・「ぽろぽろドール」豊島みほ
人形をテーマにした短編集。近年の人形趣味についてよく調べて
書いているなと思った。
・「洋裁店の人形」アガサ・クリスティー
最初はただ単に人形をホラーの小道具として扱っているだけのス
トーリーにみえるんだが、最後の最後で良い意味で裏切られる。
・「なおみ」谷川俊太郎 写真:沢渡朔
洋館に暮らす6歳の少女と市松人形(現代人形作家の布製のもの)
の日々を写真で綴った絵本。
もともと「こどものとも」の1冊として作られ、最近復刊した。
最初全国に配本されたさい、内容が怖いと苦情が来たそうなw確かに
幼い子供には意味不明だろうし、一般的には怖い絵本だと思うが、
もの凄く好きという人も多いタイプの作品だと思う。