆だよね。
預かってるものを右から左に流してアガリをとってんのは店の方だしさ。
ギブ&テイクなんだろうけど、店の在り様も今後変わっていかないとダメなんじゃないかね?
納品集客目当ての企画展とかね
あーゆーのはやんなくてもいいんじゃないかとすら思う
『テーマは天使です♪』
とくれば羽つき人形が勢ぞろいするようなのは満腹だよ
販売にしても人形店だったりが代行するから、作家はそこに供給するだけの人になりがちだし
店にアガリを取られる上、そこで売れないと実入りにならないから、売れ線狙いが横行するし
価格にしろ店の意向が関与してくる部分だから、微妙だよね
扱ってる作家に勢いがある時、店は値上げを薦めるだろ。
店的にもその方が取り分デカくなるし。
翻って作家の実入りもデカくなるから響き自体は悪くないが、けどリスクも伴う。
そしてそのリスクを背負うのは作家だけ。
ガン値上げが災いして売れなくなったとしても店に支障はない。
替わりの手駒を用意すりゃいいだけなので。
だから作家の側は自分の頭で値上げる事のメリットとデメリットを考えて実行しないと。
薦められたからといって、安易に応じるでなく果たしてそれが適切なのか否か。
いまのタイミングで良いのか悪いのか。
上げた価格の分だけ自分は仕事できるのか。
ちゃんと脳みそ使って答えださんと。
値上げだけじゃなく、お誘いも同様に。
声かけられて舞い上がる気持ちはよくよく分かるが、今が良いタイミングなのか否か。
ちゃんと考えないとね。
結局なにか不始末が生じた時にドロかぶるのは自分なんだから。
>作家になる為の禊が存在しない
作家の看板かかげるための苦労ってのがないから、環境が変わるとわりにアッサリ辞めてく人が多いのかもねー
誰とは言わないけど以前に人形を買う際、メンテナンスやアフターケアについて作家と話したんだけど
彼女曰く、「これからも作家として活動していきますから。いつでもOKですよ!」
でも実際にはそれから2年足らずで活動休止したのかサイトも消え、催事にも出てこない
事情があって辞めるのは、それはとやかく言う事ではないからまだしも、せめて辞める前に挨拶ぐらいは欲しかった
買った人形のメンテも何も、もう頼めない
無責任だな〜と思ってしまったよ
作った物、売った物に対しての責任感はないのかと一時は憤慨したけども
そういう作り手の物を買ってしまった自分の浅はかさについて、さらに憤怒した
人形に罪はないし、愛着もあるので、今後も手放すような事はしないと思うけど
作りに対しても無責任だったのか、あっちこっち崩壊が始まっていて、、、
>72
蚊帳さんも多分、売れてた時期、お店やなんかからの進言もあって、
価格設定してったんだろうね。
ン〜・・・・それを無かったことにして値下げか。
私はだけどね。それは場当たり的に過ぎて、好感は持てないなァ。
上げた価格に自分の力量が追いつくまで販売をやめて制作に専念する
とかいうんなら、好感度も上がるんだけど。
高すぎた、なら値下げする。
短絡的じゃないかな〜。
何かそれで解決するのかな?
何か成長が見込めるのかな?
価格設定にしろ改訂にしろ、それをする事で得るものがないと、ただ
対処療法にしかならなくて結局は何も解決しないんじゃないかなァ〜。
値段下げて、それで今後どうするのか。
行く末を見てみないとなんともだけどね。
>73
生活の為にってわけでなしに、ただ趣味の延長でやってるのが創作は多いと思うよ。
そーゆーのはあっさり辞めるだろ。
思い出作りの一環としての作家ゴッコはこれにて終了、てな感じでさあ。
前にも言われてたけど、腹くくって作家看板かかげてる人は少ないよ。
その少なさとは対照的に、物を、それも高額で売るっていう事に対してなんの覚悟もできてない
連中の数は多いから。
趣味の延長にしてはやたらと値段だけはプロっぽいというか
アートな価格がついてるのもな〜
人形を作り上げた、ていう愛着だけに浸って、他人に売り渡すための
ハードルが異様に下がってるのとか
店でも催事でも目にする事は多いよな
ま、中身が伴わない値札ブラ下げてんのが氾濫すりゃ、誰も買わなくなるわな
5月にあった丸善にしろ、久方ぶりのまともな展示会で、内容的にそう悪いものでは
なかったと思うが、それにしては全体的に売れてなかった
場所柄、人の出はけっこうあったように見えたんだけどもさ
素人以上作家未満なのが創作人形の世界は大半だからね。
禊がないからレベルもピンキリすぎる。
ある一定のレベルの中のピンキリじゃなくて、本当にピンキリだから。
作家的な活動をしてるだけの素人と、作家として芯の通った人とが同じ創作人形っていう
フィールドに混在してる。
前者と後者の間には埋められないほど深い溝がある。
前者の方が後者より、業界全体で占める割合がデカい。
バブルの頃、買い手も一時的に増えたんだろうけど、それ以上に作り手が増えた。
増えたその作り手のほとんどが、前者に類するんだろうなと思う。
蚊帳jの最近の値段てあれ、値下げじゃないんじゃまいか?
昔のフラグシップモデルが60cmで30万、
なんだかやたらにボロ高かった35万って言うのは65cm、
今のは20万くらいだが単に小さいのを作ったからから安くしてあるんじゃね。
逆か、安くしたかったから小さいのを作ったのか?
現に40cmくらいのやつ近年まで10万円台で出てたよ。
最近$巣で見る60cmで20万切りのやつはなんだ、在庫整理か?個体が古いし。
ま、なんにせよイラネ。w
>>中身が伴わない値札ブラ下げてんのが氾濫すりゃ
そういうのが氾濫しないよう、店がその審美眼と看板においてフィルタリング
してるのかと思いきや。
実情は↑で70や72が言ってるような感じで笊もいいとこ。
そんなレンタルショーケース的になってる店は無くてもいいなと思っちまう。
全部の店がそうだとは言わんけどね。
作家としては作る事に専念して、そんで販売は手数料を払ってでも、どっかの
店に任せたいんだろうけど。
それ自体は別にいいんだけどさ。
店がナンチャッテ作家に大義名分を与えるような現状は解せないね。
育てろよ、アンタらが!
と思ってしまう。
腐れたもん納品しようとしたら突っぱねろ!
と思ってしまう。
まァけど、店はそういう事しないよな。
委託はどこまで行っても委託だもんな。
>>78 ビンゴ!!!
そっか。そーゆー事か。
ようするにあれだ、ナルとおんなじ論法で打開策を講じたワケだ。
小さいサイズなら価格も安く、お求めやすくなっておりましてよ〜ていう。
蚊帳$のサイズなんて気にした事もなかったから、サイズに応じた価格設定も合わせて
気にしてなかったよ。
にしてもホント、あんなんイラねーな。
蚊帳たんも本格的にパライソに逝く前に、作家として何事か遺せるといいやね。
というより辻♂と同じように商業原型でもやって。
時期がきたら落ち着いて。
看板おろしても良いかもね。
であとはパライソさ逝くだけっつーね。
いまオクに指紋の初期作が出ているけど、
アレでプロとしてやっていられたとは驚きだ。
確かに人形界は甘いといえるね。
ま、腕が上がって良かったよ、指紋タン
諮問の若い頃ってまさに創作人形黎明期でしょ
今手塚治虫の漫画見てもそう目新しさも感じないけど、当時としては画期的だった
ようはそういうことだと思うけどな、あの人形の場合は
>>79 エンジェルがナルの取り扱いを始めたあたりでちょっと微妙な心持ちになり。
やがてナルの口利きでアトBが特選入りした時、心底からガッカリしたのを思い出すよ。
なんじゃそりゃっていうね。
買い取り仕入れなら、確実に蹴られただろうな。>アトべ
ナルはまだ取り扱いがはじまった辺りでは勢いあったが。
>82
当時としては日本人がああいうのを作る、ていうのもまた人形工芸の面から見ても珍しかったんかもね。
顔は歪んでるようにも見えるけど、角度によっては美形にも見えそう。
タバコの箱と比較したヤツなんかは自分には美形ちっくに見えるし。
見方でけっこう色んな顔に見えてくるんだろうとは思う。
眉毛とか睫毛の筆の走りはさすがな感じだし、ヘタだとは特に感じないなぁ。
>>80 つまりはナルならミニョもしくはベベぐらいの価格が。
蚊帳タンなら現行のあれぐらいの価格が。
それぞれに適正価格って事よね。
>82 >85 諮問の見て思った。
タダでもいらん人もいれば、魅力を感じる人もいる。
だから創作人形は面白いんじゃない?
創作ビスク集めてかれこれ20年近いけど、
写実的できっちり作られた人形だけが一番良いとは思えなくなってきたよ。
ずっと傍に置いてると気疲れする時もあるし。
何だろう・・美人は三日で飽きるってのもある。
作家初期の下手なんだけどムードやオーラを醸し出す人形は
実物見るとかなり迫力あるし、いい具合に気が抜けてる。
そしてその初期の魅力は作家本人ですらもはや再現できない。
今も大切にしてる人形には40年近く昔の稚拙な造りのもいるよ。
誰の作風にも似てない。確かな造形の基本は出来てる物だけどね。
むしろ最近の没個性的な表情や通り一遍等な作りの方が魅力に欠けるな。
○○朴〜は論外。
>タダでもいらん人もいれば、魅力を感じる人もいる。
上で引用されてた村上の物件もだけど、不必要な人にとっては単なる下品なゴミだし。
あそこに価値を見出した人にとっては至高の逸品になるし。
人形に限らず嗜好品はね。大筋がそんなものだと思うよ。
>写実的できっちり作られた人形だけが一番良いとは
スーパーリアルイラストレーションっていうのがずいぶん昔かるく流行ったけど。
すごい!とは感じても、そこに感性の発露は見つけられなかった。
もっとリアルに!ていう情熱と執念は伝わったけど。あとそれを成した達成感はね。写実の限界を見た感じ。
今の創作人形は写実の文脈には乗ってないと私は思ってるよ。
というか人形が元より写実的じゃないよ、人形に独特の様式に、身体性が準えられてる。
一通りの必要な物は人間と同等に揃ってるから、ともすれば写実を見出しがちではあるんだけど。
でも良く見れば人形はどれもこれも程度の差はあれ奇形な容姿をしてる。恣意的な形に歪曲されてる。
そこが、良いんだけどさ。おもしろさだと思う。
恣意的であればこそ、○○朴系は余計に引っかかりを感じるよ。
>>87 昔と今とでは情報量がまるで違うし作ってる人の数も環境も違うでしょ。
良くも悪くも情報豊かな環境が今だから、そういう土壌をもって仕上がってく
るものに自然となってくもんじゃない?
情報に無自覚に呑まれてしまう自我薄弱なのが多いのは、何も人形に限った事
ではないと思う。
先人の影響を受け、それを滋養に自作を開花させるのは良いと思ってる。
先人の○朴りは、そう、ホントそれは論外だけどさ。
人間は結局は「見た事ある物」しか生み出せないから。
いかにそれを頭の中、自分の抽斗の中でシャッフルして、新しく提出し直せる
かが肝なんだと思う。
シャッフルが弱くて、またはできなくて。
上っ面の劣化コピー化しちゃうようなのは、表現物としては惰弱すぎ。
そーゆーのは何も表現してないしね、ただの再現にすぎない。
廉価版としか認知のない物件は、そういう内訳しか持たないと感じてる。
舟越桂なんかの作る物・描く物は、やっぱり父親の作風そっくりだけど。
それを土台に舟越桂の表現を開花させてる。
それと単なる模倣や朴りは全く違う。
顔はもちろんなんだけど、ボディにも同じくらい個性って出るはずなのに
そこに気を配ってる人があんまり多くないっていうのが残念に思うよ
例えば関節とか
「こうしなくちゃいけません!」みたいなお約束があるわけでもないのに
みなさん似通った作りでしか見せてくれない
本当にその関節表現で良いの?
てゆーのを問い掛けたくなっちゃうのも多々ある
関節に愛を感じないのが多いというか
顔は一生懸命に作って、体はおざなりみたいなのにはいつも憤るよ
個性の出し所じゃん、関節なんて特に
球体関節人形やってんだから余計にさ
定石通り作っております〜みたいなおざなりなのは心底いただけない
プロポーションにしろ、師匠の丸写しバランスでやってる人、けっこう多いしね。
私もあーゆーのはどうなんだろうと思う。
作り手それぞれの頭の中にある人形を、立体として発表するのか本来的なのに。
いっしょーけんめーセンセイの作品をマネっこして顔は自分のおりじなるです!
なんていうのは、ちょっとね。
ピ具は特にボディのオリジナリティ希薄だなと思う時がある。
吉田式は教科書かもしれないけど、いつまでも教科書の再現していてもどこにも
向かわないと思うんだけど。
関節はこう作る、出来た、これで良し!
みたいに思考停止しちゃうのかな?
関節etc.の構造的な工夫はほとんど過去にやりつくされている。
普通の人間が思いつくような方法はだれかがもう試している。
とほとんどが何かわけがあって廃れた方法なんだよ。
造るのがえらくたいへんとか。
すごく技術がたかくないと出来ないとか)。
違う方向から見たら不自然とか。
経年劣化で問題が出やすいとか。
どこにも向かわない、というのはよくわからない。
どこかいかなきゃいかんの?
92じゃないけど。
関節の構造の話じゃないでしょ。形状の話じゃない?
関節見るとピ具の色が伺えるっていう例も出てるじゃん。
吉田式と同じ関節を、吉田門下だから使用します。
「○○門下だから」という理由で実施、本来は個性も盛り込めるはずの部分を
自ら消去してるのは疑問だねっていう話の流れだよ。
>どこかいかなきゃいかんの?
作家各々、○○先生はこうしてる、私の表現においてはどうだろう?
そーゆー試行錯誤のプロセスの向かうのが良いんじゃないかねと提示がある。
師匠の作品は師匠の中の“正解”で成り立ってる。
すでに成り立った“正解”を再現して表現してるつもりになってるのは、
あまりにお粗末じゃね?
習ったまんま、そのまんまの人は、多いよね。
私もそこは疑問に感じた事があるよ。
たとえば吉田門下によく見られる胸から臍にかけて入った溝?
あれ、何で入れてるの?
吉田良は入れてるよね。アクセント的に。ツルっとし間がもたないだけなのかもしれないけど。
火付きタンのも砂糖タンのも入ってる。他ピ具民のもよく入ってる。
吉田良の造形にたけ正解求めすぎてる気が、そういう部分を見ると、するんだよね〜。
関節の組み入れ方にしても、吉田良のカチカチ硬直箱型ボディを正解としてる火付きタンなんて、
何作っても硬直しちゃってる。
プロポーションまで吉田良に正解を見出してる。
ビスクの方は吉田良の提唱してる正解とはまた違った関節を、若干ではあるけど試そうとしてたけど。
それが全身的な改訂に進む事なく停止してるのは、とても残念。
>胸から臍にかけて入った溝
肉付きの度合いに関わらず記号的に入れてるね
肋骨とか
>94
砂糖タンはそれでも、吉田記号の使用をやめようとしてる過程にあるんじゃない?
これまで使ってきた吉田記号を、自分が制作の中で見つけた記号に置き換えようと
してるのが造形物から伺われる。頭と体ちゃんと使ってるな〜と感じるよ。
その試みがどこに向かうのか、どう作用するのか。見てみたいと思ってる。
火付きタンは逆に、吉田式を再現することに邁進してるのが、去年の個展の開催で
よくよく分かった。記号のみならず、師匠の手癖まで自作に盛り込むことに、一体
何の意味があるのかと、見に行って疑問符が点滅したよ。
でも本人が御満悦の様子だったので、あれはもうあれで良いんだろうとも思った。
新しい正解を見つけるより、すでに認知のある正解に迎合した方が、安心感はある
だろうし。そういう安心感に浸った上でやりたいのなら、それも本人の選択だし。
結果、表現物ではなく再現物になってしまっていても、本人が進んでそれを目指す
のなら、もったいないとは思うけど仕方ないよね。
>>95 師匠の身体表現を記号として無自覚に取り込むのは、まァ、ピ具だけの傾向じゃないんだけどさ。
人数も多い、響きもデカい、老舗看板とくればピ具のそーゆー傾向が悪目立ちするのはのは仕方ないね。
87が指適してる『通り一遍等な作り』てヤツでさ。
師匠の良い所を土台に、それをさらに推し進めて自作とする。
とかゆーんなら話の筋もまた変わってくるんだけど。
現状として目につくのは記号だけ取り入れて『作った、表現した』気になってる物件の横行。
それと合わせて人気のある他作家の目コピーがコンボされりゃ、じゃ一体なにをあなたは『表現』してんだっつーね。
なんともガッカリするようなのが出来上がりもするわな。
前にプランタンが催した合同教室展ちっくな企画展。
あれに参加してる某教室生の日記に自作が売れなかった理由っつーのが書かれていてさ。
業界のせい、客のせい、自分達は一生懸命に作品として表現している云々つーのが。
作ったもん見てみりゃ師匠の劣化目コピーまんまの物件。
業界のせいでもなんでもなく、アンタ自身のせいだっつーに。
>>業界のせい、客のせい、自分達は一生懸命に作品として表現している云々
あ〜それ。
自分も読んだわ。読んで、飽きれたよ。
「作れば売れる」と思ってるのかね?それとも自分をただ慰めたいだけなのか。
どっちにしても甘えすぎだと思った。
挙句、かかった衣裳代についての愚痴、一生懸命に作ってきた制作時間の徒労まで。
自己反省するどころか自己憐憫に浸りきって……。
作るのが大変なんだったら、何でそんな大変な思いしてまで余所様の劣化目コピー作るんだか。
同じ苦労するんなら自分の表現を形にするのに苦労すればいいのに。
きっと一生懸命すぎて、一生懸命の方向を間違えてるんだろうね。
真面目なだけの感動の薄い(感受性が鈍い)傾向の学生に見られるよ。
いわゆるがり勉タイプなのよね。
中には「疑え、気付け、欲張れ、楽しめ」に徹すると開花するヒトもいるけどね。
それから何でもそうだが作品は結果が全て。
プロセスや能書きはいいから、それが体現できてないのは無と同じ。
ましてや結果を他人のせいにするのは・・・強いて言うなら親の教育かねw
よく親に「ヒトのせいにしちゃいけません!」て怒られたもんだが。
そういう人は趣味で、自分の楽しみの為だけにやってるのがいいね。
値段つけて、それを売ろうなんて、絶対思わない方がいい。
売り渡す怖さも売り渡すことの責任も、まるで念頭にないみたいだし、
自作に対する愛着感だけしかなく客観的にクオリティをジャッジできて
いないのが致命的だし。
そういうのは趣味でやるのが一番だよ。
脆弱な自我からは何も生まれないもんだから、足りないその部分を他人
の作風を目朴ることで補強してるだけじゃあね。
上でも言われてるけど、表現ではなく再現だよね。
そのことに気付きもしないのなら、気付きたくもないのなら。
いいじゃん、趣味で。
売らなくても。
“作家”しなくても。
自己満足の世界で。
それで十分だと思う。