レジンキャストドールにとって、逃れられない黄変。
遅かれ早かれ黄色くなっていってしまうお人形達について、
多方面から語ってみよう、という主旨のスレッドです。
・今までいろんなスレで出てきた、できるだけ黄変を遅らせる対策や、メンテ方法のまとめ
・メーカーによって黄変対策されたキャストドールについて
・焦げ子はどうなるのか、焦げ子対策
・「黄変する」という事を、大きく知らせずに売られている現状
・里帰りに相当する対応をしていないメーカーの人形はどうするか
等々…。
さらに、実際に黄色くなってきてしまったお人形と、今後どう向き合うか、
そのまま愛でるか、実は黄色い子は愛せないかもとか、
そういう気持ちの問題も含め、タブー無しで意見交換してみませんか。
ふ〜ん
全塗装って手はあるが、
動かすと塗装が取れるもんなあ
かといって、エステしていけば段々小さくなる、という罠
つか、確かに韓弗は里帰り無いんだよな
どーすんだ
SDが世に出てもう8年か。サイトとかブログ見てるとかなり
末期色な子いるよね。悲惨。
これから続々と黄色くなるんだろーね。
私は黄色くってもずっと可愛がります!とか言う人もいるけどさー、実際あと10年とかして
末期色になって、それでも可愛がれるのかね?
エステ行きのが個人的にはましだな…
小さくなっても可愛がるよ
たしかにこの話題は、どのメーカーの本スレでも言い出しにくい。
なんとなく、触れちゃいけない話題な気がして。
みんな考えないようにしてるのかな?
>>4 正直、実際に黄色くなっちゃったら可愛がれないかもしれん。
今は溺愛してるし、大丈夫って思ってるし、覚悟もしてるけど、
でも実際にはダメかも。
カスタムする人なら、削ればいいって思うだろうけど、デフォで好きだからなぁ。
とりあえず自分は塗装じゃなくて
ファンデーションのように露出している所だけ
肌色のパステルを調合してはたいてみようと思ってる。
それが駄目でも常に長袖で首を出さないようにすれば
手とヘッドの塗装だけで済むし。
…でもまだ塗装で済めばいいんだよ。
プラスチックだから日にさらした洗濯バサミのように
いつかパキンといくんじゃないかな〜って
強いゴムで引いてある構造だしさ。
あそこまで風雨に晒されてるわけじゃないから
どうかなぁ?
自分は塗装するかな。
旧キャスト美白肌だから諦めてる。
でも20cm未満のちっちゃい子たちは無理かも…。
某はまだしも、青妖精とか武器屋で簡単に買えるから、
黄変なんて知らないで買ってる人も多そう
あと5年くらいしたらオクに黄色いキャスト弗が続々と出品されてたりしてな('A`)
初めは、また糞スレ立てやがって!と思ったけど、良スレの予感?
黄変する頃には人形趣味上がる奴も多いんじゃないかな?
自分もいつか飽きるんだろうと思っている。十年もあれば、流石に。
その頃には奥出しする気力もなくなって、部屋の肥やしになってそう…
または、十年あれば財力UPで買いなおしてるかな?
>>11 肥やしにするにはでか過ぎるよね、SDとかって
真正面から黄変に向き合うって、
今までありそで無かったから、
いいスレだと思うよ。
タブーに向き合うってまさに2chらしいw
>>6 つか、黄変の心配と対策について書くとすぐに『キャストだから黄変するのは当然。もっと勉強汁』とかレスされて終了ーーってパターンが多いんだよな。
じっくりとっくり語り合えるスレ大歓迎!
実は気にしている香具師多いとオモ。
当然だからこそ、どうするか語り合いたいよね。
あきらめろ、ってのは思考停止と紙一重な希ガス。
そりゃ、どうあがいたっていずれば黄色くなっちゃうんだろうけどさ、
真っ黄色になったSDを、どう可愛がればいいんだろうとかさ。
似合う服だって、変わっちゃうかもしれないし。
荒木スレで話題に出てたけど、焦げ肌のモカはエステできないって。
削るとそこだけ色が違っちゃったりするらしい。
あと、他のスレで、自分でエステしたとこだけ黄変が早く進んだってレスを見た。
下手な人がエステすると、かえって黄変を進ませちゃうのかもしれない。
予備知識。
■無発泡ポリウレタン(有機溶剤系ウレタン)…ウレタンはポリウレタンの通称
ガレージキット、キャストドールに多く使用される素材名称。
二液混合硬化型の樹脂であり、混合すると化学反応を起こして発熱しながら硬化する。
個人購入できる注型剤では(株)平泉洋行(へいせんようこう)社のハイキャスト(HEI CAST)が有名。
経年・紫外線などの環境で若干変色する。
無発泡ポリウレタンはキシレンという有機溶剤(液体)で希釈されている。
流動性を高めた液体状態で注型使用でき、原型の再現性が高く、成型後の加工もしやすい。
しかし、金型を使用したインジェクションキットに比べれば若干の型ズレなどが出る。
常温・常圧環境下で混合・硬化する性質、シリコン型使用と組み合わせて手軽に複製品を作れ
個人製作や少量生産に向いている。
混合時に気泡・ゴミが混入し硬化後も残る場合があるが、これは素材の性質上避けられない。
通常ガレージキットなどではパーツ表面全面を塗装してしまう為、小さな気泡やゴミは大きな問題とされず
購入者が自己解決・加工するのが通例。
無発泡ポリウレタンレジンは含有するキシレンの大部分を揮発しながら数分から数十分で硬化にいたる。
硬化後もキシレンは微量揮発し続け、成型品からはいわゆるシンナー臭(キシレン臭)がする。
含有する成分が揮発し減る為、無発泡ポリウレタンレジンは硬化時にわずか(約1〜2%)縮む。
これを「レジンがヒケる(引ける)」と言う。
この現象を見越して、レジンキャスト用原型などは最初からごくわずか大きく作られている。
■経年変化
無発泡ポリウレタンレジンは経年、紫外線で素材に変化が現れる。
・含有する溶剤の揮発による体積の減少。
これは業者、製作者の作業上投入する溶剤の量により大きく変化し、
溶剤投入量が増えれば増えるほど希釈され濃度が薄くなるので細部の再現性が高まるが、
最終的に体積が減り(レジンがヒケる)、変形が起こり易くなる。
作業上必要な量だけを投入する事が重要と思われる。
・黄変(変色)、劣化
ポリウレタンはウレタン結合を有するポリマーの総称。ドイツで発明された。
ウレタン結合は基本的にイソシアネート基と水酸基などの
活性水素を有する化合物との付加反応により生成される。
ポリウレタン素材は、加水分解 や 空気中の窒素酸化物(NoX)、塩素、汗などの塩分、
紫外線などの影響で徐々に分解され劣化し、この分解時に色の変化も伴う。
主に衣料方面でストレッチ素材・ゴム紐・合皮生地・靴底などに使用され
製造からおよそ3〜5年が寿命として衣料業界的に認知されている。
「一度も着ずにしまっておいたポリウレタン素材の服をドライクリーニングに出して劣化した」といった苦情が
消費者センターなどに報告されているが、これはクリーニングによるものではなく経年劣化とみられる。
ポリウレタン素材を使用する上で避けられない現象であるが
一般的に「ポリウレタンは必ず劣化する」といった認知度は低いと思われる。
これらをふまえて
キャストドールにおいては経年その他の事由により肌色が黄色く変化する形で現れる事が多い。
繊維などとは表面・体積比が違う上、ウレタン結合には数多くの種類が存在するので
劣化年数は同じに論ずることはできない。
また「ポリウレタン用酸化防止剤,光安定剤と安定化処方技術」なども開発されている。
ポリウレタンの性質について詳しくは以下のCD-Rにて紹介されている。
http://www.gijutu.co.jp/doc/b_1250.htm ---------------------------
理屈なんて知ってもどうにもならないけどとりあえず。
黄変しない研究も進んでいくといいね。
黄色くなっちゃっても可愛がるのもありだし、黄色くなる頃にも販売し続けてくれたらいいね。
ガレージキットを作るときは一年は寝かせろって聞いたことがある
ある程度溶剤を揮発させてから作らないと、染み出てきた溶剤が内側から塗装を侵すからなんだって
昔模型板で聞いた知識だけど、自信がないんで訂正あったらヨロ
19 :
もしもし、わたし名無しよ:2007/06/29(金) 12:56:30
また煽りスレかと思ったら、勉強になるスレダタ・・・・
>>16 >製造からおよそ3〜5年が寿命
ちょwwwwおまwww
こういうものを一生ものとして販売する、っていうのは、
半分くらい詐欺なんじゃないのかな?って気がするよ・・・。
いわゆる黄色人種風に変色していくなら、それはそれでありだけど、
緑がかった方向に黄色くなると宇宙人だよね。
宇宙人として可愛がる、という手もあるかもしれないけどさ。
ボロっ子スレで1/6の退色したソフビヘッドを染めてた人がいたんだけど、
キャストを染めることってできないのかな?
うわageちゃった
申し訳ない、
>>19 いらなくなった足パーツを焦げ肌の実験用に染めてみた事があるよ。
この時はダイロン染料の焦茶に赤を混ぜて軽く煮てから洗ってみた。
結論から言うと、染まらなくはない。でも、ちっさい足パーツ一つでも
かなり色ムラが出来たから全身を同じ色に染めるのは高度な技がいりそう。
あと、染料が透明だから黄変の黄緑を上から完全に打ち消すのは難しいと思う。
何より色白派には使えないという…。
ポリウレタンレジンの本来の用途は「試作品制作」だったりする。
立体試作品を作って、ボリュームを確認したら射出成型しようかとか、金型いこうかとか。
長期間使う素材ではなんだよ。
でもすごく取扱が簡単だし個人でも複製品が使えるからガレキの人たちが使い始めた。
そこからレジンの品質向上もあったし、歯科用医療用レジンもあるし、ノンキシレンも出たし、難黄変も出た。
でも絶対黄変しないとは書いてない。
黄変を抑える為に生産時に少量の青を混ぜると白く感じるような白に仕上がるる。
レジン目玉の白目製作にも使われる技術。
青を混ぜても黄変は進行するから最終的に緑色っぽくなってく。
美白とか白さを売りにしてるものは黄色というより緑がかった黄色になってくんじゃないかなー。
ブラシで赤吹いて緑色を打ち消してから、白、肌色吹くとかしかないかな?
緑がかった黄色…か…
可愛がっていける自信がない…
この問題、みんな触れないようにしているというか、
考えてしまうと、自分が馬鹿なことをしてるような気になって辛いんじゃないかな?
だって、たった数年で緑がかった黄色になっちゃうものに、お金と時間をささげてるんだもん。
もちろん私もその1人なんだけどさ・・・。
「元がとれるか」っていう考え方でいけば、
今、毎日充分楽しませてもらってるから、自分的にとれてると言える。
でも、普通のリカちゃんとかの1/6を買った人は、
よほどの扱いをしない限り、一生買った時のままのリカちゃんを可愛がっていけるのに、
こっちは、とても気を使って丁寧に扱って、それでも数年後には真っ黄色で、
下手すれば硬くもろくなってるなんて、冷静に考えてみるとものすごく虚しい。
キャストドールは今、この瞬間だけ楽しくて、未来を考えると悲しい気持ちになる人形だよ・・・。
なあに、かえって免疫がつく
カーボディやMacのガラス繊維コーティング剤は酸化や
紫外線を防ぐらしいけど人形に使ってる人いる?
美白系なら肌サフ→薄く白サフとかどう?
白サフは隠蔽力低いから薄付けなら下地の色が透けて見えて
透明感も出ると思うんだが。
下地は好みでピンクサフでもいいかもしれない。
大きいサイズは全身吹くのは大変だけど開き直って
見える部分だけにすればかなり労力は軽減できると思う。
>>19 まさに黄変対策でキャスト染めたサイトあるよ。
それはMSD(旧スキン普通肌色)だったけど某はキャスト自体色が白い方だから
オレンジっぽい色で染めたらほどよく健康的になってた。
今のTFよりむしろ色が薄いくらい。
でもそれは見るからに黄変したキャストってほどじゃなかったからな〜…
最近はサイトの主がドールをあんまりいじってないみたいだから
現在どんな風に変化したか分からない。
クリアーだとレジンが染まるよね。ソレ利用して剥げない関節部塗装してる人がいた。
濃度や染まり具合、ムラになるかどうかなどコツがいるみたいで
新しい素体でやってみるなら失敗しても諦められるけど、愛着ある子で失敗したら
更に自分が人形寿命にトドメ刺したみたいで後悔するかも…
削りあるなしやその程度でも染まり具合が変わってくるっぽい事書いてあったけど
クリアオレンジとかでレジン染色やった人いますか?
塗料に漬けおきドボンにしても、濃度・液温度・放置時間がわからないんだ。
削りまくった顔とかどう染まるか心配だ。
黄変ってどれくらいの程度?
ヴィンテージブライスの顔の素材は何?
ヴィンブラは経年で多少色が変わってるんだろうけど、
気になるほどの黄変はない気がする。
>>30 そりゃまあ、ウレタンレジンじゃないだろからねぇ。
ABSじゃないの?>ブライスの顔。
どんな樹脂でも劣化はするけど、
ウレタンレジンがべらぼーに劣化速度が速い、という話で。
>>30 その場合は黄変というより退色かな。
蝋みたいな感じに色が抜けたり、成分によっては黄色っぽくなる場合もあるが…
キャストの黄変を出来るだけ避けるには
UVスプレー(どれくらい差があるのか知らない)、
出来る限り紫外線にあてない、素手で触らない・・・
他に自分で出来ることって何がある?