「アナイスの叔父様って、どんな人だか激しく気になるのは俺だけでつか?」
全てはこの言葉から始まった。
―――SD達オールキャストによる妄想劇場、【第三十四幕】!
前スレ
【SD劇場】叔父様と愉快な仲間達【第三十三幕】
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/doll/1176982317 SDにキャラクターを持たせた会話劇のスレです。
登場SDには性格、職業、人間関係など「叔父様スレ内設定」があります。(メーカー公式設定とは無関係です)
新規さんは保管庫の「叔父様スレ用語辞典」をご覧ください。
ttp://ozisama.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/jiten3/jiten.cgi SD達のスレ内設定の説明があります。
スレ内設定から外れたネタ、外れているかもしれないネタを投下する場合は注意書きを添えてください。
※荒れ防止のために簡単なルールを設けることになりました。
ルールを守ってマターリ楽しみましょう。
スレ住人全員のルール
・叔父様スレの設定はここ独自のものです。意見感想含め、よそのスレや一般サイトへ持ち出ししないこと。
・意見を言う方も聞く方も誠意を持って、感情に任せてレスしないこと。
・コピペなどの悪質な荒しには徹底スルー。ネタで反応するのもナシ!
(職人のルール、読み手のルールは
>>2、
>>3、過去ログと保管庫とテスト板は
>>4-6あたり)
職人のルール
・ネタを投下しても反応がなかったらそのネタは黙って流しましょう。
・余りに細かすぎる設定は控えましょう。
・伏線なく無闇やたらにカップルを乱発するのは控えましょう。
・一職人の連続投稿はなるべく控えましょう。(続きが読みたいとの要望があるのに次の職人さんが
現われない場合は連続投稿可)
・アニメや漫画・ゲーム、芸能人等、既存のキャラクター絡みのネタは
読み手を限定するネタだと心得、投下は節度を持って。
・設定や時間軸を無視した単発ネタもOKです。
単発ネタで一つのレスに書ききれない場合、名前欄に1/2、2/2と入れましょう。
・長編にはタイトルをつけましょう。
読み手のルール
・意見や感想は、言葉使いに注意しましょう。
意見内容がまっとうでも表現が攻撃的だと荒れの元になります。
・意見があるなら出来るだけその場で。後になって文句を言われても職人さんは対処できません。
・自分の好みじゃない設定になってもやさぐれない。
・時には、スルーも大切です。
読み手&書き手のルール
・同一のSDに対して複数の設定や解釈が並存する可能性があります。
好みに合わない解釈のネタは黙ってスルーで。
他職人さんの設定に異議がある場合は文句を言うのではなく並存案として別のネタを提示しましょう。
また、好みが分かれそうな解釈のネタを投下する際には一言注意書きをお願いします。
長編ものについて
苦手な読み手さんへ:長編を投下する場合、名前欄にタイトルを明記する決まりになっています。
流れを読んで、タイトルを発見したら、軽やかにそのレスはスルーしてください。
短編が投下されなくてもマターリキープで。『待てば海路の日和あり ヽ( ´ー`)ノ』
長編書き手さんへ:長編が多く投下されると、その性質上スレ進行が早くなりすぎる傾向があります。
流れと量を読んで、過剰かなと思った時には出し惜しみしましょう。
短編書き手さんへ:長編の流れに割り込む単発ネタは大歓迎です。流れを変えるほどの
インパクトのあるひとネタをお待ちしております。
・長編〜「長編:ミニっこ映画『犬が好きな猫 人が好きな猫』」
・単発だが恋愛要素ありのもの〜「恋愛:AとB やきもち焼いたかな」
※『やたらと生々しい現実感や性』を感じさせるネタの投下には注意書きを。
登場人物はあくまでも人形ですよ。
・単発だが、友情や家族愛をモチーフにしているため曲解も可能かと思えるもの
〜「単発:アナイスと叔父様のお昼寝 ※家族愛デスヨー」
〜「単発:13ミミ、憧れのまどか嬢 ※恋愛要素なし」
※そのつもりがなくても、どうぞ保険の意味でひとこと追加してください。
・その他単発・ギャグネタ〜「単発:橘家 あきらの発明と銀ミカ」
※オチがばれそうなら、「単発」「単発:橘家+α」だけでも可。
・自然発生的連作(XXX番さんに続けて…的なもの)〜「連作:>レス番 くんのその後」
※長編にまで発展しそうなら、適切なタイミングでタイトルを。
・上記により「もしもし、わたし名無しよ」は、感想、雑談の投稿と見なされる…はず。
しかしこのテンプレ、ある意味異常なほどの細かさだよな・・・
過去ログのリンクっているかな?
ずっとdat落ちのままだし(●持ってる人なら読めるけど
保管庫のリンク張るだけで充分なんじゃないかと思うんだが。
って連投規制で前スレに書けないうちに終わってしまったので
後出しでスマンのだが。
連投規制って不便だね。
だが、ひとつのスレをみんなで建てた! という
なんかしらん達成感のような物がある。皆様乙!
>>8 せっかくみんなで力を合わせてテンプレをアップしたのに、
ケチをつけないでほしい。
いつぞやのように長編で容量オーバーしてスレ落ちる可能性もあるから
テンプレをタイト化させるのは決して悪いことじゃないと思うよ
2chだと今連投規制あるし、テスト板の雑談スレに移動してテンプレ見直し議論でもやる?
このまま議論が続くと肝心のネタが投下しづらくなるんじゃないだろうか。
テンプレ削るより無駄な長編を削るべき
雑談スレはネタの感想を言い合うマターリムードなんで
議論でふいんき壊しちゃうのは忍びないな
議論用のスレたててみる
貼ってる自分も過去ログいらないんじゃ・・・と思ったw
ここだと連投規制に引っかかるし、一度テスト板にスレ立てさせてもらってテンプレ見直しする?
>13
3行以上の文章読めないなら、
このスレは、あなたには向いてないと思うよ…
過去ログもだが、注意書き見づらいしわかりづらい
削れるものは削ってほしい
>>16 「無駄な長編」であって、「無駄な長文」ではないよ
そうやって、いつも揚げ足とって荒らしてるんだね、あなたは
前になんか言われた復讐?
>>16 ギスギスした書き込み、やめてくれないかなあ。
>21さん乙です。
こっちには前スレに落とせなかった引越しネタが来ないかとwktkしながら待ってみます。
ネタの投下は注意書き論争に決着がついてからじゃない?
それにスレが上がっている間は投下するの嫌がる職人さんもいるしね
職人さん的には、注意書きなんてものは無いにこしたことはないんじゃないかな。
細々した注意書きを見ると、なんだか卑屈になっているようで同情する。
実際そうだから。
注意書きないと荒らす人がいるから必死の言い訳なわけで。
注意書きと称する言い訳を先に書かないと投稿できないなんて、
惨めすぎる
荒らしの顔色をうかがいながら投稿しないといけないなんてなあ。。。
「勉強させてやってるんだ」なんて思い上がってる荒らしもいるし
勉強になっただろう、なんて書いてる人の作品を今すぐここで披露してほしいよ。
みっちりと批評させていただきますからw
そういうのまるっと含めて議論スレに行こうという流れだと思ったんだが・・・
おまいらそんなにID出るところ嫌か?
>>29 テンプレの議論と、注意書きの議論はまったく別物では?
「勉強になる」が「勉強させてやってる」それから
「勉強になっただろう」ってすごい曲解だな…
とっちめるとか排除とか流れ読んでて思うけど
もう少し冷静になった方がいいんじゃないか
>>30 じゃあ、注意書きの議論もテスト板にスレ立てしてくるよ
一番いいのは、ここは作品の投下専用にし、
感想や批評はすべてテスト板などの別スレでやることだな。
そうすれば、荒らしの批評を読みたくない職人さんは、
読まずに済ますことができる。
テンプレの中の注意書きの議論じゃないのん?
>>33 今議論しているのは、テンプレの中の注意書きでなく、
作品の頭に付ける注意書きのこと。
でも、感想や突っ込みから新しいネタが生まれることもあるから
そういうのがなくなるのはさびしい
純粋な感想や突っ込みならいいんだが、このスレのお局みたいな人たちの、
自己主張のための揚げ足取りが多いからなあ
>36
一言多いよ。
冷静に書けないか?
けんか腰になってる人は何が不満なんだ?
一度吐き出してみたらすっきりするかもよ
>>37 きわめて冷静に書いてるよ。
自分はこのスレの、こんな昔からいるんだ、みたいな書き込みが
しばしばあることが、お局さんの弊害の実証となる。
>>38 職人さんたちも、不満がたまってるんだと思うよ…
さっきから自治厨装った愉快犯がわいてるだけだよ。
本気でスレの運営に不満があるんじゃなくてただ場を引っ掻き回したいんでしょ。
本気で言ってるんだとしたらコワス
>>40 自分もJBBS借りてるからわかるんだけど、管理人にはIPアドレスとかすべてわかっちゃうんだよね。
どこの誰が管理人やってるかわからないようなテスト板には書き込みたくない。
>>42 真剣な議論を「愉快犯」と決めつけるの、やめてもらえませんか
知り合いでもない限り、本人の特定はできないんじゃない?
いっそ、まるごとテスト板に移ってしまったほうがいいよ。
>44みたいな自覚のない荒らしもいることだし。
幼天使の続きだって長編スレでやりゃいいじゃん。
>44を荒らし扱いとは。
マジで>45はここを引っ掻き回すのが目的の荒らしだね。
>>45 あなたがテスト板に移って吠えていてください。
ここはそっとしておいて。
前から長編を締め出したいのが一人居るみたいだけど
それはこのスレを過疎らせて終了させようとしてる荒らしなのか?
それとも短編じゃないと理解できないからなのか?
どっちだ
>>49 下手な長編書き乙。
長編スレでやりゃいいじゃん。
でた
>>43 ID出るのが怖いチキンちゃんの常套句www
>>40立てた途端に注意書きの話無くなったね。
やっぱり煽りだったんじゃない?
45=50じゃないよ。
愉快犯に引っ掻き回されてこっちにネタが落とせないなら
テスト板で続きのネタやればって提案しただけ。
好きで注意書き書いてる職人さんはいないと思うよ
>>54 IDなんて何の意味も無いよww
いくらでも変えられるし。方法は言わないけど。
恐いのは、どこの馬の骨かわからん個人である管理人に
IPを知られること。
スキルがあれば、メルアドでもHDの中身でも、
何でも引っ張りだされちゃうよ。
特にマンションの共同プロバイダを使っている人は要注意だね。
IPアドレスの出る掲示板で、マンション名特定されている人を何人も見かけた。
IPアドレスチェッカーにかけられたら一発。
Winnyなどのファイル交換ソフトを入れてる人は、特にヤヴァイ
で、ここは何のスレだっけ?
ただグダグダと生産性のないアホな話するだけなら
他へ行け、このクサレ外道どもが。
続きを楽しみにしてる者もおりますので、職人さん
よろしくお願いします。
>>58 何を今更www
世の中に管理人がIP見れる掲示板なんてどれくらいあると思ってんの
どうせ日頃はそんな事考えもせずにあっちこっち書き込みしてんでしょwww
※28番まどか
ハイランド原野のウィリアムズの屋敷。
荒夜の書いたメッセージを全て消し終わり、ついでに屋敷の銀器磨きやシャンデリア磨きをさせて
もらって満足気なカイとユニが居間のソファにすわり銀のティーカップで紅茶をすすっている。
(ウィリアムズがしょっちゅうなんということをしてしまうので、食器類は全て銀器に替えたらしい)
里13番 「おぼっちゃま、お客様ですよ」
案内されて28番とまどかが入ってくる。
ウィリアムズ 「これは28番殿、拙宅にようこそ参られた。さあ、こちらに」
大仰に振りかざしたウィリアムズの手の先にあった花瓶を心得顔で素早く移動させる里13番。
28番 「今日は先代がこちらにいると伺って。いつも先代がお世話になっています」
ウィリアムズ 「なんの。キャプテン殿の育ての親のレイズナー殿のお世話をできるなどとは、
光栄の極み(棒読み)」
まどか 「これ、つまらないものですけれど、『スウィートドリーム』のチェリー・タルトですわ」
28番 「まどかさん、つまらないものだなんて、そんなに卑屈にならなくても」
まどか 「あら、日本流の奥ゆかしさですのよ」
レイズナー 「28番、よく来たな。今日は彼女と一緒か?」
28番 「彼女なんて、そんなんじゃないですよ」
まどか 「そんなんじゃありませんの?」
28番をまどかが睨む。
ユニ 「にーたん、羨ましそうな顔しないでつよ」
28番 「あれ、カイとユニちゃんも来てたのか?」
ゆうを椿に引き渡してすぐ『スウィートドリーム』を後にしていたので、28番は桔梗と荒夜の対決、
原野に書かれたメッセージのことは知らない。
28番 「先代、まどかさんとはドルパで会ってますよね」
レイズナー 「ああ。あの時は28番の彼女とは知らずにいろいろと失礼をしたかもしれないな」
28番 「だからまだ彼女とかそういうんじゃないって」
レイズナー 「まあいいから」
まどか 「それにしても、バイオロイドとは思いもしませんでしたわ」
28番 「理論的にはありえなくないですよ。植物を増やすのに挿し木とかしますけど、
あれは自分で同じコピーをつくろうとするんですね。で、先代の場合はというと」
レイズナー 「おいおい、俺を植物と一緒にするな」
28番 「一緒ですよ、生命は。植物であろうと魔族であろうと妖精であろうと。
それより、まどかさんのお父さんに父の日のプレゼントを買いに行ってみつけたんです。
先代に気に入ってもらえるんじゃないかと思って」
レイズナー 「これは?」
28番 「ニッポンの傘ですよ。スネーク・アイズ・アンブレラ(デタラメ)です。
ニッポンはこれから雨季ですから、キオトやカマクラを散策するのにいいですよ」
レイズナー 「スネーク・アイズ…ヘビの目?」
まどか 「日本では蛇の目といいますけれど、英語ではbull's eyeと言った方がわかりがいいですわね」
レイズナー 「ほう。これはいいものだな。ありがとう、大切するよ。
しかし、パピィ氏もべた褒めしていたが美しいお嬢さんだな。
28番、お前はいい人たちに囲まれて幸せ者だ。安心したよ」
28番 「はい。それに、俺が船を降りたせいで氏に目に会えなかった先代にこうして再会できるなんて。
もう二度と、俺たちの前からいなくならないでください!」
レイズナー 「ああ、もちろんだ。せっかく手に入れた体だからな」
ちょっとずつ砂長編への伏線が混じってきてwktk
長編から長編って流れは今までなかっただけに楽しみだ
もちろん天使とも海賊とも関係ない単発も超歓迎!!超待ってます!!!
(☆∇☆)
67 :
66:2007/06/05(火) 08:52:22
途中で書き込んじゃった。意味不明でスマソ
>63-64
銀食器に囲まれて(☆∀☆)になってるユニたんが目に浮かぶようだw
注意書きが短いのがいいね
>63-64に続けます。28番×まどか(性格設定特になし)。
ウィリアムズ邸の居間では、集まった客がティータイムを楽しんでいる。
日本贔屓のレイズナーは、まどか相手に雑学知識を仕入れている。
レイズナー 「引っ越しソバ? それはどんなヌードルですか?」
まどか 「蕎麦自体は、ふつうのお蕎麦ですわ。蕎麦を召し上がられたことはおありですか?」
レイズナー 「ええ。船長時代には、日本に寄港した際、ヨナキソバで一杯やるのが楽しみでした」
まどか 「引っ越し蕎麦は、江戸時代以来の風習だそうですわ。
蕎麦が比較的安価であったことと『細く長く』の思いを込めて、お隣近所に配り物としたのだとか」
突然、がたりと豪華な椅子から崩れ落ちるウィリアムズ。
ウィリアムズ 「ああ、何ということをしてしまったのだろう。
ここは新スレだというのに、客人に引っ越し蕎麦一つも準備していなかったとは。
このウィリアムズ、慚愧の念に耐えない(棒読み)。」
里13番は冷静かつすみやかに、こぼれた紅茶を拭き取っている。
里13番 「坊っちゃま。 だったら今から買い出しに行けばいいじゃないですか」
落ち込む当主を他所に、何となく皆、蕎麦ムードが盛り上がってくる。
ユニ 「ユニの故郷の冷麺もおいしいでつけど、お蕎麦もいいでつね。
里13番たん、ユニがおつかいに行ってきまつよ」
カイ 「ソバ。サシャニモ、買ッテカエラナイト」
レイズナー 「だったら、俺が行こう。日本の蕎麦屋に興味があるからな」
28番 「先代は、ここで待っていて下さい。俺がひとっ走り買ってきますから」
まどか 「だったら、こうしませんこと?」
まどかが悪戯っぽく微笑んだ。
まどか 「このまま皆で、『天すみ』に押しかけるというのは。
混んでいるかもしれませんけど、皆でおしゃべりしていたら待つのも退屈じゃありませんわ。きっと」
そして蕎麦処『天すみ』は、やはり戦場のような賑わしさだった。
リヒト 「へいお待ち、カスタード御膳! あと注文はどれだけでえ、めぐりん」
めぐ 「もう少しですわ。それから・・・」
その時、店先の黒電話が鳴る。
kの人 「もしもし、商店街前派出所ですが。蕎麦5人前、今すぐ出前お願いしまーす!」
めぐ 「出前入りました! 商店街前派出所に、蕎麦5枚!」
リヒト 「おおよ、任せとけって! ・・・にしてもミシェルは帰ってこねえし。四郎も休みだしな。
今日の出前は・・・」
そこにぞろぞろと入っている提督ご一行様。
まどか 「今、宜しいですか? 人数が多いのですが」
めぐ 「もちろんですわ! 奥の座敷にお上がり下さいませ!」
リヒトが鉢巻きを外し、仕上がった蕎麦を出前の箱に詰めていく。
リヒト 「今来たお客さん、悪いな! ちいと人が出払っっちまっててよ!
ひとっ走り出前届けてからになるが、勘弁してくんな!」
まどか 「大丈夫ですわ。お忙しいのは、承知の上ですし」
座敷にあがったレイズナーが、厨房を覗き込んだ。
レイズナー 「ご主人が、配達までこなすのは大変だな。良ければ、何か手伝うが」
めぐ 「いいえ、とんでもありません。お客様にそんな」
レイズナー 「『困った時はお互い様』は、海賊の伝統だ。・・・それに、一石二鳥」
レイズナーは正座した片膝を行儀悪く崩して、苦笑いした。
レイズナー 「早速、足が痺れてしまって。
このまま店主の帰りを待っているより、腹ごなし代わりに歩いてきた方が、よっぽどいい」
ここ見たらむしょうにざる蕎麦か冷麺食べたくなってきたYO!
このスレは
・今までスルーしてた限定子を無性にお迎えしたくなる
・何でもないときにいきなりソバやケーキなど食べたくなってくる
・夜中に爆笑したくなるのを堪えて腸ねん転起こしかける
・…あとなんか二つ
の効能ファイブがあるのです。
一番上の効能が凶悪すぎる。
このスレの影響で何人誘致した事か…。
うちのルナにくるみを並べてやりたくなっている件について、効能1が凶悪過ぎる程効いてます。
あとうちの普通のサラとミカエルをゴスメイクにしたくなったりもしてますね。
魔族揃えはくるみ以外はフルチョで何とかなる…かな?
今日の晩飯は、コンビニ蕎麦とカスタードプリンですた。
・・・いえ、プリンに蕎麦はつけてません。
ちゃんとそばつゆです。
つ【チラシ】
>74
キラちゃんズとDたまをフルチョしたらゴスメイクサラとミカエルと並べてうpうp!
天すみにkから出前の電話が入る、しばらく前。
半壊状態になった<<TOHYA>>。
デカ健の仲裁で一旦矛を収めた桔梗の所に、翼を広げた椿と白蓮が駆け寄る。
椿 「桔梗様、霞はここのお店の人がお世話しててくれたんです!」
桔梗 「何ですって?」
白蓮 「チラシまで作って霞の保護者を探してくれていたのが、ここの店員さんなんです。
(チャイナりおを指して)あの人の話を聞いてください」
〜説明タイム〜
桔梗 「私の方にも誤解があったようです。
霞を保護して下さってありがとうございました。
ご無礼を謝罪致します」
チャイナりおとシンディに向かって素直に頭を下げる桔梗。
その肩をチョンチョンと突付く荒夜。
荒夜 「おいおい、天使ちゃんよぅ。俺様にもゴメンナサイしろよなー」
桔梗 「……」
荒夜をジト目で見る桔梗。
桔梗 「あなたが原野にあんな挑発的なメッセージを残したのが事の発端でしょう」
荒夜 「あん?だから迷子を預かってるから引取りに来いって書いただろ?
何が挑発的だって?」
桔梗 「『幼天使霞は頂いた』これの何処が『迷子を預かってるから引取りに来い』ですか!」
荒夜 「待てや、俺はそんな事書いてねーぞ。なあ、シンディ?」
シンディ 「あなたの字が汚いからそういう誤解をされたんじゃない?」
荒夜 「俺のせいかYO!そりゃねーよミス・シンディ!」
霞 「ききょー、でぃー、かい、喧嘩悪い」
デカ健 「そうだぞー。仲良く(・∀・)汁」
白鳥 「元を正せばデカ健様がいたずらで掘った落とし穴のせいじゃないですか…」
そこに通報を受けたk札官が駆けつけてくる。
kの人 「一体何の騒ぎですか!?」
チャイナりお 「あー、えっと…」
シンディ 「ごめんなさい、ドジな店長さんが調理中にガスを爆発させてしまって。
k札の方をお騒がせするまでもないわ」
kの人 「事故ですか?一応念のために現場検証を……あっ」
白鳥と白蓮と椿に目を留めるk札。
kの人 「『天使長 榊』容疑者の関係者の方ですね?」
白鳥 「容疑者?」
白蓮 「榊様がまた何かやったんですか?」
kの人 「公然わ○せつ罪の容疑で拘留中です。
相変わらず自分は天使だとか雪がどうしたとか全く言う事が要領を得なくて困っているんですよ。
ちょっと派出所までご同行願えますか?」
桔梗 「私も伺います」
デカ健 「もちろん俺様もだ!(・∀・)」
霞とゆうを椿に預け、kの人に連れられて榊の面会に向かうデカ健・桔梗・白鳥・白蓮。
榊 「デカ健様!それに桔梗と白鳥と白蓮…」
デカ健 「何か腹減ったなー」
飯クレクレ、という表情でkの人を見上げるデカ健。
kの人が出前の電話をかけに行った間に、檻の中で憔悴しきった榊に告げる桔梗。
桔梗 「榊様、幼天使は無事保護されました。ゆきもこちらに向かっているそうです」
榊 「ゆきが!?」
いきなり蘇る榊。
榊 「そうだ、デカ健様。実は重大なお話が」
デカ健 「ん?」
榊 「一度SDとしての天命を終えて死を迎え天界に上ったはずの魂が一つ、
また地上に戻っているのが発見されました。
死者が蘇るのは天地の理に反する由々しき事態と思われますが、デカ健様の判断を仰ぎたく」
おお、いよいよ来たか!??
ドキがムネムネ〜
※28まどか、キャプののがあります。
ふたたび『天すみ』
28番 「先代、このあたりの地理に不慣れでしょう?俺が出前に行ってきます!」
レイズナー 「なあに、心配するな。俺にはこいつがある」
コンパスを取り出すレイズナー。
28番 「コンパスって…」
レイズナー 「アンドロイドのお嬢さんが作ってくれたんだよ。高性能ナビゲーターが内蔵されていて、
これさえあればどこにでも行ける」
28番 「でも…」
レイズナー 「店主、出前先はどこだ?」
リヒト 「おう、商店街前派出所だあな」
28番 「派出所!?先代、その剣は置いてかないと駄目ですよ!銃刀法違反で捕まってしまいます!」
レイズナー 「いろいろとやっかいなんだな。しかし、腰のものがないと落ち着かん」
28番 「じゃあ、代わりに俺があげたジャノメガサでも腰に差したらどうですか?」
レイズナー 「ああ、そうしよう」
28番 「心配だな。やっぱ俺、ついて行きます!」
レイズナー 「人を年寄りするもんじゃない」
突然ウィリアムズが椅子をがたつかせて立ち上がる。
ウィリアムズ 「なんということをしてしまったのだろう、このような時こそ私が名乗りをあげるべきではないか。
レイズナー殿、不肖このウィリアムズにお供をさせていただきたい(棒読み)」
28番 「それは別の意味で心配ですから」
レイズナー 「じゃあ店主、行ってくるぜ」
リヒト 「心配ねえってことよ。派出所は目と鼻の先だぜ。間違えようったって間違えるもんじゃねえ」
28番 「そうなんですけどね。いくら日本に造詣が深いって言っても本の知識と実際とは違いますからね。
そういえば先代、派出所の意味わかってるのかな」
ややあって。
キャプテン 「ったく、ピンクの服の女はどこに行っちまったんだ!?
あ、リヒト、橘セット頼む!」
なかよしハンドでつながったキャプテンと巫女ののが入ってくる。
28番 「いらっしゃいませ。ただいま込み合っていますので、お待ちいただくようになりますが」
何食わぬ顔でキャプテンと巫女ののの前にコップに入った水を置く28番。
空いたテーブルをカイとユニが拭いている。
キャプテン 「なんでお前らがここで働いてるんだ?」
28番 「お手伝い」
里13番 「(アイがピカピカ光る)1640円になりまーす」
めぐ 「またおいでくださいませ」
まどか 「リヒトさん、海老の天ぷらがあがりましたわ」
リヒト 「おう、ありがとうよ!しかし、なんだって今日はこんなに忙しいんだ?」
客 「<<TOHYA>>が臨時休業なんだよ。『スウィートドリーム』も混んでたぜ」
リヒト 「だからか。臨時休業たあ、何かあったのか?」
厨房で皿洗いをしていたウィリアムズが振り向く。
ウィリアムズ 「おお、これはキャプテン殿。実は先ほどレイズナー殿が」
ウィリアムズが落としそうになった皿を絶妙のタイミングで里13番が受け止める。
キャプテン 「親父が?」
よく考えたら賊がKに出前持ってくってシュールだなw
それにしても、いきなり全面対決か!?
それとも、ニアミスなのか!?
ドキドキする!!ワクワク (0゚・∀・) テカテカ
つーか、デカ健様は榊ちゃんをどうやって釈放させるんだろう
もしかして、脱走!
ここは、商店街前派出所。
桔梗 「死者の魂が現世に…」
あまりの重大な内容に、天使一同、かたずを飲み込みデカ健様を静かに見つめる。
しかしデカ健様は、榊の話をさえぎった。
デカ健 「まー、固い話は後後!! 先に腹ごしらえしてからだぜ!(・∀・)」
ずるー!と一同大コケする。
白鳥 「デカ健様! そんな暢気な!」
デカ健 「腹が減っちゃあ戦もできん!(・∀・)」
レイズナー 「ちーっす! 『天すみ』の出前持って来ましたー!」
ちょうどその時、派出所前からそんな声が響いた。
ひょいと首だけ出して、デカ健様はひらひらと手を振る。
デカ健 「あーごくろーさん。こっちこっち!(・∀・)」
レイズナーは軽々と5段重ねの蕎麦を片手でひょいとかついで、派出所内に入ってきた。
レイズナー 「ご注文のざる蕎麦大盛りカスタード仕立て5人分、お持ちしましたー」
デカ健様、桔梗、白鳥、白蓮の前にざる蕎麦をひょいひょいと並べていく。
レイズナー 「っと、あと一人分は?」
デカ健 「今ちっと、檻の中なんだよねー(・∀・)」
kの人が小窓を開いて、榊の前にざる蕎麦を差し入れてやった。
レイズナーが同情を込めて、榊を見つめる。
レイズナー 「あんた、悪い人じゃなさそうなのにな。兄さん、何やってとっ捕まったんだい?」
榊 「誤解なんです! 私は決して犯罪など」
レイズナー 「いいってことさ。本当に人(SD)としてやっちゃいけない事と人の世の法律は、うまく折り合わない時もあるわあな」
そういうとレイズナーは、来ていたデフォルトコートをひょいと脱いで差し出した。
レイズナー 「いくら気候がいいって言っても、そのナリで冷たい物を食うと腹を壊しそうだな。
これを貸してやるよ。返すのはいつでもいいさ」
榊 「出前の方…。なんていい人なのでしょう(´Д⊂」
蕎麦とコートを前にして、感涙にむせぶ榊ちゃん。
デカ健様は「いただきます」も言わずに、もう蕎麦をかき込んでいる。
デカ健 「でさー。誰なんだ? その帰ってきたオミタムァって(ムシャムシャ」
白蓮 「デカ健様、食べるかしゃべるかどちらかにしてください」
コートを羽織って感涙にむせびながら、器用に蕎麦をすすっている榊ちゃん。
榊 「それがですね、レイズナーと言う。かつて海賊として一世を風靡した…」
桔梗から代金を受け取り(「何で私が全員分の…orz」by 桔梗)帰ろうとしていたレイズナーが、ひょいと振り返った。
レイズナー 「俺の名を呼んだかい、兄さん」
白鳥 「レイ…」
白蓮 「…ズナー?、本当にあなたが」
二人は割り箸を、ぽろりと取り落とす。桔梗が思わず問い直した。
桔梗 「…何かの間違いでは。何故レイズナーがこんな所に」
レイズナー 「正真正銘、俺がレイズナーだよ。あいにくと同姓同名の奴には会ったことがないな」
デカ健様は、余裕綽々最後の一本まで蕎麦をすすってから、顔を上げた。
その口角が、ニヤリ( ̄ー ̄)の形に上がっている。
デカ健 「間違いないんだな。レイズナーさんよぉ」
レイズナー 「ああ」
まさに、悪役そのもの。神様とは到底思えない口調で、デカ健様は言葉を続ける。
デカ健 「…じゃあ、話が早い。そのオミタムァ、返してもらおうか」
よくわからないが、ヤバイ! 長年の勘でそう感じたレイズナーは、ひらりと長身を翻した。
白鳥 「待ちなさい、レイズナー」
白蓮 「最後まで、話を聞くのです」
レイズナー 「三十六計逃げるにしかず! 海賊にゃ、引き際も肝心ってね!」
長い足を生かして、ひょいひょいとレイズナーは派出所から駆け去る。
角をまがったそこは、瀟洒な洋菓子店。ちょうど店先に、一台の外車がとまろうとしていた。
その助手席をノックし、レイズナーは有無を言わさず車内にすべりこんだ。
銀ミカ 「な、何だ!? 君は一体誰なんだ!?」
レイズナー 「俺の名は、レイズナー。追われてるんだ。どこでもいい、車を出してくれ」
よりの家。
リビングのテーブルにありったけの新聞紙をひいて、粘土をこね回すみどりとなぎさ。
よほど集中しているのか、二人とも一言も言葉を交わさない。やがて、なぎさがようやく形を作り終わった。
なぎさ 「できた〜!」
みどり 「もうできたの?あ、猫ちゃんだ〜」
なぎさ 「天すみのバロンちゃん作ったの。うちでも猫飼いたいんだけど、お母さんが許してくれないんだ。
みどりちゃんは、何作ってるの?」
みどりの手元を覗き込むなぎさ。みどりはちょうど、人形の髪を作っているところだ。
だが、それとは別に人型の粘土が盛られている。
なぎさ 「お人形二つ作るの?」
みどり 「うん。こっちはお母さんで、そっちはお父さんなんだ」
なぎさ 「お父さんとお母さん?」
みどり 「海賊船のお父さん、お人形に入って戻ってきたんだって。だから、あたしのお父さんとお母さんも、
お人形作ればその中に入るかな、って」
なぎさ 「そっか・・・。じゃあ、お父さんとお母さんが入るならもっと大きいお人形にしなきゃ!なぎさの粘土も
合わせちゃおう」
みどり 「いいの?」
なぎさ 「うん!」
せっかく作った猫を塊に戻して、みどりの人形にくっつけるなぎさ。
なぎさ 「もっといっぱい粘土があれば、大人ぐらいの大きさになるのにね」
みどり 「でもそれだと、二人だけじゃ作れないね」
笑いながら一緒に粘土をこねる二人。
その声は、廊下にまで響いてノックをしようとしたよりの手を止めさせる。
より 「コーヒー貰いにきたのに、入りそびれちゃったな」
扉にもたれかかり、寂しそうに目を伏せるより。
より 「しっかりしてたって、あの子もまだ小学生だもんね。やっぱり、私じゃ力不足なのかな・・・」
※砂長編を見て思いついたものですが、長編に関係ないうえに重めです。
※こんな話を書いてますが、砂設定否定派でも他キャラの生き返り推奨でもありません。
ごめんなさい、
>>88の上に注意書き入れ忘れました・・・
単発IFなので、この話自体は長編に含まれないと思います。
その日の夜、よりの仕事場
みどり 「より姉、眉間にしわ」
突然聞こえてきた声にびっくりして、よりは頭を上げた。目の前でパジャマ姿のみどりがコーヒーカップを差し出している。
より 「ああ・・・もうそんな時間なのね」
みどり 「そんなにむつかしいお話なの?」
より 「そんなんじゃないのよ。・・・ねえ、みどり。お父さんとお母さんに会いたい?」
みどり 「なあに、突然。あ、もしかしてなぎさちゃんと話してたの盗み聞きしたでしょ」
みどりの頬がぷぅっと膨れる。
みどり 「そんなことしてるから締め切りに間に合わなくなるんだよ!」
より 「ハイ、ごめんなさい・・・」
みどりの持ってきてくれたコーヒーを一口飲んで、また机に向かうより。今夜がんばらなくては本当に間に合わなくなる。
手を動かし始めたよりの背中に、みどりがポツリと呟く。
みどり 「会いたいよ、お父さんとお母さんに。だけど、寂しいからじゃないもん」
より 「え?」
みどり 「この町って、不思議なことがたくさん起きるから毎日が楽しいでしょ。商店街抜けると外国だったり、
お姫様がやってるお店があったり、魔女がすんでたり・・・。あたし、ここに来て毎日びっくりの連続だったから、
お父さんとお母さんにもそれを体験してほしいなって思ったの」
より 「寂しいと、思ったからじゃなくて?」
みどり 「二人がいないことは悲しいけど、寂しいって思ってる暇ないよ。なぎさちゃんもいるし、綾ちゃんたちも近くに住んでるし、
それに何よりより姉がいるもん」
より 「あんた、本当にいい子! 明日は二人でお寿司食べに行こうか」
みどり 「それより早くお仕事終わらせてね」
より 「はいはい。今回は、お父さんを助け出す男の子の話よ」
みどり 「楽しみにしてるね。より姉のお話大好きだから」
おやすみなさい、と部屋を出て行くみどり。
この仕事が終わったら、次はみどりの両親が不思議空間でびっくりしてばかりの話を書こう。
物語の中なら、みどりの経験したことを二人に味合わせることぐらい簡単だ。だけど・・・
より 「どうせなら見ず知らずの他人より、あの子の上に奇跡が起こればって思うのは、私のエゴなのかしら」
>>88-90 おお、久しぶりにちゃんとした文章のかける職人さんが。
いいねえ。
>88-90
より姉のネタって現実的な話が多くて好きだよ。GJ。
ネタ自体は単発だけどテーマは長編DOAに通じてるよね。
剣を置いてきたのはやはり失敗だった。
(・∀・)あいつ、ちびっこいガキみてえなナリしてたが、おそらく底知れない実力の持ち主だ。
そんなことを考えながら、助手席で窮屈そうに背中を丸めるレイズナー。
わけもわからず車を走らせる銀ミカと、後部座席でチャイルドシートにちょこんと座っているゆき。
サイズも服のシュミもまるで合わない、傍目にはコントの如くちぐはぐなトリオである。
やがて意を決したように、銀ミカが口を開く。
銀ミカ 「僕も人を待たせてるし、見知らぬ他人を乗せてあてもなく走り続けるほどお人よしじゃない。
君が逃げている理由か、せめて行き先ぐらい教えてくれ」
レイズナー 「そうだな、じゃ『蕎麦処 天すみ』…いや、とうに手が回ってるだろうな。駄目だ。
港に向かってくれ。仲間の船が停泊してるはずなんだ」
銀ミカ 「…もしかしなくとも、そのいでたちといい、キャプテン君の知り合いか?」
レイズナー 「あぁ、俺の息子を知ってるのか。じゃ話が早い。
俺はレイズナー。あいつの…育ての親だ」
と、おもむろにゆきが口を開く。
ゆき 「レイズナーしゃん、オミタムァがくっついてないのでしゅ」
銀砂 『は???』
ゆき 「レイズナーしゃんとぎんしゃんは、からだがちがうのでしゅ」
銀ミカ 「そんなの当たり前だろう…どういう意味だい?」
レイズナー 「…やれやれ、おチビさんもあいつらの仲間か」
ゆきの背中に小さな羽を見つけ、はあっと大きくため息をついた。
何となくだが、事態が飲み込めてきた。
他人と俺の違う部分、作られた肉体、かりそめの生。
K札にいた連中は、どこでどうかぎつけたのか知らないが、俺の命を狙っているようだ。
レイズナー 「もうすぐ港だな。ありがとよ、ここでいい」
銀ミカ 「いいのか?」
レイズナー 「ああ、巻き込んで悪かっ……!!?」
どかーーーーーーーっっんんん!!!!!
目の前の道路に大穴が開き、(・∀・)顔のデカ健と天使たちが土煙の中舞い降りた。
デカ健 「地上でこの俺様から逃げられるわけないだろ」
レイズナー 「ちっ…テロリストかよ。乱暴な奴らだ」
ゆるりと、油断なく車から降りるレイズナー。
銀ミカ 「おい!」
レイズナー 「連中は俺が目当てのようだ。あんたたちは関係ない。早く行け」
ゆき 「レイズナーしゃん…」
瞬間、弾かれたように車のほうを見る榊。
榊 「!!!ゆき!!!!」
ゆき 「さかきちゃん!」
銀ミカは、何を考えたわけでもない。
ただ、辣腕社長として長年培ってきた駆け引きの直感が、咄嗟に働いた。
銀ミカ 「すまないっ!」
ぎゃるるるるるるるっっっ!!!
渾身の力でアクセルを踏み込み、めいっぱいにハンドルを切る。
道路に開いた大穴の手前で車はUターンし、最高速度で走り去る。…ゆきを乗せたまま。
ゆき 「ひゃあぁ〜〜〜〜〜」
突然かかるGに、ゆきが緊張感のない声をあげる。
榊 「ゆきがあああぁぁぁあぁぁっっ!!!! ゆきぃぃぃぃいいっっっ!!!!!」
白鳥 「ちょ、榊さま!!」
天使達の制止の声も届かず、榊は追いつけるはずもないスポーツカーを追いかけて走っていった……。
そのころ海賊船上では、突如響いた爆音の源を確かめるべく乗組員が甲板に集まっていた。
教室 「あれ、レイズナーさんと天界の…」
11番 「先代…!?」
爆発痕を挟んで対峙するレイズナーと天使達の構図に、ただ事でないと感じた11番が船を飛び出した。
11番 「あなたたち、先代に何する気!!?」
デカ健 「ニセモノの身体と逃げ出したオミタムァ。世界の法則からはみ出たまがい物を、粛清するだけだ」
粛清。
普段のお調子者のデカ健の口から出たとは思えぬ冷たい響きに、思わず身を震わせる天使達。
11番 「…私たちから、二度も先代を奪うんですか!!」
ちょwwwww榊ちゃんwwwww
一瞬で弱点見抜いた銀ミカ超GJwwwwww
うわぁ、天界ズが敵に回るって今まで無かったね!
本気出すと魔界ズや某よりずっと怖そうだ。wktk!
迷子の幼天使とちゃんと話が繋がってるのもいい!
※オトン説傷セシが名前だけ登場。
ルナ 「バイバーイ」
くるみ 「また遊びに来てね」
天すみ裏手の時空の隙間から。
ルナとくるみに手を振り、外に出る百合と真霧、そして夕霧とたえ。
外に出た瞬間、一斉に顔を見合わせる。
たえ 「この神気は…!」
百合 「デカ健様の気配と推察します」
夕霧 「で、でも…どうしたのでしょう…?この…緊迫した感じは…?」
百合 「港の方角からです。行ってみましょう」
それと前後し、天すみの中でも。
巫女のの 「キャプテン様!」
白い顔を更に青白くした巫女ののが悲鳴をあげた。
巫女のの 「レイズナー様の身に危険が迫っています」
キャプテン 「親父に!?巫女のの、何か予知したのか!?」
28番 「巫女ののさん、詳しく」
巫女のの 「港です。爆発、襲撃。11番様や船の皆様も…
襲ってきたのは天使様と…神様…」
ぶるぶると唇を震わせる巫女のの。
キャプテン 「神様?天使様?お前や百合の仲間って事か?どういう事なんだよ!
親父は派出所に出前に行ったんじゃねえのか!?」
巫女のの 「私にも事情は分かりません。ただ、頭にその光景が視えたのです」
キャプテン 「くそっ、この目で確かめるしかねえな。行くぞ、28番」
巫女ののの手を引っ張りながら店を飛び出すキャプテン。
28番 「アイアイサー、キャプテン!」
船にいた時のように敬礼してからまどかを振り返る28番。
28番 「まどかさんはここで待機を。状況が分かったらすぐに連絡しますから、
携帯に出られるようにしておいてください。
万が一の場合」
まどか 「叔父様に繋ぎますわ。皆さん、気をつけて」
3人が出て行ったのを見送った後、呟くウィリアムズ。
ウィリアムズ 「里13番。この状況下において、私も当然レイズナー殿をお救い致すべきなのではなかろうか」
里13番 「そうですね」
ウィリアムズ 「しかしキャプテン殿達はもう行ってしまった。なんということをしてしまったのだろう。
この私としたことが、出遅れてしまうなどとは!」
失意体前屈になっているウィリアムズを尻目に、冷静に通信機を起動させる里13番。
里13番 「里13番です。緊急事態です、esのの陛下に取次をお願いします。
…陛下、お忙しい所失礼します。今そちらに(おとん)傷セシル陛下は?
はい、それならば話が早くて助かります。実は…」
※死生観はこの話だけのもので、某の設定や他宗教とは一切関係ありません。
東京高速(仮)を、走り抜けてく真っ赤な外車(ポルシエと読むと年代がばれるので注意)。
ゆき 「さかきちゃん…」
銀ミカ 「すまない。少しの間だけ、僕…いや、SD(人間)側に付き合ってくれ」
ゆき 「でか健しゃま、すごくおこってたでしゅ。あんなでか健しゃま、見たことないでしゅ…」
銀ミカ 「あの(・∀・)が、きみの保護者なのかい?」
ゆき 「でか健しゃまは、天界(おそら)でいちばんえらいひとでしゅ」
銀ミカ 「それで、さっき言っていた彼…レイズナーのオミタムァがくっついてない、とは、
どういう意味なんだい」
ゆきは、寂しそうに窓の外を見ながら、もう見えなくなった榊の姿を探している。
ゆき 「さかきちゃんに、おしえてもらったでしゅ。
SD(にんげん)には『おやくめ』があって、その『おやくめ』が終わったら
オミタムァはおそらにくるんでしゅ。おそらでおねんねして、
『とき』がきたら、またあたらしいボディにうまれかわるんでしゅ」
銀ミカ 「輪廻転生、か。彼はその理から外れた者ということか」
ゆき 「オミタムァは、おねんねしたら、まえのことを忘れるでしゅ」
銀ミカ 「作り物、と(・∀・)は言っていたな…どういう意味だろう」
ゆき 「ゆき、わかんないでしゅ。でも、ちがうかんじがしたでしゅ」
銀ミカは、仕事帰りの深夜、風呂上がりの暇つぶしに偶然見た、
『恐怖! 魂が入った呪いの人形!!』という、くだらないテレビ番組を思い出した。
銀ミカ 「まさか、な…」
その頭上遙か高く、赤い車を見つめている借り物コート姿の天使がいることを、
二人は気づいていない。
100 :
99:2007/06/08(金) 19:39:08
しまった…銀ミカ、(・∀・)のニセモノ台詞聞くまえに逃げてるんだ。
すみません、適度に自己補完お願いしますorz
今ふと思った。
今のゆきの姿 (服装) を見て榊ちゃんがどんな顔になるか楽しみw
※書き手的に恋愛フラグを含めるつもりはなかったんですが11番→先代に見えなくもないです。
※天使たちの設定に関して一部捏造しております。このレス内限定ということで見逃して下さい。
レイズナーを背に庇うように仁王立ちし、11番はサーベルを正眼に構えた。
デカ健 「この俺様に剣で立ち向かうとは、見上げた度胸だな」
対するデカ健が虚空に手をかざすと、陽炎のように空気が揺れ、『勇気の剣』がその手中に現れた。
何度か見たことがあるその剣が、自分に向けられると考えただけで悪寒が走る。
レイズナー 「よせ、お前が敵う相手じゃない」
11番 「わかってます……」
気配だけで圧倒される。勝てないことなど百も千も承知だ。
でも。
もう動かない先代に取りすがって、ただ泣き喚くしか出来なかったかつての自分。
どうにもならないことをどうにかしようとして、どうにもできない絶望に打ちひしがれていた。
あんな絶望は、二度と味わいたくない。
11番 「…私は、私の大切なものを、命を張って護ります!!!」
震える声で、気丈にそう言い切る11番に、ふとレイズナーの頬が緩む。
レイズナー 「…ありがとな」
キャプテン 「親父ーーーーーーーーーーー!!!!!」
巫女ののと手をつないだキャプテン、レイズナーの剣を抱えた28番が走ってくる。
28番 「先代、これを!!」
レイズナー 「おうよっ!」
28番が投げた重そうな曲刀を、片手で受け止めずらっと引き抜く。
寝ルカ 「キャプテン、僕の手を使え!」
甲板で固唾を呑んで見守っていた寝ルカが、自分のハンドパーツを外して投げた。
キャプテン 「悪い、借りるぜ!」
素早くなかよしハンドを外して寝ルカの手に付け替え、レイズナーと背中合わせに
キャプテンもまたサーベルを構えた。
※93-94の続きです。と注意書き入れ忘れてごめんなさいorz
最初に動いたのは、白鳥だった。白く輝くエネルギーの塊を両手に、高く舞い上がり急降下する。
一瞬前まで海賊達の立っていた場所に白鳥の拳がめり込み、アスファルトが弾け飛んだ。
白鳥 「人間を傷つけたくはありません。大人しく、レイズナー殿を引き渡して下さい」
キャプテン 「天使様が、海賊から何を奪おうってんだ!?」
サーベルを一閃させる。かすった白鳥の腕から、光る粒子のようなものが空中に散った。
白蓮 「白鳥!!」
桔梗 「天使の身体を構成する『神気』が少々こぼれただけのこと、あの程度なら案ずることはない」
11番 「何のんきに構えてるの!?」
ひと飛びで白蓮の懐まで入り込んだ11番が斬りかかった。白蓮の長い髪がざんばらに散る。
白蓮 「なんの!」
11番 「きゃあっ!」
後ろ回し蹴りをまともに食らい、11番が横飛びに吹っ飛ばされた。すかさず桔梗が飛び、レイズナーに向かう。
桔梗 「我々とともに大人しく空へ還るのだ、氏者の魂よ!」
鋭く長い、剣のようなエネルギー体を手にレイズナーと切り結ぶ桔梗。
デカ健 「…ま、この分じゃ俺の出番はないかなー」
桔梗に気を取られているレイズナーの後ろで、白い光の弓矢を構える白蓮を見ながら、デカ健はつぶやく。
白蓮の指の力が緩んだ、その瞬間。
11番 「先代!!!」
白蓮の放った光の矢は、間に割って入った11番の肩を貫き。
11番が投げつけたサーベルは、白蓮の胸に突き立った。
レイズナー 「11番!!」
11番 「だ、大丈夫です…ちょっとキャストにヒビが入っただけ…先代が、無事でよかった」
くずおれそうになった11番をレイズナーが支える。脂汗を浮かべつつも笑う11番。
白蓮 「…ああ……うあぁぁぁぁぁぁああっっ!!!」
天使ズ 『白蓮!!!』
光の粒子が柱のように上方へほとばしり、白蓮の体を包む。
そして光が消え――、……そこには、白蓮に似た面差しの子天使が倒れていた。
※さらに通し番号も間違えててもうグダグダすぎてごめんなさいorzorz
桔梗 「白蓮…これは…」
デカ健 「『神気』が抜けすぎたな。体を保つためにサイズダウンしただけだ、心配ない。
しかし、一度天界に帰ってメンテしてやらないと、元に戻らない」
白鳥 「…仕方ありません。一旦退きましょう」
白鳥が小さな白蓮を抱え、天使たちは一斉に空に飛び立った。
キャプテン 「…正直、あいつらあんなに強いとは思わなかった」
レイズナー 「退却してくれなきゃヤバかったな。11番のおかげだ」
レオナ 「あんたたち、11番を船へ!教室くん準備手伝って!」
圧倒的な空気に呑まれて身動きも出来なかった番号ヘッズたちが、にわかに騒ぎ出す。
…今度こそ、護れた…。
11番はレイズナーの腕の中で、満足げにゆっくりと目を閉じた。
レオナ 「…何『これで思い残すことはない』みたいなモノローグ飛ばしてんの。
肩のヒビはエポパテでとりあえず補修したけど、3日は絶対安静よ」
キャプテン 「よくやってくれた、11番。あとは俺たちに任せて、しっかり休んどけ」
11番 「でも、先代…」
28番 「大丈夫、味方はこれだけじゃないんですから」
28番の後ろには、ウィリアムズに里13番もいる。
ウィリアムズ 「不肖このウィリアムズ、陛下の無二の友であられるレイズナー殿を
命に代えてお守りせよとの勅命を受けて馳せ参じた次第」
里13番 「後で傷セシ陛下も御自らお出ましになるそうです。
現在のの王国に女神美加様が降臨なされているようで、お話の最中だそうですが…」
キャプテン 「女神美加が!?」
レイズナー 「『お話』ねぇ…平和的解決にゃ、どうあってもいたらなそうだがな」
手に汗握る展開だ。
オラwkwkしてきたぞ!
―のの王国。
宮中の最深部、王族の許可を得た者しか立ち入れぬ神域。
降臨台の上に一筋の光が差し込み、部屋全体に広がって行く。
光が薄れ、また部屋が元の静寂を取り戻した時。
降臨台の上には女神美加の姿があった。
台の下ではesのの、そしてその傍らでオトン傷セシルが女神美加を見上げている。
esのの 「いつも私の娘がお世話になっています。…と申し上げれば良いのかしら?」
スカートの端を摘んで優雅に一礼するesのの。
女神美加 「巫女ののは心清く正しい私の巫女。彼女の霊力には私も助けられています。
けれど、今は巫女ののの話をしに来たのではありません」
女神美加はいつもと同じ、穏やかで慈愛に満ちた声で語り始める。
女神美加 「あなたの国でバイオロイドと称する人工生命体の生成が行われた。
それは間違いありませんね?」
esのの 「ええ。この人の影武者としてね」
ちらっとオトン傷セシルを見るesのの。
女神美加 「ところが実験過程での過ちで、何年も前に死亡した別のSD(じんぶつ)の肉体が再生されてしまった。
レイズナーという人物です。それも間違いありませんね」
esのの 「間違いないわ。身体機能は生前と変わらない。
SD(ひと)と同じように考え、話し、食べ、動く事ができる。
我が国の技術の粋を集めたこの身体に、何かご不満でも?」
不敵に微笑むesののに、女神美加もまた微笑みを湛えたまま切り返す。
女神美加 「人が人を造ろうなどと、少々不遜ではなくて?」
二人の間に静かに、しかし激しく飛び散る火花。
割ってはいるオトン傷セシル。
オトン傷セシ 「待て、俺にも分からない事がある。この機会に教えてくれ。
es、お前が作ろうとして俺のクローンが完成してたら、それは二人目の俺になってたのか?
俺と同じように考えて話すような」
esのの 「そんなものを作ってどうするのよ。公務の度に行方不明になるのが二人になるだけでしょう。
私が作ろうとしたのは、あくまでもあなたの肉体的なクローン。ただの人形よ。
それに人前での公務に最低限必要な人工知能(AI)を組み込んで、
足りない分は私が魔法で動かして補うつもりだったわ」
オトン傷セシ 「じゃ、どうしてレイズナーはただの人形で止まらなかったんだ?
あいつはまるっきり、生き返ったようなものじゃねえか」
女神美加 「あなたがたが作り出した人工的な肉体が余りにもSD(ひと)に近かったから。
一度この世での役目を終えて天に昇った魂―輪廻転生の輪の中で
生まれ変わりの時を待っていた魂が引き寄せられてしまったのです。
そして、バイオロイドに魂が宿ってしまった」
オトン傷セシ 「あるんだな、そんな事って」
女神美加 「あってはならない事です」
厳しい声で女神美加は告げる。
女神美加 「命あるものはいつか必ず死に、そして天に昇り、二度と生前の姿に戻る事はない。
それが天命。全ての生きとし生けるものに課せられた宿命であり、自然の理です。
これを歪める事を、神として許すわけにはいきません。
今すぐにレイズナーの肉体を活動停止させ、魂を天に返しなさい。
神はSD(ひと)を殺める事は出来ませんが、勧告に応じないのであれば
強硬措置をとらざるを得ません。
私は事を荒立てるのは好みません。どうか、素直に従って下さい」
ごめ、シリアスなシーンなのにダンナ(のクローン)を
「そんなもの」呼ばわりなesのの様に妙にツボったwww
のの王国と連絡を取り、ウィリアムズ主従が慌しく出て行った後の『天すみ』
ユニ 「にーたん、神たまや天使たまがやっつけるのは悪い人でつよね。
レイズナーたんは悪い人でつか?」
カイ 「ソンナ事ハナイ!ト思ウ」
ユニ 「提督たんはユニに銀のお皿を磨かせてくれたでつ。
ユニも提督たんの力になりたいでつ」
カイ 「ソウダ、白鳥ニ話シテミル。白鳥ナラワカッテクレル。ユニ、ココデ待ッテテ!」
ユニ 「あいでつ。にーたん、気をつけて」
兄が店から走り出るのを見送るユニ。
リヒト 「すまねえな、出前を手伝ってもらったばっかりにえらいことになっちまって。
さっきのお人はキャプテンや28番の知り合いなのかい?」
まどか 「キャプテンを育てた先代のレイズナーさんですわ。
28番さんのかつての上司でもありますの」
リヒト 「先代って確か…何か事情がありそうだな。
よし、店を連絡場所にでもなんでも使ってやってくれ!」
めぐ 「そうですわ、まどかお姉様。何かお手伝いできることがあればおっしゃってくださいませ」
まどか 「さっそくですけど、お電話をお借りしてもよろしいかしら?
携帯は28番さんからの連絡待ちのために空けておきたいのですわ」
リヒト 「ああ、使ってくんな!まったく、こんな時にうちの居候たちはどこに行ってんでい!?」
デカ健たちが榊に面会するためにk札に向かった後、椿は眠ののの好意でゆうと霞を抱えて
『スウィートドリーム』のティールームで待っていた。
椿 「大丈夫ですよ、霞。桔梗様たちはすぐに戻ってこられますから」
ゆう 「かすみもケーキ食べるのー。苺ののったのおいしーのー」
霞 「クリーム。ついた。」
カウンターの上の電話が鳴り、眠ののが受話器を取る。
眠のの 「お電話ありがとうございます。『スウィートドリーム』です。あら、まどかさん?
え?ゆうちゃんと椿さんならここにいますけど。
ええ、それから霞ちゃんという幼天使もこちらにお預かりしているの。
…なんですって!?先代が?どういうこと?詳しいことはわからない?
ええ、わかったわ。やってみます」
眠ののが電話を切るのとほとんど同時に、何かの気配を感じたのか霞が宙の一点を見る。
霞 「ききよー、戦ってる。」
椿もやのり何かを感じとっていた。
椿 「デカ健様!先輩達!こうしてはいられない!行かなくちゃ!」
その前に眠ののが聖母のような慈愛をたたえた表情で立ちはだかる。
眠のの 「あなたたちにはしばらくここにいてもらうわ」
いつのまにか、眠ナナと眠ミュウが霞とゆうを抱きかかえている。
そして、さり気なく29番が入り口のドアの前に立った。
>まったく、こんな時にうちの居候たちはどこに行ってんでい!?
そういえば闇ミカとゴスサラどうしてるんだっけ?
キラちゃんズは13キラ・眠キラとまだカラオケしてるんだよね?
長編職人さんたちGJ!
海賊船に端を発してどんどん横に広がってく連係プレーが
SDたちの絆の強さの象徴みたいでwktkするよ
前スレラストの天すみネタでは、Dたまに呼び出されて外出してたもよう>ミカサラ
>113
dクス、保管庫見てきた。
もしかしてこれも伏線になって話に関わってくるのかな。wktkだ。
居候といえば、ミセルは神(デカ健様)と人間のどっちにつくんだろ
ミセルは想像つかないなー。
デカ健様と敵対する所も想像できないし、デカ健様側について役に立ってる所も想像できないw
まあ、ミセルはクローゼットにでも閉じこもっていなさいってこった。
天使達もみんながみんなデカ健と共に戦う展開にならなそうなのもwktk。
ミセルは眉間にしわを寄せて苦悩しながら人間側につく気が。
正攻法では神様に勝てる気がしないので、子天使達を上手く味方につけてがんがれ
>113-114
ごめ・・・そのネタ書いた者だけど、久しぶりにお城の引越しネタをやろうとして
規制で書き込めないうちにすごい勢いでスレが埋まって終わっちゃっただけorz
だから自分でネタはないんだけど、もちろん他の職人様が伏線として使ってくれるのは大歓迎です
こちらはのの王国。
無言でesののとにらみ合うばかりの女神美加が、急に天を仰いだ。
女神美加 「白蓮……!お兄様、どういうことですの? …そう、わかりました。帰還します」
誰かと話しているようだが、esののとオトン傷セシには美加の独り言にしか見えない。
女神美加 「今日はここまでにさせていただきます。
しかし、我々は認めません。あのような歪められた命の在り方など」
傷セシ 「よう、お嬢ちゃんよ」
オトン傷セシは、凄味のある唸るように低い声で言った。
傷セシ 「神だか仏だか知らねぇが、俺のダチに手ぇ出すなら容赦はナシだ」
女神美加は、返事をしなかった。
一方こちらは、Dの住む森の奥の城。
凌 「こんにちは、Dさーん。綾ねえからたくあんのおすそわけに…
あれ、お取り込み中でした?」
D 「気にしなくていいよ、いつもすまないね( ゚Д゚)y─┛
黒ナーシャ、キッチンに持っていきな。つまみ食いするんじゃないよ」
黒ナー 「ありがとうでつ。綾ねえたまのたくあん大好きでつ!」
凌と黒ナーシャがキッチンに向かうのを見届け、Dは弟子たちに向き直る。
D 「…あんたたちもわかってるだろう、この気配」
闇ミカ 「地上が…神の怒りに満ちている…」
ゴスサラ 「すぐ近くと、少し遠くに強い力を感じました」
D 「まったく、何やらかしたか知らないけど、とばっちり食らうのはゴメンだよ。
地上の動向から目を離すな」
そして、東京都内のカラオケ店では。
ピエロキラ 「…ベイベキラちゃん、さっきの」
ベイベキラ 「うん…神の力が、どこかで…おそらく時空の歪み付近で」
13キラ 「次、『抱○てセニョ○ータ』誰ー?」
眠キラ 「はいはーい、あたしー! ♪け〜ん〜か〜のきず〜あ〜とをぉ〜〜〜」
ピエロキラ 「…ま、カラオケ終わってからでいいよね」
ベイベキラ 「そうね。ねータ○ツバの新曲歌おうよー」
キ、キラちゃんず。w
うん、それでいいです。
今録画した『喰*い*タ*ン』観てたもんで、キラちゃんずで
ナポリタンを踊りつきで熱唱する姿が浮かんだ(一人多いけど)
その頃、雪之丞とオリビアは──
雪之丞 「Hey!Olivia!もう一周するze!!」
オリビア 「わかったワ、ジョー!これが終ったら公園で腕立て伏せ1000回ネ!!」
──相変わらず商店街の周りを走り続けていた…
と、そこへ。
どっしーーーーーん!!!
雪之丞 「Oh!Sorry!Aer you OK?」
カイ 「▲◎×□!!」
ぶつかったショックで思わずキムチ語を口にしてしまうカイ。
誰が見てもカイの方がはるかにぶつかった時のダメージは大きい。
雪之丞 「おや、またガイジンサンだna!」
オリビア 「どうしたの?何か困っていることはない?同じガイジン同士、力になるワ!」
突然の申し出にとまどうカイ。
しかし、一瞬で答えを出す。
カイ 「一緒ニ来テ!」
ジョーオリ 「「イイトモ!!」」
カイとオリビアがガイジン同士ってすごく新鮮な感覚だw
どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。
天界対SD(ひと)の戦いを、物影から震えながら見ていた夕霧。
恐ろしくて、とても出て行くことはできなかった。
ゆきは赤い車に連れ去られ、椿とゆう、霞は捕らわれ身動きが取れなくなっているらしい。
そして、白蓮が目の前で……!
私があの子たちから目を離さなければ、こんな事にはならなかったのに。
百合 「夕霧さん、もう大丈夫です。デカ健様が一旦天界に帰ると言っています。
…真霧が心配しています、一緒にいきましょう」
百合の抱いた真霧が、唯一戻ってきた幼天使が、手を伸ばしていた。
夕霧 「真霧…」
真霧 「ゆーぎり、おうち、かえろ?」
夕霧 「……真霧、ごめんなさい。わたし、デカ健様に背きます」
百合 「夕霧さん、何を言っているのです」
夕霧 「幼天使たちをみんな、天界に戻さないといけません。
地上にも、きっと、きっと分かってくださるひとがいるはずです。
だから… 百合さん、真霧を連れてデカ健様と合流してください。
私は地上に残ります。幼天使たちと椿さんを、連れて帰ります」
百合 「今は非常事態です。地上に慣れていない夕霧さんには、危険です」
夕霧 「………ごめんなさい!」
夕霧は、思いを断ち切るようにきびすを返すと、百合と真霧に背を向け飛び去った。
とは言ったものの。
夕霧 「……また、迷ってしまいましたorz」
闇雲に走り続けて、どこまで来たのだろう。
見覚えのある商店街は、とある理由で避けて。
アーケードをくぐったら、急に深い森に出た。空間の歪む感覚がした。
夕霧 「ここは… どこなんでしょう」
人の気配は感じられない。遠くに、塔のような建物が見える。
明かりが灯っているが、人にむやみに近づくのは危険。
気がついたら、サンダルの足首に血がにじんでいた。
慣れない靴で、靴擦れを起こしてしまったらしい。
夕霧 「美加様、ごめんなさい。怒っていらっしゃるでしょうね…
…もう、幼天使ルームの先生、解任かな…」
木の切り株に座って、サンダルを脱いで素足で一休みしようとしたところ。
どーーーーーーーーーーーーーん!!
夕霧 「きゃああああ!!!」
何かにぶつかって、はじき飛ばされてしまった。
カイ 「ゴメンナサイ、イソイデイテ、マエ、ミテナカッタ」
ジョー 「OH! あの時の困ってたLady(女性に見えるらしい)!!」
オリビア 「イケナイ、ケガをしてるのネ! ガイジンサンどうし、力になるワ!」
ジョーがひょいっと、子供を抱き上げるかのように、夕霧をお姫様抱っこする。
夕霧 「え? え?? え?????」
カイ 「イソイデ!」
ジョーオリ 「「Yes let's go!!」」
塔の森に、夕霧の悲鳴がこだました。
スウィ〜トドリ〜ム調理室
マジミカ「なんだか喫茶室が騒がしいなぁ。どれどれ・・・」
>>110 ・・・・・・
「たまにでいいですから、魔法が使えてしまう人が居るって事、思い出してあげて下さい…
僕はお店の味方ですから、ナナさん、ボス店長、ミュウ先輩、ええとそれから29番さん。
そうだ、お店の強度を爆上げする魔法陣を描いておこう、
ちょっとやそっとじゃ壊れないように、と・・・・・・!!!
あ、そうだ、父の日ギフトのラッピングもしておかなきゃ。」
強度を爆上げ>どんな強力な積層魔方陣なんだ、マジミカw
幼天使迷子編序章から長編に移行して続々うぷして下さる職人の皆様GJ!
電磁波・光波・音波・衝撃波
実体弾、レーザー、具現系の魔法はこの3つで止めれるかな?
作用系の魔法は術そのものを抑えないとダメだな。
よし、魔封波加えておこうw
・・・カリカリカリ・・・カリカリ・・・
店の周囲に、チョークに似た紅い鉱石で魔法陣を描くマジミカ。
マジミカ 「よし、これで>130タンの提示した条件はすべてクリアするはず・・・
完璧!僕だって、ちゃんと魔法使いなんだからね!」
一仕事終え、満足げな顔で店に戻るマジミカ。
カッキョンッ
マジミカ 「し・・・しまった、魔力や霊力そのものを跳ね返す障壁を
立てちゃったから僕も入れないや・・・
でもこれで中の天使たちも逃げられないし、結果オーライということで
僕もDお師匠様のところに行こうっと」
マジ君、それだと霊力の高いのの一族であるボス店長も店から出れなくなるのでは…
後でどうなるか、知らないぞwwww
マジミカっ
これもおいとけっ
っ 電子ジャー
マジミカ「携帯に着信だ、ナナさんからだ。もしもし?」
怒ナナ 「マジ君?何したの?店長が沸騰寸前の薬缶よ」
マジミカ「(゚∀゚)」
怒ナナ 「いつでも魔法陣消して仕事に戻れるように、お店の裏口で正座してなさい。」
マジミカ「(((´Д⊂)はぁぃ・・・」
これ、天界側につく人間もいそうだね
片方を正義と括れる話でもないし
盛り上がりそうでwktk
教会一派はどうするのか気になってる。
たえ様は予告の時点で天界側だったね
巫女ののは板ばさみだけど最終的にどっちだろう?職人さんの心ひとつだろうな
教会組が何の神を信じてるのかわからないけど、どちらかといえば
天界側なんだろうか(ただしシスターBが本来の目的を忘れて
たえとタイマン勝負にもつれ込む可能性も否定できんw)
あの教会はカトリックだからデカ健美加自体は異教の神だろうけど、
リンク達も「人が人を造るのは不遜」とは思うかもしれない。
こういう機会に普段はライバルのたえとシスターがタッグ組むのも見てみたいかも。
遅レスだが、
>>102でハンドパーツ外してキャプテンに投げる寝ルカに、めっさ萌えたよw
まさか自分に、シルビー属性があろうとは思わんかった。
教会メンツは、相手が異教の神様でも、「人間が神を超えてはいけない」という思想に賛成しそう。
っていうか、信仰みたいな特別の信念が無い人は「大事な人が帰ってきたのにまた奪われるのは
勘弁」っていうキャプテン達に同情しちゃうよね。
四郎とかエマとかクリスとか、肉親と死に別れたキャラは共感してしまうだろうし。
信念vs情の戦いみたいな感じか。どっちも正しいし、どっちの考えにも筋が通ってるっていうか
まじめに考えるとすんげー深遠なテーマかも。
単発の
「どうせ奇跡が起きて生き返るなら赤の他人のレイズナーじゃなくて
みどりの両親ならよかったのに」
ってより姉の独白にドキッとした。
キャプテン達から見たら大事な人が生き返ってめでたしめでたしでも
同じ様に大事な人を亡くしてる人から見たら不公平かもしれない。
そりゃ神様は公平な立場に立つべきだから一人だけ生き返るのを認めるわけにいかないよね。
ストーリー的に天界チームは敵役だけど、言ってることは間違いじゃない。
どう決着つくのかすごく楽しみ。
>141
わかる。あの単発読んで、この長編には人間vs天界という
単純な対決構図だけでないすごーく深いものがあると感じた。
四郎なんかはキャプテンに同調するだろうけど、綾やより姉は
「否定するわけじゃないけど、複雑な気分…」と思うかも。
敵、味方だけじゃないすごく微妙な関係が渦を巻いてそうだ。
書き手の一人としては武者震いするよwktk
おみたむぁ関係の天界の不祥事って視点で見るとまた違うよね。
重大な事務処理をやり損ねたってことだし。
さて、魔界の皆さんはどんな感じで入ってくるのかな〜
>141
あれは切ない。
不覚にも涙ぐんだ(´Д`;)ホロリ
※たえは巫女ののの師匠です。
デカ健率いる天界組が退却し、負傷した11番が船に運び込まれてすぐ。
海賊船の食堂にはキャプテンとレイズナーと巫女のの、そして――
たえ 「そなた、天使様の手助けをして然るべきでしょう!何を指を咥えて眺めていたのです!」
キャプテン 「んだとゴルァ!?巫女ののに、親父を頃す手伝いしろって言うのか!!」
たえ 「自然の摂理に反する作り物の人間など、女神美加様がお許しになるはずがありません。
そなたは女神美加様に仕える巫女。…わかっておりましょう」
キャプテン 「勝手なこと言うな! 巫女ののはこの船の一員、俺や親父とも家族同然なんだぞ!
なあ、あいつらから親父を守るには、どうしてもお前の力が必要なんだ。頼む、巫女のの」
巫女のの 「わ…私は…」
レイズナー 「…渦中の俺が言うのも何なんだがな。巫女のの、お前の好きにしな」
キャプテン 「親父!!」
たえ 「そなた、何を申すか!」
レイズナー 「お前さんの神様への義務感も、俺やセシルへの同情も、よーくわかってる。
どっちについてもお前さんは歓迎されるし、またどっちについてもお前さんは苦しむことになるだろう。
だから、自分で選べ。
誰かに言われたからじゃなく、自分の心に、折れない信念をしっかり持って決めろ。
…そしたら、もしお前が敵に回ったとしても、俺は責めたりしない」
巫女のの 「レイズナー様……
…お師匠様、キャプテン様。少し…時間を下さい」
夜。巫女ののはマストの上の見張り台で、独り星を見上げる。
明日の朝までには、天界側も人間側も戦う準備を整えるだろう。
私は…、……戦いたく、ない。
神様を、キャプテン様を、裏切るなんて出来ない。
巫女のの 「戦うしか、ないのですか?
勝つか負けるかしか、答えはないのですか……?」
夜空に吹く風は、冷えた潮の香りを運ぶばかりで、巫女ののに何も教えてはくれない。
―誰かに言われたからじゃなく、自分の心に、折れない信念をしっかり持って決めろ。
レイズナーの言葉が胸に蘇ってくる。
そう、考えなければ。自分の頭で、心で。
板ばさみになった自分はどうすればいいのか。いや、何をすればいいのか。
巫女のの (板ばさみ。…いいえ、違います。こんな時こそ、私が架け橋にならなければ!)
巫女ののは大きく息を吸い込み、祝詞を唱えはじめる。
やがて暗い夜空に閃光が差し、巫女ののの眼前に女神美加の姿が現れた。
正座し深く拝礼する巫女のの。
巫女のの 「美加様。折り入ってお願い致したき事が御座います。
どうか、レイズナー様がこの世に在り続ける事をお許し下さい」
女神美加 「巫女のの…」
形振りは構っていられない。
巫女ののは矢継ぎ早に口にする。
巫女のの 「願いをお聞き届けいただけるのであれば、如何なる試練苦難であれど乗り越えて見せます。
百日供物を欠かさず、美加様を祀るお社全てに参拝致します。
必要とあらば代償としてレイズナー様のお命に等しい我が命数を捧げます。
美加様、どうか…どうか、お慈悲をお与え下さい!」
女神美加 「巫女のの。面を上げなさい」
そっと顔を上げる巫女ののに向かい、女神美加は首を横に振る。
女神美加 「いかにあなたの願いといえど、こればかりは聞き届ける事はできません。
人間の世界の法もそうでしょう。裁判官や警察も罪をおかしたのが身内であっても
手心を加える事は許されません」
巫女のの 「人が人の身でありながら人を造ろうとした。それが罪なのですか?」
女神美加 「分かっているのであれば、諦めなさい。
氏者の魂が宿った人形。それは自然の摂理に背いた存在です。
祓われるべきものであると、あなたも承知しているはずですよ」
巫女のの 「…本当に氏者だったのでしょうか」
巫女ののが口にした思いもよらぬ言葉に、女神美加は僅かに眉を上げる。
女神美加 「何が言いたいのですか?」
巫女のの 「一度氏んだ者は二度と蘇らない。それが自然の摂理。
にも関わらずレイズナー様の魂は生前のまま肉体に引かれて現世に戻ってきました。
これはレイズナー様の天命がまだ尽きていない事の表れなのでは?
かつての『氏』こそが、間違って与えられた運命だったのではないでしょうか」
女神美加 「レイズナーの魂にはまだ地上で生きるだけの命数が残っていた…と?」
ほんの僅かに、女神の顔に迷いが生じる。
が、すぐにそれを打ち消す女神美加。
女神美加 「それは都合の良いこじつけというものです」
巫女のの 「レイズナー様は、私達SD(ひと)と変わりません。
天命を終えてから地上にいる守護霊や悪霊とは違います。
私にはレイズナー様が自然の摂理に背いた存在とは思えないのです」
女神美加 「それでもあれはSD(ひと)ではありません。いくら限りなくSDに近くても、まがい物の肉体です。
あれがSD(ひと)でない限り、私は『自然の摂理に背いた存在』と判断します」
巫女のの 「SD(ひと)であれば――SD(ひと)になれば良いのですか」
巫女ののの瞳が一瞬、きらりと光を帯びた。
女神美加 「神は『人』を頃せません。――どんな生まれの者であれ」
底意を見せぬままそう返す女神美加。
巫女ののは深く頭を下げる。
巫女のの 「美加様、お慈悲に感謝致します!」
女神美加 「感謝される謂れはありませんよ。あれが自然ならざる存在である限りは、
容赦なく魂を取り返しに行きます。お覚悟なさい」
巫女ののはマストを降り、甲板を小走りに駆け、食堂に飛び込む。
そして成り行きでウィリアムズ共々海賊船に居ついたままの里13番に向かって叫んだ。
巫女のの 「里13番様、レイズナー様の体について教えてください!
SD(ひと)とどう違うのですか? どうすれば、SD(ひと)になれるのですか!?」
〜DEAD OR ALIVE〜導音 1/2
キャロル:美加の昔なじみ 雪之丞:母親脂肪説準拠
キャロル 「すごい怒気。美加ちゃんはもとよりデカ健ちゃんがこんなに怒ってるの珍しいわね。
大変な事になりそう…それにしてもお腹が空いたわ…」
クゥ〜とお腹を鳴らしながらフラフラと空を彷徨うキャロル。サシャの塔の上を通りがかると天使の気配に気づき身を翻す。
塔の中では突然カイの連れて来た珍客にサシャが目をぱちくりさせていた。見知らぬ大きな二人のSDとその一人に抱っこされた失神寸前のSD
サシャ 「どうしたの…カイ。この人達は一体…?」
カイ 「ジツハ…」
カイはウィリアムズが話していた事を話しだす。
サシャ 「キャプテンの先代が天使にオミタムァを狙われている?なんか分かりづらいわね。兎に角キャプテンに連絡とってみるわ」
クリス 「えっと、カイ。つまりキャプテンの先代は一度氏んで生まれ変わったって事?」
サシャ 「本当だとしたら最悪ね。期待させておいてまた奪うなんて神様でもやっていいことと悪い事があるわよ。
私だったらそんなの…絶対に許さない」
サシャは思わず自分達の両親と今の状況を重ねたのだろう、最後の言葉には怒りの感情がこめられていた。クリスも黙って頷く。
クリス 「…だね。サシャ、キャプテンに伝えて。僕たちはいつでも力になるって」
そしてもう一人。同じ事を考え、黙って聞いてた雪之丞だがクリスの言葉にニヤッと笑うと口を開く。
雪之丞 「OK!BOY!GODに逆らうなんてYOUの度胸気に入ったZE! 俺達も力になるっ」
夕霧 「!!!い…いいいいいいいいけませんっっっ!!デカ健様に逆らうなんて、そんな事をしたら何が起こるか」
青かった顔をより青くして、しかし夕霧は勇気を出して声を出した。
サシャ 「! 貴女、もしかして天使なの?」
夕霧が頷くと雪之丞はヒューと口笛を吹き、クリスとサシャは顔を見合わせる。
夕霧 「確かに今回は天界の不祥事、責められるのは仕方の無い事です…って。え?」
詰め寄って来たクリスと雪之丞にたじろぐ夕霧
クリス 「あのさ、今回の事君の力でなかったことにできない?」
雪之丞 「YES。一人くらいspecial servicesがあってもいいんじゃないか?」
夕霧 「…そそそんな事できませんっ!それにたった一人でも許せば絶対に不満が生まれます。
どんな事があっても公平じゃなければいけないのです」
サシャ 「大切な人を二度も奪われる事が公平なの?一度奪われた物をまた奪われる辛さが分かる?
貴女達はそれを事務的に済ませばいいかもしれないけど」
夕霧 「! じっ事務的なんて言い方しないでください、美加様は好きで奪うわけじゃありませんっ」
オミタムァ戻してめでたしめでたしなんかじゃないのに、天地の理だからなんて言ったって慈悲深い方だ。
きっとこれからずっと奪われた人の辛さや憎しみをあの細い背中に背負い込んで行くのだろう。
夕霧の目に涙が浮かんだ。見知らぬSD達の前で興奮して喋ったのもあるがしかしそれよりもサシャの言葉に女神美加が
どういう気持ちになるのかと思うと悲しくなったからだ。
いけないしっかりしなくてはと首を振る。私は幼天使達を天界に戻すと決めたのに。
夕霧 「お願いします。デカ健様に逆らうなんてやめてください。それにそんな事をしたら幼天使達が…」
キャロル 「そうねー真っ向から相手したら絶対かなわないわよねー」
突然窓から見知らぬ声が聞こえ皆が振り向きギョッとする。少女が空中に浮かび、微笑んでいた。
そして空中をスキップする様にして部屋に入って来るとサシャの頭を撫で次にクリス、雪之丞の頭を撫でた。
キャロル 「友達の為に怒って、力になりたいなんて優しい子。でも、神様に逆らったら何が起こるか
わからないわよ。貴方達自身にも、周りの人達にも。
それに貴方達を『大切にしていた』人達はそれを望んではいないわ」
サシャ 「…だからって友人が大変なのを指をくわえてみていろって言うの」
キャロル 「ううん、冷静に考えてって言ってるの。それと色々と作戦を…ね」
含んだ物言いでウィンクし、そしてさり気なく傍にいた夕霧の手を掴むキャロル。
キャロル 「貴女も、美加ちゃんの事を心配してくれてありがとうね」
クリス 「考えるって、僕たちは天の事情も神様の事も何も分からないんだけど…」
キャロル 「じゃあ、ヒント。身近で女神美加ちゃんの事を知っているSDに聞いてごらんなさい」
はじめにレイズナーを助けるという結論ありきで、
あとからいろいろ理由をこじつけてるのが見え見えすぎて、
ハラハラできない。
もっとハラハラさせてほしい。
テーマが深すぎて職人さんもまだ手探り状態だと思うし、仕方ないよ。
自分も面白そうだからと軽ーく参加した書き手だけど、正直
大団円どころか本当にレイズナーを助けられるかどうかすら自信ない。
たぶんほとんどの書き手が巫女ののや夕霧の状態に近いんじゃないかなー。
いつもの長編みたいに戦って勝てばバンザイめでたしめでたしとは行かないもん。
まだまだ話は1/3くらいの段階なんだし、そうせかしてやるなよ。
予告に沿って進んでるから途中まで予定調和なのはしかたないよ。
砂の体にオミタムァが定着するまで一週間逃げ切れば助かる、
それまでの間砂に協力的なSDは力を合わせて天使ズとデカ健様を足止めする、
ここまではあらすじが判ってるんだし。
予告を消化し終わってからと予告には出てない要素がどうなるか、
wktkで楽しみにしてます。
>>99の続き。ギャグなので許してください。
ゆきはまだ、名残惜しそうに後ろを振り返っている。その姿に同情しながらも銀ミカはこれからどうするかを考えていた。
銀ミカ 「うちに帰ると襲撃しやすいだろうな。一番いいのはバリアか何かを張れる人のところへ行くことなんだが、
もう目をつけられている可能性があるかも・・・」
こんな時、心当たりが女性か厨房しか思い浮かばない自分が歯痒く思う。橘家に行けば誰かアテがあるかもしれないが、
綾たちを巻き込むのはリスクが高すぎる。
とりあえず、少し遠回りしてうちの近くまで行こう。そう思ってUターンしようと後ろを向いた瞬間、ぎょっとした。
榊 「ゆ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜き〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
まるで
>>1さんを追いかける八頭身のごとく、銀ミカの車を走って追いかける榊。コートのボタンは全開になっており、
辛うじて大事なところが見えづらくなっている。常人には信じられない脚力だが、確かに少しずつ車に追いついてきている。
銀ミカ (変 態 が い る !!)
急いでアクセルを踏み込み、制限速度も気にせず走り出す赤い車。僅差で追いつこうとしている変態(榊)。
周りの車と歩道の人はただ見守るだけしかできない。
ゆき 「さかきちゃん!」
銀ミカ 「こ、高速、高速に入れば!」
SD(ひと)も神もオミタムァもすべて頭から抜け、ただただ逃げることに専念する銀ミカ。追いかける榊。羽根使えよというツッコミもきっと聞こえない。
もう少しでトランクに手がかかるという時、榊に天啓が下った。
女神美加 「天使長榊よ、一度戻りなさい」
榊 「し、しかしゆきが・・・・!」
女神美加 「至急調べなければならないことが出てきました。レイズナーのオミタムァが一体いつから地上に降りていたのか、
そして彼はどうやって氏んだのかを。あなたの力が必要です」
榊 「・・・かしこまりました」
背中の翼を広げ、コートを脱ぎ去り天へと飛び立つ榊。その姿は神々しく、まさに天使長の名にふさわしいものだ。
ゆき 「さかきちゃん、行っちゃったでしゅ・・・」
銀ミカの車は、ETCを抜け高速へ入ったところだった。
緊迫した状態なのに変態まっしぐらの榊ちゃんに笑い市にしそうになった。
ある意味マッパよりヤヴァイwwwwww
いいねー、こういうの読みたかったw
ギャグの方がいいね
シリアス一辺倒はちょっと
予告通りだと榊ちゃん以外に桔梗とデカ健もギャグ要員になりそうだよねwww
マトモに戦ったら束になっても勝てそうにないけど、
女の子やミニ子にはやり込められそうな予感wwwww
「デカ健」なんていう名前の段階で、すでにギャグ要員だと思うが。
戦装束が「由緒正しき草の装備」だもんな…
やば、「羽根使えよ」に笑ったw GJ!
自分、一書き手だけど今回は「ノリが重いなー」と正直スルーしてた。
>>154みたいなノリにシリアス時々くらいなら参加はしやすいだろうな
予告でも中盤はギャグ交じりだったから、これからどんどん壊れてくんじゃないかなーと勝手に予想。
今はいろんなキャラが決心固めるところだから重いだけで。
これからアナイスとかアナイスとかアナイスとかが活躍すれば軽くなっていくと思う。
今回の予告、読み返してきました。
シリアスなのは、始まりと終わりだけで
中盤はほぼコメディって感じですね。
てか、「叔父様(ry the movie」なんだw
164 :
154:2007/06/10(日) 16:29:27
真っ赤なポルシェ、、とっくに高速入ってた・・・orz
別の線に入ったとでも脳内保管お願いします・・・
>周りの車と歩道の人はただ見守るだけしかできない。
つかこの世のものとは思えない光景に固まっていたりして。
銀ミカの頭の中では秒速300メートルで追いかけてくる口裂け女の都市伝説が渦巻いていたりしてww
※>102-104タソの天使設定をお借りしています。
天界の奥深く、天使の生まれる場所「精霊界」。
湧き上がる『神気』の泉の中心、純白の蓮のうてなに体を横たえた
小さな白蓮(眠なぎさヘッド天使ボディあたりでご想像下さい)がいた。
かたわらで天使たちが見守っている。
白鳥 「予想外でした。人間がまさか、相討ちとはいえ白蓮を倒すとは」
桔梗 「白蓮も神に仕える側近の一人として鍛錬は怠っていなかったはず。
人間ごときに負けるとは、何ゆえ」
デカ健 「…気迫の違い、だろうな」
『…私は、私の大切なものを、命を張って護ります!!!』
本当に本気で「命を張る」という目つきだった。
勝てるわけないのはわかっていたはず、それでも一歩も退かない。心が折れない。
そして、勝てなかったが負けもしなかった。我が身を犠牲にしてまで、俺たちを退けた。
人間とは――
女神美加 「お兄様、白蓮は」
デカ健 「あの通りだ。体が元に戻るまで三日、目が覚めるまでさらに三日、てとこか。
…ん?(気配を辿り)榊は結局、ゆきを諦めて帰ってきたのか?」
女神美加 「毛頭諦めてはいませんが、私が戻らせました。
天界データベース(通称『過去ログ』)で調べて欲しいことがありましたので」
デカ健 「ふーーーん……」
苦し紛れの馬鹿な世迷言に耳を貸したと、我ながら思う。
本当にただの世迷言なら、それでいい。
憎まれ役は承知のうえ、少しでも躊躇う気持ちを見せてはならないのだから――
ウィリアムズ邸の地下。セキュリティシステムからつけっぱなしテレビに至るまで
屋敷全体の電気系統を制御している、普段は里13番専用のコンピュータルーム。
台に横たわるレイズナーの体に無数の電極をつけ、メインコンピュータの画面を見つめる里13番。
息を詰めて見守るキャプテンと巫女ののと(無理矢理ついてきた)11番、そしてウィリアムズ。
里13番 「生化学的に、クローンの体が生身の人間のそれと全く同一の性質を持つことは、
すでにのの王国の宮廷科学者チームが立証済みです。
念のため私のコンピュータでも検査してみましたが、この点に関しては確実です。
オミタムァ自体も、幸いにして輪廻転生の途中で分裂や融合を起こすことなく、
生前のレイズナー様一個人のものであると判断できました」
どうやってそんなことを調べたのか多少興味はあったが、今はそれどころではない。
巫女ののは次の言葉を待った。
里13番 「人との差異は、おそらく『肉体とオミタムァの接続』にあると思われます。
人は母の胎内にあるうちに、へその緒のように体とオミタムァをつなぐ『魂の緒』とでも
いうようなものを体内に創ります。
しかし、レイズナー殿は今『魂の緒』を創っている途中です。
だから体に負担がかかると簡単にオミタムァが抜けてしまう。
一週間です。あと一週間もすればクローンの器にオミタムァが完全に定着し、
自然の人間と全く同じ構造になります。つまり、人を頃せぬ神に手出しはできません」
11番 「一週間後……今日から一週間後って、確か」
レイズナー 「…何の因果かね。俺が昔、一度氏んだ日じゃねえか」
今、猛烈になぎさヘッドを天使ボディに付け替えたくてしかたない。
…なぎさ1ウィッグと子天使ボディ持ってないけど…
里13番の有能さと、この長編始まってから全く役に立っていないゐるの対比が笑える。
陛下の親友をお守りするために提督がんがれ、超がんがれ。
※28まど恋愛要素あり
海賊船の中。28番が壁にかけられた刀剣類を手にとって見ている。
教室 「好きなの使っていいっすよ。もしかしたら斧の方がいいっすか?」
28番 「いえ、さすがにそれは。やはり、これにしよう」
手にしていたサーベルの重さを確かめるようにかざしてみる28番。
よく磨かれた刃に光が反射する。
教室 「銃は使わないっすか?」
28番 「使いますけど、あまり弾を無駄にはできませんからね。何しろ相手が相手だし」
思わず場違いな笑いを浮かべてしまう。
教室 「そうっすね。まさか神様を相手に戦うことになるとは思ってなかったっすよ」
つられるように教室も笑った。
11番が船に運ばれた後、キャプテンたちがたえを交えて何か話していた。
話の内容は28番たちには聞こえてこなかったが、だいたいの想像はつく。
その後でキャプテンが海賊たちの前で言った。
キャプテン 「お前ら、もうわかってると思うが、俺たちの戦う相手は天界の連中だ!
神に逆らうのは畏れ多いとか神罰がこわいって野郎は船を降りて行っていい。
俺に断る必要はない。誰も卑怯者呼ばわりはしない。
文字通り命を懸けた戦いだ!俺についてくる奴は最後まで一緒に戦ってくれ!」
何が正しくて何が間違っているのかなんてどうでもいい。
たとえ地獄に堕ちようとも、悪魔に魂を売り渡してでも先代をあいつらになんか渡すものか!
28番の脳裏に携帯の向こうで連絡を待っている女性が浮かんだ。
彼女になんと言ったらいいだろう。
まどか 『え?どういうことですの?ええ、叔父様には伝えておきますけれど。
もうお屋敷には戻れないかもしれないと?』
電話の向こうでまどかが言う。
28番 「先代が蘇ったことで天界の連中を怒らせたみたいなんです。
どうでも先代のオミタムァを連れて帰るってきかなくて。それで俺、こっちに残りますから。
送ってあげられなくてすみませんけれど、まどかさんは一人でカマクラに帰ってもらえますか?」
まどか 『それは、わたくしにおめおめと引き下がれと?
わたくしでは何のお役にも立てないとおっしゃいますの?』
28番 「巻き添えにしたくないんですよ!俺たちのしようとしていることは神への反逆です!
先代の存在が自然の摂理に反するのなら、たぶん俺たちが間違ってるんだと思います。
それでも、俺は!俺は二度と先代を失いたくないんです!!
これは俺たちの問題ですから」
まどか 「何もわかっていらっしゃいませんのね。
あなたにとって大切な方なら、わたくしにとっても大切な方ですわ。
それにもう、巻き込まれていますのよ。
わたくしたち、眠ののさんに頼んで小さな天使さんたちを人質にとってしまいましたの。
神様のバチが当たると言うのなら、わたくしも同じですわ」
意外にもすぐ近くで声がしたので、28番は驚いて振り向く。
まどか 「まさか、わたくしが待っているだけで我慢できるとお思いになってらして?」
28番の目の前でまどかがにっこり微笑む。
まどか 「わたくしも28番さんと一緒に戦いますわ」
28番 「あの、まどかさん…」
まどか 「はい?」
28番 「天使は『人』質ではないと思うんですが」
>170
…パッと、とある場所で見かけたとある記述が思い浮かんで
ゐるが活躍できそうなネタが浮かんだんだが…本当に活躍と言えるのか疑問だw
もし中盤らへんで挟む余裕がありそうなら書いてみるよ
天使質?w
>173
楽しみにしてる俺ゐるスキー
眠ナナ 「はーい、季節のパルフェ『桜桃と苺のフランボワーズソース』追加です」
眠ミュウ 「こっちー、桃のメレンゲタルト追加!」
29番 「アイスミルクティーただいまお持ちします!」
椿 「ほら、ゆう。ほっぺにクリームついてますよ」
ゆう 「んー。つー、とって」
霞 「おみやげ。」
椿 「ああ、そうですね。こんなに美味しいお菓子、デカ健様や美加様にも
召し上がっていただきたいですね」
眠ミミ 「(こんなに可愛い天使ちゃんたち、ミミも一緒に暮らしたいな。
そしたら大きな天使様が『君は私の女神だ』な・ん・て(はぁと)。
だめよミミ。ミミはみんなのア・イ・ド・ルなんだから。
天使様に引き留められても、私…)」
29番 「眠ミミくん、とりあえず洗い物頼むよ」
眠翔 「(女神様って綺麗なんだろうな。でも僕はみんなの)」
怒ナナ 「眠翔くんも手伝う!!」
眠のの 「人質、というか天使質?にしてしまったのは仕方ないけれど」
眠ナナ 「このままだとうちの商品、全部食べ尽くされてしまいそうですね」
眠のの 「神罰より、こっちの方がずっと恐ろしいわ」
29番 「オーナー、ギフトラッピング入ります! 季節の焼き菓子セットと…」
眠のの 「請求書、天界にまわしていいのかしら」
また「何で私がorz」とか言いながら桔梗が払わされるんだろうなw
シリアスともギャグとも違うほのぼのな小ネタもいいね。GJ。
セリフだけっていうのは、書く方は楽でいいんだけど、
もうちょっと情景描写が欲しいね。
今って規制で2レスしか投下出来ないんだよね。
そうなると情景描写入れたら収まりきらなくなるって人もいるんじゃない
チラ裏じゃないんだから、読む人への配慮が欲しい
セリフのみの文は読みづらい
>椿 「ほら、ゆう。ほっぺにクリームついてますよ」
>ゆう 「んー。つー、とって」
>霞 「おみやげ。」
例えばここのつながりがわかりづらい。
別に読みづらくもないしわかりづらくもなかったけど
ゆうのほっぺのクリームをとってあげる部分はいいとしよう
でも、何の説明も無くいきなり「おみやげ」じゃあ唐突すぎるよ
ゆうと霞は好き勝手言ってるだけで繋がりはないんじゃないか?
その後の椿の台詞がちゃんと説明になってる
>眠翔 「(女神様って綺麗なんだろうな。でも僕はみんなの)」
この部分も唐突すぎる。
前後とのつながりが不明だし、「みんなの」の後を暗示する
部分もない。
>>184 つながりが無いならないで、説明の描写を入れるべき
または1行開けるか
普段このスレ読んでなくてキャラの性格を知らない新規さん?
霞や眠ミミや眠翔は普段から前後の脈絡や周りの空気を全く読まないで
唐突に喋ったり自分の世界に入ったりしだすキャラなんだよ。
多少は過去ログ遡ったりしばらくはROMってスレのノリやキャラを把握してから読んだ方が面白いと思うよ。
要するに、ここに長編落とすなら
本格的な小説形式にしてほしいと
いうことかい?
それならそれで、情景描写から個人のモノローグから
全部入れて書くけど。規制に引っかかって落とすのに時間かかりそうだが。
>>187 文章力の無さに対する、単なる言い訳にしか読めないね。
確かに長編は、延々セリフだけってのは勘弁してほしいな…
単なるネタスレに、評論家気取りで指摘する方も
うーん、いろんな意見が出てるね。
職人の端くれとしていわせてもらうと、確かにセリフ主体は楽。
日常的に使っている話し言葉をそのまま文にすればいいだけだから。
でも、掲示板という性格上、細切れにならざるをえない現状では
説明不足に陥る罠もある。
週刊誌の連載小説や連載漫画などで、ちょこっとあらすじ入って
いるのは、それをカバーするためだろうね。
長編ったっていろんな場面の寄せ集めなんだから台詞だけで話が進む場面があっていいと思うよ。
仕事で書いてるんじゃなくて、ちょっとした暇を見つけて趣味で書いてるんだから説明不足にもなるよ。
文章指導してるつもりなら少しは書き手に配慮したらどうかな。
>>191 きちんと指摘してあげた方が、職人さんも勉強になると思う
>>193 単に趣味で書くんだったら、自分のブログなりサイトで書けばいい。
大勢に読んでほしいからここに投下するんでしょう?
だったら、職人も推敲ぐらいするのが礼儀だと思う。
自分の意に添わない書き込みがあると、すぐに「新規さん?」って書く人がいるね
ここを仕切っているお局さん気取りなんだろうか
>195
ここっていつから大勢に読んでもらう為の小説スレになったんだっけ
元々は自分の妄想を吐き出す為のネタスレじゃなかった?
自分はそういう軽い気持ちでネタ投下してるけどな
>>197 ほんとにそう思ってるんだったら、自分のブログででも書けば?
2chに書いてるって段階で、自己顕示欲があるんでしょ。
>>197 大勢に読まれることが前提でないなら、テスト板に書け
現状は、とても自分の妄想を気軽に吐き出す場ではないわな。
仕切り屋が多すぎて。
ちゃんとした文章で書かれたちゃんとしたものが読みたいなら
こんなとこ見てないで本でも買えばいいのに
ちゃんとした文章でちゃんとしたものが書けないなら
こんなとこに書かなきゃいいのに
本当に間違った表現とかの指摘でないのなら、書き方は職人さんの自由だ。
それが不満なら自分で書くか、それこそテスト板で思う存分好きな文体でやってくれ。
基本的にネタスレであって、それがたまーーーーにこういう長めの話になるだけ。
全然職人さんの自由じゃないじゃん。
ってか、長編はマジで勘弁
正直、急に増殖した評論家気取りの人は
新手の荒らしかと思っていました。
内容があまりにもアレなんで。
大きなストーリーの展開が激しい場面ならともかく、
スイートドリームでのなごみ系場面で、ここまで突っかかるってどうよ。
自分の場合、行間は勝手に妄想するからどんな文章でも食えるぜ(゚д゚)
しかし読み手にはいろんな人も居るから難しいな。
やれやれ、自分の意に添わない書き込みをする人間は、全員荒らしと決め付けですか。
ネタ増えてるのかとwktkして見に来たらなにこれ(´Д`;)
スウィートドリームでグループがてんでなこと言いながら
座って食べてるだけのネタにそんなつっかかる意味がわかんないよ。
とりあえず、22時くらいまでなら連投規制に
あまりひっかからないから(あくまで経験則だけど)
その辺で情景描写を含む長めのネタを落としてみたらどうよ
「長編は勘弁」って言ってる人に質問。
その長編って、
・「タイトルが入ってしばらく続く物」なのか
・「1〜3レスで規制ギリギリまで行数使って書く単発」なのか。
連載物として長い話のほうか、レスの行数が長いほうか。どっち?
さすがに文章批判まで入ると人形板のネタスレの域越えてるだろ……
ちゃんとした小説みたいな文章読みたいなら他の板行ったほうがいいよ。
台詞とト書きぐらいの簡単なもんじゃないと字数制限、連投規制の厳しいとこで
書きたいもん書ききるなんて無理だ
>>211 連載物として長い話
ダラダラ続くとうんざりする
苦手な人がタイトルで透明あぼんできるように
長編にタイトルつけましょうというお約束になったのに・・・・
読まない自由はあるんだから、書く自由も奪わないでくれ。
スレがのびているから、wktkして来てみれば・・・w
まあでも、人に読ませるものだから、最低限の推敲ぐらいはすべきかな。
好きなネタ傾向は人それぞれだから長編うんざりって人もいるだろうね。
でも自分は長編大好きだから久し振りの長編連載がすごく嬉しい。
職人様ありがとうございます。
楽しんでる住人もいるのでがんがってください。
自分は長編でも単発もおkな雑食派。
特に皆が活躍出来る長編大好きさ。
多少文章がおかしくても、黙って自分の心の中で修正してるので無問題。
職人さま、砂長編の続き楽しみに待ってるよ〜
脳内修正なんかしてちゃ駄目だよ
わかりにくい文章にはわかりにくいってはっきり言ってあげないと
職人さんも勉強にならない
いつまでも文章が下手なままになってしまう
勉強に…えー…
2chのネタスレで何がしたいの、何を求めてんのって感じなんですが。
プロ作家でも(演出でなく)この程度にはしょった描写する人いっぱいいるし。
正直、タダで面白い話読ませてもらうだけで丸儲けだと思ってる。
自分が「育ててあげてる」みたいな考え持ってないし持ちたくない。
文がヘタだという人はどれだけ面白いネタがあるのか、ぜひとも書いてください。
つまらなくても黙って読みますから。
もうここまでにしましょう。
別に職人さんは小説家になりたいわけじゃないでしょ。
過去ログ読んでてキャラの性格や背景がわかってたら
別にわかりづらくも何ともなかったし
218なんてありがた迷惑にしか思えないけど。
ほのぼのしてて良かったけどな。職人さん方続き待ってます。
ごめんリロればよかった。
まあ、批評・批判は一切受け付けませんって人は、そもそも2chに向いてないってこった
よーしパパ全文ギャル語で長編ネタ書いちゃうぞー
嘘です
自分の文章がプロ級に上手くないことは、
指摘される前に分かりきってるよ。
プロになる気もないし。
キャラが明らかに間違っているなら、指摘は欲しいし、
明らかに話の流れや語彙を間違っている場合は、
批判批評も受け入れるよ。
ただ、ここで「職人さんを育ててあげなきゃ」と(本気かどうかは知らないが)言ってる人には、
もっとふさわしい板があると思うんだ。
人形板らしいといえばらしいけど、みんな釣られすぎ。
今湧いてる「上から目線の文章批評家厨」を装ってるのは叔父様スレ住人じゃないただの荒らし。
たぶんちょっと前に正反対の事書いて暴れてた「注意書きウザイ厨」と同じ人だよ。
「職人さんも勉強になるでしょ」ってのも、前スレで別の人が「言ってもらえると勉強になるよ」って書いたのを
おちょくって引用してるだけでしょ。
マジレスしても面白がらせるだけだからスルーしようよ。
>>226 ハゲド
複数人を装ってるけど、同じ時間に現れて一斉に消えるもんな。
批評家先生は。
こういうときはIDが欲しくなるね。
>226
そそ、ID出ない板でしか「評論家なアテクシカコイイ!!」が出来ないチキンだから。
こういうのは放置プレイが一番。
今ネタ切れで「ここは華麗に小ネタ投下でスルー」ができないのが悔しい…
ちょっとでも批判する人は、すぐ荒らしにされちゃうんだね。
ネタスレで自分の意見に固執して粘着し、本来のネタ投下を妨げているレスが、
荒らし以外の何だというんだ。
批評ケシカラン!って書いてる人も、同一人物なんだろうな
こういう人って、自分の書いたものを批評されると烈火のごとく怒るくせに
人の批評は平気でしていそう
こんなに仕事上がりが待ち遠しい日はなかったぜぇぇ
今から帰って仕事中ずっと考えてたネタ投下してやるから読み手も批評家も待ってろよぉぉ!!
ぐだぐだ反論してる香具師も、立派な荒らしのお仲間だ。
>232
職人様テラタノモシス!!!!
テカテカ越えてピカピカしながら投下待ってます。
春物の薄いカーテンの向こうからちゃぶ台を囲む家族のシルエットが透けて見える、日本の伝統的な夕食風景。
橘家 『いただきまーす!』
と、急に部屋の中に澄んだ鈴の音が響く。
ちりーん…りーーーん……
ぼむっ!
健 「うわぁっ!」
シンシヤ 「おひさしぶりの鈴の妖精シンシヤでちー!」
ミーシャ 「同じく鈴の妖精ミーシャでちゅー!」
綾 「な、なんなの急に!?」
綾がパニくるのも無理はない、二人とも健のシャツの中(に、首から提げていた合鍵についてた鈴)
から飛び出してくたのだから。
白ナーシャ 「二人ともお静かになさい、久しぶりの登場だからってはしたなく浮かれないの。
お久しぶりですわ、健さま、美加さま」
美加 「妖精さん!」
四郎 「な、なんだなんだ? 何がどうなってる?」
シンシヤ 「時間も行数もないので魔法の言葉『カクカクシカジカ』で説明するのでち」
ミーシャ 「カクカクシカジカ…というわけで、みなさまに危険が及ばないようお知らせにあがったのでちゅ。
ちなみにシンシヤとミーシャと白ナーさまの役どころは第三幕435あたりから読むといいのでち」
白ナー 「誰に説明してるのよ、あなた。
…ちょ、ちょっと十数幕出てこなかったぐらいで私たちのこと忘れてる
住人さんが、い、いるわけないでしょ!?」
四郎 「キャプテンのオヤジさんが!? こうしちゃいられねえぜ!」
と言いつつ、最後の一粒までしっかりかっ込んでからバタバタと玄関に走る四郎。
翔 「四郎にい、どこ行く気!?」
四郎 「叔父様んとこー!」
夕食後、健と美加とあきらは妖精たちと一緒に部屋に戻っていった。
綾と翔と純は、麦茶片手にちゃぶ台を囲む。
翔 「…綾ねえはさ、父さんと母さんが生き返ってくれたらって思う?」
綾 「…ううん」
純 「本当に?」
綾 「本当よ。父さんと母さんがいきなりいなくなって、もちろん寂しかったし苦労もしたわ。
でも、そのおかげでマヌカンの皆や銀ミカにも出会えたし、より姉さんとか
助けてくれる人のありがたさも知ったもの。
だから、こう言っちゃ何だけど…
なんだって、必要なことなのよ。失くすことさえも。
もちろんキャプテン君がお父さんを失ったことも、そしてまた戻ってきたことも、
きっと世界とか、時代とか、大きーい目で見たら必要なことだったって、いつかは思うのよ」
そして、これから始まるのだろう戦いがどんな結末を迎えようとも。
必要だったと言えるように、ひとは事実と歴史を糧に進まなくてはいけない。
純 「…そうだね。それに今ごろお父さんたち、二人でのんびり温泉にでも入ってるよね、きっと。
またこんなバタバタしたところに呼び戻しちゃ可哀想だよね」
んー?と、こまめの目をのぞき込む純。
一瞬、目がキラッと光ったのは…きっと気のせい。
翔 「親孝行はできなかったけど、大きくなったらめいっぱい姉孝行してあげるから。
だから綾ねえはそれまでにちゃーんと旦那さんを見つけてよね」
純 「そうそう、綾ちゃんに遠慮して純がお嫁に行けなかったら困るもーん」
綾 「もうっ、あんたたちったらそればっかり!」
11行目で早速やらかしたorz
×くた
○きた
くた…_| ̄| (((((○
長編の続き待ってました。職人たまグッジョブです!
妖精さん達久しぶりw
ところで、なんとなく綾より純のが先に嫁にいきそうな気がするのはモレだけですか?
>春物の薄いカーテンの向こうからちゃぶ台を囲む家族のシルエットが透けて見える、日本の伝統的な夕食風景。
一瞬で情景が浮かんだw
>238
いいえ、私もです。
うんうん。
これぐらいちゃんと情景描写を入れてくれなくちゃね。
橘家はやっぱりほのぼのしてていいなあ。
癒しつーか和みというか・・・。
こういうのを読むと、台詞だけってのがいかに手抜きかわかるね
単発ばかりだし最近書いてないけど。
実はセリフだけじゃなきゃいけないのかと思って情景極力はぶいてた。
久々の妖精さんたちに和んだよ。
それからスイートドリームのメンバー
名前だけでいいんで、りあと眠ミュウの事時々思い出してやってください。
手抜き職人追放運動は、まず>244からだな。
畜生、ネタ考えてると連投規制に引っかかるのが怖くておちおち雑談にも加われねえ
今日はもう書かねえよ ウワアアアアンヽ(`Д´)ノ
>>244 漏れもそう思ってたw
個人的には、セリフだけでちゃんと描写が浮かぶのが本当に上手い人なんじゃないかと思う。
自分はまだまだだな・・・・お手本はラジオドラマだ。
ラジオドラマはナレーション入るよ
台詞だけの文を書いて、台詞だけで情景が浮かぶはず、ってのは描写力の無い人の戯れ言。
下手なネット小説のサイト見るとわかるよ。
情景が書けないから、話し言葉で済む台詞ばかりでダラダラ書いてる。
セリフしか書けない人=書き言葉の文が書けない人
>>244=246だから、連投規制で反論できないんだろwww
連投規制、ジサクジエンが分かりやすいという点では価値があるね。
>>244=
>>246が顔を真っ赤にしてかき込みボタンを押し、
規制を受けてカッカしている情景が目に浮かぶ。
なるほど、行間を読むとはこういうことかwww
また評論家大先生降臨か
もう批評はどうでもいいよ。
255 :
244 :2007/06/11(月) 22:42:29
>>246 やっぱり他にもいたかw
最初雑談会話からネタに発展していったせいか
昔はセリフ以外の描写が長いと不評だったんだよ。
もちろんアイコンタクトとか無言のしぐさとかどうしても描写入れないと
分からない所は仕方ないから入れてたよ。
誰も何も言わないんでそのままきちゃったけど
確かに短編や小ネタと違って長編には多めに入れていた方がいいのかもね。
どうしても会話だけでは説明しにくかったり
説明役が一人でしゃべってたらおかしくなるシーンとか出てくるし。
緊迫した状況で周りに誰もいないのに
一人アイテムの説明をブツブツしゃべってるとかw
連投規制解けたんだね、おめでとう。
連投規制溶けるのって、やっぱり30分ぐらいかかるのか…
258 :
246:2007/06/11(月) 23:00:10
>>255 おお、同士よw
雑談系から発展したとしても、やはりセリフ以外も
入れるべきかもしれないね。
セリフだけだとどうしても、説明的なセリフが多くなるし
ぶつぶつ独り言は確かに不自然だよねw
やっぱりジサクジエンかwww
※>168に続けます。
ウィリアムズ邸からの帰り道。並んで歩くレイズナーとキャプテンと巫女ののと11番。
11番 「とにかく1週間逃げ切れば勝ちなんですよね。よーし、やる気全開!」
思わずぐっと拳を突き出し、痛みと違和感に顔をしかめた。そんな11番を見てレイズナーが笑う。
レイズナー 「レオナに怒られるぞ、『パテが完全硬化してないのにどこほっつき歩いてたの!!』て」
キャプテン 「…なあ、親父」
レイズナー 「ん?」
キャプテンは少しの間、言葉を探しているようだった。
が、自分に気の利いた言い回しはできないと諦め、目線を地面に落としたまま口を開いた。
キャプテン 「…生きたいと思ってて、くれてるよな?」
11番 「キャプテン?」
キャプテン 「俺や11番や船のみんなは、もちろん親父に生きてて欲しいって思ってる。
でも、親父は? 俺らへの義務感とかで生きなきゃって思ってても、本当は――」
おもむろにレイズナーは、キャプテンの頭上からひょいと帽子を取る。
ガッツーーーーーーーンン!
――そしてむき出しの頭に、強烈な頭突きを食らわした。
巫女のの 「キャ、キャプテン様!!」
キャプテン 「いでぇぇぇェェェエエ!!!何すんだ!!!!」
地面をのたうち回りたいところだが、辛うじて最後のプライドでしゃがみ込むだけに留める。
レイズナー 「ばーーーーーぁか。俺を誰だと思ってるんだ。
狙った獲物は逃さない。手にしたお宝も逃さない。七つの海を制覇したこのレイズナー様が、
『人生』ってぇこーんなどデッカイお宝を、天使だかなんか知らんが他人にくれてやるとでも?」
いつの間にスリ取ったのか、キャプテンが肌身離さず持っている銀貨をひょいと拳に乗せて突き出した。
レイズナー 「この銀貨に誓って。俺は――俺たちは、勝つ!」
レイズナーの拳とその甲に乗せられた銀貨に、キャプテンが、次いで11番が手を乗せ、力強く頷く。
――そこへ加わらなかった巫女のののことが、トゲのようにキャプテンの心に残りながらも――
うーん、情景描写があるといいねえ。
セリフだけより、よっぽど感情移入できるね。
>>260 銀貨に手のひらを載せる描写、すごくいい!
ほかの職人さんたちも、>260の作品をよく読んで、勉強させてもらうべきだな。
>>261-264 評論家つぅよりゴルフ場で他人のショットにあれこれ言ってるオヤジみたいになってるな…
とりあえずあぼーん設定はわかった。
特徴有りすぎ。
あのーすんません、褒めていただけるのは単純にすごく嬉しいんですが
「セリフ以外の描写がある=イイ!!」みたいに言われるのはちょっと…
実際情景描写があるってだけで、別段大したネタじゃないし。
黙ってネタ投下してればつられて他の人たちも書いてくれるかなと
思ってたんですが、これ以上投下すると
>>2の書き手のルール
(一人で連投しない)に抵触しそうなんで、これ以上は引っ込みます。
クッキー喰い残し…もう寝ます…orz
この流れ、普通のロム専は確実に引いてるな…
スレつぶしの嫌がらせなんでしょ。
「まさに荒らし大先生の思う壷だな」
>>269 たかがこれしきのことで引かないw
キチガイはスルーで。
>267タソ
自分はいきなりキャプテンに頭突き食らわすおちゃめな先代と
銀貨に誓うカコイイ先代のギャップに萌え氏にそうDEATH
すごく面白かったです、GJ!!
他の職人様も出てきてほしいな。やっぱり面白いネタには
文章がどーのこーのとか細かいこと全部ぶっ飛ばす力があると思う。
誰かネタ投下する度に毎回4レスコメント付けんのかな?
そうなると存在自体がギャグになりそうだ。
>>272 そういう罵詈雑言は、スレをますます荒廃させるよ。
少し控えてほしい。
※トニー→エマフラグではありません。
ハイランドの叔父様邸。
ヒースが大切そうに紙袋を抱え、自室のドアを開けた。
ソファにどっかり腰を下ろし、勝手にくつろいでいた来訪者がヒースを振り返る。
トニー 「よお、番長!そいつが例のブツか!?」
ヒース 「うむ。これでよかったのであろうか」
ヒースから紙袋を奪うように受け取り、中から分厚い本を取り出すトニー。
トニー 「ああ、こいつだ!番長のところにあったとは灯台下暗しだったぜ!
図書館やら古本屋やら走り回って探したってのによ」
ヒース 「正確には叔父上の蔵書だ。叔父上からは許可を取っているが、丁寧に扱ってくれたまえ。
しかし、君がエロ本やグラビア以外の書物を読むとは想像がつかないな」
トニー 「グループ研究の資料に要るんだよ。これでも俺は学校じゃ優等生だからな」
そこにノックの音がする。
エマ 「ヒース様、お茶をお持ちしましただよ」
ヒース 「エマか。入りたまえ」
ドアが開いて、銀のトレイにお茶のセットを乗せたエマが入ってくる。
エマ 「トニー様、いらっしゃいましだ。いつもヒース様がお世話になってますだ」
トニー 「こちらこそ、ヒースさんには何かと面倒を見てもらっています。ああ、どうぞおかまいなく!」
突然優等生モードになるトニー。
しかし、エマがテーブルにお茶とお菓子を並べるのをトニーの視線がずっと追っているのを
ヒースは見逃さない。
エマが出て行った後、ヒースはトニーにささやいた。
ヒース 「トニー君、鼻の下が伸びているぞ」
要するに、下手な職人が投下しなければ荒れない。
トニー 「そういや、28番は留守か?」
ツッパリモードに戻ってお茶をすすりながら、思い出したようにトニーが聞く。
ヒース 「まどか嬢と出かけている。父の日のパピィ殿への贈り物を一買いに行くと言ってでかけたのだが、
レイズナー殿のところに寄るので遅くなるとの連絡があった」
トニー 「一度聞いてみたいと思ってたんだが、28番とまどかってどこまで行ってんだ?」
ヒース 「人の話を聞いていないのかね?レイズナー殿のところだと言ったばかりだが」
トニー 「じゃねえ!Aくらいは行ってるんだろうってことだよ!」
ヒース 「Aとは、何のことかわからんな」
トニー 「キスだよ、キス!リア厨じゃあるまいし、手え握っただけってことはねえだろ!」
ヒース 「それは28番に聞いてくれたまえ。
だいたい、キスができるくらいであれば、サロンでぐだぐだしてはいないと思うが」
疑わしそうにヒースを見るトニー。
トニー 「まあいい、厨房のいない時に28番から聞き出してやる!ところで、レイズナーって誰だ?」
ヒース 「トニー君にはまだ話していなかったか。レイズナー殿というのは」
のの王国で行われた影武者計画、そしてなんということをしてしまったウィリアムズのおかげで
地上に引き戻された先代レイズナーのオミタムァが実験中のバイオロイドに宿ってしまったことを話すヒース。
トニー 「ナンダッテーーーーっ!?んなことあるのかよ!」
ヒース 「僕は第三者の立場であるから半信半疑だったのだが、どうやら本当のことだ。
28番は最初からすんなり受け入れていたようだが」
トニー 「人間が人間をか!?たまげたぜ!しかし、28番や船長は喜んだろうな」
しばらく雑談をした後、叔父様邸を後にするトニー。
屋敷を出た最初の角くらいで見覚えのあるようなないような厨房がすごい勢いで走っていくのにすれ違う。
ほとんど同じ頃、叔父様の書斎の電話が鳴った。
このシリーズ読むたびに、エマが可哀想になる・・・
>>274 すでにギャグになってるw
偽造も始めたようだしな
エマオーナーにも配慮してほしいよね。
>そしてなんということをしてしまったウィリアムズのおかげで
ここ、斬新な表現だねwww
前から言いたかったんだけど、エマの「〜だ」「〜だよ」っていう話し方は違和感があるからやめてほしい
エマ「んだんだ」
なんていうことをしてしまった
>>278のおかげで、また荒れるな。
台詞しか書けないんだから、せめてその台詞ぐらいはまともな日本語で書いてね。
※たえは巫女のの師匠説、傷セシはおとん説です(多分長編の間ずっとそうだと思うけど)
※後半はキャプののやや甘ネタです。
巫女のの 「…皆様、先に船へお戻り下さい」
キャプテン 「え…お前は…?」
キャプテンの心に、しみのように不安が広がる。巫女ののはいつも通りに笑った。
巫女のの 「少し、用事がありますゆえ。終わったらすぐ戻ります」
独りになる。巫女ののは空を仰いでつぶやいた。
巫女のの 「…女神美加様。たえお師匠様。聞いていらっしゃいますか?」
空気が揺らぐ感覚。すぐそばの木陰から、たえが現れる。
たえ 「海賊たちとの別れは済みましたか?」
女神美加(at天界)『決心がつきましたか、巫女のの』
巫女のの 「…私は、戦いません」
たえ 「なんと!」
女神美加 『戦わない、とは。どういう意味ですか?』
巫女のの 「私は誰も傷つけたくありません。
キャプテン様の大切な家族を奪うなんてできないし、たとえ作り物のひと(SD)であっても
彼を壊して、女神美加様が自らを責め続けるお姿も見たくありません」
女神美加 『…………』
内心、肝の冷える思いだった。
しかし、これが私の答え。
巫女のの 「私は誰も傷つけません。誰にも、レイズナー様を傷つけさせません。
誰にも、レイズナー様の『人生』を、奪わせません」
たえ 「……そなた、その言葉の意味をしかと解った上で言っておるのであろうな」
巫女のの 「不肖の弟子で、申し訳ございません」
たえの周囲の空気が陽炎のように揺らいでいるのは、きっと術のせいではない。
だがたえは、無言でその場から消えた。
女神美加 『…もう何も言うことはありません。あなたには失望しました』
そのまま、女神美加の気配も消える。
巫女ののは、ふーーーっと大きく息をついた。
脚ががくがくと震えている。
後悔はしていない。
でも海を独りでただよっているような、大きな孤独感に苛まれた。
結局、大恩ある女神美加様と、たえお師匠様を裏切ることになった。
しかも、そこまでしても自分の力でレイズナーを守りきれるかと言われると、自信はまるでない。
ぽろっと、涙がこぼれた。
巫女のの 「ふ……っぅう、ふぇ…」
こわい、怖い、コワイ。
後ろ盾を失った私は、こんなにもちっぽけだったのか。
涙が止まらない――
キャプテン 「巫女のの!」
物陰からキャプテンが走り出てきて、そのまま巫女ののを抱きすくめた。
巫女 「っあ…キャプテン様…」
キャプテン 「ごめん…ごめん。お前の立場とか何も考えずに、協力してほしいとか勝手なこと言って…」
巫女のの 「…いいんです…私は、私の信念を持って決めたんです。
だから、こうなることも…」
その先は涙に曇って言葉が続かない。私は弱いから。
でも、明日から強くなるから、今夜だけは――
そんな二人を物陰から見つめる、ひとりの人物がいた。
オトン傷セシ 「くっそー転移術で超急いで来たってのに、着いて早々娘のラブシーンかよ…(ブツブツ」
>278
「どこまで」でキスしか想像しないト兄かわいいぞw
情景描写がいいね!
変なのはののの泣き声だけで、あとはすごくいい!
>287-288
いつもは「おとなしいけど芯は強い」キャラの巫女ののが弱気になって泣き出す所と
それを受け止めてあげるキャプテンに禿萌えた。
可愛いよ巫女のの可愛いよ。
超GJです!
なんか…だんだん哀れに思えてきた。
褒めてほしかったのかなって…
「ふ……っぅう、ふぇ…」
とか
「っあ…」
がある所を見ると、
>>287,288さんは少女コミックとかcheese読んでる?
マユタンやマシンタンとかのファン?
セリフしか書けない職人さんとは、えらい違いだ
巫女ののかわいいよ。
セリフだけじゃ、このかわいさは分からなかったろうね。
やはり心理描写があるといいねえ。
GJ!
職人さんたちの作品、だんだん良くなってきたね
やっぱり、言うべきことはきちんと言って、
勉強してもらうことは大切なんだよ
>>297 「言って」じゃなくて、「言ってあげて」だ。
※叔父様スレの内容はフィクションですが、今回のネタに登場するシスターBの思想は
「現実のカトリック教会は人間のクローニングに対して否定的な見解を公にしている」という方針を参考にしています。
たえ (…愚か者)
巫女ののと別れたたえは独り道を歩きながら小さく嘆息した。
情の深さ。目の前にいる者に対する思いやりと善意。
巫女ののの長所であるそれは、時として裏返せば短所となる。
情に弱い、目の前にある者への哀れみに捉われ大局を見失う。
たえ (何もあのレイズナーという者が憎いわけではない。慈愛を司る美加様だって同じ事)
一見生きている人間のように見える者を「殺す」のに躊躇いを覚えない者がいようか。
たえ (それでもあれが偽りの存在である以上、それを認める事は…)
シスターB 「ええ。人間を創造する事は、神に御業によるものです。
ヒトがその聖域に踏み込む事は決して許されません」
突如響いた声。周囲を見渡すたえ。
街路樹の陰からゆっくりと姿を現す、黒衣の女性。
たえ 「そなた、いつの間に…」
シスターB 「話は聞かせてもらいました。
あなたとは信じる神を異にしますが、此度の件に関しては、あなたに同調します。
SDだって違法複製・販売されたものをドルパに持ち込む事は禁じられています。
クローン人間の存在を認めろと言い張るのは、『違法複製品だって人形は人形、
可愛がってるオーナーがいるんだから持込許可しろ』と言っているに等しいでしょう」
たえ 「クローン人間は人間の海賊版という事ですか。そなたが洒落を解するとは思いませんでした」
シスターB 「別に洒落を言っているわけではありませんわ。
ましてや氏んで弔われ、昇天した者を蘇らせようなど。忌むべき驕慢です。
とにかく、クローンが完全な人間になる前に魂をあるべき神の御許にお返しする」
たえ 「宜しい。あなたと手を組みましょう」
パンッ、と手を叩き合わせるたえとシスターB。
エマたんの台詞、このスレのキャラとしては違和感ないと思うけどな
本当に嫌だと思ってるエマオーナーっている?
ここにいる。
>300
今この時期に意見募っても正しい結果は得られなそうだよ…。
スレが落ち着いてから改めて聞いてみよう。
エマはあの口調で大好きになった自分
>299
ヒィィィィなんかレイズナーの生存率が激しく下がった気がした
シスターが天界側についたとなっちゃ
(個人的に)念願だった教室一族のガチ対決シーンなんかがあっちゃったりしちゃうわけなんだろうか
オラわくわくしてきただ!!
うわそれおいしいな
教室くんvsシスターBめちゃ楽しみ!
>305読んで、一瞬、くんvsシスターBと思って
いつ、くんが参戦したんだ!?Σ(゚Д゚)ってなった。
教室一門のハイクオリティな肉弾戦にはくんは役にたたなそうだな…w
くんの持ち味は何事にも同じないスーパーマイペースパワー。
同じくマイペースなシスターには通用しなそうだけど
真面目で振り回され体質の白鳥と白蓮(榊ちゃんと桔梗も?)を翻弄してくれるかもw
アナイスと組んだらある意味最強鴨試練
309 :
308:2007/06/12(火) 17:17:05
誤変換失礼
○動じない
×同じない
美味しい対戦カードだ。
ところでリンクの方は参戦しないのかな?
どっちかっていうとリンクは文系っぽいからなぁ
逃げ回る砂ーの前に「悔い改めy」と現れた瞬間にクシャッと踏み潰されて
有償交換逝きが関の山かと<リンク
全身有償交換は高くつくなリンク…。
ゐるの「なんというry」とマジミカの魔法だってあなどれないんだぜ?
ただし魔法は尻から…イヤイヤ制御できないのが問題だが
テラナツカシスwww<魔法はしr
マジミカ 「ザムディンッ!!」
>>311 いやいや、弱いのなら真正面から行かないで頭脳戦でいこうよ。
>316
何にでも正面から四角四面の正攻法で行く
それがリンククオリティ
マジな話、リンクも「クローンは神への冒?だ」とは思うだろうけど
シスターのように強硬手段でもって排除しようとは考えない希ガス
なんというか…「間違って与えられた命でも、殺す権利は自分にはない」
みたいな、今まで出てきた誰とも違うスタンスで。
「冒涜」って書きたかったんです…
難しいほうの漢字で書き込んだら消えちゃったorz
無理して難しい漢字を使うからw
寝ルカもクリスチャンなんだよね。
教会の日曜学校に行くネタがあった気がする。
敵に回ることはない(回ったところでものの数にもならんw)だろうけど
船を降りて傍観組になるのかな。
寝ルカにはそこまでの信仰心は無いイメージだな。
ただ習慣で教会に通ってるだけの一般人じゃないだろうか。
(普通の日本人が神道や仏教の事をよく知らなくても
習慣や風習で年始参りや法事に神社や寺に行くように)
いつものグループの中で一人だけ考えが違って敵に回るとかそういうのはなさそうだね。
正直巫女ののがそういう立場になるのかなとか思ってたけど外れたわ
>>318 多分、新JIS漢字だから表示されないんじゃないかな
だれも
>>277に突っ込まない件について
不思議で仕方なかったんだけど。
...あー、みんなでスルーしてるのか。ごめん。
同じ信仰心を持つ身でも
リンクは穏健派なイメージがあるなあ。
317さんが言うようなイメージ。んで、シスターと対立するとか。
こういうのって、女の人の方が過激だったりするよね。
男とか女とかで、決め付けるのはいかがなものか。
巫女ののは情に流されやすいところあるし、今までもアナイスの料理で
オミタムァが抜けた砂を元に戻したりしてたから、今さら寝返るのも逆に
「話を盛り上げるため」っぽく見えちゃってたかも。
巫女ののの迷いって感情vs立場なんだよね
信仰心に厚いからクローンへの抵抗感もあるかと思ってたんで、
感情vs感情になるかと思っててびっくりした。
これがどういう結末になるか分からないけど
『砂が死んだことが間違いだった。
死ぬべきじゃなかった砂を死なせた天界側の全面的なミスで海賊側は全面勝利。めでたしめでたし』
みたいなのはやだなーと呟いてみる。
そうなると天界の過失の内容が重過ぎるし
>329の後半にほぼ同意かな。
論理に持っていこうとがんがっているのはわかるんだけど、
その辺からの流れが読み手としてはちょっと…
日常編を踏襲したパラレルと考えて無茶苦茶やってもいいと思うんだ。
どうせ何かしでかしたのはデカ健ちゃんなんだしw
あ、一読み手の勝手な意見ですので、書き手の皆さんはこれまでどおりやって構わないです。
仲間内の対立っていえるかどうかわからないけど、
白鳥と塔の人々がそうなりそうだね。
あるいは、間に入って取り持つ立場になるのか。
天界側の過失なんて
ののとセシのカポー販売で売り出したセシルに
いきなりスペインの歌姫を連れて帰らせたり、
東京に住む4人の少年のバンド・ストーリーにロシアの軍人さんや
血まみれな格闘家を出してきた某の暴挙に比べればかわいいもんですよ。
そこでクリスの不思議な旅第2弾ですよ
クリス「サシャ、宣伝乙って言われるよ」
クローンの問題は現実社会の中でも賛否両論。
この話が叔父様スレのネタじゃなくて一般の長編小説や漫画だったとしても
どんな結末でも読者誰をも満足させるのは無理だと思う。
映画だったらこういう結末も有りかな。
『確かに砂の魂にはまだ地上に留まれる命数が残ってた。
(バイオロイドに魂が宿ったのは、あくまで特別なケースだったのだ。
仮に橘両親やみどり両親やエマ母やジョー母のクローンを作ったとしてもそれは動かない。
ヒトに作れるのは魂の入らない人形だけ、ヒトがヒトを作るのはミリ。)
砂に残っていた命数、それは一週間。
残された時間をクローン体の中で海賊達と過ごした砂は、
人間になれる直前に本来の寿命が来てしまう。
自然にクローン体から離れ、昇天して行く砂のオミタムァ。
海賊達は嘆き悲しみながらも、
「たとえ短い間でも、もう一度先代に会えただけ良かったじゃないか」
と自分自身に言い聞かせ、また人生を生きて行く――』
自分で書いて鬱になった。な(ry。 Orz
後味のいい終わり方だといいな。と小さく希望してみる。
いや、砂に命数が残ってるとクローンの賛否以前に
不要に砂の命を奪い、本人とまわりを傷つけたことになる天界が
あまりに大きな罪を背負うことになるってことじゃないか?
そうなると再び天にかえそうとしてる天界はただの悪になっちゃうし。
これから先もずっとその過ちと罪悪感を抱えてくことになるんじゃないかと
>334
あ、それがヒントになって中盤から後半に使えそうなネタが降ってきた。d。
なんか、予想以上に重くなってるなー。やっぱ壱岐市にの問題は難しいね
ここらで一発アホなの入れたいが、思い付くのも重い問答ばかりだ(´・ω・`)
しかも書き切れるかどうかもわからないよママン
漏れはパラレルなら重い話も桶だし、キャラの誰かが罪や呵責を背負って終わる話になっても桶。
もちろんいつもの叔父様スレらしく最後は多少強引に誰も傷つかない大団円でも桶だ!
だけど住人には重い話が根本的に苦手な人もいるかもしれないね。
長編や雑談ぬったぎりでも大丈夫だから単発ギャグのネタがある人、遠慮なくよろすこ。
入れ替わりネタを考えてみた。
砂は本来大けがをするが、助かる予定だった。
でも同じ日に亡くなる予定の同姓同名のおじーさんがいた。
砂の生き霊と、おじーさんのオミタムァは天界の一歩手前の場所で出会う。
おじーさんはどうしても孫の結婚式(でもなんでもいいけど)に出たくて
一週間の予定で砂の命を借りる。
しかし、砂は天界から名前を呼ばれた時に思わず返事をしてしまい、その途端、
本来自分が生き返るはずだったことを忘れて本当に昇天してしまった。
おじーさんは砂に借りた命が返せなくなる。
んで、おじーさんは砂のことを覚えていて、
自分が死んだら同姓同名の海賊を探して、なんとかして残りの寿命を返して
やってくれと遺言して亡くなる。それが、バイオロイドに砂のオミタムァが入ったその日。
>338のプロットいいね。GJ
自分のネタ用メモ帳にコピーした。
そういえば、クローンやキリスト教から離れてしまうけど
昔話では黄泉がえりは結構あるね
イザナギイザナミ神話(失敗だけど)とか
朝廷の人物と同時に冥界の役人だった小野タカムラ(竹冠に皇)が閻魔の裁判で弁護して生き返らせた人がいたとか。
坊さんが反魂香使って死者をよみがえらせた話とか。
天界チームは異教の神々のカテゴリーに入るから
そこら辺使っても面白いかもしれないね。
そうすると霊界大冒険になりそうだがw
>338と>340をミックスすると
その同姓同名のじいちゃん(もう成仏してデカ健美加お預かりの天界から死者の国にオミタムァ移動済み)
に会って証言してもらうために霊界に行って大冒険!
みたいな展開?
もし閻魔やギリシャ神話のハデスみたいな死の国の偉い神様がいるなら
どのSDになるんだろう…
まだ出てない所だと新作フルチョヘッドかマシャ?
もう既に幼天使墜落事件で監督不行き届きに恩人攻撃に
誤解が解けても礼も謝罪もしないでにらみ合いとかなりイタいからなあ…天界
砂の事も一年も天界に導かずにオミタムァのままほっぽらかしといて
クローニングに文句を言うのも後出しだし
今のままだとぬっちゃけ義理を建前に自分たちの失態を
ごまかそうとしているように見える
榊ちゃんウルトラ残業!榊ちゃん天才!じゃなくてもっと体制整える展開があるといいな
義、義といいながら今の天界はちっとも合理的じゃない
それどんな社保庁…
ま〜トップがアレだからな
今天界ズは飼い犬に手を噛まれた気分なんだろうけど、
この機会に人間ナメんなよ!とギャフンと言わせてみるのも面白いかもね
天界ズはもともとイタいと思う。
榊ちゃん箱の時だって、さんざん迷惑をかけておいて(一番の被害者はツカシロ?)
無事に帰ってきてよかった、で終わりだったし。何それ、と思ったよ。
あれから一年になるんだな。
このスレのデカ健様は全知全能の神じゃなくて
ドジも致命的失態もやらかすしその尻拭いを平気で他人に押し付ける困った神様。
でも考えてみたら神話の中の神様なんて
日本神話もギリシャ神話も中国の神話もみんなそうだよな。
だからって息市にの重い責任を負わせるのはどうかと思うぞ
パラレルならいいのかもしれないけど、
ここの長編ってなんだかんだいって後に引きずるから。
老人と入れ替え説にしても確認せずに昇天させたなら
結局同じことなんじゃないかな。
いつの間にか天界がすげー悪者にw
今の展開だと魔界が全然関わってこないのでその辺絡めてネタ考えてみた。
元々ハイランドと東京をつなぐ無茶なワープゾーンがあるため、
できたひずみが場所だけではなく時間にも作用してしまい
ワープを使う関係者に影響が出て本来死ぬはずのなかった砂が死んでしまった。
焦げセシがこの世界にたどり着いてしまったのもその影響。
天界もひずみを直すための作業を行っていたけど
ハイ⇔東京間は
そうじゃなくても魔界の者が津々浦々で穴あけてくわで手一杯。
他の人間には影響は出なかったけどワープ使用関係者にだけは手が回らなかった。
たけどこのままだと砂を中心に関係者にどんどんひずみが広がってしまう。
ルナ『いっそのことあんた魔族になっちゃいなよ→』
みたいな。
※書き手は中の人でも予言者でもありません。ギャグと思って読み流して下さい。
地上某所。水晶玉を見つめ、ミセルもかくやという深〜い苦悩のしわを眉間に寄せる7番。
7番「…これは、良くない。このままでは…」
横から14番が覗き込む。
14番「これは、海賊船の…7番様、妹君が怪我をしておられるではありませんか」
7番「レイズナー、やつの存在が天界のものどもの怒りを買ったとか。
双子神め、自分達の不手際を棚に上げて粛清に乗り出したようだ」
14番「確かに穏やかではありませんが…7番様も最初はレイズナーを
発売中止にしろとまでおっしゃっていたのに、今になって心配なさるんですか?」
言外に、11番のためでしょう?と言っている表情。しかし。
7番「今秋開催予定のカリブ海クルーズ限定『レイズナー・蒼き世界の果てver(仮)』が
完成するまでは氏んでもらっては困るのだ。
一から原型を起こすより、既存ヘッドに既存ボディのSDを
衣装と夢コピだけ変えて再販するほうが楽に決まっているだろう」
14番「た…確かに…
…ってあの、今聞き間違いでしょうか、非常に不穏な単語を耳にしたような」
7番「…sige様が、例の映画にいたく感銘を受けたとかで、な…」
フッ…と自嘲気味に笑う7番。_| ̄|○になっている14番を尻目に、
VS金刺繍入り黒マントをバサァーと翻して虚空に姿を消した。
※再販は激しくキボンですがクルーズその他諸々の抱き合わせを容認するネタでは
ないことをどうかどうかご理解下さい。
>>329 宗教ってその人の思想や価値観(世界観)だから、情に流されて砂を助ける側になるっていうのは
それをまるごと否定する事になるんだろうな。
信仰心に厚く神に仕えている巫女ののは自分の崇拝する神の教えに反して人造人間を
作った母親のesののに普通なら憤慨するだろうし、砂自身にだって抵抗はあると思う。
それを大切な仲間が一生懸命守ろうとしていたら多少なりともとまどうだろうし。
どちらにつくか悩む理由だって女神美加に対する義理や巫女という立場への義務や責任
ではなく、仲間達の大切な人とはいえ自分の価値観を抵触するものを守るべきか。
だと思う。
ただ、巫女のの(人間)が女神美加(神様)の隠した気持ちを簡単に理解し、
同情してしまうのを読むと職人さんはこの二人の関係をあまり意識してないか
または宗教色濃くなると拒絶反応が出る人がいるのを考慮して抑えてくれている
のかなと思った。
このスレのキャラ真面目に考えれば痛いやつ多いじゃんw
だからネタにしやすいんだろ
そんな限定が抱き合わせだったら
本気でカリブ海逝きそうな自分がこわいよママン
>347
この長編は「天界が人造人間に反対する」って
ストーリー成立のための前提条件からしてIFだと思ってた。
日常のデカ健様だったら成敗どころか
デカ健 「俺様のクローンも作って(・∀・)クレ!」
ESのの 「神のクローンを何のために?」
デカ健 「もちろん面倒な仕事は全部クローンに押し付けr」
チリーン…
こんな展開で終わりそうwww
神話的奔放な天界人もそれはそれでアリだけど、
その割には義務の為にあえて悪者になって、全て背負ってとか言ってるのは
胡散臭いよなー、とは思う。
>356
漏れは昔風に巫女って人と神様の仲介になるものだと思ってたよ。
神が怒れる時(旱魃とか飢饉とか洪水とか)は怒りを鎮めるために祈り、
人が神の導きを必要とする時は神憑りになってお告げを降すみたいな。
そういう意味でははじめから人が神をコントロールするために置いた人間側の存在。
この辺はイメージの問題だな。
355 :
354:2007/06/13(水) 21:03:33
アンカー間違い
>350です。
宗教観は本当に人それぞれとしか言いようがないよね。
毎度おなじみ厨房ズの夏休みの自由研究作品として書いたほうが
単純なドタバタコメディで最後は多少強引ながら大団円、で済んだかも。
そんなこと今更言ってもどーにもならんのはわかってるけど
今のところ、一番無理なくハッピーエンドに持ってけそうなのは>338タソのネタかな
冥界大冒険まで入れてしまうと、砂がじいさんのことを思い出すエピや
冥界での魑魅魍魎との戦いとか、話がやたら長くなってまた物議かもしそうだ
しかし1週間鬼ごっこネタも捨てがたいっつーか…あああまとまらねぇぇ
続きが気になってすごく楽しみな展開だ。
レイズナーが死んじゃう鬱エンドでも
生き残って胡散臭い大団円でも イイ!
いっそ、別バージョンエンドがいくつかあってもいいかも。
ただ、話を予想するなら楽しいんだけど
自分の好きな展開に誘導しようとするのは止めてほしいかな。
自分の嫌いなオカズでも食べたほうが栄養になるもんだよ。
天界の不手際の証拠をつかんで逆転裁ば
ごめん言ってみただけ
職人さんの苦悩の声が聞こえるようだw
ここまでの流れを読んで、書きためといたいくつかのネタが
すべて誰かの鬱エンドに続くと言うことに何となく気づいた。
いっそ最終手段『夢オチ』発動! ……いえ、言ってみたかっただけです…
誰もが納得する終わり方にはならんだろうな。
一応確認なんだけど、「〜DEAD OR ALIVE〜」はthe movieって設定だよね?
別にこの話の中で砂がアボーンしてもこれからの通常設定ネタでは
砂も普通に出続けるし各所の関係断絶ネタも無かった事扱いでいいんだよね?
それ前提に自分も鬱EDも有りだと思ってる。
自分も確認したかった。
「幼天使〜」には『IF』ついてたよね。
運動会や修学旅行ならともかく、この流れは本設定にゃキツい。
確かに本設定にはきついかも。
ハイランドの叔父様・・・なんていう、どちらかと言うとメルヘンよりで始まったのが、
SFっぽいっていうか、ファンタジーっぽいっていうか、
なんかどんどん現実より遠いところがメインストリームになって来てるのがなんだかなあ・・・。
一見現実のように最後まで話進めといて砂アボンや巫女のの破門もあったりして
次のレスから普通に砂生きてたり巫女ののとたえ様のネタがあったりしても
このスレらしいシュールな展開でそれはそれでアリだと思う。
第三幕の時点で超強硬手段「リセットボタン」使ってるしなw
すべての人を納得させるには至らないのは承知だがミックスネタ。
魔界の住人が作ったワームホールにはまってタイムスリップしたクリスが
砂の最期に不審な点があると気づき、夕霧or白鳥づたいに
天界の氏者取り違え不祥事が発覚する。
砂の命を借りたじいさんのオミタムァは天界からすでに冥界に移っていたが
冥界に入れるのはひとのオミタムァだけ、女神美加は巫女ののに頭を下げて
冥界に行きじいさんを探して欲しいと頼む。単身冥界へと旅立つ巫女のの。
そうとは知らない砂たちと、聞く耳を持たないデカ健たちがついに衝突し、
人間vs天界の壮絶な1週間耐久鬼ごっこが始まった。
大団円になるかバッドエンドになるかは神の味噌汁。
これが現実なのかmovieなのかネタなのかも神の(ry
やってみてわかったけど、全部のネタをミックスさせるって難しいね・・・
>364
皆がバラバラに出した案がちゃんと一本の線にまとまってる!
感動した!
魔界組とかクリスとか、今までは話のすみっこに居たキャラにも見せ場がありそうでいいね。
ためしにハッピーエンドを目指して一案出してみる
『神にSD(ひと)は頃せない』
だからこそ確かに、かつて砂の命数は間違いなく尽きていた。
命数の残るSD(ひと)を神が頃すことは『できない』のだから
砂が氏ぬことが『できた』ことこそがその証。
だが、今の砂に生きる力があることもまた事実。
今の体にオミタムァが引き寄せられた瞬間に、
奇跡的に新たな命数が生まれていたのだった。
ただしそれはまだ不安定であり、神が認めることはできないもの。
一週間たち、オミタムァが体に定着した時、命数もまた定着する。
そうなってはじめて、互いに互いの在り方を認めることができるのだ。
8日後の笑顔、すべてはこの一週間に…
>>366 すまん。もっと日本語らしくお願いします。
このスレのSD=人形としたら。
砂のボディは「のの王国で造られた精巧なリキャスト」なんだろうか。
だとしたら、「本物の砂ボディ」がどこかにあるはず!
…だめか。海賊なら水槽されてるもんな…どこかの海の底だよね。
カリブの海賊のおかげで、無駄に海賊関係の知識が増えた人が多いんだなあ。
実は本物の17ボディを手に入れるために仕組んだ某の陰謀だったとか?>本物の砂ボディの在り処
>368
あんなもん海に沈めたら環境破壊になるぞ
久しぶりに保管庫の投票掲示板でも使って今後の方針決めないか?
最新50レス中に長編ネタが>349しか含まれてないw
○ぎさスレは、ときどき投票が入って、書かない人も読者参加型で参加できていいよね。
しかし、このスレで真似するのはやめてほしい。
プライドが許さない。
保管庫の投票掲示板、去年の8月14日で投票止まってる…
いや、あれ○と菘の立ち位置投票だから去年じゃなくて一昨年の8月じゃないか?
こんだけ意見書く人がいてもネタを書く人は2、3人なんだろうな
>>374 うわ、一昨年か…
2年も動いてないのに、よく掲示板消されてないね
漏れは、現在書いてる職人さんは3人しかいないと予想している。
真似も何もなぎ○スレのことなぞ知らんがな(´・д・`)
話の展開を投票で決めるのは○菘が出たときにもやってるし。
2年も前になw
その3人の職人さんが、お互いに牽制し、新人の職人さんをいびり出して地位を保っているという構造かのう。
一応職人のつもりだが、プロバイダ規制に巻き込まれて書けない。
と、携帯から書き込んでみる。
確かに、お局さんっぽい人はいるような・・・ムニャムニャ
漏れも一応書いてるが、長編はまだひとつしか投下してないや
いろんな人間関係とか権謀術数が渦巻いてるんだなあ。
うちの会社みたいだww
>>380 プラス無責任な読み専がヤジ飛ばしてじゃ、そりゃ新人さんも育たないわなw
投票のなかった2年間、職人さんの独断で流れが決まっていたわけか
3人ってどこから?w
砂長編に関しては8人以上の書き手が参加してるね。
文体や癖の違いで特定できる。
うち1人が(ry
8人以上なんているわけないじゃないwww
幼天使話からを入れると8人いてもおかしくないだろー
391 :
もしもし、わたし名無しよ:2007/06/14(木) 07:42:50
テスト板の常連さん5人、マジミカのネタの人、砂長編の発起人、これで7人。
それと、もう1人いるね。
テスト板の長編なんて、動いてるのはハイランドの黒百合ぐらいで、
ホワイトデーパニックなんか2か月以上止まってるけど、
ハイランドの黒百合って5人掛かりで書いてるの?
ホワイトデー完結したよ。
ホワイトデーは完結したんじゃないの?
いや、黒百合の次に最終書き込みが新しいのがホワイトデーだから例として挙げただけ。
完結したのは知ってる。
次に新しいのは恋愛ネタスレで、最終投稿は3/11だ。
2か月も3か月も投稿していない人を常連としてカウントしてるのかと思って。
荒らし=職人と言いたいだけのやつだからほっときなよ
>>367 ああごめん。
神はひとを頃せないっていうのが物理的に不可能っていみなら
間違った(天命のない)氏を神が与えることは不可能だから
命数が尽きてなかったということは有り得ない。
でも一度尽きた命数が新たに増えたから
定着すればこのまま砂が生きることも間違いじゃない。
どちらも正しかった。
なんてできないかなと思ったんだ。
ぐちゃぐちゃですまん。精進します。
魔族なら天界の定めた天命にない生死を与えられるのかもしれないな…とふとオモタ
>>395 それならホワイトデー・パニックが止まってるって表現はおかしくないか?
あと短編を書いてる人は常連に入らないわけ?
松下電器、レンジ・冷蔵庫など305万台をリコール(2007年5月)
ttp://national.jp/ 更に、また事故発生です(2007年6月)
>松下電器産業が製造した電気コンロが原因で火災が発生する事故が、過去に54件起きていたことが6日わかった。
>経済産業省が発表した。
6年間出火を隠し続けて、ほとんど製品がなくなったらまた好感度アップのリコールですよ
あなた達がわざわざ買い替え終わってからのリコール
悪質です
>395は、単発スレを読んでないとみた。
>>391は
・テスト板にしか参加していない職人さんがいる鴨。
・長編でもぽつぽつ小ネタで参加している職人さんがいる鴨。
この可能性を、どうカテゴリ分けしてるんだろう。
そして自分は、テスト板には参加してないし、マジミカのネタの人でも、
長編発起人の人でもない。あと一人が自分とも思えないよ。
↑例えばこれだけの文章で、どれを書いたのかわかる人はわかるのだろうか。
そろそろネタに飢えてきた
もうこの際延ネタでもいいから誰か頼む
誰がどれをいくつ書いたかなんて、どうでもいい。
全部わかるという人は、頼むからオカルト板行ってくれ・・・。
ID出ない板で人数当てゴッコなんてスレの無駄遣いでしかないよ
シリアスとギャグで文体変えてる漏れは確実に重複してるしなw
ネタなくはないけど変な人が湧きそうで・・・・・
マシャが気になってる。
サシャの妹? 他人の空似?
今までマシャのマの字も出てこなかったのにいきなり妹設定は
ちょっと苦しいと思うので他人の空似でいいんじゃなかろうか。
でもごめん、長編途中で新規キャラに参入されると
もう脳容量の限界超えてしまうよママン
はやく長編ネタかきたい・・・
・ドッペルゲンガー
・前世
・先祖
・心の声
・生まれる前に氏んだ双子の妹
・魔界に住む生き別れの双子の妹
・夢の中のサシャが具現化
・逆にサシャがマシャの夢
・誰かが描いたサシャの肖像画が具現化
sigeを意識してみた
うさんくさい事を書いてるうちに、ふと魔界人は天界の輪廻の役目と対で
ヒトの生まれ変わりを止めて永遠に屍人形にできたりしないか、なんて思った
なんか魔界人て氏ななそう
氏んだら氏んだで氏に切りみたく
厨設定
・未来からやってきたサシャとカイの娘
>411
カイ 「///」
クリス 「いいね。僕も伯父様か」
ユニ 「ユニは叔母たまでつか」
サシャ 「そんなわけないでしょっ!」
遠夜荒夜のような、サシャの中のもう一人のアタクシ
性格はデレツン…
ここまで書いて、すごい嫌な女になりそうで考えるのをやめた。
デレツンてwwww
どんな性格?
いつもはデレデレしてるんだけどたまにツンになる?
>412
叔母たま ユニに萌えた
久々に欲しいと思った。
FDQ繋がりで檻の知人とか
※「DEAD OR ALIVE」を「SD達が撮影している自主制作映画」と解釈したネタ。
天界ズも人間に混ざって普通に映画の撮影に加わっています。
現実の中では天界ズはレイズナーの存在を認めている設定です。
「はい、カット!休憩入ってくださーい!」
カチンコの音が鳴ると、カメラの向こうでレイズナーは表情を緩めた。
ここは叔父様スレ専用映画撮影スタジオ。
ハイランドの余っている土地に眠ののが私財を投じて作り上げた、広大なオープンセットである。
「今度は魔界で大冒険?!」「ハイランドの黒百合」等の数々の作品がここで製作されてきた。
現在、今夏商店街町内会館にてロードショー予定の「叔父様と愉快な仲間達 the movie〜DEAD OR ALIVE〜」が
絶好調撮影中だ。
スタジオの隅で何やら一人でブツブツ呟いている榊の所にワンカップ大関を持って行くレイズナーとおとん傷セシ。
レイズナー 「榊ちゃん、撮影再開まで時間かかるらしいから飲んで待とうぜ」
榊 「ありがとうございます。…レイズナーさんがバイオロイドというのは実話なのですよね?」
レイズナー 「ああ、そうだけど」
榊の脳内で、量産されたゆきのクローンが「榊ちゃ〜ん」「榊ちゃ〜ん」と
わらわらと榊に群がってくる光景が広がって行く。
榊 (ああ、もしもゆきがわらわらになってしまったら!
天国のようであり、ある意味で地獄でもある。
大勢のゆき達全員に可愛い服を買ってあげるには、私はどれだけの苦難を乗り越えねばならないのか…)
おとん傷セシ 「…映画の話ん中と違ってお気楽だな」
白鳥 「本来の業務、デカ健様のお守り、塔の守護天使…体がいくつあっても足りない」
白蓮 「そんな時、クローンがいてくれたら便利ですよね」
椿 「私のクローンですかー!友達になれますかねー!」
百合 「大丈夫です。友達になれますよ」
椿 「でも、想像してみたら自分と友達って変な感じがするよ」
百合 「では椿先輩のクローンと一緒に私のクローンも作ってもらえば、
椿クローンと百合クローンが友達になれます」
桔梗 (自分のクローンか…不要だな。天使長の座を巡って争わねばならないライバルが、増えてしまうではないか)
と、天使チームが雑談している脇をすり抜けてesののに話しかけるデカ健。
デカ健 「なーなー、俺のクローンは作れないのか?
さすがにネ申の力を再現しろとは言わないからさ、外見だけでも。
地上に遊びに行ってる間美加の目をごまk」(ゴスッ!!!!!)
無言でイタイイタイの鈴をデカ健の頭に力の限り振り下ろす女神美加。
女神美加 「お兄様のたわ言は聞かなかった事にしてください(ニッコリ)」
たえ 「美加様、お伺いしたいのですが。この映画の中では『人が人を造るのは不遜』とされていますが、
本当は…」
女神美加 「彼の体はのの王国の科学、そして魔道の力の融合によって作り出されたものです。
天界は魔界との盟約により、魔の力によって自然の摂理を曲げられる事に対し
過干渉を出来ない事になっています。
世界全体のバランスを揺るがせる程の重大事にならない限り、細かい事は大目に見よ、とね」
デカ健 「そーいう事。自然の摂理を曲げる事を一つ一つ全部禁止するんだったら、
魔族が人間界で魔法を使うのも転移の魔法陣を人間に使わせるのも、まるっとアウトだぜ」
※1/2に傷セシおとん説準拠の注意入れ忘れ失礼しました
あーあ、とうとう「映画の中の話でした」ってことになっちゃったよ。
夢オチと同じようなもんで、後味が悪い。
もともとの予告では叔父様(ry the movie扱いだったけど
現実の話として始めちゃった以上は現実の話として進めたいね。
>418-419だったらどんなに気楽だったろうとも思うけど。
つうか榊ちゃんと桔梗でクローンの捉えかたがまるで違うのが
そのまま二人の超えられない壁をあらわしてるようだw
あれ、現実の話として始まってたっけ?
前編の幼天使編も「IF」じゃなかった?
平行世界おkの叔父様スレなんだから、
>>418-419が現実と捉えるもよし、DOA自体が現実と捉えるもよし。
その辺はおのおのの解釈でいいんじゃないかね。
榊ちゃんの妄想が現実になったら際限なくゆきができそうだ。
ヴァレンティウスの叔父様妄想アナイスを思い出したw
平行世界おk、ねえ…。
それはこのスレのごく初期の話なんじゃないの?
みんなが納得出来る結論なんて出せないんだから
出来るだけ重くなりすぎないように職人さんが考えてくれたんだろうに
「後味悪い」っていうのは、ちょっときつい言い方じゃないかい。
そんな風に言ってたらますますネタ投下のハードルが上がっちゃうよ。
そもそも、世界中のお医者さんや宗教家や社会学者が寄り集まっても
結論を出せてない問題なのに、2ちゃんのネタスレ職人に画期的な答えを
期待する方が酷ってものだよ。
このスレに過剰に何か求めてる人はちょっと考え直して欲しい。
がんじがらめで誰も書けなくなるよりは、夢オチの方がまだいいと思う。
だんだん古手の職人さんが仕切るようになってきて、
「このアテクシの作った設定と違うのは許せないザマス!」
ってなってるような気がする。
後味悪いよ
さんざんいろいろストーリーが進んできて、
はい、これは夢でした、ってのはムカつくもん
はい、これは映画でした、も同じ
なんだ...またいつもの職人叩きの人か
どれが古参職人のネタで、どれが新規さんのネタかなんて
区別付かないだろうに(私は区別付かない)
区別つかないのは、あなたに読解力がないから。
古参職人さんもムカつくだろうなあ。
自分の作品が新規の人のと見分けがつかないなんて言われたらwww
実力思いっきり全否定だねwww
>424
>427
マジレスするなってば。
いつもの人が書き込んでるのは『意見』じゃないんだから。
単に住人を不快にさせるのが目的の『煽り』。
言葉通り真に受ける必要ないよ。
古参の人こそスレの今までの歴史を見てる分
あまり設定を変えないように努力して物語り作っていると思う・・・
今までの職人さんの努力があってこそこのスレを存続させてたわけだし
>>431 それは「このアテクシの作った設定と違うのは許せないザマス!」 を
表現を変えていっているだけだと思う
>>431 だからマジレスするなっていってるだろバカ。
いい加減にしろ。
毎回毎回、煽れるくらいにはちゃんと読んでるんだよなぁ
世の中にはもっと満足のいく面白い小説もいっぱいあるんだぞー。
あと、毎回3、4回にわけてレスするのはやめてもらいたいんだが
うんうん、自分の意に添わない発言をする人間は、いつも一人だけで、
文体を変えて書き込んでるんだよね。
意見のぶつかり合いは前からいろいろとあったけど
ここまで醜い煽りののしり合いは見なかったなー
他のどのスレが荒れていてもまったり進行していたおじ様スレだったが
もはや終わりなのだろうか・・・
いや、粘着荒らしは一人だけ。
ID出ないから何度も書き込んで大勢の反対意見に見せかけている。
この人きっとSD自体が嫌いなんだよ。
SD好きが集まって和気藹々としている叔父様スレが妬ましいだけじゃないかな。
言葉の隅々にSDとSD好きな人への悪意が篭っているから。
書き込めば書き込むほど本人のしっぽが見えてきている。もうバレバレ。
ごめん、散々意見がぶつかってる時に
いきなり前ぶれなく映画でしたー、は自分もちょっと抵抗あるんだけど。
個人的にはいっそまるっとテスト版に持ってって
鬱EDも大団円もありえるけど完全IFとかの方がいいかも。
単なる好き嫌いだけじゃなく、
書き手や読み手の宗教観や人生観も問われるネタだから
SD嫌いというより叔父様スレが嫌いなんじゃない?
過去に自分が出したネタや設定が叩かれて書かなくなった元職人って感じがする
ただ荒れてるのを見るのがが楽しくて仕方ない、寂しい人だよ。
荒らしてるのって銀ミカとゆきのネタ書いてキャラが違うって言われた人でしょ。
特徴ありまくりでバレてるのに何故変えないのかが不思議。
『ハイランドの黒百合』を『黒百合』って言っちゃったり、このスレに馴染んでないだけじゃなく、
ネットそのものも始めてそんなにたってないのかも。
「好みに合わない解釈のネタは黙ってスルーで。 」
DOAのテーマが重すぎて、通常設定として受け入れがたい住人は「これは、映画だ」。
「これは夢でした」では納得いかない住人は、メイキングネタを脳内あぼん。
何のためのタイトルなのか。
>>438 自分はその逆だなぁ。
この長編って前スレの394,395で
「「叔父様と愉快な仲間達 the movie〜DEAD OR ALIVE〜」今夏ロードショー!!!」
って明言されて投下された予告の連載化でしょ?
今までにやってきた最初の映画や「魔界大冒険」と同じ「映画の話」だと思って読んでたから
現実の話なんだよって言われるとそっちのが抵抗ある。
ゴメ、リロればよかった。
>442がスレのおやくそくだね。
また湧いてたのか・・・夜中の1時台に固定されてきたね
荒れるのが楽しいっていうより、荒らしの癖に煽られ耐性ついてないっぽい
反応すればもっとムキになって顔真っ赤にしながら
必死に書き込んでくるだけだから、マジレスも嘲りももうやめようや
スレ住人全員のルール『悪質な荒しには徹底スルー。ネタで反応するのもナシ!』
漏れも映画落ちちょっと抵抗あるんだが・・・。
荒らしにされちゃうのか。
>446
どこ読んでるの?誰も長編のオチについて議論することを
荒らしだなんて言ってないと思うんだけど。
>445のことなら普通に>425以降に混じってるヤツのこと言ってんだと思ってたけど。
そーいう「○○言ったら荒らし扱いですかそうですか」的な卑屈レスは
荒らしに付け入る隙与えるだけだからもうちょっと冷静にスレ読もうよ。
>446
>>422>>442 映画扱いは強制じゃない、ただの選択肢。
アナイスの料理だって複数の説の選択肢があるでしょ。
「現実」「IFもしくは映画」どっちでも好きな説をとればいいんだよ。
>>417.418はこうゆうのも有り?っつうネタなんだから、それはそれでいいじゃん。
まだまだ砂長編終わってないんだが、現実でも映画でも、続き読みたい。
自分は>443に全面同意
そもそも「叔父様と愉快な仲間達 the movie」
として予告されたものなんだから
映画オチになる方が筋が通ってると思う
それに現実の話としてごり押しするには
キャラ壊しすぎなんじゃないかな
読み手は「現実派」「映画派」それぞれ好きな方を選択するとして、
職人さんたちは分かれてるのかな?
職人さんは全員「映画派」で書いているような気がするんだが。
ぽつぽつ参加してる書き手その1ノシ
ここまでは一応「映画」を前提に読んで書いてました。
だから砂昇天落ちとかデカ健様が人間に敗れて神の力を失いただの人間になる落ちとか
>>410さんのアイデア借りて砂が天界の輪廻の輪からは外れ魔界の力で不死身化落ちとか、
映画ならではの大胆なエンディングも有りかなーと思ってた。
でも思ってたより「現実の話」だと思って読んでくれてた読み手さんが多いみたいだね。
ここからは「どんなに途中モメても最後には大団円を迎えて予定調和の基本設定に戻るお約束落ち」
を目指した方がいいのかな?
大団円にしないと、必ず不満に思う人が出てくるから、
大団円にしとくのが無難だね。
それでも不満を残す人はいるだろうね。
続きを書きたいけど、この状況ではネタを投下する勇気のない書き手その2。
ちなみに自分も「映画」前提に書いてた。
しかし例えば砂昇天エンドなんかにしたら、
不満に思う人が続出して大荒れは必定
ていうか、
「今までの話が現実だったのに急に映画落ちにされて気に入らない」
っていう人達は、そもそも映画として予告されて映画として始まった話を
何で現実の話だと思っているんだろう?
まずそこがわからない。
>>443 桔梗なんかは、かなりひどいよね。
自分は映画だと思ってうちは全然気にならなかったけど、あれが現実なら
ちょっとキャラ変えすぎなんじゃないかと思うよ。
映画で役を演じている割には、性格とか口調が現実と同じだからじゃない?
いち書き手ですが、デカ健ちゃんが人間に対してマジ怒りしたり
神の命令とはいえ天使たちが躊躇いなく人間を攻撃したりするなんて
滅多なことではあり得ないと思ってるので、映画寄りの見方かもです
それにクローンとか輪廻転生とか生々しい死生観のぶつかり合いがある割に
寝ルカがハンドパーツ投げたりするSD的描写もあって、
他職人さんの間でも解釈は結構バラバラだと思いますよ。
映画としてなら>452的大胆エンディングもアリだと思いますが
マルチエンディング方式にして、大団円からバッドエンドまで
幅広く用意する必要があると思う(さすがに砂アボンエンド一本とかだと
どんなに納得の行くうまい持ってき方でも荒れに荒れる悪寒)
でも、映画の中とはいえ、ちょっとでも設定変えたら
激怒してクレーム付ける人がいるからなあ。
というか、映画だからってベースの性格や口調まで変えられると誰が誰だか
テスト板の話で悪いがリヒトなんかハイ黒の中ですらべらんめえ口調だしw
個人的には、桔梗は神が「やれ」と言ったらやる、仕事に対して忠実で
ちょっと冷徹なイメージ持ってたので、そこまで違和感はなかった。
読み手だけど、映画オチでも現実オチでもOK。
>>422>>442>>448 同意。
キャラ設定でさえ色々パターンがあるんだから
お話も色々でいいと思う。
どちらかと言うと映画=現実派だったけど
今までもそうだったし、映画の話は映画のみでもかまわない。
とりあえずどんな形でも良いから完結だけはして欲しい。
このままグダグダで無かった事にされることが一番辛い。
現実の話だと思い込んだのは、はっきり言って読み手の読解力のなさに責任があるから。
だから職人は現実だと誤解している人の相手をすることはないよ。
>460
>桔梗は神が「やれ」と言ったらやる、仕事に対して忠実で
>ちょっと冷徹なイメージ
それは全くその通りだと思うけど、今回みたいに事実関係を一切調べもせずに
他人の店を破壊して詫びの一つもせずに一方的に全部相手のせいにするような
DQNキャラだった事は一度もないと思うなぁ
単発のネタによっては今までの映画ネタ準拠のものもあるからそういう意味で
「現実」って言ってるのかと思ってた。
あぁ、幼天使ネタのことか。確かにアレはどーなん?と思ったけど
ダラダラになりそうだったときだったから、長編に移りたい職人さんが
焦ってたのかもね。一応事後には謝ってたけど、フォローとして
何故か手作業で黙々とお店を直すギャグ単発とかあればまだマシだったかも
幼天使ifから話を続けてたから
映画じゃなく現実よりで考えてた。
映画は虚構、ifはもう一つの現実って捉えてるので。
それからどちらにせよ965の言うように
長編を前提とした単発とか結構あるから。
どっちともとれる曖昧さを楽しんでたよ
どの道何幕も進んでいけば忘れられるネタは自然と話題に上らなくなっていくし
色んな人が直接会いもせず相談もせずやってる事なんだから
行き違いや勘違いが出るのは当たり前
過去にも同じシーンを別の職人さんが被って書いてしまった
なんて事も結構あったし
あまり深く考えずに続きを楽しみに待ってます
※
>>364タソのミックスネタをもとに導入部だけ書いてみました。
別解釈で展開していく際にも比較的軌道修正しやすいよう、表面上の話はほとんど進んでません。
※「クリスがタイムスリップし、謀殺されそうになったセシル兄弟を助けた」という
第五幕のエピソードを前提にしています。
※現実派もIF派も映画派もそれなりに読めると思います。
夕暮れから夜に変わろうとする空の下、クリスは鬱蒼とした森を小走りに奥へと向かっていた。
味方になってくれるかと思った白鳥は、夕霧の話を聞く限り無理そうだ。
かといって「クローン→滅殺!」に懐疑的な夕霧も、新入りのパートタイマーという立場じゃ
天界での発言力はないに等しいだろう。
クリス (黒魔女Dなら、協力とまではいかなくても何か突破口を教えてくれるかもしれない)
一縷の望みをかけ、ずんずん奥へ進んでいくクリス。
ずぼっ。踏み出した片足が沈んだ。
クリス 「え、あ…? …うわぁぁぁ〜〜〜〜」
下生えの草に紛れて見えなかった縦穴に、ひゅるひゅると落ちて行く。
どてっと尻餅をついた。長い距離を落ちたと思ったが、不思議と痛みはない。
つぶった目蓋を恐る恐る開くと、そこは何故か昼下がりの海辺だった。
クリス 「あれ…? 僕は確かに、森の中を歩いてたはずなのに」
??? 「おい、そこのお前!」
目の前で、ミニッコくらいの銀髪の少年がキッと睨みつけている。
??? 「お前が俺の剣を踏んづけてるんだよ、どけ!」
言われて慌てて身をひねる。確かにクリスの尻の下に、子供のけいこ用の木剣があった。
クリス 「ああごめんごめん。 …君は…」
瞠目した。見覚えのある顔だったから。
いつか見た日よりもずっと大きく、いつも見てるよりもずっと小さいけど。
レイズナー 「こら、偉そうに言うな。稽古中に剣をぶっ飛ばされたお前がヘタクソなだけだろ。
すみません、口の悪い息子で」
??? 「うっせーな、親父!」
クリス 「…………キャプテン、セシル……?」
注意書き長すぎ。
そうか?そんなことよりネタ投下自体が嬉しいよ
ミニキャプテンテラホシス
※>469さんに続けます。
>>338さんのプロットを参考にしています。
ミニキャプテン 「おう、俺はセシルだ。お前、何で俺の名前知ってるんだ?」
クリス 「いや、ちょっと…友達に似てたから」
レイズナー 「セシルなんて何処にでもある名前だからな」
ミニキャプテン 「何処にでもあるって言うなよ、親父!いい名前だろ?
そういうお前の名前は?」
半分くらいの高さからじーっとクリスを見上げる子供時代のキャプテン。
クリス (えーと、この場合…タイムパラドックスとか、気にした方がいいのかな?)
「僕はニルス。…ニルスだよ」
一応偽名を使っておくクリス。
その時、子供キャプテンのお腹がぐーーーと鳴る。
レイズナー 「腹減ったか?」
ミニキャプテン 「減った。もー腹ぺこぺこ」
レイズナー 「よし、そろそろ街に飯食いに行くか」
クリス 「あ…よかったら、僕も連れて行ってもらえませんか。
ここには旅の途中で寄っただけだから、何処に店があるのかわからなくて」
レイズナー、クリス、子供キャプテンが街に着いた頃。
荷物を背負った旅装の老人が近所の人々に見送られていた。
町の人A 「レイズナーじいさん、気をつけて行くんだよ。あんた心臓弱いんだから」」
老人 「ああ。もうすぐ待ちに待った孫の晴れの日だ。それまでは簡単にくたばるわけにはいかんよ」
ヨボヨボと覚束ない足取りで歩き出す老人。
彼が道路を横切ろうとした所。
老人 「うっ!」
心臓の上を押さえ、路上に蹲る老人。
そこに走ってくる乗用車。
レイズナー 「危ない!!」
老人を助けようと道に飛び出すレイズナー。
急ブレーキが響き、そして何かがぶつかる衝撃音。
ミニキャプテン 「親父ーーーーーーー!!!」
氏者絡みの不祥事自体が受け付けないなら今回はもう読むなってことか
「好みに合わない解釈のネタは黙ってスルーで。
他職人さんの設定に異議がある場合は文句を言うのではなく並存案として別のネタを提示しましょう。」
今まで出た中でこれが好みってのキボンすればその解釈の人が書いてくれるんじゃない?
この時代、乗用車ってあるんだ。
てっきり馬車とかの時代だと思ってたよ。
カリブの海賊のイメージに毒されすぎかな。
おいおいおい、キャプテンが今まだせいぜい十代なんだから
ミニっ子時代の話っても普通に車あるってww
…漏れも、えっ車あんの?と一瞬思っちまったのは内緒だ。
居候傷セシがミニっ子だった時には乗用車、無かったろうな。
※>472さんに続けます。
>>338さんのプロットを参考にしています。
ミニキャプテン「親父ぃぃぃっっっ!」
叫び声をあげ、レイズナーに駆け寄ろうとした子供キャプテンの体をクリスが抱き留めた。
セシル「見るなっ!」
ミニキャプテン「放せええっ! 親父いっ!」
セシルは必死の思いで、暴れる子供キャプテンの体を抱え、頭を自分の胸に押さえつけて、
レイズナーの姿を見せまいとした。
道を行く人々が事故現場にわらわらと集まってくる。
うつ伏せに倒れたレイズナーの体の下に、真っ赤な血がゆっくりと広がっていく。
レイズナーの頭蓋は粉砕され、ピンク色の脳漿があたりに飛び散っていた。
「あーあ、こりゃ、有償交換でもだめだぜ」
集まった男の一人がつぶやく。
老婦人が十字を切った。
遠くから、救急車のサイレンの音が近づいて来る。
プロットがあるからここで師んだのはレイズナー老人の方だってわかってるけど、
師体描写読むと一瞬ドキッとするね。
続きも楽しみにしてます。
えっ、うそ。
老人が死ぬはずが同名のレイズナーが死ぬんでしょ?
「うっ」と心臓発作で死ぬはずの老人の代わりに
レイズナーが事故で死ぬんじゃないの?
異体描写するなら注意書き欲しい…
レイズナー(パパ)が亡くなり(>478表現)、
事故にあったショックでレイズナー老が心臓麻痺起こしたんだと思ってた。
農相飛び散るほどダメージ受けて「有償交換で生き返りましたー」だと
さすがに苦しいような。まあどっちでも話は通じなくはないけど。
あと、重箱の隅で悪いんだが途中でクリスがセシルになってるw
>>482 老人の「うっ」が先だよね?
老人が生き延びて代わりにレイズナーが師ぬんだよね?
あー、分からなくなってきた。
事故現場で士んだのは爺さまの筈だったのに、天界でオミタムア取り違え事件が起きる。
本来士んでなかったはずのパパ砂が士に、爺さまは病院から生きて退院してくる。
現場を見ていたクリスは砂の士を不審に思い、現代に戻って白鳥か夕霧に相談…
て話かと思ってた。
読解力なくてすまん。
いや、両方いったん師ぬんだけど、レイズナーのオミタムァは
生き返りかける。
しかし老人に頼まれて、オミタムァを貸してやる。
老人がオミタムァを返す前に、レイズナーは天界から呼び寄せられて、
ほんとに師んでしまう、でしょ。
※>478の続きです。
[手術中]の赤ランプが灯った自動ドアの前で、ものも言わず立ち尽くしている小さなキャプテン。
すぐ横のベンチで座り込んでいるクリス。さすがに今は、眠気も来ないほどに動揺していた。
クリス (…何故かわからないけど、僕はおそらく…レイズナーさんが氏んだ日にタイムスリップしてきたんだ)
ふと、ランプが消える。手術着の医師が、ゆっくりと出てくる。
ミニキャプテン 「親父は!?大丈夫なんだろ!!?」
――暫しの沈黙のあと、医師は表情を緩めた。
医師 「…君のお父さんは、もう大丈夫だよ」
クリス (え?)
違うのか? 今日が、レイズナーの命日じゃないのか?
とはいえ、そんなことをこの医師に訊くわけにもいかない。腑に落ちないながらも、ひとまず安堵した。
酸素マスクをつけたまま、静かに眠っているレイズナー。その横でうつらうつらする小さなキャプテン。
老人のほうは、駄目かもしれないと、医師たちの話を盗み聞きした。
クリス (僕がここに来たのはたまたまで、レイズナーさんは別の日に別の原因で氏んだってことだろうか)
帰る方法も見つからないことだし、しばらくそばで見張っていよう。そう決めた。
1週間ほど経ったろうか。「レイズナーの友人」とゴリ押しして病院に泊まっていたクリスは、
物々しい雰囲気といくつもの足音、それにキャプテンの叫び声で目を覚ました。
意識が戻らないながらも安定していたレイズナーの容体が急変した、らしい。
医師と看護婦にベッド脇から押し出されたキャプテンの震える手を、思わずぎゅっと握った。
何もかもが片付けられた病室。クリスは医師を冷静に、しかし徹底的に問い詰めていた。
キャプテンは霊安室に置いてきた。プライドの高い彼は、他人に涙を見せたくないだろうから。
医師 「我々にも全く解らないんです。脳にも他の臓器にも全く異常はなく、そろそろ意識も戻るはずだったのに…」
そのとき、看護婦が医師のもとに「老人が目を覚ました」という報せを持って走ってきた。
医師 「なに!? 脳氏判定も時間の問題と言われていたのに、意識を取り戻しただと!?」
クリス (…助かったはずの『レイズナー』さんが氏んで、助からないと言われた『レイズナー』さんが助かった。
もしかして……ここに、ヒントが在るのかも)
こんなに起きて活躍してるクリスを見るのは久しぶりだ!
女神美加 「ありえないこととは、このわたくし自身が一番承知しております。天界に決して誤謬は許されなのですから。
この世界にSDが生まれてこの方、天界は全てのオミタムァが自然の理に従い循環する様を、見守り続けて参りました。
しかし、万が一。いえ、億、兆、京、那由他に一つであっても・・・」
天界。執務室にて、天界データベース(通称『過去ログ』)を高速の指捌き操作する、天使長榊。
画面が明滅し、一つの結果をはじき出した。榊は一度瞳を閉じ、女神の方を振り返る。
榊 「これをご覧下さいませ、女神美加様」
榊は画面を指しながら、結果を説明していく。
榊 「こちらが命数予定表。そして、隣に表示しましたのが実際に命が刻まれた命数表となります。
赤の直線が海賊レイズナーを、青はレイズナーという同名である別の男性を示したものです。
この結果が示すものは、」
女神は、反射的に首を振る。
女神美加 「ありえません! こんな事が、起こるはずは!」
榊 「あくまでこれは、記録に基づく算定結果にすぎません。美加様、どうかお気を確かに」
女神美加 「我々は人間(SD)とは違う! 天が誤って良いはずがない!」
女神美加は、細い声で絶叫する。榊は、崩れ落ちそうになる彼女を、確かな腕で支えた。
榊 「美加様、どうぞお掛け下さい。こんな時だからこそ、我々が自暴自棄になることは決して許されません」
美加は、榊のすすめた椅子に腰掛けた。その手はまだ、小刻みに震えている。
女神美加 「もしも、この結果が真実とすれば。我々は、どうすれば良いというのでしょうか。
天ですら過つというならば、迷い多き人(SD)の拠り所になれるはずもない」
榊は、静かに語り始める。
榊 「我々は今まで、ゆきを見守るような心持ちで、地上を守護して参りました。
『さかきちゃん、できなかったでしゅ』そう言われれば教え、諭し、『ごめんなしゃい』と言われれば褒めてあげ、
『ゆきは、悪くなかったでしゅ』と拗ねていれば、何処が悪かったかを共に考える。
しかし今回は、たとえて言うなら、ゆきは悪くないのに私が誤ってゆきのせいにしてしまった。そのような状況です」
榊はぎゅっと、拳を握る。今も手の内に、もみじの葉のような小さな手の温もりが残るような気がする。
榊 「ゆきは、私を信じられなくなるでしょう。嫌われてしまって当然です。
ゆき、ゆき、可愛いゆき、そんなことは耐えられない・・・失敬、少し取り乱してしまいました。
でもそれが真実であれば、私はゆきが許してくれるまで何光年先までも、謝り続けます」
女神は、首を振る。
女神美加 「榊、そのたとえは正しくありません。
生と氏はやり直しがきかない。謝って済む問題ではないのですから」
榊 「そうですね。誤って私が、ゆきを頃してしまったら。そう、たとえるべきでした・・・」
榊自身も、脂汗が滲む。想像するだけでも耐えられないような状況に、現実として彼らは立たされているのだ。
長い長い沈黙の後、遂に榊は口を開いた。
榊 「いえ、まだ終わりではありません。レイズナーはかりそめの肉体にて、生き延びようと戦い続けています。
まだ我々には過ちを認め、やり直せる機会が残されている。そのはずです」
女神美加 「過ちを認め、やりなおせる・・・?」
榊 「必要なのは、真実を見つめる勇気。そして生命に対する畏敬と愛」
それは本来、女神自身の口癖だ。この光を纏う女神の、本質でもある。
女神が祈るべき神などいるはずがない。しかし女神美加は両手を組み、祈りの成句のようにその言葉を呟いた。
女神美加 「勇気・・・そして愛を・・・」
榊はデスクから立ち上がる。
榊 「まずは、真実を見つめる勇気を持ちましょう。氏者の魂は、冥界にて浄化され転生の時を待つ。
我々は、もう一人のレイズナーより、確かな真実を聞き出さねばなりません」
漏れは今、登場以来初めて榊ちゃんをカコイイと思いました。
美加様を支え諭す勇姿をゆきに見せてやりたいwww
それでもきっと、地上に降り立った途端にゆきを追いかける八頭…ゴホゴホ
いや、榊ちゃんカコイイよ榊ちゃん
そんなわけで蘇ったレイズナーと仲間たちの一生分償い続け
その後の永遠の時間天界メンバーは罪悪感を抱き続けました
めでたしめでたし
※女神美加の言動は人によっては「自分勝手」と映るかもしれません。
カタカタとしばらくデータ検索した後、大きく息をつく榊。
榊 「…駄目ですね。やはり冥界に入れるのは、限りある生命を持つ地上の生き物のオミタムァだけです」
女神美加 「そんな…唯一の手がかりだったのに…」
落胆し、肩を落とす女神美加。
榊 「……もしかしたら」
女神美加 「もしかしたら?」
榊 「美加様を信奉する、巫女のたえ殿はいかがでしょう。
霊力の高い彼女ならば、生きながらにしてオミタムァを体から離脱させ、冥界へ入れるやも」
女神美加 「そうね、それなら――あ……」
ふと、邪な考えが頭をよぎる。
一刻の猶予もないこんなときに、なんという都合の良い夢想をしてしまったのだろう。
榊 「…もちろん、巫女のの殿でも一向に問題はないと思われますが」
女神美加 「!!!!」
榊 「最初は彼女の苦し紛れのこじつけに過ぎなかった仮説が、こうもドンピシャで的中してしまっては、
美加様とて立場がありますまい。
それとも、破門にしておきながら今さら頭を下げて協力を仰ぐのは、女神の誇りが許しませんか?」
女神美加 「…そんな甘えた考えが、我々に許されるのでしょうか。
人の命を取り違えるという重大なミスを犯し、あまつ間違った存在として葬り去ろうとした我々が、
謝って許してもらって、しかも不始末の尻拭いに協力してくれなんて、そんな」
実のところ、正直榊にも自信はない。しかし、自分まで弱気になってはいけないと、努めて優しく笑った。
榊 「許すも許さないも、それは人間たちが決めること。
悩んでいるいとまはありません。早くしなければ、デカ健様は気が短いですから」
ふわりと羽根が舞って、女神美加と榊の姿が消えた。
496 :
もしもし、わたし名無しよ:2007/06/15(金) 21:12:58
そして人は神の上に立ったのです
めでたしめでたし
誰も神を信じなくなりました。誰も神を認めなくなりました。
人の世から神は消えました。めでたしめでたし
昼組の人たち頑張ってくれてるね!続き超待ってた!!
待ちすぎてテッカテカになっちゃったよ
続きが沢山来てて嬉しい。
職人様方GJ!!!!!
普段は「クリス=寝る」「榊ちゃん=ゆき厨」なのに今回がんがってるなw
デカ健様達は今どうしてるんだろ?
500 :
もしもし、わたし名無しよ:2007/06/15(金) 21:45:18
頃されたのです
神に頃されたのです
シヌはずのないひとが頃されたのです
ですがその運命は人の偉大なるテクノロジーにより
なんとか修復できたのです
神の力ではなく人のちからでフォローしたのです
神の重罪を許せるひとはなんと心が優しいのでしょう
神はいいところが全くありませんでした
もう神は必要ないのです
でも、これで事実関係がはっきりしてしまうんだったら、神と人が戦う理由がないよね。
予告編と大きく変わっちゃう気がする。
デカ健さまはなんとなく事実に気づいてるみたいだから、
それでも人を攻撃するんなら、よっぽど不祥事を隠したいってことになるような。
※百合海賊船ステイ説採用
女神美加と榊が氏者取り違えの可能性に気付き、行動を始めた頃。
真霧を抱いた百合が、白蓮の眠る精霊界に足を運ぶ。
白蓮の台座の周りには、デカ健・桔梗・白鳥がそれぞれの表情で佇んでいた。
百合 「ただ今戻りました。真霧を連れ帰りました」
デカ健が、くしゃっと百合の頭を撫でる。
デカ健 「ご苦労だったな、百合。真霧もお帰り」
真霧 「やーれすー。真霧は、もっと遊びたいのれすー」
デカ健 「わがまま言うな。後で夕霧にでも…って。夕霧はどうした?」
百合は少しだけ考え、言葉を続ける。
百合 「地上に残っています。他の幼天使や椿先輩を救うために」
桔梗 「真面目な夕霧らしい。幼天使ルームの統括として、責任を感じているのでしょう」
桔梗が取り成すようにつぶやいた。一瞬眉根を寄せたデカ健は、首を振り肩をすくめる。
デカ健 「まあいい。今から天界に戻っても、二度手間になるからな。
夕霧とは地上で現地集合、って事でいいだろ」
彼は今や、第一級礼装・『スーパー草の装備・バトルモード』に身を包んでいる。
抜き身の『勇者の剣』が、おそろしいほど澄み切った輝きを放つ。
デカ健 「百合、お前にも一緒に来てもらうぞ。
幸か不幸か、お前は海賊船暮らしが長いからな。
お前を相手取るのは、さすがの奴らもやりにくいだろう」
百合は、こくんと首を縦に振る。
百合 「はい」
百合だけつれて降臨しようとしたデカ健様に、桔梗がくい下がる。
桔梗 「お待ち下さい、デカ健様。私も地上に降臨いたします!
霞や他の幼天使達も、我々の助けを待っているのですから」
デカ健 「…じゃあ白鳥が残れ。お前は白蓮が目覚めたら、一緒に降りて来い。
さーて、一暴れすっかなー。お前達、たかが人(SD)相手だからって、気ぃ抜くんじゃないぞ(・∀・)」
ちょっと遊びに行くような軽い口ぶりで、デカ健は『勇者の剣』を手の中でくるくる回した。
白く大きな翼を広げ、最凶のタタリ神とその僕達が今、地上へと来襲する。
桔梗は予告によると後でアナたんにも恐ろしい目にあわされるみたいだけどw
荒夜とは使命越えた私情ガチンコバトルになるかもしれないな。
つか、荒夜の側が戦いたがりそうだ。第一ラウンドはデカ健さまの仲裁で決着つかなかったから
チャララーチャラッチャーン♪
ジョー(白い歯キラーン・何故かトレーニングウェア)
「Hey,Olivia,今度バーベキューに行かないかい!!?」
オリ (ピチピチタンクトップにショートパンツ姿で)
「Oh,Joe! 実は今ダイエット中なのYO!また今度ネ!」
ジョー「なんだって、そいつは是非こいつを使ってもらわないと!」
(ガバァとウェアの前全開に。チャンピオンベルトのようなゴツい機械をつけている)
オリ 「What? ジョー、何ヨそれ?」
ジョー「(また白い歯キラーン)アブト□ニック!いつでもどこでも腹筋運動ができちまう、
CooooooooooooolなMachineなんだゼ!!」
オリ 「(着用してみる)Wow!!とっても効いてるワ!!これを毎日着けてれば、
ラクラクShape up間違いナシネ!!!」
ジョー「俺もこのKIPS16ボディを維持するために、毎日使ってるZE!!」
オリ 「ステキ、ジョー!!!」
ガブァとジョーに抱きつき、そのままムッチュウウウゥゥゥゥとキ
−−暗転−−
13ミミ「…いつでもどこでもシェイプアップ、アブト□ニック。
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全国どこでも送料無料(ホカイドー・オキナワ・離島を除く)。お電話は今スグ!」
チャララーチャラッチャーン♪
※長編の箸休めのつもりでしたが、かえってむさ苦しくてごめんなさいorz
冗談です。本当に冗談ですどうもあ(ry
というか天界に一方的に非がある時点で、それでも戦う天界はDQNになるからな。
予告編では、それぞれ相容れないけどどちらも間違ってない主張が
あるからこその対立って感じでwktkしてたんだけど。
>504
GJ!! まざまざとジョーオリの白い歯笑顔が脳内に浮かんだよ!
この二人って、ビリーも喜んでやってそうだな。
デカ健ははもともとDQNトラブルメーカーなので
彼をはじめ地上の天使に天界組から連絡がとれなければ
あまり問題ないのでは。
>>502 『スーパー草の装備・バトルモード』ワロスw
やっぱり金色だったりするんだろうか?
それとも茂り具合が2割増?
映像で見られないのが残念です。
>>504 CMが入るとは珍しい。しかも違和感二人。
次回は是非も○屋でw
509 :
508:2007/06/15(金) 22:15:17
失敗orz
×しかも違和感二人
○しかも違和感ない二人
いいね、いいねー。パラレルで映画版なんだし、別バージョンあってよしだし
思い切って書いてくれると楽しいのだけど。
華麗にスルーは基本だしね。
最近みんなスルースキル上がってきてるし頑張れ。
>508
きっと一角獣のような立派なツノが正面に(ry
折のピチピチタンクトップ、兄者がTV貼り付いてガン見してそうだな・・・
ヤバイ、明日からブートキャンプするときジョー達が頭に浮かびそうw
命の取り違え、なんだか社会保険庁の消えた年金問題みたいだな。
なんかずっと疑問に思ってたんだけどさ、取り違えって天界が本当に悪いの?
命の貸し借りができるっていうことは譲渡もできるっていうことだし、
寿命より早く氏ぬこともあるんじゃないだろうか。
もし、砂とじいさんが貸し借りだと思っていたものが、天界(魔界でもいいけど)の正式な契約にのっとって
譲渡として天界システムが判断していたら?
と書いて、それをネタで書けばいいんだなと気付いたorz
>511
志村の白鳥の湖を緑色にしたやつで固定されてしまいましたよどうしてくれる
思わず、うちの健ちゃんを仮装させたくなるジャマイカw
真霧 「デカ健たま、それなんれすか〜?」
真霧が無邪気な顔でスーパー草の装備・バトルモードを指差す。
デカ健 「これか?これはな、勇気の神専用の戦闘服だ。
身につけるとすばやさ・こうげきりょく・ぼうぎょりょくが普段の3倍にな
るんだぞ!」
真霧 「すごいれすー!でも、その真ん中はなんれすか?」
デカ健 「威嚇用の鳥(
>>517タソ説準拠)だ。これを見ただけで、相手のせいしん
りょくに10のダメージを与えられる一品だ!」
百合 「緑の大型鳥類はいないと学びましたが」
デカ健 「本当は本物っぽく白にしようと思ったんだが、ある奴の猛反対をくらって
な」
真霧 「でも真霧は白のほうがすきれす」
デカ健 「そーかそーか。じゃあ、これが終わったら白に塗り替えるかな!」
――神気の泉
白鳥 「な、何かとてつもない悪寒が・・・!」
521 :
520:2007/06/15(金) 23:52:16
確認したのにズレたorz
>516
だとしても、ないことにしようとしている天界はかなりのDQNだと思うがな
個人的イメージでは、ノーマルデカ健ちゃんが
tp://nagoya.cool.ne.jp/kudamitsu/08.htm
スーパー草の装備・バトルモードが
tp://nagoya.cool.ne.jp/kudamitsu/12.htm
実際には下のが「由緒正しき草の装備」だけど、普段からコレはキッツいw
>520
長編も続き楽しみだけどこーいうギャグネタも大好きwww
もちろん全然関係ない>504みたいな単発も大歓迎。
>522
仕方ないじゃん
どんどん天界だけDQNになるように話が進んでるんだから。
勧善懲悪ってやつでしょ。
何の罪もない子天使幼天使を
いきなり人質にするのも相当DQNだと思うけど。
※>487の続きです。
「・・・我はよみがえりなり、生命なり」
神父の成句が終わった。
6月の陽光が墓地を照らしている。しかしさわやかな風が吹いているので、
窮屈な喪服を着ていても蒸し暑いとは感じなかった。
クリスは慣れないネクタイを緩めたい衝動と戦いながら、身じろぎした。
粗末な棺に横たえられたレイズナーの遺体のまわりには、彼らなりに一張羅の
一番いいシャツを着て来はしたのだろう。しかし厳粛なる葬儀にはふさわしく
ないとも思える、てんでばらばらな服装をした海賊たちが、帽子を胸に抱え、
悲痛な表情で立ち尽くしている。
「いーつくしみ深き 友なるイエスは・・・」
聖歌の合唱が始まる。海賊たちのがなり立てるような歌声にまぎれ、うろ覚えの
歌詞を口にしながら、クリスは自分の右に立つ小さな姿をちらりと見おろした。
子供セシルは、唇をぎゅっと噛み締め、うつむいて自分のつま先をにらみつけている。
小さな拳が握りしめられ、わずかに震えていた。
やがて賛美歌も終わり、最後のお別れのために海賊たちが棺のまわりに集まった。
拳を目に押し付けて嗚咽を漏らす者、子供のように手放しで泣く者、その表情は
さまざまだが、いずれもレイズナーを失った悲しみを隠そうとする者はいなかった。
クリスは、哀れな孤児の肩にそっと手をかけた。
「さあ、セシル。お父さんにお別れをして」
しかし、子供セシルは、うつむいたままかぶりを振り、足に根が生えたように
その場から動こうとはしなかった。
一つ疑問なんだけど老人が既に冥界にいるってことは
入れ替わらないで砂が生き残ってたとしても、今は既に死んでたってことになるの?
「お父さんにお別れをしてあげなよ。最後だから。な?」
クリスは子供セシルの前にしゃがみこみ、説得を試みた。
しかし、子供セシルはかたくなにうつむいたまま、黙って頭を振るばかりだった。
「・・・仕方ありませんな」
しばらくその様子を見守っていた神父がつぶやいた。
その声を合図としたかのように、4、5人の海賊たちが墓穴の底に滑り降り、棺を受け取る
準備を始めた。
再び神父が聖句を唱える中、上に残った海賊たちが棺の蓋を持ち上げる。
「待ってっ!」
今まさに棺の蓋が閉められようとする寸前に、小さな影が大人たちの隙間をすり抜け、
体当たりするように棺に取りすがった。
子供セシルだった。
「親父っ・・・・・・! なんで俺を置いていくんだよっ! 置いていくなよっ! 親父っ!
・・・・・・・お父さん・・・・・・っ!!」
子供セシルは、激しく泣きじゃくりながらレイズナーの遺体にすがりつき、拳でその胸を
打った。
海賊たちが、ひげ面を濡らして、咆哮するような泣き声を上げる。
クリスは、目にたまった熱い液体がこぼれ落ちないように、突き抜けるような青空を見上
げた。
>526
>338
先代って仏教徒じゃなかったっけ?
うん、昔のネタでは先代は仏教徒で海賊船には仏壇があるって設定だった。
でもさすがにこれはもう知らない人がいてもしょうがないと思う。
>>528死んじゃったらもう返す寿命残ってないと思うんだ。
寿命残ってるのに死ねるなら命数の意味がなくならないか?
そんなやりたい放題できるなら、そりゃ天界でも管理しきれなくなるよ。
自分の持って生まれた命数を正しく生きた人以外には
責任とる必要なくなると思う。
そこは漏れもん?と思ったけど、砂の寿命使い果たす前に
じいさんの体のほうが限界きたんだろうと脳内補完してた
こじつけと言えばそれまでだけど
他人同士がぶっつけ本番でリレー小説書くスレで、しかもこんな
デリケートな題材でネタに整合性求めてたら一生終わらんて
こじつけを考察してみる。
・じいさんと先代は、同名で同じ日に氏にかけたり、運命学上では貸し借り可能なほど近しいオミタムァだった。
(運命学上の双子説)
・じいさんの結婚式に出たい八頭身並の執念が、何と神の定めた運命をくつがえしてしまった。
しかしじいさんは超頑固で律儀なので、隙あらば何が何でも返したいと思っていた。
(じじいの執念神をも越える説)
・いくら返したくても相手がいないとどうにもならないが、そこに本来先代のオミタムァが宿るべき
寸分変わらない精巧な肉体が偶然生成されてしまった。
(やっぱ、体の相性だよ説)
・さすがに人間の執念だけでは_なので、悪魔(魔族)と契約を交わしている。
(魔界黒幕説)
・いやいや、結局デカ健様が一枚噛んでいる。それを誤魔化そうと、いつになくデカ健様ははりきっている。
いや単に、これを口実にチャンバラ暴れたいだけかも。
(電信柱が高いのも郵便ポストが赤いのも、デカ健様が悪いんです説)
いずれにしても、例外規則につき免責条項・・・のような稀ガス。
つーか、もうやりたい放題だね。
クリスが起きっぱなしなのは映画だからいいとして、「な?」とか言わないよ。
それに、11番はどうしたんだろう。
他のメンバーは入れ替わりがあったとしても、ほんの一週間くらい前のネタで
「もう動かない先代に取りすがって、ただ泣き喚くしか出来なかった」って記述があるんだから、
先代との別れの場面にいないのはおかしい。
何か理由があっていないんだったら、そのあたりの説明がないとね。
先代が仏教徒だってネタも前スレにあるんだから、
書き手はせいぜい前スレくらいまでは読んで整合つけないと読み手が混乱するよ。
>533
・さすがに人間の執念だけでは_なので、悪魔(魔族)と契約を交わしている。
(魔界黒幕説)
自分はこれでネタ考えてる。
チャララララッチャーララ チャラララララー(思いつく戦隊モノテーマを脳内に流してください)
楓 「おてつだいといえば!」
紅 「こびとさんにおまかせ!」
シャキーン☆と、なんだかわからないキメポーズを取るふたり。
嵐 「テーマソング違ってるぞ、テーマソング」
紅 「それは些細な問題だわ、嵐くん」
楓 「久々にお仕事の依頼が来たの、それも二件も!」
しぴっとエプロンの内側から、ハガキを二枚取り出す楓。
楓 「『私情に任せ、つい力を押さえることを忘れ、地上に損害を与えてしまいました。
私はなんということをしてしまったのでしょう』」
紅 「『訳の分からない訪問客に、目の前で大切な店を壊されてしまいました。
これでは来てくださるお客様を、おもてなしすることができません』」
嵐 「頼むから、そのハガキは誰がどうやって出して、誰が届けるのか、
俺にもわかりやすく教えてくれ」
楓 「困ったときはお互い様! さあ、私たちが久々に大活躍で直しに行くわよ!」
紅 「登場が数スレぶりなことも、忘れるくらいにね!」
<<TOHYA>>前。
『しばらく休業いたします』の札が、工事用ブルーシートに貼られている。
楓 「どういう風にしたらいいのかな」
紅 「そうね、カントリー風の木目のドアに、ピンクのギンガムチェックのカーテンを…」
蓮 「色は瀟洒な白、つる薔薇のアーチに決まってるじゃないの」
美門 「『みぶ邸』と表札を付けるのはどうでしょう」
嵐 「どこからわいて出てくるんだよ、おめーらはorz」
蓮 「仕事のあるところ、常にあたしの姿がある。何か文句でもあって?」
美門 「『みぶ邸』を探していたら、偶然行き当たりました」
楓 「ここ、古風なお店だったから。レトロな引き戸なんてどうかな」
嵐 「ドア本体はどれでもいいぜ。ペイント担当、俺な」
紅 「チェックのカーテンは無くちゃだめよ」
蓮 「薔薇のアーチだけは、あたしも譲れなくてよ」
美門 「表札を……」
数日後。
『工事中』のブルーシートの下に、
レトロな引き戸(一昔前の駄菓子屋の店先をご想像下さい)にピンクギンガムチェックの
カフェカーテンがかかり、周囲を白薔薇で飾られたうえ、
『鼓美徒燦参上』のペインティングのされた、『みぶ邸』の表札がかかった
謎のドアが出現したというのは、工事関係者だけの秘密となった。
しばらく後、眼鏡の下の目を潤ませ、好みのドアを探しに行った店主がいたことも。
*****
嵐 「あーーーー仕事した! やっぱ仕事の後は気持ちいーな!!」
紅 「ところで楓ちゃん。さりげなくデフォ服が替わっているのはどうして?」
楓 「これねー。この前、寝てたら夢にVSなオジサマが出てきてね、
『これからは眠るときには、この服とウィッグを付けなさい。フォッフォッフォッ』って。
そしたらね、目が覚めたら枕元に服とウィッグが置いてあったの!!
正夢ってあるのかなー、顔は見えなかったけど、素敵なオジサマだったわ(はぁと)」
紅嵐 「「(それ、魔王sigeだから…)」」
ある意味、ただ壊されただけよりも更に損害が大きくなったなwww
てんちょー、イ`…
※
>>338さんのプロットに
>>533さんの魔界黒幕説を足しています
クリス 「――?」
気がつくとクリスは硬い床の上に転がっていた。
クリス 「あれ、僕、いつの間にかまた寝ちゃった…?
確か、過去に飛ばされて『レイズナー』さんの不審詩を…」
D 「目が覚めたかい?随分長いこと眠っていたじゃないか」
聞き覚えのある声に、クリスは起き上がって周囲を見渡す。
クリス 「魔女Dの城…僕は現代に戻ってきたのか」
D 「見るべき物は見終わったみたいだね」
クリス 「もしかして、僕を過去に飛ばしたのは」
D 「さあ、どうだろうね?」
クリス 「黒魔女D、同じ日に同じ場所で同じ名前の男が二人、事故に遭った。
一人は命に別状はなく、そのうち意識が戻るはずだった。
一人は助からない、詩は時間の問題だと言われていた。
でも詩ぬはずだった男は何故か生き残り、詩ぬとは思われなかった男は何故か詩んだ。
これって何か因果関係があると思う?」
D 「さあね。ただの偶然じゃないか?
ただ、魔の力を入り込ませるにはお誂え向きの条件だろうね。
同じ日に同じ場所で同じ名前の男が二人、同時に生死の境を彷徨う。そうそうある事じゃない」
クリス 「魔の力?」
D 「ああ。例えばね、詩ぬはずの男の身内に、黒魔術を齧り多少の魔力を持った者がいたら。
こんな魔術を成功させられるかもしれない。
生き残れそうな男の命を、詩にそうな男に与えてください、とね」
クリス 「そんな事が普通の人間に?」
D 「普通の人間には到底できるはずもないよ。
でも、あたし達の力を借りたとすれば、どうだと思う?」
Dの瞳をじっと見つめるクリス。
今までこの黒の大魔女、そしてその眷属が魔術の力によって常識では考えられない数々の事象を引き起こすのを
クリスはこの目で見たり見なかったりしてきた。
クリス 「…出来るかも」
D 「今の例えはほんの一例さ。
あるいは悪魔が詩にゆく男の魂に直接甘言を囁きかけたのかもしれない。
詩ぬまでにやり残したことはないか?
丁度今近くに、もっと命が残っている男の魂がある。
そこから残りの命をほんの少々借りれば、やり残した事を果たせる程度には寿命を延ばせるよ…とね」
クリス 「何で魔族がそんな事を?」
Dはこともなげに答えを返す。
D 「喰らうためだよ、人間の魂をね。よく言われるだろう、『悪魔に魂を捧げる』ってね。
あれは何も比喩表現じゃない。悪魔はね、人間の魂が大好物なんだよ」
思わず自分の心臓を隠すように胸の前で手を交差させるクリス。
D 「今更怖がるんじゃないよ。あたしは別にそんなものに興味はないから安心おし」
クリス 「ありがとう、D。僕はもう行かなきゃ。見てきた事と今聞いた事を確認しないと」
D 「ああ、行きな。あんたが走り回ってるのを知ったらサシャが腰抜かすだろうね」
クリス 「全部終わったらまとめて寝る事にするよ」
クリスが去った後、闇ミカとゴスサラがDに話しかける。
闇ミカ 「師匠、さっきクリスに言った事って本当?」
D 「そんな事はあたしにも分からないよ。ただ、魔族が絡めばこういう可能性も有り得るって仮説さ」
ゴスサラ 「悪魔に魂を喰われた人って本当にいたの?」
D 「そりゃ、いたさ。天地開闢以来、どれだけの魂が天界の輪廻の輪を外れて魔族の手に渡ったと思ってる?
悪魔に魂を売り渡してでも現世での願いを叶えようと黒魔術に縋った人間なんて数知れないよ」
闇ミカ 「それで天界と争いになったりしなかったの?」
D 「したさ。明るみに出た時はね。あたしなんかが生まれるよりずっと前から、こっちとあっちは折り合いが悪いんだよ。
だから、ばれないように悪魔は契約を結んだ魂が昇天してからも暫くは機を伺う。
魂が浄化のために冥界に入った時を狙い、取りに行くんだよ。
悪魔に喰われてしまった魂は完全に消滅し、輪廻の輪から外れ、人の記憶はおろか天界の記録簿からも永久に消え去る。
天界が全ての魂を一つも漏らさず管理できていたと思っているなら、そっちの方が驕りってものだよ」
しかし、こりゃ収拾がつくのかね。
悪魔の仕業とわかった、しかしだからどうするの?まで考えて書いてるのかな。
悪魔への報酬は、おじーさんのオミタムァだよね?
バイオロイドに砂のオミタムァが入ったということは、悪魔は仕事を終えた。
よって報酬を受け取って、おじーさんのオミタムァを食ってるはずだ。
そうすると、
>悪魔に喰われてしまった魂は完全に消滅し、輪廻の輪から外れ、
>人の記憶はおろか天界の記録簿からも永久に消え去る。
という設定によると、おじーさんのオミタムァは天界の記録簿から消えてるはずだ。
となると、榊の発見した
>赤の直線が海賊レイズナーを、青はレイズナーという同名である
>別の男性を示したものです。
と矛盾してしまうよ。
いや、おじーさんの魂を食らおうと待機している状態なんじゃね?
悪魔はあとで食べようと思って、おじーさんのオミタムァを
冷蔵庫に入れて取っておいてるわけかwww
よーし、いい収拾の付け方を思いついたぞ。
悪魔が楽しみに取っておいたおじーさんのオミタムァを冷蔵庫から出して食べる。
↓
天界の記録簿からおじーさんの記録が消える。
↓
肉体の数とオミタムァの数が一致し、天界の人たちが砂を頃す必要がなくなる。
↓
大団円でハッピーエンド。
どう?
過去ログ読み返してないんだけど、砂初登場ってドルパ前だったよね。
新で49日経つまではオミタムァは天界預かりでその間は悪魔は手を出せない。
49日が終わるのが、ちょうど以前砂が死んだ日(今回のリミット)と同じというのは?
だけど残り一週間切ったので、ほぼ冥界へ近づいていて女神美加と榊も手を出しにくいとか
冷蔵庫てww
契約した魔族がまだ冥界に老砂のオミタムァ取りに行ってないって考えるほうが自然だとおも
死んだ直後じゃなくてほとぼり冷めてから行くんじゃないのかね
砂は仏教徒なので、女神は手を出せない、ってのはどうだ?
これですべて解決にならないか?
漏れってアッタマい〜。
仏陀「うちの信者に手を出すのはやめてもらおうか」
女神美加「オミタムァ取り違えはこちらの責任です。あなたこそ手を引いてください」
かくして天界VS極楽浄土の果てしない戦いが、世界中を巻き込んで
延々と続くのであった。
冥界に行っちゃったら悪魔も手出しできなそうだけど。
人外が手出しできるなら天界が人に頼む必要ないじゃん。
魔界で熟すの待ってるとかw
オムタマァ消滅が不完全だから記録が残ってた
↓
天界が取り違えた訳じゃないので
責任取って砂生存を認める必要はない
↓
入れ替えた老人も紙んだので
砂蘇りを認めるわけにはいかない
↓
どちらが悪いわけでもないけど一週間耐久レース
↓
最後は悪魔やっつけ大団円
とか
必 死 だ な w
そんな藻前らが大好きだぞ。
そういや、シスター・神父・巫女はいるけど、僧侶キャラって今までいなかったね。
僧侶じゃないけど鞍馬寺で修行してた人が(ry
ごめん、ぜんっぜん関係ないんだけど>550がオムタマァて書くもんで
悪魔(バイキンっぽいの)が冷蔵庫からウキウキオムライス出して
食べる図が浮かんで一人でスゲー和んだ
マジ案ネタ案取り混ぜて盛り上がってるなw
今回雑談からもいろいろ拾われて筋が出来てってるのが楽しい。
wktkしながら続き待ってる。
お坊さんSDを想像してみた。
思い浮かんだのはノーメイクノーウィッグの寝A。
お坊さんSDか・・・フルチョヘッドで一番頭の形が綺麗なのはどれだろう。
褐色坊主とかいたらハァハァするかもw
美白坊主…霊能力系
褐色坊主…少林寺系
以上、漏れの勝手なイメージ
もし老砂と砂がシンクロニシティ(運命的双子)なら
取引をした魂を食べる魔族が似たような(と考えられる)
二人の魂を同時にウマーしようとしても不思議ではないかもしれないよ。
もし天界チームが二人を「悪魔と取引して寿命という運命をねじ曲げた不届き者」と認識していたら
デカ健様が怒り狂った理由になるかもしれない。
あと死神が同じ名前の違う人をあの世へ連れて行ってしまう昔話があったなぁ。
多神教の世界だと神様は人間に言いくるめられたり騙されたりしているよ。
狂言だかなんかでは力持ちの武人に閻魔がボコられる話があったよ。
「朝比奈」とか。
>558さんいいアイデアもらいました。ちょっと浮かんだかも。
続き楽しみにしてます。
職人様ガンガッテ!
アイデア出し合って話作りに協力してくれてるスレ住人の皆もマリガトン
坊主と釈迦無二は甘夢でおながい
目が開くとビーム!
※魂を喰う悪魔ネタをベースにしていますが、一部の登場人物以外はまだそのことを知りません。
リンク 「…そうですか。あの、たえさんと」
シスターB 「はい。私事で教会を空けてしまうのは心苦しいのですが」
リンク 「構いませんよ、それがあなたの信念なのでしょう」
シスターB 「ありがとうございます」
ちびた蝋燭のわずかな明かりの中では、黒衣のシスターが礼をするとたちまち闇にまぎれてしまう。
シスターB 「…神父様は、あの者についてどうお考えですか」
リンク 「レイズナー殿…クローンにより造られた生命のことですか。
…私には、なんとも」
シスターB 「しかし、我らが神はあのような」
リンクは、ひとつ息をついた。
リンク 「そう、あなたの言葉を借りるなら『違法ピーコ品』とでもいうべき存在でしょう。
しかし…、だからといって私に咎める権利などない、私はそう考えております。
『愛情を込めて育てていようと思い出が詰まっていようとその人形は所詮ピーコ、
今すぐ叩き割りなさい』と言われて、素直に頷くオーナーがどれほどいましょうか」
シスターB 「それは……」
リンク 「イベントにも連れて行けずサイトで写真も公開できず一生日陰の身であろうと、
世界中の人形者からピーコ持ちと誹られようと、愛情のたけをその紛い物に注いでいる者に、
私ごときがどうして諭すことができましょう」
シスターB 「…神父様も、巫女のの様と同じなのですね」
リンク 「そうかもしれません。私のような小物には、大局を見渡す大きな目は備わってませんから。
…あなたの味方にはなれませんが、私とあなたは同じ釜の飯を食べた仲間。
ここであなたの無事をお祈りしています。必ず、無事に帰ってきて下さい」
シスターBは、無言で深々と一礼し、踵を返した。扉の外に、立ち聞きした様子の鞠汁がいる。
マリア 「B姉さん…」
シスターB 「…あなたたちは、ここで神父様をお守りしなさい。大丈夫、ただの人間に負けやしないわ」
シュルツ 「きっとだよ!」
リンク 「さて、夜更かしすると光熱費がかかる。お祈りしたらもう休みましょう…」
??? 『オイ、そこな神父。寝る前にちょいと話を聞きな』
リンク 「え…? だ、誰ですか!?」
??? 『さあ、誰だろうね? その銀十字を狙う泥棒かもねぇ、ククク・・・』
リンク 「や、やめて下さい! これを盗まれてしまったら代わりを誂える予算など…うっ!?」
声につられて、リンクが壁にかかった銀の十字架をしっかと抱え込んだ瞬間、視界がホワイトアウトした。
変わってこちらは海賊船、巫女ののの私室。
部屋の外は、いまだ準備に駆け回る海賊達の足音が響いている。結局、誰一人として船を降りなかった。
巫女ののもまた、明日から始まるであろう激しい闘いに備え、結界札や破魔矢づくりに余念がない。
巫女のの 「…『魔』を対象とした術や札が、『神』に通用するのかわかりませんが…
できる限りのことをしないと。美加様に背いてでも、レイズナー様をお守りすると決めたのですから」
まさに、そう言い切った瞬間。室内がまばゆい光で真っ白に染まる。
巫女のの 「この…気配は!!?」
光の中から女神美加と天使長榊、そして…何故か銀十字を抱きしめたリンクが現れた。
リンク以外 『神父様!?』
リンク(このテの超常現象は初めてだったので涙目)「……へ……?」
ふいに、女神美加は虚空に目をやる。
女神美加 (あなたの仕業ね?何を考えてるの?)
D(テレパシー)((…万一、アンタの手駒のお嬢ちゃんだけじゃ手に負えなかったときの保険さ。
その虫酸の走る銀十字も一緒に送ってやったんだから、感謝して欲しいね( ゚Д゚)y─┛~~ ))
女神美加 (…まさか、『銀十字が必要になるような事態』が起きていると言うの…?)
D ((あくまで『万一のための保険』だよ。ま、あたしとしちゃ、単なる
アンタ達の事務処理ミスによる不祥事でした、で終わっといて欲しいところなんだがね))
巫女のの 「あの、女神美加様、榊様、それに神父様まで、一体どういう…」
こわばった声に振り返る。油断なく、手に結界札を持っている巫女のの。
…多分、この世ができてから幾度もないだろう。
女神美加 「…頼みがあります。あなたを破門にしようとした私を、許して欲しい…」
女神が、ひとに頭を垂れたのは。
神父様の説法にチョト感動してしまったよ。
そしてその後のいつもと変わらない吝嗇ぶりにワロタw
巫女ののの部屋で女神美加と巫女のののそんなやりとりが行われている頃。
港全体がいつになく緊迫した物々しい雰囲気に包まれていた。
そこに出前用のバイクに乗った男がやってくる。
リヒト 「『天すみ』のリヒトでい!通してくんな!」
見張りに立っていた9番が船上から声をかける。
9番 「合言葉をどうぞっす」
リヒト 「んなもん、知るかよ!」
9番 「『知るか』で正解。なんだ、リヒトじゃないっすか!」
リヒト 「だから初めからそう言ってんだろ!姉ちゃんは?」
9番 「11番に付き添ってるっすよ。さ、どうぞ、上がるっす」
リヒト 「そういや、怪我したって言ってたな。大丈夫なのかい?」
9番 「レオナさんがついてるっすから、大丈夫っす!」
リヒト 「そうか。って、お前、その格好は?」
まどか 「あら、リヒトさん、ごきげんよう」
リヒト 「ま、まどかちゃん!?」
現れたまどかを見て驚くリヒト。
リヒト 「いってえ、その格好は…」
まどか 「レイズナーさんのデフォルトの衣装ですわ。似合いまして?」
リヒト 「ああ、立派な海賊に見えるぜ。しかし、ウィッグや眼帯まで同じってなあ…」
教室 「おや、リヒトさん、いらっしゃいっす!」
リヒト 「おめえ、教室か?」
思わずあたりを見回すリヒト。
教室や9番をはじめ、海賊全員がレイズナーと同じ衣装、ウィッグ、眼帯に身を包んでいる。
教室 「先代の影武者っす。サイズ違いっすし、相手は天界のメンバーっすし、
どこまでごまかしきれるかわからないっすけど、とにかく一週間、先代を守るっす」
リヒト 「そうかあ、がんがれよ。俺も一緒に戦いてえが」
教室 「リヒトさんにはめぐりんさんや蓮華丸ちゃんや鈴菜ちゃんや守らなきゃならない家族が
いるじゃないっすか。気持ちだけで充分っすよ」
レオナ 「リヒト、来てたの?」
レオナはいつもどおりの白衣に身をつつんでいる。レオナにとって、それがいわば戦闘服のようなものだ。
リヒト 「姉ちゃん、差し入れだ!蕎麦といなり。他に何か足りねえものはないかい?」
28番 「火薬がもう少しあったほうがいいですね。それと拳銃があと2、3丁。弾も」
やはりレイズナーのデフォルト衣装に身を包んだ28番がリヒトから蕎麦を受け取りながら言う。
リヒト 「うを!教室が二人いる!!」
28番 「28番です。ぜんぜん似てないでしょう」
リヒト 「悪いが同じ格好をされると見分けがつかねえ!」
28番 「SD初心者みたいなことを。それを言ったらリヒトさんと9番さんだって見分けにくいですよ」
(ちなみにこのスレの番号ヘッドは「新」「里」などの表記のないものは全て旧ヘッドである)
リヒト 「しかし、火薬なんてどうやって手に入れろって?」
28番 「じゃ、代わりに花火を。拳銃は別ルートから調達しますから」
まどか 「28番さん、あとで大砲の撃ち方を教えてくださいます?」
28番 「そうですね、砲手はひとりでも多い方がいい。いっそ、このまま海賊に鞍替えしますか?
レディ・まどか」
緊張の裏返しなのか、からかうような口調で28番が言う。
まどか 「無事にこの一週間を乗り切ったら考えてみますわ」
人間ってたえとかシスターBみたいに神に仕えてないひとは
みんなレイズナーサイドなのかな。
いまのとこ天界側への理解者が全然いない気がする。
気持ちは分かるけどでも…じゃなくあんな奴らに渡すものか!だよね。
レイズナーのデフォ服海賊軍団(と、まどかと28番)リアルで見てみたい!
衣装差し入れてくれたのはもしかしたら7番と14番なんだろうか。
そうかな。書かれてないだけで、中立派や天界寄り派は普通にいると思う。
綾(この先氏のうと生きのびようとそれも運命)とか、より(どうせなら
砂ーよりみどりの親が生き返れば良かったな)とかは中立派にならない?
三バカ以外の厨房ズも、同情はするだろうけど積極的に手助けするかと
言われれば微妙なところだ。
>567
深い信仰とは無縁で神を有り難いと思ってないキャラは
わざわざ天界サイドにつこうとは思わないかもね。
赤の他人のレイズナーのために面倒に巻き込まれる気はないから傍観に徹する人は居そうだけど。
今までの長編でデカ健様のウッカリ(・∀・)騒動に巻き込まれてる人々は、
今またあえて天界の味方になんかつきたくないと思う・・・w
>571こそ真理
話が予告と思っていた方向とはいい意味で違うし、話が活性化してて嬉しい。
デカ健様バトルモードやレイズナーのデフォ服海賊軍団(と、まどかと28番)
なんて想像もしなかったよw
>567
今回はレイズナーと海賊が主人公だから天界側に味方がつかないのは当たり前じゃないの?
それに不祥事起こしてるくせに隠そうとしている天界が全部悪いんだし味方なんかつくわけないよw
ゆきをさらってしまった銀ミカとか、
ゆきがらみで銀ミカと13ナナとの仲を誤解した27番先生、
このあたりは何の関係もなくても傍観ですむとは思えない。
何よりロクマーがそれぞれのサイドについた里のキャラに対し、
何もなかった、というのはなんだか寂しいような気がする。
そんなに天界が悪いのか?
なんか最初の流れはそうじゃなかったのに
急に天界ばかりが悪かったことになるのってちょっと嫌だな。
天界キャラも好きなのに…。
正直
>>489で初めて気付いたのに隠蔽も何もないと思うんだが。
それぞれの理があって、同じぐらいの勢力でにらみ合っているというのが初めのうちは面白いと思う。
だいたいのメンバーキャラの位置が決まったところで展開をすすめていくというのは。
>576
良い悪いはそれこそ読み手一人一人の受け取り方次第じゃないかな。
漏れは単純だから神の領分を侵すとかそういう哲学的なのはどうでもよく
「せっかく生き返ったのにまた死ぬのは砂カワイソス。逃げきってー」と思っちまうが
>>167を見るとデカ健様は最初から気づいていたっぽい。
榊ちゃんから話を聞いたときも全然驚いてなかったし。
それで、問答無用でいきなり襲ってきたんじゃないかと。
もっとも、今のところ全面的に天界側が悪いのかどうかはわからないけど。
全面的に天界が悪いでしょ、どう考えたって。
老レイズナーの提案にレイズナーがのったんなら
レイズナーにも責任あると思うんだけど。
一週間の期限つきとはいえ、命貸したりしたら
家族や仲間が悲しむって思わなかったのかな?
天界に隠して入れ替えやっといて
気づかなかった天界が悪い!って責めれるもんなの?
おじーさんやレイズナーは善意で行動した結果だから悪くない、と思う。
社会保険庁みたいな天界が悪い。
>>583 それ以前に体が腐るとか海に流されるとか考えなかったのかと
まあ、レジンだ品・・・
とりあえず天界のせいにしたくて必死な人が一人いるのはよくわかった。
社会保険庁みたいって…
隠そうとしてるわけじゃなく、
本来あるべき姿に戻そうとしてるわけでしょ?
普通の仕事でもなんでも、手違いや不可抗力で起きたことを
後からでも元にそんなにおかしなことなの?
うかうか悪魔の囁きに乗ったレイズナーと老レイズナーにも非はあるって見方もあるし、
老レイズナーの弱った心とレイズナーの義侠心に付け込んだ悪魔が一番悪いって見方だってあるでそ。
天界が悪いと思うのもまた一個人の考えだ。他人の感想をそんなに気にするな。
映画板や漫画板の作品スレでも○○が悪い! って言い張る人やキャラ叩きする人はいる。
その程度の話だよ。
人(SD)の生死に関わることなんだから、後からもとに戻そうとしました、
では済まないと思う。
医療ミスに近いかな。
>>589 医療ミスじゃなく自殺みたいなものでしょ
じー様もレイズナーもちょっと軽い気持ちで寿命の貸し借りを考えすぎたと思う。
海賊らしいおおざっぱで豪胆な性格で、じじーもきっと砂と共鳴するくらいだからそういう人で、
でもその愚かさやいきあたりばったり加減が、人間らしくていいと思う。
単純な善悪二元論にならないところがいいと思うよ。どっちが悪いか、どっちに責任あるか
そういうのを追求する犯人捜しの話じゃないと思う。
>562-566の続きです。
巫女のの 「…美加、様…?いけません、ひとに神が頭を下げるなど!
どうか顔を上げて下さい!!」
女神美加 「いいえ、まず謝らなければいけない。それが『なかなおり』の基本と、
いつか百合が言っていました」
ハッとした。それは確かに、キャプテン様が百合様に教えていたことだと巫女ののは思い出した。
榊 「私からもお願いします、巫女のの殿。至急あなた様の力を借りねばならない事態なのです」
頭を下げる榊に、つられて巫女ののも頭を下げる。
巫女のの 「そ、そんな、私が美加様の教えに背いて離反した身だというのに、
責められこそすれ謝られるいわれなど…」
ペコペコバッタのごとく頭を下げあう人々に、リンクはボソリとつぶやいた。
リンク 「…で、急いでるんじゃなかったんですか?」
巫女のの 「氏者の、取り違え。本当にそんなことが…?」
榊 「氏した者のオミタムァは空に昇り、天界の門の前で順番を待ちます。
そして名前を呼ばれた者から順に門をくぐり、冥界に送られる前に現世での垢を落とす。
ところが同月同日同時に、二人の『レイズナー』がやってきた。一人は海賊、もう一人は老人。
海賊のほうは昇ってきたものの、寿命は充分に残っており、そのまま還るはずでした。
しかし、その日氏ぬはずだった老人の『レイズナー』のオミタムァがいつの間にか還っており、
その場に残っていた海賊の『レイズナー』が我々の呼びかけに応えてしまった」
リンク 「そこで現世での記憶は失われ、レイズナーのオミタムァは昇天した、と?
しかしそれはおかしい。彼は自分が生きていたときの記憶を持っているんでしょう?」
女神美加 「そこが不可解な点なんですが、原因はおいおい解明して行くとして、
巫女のの、あなたに頼みたいことというのは」
巫女のの 「その、もう一人の『レイズナー』様を探しに、冥界へ赴けということでしょうか」
女神美加 「はい。…そして、リンク神父にも同行していただきたいのです」
リンク 「わ、私がですか!?しかし私、霊力や魔力の類も一切持ってないし、腕っぷしも自信は…」
女神美加 「その、十字架をお貸し下さい。役目が終わればすぐ元に戻せますので」
女神美加が銀十字を握り、力を込めると、銀色に輝く十字架を象った錫杖に姿を変えた。
そしてそのころ、11番はケガ人ということで、医務室の質素なベッドで寝ていた。
その寝顔が、いつしか悪夢に歪んでいく……
『わかる?アナタ、死んじゃったのよ』
真っ白な、綺麗な顔立ち。微笑をたたえているように見えて、感情はこもっていない。
『ねえ、まだやり残したこと、あるんでしょ?』
ふわりふわりと白いシフォンのフリルをゆらめかせ、真っ白な世界を飛び跳ねる。
『アタシは天使。アタシなら、これからここに来る男の――』
…ああ、駄目よ。甘い言葉に耳を貸しちゃ駄目。
それは「契約」。魂が、世界を巡る運命の輪から零れ落ちる。
『…一週間。一週間だけあれば、孫の』
『人助けだと思って、ね?一週間だけよ』
『仕方ねえな。同じ名前のよしみだ、じいさん』
11番 「駄目ぇーーーーーーーーーーー!!!!!!」
船全体に響き渡る悲鳴。
部屋で剣を磨いていたキャプテンもレイズナーも、リヒトと話していたレオナも飛んで行く。
キャプテン 「どうした、11番!!」
レオナ 「11番、何があったの!?」
11番 「先代!! 契約、契約してしまったの!?」
レイズナー 「けいやく…?何のこった?とにかく落ち着けって、11番」
ほんとに原因はおいおい解明されるんだろうか。
そのわりには
天界=取り返しのつかない不祥事を隠すために攻撃するDQN集団
レイズナー=かわいそうな被害者
巫女のの=天界すら気づかないことをどんぴしゃで当てたすごい人
として話が進んでる気がする。
盛り上がってきたね wktk(・∀・)wktk
そういえば11番にはちょっと魔力があるって設定だったな。
もともと天界のメンバーはDQNとして描かれているのが多いしなあ。
デカ健様を筆頭にな…w
今回はDQN扱いのレベルが違う。
スレ登場人物全員、普段はなんだかんだいって愛されるキャラだと思ってたけど違うの?
ここまで一方的に、救いようのない悪扱いされると不快だよ。
それがこの話だけのものであってもね。
もうなんか天界がどうとか不祥事がどうとか真実はいつも一つとかそんなことより
リンク大活躍の予感に効能ファイブがビンビン発動中であります
「どんなに途中モメても最後には大団円を迎えて予定調和の基本設定に戻るお約束落ち」
で書いてくれるって言ってるんだから、職人さんを信じたらどうかな。
今はDQNに見えてもデカ健様のことだから何か深ーい考えがあるんだよ。……多分
美加様や榊ちゃんは、自らの側にも過ちがあった可能性を考えてできるかぎり誠実に行動しようとしているし、
シタッパーズも予告によれば、人とは何だろうと思いを馳せる表現があったよね。
デカ健様はデカ健様なりの行動原理(限りなくDQNの可能性はあるが)で動いていると思うし、
少なくとも一方的絶対的な悪としてなんか描かれていないと思うけれど。
それよりも天界が決して間違いを犯さない、絶対的善として描かれる方が自分的には怖いよ。
過ちがあった可能性じゃなく
一方的な過ちがあったものとして描写されてたじゃん。
天界が絶対間違いを犯さないとは思わないけど
取り違えはあまりに重罪すぎ。
みんなごめん、一番最初に反応したの私だ・・・
リンクと一緒に吝嗇生活行って来ます
…まあ、>593の悪魔(脳内イメージ雪○○晶w)を倒せば
いつものお約束大団円なんじゃなかろうか。
天界DQN天界DQNて連呼してる人は、話書けとは言わんから
別バージョンのネタくらい提供してくれ。
長編も良いんだけどさー
・・・・
・・・・・・。
・・テスト版行ってくるわ
のの一族は伊達じゃないなw
ってか、天界でも地上でも多少DQNで駄目な要素がある方が
キャラがかわいくていいと思うよ。
「多少」じゃない。
皆が考えるこのスレの世界観はホント凄い
天界もただの隠蔽DQNには見えなくなったよ
どう決着がつくか
結末は一つではないのか
凄く楽しみに待ってます
呼びかけにこたえてしまったレイズナーといわれて
悪魔に先導されながらこそっと天界門前を抜け出すじーさん
「すまん!後ちょっとだけ!孫の結婚式見たら帰ってくるから!」
「おうまかしとけ。それまでここで引き伸ばしといてやるよ」(何を)
着々と進む昇天
「えーと次…『レイズナー』」
「はい」(うっかり)
金閣銀閣のひょうたんの様に天界の門に吸い込まれる砂
「ん。ちゃんと一人ですね。命数も無し。丸、と」
「あれ?ちょ…オレの命数は?」
悪魔 「1週間とか細かくてめんどいし、一度全部移動して1週間消費してから返そう」
1週間後
悪魔 「あれ?あの若者居ない?どうしようこのあまった命数」
という情景が浮かんだ
一週間ってどうやって命返してもらうつもりだったんだろうw
※長編の流れとは無関係の単発日常ネタ。オトン説傷セシが名前だけ登場。
恋愛描写は無いですがキャプテンと巫女ののは仲良しです。
巫女のの 「キャプテン様、レイズナー様への父の日の贈り物はもうお決めになりましたか?
私もレイズナー様に何か差し上げようと思っているのですけど、
キャプテン様と被らないようにしたいと思いまして」
キャプテン 「俺もまだ決めてねえや。なんだったらさ、二人で金出し合って一緒に買わねえ?」
巫女のの 「構いませんよ。その方が予算が増えますものね」
キャプテン 「お前の親父さんの分もワリカンでいいか? もう買っちまってたら俺は俺で買うけど」
巫女のの 「父の分もまだですわ。そちらも一緒に買いに行きましょう。
それから、キャプテン様のお父様の分も」
キャプテン 「お父様?」
一瞬怪訝そうな顔になるキャプテン。ぽんと手を打つ。
キャプテン 「……ああ、父さんか。そうだな」
巫女のの 「キャプテン様、まさか…」
キャプテン 「い、言いつけるなよ。父さんの事素で忘れてたなんて!」
学校の帰りに商店街に寄り道するキャプテンと巫女のの。
キャプテン 「…って言っても。何買えばいいんだ、父の日って。
母の日は楽でいいよな。カーネーション贈っときゃいいんだし」
巫女のの 「ネクタイとか…?」
キャプテン 「ネクタイなんかあげたって使わねえだろ」
巫女のの 「父やレイズナー様が喜びそうなものといったら…」
二人同時にウーンと考え込み
キャプテン 「…酒。」
巫女のの 「お酒ですね。」
結論を出し、普段は立ち入る事もない酒屋に移動する。
キャプテン 「でも酒って言ってもどれがいいんだろうな?」
巫女のの 「こんなに種類があるものなのですね」
膨大な量の酒のボトル群を前に困惑するキャプテンと巫女のの。
その時。
レオナ 「お酒選びなら任せて頂戴」
聞き慣れた声と共に、その場に現れるレオナと番号ヘッド海賊ズ。
キャプテン 「うわ!レオナ!?…っていうかお前ら、何処から湧いた!」
11番 「キャプテン達が酒屋さんに入ってくのが見えたから」
教室 「未成年は駄目っすよって言おうと思ったら、父の日のプレゼントだったんすね」
9番 「どれを買えばいいのか分からなくて困ってるなら」
4番 「大人の俺らが選ぶの手伝ってあげるっすよ」
酒瓶を指差してはこれが旨い、いやこっちがいいと話し合いを始める海賊ズ。中々意見がまとまらない。
レオナ 「…仕方ないわね。飲み比べてみましょう。ねえご主人、ちょっと試飲したいんだけど」
「コクが…」「キレが…」「芳醇にしてふくよかな…」とすっかり海賊ズによる利き酒大会になっているのを
退屈そうに見ているキャプテン。
キャプテン 「これじゃ俺が選ぶ楽しみが全然ないじゃねえかよ。
つーかさ、ちゃんとお前ら親父達の好みで選んでるか?
さっきから聞いてりゃ自分が飲みたい酒主張し合ってるだけに見えるんだが」
一斉にキャプテンを見る海賊ズ。
レオナ 「失礼ね。ちゃんとレイズナーさんや(オトン)傷セシさんの好みも考えてるわよ」
11番 「そうですよー。私が先代に合わないもの選ぶわけないじゃないですか」
8番 「…まあ、ね。確かに先代だったらキャプテン達にもらったお酒、
私達にも振舞ってくれそうだし」
4番 「(オトン)傷セシさんも巫女ののさんとキャプテンのプレゼントのお酒だったら
先代に見せびらかしに持ってきてくれそうっすから」
教室 「俺達の口に入る事も、ちょっとは考えてるっす。ちょっとっすよ」
後日、セシル共和国。
キャプテンと巫女ののから贈られてきた贈答品の小包を開けるセシル父。
制服のの 「まあ、息子達から父の日のプレゼント?」
セシル父 「ああ。立派な酒が入っていたぞ」
制服のの 「お酒。……あの子達、知らなかったのでしたっけ」
セシル父 「私が下戸だとはな。これは気持ちだけ受け取っておこう」
制服のの 「気持ちだけだなんて、もったいない。私が全部飲んで差し上げますから問題ありませんわ」
※百合は海賊船ステイ説準拠
長い夜が終わり、ようやく空が白み始めたころ。寝ずの番をしていた4番は、朝焼けの海から近づいてくる3人の姿を見た。
4番 「ついに来やがったか・・・!」
二人の天使を従え、白く大きな翼をはためかせる股間に変なオブジェをつけた半裸の男。
4番 「あいつの隣にいるのは、まさか百合!?おい、百合、どうしてそこにいるんだ!!」
海に向かって叫ぶが、まだ距離が遠く聞こえていないのか百合はなんの反応も示さない。
4番 「まさか、あいつも先代の命を狙ってるのか・・・?」
シルビー 「仲間を疑うんじゃないわよバカ!」
いつの間にか、見張り台の上にシルビーが来ていた。下を見ると、甲板に全員が揃っている。
人間の何倍もの能力を持っている天使が、4番の呟きを聞き逃すはずがない。
傍目にはわからないが、百合の表情がわずかに硬化した。そんな百合を励ますように、デカ健が頭をなでる。
デカ健 「俺は確かに最高神だが、俺にだって人の心の中までは読めない。お前は、お前の想いを大切にしろ」
桔梗 「デカ健様、それは・・・」
百合に、海賊船につけと言っているのですか?そう問おうとした桔梗をいつもの(・∀・)笑顔で止めるデカ健。
デカ健 「桔梗、あいつから絶対に目を離すなよ。少しの変化も見逃すな。
お前が天使長になれるかどうか、ここにかかってるぜ」
こっそりと指した指先は、真っ直ぐにレイズナーに向かっている。デカ健は装備に手を突っ込むと、拡声器を取り出した。
デカ健 「おい、お前、聞こえているんだろう?今戻るなら今回の件は不問にしてやる。だが、逆らうなら容赦はしない。
勇気の神に歯向かうっていうのはどういう意味か教えてやるよ」
レイズナーは腰の剣に手をかける。海賊船の全員が戦闘体勢に入った。
デカ健 「いいか、俺はすべての魂を天の理から外すつもりはない。俺はレイズナーの魂を絶対に取り戻す」
言い切るデカ健に対抗するように、雄叫びをあげる海賊たち。デカ健はそれを満足そうに見つめている。
デカ健 「俺は今回極悪人だし、どんだけ暴れても(・∀・)イイ!んだよな〜。
しかし、ここまでやってこっちにいなかったら、イタイイタイの鈴どころじゃすまないだろうな・・・」
あーあ…
>しかし、ここまでやってこっちにいなかったら、イタイイタイの鈴どころじゃすまないだろうな・・・
ここが何となく意味ありげ。
デカ健様には何か考えがあると見た!
おおー!かっこいいよ、デカ健ちゃんかっこいいよ!
つけているのが緑の白鳥だとしても・・・いや、会話劇でよかったかも。
そして吝苦活躍の予感にわくわくがとまらん・・・。
吝苦って当て字ハマりすぎwwwwww
的確に神父様を表現してるよ
装備の中からって言うことはつまりコカ(ry
勇者の剣もコカ(ry
天におられるわたしたちの父よ、
み名が聖とされますように。
み国がきますように。
みこころが天に行われるとおり
地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。
わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。
アーメン。
股間に白鳥を付けたデカ健様、いいよ!
この調子で頼みます。
>616さんの続きです。
※百合は海賊船ステイ説準拠
デカ健は、白い翼を羽ばたかせて、海賊船の船首に降り立った。
剣を構えた海賊たちが、一斉に殺到しようとする。
レイズナー「待て!」
レイズナーは海賊たちを制した。その声に立ち止まった海賊たちの間を抜け、
一人つかつかとデカ健の前に歩み出る。
そして、レイズナーは、すらりと腰の剣を抜いた。
レイズナー「あんたが天界の親玉か。ほかの者を巻き込む必要はない。俺と一対一で
けりをつけようじゃないか」
デカ健はうっすらとほほ笑んだ。
デカ健「いいだろう。望むところだ」
レイズナー「ならば、剣を取れ」
レイズナーは、近くに立つ4番から剣を取り上げ、デカ健に放った。
デカ健は、いったん剣を受け止めたものの、薄笑いを浮かべたまま、すぐにそれを
甲板に投げ捨てた。
デカ健「こんなものは、俺には必要ない」
レイズナー「なにっ・・・!?」
デカ健は、目をつむって何事かを妄想しはじめた。
股間の白鳥の首が、ぼうっと青白い光を放ち始める。
4番「なんだ!?あの光は」
白鳥の首は、にょっきりと伸び、みるみる固くなった。青白い光がいっそう輝きを増す。
レイズナー「くっ・・・・・・!」
レイズナーは、いきなりデカ健に切り掛かった。
カキインッ!!
デカ健が腰をひと振りする。白鳥の首がレイズナーの剣を受け、剣はまっぷたつに折れた。
ごごごめん、漏れが白鳥の湖とか言っちゃったばっかりに
デカ健様がDQNなんて次元を易々と超越した存在になってしまった…!!!
地に這いつくばって謝罪しますorzorzorz
でも超ワロタ
ワロタけどこれ外伝一発ギャグだよね?
まさかほんとに白鳥ry
>625-626の喧騒が、船底の巫女ののの部屋にも響いてくる。
巫女のの 「まさか、もうデカ健様が…!?」
女神美加 「いけません、一旦戦いをやめさせねば!!」
バタバタと甲板に向かう一行。
(>625-626参照)
ガラガラピシャン。
一同、無言で部屋に戻る。
女神美加 「…もはや、一刻の猶予もなりません」
榊 「ことはレイズナー殿ひとりの問題ではなくなってしまいました。
即刻お二人のオミタムァを、天界を介さず直接冥界へ送ります。
現世の垢を落とさないため今までの記憶、冥界で見聞きしたこともすべて憶えて
いられますが、そのぶん現世の匂いが亡者を引き寄せやすい。充分にご準備を」
真顔の女神美加と榊。同じく真顔で頷く巫女ののとリンク。
彼らの思いはひとつ。
一同(((…現実またはIF寄りで読んでいる皆さんが、泣き出さないうちに…!!)))
がんかれ巫女ののと吝苦!
事態はまた違う意味で切実(><)だ!!
※オトン傷セシがいます。
少し時間を遡り、夜の9時ごろ。商店街の店は早々に店じまいし、緊急会合を開いていた。
リヒト 「…ってぇなワケだ。俺はあいつらに協力すると決めたからここに残るが、
女房と子供は実家に避難してもらうことにした」
町内会長25番 「頃されはしないはず、らしいですけど、巻き添えをくって
ケガをするかもしれません。この状態ではお客さんも来るとは思えませんし、
みなさんも、しばらくは実家やハイランド等に避難をお願いします」
会合が終わった後。『銀貨』では、ニコラウスが刀の手入れをしていた。
いつものマグロ捌き用ではない、海賊時代に使っていた日本刀。
船を降りたあとも定期的に手入れしていたおかげで、まだまだ現役だ。
13のの 「行くのね、ニコ」
ニコ 「…キャプテンを、助けてくる」
13のの 「ニコ!」
ニコの背中を抱きしめる13のの。
13のの 「必ず、無事に帰ってきて。
レイズナーさんと、オトン傷セシさんと、叔父様と、パピィさんと、それに
榊さんで、また親バカサロンしましょう。
おつまみたくさん作っておくから、お酒もいっぱい用意しておくから、だから」
ニコ 「…みんな、連れてくる。親バカ組だけじゃない、海賊船のみんな」
13のの 「必ずよ!」
ひとりになった家。縁側から月を見ながら、13ののはまだニコを思っていた。
薬指には、女神美加にもらった祝福の指輪が光っている。
13のの (…お願い、無事に帰ってきて、ニコ。
っていうか、ニコにかすり傷一本でもつけてみなさい、神でも天使でも
私がボッコボコにしてやるんだから!!!!)
デカ健 「(ぞわっ)…ん、なんだ? 一瞬悪寒が(;・∀・)」
こんこんこん。店の引き戸をノックする音が聞こえる。
オトン傷セシ 「今日はもう終わりかい?」
13のの 「あ、ごめんなさい、今板前が…」
オトン傷セシ 「…あいつも、船に向かったのか。そっか。
ちょっと時間つぶすつもりだったが、それならいい。じゃな」
13のの 「…あ、あの! 全部終わったら、きっと…!」
オトン傷セシ 「ああ、美味い酒たんまり冷やしといてくれよ」
リヒト 「…海賊船のやつら全員押しかけてきたら、ちょいと『銀貨』じゃ手狭じゃないかい?」
13のの 「リヒトさん、いつの間に!」
くん 「私たち〜、戦いのお役には〜立てそうにありませんけどぉ〜、
みんなでおいしいものたっくさん作って待ってようって、さっき回覧板が来たんですよ〜」
13のの 「……うん!」
13のの (みんな、みんなのことこんなに待っててくれる人がいるのよ。
だから必ず帰って来て…ひとも、神様も、天使も、みんなで美味しいもの食べましょう)
一方、同じ商店街内の<<TOHYA>>では。
荒夜 (オイ、代われって!今度こそあのスカした天使ヤロウと決着つけてやる!!)
遠夜 「もういやです…店は壊されるし、扉を勝手にヘンなの付けられそうになるし、
もーーー今回は私は何もしません!! 平穏無事に暮らしたいんですっっ!!!」
荒夜 (ンだとこの意気地なしが!!!)
……不毛な脳内漫才を続けていた。
いい話だなー…と思って読んできてヘタレた遠夜にワロタ
でも気持ちはすごくよく分かるよ、災難続きだもんなてんちょー…w
ここは、東京アパート(仮)。
先日可愛い赤ん坊連れの13ナナと銀ミカを目撃してこの方、27番先生は意気が上がらない。
それでも何とか授業はこなしているが、家に帰るとベランダでタバコばかりふかしている日々が続いている。そんな、ある日曜日。
マーガレット 「…生、先生! 起きてくださーい!」
明け方ごろようやく寝ついた彼を、マーガレットが叩き起こす。
27番 「んあ? 朝、か……」
マーガレットは、容赦なく布団を引っ剥がした。
マーガレット 「片付かないから、さっさと起きて! シーツ洗濯するんだから!」
ロック 「どいたどいた、邪魔邪魔!」
布団から放り出された27番先生に、掃除機を持ったロックが突進してくる。
ロック 「先生、邪魔だぜ。しばらく、どっか行ってくれよ!」
27番 「あー…、悪い」
押し出された27番先生は、定位置ベランダで朝の一服をすることになる。
目に沁みるほど青い空に、細い煙がたなびいて消えて行く。
振り返ると、いつものボロアパートは、ロックとマーガレットにざくざく片付けられている。
何だか自分の部屋じゃないみたいだ。そう思って、27番は自嘲した。
27番 (だよな。もう、俺一人の生活じゃないんだ。
たまたま拾っただけったって、俺はあいつら二人の保護者として責任があるんだから。
いつまでもこんな、吹っ切れないままって訳にもいかねーよなあ…)
今ツーンとなったのは、メンソールが目に沁みただけ。そう自分に言い訳する。
マーガレット 「先生、ご飯よー!」
そう呼ばれて彼が、部屋に戻ると。
27番 「あれ? いつものカップラーメンじゃない?」
そこには、ちょっとのび気味であるが、鍋で煮込んだらしきラーメンのどんぶりが置いてあった。
マーガレット 「先生、ラーメン好きでしょ? がんばって練習したんだからね!
栄養考えて、もやしとコーンも入れたんだから」
ロック 「これ見ながら、みんなで食べようぜ!」
ロックがTVのスイッチをつけビデオをセットする。
ロック 「いつもの番組、先生撮り忘れてただろ? 代わりに撮っといてやったぜ!
歴史ドラマ『大後悔時代の真実〜ある提督の一生』。先生、こういうの好きだよな」
27番 「藻前ら…」
27番先生は、素で首を傾げる。
27番 「何で今日に限って、こんなにサービスいいんだ?」
マーガレット 「あー、先生忘れてる」
ロック 「今日は、六月の第3日曜だってば」
27番 「え? 俺の誕生日は、まだ…」
本気で首を傾げた先生に、二人はブブーっと胸の前で手をバッテンに組んで見せた。
マーガレット 「外れー! 13ナナさんが教えてくれたよ。今日は『父の日』なんだってー」
27番 「父、って………。お、俺!?」
反射的に立ち上がった27番に、ロックがにやりと笑う。
ロック 「もちろん先生は、俺たちの父さんじゃないけど。『ほごしゃ』だって、こういう時はお祝いしていいんだって。
俺たち、色々考えたんだぜ。これでも」
マーガレット 「そうよ、カケーは苦しいんだからね。いかに安くて喜んでもらうかって。頑張ったんだから!」
不覚にも本気で目頭が熱くなり、27番先生は俯く。
俺が保護者として守ってやらなきゃならないのに。俺がこいつらに手を引っ張ってもらってて、どうすんだよ!
27番 「…りがとな。ありがとな。俺も、がんがるからな。
頼りなくてごめんな、いつもごめんな」
マーガレット 「あー汚い。鼻水が、ラーメンに入ったらどうするの」
ロック 「早く食べて、ビデオ見終わったら、一緒にゲームして遊ぼうぜ!」
27番 「よーし、じゃあ今日の晩メシは、奮発して商店街で外食でもすっか」
ロック・マー 「「おー!」」
そんな彼らは、まだ知る由もない。
商店街では既に、天地を揺るがす人(SD)と神の戦いが、始まっているという事を。
レイズナー「・・・っつ!!」
剣を折られた衝撃で、レイズナーの両腕は激しくしびれた。
思わず折れた剣を取り落とす。
「クエーッ!!」
白鳥の首が鋭い鳴き声を上げて突き出されてきた。とっさに横に転り、レイズナー
は間一髪でよける。白鳥のくちばしは、深々と甲板に突き刺さった。
デカ健「ふふ、どうした?」
デカ健は白鳥のくちばしを抜くと、余裕たっぷりにほほ笑んだまま近づいてきた。
レイズナーを守ろうと、海賊たちがデカ健に向かって足を踏み出す。
「手を出すなっ!」
レイズナーは叫んで仲間を制すと、そのうちの一人から剣を取り上げた。
「誰も手を出すな・・・。これは俺の戦いだ」
デカ健は、まるで街で見かけた友人に話しかけようとしているかのような様子で、
気軽にゆっくりと歩み寄ってくる。
レイズナーは今度はうかつに切り込むことはせず、剣を構えたままじりじりと後退した。
デカ健「どうした? かかってこないんだったら、こっちから行くぞ」
デカ健が言うや否や、白鳥の首が鋭く突き出されてきた。
「グエーッ!! グエッグエッ!!」
鳴き声とともに、白鳥の首は自由自在に伸び縮みし、レイズナーを襲う。
レイズナーは激しく左右に飛び、くちばしをよけた。
デカ健「ほらほら、どうした」
デカ健は、獲物をなぶる猫のように薄笑いを浮かべたまま、攻撃を続ける。
レイズナーは、次第に甲板の隅に追いつめられていった。
レイズナー「しまったっ!!」
海賊たち「あっ・・・!!」
戦いを見守っていた海賊たちが叫び声をあげた。
レイズナーが錨鎖に足を取られ、仰向けに倒れたからだ。
デカ健「終わり、だな」
デカ健は高らかに宣言すると、白鳥の首をいったん高々とあげ、レイズナーの胸に
向かって鋭く突き下ろした。
レイズナーは覚悟を決め、目をつむった。
「あぶないっ!!」
くちばしがレイズナーの心臓を貫く寸前、人影が飛び出してきて、
レイズナーの上に覆いかぶさった。
百合だった。
デカ健「百合っ!」
デカ健は白鳥の首を引き戻そうとしたが、遅かった。
白鳥のくちばしは、深々と百合の尻を貫いた。
「アッーーーーーッ!!」
百合の悲鳴が、海賊船の帆をふるわせた。
アッー!キタ━━━━━━(≧∀≦)ノ━━━━━━ !!!!!
このスレ、いやこの板でアッー!を見ることになるとはw
なんだろう・・・緊迫した場面なのにこのこみ上げてくる笑いは・・・
641 :
もしもし、わたし名無しよ:2007/06/17(日) 21:35:46
下品
ごめん、爆笑しちった。そりゃー女神も必死になるわなー。
デカ健、お笑い芸人の神サマもできそうだな。
これ知ったらたえ様デカ健様の敵に回るんジャマイカwww
ワロタけど、ちょっとオゲフィン…
うん、下品。下品で悪趣味。笑ったとかレスしてる連中も下品で悪趣味だわ。
ここもなぎさスレみたいにされるのかね。
荒らしの批評家センセってなぎさスレ荒らしたのと同一人物だったのか…
百合の悲鳴がだんだんか細くなる。
みるみる神気が抜け(何処からと考えるのは非常に野暮である)、幼天使サイズまで縮んで倒れた。
キャプテン 「百合!!」
シルビー 「アンタ、百合に何てことしてくれてんのよ!!」
後ろに跳んでシルビーの鞭をかわすデカ健。すかさずレイズナーは身を起こす。
キャプテン 「親父、逃げろ!!」
レイズナー 「馬鹿言うな、勝負はまだ――」
28番 「俺らにとっての勝利は、先代が一週間何としてでも生き延びることです!」
教室 「そうっす! 目の前の敵を倒すことじゃない、レイズナーさんが堂々と生きられる権利を
もぎ取るのが本当の勝ちなんす!」
キャプテン 「二度と、俺の目の前で逝くなんて許さねぇ!!
早く行けっ!! それに――、
あんなモンで頃されるほうがよほど 末 代 ま で の 恥 だ!!!」
海賊一同、ものすごく大きく頷く。
レイズナー 「……悪いっ!」
船のへりをひらりと飛び越える。そのまま、街中に走り去った。
デカ健 「…ちっ、追うぞ」
キャプテン 「させるか!!」
一斉に斬りかかる海賊ズ。攻撃力と機動力に勝る天使たちも、人海戦術に押され身動きが取れない。
レイズナーの姿は、そのまま商店街へと消えた。
レオナ 「…11番が心配だからという大義名分で、ちょっとこの場から離脱させてもらうわ」
('A`)な顔で、レオナは船内に戻った。
なんかアレなネタに押されて霞んじゃってるけど>634-635ほのぼのネタd。
つか『大後悔時代の真実〜ある提督の一生』にクソワロタwww
さ、軌道修正。
…にしても今回はネタ投下しにくいな
長編も父の日ネタもGJ。
…とりあえず、白鳥云々はさておいてフツーーーに
鬼ごこぉネタと冥界大冒険ネタを書けばいいと思う。
※傷セシはオトン説で。
夜明けに始まった死闘(?)は、ようやく一日目の日暮れを迎えようとしていた。
レイズナーは細い路地にしゃがみ込んで、小さなため息をつく。
もし連中にオミタムァを感知する能力でもあったらと心配したが、どうやらそんなものはないらしい。
布を掲げて壁に張り付いたり、段ボール箱をかぶりながら移動したり、
NINJAっぽいなと内心wktkしつつも結局一日中逃げ回っただけだった。
…昼ごろにあのヘンタイ達が商店街にやってきたということは、昼前には船の連中は全滅したのだろう。
それでも、よくもった方だと思う。百合はともかく、(・∀・)と仏頂面の天使は
11番が倒した白蓮とかいう天使以上の実力を持っているはずだ。
彼がブツクサと考え込んでいる後ろから、伸びた手。
がばっと口をふさぎ、路地の奥へと引っ張り込む。
オトン傷セシ 「しーっ、俺だ!」
ウィリアムズ 「レイズナー殿、ご無事で何より」
里13番 「今から、私の言うとおりにしていただけますか?」
路地を飛び出し、港の方へひた走るレイズナーと傷セシ。
すぐさま、桔梗がそれを見つける。
桔梗 「わが翼にひとの足で勝てると思うな!」
ひと飛びで二人を追い抜き、前に立ちはだかる。
桔梗 「…まさか、貴様…私を謀ったな!!」
目の前の傷セシと、レイズナー…のヅラと衣装とレイズナー風メイクに変更したゐるを見て、拳を戦慄かせる。
ウィリアムズ 「私のすっぴんヘッドは、レイズナー殿のそれと存外に似ているらしいのでな」
傷セシ 「上から目線で眺める分には、17少年もロング脚13少年も大して区別つかねぇだろ?」
里13番 「ぼっちゃまの屋敷へ。地下室は核シェルターとしても使えますので、今日はそこで休んで下さい」
レイズナー 「(ゐるヅラ+衣装+メイク)…何故だろう、この姿をしていると妙に内省的な気分になる」
多摩のマライア13ののマダー?
>>647の直後、
>>652の前。
レイズナーの姿が見えなくなったのを見て舌打ちするデカ健。
デカ健 「まあいい、追いかけっこの本番はこれからだ!
追うぞ、桔梗」
桔梗 「しかしデカ健様、百合が…」
デカ健 「ここに置いて行け」
桔梗 「は?」
よりによって、今は敵になった者達の中に? と目で問う桔梗。
デカ健は自信溢れる眼差しでレイズナーが逃げ去った商店街の方だけを見据えている。
デカ健 「百合はここに居させりゃ大丈夫だ。それより今はレイズナーを追うのが先決、
手分けして探すぞ、桔梗!」
桔梗 「はい、デカ健様」
海賊ズの包囲網を突破し、商店街の方に向かって飛んで行くデカ健と桔梗。
シルビーが百合を抱き上げる。
シルビー 「あんた達、あいつらを!」
まどか 「お任せを!お前達、囮作戦開始ですわ!各自散開!!」
レイズナーに扮したまどかがサーベルを高々と振り上げると、
海賊ズ 「「「「おおおおおーーーーー!!!!」」」
同じくレイズナーに扮した海賊達から怒号が上がる。
ワラワラワラワラと次々に商店街に散って行く、レイズナーと同じ格好の者達。
キャプテン 「シルビー、俺もデカ健達を追う。11番と百合の事は頼んだ」
シルビー 「ええ。あたしとレオナに任せて頂戴。ねえ、それより巫女ののはどうしたの?
部屋で護符を作るって言ってたっきり、出てこないけど」
キャプテン 「さっき一回甲板で見たぜ。慌てた顔して船室に戻ったみたいだが…」
その時、レオナの叫び声が聞こえてくる。
レオナ 「キャプテン、来てちょうだい!巫女ののが…!」
即座に船室に飛び込むキャプテンとシルビー。
※キャプ→のの要素あり。
巫女ののの私室。
畳の上に巫女ののとリンクが倒れ付している。その前で立ちすくんでいるレオナ。
キャプテン 「巫女のの、それに何で神父までここにいやがるんだ!?」
シルビー 「何、睡眠薬でも嗅がされて気絶した?」
レオナ 「…息をしていないわ」
キャプテン 「何だって!?」
動かぬ巫女ののの体を抱き起こすキャプテン。
その顔色はまるで氏人のように青白く、生気が感じられない。
キャプテン 「おい、しっかりしろ!巫女のの!…まさか……!」
神罰。そんな不吉な言葉がキャプテンの胸を掠めて行った。
焦燥の中何度も巫女ののの肩を揺さぶり続ける。
キャプテン 「巫女のの、氏んじまったのかよ!目を覚ませよ!巫女のの!!
……そんな、冗談じゃねえよ、お前まで逝っちまうなんて……」
もの言わぬ巫女ののを抱きしめるキャプテン。
キャプテン 「そんなのってねえよ!俺まだお前に好きだって言ってねえ!
氏ぬなよ、巫女のの……巫女のの……」
悼ましげにキャプテンの肩に手を置くレオナ。
シルビー 「…何これ」
巫女ののの机の上から文鎮の置かれた紙を拾い上げるシルビー。
紙をひったくり、目を走らせるキャプテン。
相当急いでいたのかいつになく乱れてはいるが、紛れも無い巫女ののの筆跡でこう書かれている。
「リンク様と幽体離脱で冥界に行ってきます。氏んではいませんのでご心配なさりませんよう。 巫女のの」
キャプテン 「……」
真っ赤になり無言で巫女ののを寝かせるキャプテン。
その瞬間、鳴り出す携帯電話。即座に応答するキャプテン。かけてきたのは専用着信音「威風堂々」の主。
ヒース 「キャプテン君、話は聞かせてもらった。僕に何か出来る事は無いかね。
そろそろ退屈を持て余すのにも飽きてきたのでね」
上空から、街全体を見下ろすデカ健。その隣に、いつの間にか女神美加が現れている。
女神美加 「お兄様、レイズナーを追いかける前に、ひとつお知らせしたいことが・・・」
デカ健 「ああ、俺もお前にひとつ言わなきゃいけないことがあったんだ。
百合が、スーパー草の装備・バトルモードの攻撃を受けて、神気を奪われた」
目を見開き驚く女神美加。
女神美加 「ありえません、神の道具によって神気が奪われるなど・・・!」
デカ健 「ああ、だが百合はその前にレイズナーの上に覆いかぶさっている。あいつに、触れていた」
女神美加 「まさか、それでは・・・」
二人の間に流れる、緊迫した空気。
デカ健 「巫女ののは、冥界に送ったんだろう?」
女神美加 「ええ、銀十字と共に。けれど、それが裏目に出るとは・・・」
デカ健 「大丈夫、奴は桔梗が追い回してるし、幼サイズと言っても海賊船には百合がいる。
この神気に耐えられず、そのうち自分から出て来るさ。
・・・・・・せいぜい今のうちに逃げ回って、お仲間でも増やしてればいい」
いつもよりも黒い笑顔を浮かべるデカ健。一方、女神美加の表情は晴れない。
女神美加 「彼らが交わした契約書の在り処は、もう見つけているんですか?それが無ければ断ち切ることなどできません」
デカ健 「言っちゃ何だが俺は探すのが下手糞だ!そういうのは専門家に任せるのが一番ってね」
ウィリアムズと傷セシをあっさりかわした桔梗はデカ健と別れ、ひとりレイズナーの行方を追っていた。
桔梗 「レイズナー、いったいどこに!」
すでに街は夕暮れていて、『黄昏(誰そ彼)』ということばの意味どおり、人の判別はつきがたい。
しかし、人間の数倍の視力を持つ桔梗は電柱の陰からちらりと見えたレイズナーの衣装を見逃さない。
桔梗 「待て、レイズナー!」
もちろん、待てと言われて待つはずはないが、またたくまに追いつく桔梗。
サーベルを振り上げて振り向いた途端に悲鳴をあげるレイズナーの衣装のまどか。
まどか 「きゃあああああぁぁぁぁっっっ!!!」
桔梗 「…そんなに私は恐ろしい顔をしていたのか?」
しかし、まどかの視線はいつのまにか桔梗の隣に立っているデカ健の『スーパー草の装備・バトルモード』に
釘付けになっている。
28番 「見てはいけません、まどかさん!」
両手に拳銃を手にし、28番が飛び出してくる。
桔梗 「小癪な。人の分際で我らに勝てると思っているのか?」
28番 「はなから人が神に勝てるなんて思っちゃいない!でも、負けるわけにはいかないんですよ。
先代を俺たちから取り上げないでください!」
デカ健 「言っただろう。俺はすべての魂を天の理から外すつもりはない。
俺はレイズナーの魂を絶対に取り戻す」
そして、桔梗に声をかける。
デカ健 「あいつの居場所はわかった。ついてこい!」
28番 「待て!」
飛び去っていくデカ健と桔梗に拳銃をぶっぱなす28番。
しかし、あっという間に二人の姿は見えなくなる。
28番 「逃げますよ、まどかさん!」
まどか 「はいっ!え?逃げるって?」
28番 「街中で拳銃をぶっぱなしたりサーベルを振り回したりしたらKに通報されないはずがないでしょう」
どこかからパトカーのサイレンが聞こえる。
28番 「とりあえず、そうだ、あそこに飛び込もう!」
『スウィートドリーム』
29番 「申し訳ありませんが、今日は閉店とさせていただいて、…なんだ、28番とまどかさん」
いきなり店に飛び込んできた28番とまどかを見て驚く29番。
しかし、条件反射で水とメニューを用意してしまう。
29番 「あらゆる魔力を遮蔽する障壁で囲まれたこの店に入ってこられたってことは、
二人には魔力はないってことか」
28番 「当然だ。季節のパルフェ『桜桃と苺のフランボワーズソース』とダージリン」
こっちも条件反射で注文する28番。
29番 「悪い、スウィーツは全部品切れだ。あの3人に食べつくされてしまった」
すっかりチャイルド・ルームと化している店の中を示す29番。
29番 「サービスだ、紅茶を持ってきてやろう」
いつもの席に落ち着いてまどかが切り出す。
まどか 「わたくし、(・∀・)が言ったことで気になることがありますの」
28番 「言わないでください」
まどか 「やはり、気づいていましたのね?」
一度頭に湧いてしまった疑問を打ち消そうとする28番。そんなはずはない、そんなはずは…。
しかし、ここにくる途中でkの前に打ち捨てられた蛇の目傘が脳裏から消えない。
いくら緊急事態とはいえ、先代があんなふうに自分のプレゼントを捨てていくなどということがありえるだろうか。
レイズナーのオミタムァは偽者?
それとも悪魔に乗っ取られてかけるとか汚染されかけてるとか…?
続きが気になるぞ
自分の意思で行動してるネタもあるから、たまに乗っ取られるけどいつもは本物の砂とか
二組の異教徒コンビのネタもきぼん!
スイーツを食べつくしてしまった3人の描写が読みたいな。
職人さん、よろしくです。
チャイルドたちってのは、幼天使たちのことよね?
そして、ゆきは? 今、どこにいるの?
>658さんに続けます。
食材のなくなったスウィートドリームでは、何とかスタッフの家から
かき集めてきた積み木や三輪車などのおもちゃで幼天使たちの気を
逸らしている状態だが、これが長く持つはずがないのは誰にも明白だった。
眠のの 「参ったわ…明日の朝には食材が届くはずなんだけど、
それまでとてもじゃないけど誤魔化してられない」
めぐ 「お困りのようですね」
正面のドアをバーーーンと開き、おんぶに抱っこで双子をくくりつけ、
両手に大量の袋を持っためぐが入ってきた。
眠ナナ 「めぐさん、実家に帰ったんじゃ…」
めぐ 「リヒトさん一人を危険に晒してのこのこと実家に戻ってなんて
いられませんわ。とはいえ子連れでは戦うことはできませんが、これを」
手に提げた重そうな袋の中には、大量のカスタードと蕎麦粉が入っていた。
めぐ 「スウィートドリームのお洒落なお菓子には比べるべくもありませんが、
蕎麦粉のクレープも素朴でおつな味わいなのですわ」
眠のの 「ありがとう、めぐさん! さあアナタ達、急いで――」
めぐ 「あなた方が作るんじゃありませんわ。ホットプレートはありまして?」
眠ミュウ 「あ、ありますけど…」
蕎麦粉をかき混ぜるめぐの手元を、じーーーっと見つめる天使達。
めぐ 「そろそろ温まってきましたね。では、お手本を見せます」
おたま1杯の生地をくるくると器用に広げ、ものの十数秒でクレープを焼いてみせるめぐ。
めぐ 「これにカスタードを包めば、ほら、出来上がり」
出来立ての蕎麦粉のクレープを3つに切り、カスタードをくるんで一切れずつ口にする。
椿 「あつっ、ハフハフ…おいしいですー!」
ゆう 「ゆうもつくるのーーー」
霞 「かすたーど、おおもり。」
めぐ 「やけどに気をつけて、そうそう…ちょっとくらい、穴が開いたって大丈夫ですわ」
天使達の小さな手に手を添えながら、一緒にクレープを焼く。
いつしか天使だけでキャッキャと大盛り上がりしながら、何枚も焼いては食べ、食べては焼いている。
めぐ 「おいしいでしょう?」
椿 「はい!私、自分でお菓子を作ったのは初めてです!」
めぐ 「みんなで作って、みんなで食べると、何てことのないクレープがご馳走になるのですわ。
それは人間でも、天使様でも、みんな一緒なのですわ」
椿 「みんな一緒…ひとも、天使も、同じ…」
めぐの瞳をじっと見つめる椿。深い色の瞳の中に彼女の真意は見えない。
でも、干したてのふとんにくるまっているような暖かさを感じた。
ゆう 「つー、ゆうの作ったのあげるのー」
霞 「かすたーど、とくもり。」
椿 「ゆう、霞…ありがとうございます! じゃあ、今度は私が二人のぶんを焼きますからね!」
はしゃいでいる天使達の背中を見ながら、眠ののはつぶやく。
眠のの 「…私もまだまだだわ。あの子達の心を満たすお菓子を、作れるようにならなきゃね」
職人さん、ありがとう。男たちの戦いの中でしみじみほのぼの。
この中に、ゆきも入れてあげてください!
榊ちゃんに早くゆきを戻してあげてー!
めぐgj!
母って偉大だなー
夜のヲダイバ。観覧車の中から、東京湾に映る夜景を眺めていた。
ゆき 「キラキラして、きれいなのでしゅ」
銀ミカ 「そうだね…」
今日は、とにかく疲れた。
高速をひたすら走り、ほとぼりが冷めたとみるや逃げるように資○堂パーラー(銀ミカの脳内には
子供が食べられそうな店がここぐらいしかなかった)に駆け込み、ビーフシチューを一口ずつ
ふーふーしながら食べさせるという、どう見ても親子です本当に(ryなマネもやってのけた。
そして車窓から見えた、ゆき曰く『でっかい光るお花』を見に、ここまで来たのだった。
銀ミカ 「疲れただろう?」
ゆき 「そんなことないのでしゅ。ぎんしゃんが楽しいところにいっぱいつれてってくれるから、
ゆきは元気なのでしゅ」
嘘だ。
「さかきちゃん」と引き離されてずっと車で連れ回されて、身も心も疲れ果てているに決まってる。
それなのに、この子は…ほんの数日一緒にいただけの僕に、気を遣っている。
銀ミカ 「さあ、もうすぐ『光るお花』にばいばいして、おねむの時間だよ」
ゆき 「ゆきはまだねむくないのでしゅ」
眠っている間に保護者を見過ごすのが怖いのかもしれない。気丈に首を振った。
結局、観覧車を降りる前に舟を漕ぎ出したゆきを抱きかかえ、車に戻る。
銀ミカ 「…君が大きくなったら、きっと素晴らしい天使になるだろうね」
頭をひとなでしてチャイルドシートに載せ、今日の宿へと車を走らせた。
クレープを天使たち自身に作らせているから何気に時間稼ぎにもなってる。
流石だ、めぐGJ!
>正面のドアをバーーーンと開き、おんぶに抱っこで双子をくくりつけ、
>両手に大量の袋を持っためぐが入ってきた。
このシーンでエイリアン2のラストバトルに向かうリプリーが頭に浮かんだよ。
職人さんGJ!!
※このネタに登場しているSD達はデカ健達の真意や事件に裏がありそうな事をこの時点ではまだ知りません。
単純に「理不尽にレイズナーの命を奪おうとしている嫌な連中」と考えています。
アナイスは天然味音痴説、エマは田舎娘養女説準拠
叔父様邸の居間。
叔父様、アナイス、エマ、ヒース、ルカ、四郎、セシルが居合わせている。
ヒース 「…分かった。皆の者に伝えよう。では、そちらも健闘を祈る」
携帯電話を切るヒース。
セシル 「兄弟、なんだって?」
ヒース 「レイズナー殿は一先ずデカ健神と天使の襲撃を振り切り商店街へ逃走。
追っ手の目を撹乱させるためにレイズナー殿のコスチュームプレイをした海賊達と
28番君とまどか嬢が囮作戦を行っているそうだ」
四郎 「ちっくしょう、デカ健のヤツ、何考えてんだ!」
四郎は悔しそうにぐっと手を握り締める。
四郎 「せっかくキャプテンのオヤジさんが生き返れたってのに、それをまた死なせようなんてさ!
クローンの何が悪いんだよ。俺達の父さん母さんとまた暮らせるようになるんだったら、
体がこまめや鉄雄(※あきらのぬいぐるみの名前)だって健も美加もあきらも喜ぶさ!」
セシル 「人は父親と母親から赤ん坊の状態で生まれて成長してやがて年老いて死ぬ…それが自然の摂理で、
そこから離れた存在は野放しに出来ない、そういう事らしいよ」
ルカ 「だからってさ。一人ぐらい例外認めてくれたっていいじゃねーか、なあ」
セシル 「そうだよ。兄弟、先代が生き返ってくれたってすごく喜んでた。
それなのに、それは間違いでした、やっぱりまた死んでもらいますなんて言われて
納得できるわけがない」
ルカ 「きっと神にとっちゃさ、俺達一人一人なんか60億人の中の一人だと思ってお役所仕事してんだよ。
規律守るのが第一で、辛い思いするキャプテン達の気持ちなんか考えてないんだ。
くっそ、頭きた!人間の底力、見せてやろうじゃねーの!」
セシル 「同感だ。兄弟のためなら、神が相手でも戦うさ」
熱くなっている元祖三馬鹿トリオを見て目を細める叔父様。
叔父様 「…神という孤高の存在には、解らぬやもしれんな。
愛する家族をその手から奪われる気持ち―…」
四郎 「ああ、そうさ!」
ルカシロセシ叔父様 『家族は、離れちゃいけない!!!』
満足そうに頷くヒース。
ヒース 「諸君らの闘志をこの僕も頼もしく思うぞ。
退屈している暇はなさそうだ」
そんな彼らをアナイスは心配そうに見回す。
アナイス 「でも、神様を相手に戦いなんて、危ないですわ。
もしも誰かが怪我をするような事があったら…」
叔父様 「優しい子だね、アナイス。でも大丈夫だよ」
アナイスの髪を撫でてやる叔父様。
叔父様 「キャプテン君の話だと、一週間逃げ切れればレイズナー君のオミタムァは定着し
普通の人間になれるといったね?」
ヒース 「はい。そういう話でした」
叔父様 「では、我々のすべき事は何も神を倒す事じゃない。
レイズナー君に逃げ切ってもらうために、神と天使の目を引き付け時間を稼ぐ事だ」
エマ 「親父様、何か作戦があるだか?」
叔父様 「温かい紅茶とお菓子を用意して彼らをもてなし、しばし時間を忘れて寛いでもらう。
それもまた十分、彼らの役に立てる戦い方だと思うよ」
アナイス 「まあ、素敵!」
胸の前で祈り手になって目を輝かせるアナイス。
アナイス 「おもてなしが作戦になるだなんて、さすがは叔父様ですわ!
私、さっそくいつ天使さんがここに来てもいいように、
腕によりをかけて美味しいお菓子とお料理を用意しますわ」
最強って叔父様って強かったっけ?って本気で考えてました
アナイスかーwwww
叔父様、史上最大の爆撃機に給油しやがった・・・w
悪魔の黒い陰謀とかなんもナシで、純粋に友達のために熱くなれる三馬鹿もイイ!!
ついに、桔梗の脂肪フラグが立ちました・・・
腕によりをかけたアナイスの手料理と四郎の歌で
時間稼ぎどころか天界組を戦闘不能にすることも可能じゃなかろうか…w
あ、でも幼天使たちは意外と楽しんでそうかも
うん、宇宙人のUFOに乗って四郎オンステージすれば万事解決
と思ったが、漏れなく世界崩壊エンディングもついてくるので諦めた
そして何気にいいパパになりつつある銀ミカ素敵。
未だセリフすらないつかぽんがんがれ、超がんがれ。
デカ健様はアナイスの手料理、効果無さそうな気がする。
四郎の歌は対抗して何か歌いそうだwww
※砂ーが氏んでから復活するまで、暫定的に5年としています。
※念のためですが、里13番→先代フラグではありません。
里13番 「どうぞ、こちらへ」
昨夜来たばかり(スレ内時間では、何と
>>168から一晩しか経っていない)なのに、随分久しぶりの気がする。
ウィリアムズ邸地下のコンピュータールーム。
里13番 「お食事と寝具を用意いたしますので、少しょ・・・・・・・・ ・・・ ・・」
ガクンと、急に動きが止まる里13番。
里13番? 『…あれから、5年。長かったわ』
レイズナー 「ん? どーした?」
その声は、普段の彼女のものとは違った。
里13番はクスクス笑いながらするりとレイズナーの背中に手を回し、抱きしめる。
里13番? 『1週間って言ったのに、アナタいつの間にか消えてるんだもの。
おかげであの老いぼれの体が朽ちるまで、5年も余計に待つ羽目になったわ』
レイズナー 「里13番…? 1週間とか老いぼれとか、何わけわk」
…ミシッ。
レイズナーのボディを抱きしめた腕に、SD少女ボディの細腕とは思えない力を込める里13番?。
レイズナー 「痛てっ……おい、離せ!」
里13番? 『ここならあの忌々しい天界の者どもも来ない。
ほんの少々減ったけど、それでもその命数のたっぷり残ったオミタムァ、契約通りいただくわよ』
目を見開いてケタケタと笑う。ざわりと悪寒が走った。
レイズナー 「…………くっ……お前、何者だ!」
デカ健に剣を折られ、両腕を彼女に拘束された彼の取りうる手段はたった一つ。
がっつーーーーーーーーんん!!!
本気の頭突きを食らい、さすがのアンドロイド里13番?もよろめく。
その隙を逃さずレイズナーは地下室を飛び出し、夜の闇へと消えた。
里13番? 『なんてヤツなの…でも、これはほんの挨拶代わりよ。 ……
……あら? レイズナー様、どちらへ行かれたのですか?」
この場合取り憑いたっていうより里13番の回路をハッキングした事になるのか…?
今時の悪魔はIT化も進んでるんだなw
マグネット入りヘッドの硬さはちょっとスゴいんだぜ!
長編豚切ってすみません。
※森林は苔の精、千夏と空太は嘘関西弁、あきらと13ミミ道場に通っている
ジョーはアメリカかぶれ饒舌居候説
雲一つない青い空、ギラギラの太陽。東京は久しぶりの晴天に見舞われた。
雪之丞 「early summer!mos植えにはbestな日だったZE!」
シンリンの手伝いから帰って来た雪之丞は土で汚れた顔でニカーッと笑い、庭で洗濯物を
干していた13ミミに親指をビッと立てた。横にいたこれまた真っ黒なリンとシンも真似して
ピッと親指を立てる。
そんな三人を洗濯物を手に持ちながらなんとも複雑〜な表情で見つめる13ミミ。
雪之丞 「YOYO?motherの手伝いしてるのか。Well done! Good for you!」
しかし、そんな事には全く気づかず雪之丞はドロだらけの体で13ミミをハグし洗濯物ごと
汚してしまう。
13ミミ 「…うん…最近雨が多かったし…洗濯ものもたまってたから…だから…だから
これ以上洗濯物を増やすなーーーっ!!とっとと全員シャワー浴びてこーーーーいっ!」
13ミミの怒鳴り声に3人は「イエッッサーッ!」と慌ててお風呂場の方に走って行く。
13ミミ 「ったく、これ洗い直しだよ。…あ!ジョー、その真っ黒な服も洗うからカゴに入れといてー
シンちゃんとリンちゃんの分もだよー!」
3人が土をこぼした廊下に向って叫ぶとお風呂場から「OK!」と雪之丞の声が聞こえてくる、そして
そのすぐ後ミミ弟の悲鳴が聞こえた。
ミミ弟 「お…俺が午前中かけて磨いた床がぁぁぁああああーーー!!!」
雪之丞 「early summer!Runningにはbestな日だZE!
ということで。warmingupの後に商店街までRunningだw」
シャワーも浴び、道着に着替えた雪之丞はすでに集まっているミニッコ教室のミニッコ(一部幼っこ)に
二カッと笑い親指を立てる。「え〜」と不満の声も聞こえたが雪之丞はチチチと口元で指を振り、
雪之丞 「Runningは強いBodyを作る最高にCooooooLな運動だ。それじゃwarmingup始めるZE!」
雪之丞の動きの後について準備運動を始めるミニッコ達。1.2.3.4と道場に声が響く。
千夏 「1.2.3…」
突然コロンと千夏の横で一緒に準備運動していたリンが転がる。そして同じく空太の横のシンもコロンと転がる。
空太 「シンちゃん、リンちゃん どしたん?」
シンとリンは「(`・ω・´)ダイジョウブ」と立ち上がり体操を続けるがやはりコロコロ転がってしまう。
雪之丞 「one.two…What is the matter?どうしたShinn、Lin?」
千夏 「ジョー先生、リンちゃんとシンちゃん体操するとなんかコロコロ転がっちゃうんや」
空太 「大丈夫〜?二人とも調子わるいん?」
心配そうな空太に今度は(´・ω・`)な顔を向けるシンとリン。
二人ともなんで自分達が転がってしまうのかわからないという様子だった。
二人は顔を見合わせ首を捻る。…と、
シンリン「(,,゚Д゚)…!」
やっとお互いの違和感に気づいた二人はポンポンと互いの頭を叩き合う。
あきら 「わーかった!今日シンとリン、ヌコミミつけてないんだっ!
だからバランス取れなくて転がるんだよっ」
雪之丞 「Uh-huh. だけど二人のcat earなら13mimiが洗っちまったZE」
空太 「え〜、じゃあシンちゃんとリンちゃん今日練習出来ないよ。どーしよー」
う〜んと全員が首を捻る。「あ、そうや!」と千夏が突然大きな声を出して更衣室へと走って行き、
すぐに手にハンカチを持って戻って来た。
千夏 「前にな、美加おねえちゃん達から教わったんや。ハンカチをこうしてこう折って…で、キュッと引っ張ると
ほら、ネコミミの出来上がりw これでいつものリンちゃんや」
ネコミミハンカチをリンにつけてあげると見ていたミニッコ達が「可愛いー 教えてー」と集まってきた。
いつの間にか空手教室は千夏のハンカチ遊び教室となってしまったが雪之丞は気にもせずニコニコとその状況を
楽しんでいる。それぞれ作ったネコミミをつけていくミニッコ達
千夏 「はい、これはあきらお兄ちゃんの分」
あきら 「え?俺の分はいいよ ///」
空太 「なんでぇ〜〜?折角なっちゃんが折ったのにぃ〜」
千夏の瞳キラキラ攻撃と空太の瞳ウルウル攻撃にあきらは仕方なく差し出されたネコミミハンカチを受け取った。
シンとリンも作ったネコミミを雪之丞に差し出す。
雪之丞 「俺の分かい?Thank you!!Shinn、Lin!!」
二人をガヴァ!とハグする雪之丞。そして貰ったネコミミを嬉しそうに頭に付けると。
雪之丞 「それじゃ、そろそろRunningに行こうZE!」
あきら 「って、もしかして皆ネコミミつけたままで?!」
雪之丞 「Ofcourse!www Let's Goーー!」
洗濯物と掃除が終わった13ミミとミミ弟が道場に向うと丁度入れ違いに出て行った雪之丞達のかけ声が
外から聞こえて来た。そして道場の窓の外を通り過ぎて行くハンカチネコミミ姿の雪之丞とその後ろを
ついて行くネコミミ軍団に13ミミとミミ弟はゴシゴシと何度も目をこする。
列の後ろの方を走っていたシンとリンは呆然とした顔で見送っている二人に気づきヒラヒラと手を振る。
思わず手を振り返した13ミミは苦笑いし、
13ミミ 「…ま、いいか。約一名を除いては微笑ましい光景だし」
ミミ弟 「いいのか?…まぁいいか。しっかしよかった。俺等今日時間ずれてて」
13ミミ 「だね。一緒だったら私達もネコミミつけてランニングに行く事になっていたかもしれないw」
そう言って笑い合う二人。しかし、シンとリンは13ミミに「お洋服、洗ってくれてありがとう」と
ミミ弟に「廊下汚しちゃってごめんなさい」の分のネコミミをすでに作っていた。ランニングは免れたが
その日の練習をネコミミつけながらやる羽目になるとは思いも寄らぬ事だろう。
すみません注意書きに実体のないキャラ(ミミ弟)が出ると書き忘れていました…orz
か、かわええ・・・萌えス(*´д`)
ちっちゃい子同士の交流っていいねえ。この二組以外の幼っ子も絡んでほしいなぁ
ミミ弟、夏には体持てるかな・・・
>>676さんの続きです。
※念のためですが、里13番→先代フラグではありません。
地下室を飛び出し、レイズナーはウィリアムズの館の広大な庭を、闇雲に走った。
所々に常夜灯が配備されているとはいえ、足下は暗い。何度かつまずいて
転びそうになった。
ようやく正門にたどり着く。格子に両手をかけて見上げると、門の上端は、夜空の
闇に飲み込まれて見えなくなるほど高かった。
慌ただしく左右を見回す。門の両側には高い塀がどこまでも連なり、とても乗り
越えられそうにない。
レイズナー「くそっ、しかたない・・・」
門の方が、足がかりになる格子がある分だけましだ。レイズナーは少し後じさって
助走を付けると、思い切り飛び上がって格子に両手でぶら下がった。
そのとたん、けたたましい警報が鳴り響いた。同時に左右からサーチライトの光が
伸び、レイズナーの背中を照らし出す。
レイズナー「しまったっ!」
これほどの館だ。警報装置が付いていないと考える方がおかしかった。己の
浅はかさに歯がみしつつ、それでもレイズナーは必死に格子をよじ上ろうとした。
「レイズナー様ーっ!」
その時、館の方から名を呼ぶ声がした。門にしがみついたまま苦労して
振り向くと、ぎくしゃくした足取りで里13番が追いかけてくる。
ノーマル少年の新作ってうっしー以来全然出てないんだっけ?
夏の限定でもスタンダード追加でもいいから、実体出来るといいね、ミミ弟…
K村造形・舞鍵監修・日本人名だとベストなんだがこの際贅沢は言わないwww
里13番は、着実にレイズナーに向かって走ってきた。そのまぶたが、人間の
所作とは思えないほど、ゆっくりと不自然なまたたきを繰り返している。
レイズナー(正気じゃない・・・)
レイズナーは迷った。里13番が追いつくより前に、この高い門扉を上りきることは
不可能に近い。戦って里13番を足止めするしかなかった。
レイズナーは決心して、門扉から飛び降りた。
里13番「レイズナー様っ!」
里13番が両手を伸ばし、駆け寄ってくる。
(できるだけ、怪我はさせたくない・・・)
レイズナーは咄嗟に里13番の両手をかいくぐると、素早く横に飛び退いた。
体をひねって、里13番の首筋にチョップを叩き込む。
「モルスァ!」
里13番は塀に叩き付けられ、動かなくなった。
ちょwwwファービーかよwww
港からハイランドに続くひと気のない道をひとりの男が携帯で話しながら歩いている。
レイズナーのデフォルト服、帽子、ウィッグ、そして、ソードホルダーには斧。
雲間から覗く月に照らされた顔を見ると、教室であった。
教室 「わかったっす。至急仲間達に伝えるっすよ。ウィリアムズさんも健闘を祈るっす!」
教室が携帯をきった途端にどこからかワラワラと集まってくるレイズナーデフォ服集団。
8番 「教室先輩、ウィリアムズさんからなんて?」
教室 「『なんということをしてしまったのだろう、わが屋敷に匿ったレイズナー殿がいなくなるとは』
ってorzになってたっす」
4番 「電話じゃorzになってるのは見えないっすけど、光景は浮かぶっすね」
教室 「まだそんなに遠くには行ってないと思うっす。
天界の奴らに捕まる前に助けに行くっすよ!」
9番 「でも、ここからゐるさんの家まで結構遠いっすよ」
教室 「何を言ってるっすか。俺たちは海賊っすよ!足がなかったら奪うっす!」
たまたまそこに不運な車が通りかかる。
一斉に襲い掛かるレイズナーデフォ服軍団。
運転手 「な、なんだ!その格好、ま、まさか海賊!?ココハリクチナノニ」
教室 「その通りっす!車を借りるっすよ!」
8番 「ガソリンを満タンにして返すから、しばらく貸しておいてね」
4番 「それから、一週間ほどはハイランドや東京商店街(仮)、港近辺から離れていた方がいいぜ!」
9番 「そうそう、巻き添えを食いたくなかったらな」
運転手 「は?」
呆然とする車の持ち主を残し、ウィリアムズの屋敷の方に向かうレイズナーデフォ服軍団。
>>675 傷んだ牛急でお腹壊してたひと?だから
一概にきかないとは言えない…
>>684 そんなん出たらミミ弟も踊るし私も踊るw
一方、その頃『スウィートドリーム』では、お腹がいっぱいになったのと遊び疲れたのとで、
二人の幼天使とめぐが連れてきた双子は休憩室に臨時に持ち込まれた布団に枕を並べて眠っている
洗い場では椿が霞やゆうが食べた後の食器洗いを手伝っている。
眠のの 「椿さん、そんなことをしなくてもいいのよ。あなたは大切な…」
椿 「大切な?人質ですか?」
思わず言葉につまる眠のの。
いいえ違うわ、天使質よ、とは言えない。
椿 「いったい外では何が起こっているんですか?
危険だから私たちを匿ってくれているだけじゃありませんよね?」
眠のの 「ねえ、椿さん。もしも神とひとが戦うことになったら、あなたはどうする?
神の味方につくかしら、それとも」
ほんの少しだけ考えて、椿ははっきりと答える。
椿 「私は、何が争う原因なのか突き止めて、神とひとを仲直りさせたいです」
眠のの 「私たちの願いもそれと同じよ。それには、あなたの協力が必要なの」
一方、喫茶室では28番とまどかが29番を交えて密談をしている。
29番 「つまり、お前が言うのは…」
28番 「まだ推論の域を出ないが。だけど、あの時(・∀・)は先代を『俺たち』から取り戻すとは言わなかった」
29番 「お前もキャプテンも、先代が生き返ったってだけで手放しで喜んでいたからな。
理由とか何か裏があるなんて考えもしなかっただろう。
むしろ、そこから目を背けていた。違うか?」
28番 「そうかもしれない。とりあえず、kがいなくなったようだから先代を探しに行ってくる。
自分の目で確かめたいから。まどかさんはここに残りますか?」
まどか 「いいえ、ご一緒させていただきますわ」
>>675 アナイスケーキ1ホールを神の威信に掛けても完食する気が。
でもなぜか涙目www
しかも時間が経つほどにボディブローの如く効いてくる…
やはり最強の戦士はアナイスかwwww
>684
いっそ次の限定はスタンダード少年祭とかやってくれないかな。
で、その中からミミ弟決めるの
次のスタンダードサイズ少年がマジミカシリーズだったらどうするミミ弟www
東京少年シリーズだったらいいんだけど
公式で司弟やイサ弟だったらそれはそれで困るな。
そこで乙女シリーズですよ
乙女や牛シリーズって続き出るのかな?
穴ケーキの前には股間の逸物もうなだれてしまうであろう
乙女シリーズに男性SDが出るなら
リズかエマが入れ代わり先で出会った、相手のフィアンセ
とか?
つーか、あの似てない二人が誰にも気付かれずに入れ代わわるの無理だろ
このスレのリズがあの公式設定読んだら
ツッコミ入れまくりだろうな
>>684 東京少年シリーズのジョーの居候している格闘一家の長男とかなら
造形でも設定でもベストなんだけどね
13のの→凌みたいに13ミミヘッド使ったスタンダード少年でもいいな。
本当にスタンダード少年が増えるなら新作ヘッドになりそうだから可能性は低いけど。
>>682 幼SDだけでわいわいやってるのを見たいし書きたいけど
ミニや大きい子と違って単独で動けないから交流させるの難しそう。
※くどいようですが傷セシはおとん説です。
レイズナーがウィリアムズ邸から走り去った少し後、やっとゐると傷セシが到着する。
庭の隅に倒れている里13番を見つけ、駆け寄る二人。
傷セシ 「壊れてるのか?」
ゐる 「いえ、スイッチが切れているだけです」
里13番の襟足に手をやり、髪に隠れたスイッチを探り当てる。スウィートドリーム状態だった里13番が再起動した。
里13番 「…ファー…ハッ! ぼっちゃま、申し訳ございません。
私はなんということをしてしまったのでしょう…レイズナー殿を手にかけようなどと」
傷セシ 「ああ!? どーいうこった!」
ゐる 「詳しく説明しろ、里13番」
そこに、4番と8番がハコ乗りし教室が天井に仁王立ちした、声すらかけづらい車がフラフラと到着する。
教室 「ウィリアムズさん、レイズナーさんは!?」
ゐる 「待ってくれ、今里13番が」
里13番 「私の思考回路が何者かにハッキングされました。
その者は、『5年待った』『契約通り』などと言いながら、レイズナー殿を…」
9番 「なんのことやら、サッパリだな」
8番 「とりあえず、情報は共有しなきゃ。協力者全員にメールしとくわ」
こちらは海賊船残留組。
レオナ 「8番からメールだわ。新着情報…『5年?契約?何のことです?』…って何コレ」
11番 「契約…!?」
キャプテン 「…そういやさっきお前、契約がどーのって親父に食ってかかってたな。
ありゃあどういう意味だ?」
11番 「……夢の中の、話です。先代が、知らない誰かと、『悪魔の契約』を交わした。
契約の内容はわかりませんが、…それは俗に言う『悪魔に魂を売る』というものです。
現世で願いを叶える代わりに、死後オミタムァを悪魔に喰われ、永遠に消滅する」
シルビー 「それ、本当に夢オチ? 予知夢っつーか、過去夢なんじゃないの?」
11番 「でも、先代は契約のことも相手が誰かも憶えてないって…」
レオナ 「先代のオミタムァに刻まれた記憶に、あんたの魔力だか執念だかが共鳴したって可能性もあるかもね」
急に、狭い部屋の空気が揺らめいた。
D 「黒ナーシャほどの魔力もないくせに、執念の力かね。なかなかやるじゃないか」
一同 『魔女D…!!』
突如虚空に現れた黒魔女Dは、ふわりと着地する。
キャプテン 「なんなんだよ! 全っ然話が見えねえよ!! 親父が悪魔にオミタムァ売ったっつーのか!?
Dお前、親父を助ける方法、なんか知ってんじゃねーのかよ!!!」
D 「慌てるのはおよし、やかましいね。
話す前にお前達に訊きたいんだが。
…ちっぽけな人間ごときが、天界に歯向かう気かい?」
キャプテン 「たりめーだろ! 相手が神だろうがヘンタイだろうが、仲間を見捨てたりするもんか!!」
即答するキャプテン。Dは、にやりと笑った。
D 「その心意気や良しとしようか。いいだろう、話してやるよ。あくまで仮説だがね」
キャプテン 「…つまり、その契約を交わした悪魔をブチ倒せばいいんだな?」
D 「それなら簡単なんだがね。『契約書』を破壊しない限り、契約は効力を持ち続ける」
レオナ 「受取人がいなくても?」
D 「いなくても、オミタムァは輪廻転生の輪から外れ、わんさか待ち構えている他の悪魔に喰われて、
結局は同じ運命さ。
今あんたたちが出来ることは一つしかない。巫女の嬢ちゃんと神父が
冥界から手がかり連れて戻ってくるまで、あのヘンタイ天使どもを食い止めることだけだ」
レオナ 「――ねえ、契約書っていうのは、何も書類にインクで書かれたものじゃないのよね?」
D 「ああ、もともと実体のないものだから、形は様々だよ。なんだい、急に?」
レオナ 「いいえ。…少し、気になっただけ」
キャプテン 「よし、俺たちも行くぞ!」
勇んで出て行くキャプテンとシルビー。「やることがまだある」と、転移でその場から消えるD。
その場に残ったレオナは、11番に静かに訊いた。
レオナ 「11番、昔の先代の話、いろいろ聞きたいんだけど」
真面目な話なのに
>教室が天井に仁王立ちした、声すらかけづらい車
ここ想像したら笑いが止まらんwww
街灯の光を慎重に避けながら、レイズナーは注意深く左右を見回して、
街の暗がりを選んで歩いていった。
どこに行くというあてはない。ひどい空腹で、胃がきりきりと痛んだ。
最後に食事をとったのはいつだったか、思い出すことすらできない。
とりあえず今は、ウィリアムズの館からできるだけ遠ざかることが重要だった。
里13番に追跡されていないかどうか、レイズナーは頻繁に後ろを振り返った。
ウィリアムズの邸宅の門扉を乗り越える際に痛めた手のひらが、じんじんと痛む。
(くそっ! いくら俺の○ー○がズルムケだからって、手のひらまでズルムケに
なることはないのに)
レイズナーは心の中で悪態をついた。
(とりあえず、船に戻ろう・・・)
街をさまよっているだけでは、らちがあかない。港の方に足を向けた。
激しい疲労と空腹で、足下がふらつく。
ウィリアムズではなく「ゐる」になっている時点で笑い所でした。
本当だ、ゐるになってる。
余りに違和感がなくて全然気付かn(ry
ハイランドの上空にデカ健と桔梗が飛来する。
デカ健 「あそこだ!」
夜の闇に紛れようとするレイズナーを桔梗の持つ白く光る剣のようなエネルギー体が照らし出す。
そこに派手なクラクションを鳴らした車が到着する。
中と天井からわらわら降りてくる海賊たちとウィリアムズ&(おとん説)傷セシ。
教室 「野郎ども、先代をお守りするっすよ!」
「「「「おーーーーーっ!!!」」」」
雄たけびをあげてレイズナーの周りを取り囲む海賊たちプラス2名。
9番 「8番、(・∀・)のアレは見ちゃ駄目だぞ!」
8番 「見ないでどうやって戦えって言うのよ!」
4番 「とにかく顔だけ見てりゃいい!」
8番 「でも、あの顔を見てるとなんか戦意が萎えるのよね」
教室 「百合さんがどんな目にあわされたか思い出すっすよ!」
15番 「くそーっ、百合さんの仇!!」
百合の敵と聞いて桔梗が少し動揺する。
デカ健 「ひるむな、桔梗!行け!」
桔梗 「はい!デカ健様!」
海賊たちの振り回す斧や剣をエネルギー体で次々となぎ倒し、レイズナーに迫る桔梗。
桔梗 「レイズナー、覚悟!」
レイズナーに桔梗のエネルギー体が振り下ろされる。
スッパーーーーーン!!!
ウィリアムズ 「なんということをしてしまったのだろう。レイズナー殿からお借りした帽子を真っ二つに
されてしまうなどとは!(この状況でも、やはり棒読み)」
桔梗 「また貴様か!」
桔梗の振り下ろしたエネルギー体を受けて二つに引き裂かれた帽子を前にorzになるウィリアムズ。
しかし、奇跡的に頭は無傷。
教室 「この隙に先代を車に!」
8番 「傷セシ陛下も一緒に!」
9番と8番がレイズナーと傷セシを車に連れ込む。
教室 「あとはまかせるっす!8番9番、先代を頼むっすよ!」
走り去る車を追いかけようとする桔梗の前に立ちはだかる海賊たち。
デカ健 「まあ、いい。今日はここまでにしておこう。おなかもすいたし、ひとまず引き上げるぞ(・∀・)」
桔梗 「しかし…」
デカ健 「行き先はわかってる。レイズナーのあの様子じゃ、連中もそう遠くには行けないだろう」
デカ健の目にはここからは肉眼では見えないはずの叔父様邸が見えていた。
次の日レイズナーを追って叔父様邸に行くデカ健様と桔梗に何が待ち受けているのか、
今からwktkが止まらんw
最凶神VS最強の戦士フラグキタワァ(AA略)
アナイス「私が出るしかないと思った」
そのころ、半壊状態の<<TOHYA>>。
遠夜は脳内でギャンギャンわめく荒夜を必死に無視し、カウンターに突っ伏している。
シンディ 「あら、こんな時間までお店にいたの?」
荒夜 (ミス・シンディ!)
遠夜 「…シンディさん!」
シンディ 「もう報せは回ってると思うのだけど。逃げないの、店長さん?」
荒夜 (そーだそーだ!逃げる気がないんなら戦えよ!俺に代われ!!)
遠夜 「…はは…少々疲れすぎてしまって、ここから動く気力もないんですよ。
シンディさんも危険です。しばらくここら一帯には近寄らないほうが」
シンディ 「それはそれは、だいぶお疲れのようね。リフレッシュが必要よ」
遠夜に向けて手のひらをかざすシンディ。
キンッと澄んだ音が聞こえると同時に、遠夜の意識が沈んでいく。
シンディ 「まずは充分な睡眠」
その場に崩れかけた遠夜の体は、しかし途中でシャッキリと持ち直した。
黒髪は月光にも似た白銀に輝き、尻尾のようにひと房だけ長く伸びる。
シンディ 「…それから、適度な運動、ね」
荒夜 「恩に着るぜ、ミス・シンディ」
眼鏡をサングラスにかけ替え、ニヤリと笑った。
屋根から屋根へ跳びながら、天使達の気配を探る。
荒夜 「ちっ、あいつら一旦引き上げたみてーだな。
さっきまでビンビン感じてた、あのいけ好かねー気配が消えてやがる」
シンディ 「海賊さんはハイランドに入ったようね。時空の歪みの向こうに気配を感じるわ」
荒夜 「シンディちゃんは人間の味方すんのか?」
シンディ 「私が天界なんかの味方につくとでも思って?」
荒夜 「別に必ずどっちかにつく必要なんてねーし、なんもメリットないだろう?」
彼女は優雅に空を飛びながら、ふふんと笑う。
シンディ 「面白そうじゃない。あの蛮勇が気に入ったのよ」
遠夜、“適度な“運動ですめばいいなw
荒夜&シンディと桔梗のガチンコ対決第二ラウンドちょ→期待してるw
しかしそうすると、荒夜シンディは負け戦確定な罠
ここで桔梗が負けちゃうとアナイスのおもてなしは受けられないしw
あるいはアナイス料理を食べて命からがら逃げ出したところで対決
…ってハンデ有り勝負の場合ガチンコと言っていいのかな?
じゃあ、荒夜&シンディの対決は榊ちゃんに代行してもらっちゃうとか。
羽が生えてるってだけで、「あいつらのナカーマ!!」と逸った荒夜の先制攻撃で銭湯が始まる!
717 :
716:2007/06/20(水) 22:00:32
って銭湯が始まってどうするんだ・・・…_| ̄|○
榊ちゃんはポルシェと鬼ごこぉ役が待ってるからなぁ
白蓮…はちょっと踏んだり蹴ったりで可哀想だから、白鳥あたりどうだろう
期限はまだ6日あるから
アナイスの料理を食べて命からがら逃げ出す→天界でエネルギーチャージ
翌日、砂を追おうとした所に怪盗歌姫が立ちはだかりバトル開始、
緒戦は引き分けでまた次の日に持ち越し
しかし次の日には新たな刺客の罠が桔梗を待ち構えていた!
延々戦い続ける桔梗の明日はどっちだ、とか。
そして榊ちゃんはポルシェを追い続けると・・・・
※人によっては1/2に不謹慎と取られる表現があります。
気になる方は2/2だけでもある程度話が通じますので1/2は飛ばしてください。
東京(仮)アパート・・・
司 「ちくしょー、釣りだろ、釣りなんだろ?締め切り近いから実況する暇なんて無いのに」
専ブラの更新ボタンを連打する司。よっぽどスレの流れが速いのか、毎回レスが伸びていく。
ブラウザの中で辛うじて写真屋が開かれているが、画面のすみに追いやられている。
司 「逆切れ発言キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !
釣りの癖に釣られてんじゃねーよwwwwwwwバロスwwwwwwwwwって、まさかフリーズした?」
マウスを動かそうとしても、文字を打とうとしても、まったく反応が返ってこない。再起動しようと思ってもだめだ。
仕方梨に本体の電源を切ろうと思ったとき、突然無数のポップアップが開き始めた。
司 「な、何なんだ!?時限式のbrkrでも踏んだのか?」
黒いウインドウが白い文字で埋め尽くされ、また次が出てくる。
司 「やばいウイルスか?このままじゃ壊れる・・・あれ、もしかして、これ文章になってるのか?」
よくよく目を凝らしてみると、英語に似た言語で何度も同じ文章が繰り返されている。
司 「何だ、このウイルスは・・・」
ひとつの文章の中に二つの単語がよく出てくる。訳まではできなくても、それが人の名前だということはなんとなくわかった。
そして、多分同じ音だろうということも。
司 「L・a・y・z・n・e・rとR・e・i・s・n・e・r・・・れいずなー?レイズナーって、まさか・・・!」
ディスプレイに被りつく司の後ろで、空間が白く歪む。
司 「蒼き○星S(ry」
「ち・が・い・まーすっ!」「
>>2の職人のお約束抵触!」
スパーンッ!!
左右両方から頭を叩かれ、つんのめる司。すぐさま後ろを振り返ると、そこにいたのは・・・
「こんなところまで入り込むなんて、よっぽど焦ってるのかしらん」
司 「あ、あなたは・・・」
大魔女V 「ねえ、坊や。一スレで暴れることしかできない荒しより、
この世界全体を吊り上げようとしている奴の相手して見る気はなぁい?(はぁと)」
司 「何でマリマリとVさんがここに?」
マリー 「勝手にお部屋に入ってごめんなさい」
マリオ 「おまけにハリセンで叩いたりしてごめんなさい」
見ると、マリマリの手にはしっかりとハリセンが握られている。
司 「い、いや、別にツッコミはいいんだけど・・・イタカッタケド」
V 「あなたは気付いてないだろうケド、今ネットを使うのって結構危険なのよん」
司 「危険?」
司の疑問に応えず、パソコンに手をあてるV。
V 「不思議空間全体に神気がたちこめ始めてるてるから、悪魔はひとたまりもないでしょうね。
ただ、まだレイズナーの命を狙うことは諦めてないみたいだけど・・・」
司 「神気?悪魔??霊砂??」
日常生活では出てこない単語の数々に混乱する司。
マリー 「霊砂じゃなくてレイズナーさんです」
司 「だから、青き流s(ryがなんだって?」
マリオ 「レイズナーさんは、海賊船のお父さんですよ」
司 「そう言えば、キャプテンの義理の親父さんが生返ったとか何とか・・・だけどそれとこのパソコンに何の関係が?」
V 「電波は空間と空間をつなぐ糸になる。よく言うでしょ、電話やネットで呪いをかけるとか、幽霊が現れるとか。
その糸の間に、壮大な釣り氏が潜んでいるの。
詳しいことはカクカクシカジカで教えてあ・げ・る(はぁと)ところで司君、パソコンがお得意のようね」
司 「はぁ・・・まあ趣味レベルですが」
V 「充分よん、それで♪実は、敵を電脳空間に逃げ込ませないようにネットで結界を張りたいんだけど、
アタシ達みんなパソコン苦手でできなくって」
マリオ 「奥には毎回張り付いてますが」
V 「あーらマリオ、何か言ったかしら?」
マリオ 「何でもありません!」
司 「しかし、パソコン使えないのによくそんなことしようと思いましたね」
V 「Dちゃんにばっかりいいカッコさせられないじゃない♪それに、レイズナーって何だかカッコいいしぃ(はぁと)」
マリー 「ちなみに、今の発言は単なるミーハーですのでフラグ立てではありません。あしからず」
司 「とりあえず、Vさんが描いた絵をネットでうpればいいんですか?」
V 「そんなことしても意味ないわ。文字通り、ネットワークで結界を形作るのよ」
そう言って、懐から設計図と書かれた紙を取り出すV。受け取った司はしげしげと眺める。
司 「叔父様邸に海賊船・・・って、これまさか不正アクセス?ハッキングじゃねーかyp!無理無理、
ただの厨房のレベル超えてますって。それに、パソコンなら俺よりミシェルとかのほうが・・・」
ピンポーン
ミシェル 「すみません、僕の初恋の人を知りませんか?」
724 :
723:2007/06/20(水) 23:03:26
すみません、2/2でといっときながら入りきらず三分割にしてしまいましたorz
なんだか下書きなしでテキトーに書いているのがうかがえるな。
>>718 今、シラトリを出すのはまずいと思う。
デカ健様の腰のハクチョウと混同するから。
桔梗は6日間色んな敵と戦い続けるかもしれんのに
榊ちゃんは6日間ひたすらポルシェ追い続けるんだな・・・
ってそんなにガソリンもたんけど。
Vたまとマリマリいつ出てくるのかと密かにニラニラしてたんで嬉しいw
予告で金属バット持って家を飛び出した(のか?)兄者はどこに入るんだろう
※傷セシおとん説、エマは田舎娘養女説。
一方こちらは叔父様邸。
9番の運転する車でどうにか逃げ込んできたレイズナーとオトン傷セシ。
叔父様 「事情は聞いているよ。もしもこの屋敷に追っ手が来たら、
我々が全力をもって食い止めると約束しよう」
レイズナー 「すまない、叔父様とご家族にも迷惑をかけてしまうかもしれないが…」
叔父様 「なに、困った時はお互い様というものだよ」
エマ 「客間を整えておきましただよ。皆さんお疲れだべ、ゆっくり休んでくんろ」
オトン傷セシ 「ありがとうよ、ダチのために。
叔父様、いつかお前さんが困った時には俺達が力になるぜ」
叔父様 「期待しているよ」
そしてその夜は襲撃も異変もないまま無事に明け、翌朝。
早朝のハイランドの空き地にミニッコ達が集まっている。
延 「ぼ・ぼ・僕らはノエルー探偵団!
困った時はノエル探偵団!ノエル探偵団をよろすこ!!
…というわけで。僕達も海賊のオジサンを助けるために一肌脱いで大活躍しようじゃないか!」
ノエル 「大活躍って、僕ら子供が危ない事に関わったら叔父上や兄上に叱られるよ」
延 「大丈夫だって!叔父様が言ってたんだろ?足止めするだけでいいんだって」
こはく 「足止めって言ってもどうすればいいんだ?」
あきら 「落とし穴掘るとか?」
ミュウ 「天使って羽が生えてるから鳥の仲間でしょ?
大きい目玉のついたカカシを立てておけば追い払えるんじゃない?」
なぎさ 「天使様と鳥は違うと思うけど…」
みどり 「漁に使うネットを使って罠を仕掛けたら?」
サクラ 「その昔忍者はマキビシというものを撒いて追っ手を足止めしたそうですわ」
と、あれこれ知恵を出し合うミニッコ達。
作戦が決まるとそれぞれ持ち場につくべく各所に散っていった。
おお、ミニっ子のホームア□ーン待ってました!
久しぶりに十分な睡眠と食事をとり、レイズナーはやっと人心地がついた思いで
ソファにくつろいだ。
ゆるゆると吹く風が、レースのカーテンを揺らす。
窓の外には、見事な庭園が広がり、木々の緑が目に染み入る。
とても命をかけた戦いの真っ最中にいるような気がしない。
昨日のデカ健との戦いが、夢の中の出来事だったかのような錯覚すら覚えた。
叔父様「剣はどうしました、レイズナー殿」
叔父様に話しかけられて、レイズナーははっと我にかえった。
レイズナー「昨日の戦いで失いました・・・」
レイズナーは、デカ健との戦いの様子をくわしく物語った。
身を乗り出して聞いていた叔父様は、話が終わると、うなり声をあげて
ソファの背もたれに背中を戻した。
叔父様「ふうむ・・・。スーパー草の装備か」
レイズナー「あの装備をご存知なんですか?」
叔父様はうなずいた。
「あの装備と戦うには、尋常な武器では無理だ。しかし・・・」
「しかし?」
「対抗できる武器が、ただ一つだけある」
「本当ですか?」
レイズナーは色めき立った。叔父様は、重々しくうなずいた。
叔父様「我が家に代々伝わる、伝統の武器・・・」
叔父様は、言葉を切って、しばし沈黙した。
「ただし、それを使いこなせるのは、選ばれたものだけだ」
再び口を開いたおじさまの口調に、レイズナーの首筋の産毛が、ちりちりと
逆立った。
叔父様はソファから立ち上がると、マホガニーのデスクに歩み寄り、
引き出しから古めかしい鍵束を取り出した。
叔父様「付いて来たまえ」
レイズナーはうなずくと、叔父様の後に続いた。
書斎から出ると、叔父様はホールを突っ切り、地下室へのドアを開けた。
階段を下り、突き当たりでもう一つのドアを開ける。壁際のスイッチを入れると
白熱灯がつき、薄ら寒い地下室の棚にピクルスの瓶だのチーズだのの食料が、
ぎっしりと保管されているのが照らし出された。
叔父様は食料棚には目もくれずに地下室を突っ切っていく。レイズナーは
黙って後に従った。
地下室の端に行き着く。そこには数百本のワインの瓶が棚に横にされて並んでいた。
叔父様は、迷うことなくそのうちの一本を引き抜くと、鍵束を持った右手を
つっこんだ。
ガチャリ。
鍵が開く音がし、おじさまが力を込めて棚の一つを押す。きしみ音をあげて、
棚が回転した。
息を止めて見守るレイズナーの前に、頑丈な鉄の隠し扉が姿を現した。
長編ヌッタギリ失礼
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★★ミニバラ好き!★★Part18 [園芸]
【初心者】ここでフィギュア作ろうぜ!19【救済】 [模型・プラモ]
今このスレを28番と15番が見ているらしい
叔父様は鍵束の中から別の鍵を選び出すと、鉄の扉の鍵穴に差し込んだ。
ギィィーッ。
棚よりもさらに重々しい音をあげて、扉が開く。扉の先には、漆黒の闇が
ぽっかりと口を開けていた。
地下室の明かりにわずかに照らされる入り口のわきに、古ぼけたランプが吊るされている。
叔父様はポケットからマッチを取り出すと、ランプに灯をともして手に提げた。
ぼんやりとした明かりに照らされて、扉の奥には、地下室のさらに地下につながる
階段が続いているのが見て取れた。
叔父様「足元に気をつけて」
レイズナーは黙ってうなずくと、叔父様に続いて階段をおりた。
カツーン、カツーン・・・。
階段の壁に足音が反響する。下るに連れて空気が薄くなるようで、レイズナーは
息苦しさを覚えた。
やがて下りきり、突き当たったところにさらに扉がある。
今度は鍵はかかっておらず、叔父様が押すと渋りながらも扉は開いた。
叔父様「我が家の武器庫だ」
叔父様が体をずらして場所をあける。レイズナーは扉の先に足を踏み入れた。
ランプの明かりに、数えきれないほどの剣や盾、槍や矛などが照らされて、鈍い光を放っていた。
・一職人の連続投稿はなるべく控えましょう。
ランプの芯がちりちりと音を立てる。
叔父様は、無数の武器の間を縫うようにして、地下室のさらに奥に歩を進めた。
いったい何世紀前からここに隠されてきたのだろう。レイズナーは古い武器を
物珍しげに眺めながら後に続く。
突然、目の前にいくつかの人影がぼんやりと現れ、思わず身構えると、それらは
古めかしい甲冑だった。
こんな地下にも蜘蛛はいる。奥に進むにつれ、蜘蛛の巣が行く手を阻み、
叔父様とレイズナーは粘つく糸を掻き分けながら歩かなければならなかった。
ようやく目的の場所にたどり着いたのか、叔父様が足を止めた。
ランプの明かりに、古びた金庫が照らし出される。
叔父様「持っていてくれ」
叔父様はランプをレイズナーに手渡すと、金庫の扉の前に膝をついた。
レイズナーのかかげるランプの薄暗い明かりを頼りに、ダイヤル錠を回す。
小さな金属音がしばらく続き、最後に鍵束から鍵の一つを取り出して鍵穴に差し込む。
鍵をひねり、レバーを引くと、かちりと音がして扉が開いた。
むっと黴のにおいが押し寄せる。
叔父様は金庫の中に手を差し入れ、あるものを取り出した。
レイズナー「これは・・・!」
叔父様はうなずいた。
「これが我が家の伝説の武器だ。これがあれば、デカ健に対抗できる」
レイズナーは、目の前に、かすかに希望の灯がゆらめくような気がした。
あ〜あ…
※一部捏造設定があります。
レイズナー「これは…」
そこには、デカ健に折られたのとそっくり同じ剣が収められていた。
叔父様「キャプテン・セシルの剣。…そう言えば、わかるかな」
レイズナー「本物か!?」
叔父様「さあて」
叔父様は空とぼけた。
三百年以上前の海の覇者、稀代の海賊キャプテン・セシル。
海で拾った赤ん坊に「セシル」と名付けたのも、彼にあやかってのことだった。
叔父様「まあ、彼の剣と称するものは世界中に数百本はあるだろう。
伝説はさておき、剣としてはまあまあの出来だと思うよ」
力を込める。案外すんなり抜けた刀身には錆び一つない。
この剣が本物か偽物かなんて、どうでもいい。
だが、俺はこの剣を、この剣は俺を待っていた。
抜いた瞬間、そう確信した。
レイズナーはニヤリと笑った。
レイズナー「…借りるぜ、叔父様」
叔父様「ご自由に」
嫌な予感がしたので面白くない方向に話持ってっちゃった
楽しみにしてた人スンマソ
その三百年以上前の海の覇者キャプテンセシルって、
もしかして今上野公園でゴザ敷いて寝てる人か!?wwww
>739
ありうる・・・鴨試練www
保管庫の人物紹介ではノーマルと焦げの区別ナシって書いてあるけど
オトン→ノーマル
居候→焦げの他人の空似で同時出演アリにできないかな?
>>740 自分の中ではすっかりその認識だったわ
>>738 ということで在りし日のキャプテン焦げセシ大航海を書いたら許してやろうw
おとん説傷セシと居候傷セシは前にも同時出演してたから有りだと思う。
漏れも居候が焦げのイメージだな。
ハイランド経由のワームホールをくぐるデカ健と桔梗
デカ健「丁度いい機会だから装備をバージョンアップしておくか」
といって背伸びをするデカ健。
桔梗 「は?それが最終形態じゃないんですか?」
デカ健「いいや、俺も好きだし幼天使のウケがいいから
この姿にしてるだけ」
デカ健を中心にぶわっと緑の葉がとびちる、
よく見るとそれは細かい羽毛だった。
目をくらませるような羽根が消えると
そこに現れたのは腰の部分に蔓や葉の細工がほどこされた金の鎧をまとった
デカ健の姿だった。
桔梗 「デカ健様これは…!」
天界の歴史に残る魔との大戦に使用されたといわれている破邪の鎧。
後草の装備はこの流れ汲んで作られたものらしい。
桔梗は今さらながらデカ健が本気であることを知った。
桔梗 「しかしデカ健様。人間相手に破邪の鎧が…」
通用するでしょうか、と言いかけて口ごもる。
通用しないなら師すべき魂を守ろうとする人間は邪ではない事になってしまう。
デカ健「さあ?神に反する不届き者なんだから効き目あるんじゃない?」
桔梗の飲み込んだ言葉が聞こえていたように答えて、
デカ健は人の悪そうな笑顔を浮かべる。
それはそうだろう。そうでなくてはならないはずだ。
なのに桔梗の胸の中に言いかけた言葉が消えずに残って不快感をあたえる。
そらした目がふとデカ健と合った。
そんなことに疑問を持つなんて天使にあってはならないはずだ。
なのにデカ健は不思議と満足そうに笑った。
デカ健「まぁ考え方なんて色々あった方がいいのさ。
じゃなかったら天使なんて一人で十分だし」
夕霧 「私がいけないんです…私が」
パフ 「姐さん…泣くのはよしな…だじぇ」
パピ 「そうさ…きれいな顔がだいなし…だじぇ」
夕霧 「ごめんなさい…ごめんなさい……」
遠くで、天使たちの戦いの気配がする。
私も行かなくてはならないのに、怖くて足がすくんでしまう。
地上は、天使も魔族も妖精族も、SD(ひと)と手を取り合える場所と聞いていたのに。
なぜ、こんな事になってしまったのだろう。
夕霧 「私のせいなんです…あの時、目を離しさえしなければ」
トッピ 「ねえさん、それはちょっと違うんじゃ…ないか?」
夕霧 「トッピさん…」
トッピがいつものシガレットチョコ(ニガニガビター)を差し出しながら、
口の端だけにハードボイルドな笑みを浮かべた。
トッピ 「確かに…発端は幼天使たちが…迷子になったからかもしれない。
だが…あんたの雇い主は、いずれ、はぐれオミタムァを見つけ出した…とは思わないかい」
ユニ 「自分ばかり責めるのは、苦しいだけでつよ。
夕霧たんには、やることがあるんでつから。後悔するのは、その後でいいでつ」
夕霧 「私の…するべきこと。幼天使たちと、椿さんを連れて帰ること…」
トッピ 「それだけ…わかってりゃ、上等だ…ぜ」
サシャは、さめざめと泣きくずれる13少女ほどの背丈の天使が、
幼SDとMSDになぐさめられ、励まされる光景を奇妙な感覚で見ていた。
サシャ 「だってSD以上が相手だと、緊張して話せないみたいなんだもの」
カイ 「元気デタ。ヨカッタ」
サシャ 「無駄に元気なのも、向こうにいるけれどね…」
ジョー 「Hey! Hey! Hey! Hey! VeryHardなPlayだZE!」
オリビア 「Hey! Hey! Hey! One more set! トレーニング、ナマケてるんじゃないノ?」
資料として購入してあったDVDを勝手にセットし、
白い歯を輝かせた底抜けの笑顔で、『ビリイズビートキャンプ』を踊っている
ジョーとオリビアは、何のためにここに来たのか、たぶんもう忘れているだろう。
夕霧は、トッピにもらったチョコを口にした。
カカオ98%と書いてあるそれは、ほとんど苦いばかりだったけれど、
後口の香りで少しずつ落ち着いてくる。
そうだ。こうしちゃいられない。
小さな迷子たちを探して連れ帰るのは、私の役目だ。
『そうよ』と、遠くから暖かく包むような声が聞こえた気がする。
夕霧 「あ、あの! サシャさん…カイさん、お願いがあります。
…ご迷惑をおかけしてるのに、こっ、こんな事をお願いするのは、
ほ、ほんとに、あの、ずうずうしくて、申し訳なくて、その……」
サシャ 「わかってるわ。手伝うわよ、幼天使探し。情報収集なら任せて」
カイ 「困ッタトキハ、オタガイサマ。何カワカッタラ、案内デキル」
夕霧 「ありがとうございますっ!!」
ジョーとオリビア、いい加減うざい。
受けると思って書いてるの?
今回の長編における貴重な和み要員にキッツイな(笑)
一度受けたからって、同じようなのをしつこく繰り返されたらたまらないよ。
ルール貼っとく。
・意見や感想は、言葉使いに注意しましょう。
意見内容がまっとうでも表現が攻撃的だと荒れの元になります。
トッピのシガレットチョコももう秋田。
叩き見秋田〜
正直な感想を書いたら、荒しと同一人物にされるのかww
下手な職人ほど批判には過敏だな
批判ばっかりしてるから上手くなれないんじゃね?そういう人って。
もうちょっと素直に受け止めることも大事だぞーと思う。
ジョー&オリビアの職人、必死だなw
アテクシのすんばらすぃネタを批判するなんて、許せない
キーーーーってかw
素直に受け止めた結果、マンネリ、ツマンネという感想を抱きました
さあ、>755が、素直に受け止めて上手くなった作品を投下します!
はい、どうぞ!
....逃げた??
逃げたね。
ゴルァ、
>>755、出てきて勝負しろや!
しかしよく読んだら、
>>755の文章って、ジョーとオリビアの職人を責めてるのか、
批判している人を責めてるのか、よく分からないな。
>批判ばっかりしてるから上手くなれないんじゃね?そういう人って。
ここは批判している人を責めている文だし、
>もうちょっと素直に受け止めることも大事だぞーと思う。
ここは批評を受ける側に対する言葉だろう。
整合性がなく、支離滅裂。
どっちの味方なのか分かるように書くべきだね。
まあ、ここの古参職人さんの典型的な文章力レベルだね、>755はw
>>761 ああ、ごめん。
素直に他人の書いた作品を受け取らないと自分のセンスも磨けないので上手くならないぞ、と言いたかった。
そして
>>754を批判ばっかりしてる奴らに向けた文章だと誤解してたorz
国語の勉強しに逝ってきます
「だじょ」とか付けてれば受けると思ってんのかよw
×「だじょ」
↓
○「だじぇ」
揚げ足取りが好きな古参職人がいるから訂正しとく。
※28番とまどかはお互いに恋愛感情を持っています。
榊ちゃんが相変わらず厨なので、マンネリが嫌いな人はスルーお願いします。
帝都ホテル最上階のスウィートルーム。
銀ミカとゆきがルーム・サービスの朝食を取り、身支度を済ませたところである。
銀ミカ 「じゃあ、そろそろ行こうか」
ゆき 「はいでしゅ」
銀ミカ 「とはいえ、ただ逃げ回っているだけでは埒があかないな。
なんとか海賊たちとつなぎをとらないことには」
部屋のテレビで昨日の早朝の港での騒ぎや夜のハイランドでの抗争(?)のことは銀ミカも知っていた。
今回の騒ぎにかかわりのあることだろうということも想像はついた。
早くゆきを保護者に返してあげなくてはと思うものの、問答無用で攻撃を仕掛けてきた天界側に
ゆきを渡すこともためらわれる。
詳しい事情を知らないせいもあるが、今のところ銀ミカの目には天界は限りなくDQNなヘンタイ集団に見える。
ここにいるゆきを除いては。
銀ミカ 「ごめんね、ゆき君。もう少し事態をはっきりさせたいんだ。
だから、もうしばらく僕と一緒にいてくれるかい?」
ゆきはこくりと頷いた。
そして、同じ帝都ホテルの隣の部屋。
28番 「まどかさんを野宿させるわけにはいかないからホテルに部屋を取りましたけど、
パピイさんに知られたら、俺、頃されますね」
まどか 「父にはもう連絡しましたわ。28番さんと一緒だから心配しないようにと」
28番 「心配するでしょう、普通。
それに、同じ部屋に泊まって何もなかったってヒースさんたちに知れたら、何を言われるか
わかったものじゃないし、変な誤解されても面白くないな」
まどか 「何をひとりでブツブツおっしゃっていますの?
ところで、昨日の8番さんからのメール、あればどういう意味なのでしょう」
『スウィートドリーム』を出た少し後に8番からのメールを受け取った。
ウィリアムズの屋敷に匿われたレイズナーが姿を消したと知り、いったんハイランドに向かったまどかと
28番だったが、無事に叔父様邸にレイズナー一行が到着したと連絡を受けて、急遽宿を取ることにした。
帝都ホテルを選んだのは近かったのもあるが、まどかが父や母と何度か泊まったことがあるので、
勝手を知っていたからだ。
それに、28番としてはまどかを安宿や「ラ」で始まるホテルに泊まらせるつもりはなかった。
そして、1人で泊まらせるのも心配だったので、一緒に泊まることにした。それ以上の意味はない。
28番 「『5年』とか『契約』ですか…。先代が亡くなったのが5年前だけど」
まどか 「『5年』とは、そのことを示しているのでしょうか。では、『契約』とは?」
28番 「先代が誰かと契約を交わしたとか?まさか、その契約の結果として先代が蘇ったと?」
まどか 「だとしたら、先代が契約を交わした相手というのは…」
思わず顔を見合わせるまどかと28番。
28番 「つまり、先代のオミタムァを狙っているのは(・∀・)だけじゃなくて…」
まどか 「とにかく、すぐに叔父様に連絡した方がよろしいようですわね」
携帯を取り出す28番。
叔父様の屋敷に電話をかけるが、誰も出ない。
続けて、叔父様の携帯にかけてみる。電源を切っているか電波の届かない場所にいるとのアナウンスが
流れた。
28番 「じゃあ、ヒースさんの携帯に。やはり出ない!まさかお屋敷で何かあったんじゃ!
とにかく行ってみましょう!」
まどか 「はい!」
部屋のドアを開けた途端にまどかが悲鳴を上げる。
隣の部屋からささやかな布だけ纏った男(?)が飛び出してきたからだ。
榊 「ゆきいいぃぃぃぃぃぃいっ!どこに行ったのですかあぁぁぁぁあっ!!!」
咄嗟にまどかの目を塞ぐ28番。
28番 「見てはいけません、まどかさん!目の穢れです!」
数分後、警備員達に取り押さえられた榊はkに連行される。
榊 「ち、違うんですぅぅぅううっ!!!ゆきぃぃぃぃいい!!!」
ほんとマンネリだ
>745タンの
>ジョーとオリビアは、何のためにここに来たのか、たぶんもう忘れているだろう。
>768タンの
>今のところ銀ミカの目には天界は限りなくDQNなヘンタイ集団に見える。
ここヌゲーワロスwwww
職人様s、グッジョブ!
叔父様邸で何があったんだw
無理して褒めることはないよ。
また付け上がってマンネリ書くから。
批評家もマンネリ化してるね
せっかく話進んできたのにまたつまらんレスで止めないでくれよ
読み手側もいつもの人に釣られすぎ。スルーラ覚えたんじゃないの?
ていうかスレの流れ自体マンネリと化してる
長編→駄々こね→必死にマンセー→長編→駄々こね→必死にマンセー→長編…エンドレス
皆が皆意地張って退かないからあと1スレはこんな流れが続きそうだな
長編がちゃんと投下され続けてるのは書き手さん達が嵐をヌルーできてる証拠。
長編→駄々こね→書き手が長編書き控え→立ち消え→過疎化
よりは今のがマシ。
ネタ部分だけ拾い読み、叩き感想はAA貼られたと思って読み飛ばしてるよ。
批評家ごっこにつきあうの疲れるんだよな・・・。
ひとりで受け答えして必死で釣ろうとするし。
感想はともかく長編全部終わってから野次・批評にして欲しい。
テンション下がるったら・・・あ、それが目的なのか。
でも釣りが書いたネタが混ざってるからな
>778
釣りが書いたネタは読み手がスルーラかけたり書き手が軌道修正したりで
今のとこ話の流れ自体は変質してない…ハズ
ハイパー草の装備も黄金聖衣に替わったようだしなw
釣りのネタから使えそうな所だけ残しつつ、
地雷部分はスムーズに撤去。
軌道修正の巧みさに職人技を見た。
ちょ、そんなことより本スレから
>七月の天使のすみかフェア
>新スタンダード追加。
>SD13少女エレナ
>SD少年マーク
>PSホワイトのオプションパーツ発売。
>フルチョの内容に変更あり。
マーク!!!
名前はこの際目をつぶるとして、造形が誰なのか超気になる!!!
そういう話は本スレでやってくれよ。
783 :
ミミ弟:2007/06/22(金) 13:46:04
ついに俺の時代!!
「そんなこと」なんだ…
せっかく職人さんたちが軌道修正してくれてるのに
>>780 しかしおかげで、他人の話を勝手に軌道修正してもいいっていう前例を荒らしに与えちゃったぞ
どっちが残るかはまともな読み手の反応と他の職人さん次第
ゆきに関する榊の取り乱しっぷりも、もう何回出てきたことか...
いい加減おなかいっぱい。
マンネリってのは当たってると思う。
>>780 自画自賛乙。
よくあの程度の文章力と構成力で、自分の文を「職人技」なんて書けるねwww
>781
話題提供トン。
マークかっこいいらしいね。
13ミミの弟設定で行けるかっこよさだといいな。
名前もジョー・ミミ・マークって並べるとそんなに違和感は無いような奇が須。
海賊船のレイズナーの部屋。彼の氏後も11番が定期的に掃除していたので生前のまま保たれている。
しかし、復活した今は基本的にウィリアムズの家に居候しているので、
今回のような有事でなければここは泊まるときに使うぐらいだ。
11番が、机に伏せられた写真立てを取り上げる。
レオナ 「…これは」
11番 「先代の、亡くなったご家族です」
青灰色の目の利発そうな少年を抱いたレイズナーと、杏色のアニ目を持つ女性の色あせた写真。
写真の中のレイズナーは、両目とも息子と同じ色をしていた。
11番 「奥様が亡くなられたとき、先代は自分の右目を奥様のそれと入れ替えたんです。
『俺の見ていた世界を半分やる。だから、お前の見ていた世界を半分くれ』そう、言って…」
レオナ 「あんたはそれを見てたのね。でも、キャプテンは知ってるの?」
11番 「いえ、キャプテンが拾われるずっと前のことだし、誰も話さなかったと思います」
レオナ 「親子ね……同じこと考えるなんて」
キャプテンの眼帯の下の、すみれ色のアニ目に思いを馳せるレオナ。
レオナ 「…でも、思い出は懐かしむもので、縛られちゃいけないのよ」
いつになく強い口調で、意味深なセリフを口にする。
11番はその意味が汲み取れず、ただレオナを見つめるばかりだった。
一方こちらは、冥土の旅に出た巫女ののとリンク。
未知の土地での冒険は慣れっこの巫女ののと違って、リンクは銀十字の錫杖を握りしめgkbrしている。
巫女のの 「神父様、そんなに緊張なさらなくても…」
…と言っているハナから、小さな霊魂がリンクめがけて飛んできた。
霊魂 『カエリタイ・・・アノ世界ニ、カエリタイ』
リンク 「おわぁぁぁあっ!?」
大げさに驚いて、大げさに錫杖を振り回す。偶然、先が霊魂を掠めた。
霊魂は『ピッ!』と鳴いたあと、ジュワッと音を立てて蒸発した。
巫女のの 「神父様!」
リンク 「あわわわ……今のは…」
巫女のの 「心配ありません、あの霊魂は十字架が持つ神の力によって浄化されました。
少し、転生する順番が早まっただけのこと」
リンク 「あーよかった、私が罪のない霊魂を消してしまったのかと…」
へなへなとその場に座り込むリンク。あたりの気配を探る巫女のの。
巫女のの 「氏者の取り違え…名前が同じというだけでは、間違えられはしないはず。
おそらく、オミタムァの波長がレイズナー様と酷似しているのでしょう。とすれば…」
レイズナーに似た気配をかすかに捉えた、その瞬間。男性の悲鳴が聞こえた。
声を頼りに走る巫女ののとリンク。ほどなく、老人の首を締め上げる白い服の女が目に入った。
巫女のの 「悪魔! 非合法な冥界へのワームホールを通じて侵入したのですね。
致し方ありません、もう一人のレイズナー様を探す前にこちらから退治せねば」
リンク 「あ、悪魔ということでしたら、こここの銀十字も効きますかね!?」
巫女のの 「おそらく! 私が札で動きを止めます、その隙に!」
二手に分かれ、巫女ののは袂から取り出した結界札を投げつけた。
巫女のの 「悪霊退散!」
札に縛られ、女の手から力が抜ける。老人がその場にくずおれた瞬間、
リンク 「ちぇすとぉおーーーーーーーーーー!!!!」
女の胴に、まともに銀十字の錫杖が入った。腹に焼け焦げたように残る、十字の痕。
女 『…何故、ここに神の力を持つ者がいる…!?』
リンクに壮絶な形相を向けたあと、女は虚空に消えた。
13ミミ家は何人設定だ…?
たしかにミミと名付けるくらいだからハーフでもおかしくないのかも
リンク、何処で示現流を学んだ!?w
リンクは「ちぇすとぉおーーーーーーーーーー!!!!」 なんて言わない。
勝手にキャラ改変しすぎ。
そもそもリンクが戦力として活躍するネタ自体が今までなかったというのに
言うも言わないもないと思う・・・単に聞きかじった知識で
「攻撃するときにはチェストー!て叫ぶ」と思い込んでるだけだと思うし
それが何処ぞの流派のものなどとも知らないだろう。
あ、吊られたか。ゴミン。
>795
ゴメ、自分793だけど職人さんのネタにケチつける気は全くなかった。
あのリンク神父が「ちぇすとー!」言うギャップネタが面白くて
ツッコミ入れたつもりだった。
>790-791職人様、気を悪くされたら申し訳ありません。
ところで、ネタバレにしてしまうので改行入れるが
このスレの砂目はアニメがいい?それともデフォ目?
特に意見がなければ
>>791タンの方向でいいかな
まあ、映画版なので通常設定とは別!と割り切ることもできるが
>797
漏れは眼帯の下は杏色のアニ目でイメージ定着してたw
799 :
795:2007/06/22(金) 15:54:56
>796
いやいや、794が釣り?と思っただけです。紛らわしい書き方でスマソ
実際自分もチェストー!は聞いたことあるけど示現流というのは
ぐぐるまで知らなかったし。(しかも実際には言わないらしい)
>797
元々このスレの砂は眼帯の下はあんず色縦長アニ目という設定だったはず
キャプテンがすみれ色アニ目だからじゃあ砂も!程度のノリだが
ただ、氏んだ奥さんのものという設定は長編の中だけ、としてもいいと思う
もしマークが13ミミ弟だとしたら、マークって本名かな?
雪之丞がジョーになってるみたいにマークもあだ名なのかも。(命名はたぶん四郎)
>マーク
オカンに「まーくん」と呼ばれてたのを本人がカッコつけて横文字風にした…
とかだったらヤだなw
>801
真っ先に考えたのが同じだったw
本名は正男とかで
正樹とか雅治とかもっと格好良さげな名前でも…と思ったけど
ださければださい程、マークとのギャップがいいのかもしれないw
昌也とか正義にしてあげてw
みんなミミ弟に実体つけてあげようと 必 死 だ な w
そういう自分もオカンがglobe好きとか真亜玖と書いてマークと読むとか
DQNな理由ばかり考えてたが。
雅治いいじゃんw産まれた場所は福山だ
マークが弟君だとして、名前は別にそのままでもいいんじゃないか?
13ミミが実は外人またはハーフだったとして、今までもこれからのネタにも
あんまり影響なさそうだし
今13歳以下の子って考えたら、生粋の日本人でもマーク君くらいいるかもな。
何せ、ミカエル君て日本人が実在するご時世だ…。
ちなみに誰か、エレナのことも…。
名前はロシア?っぽいけど、ジョーの関係者かな?
マーク、ハンドル名は「弟」か「まーくん」かどちらだろうwww
・いつまでたっても「実体のないキャラ」として登場
・本名「マーク」なのに、誰もが「マー君」としか呼んでくれない
どっちがイヤですか、13ミミ弟くん。
極限状態なので銀ミカのセリフが少しキツ目です。
ご理解とご協力のほどをお願いします。
一夜明けてせめて海賊達と連絡を取るために関係者をあたろうと
ホテルのチェックアウトを済ませて間もなく、
どこからそれを察知したのか昨日の変質者(もとい保護者)が現れた。
幸い車に乗り込んだ後だったので追いつかれる事はなかったが、
一晩中ゆきを探し歩いていたようで
唯一の服のロングコートも埃だらけのボロボロで血の気の引いた顔をしているが、
それでもひたすらゆきを追いかけてくる。
ガンギンゴン…ガスッ
榊 「ゆきぃぃぃぃ!ゆきぃぃぃぃぃ!!」
ゆき「さかきちゃんっ!いたい、いたいでしゅ!!」
一緒についてくると誓ってくれたゆきだったが、
痛々しい榊を見ていられないのか電柱や標識にぶつかるたび悲鳴をあげる。
蛇行運転する車に前も見ずにぴったりついてくるので
榊はあちこちボコボコでまるでゾンビのような姿になっている。
榊 「ゆ・・・!」ゴガンッ
追ってくる姿はDQNそのものだがそれでもゆきには好かれているらしい。
銀ミカはそんな声を上げさせたくなくて障害物のない方へと
避けているうち車は湾岸沿いに出てしまった。
その時大きな道路案内図が。
ドゴス。
榊 「ぐぉぉぉぉぉぉぉっ」
これは効いたのか追ってくるスピードが遅くなる。
ゆき「さかきちゃん!!!」
銀ミカ「やめろっっ!!!」
その声があまり胸に痛くて叫んでから自分の声のきつさにはっと我に返った。
ゆきが銀ミカを初めて見る人間のような目で見ている。
銀ミカ「ごっごめんっ!これは違うんだ!そういう意味じゃなくて・・・!!」
ゆき「ふっ・・・うっ・・・うわぁーーーーーーーんっ!!!」
ぷつん。
榊 「ゆきに何かするくらいなら私にすればいいでしょう!!!」
ガチャガチャ・・・バタンッ
いきなりスピードアップした榊が助手席のドアを開け放つ。
銀ミカ「ちょっ・・・危な・・・!!」
すばやくチャイルドシートのベルトを解き、
榊 「・・・強く・・・生きるんですよ」
ゆきの手をつかんで空に向かって投げる。
ゆき「ひやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・」
キラン。
車のスピードも手伝って、ゆきは雲の中に消えていく。
銀ミカ「なんてことをするんだ!!」
血相を変えて銀ミカは車を急停車させる。
銀ミカ「この人頃し!!!」
榊 「私がゆきを傷つけるマネをするはずがないでしょう!
あれくらいなら天界の『たかいたかい』で、やるくらいのレベルです!!」
銀ミカ「・・・・・・え?」
そういえばゆきは天使で翼があったのだ。
榊 「天界でも今幼天使達を探している真っ最中です
ここのように人気のないところならすぐにでも気配を察知して
連れ戻してくれるでしょう」
やっと安心していい事が分かって銀ミカはほっと胸をなでおろす。
榊 「ゆきぃーーーーーーーーーー!!
天使だからってあまりおなかを冷やしてはいけませんよーーーーーー!!
それからあいさつはきちんとするんですよーーーーーーーー!!
それから・・・」
ゆきの消えた空に延々と榊は叫んでいたが
最後に洋画の戦場に向かう兵士が家族に言うように
榊 「ゆき、愛してますよ」と言うと気が済んだのか
くるっと銀ミカに向かって行った。
榊 「さあ、私を拘束するなり、なんなりなさい」
そして腕を差し出す榊。
そして腕を差し出す榊。
その腕を後手に縛りながら銀ミカは溜め息をつくと、
銀ミカ「僕が言うのもなんだけど、
あのまま一緒に飛んで逃げればよかったんじゃない?」
榊 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ」
仕方なく車を発進させる銀ミカ。
ゆきはゆきで気を使う相手だったが今度も違う意味で気を使うことになりそうだ。
とりあえずあれだけゆきが懐いているのだ
唯のDQNとは思え・・・もとい思いたくない。
それに、ゆきの悲鳴を思い出す。
事情があるとは言え、
もうあんな小さい子に悲鳴を上げさせるのはたくさんだった。
当初の予定どおりキャプテンセシルの関係者がいる
スィートドリームにでも向かおう。
その前に
銀ミカ「その辺の店に入るから
どんな趣味だろうか知らないけど下着くらいはつけてもらうよ」
もう一つ大きな溜め息をついた。
6日間ずっとおっかけっこかと思いきやそー来たかw
笑わせてもらったよ、GJ
榊ちゃん、きっと後からゆきの愛らしい姿を思い出しては
ハンケチ噛み締めるんだろうなぁ…w
名前でふと思ったんだけど
13ミミ、13のの、マヌカンズの「13」。スウィートドリームメンバーの「眠」、
寝ルカの「寝」、巫女ののの「巫女」、制服ミミナナの「制服」って
名前の一部になるんだろうか、それともただ区別するためだけについてるんだろうか
自分はずっと名前として捉えたんだけど…
名前の一部だと思ってたよ>13.眠ほか
名前じゃないとしたら、「のの」だらけで誰が何だかわからなくなる…
深く考えなくていいんじゃないのかな。
なんだかゆきのストーリー、尻つぼみのDQNな終わり方だなあ...
この職人さんにはがっかりしたよ、悪いけど。
>最後に洋画の戦場に向かう兵士が家族に言うように
>榊 「ゆき、愛してますよ」と言うと
ちょwww榊ちゃん脂肪フラグwww
ゆき、さんざん引っ張っといてこれかよ orz
銀ミカ、さんざんゆきの世話をして、心配して、苦労もしたのに
この終わり方では、あまりにかわいそう
後付けで、再会シーンなんか作られたら、もっといやだけど
※アナイス=天然味音痴説、エマ=田舎娘養女説
時間は
>>769で28番が叔父様邸に電話をかけるよりも前。
デカ健 「よーし!装備もバージョンアップした事だし!
今日も元気にレイズナーを捜しに行くぜ!」
桔梗 「はい、デカ健様」
と、叔父様の邸宅を訪ねて行くデカ健と桔梗。
屋敷の前で拡声器を手に呼びかけるデカ健。
デカ健 「叔父様、お前の所でレイズナーを匿っているのはもうバレバレだ。
素直に引き渡せば悪いようにはしないぜ」
すると、屋敷からメイド姿のアナイスとエマが上品な微笑みを浮かべながら出てきて
二人を出迎えた。
アナイス 「お待ちしていましたわ、デカ健様、桔梗さん」
エマ 「難しい話は後だ、せっかく来てくれただからゆっくりして行って欲しいべ」
怪訝そうな顔でデカ健に耳打ちする桔梗。
桔梗 「様子がおかしいですね。何かの罠でしょうか」
デカ健 「さーな。天然なんじゃね?
入れてくれるって言ってるんだ、上がらせてもらおうじゃないか」
応接間に通されるデカ健と桔梗。
アナイスが英国名物アフタヌーンティーセットの乗ったワゴンを押してくる。
アナイス 「アフタヌーンティーと自家製スコーンですわ。
どうぞ召し上がれ」
桔梗 「いや、急いでいるんですが。我々はレイズナーを引き渡してもらいに」
アナイス 「そんな忙しない事をおっしゃらずに。
私が心を込めてご用意したスコーンですのよ。どうぞ召し上がって」
ニコニコと無邪気笑顔でスコーンを勧めるアナイス。
とりあえずスコーンを手にとったものの、胸騒ぎを覚えて汗じとになるデカ健。
デカ健 「…桔梗、お前先に食べてみろ」
桔梗 「それでは一つだけ……!!」
スコーンを食べた桔梗の顔色がピンク、赤、オレンジ、黄色、緑、青、紫と変化してく。
桔梗 「fgyふじこlp;@」
泡を吹いてその場に引っくり返る桔梗。
ツンツン、と突付いてみるデカ健。
デカ健 「おーい…桔梗……大丈夫か……?(・∀・;)」
へんじがない。ただのしかばねのようだ。
アナイス 「まあ。そんなに感激してもらえるなんて、光栄ですわ。
いちご牛乳と豆板醤とマーマレードと西洋からしと青汁とブルーベリージャムと紫蘇の七色スコーン。
腕によりをかけて作った甲斐がありましたわ」
人知れずガッツポーズをとるエマ。
エマ 「今回ばかりはグッジョブですだ、お嬢様」
その間に、いざという時のための脱出用地下通路にレイズナーとオトン傷セシを案内する叔父様。
叔父様 「ヒース、ここから先の誘導と二人の護衛は頼んだよ」
ヒース 「お任せ下さい。このヒース、必ずや叔父上のご期待に応え、
この身を盾にしてでもレイズナー殿と傷セシ陛下をお守りしてご覧に入れます」
オトン傷セシ 「叔父様、後は任せちまって大丈夫か?」
叔父様 「ああ、策はある。心配ない」
レイズナー 「恩に着るぜ」
ヒース 「ではお二方、僕から離れないで下さい」
右手に銃、左手に懐中電灯を持ったヒースが先頭に立つ。
携帯の電波も届かない狭い地下通路を落ち延びて行く三人。
三人の姿を見送ってから邸内に戻る叔父様。
叔父様 「さて。せっかく天界から遥々来てくれたお客人だ。
次は日本アマチュア音楽界の鬼才によるソロライブパフォーマンスを
楽しんでもらうとしようか」
桔梗ばかりでなくデカ健様脂肪フラグktkr
いつもだったら読むのも参加するのも楽しいんだけど、
今回の長編は早く終わって欲しいわ。
この際、内容はもうどうでもいいから。
毎日1〜3レス程度のネタを3回落とせば一週間で21ネタ
それで充分ケリがつくからあと一週間だけこのスレ離れててくれ
>書き手さんへ
どうだろう?もちろん一日3ネタ以上書いたって全く構わないけど、
キャラも伏線もあらかた出揃ったことだし、長編強化週間として
ここらでクライマックスに向けて加速してかないか?
引き延ばして批判や新キャラ祭りに埋もれるよりかは、短期決戦で綺麗さっぱりまとめたい。
了解。1日2レス程度なら参加可能。
ストーリー的にはじじ砂のオミタムァを冥界から連れ帰って
悪魔を倒して契約書を破壊すればOKで、未消化エピが
・ミニっ子ホームアローン
・たえ&シスターVS海賊組
・榊ちゃんと銀ミカ旅道中
ぐらい? あと出陣したままのニコと未だ出番のない兄者もどうにかしたい
それから予告ラストの砂と傷セシのセリフがすげーカッコ良かったからどっかで入れたい。
しかしいずれにせよ一週間もあれば全部書ききれると思う。
毎日書けるかは自信がないが、できるだけがんばります。
万一規制に巻き込まれたらテスト板にネタを落とすことも考えられますので、
管理人様、他の皆様、よろしくお願いします。
てか、ここでレイズナーが逃げてしまったら、長くなるのは必定。
また鬼ごっこが延々と続くと、それこそ似たようなエピが繰り返され、
ループ・マンネリもいいとこになるよ。
四郎のライブが終わったら、叔父様邸で最終決戦をして、
決着をつけるべきだ。
>>828 >ストーリー的にはじじ砂のオミタムァを冥界から連れ帰って
>悪魔を倒して契約書を破壊すればOK
書き手が混乱して長くならないように、この辺すっきりさせとこうよ。
とりあえず基本線だけでも書き手の意識を統一すべき。
でないと、みんな結末を書いていいかどうか分からないから、
ダラダラと小エピばかり書き連ねることになってるんじゃないか?
a.じじ砂のオミタムァは何のために持ち帰る必要があるのか。
b.悪魔を倒すのは誰か。
c.契約書の形態はどんなものか。
d.砂復活のハッピーエンドでおkか。
こんなとこかな?
で、上記の基本線が決まったら、できれば主要シーンだけでも誰が担当
するか決めて、分業制にすべき。
ちょうどアニメでいくつか作画チームがあって、ローテーションを組んで
毎週の放送分を交代で作っているように。
でないとサクサク進まないよ。
もちろん、主ストーリーに関係ない小ネタは間に自由に投下していいということで。
>832
>誰が担当
って…職人が鳥つけるの? 鳥無しネタは無かったことになるとか?
(一部わかりやすい人もいるが)見分け付かないと思うんだけど…
ネタ投下加速は同意なんだが。
バッティングしないように投下前に一言投下タイトルと登場人物を発言するというのはどう?
登場人物でおおよその内容は職人なら判断できると思う。
主なシーンっていうか流れはこんなとこ?
あくまで試案だけど作ってみた。
a.四郎ライブ→デカ健脂肪or衰弱?
↓
b.リンク、巫女ののがジジ砂オミタムァ発見・持ち帰り。
↓
c.レイズナーvsデカ健最終決戦→レイズナーピンチに?
↓
d.ジジ砂オミタムァ到着→何らかの理由でデカ健が納得、レイズナーと和解?
↓
e.悪魔登場→レイズナー、デカ健が協力して対抗?
↓
f.悪魔との最終決戦→悪魔脂肪?
↓
g.レイズナー復活決定→人間(SD)と天界が和解して、めでたしめでたし。
もちろんこれは試案だから、あくまで一例でこの通りにならなくても
全然オッケーだけど、とりあえずこんなかたちで流れを決めて、
aはだれ、bはだれと振り分けたらどうかな。
書き手はこの長編のラストまでっていう限定でトリップ付けて。
間の小ネタはもちろんトリップなしでおkで。
連続投稿規制、何レスまでだっけ。
2レスはおkと確認してるんだけど、3レス目はやばい?
2レスまで。
定期的に投下できそうにない自分には担当者を割り振られるのはキツイんだけど。
小ネタしか投下できなくなってしまう。
ある程度流れを決めておくのは賛成。
自分、C.契約書の形態についてはちょっとネタがあるんだけど
他に考えてる職人さんもいるかもだし
ここでのネタバレを良しとしない読み手さんもいると思うので
必要があれば夜にでもテスト板に行くよ
ジジ砂の魂を持って帰るのは、悪魔の陰謀を知らなかった
女神美加の独断で、取り違えの事実を証言してもらうためだとオモ
一旦こっちじゃ無くテスト板でネタ合わせしないか?
土日の連投規制怖いし、ネタバレされたくない読み手さんもいるし。
じゃあ、ストーリーの流れだけは決めておいて、担当者は先にガチガチに最後まで決めるのはなしで、一つのシーンが終わるごとに次のシーンを
書きたい人が立候補していく形式はどう?
シーンa終了。
↓
シーンb担当者が立候補。
↓
シーンb終了。
↓
シーンc担当者が立候補。
↓
以下ループ。
ただし、
(1)同じシーンを書きたい人が複数いる場合、どうやって決めるか。
(2)同じ人ばかりが続けて立候補するのを防ぐにはどうするか。
この2点は話し合って何らかのかたちで決めておく必要はあるね。
あ、ごめん。
>841は>838へのレスね。
とりあえず、時間がもったいないので、思いついたネタはどんどん投下して桶?
それとも話し合いが先?
続き読みたい漏れはバッチコーイ!
だからその、思いつきで次々投下、がダラダラの元だから、
話し合いで大筋を決めようって流れなのに。
空気読もうよ。
今までの長編でここまで変な批評とか
自分イメージ壊れるのいやんブーイングとか入ることなかったし
今回は仕方ないのかな、と思うけど。
小ネタくらいはフリーの人がぽんぽんやってくれていいと思う。
1週間って言ってた人がいるけど、この先1週間は長過ぎるよ。
もう十分長く引っ張った。
3日ぐらいで何とかならない?
うーん、仮に
>>835のような流れで行くとして、
6/23(土)
a.四郎ライブ→デカ健脂肪or衰弱?
↓
b.リンク、巫女ののがジジ砂オミタムァ発見・持ち帰り。
↓
c.レイズナーvsデカ健最終決戦→レイズナーピンチに?
6/24(日)
d.ジジ砂オミタムァ到着→何らかの理由でデカ健が納得、レイズナーと和解?
↓
e.悪魔登場→レイズナー、デカ健が協力して対抗?
6/25(月)
f.悪魔との最終決戦→悪魔脂肪?
↓
g.レイズナー復活決定→人間(SD)と天界が和解して、めでたしめでたし。
これぐらいのペースなら、3日でもなんとか可能じゃね?
ネタ合わせの話し合いはテスト板に移動しないか?
こっちだと奴が紛れこまないとも限らないし。
C案ありますって言った者だけど、今職場で休憩中に携帯から見てるんで
せめて今夜いっぱいは話し合いの猶予持たせてくれ。
大筋決まれば明日にでも投下できるネタストックが大小含め5個ぐらいあるんで。
851 :
850:2007/06/23(土) 12:35:36
あ、携帯からだとテスト板が見れないからという理由であって
話し合いをテスト板でやろうという意見には同意です。
短い期間で書いたやっつけ仕事は、読みたくないけどな。
短期間にしたい理由がよくわからない。
おもしろけりゃ一週間くらいかかってもいいよ。
どうせ次スレまでかかるだろうし。
3日って言ってるのは>847だけ、別にまだ決定じゃないよモチツケ
その辺りはテスト板で皆で話し合って決めてもらおう。
>>852 既に随分引っ張ってるんだし、
長編苦手な読み手に、これ以上待たせるのは酷な話じゃないか?
いくら苦手なものはスルーが原則でも限度はあるだろう。
今回は単に長編全部が苦手な人の他にも、
荒れたせいで抜けた人や、重いネタだから苦手って人もいるだろうし。
テスト板に移動というのは駄目なのかな?
荒らしに負けたくない、こっちで始ったものだからこっちで終わらせたいって
気持ちがあるのかもしれないが、駆け足で無理矢理終わらせるよりはあっちで
納得の行く形で終わらせた方がいいと思うんだけど。
同意。テスト板で続けて欲しい。
ネタ全部テスト板の該当スレにコピペして続きはそっちで→
あと150レスは釣り一人で踊っててもらう→
埋まったら何事もなかったように「第三十四幕」で新スレ立てて→
「幼天使無事に戻ってよかったねーミミ弟体もらえそうでよかったねー
え?クローン?いいんじゃね?寧ろ俺様のも(ガッ」ですべて解決
このスレをネタを飛ばして読んだら煽りと議論しか残らなかったよ
>857
賛成
ただ予言する。この長編の有無と嵐は全く関係ないね
短編になったってどうせ荒らすだろ
テスト板だとアク禁できるから楽だけど
テスト板の方の話し合いでも、テスト板に移動、という意見が多数みたいだね。
意地を張らずに、テスト板に移動して続けよう。
荒らしはどうでもいいんじゃない?
新キャラの話がしたいから長編がウザイだけでそ
みんな、新キャラを書きたいんだよね。
既存のキャラは、ガチガチに設定が決められてて、
ちょっとでも違うとネチネチ言われるから。
ちょ、丸ごとテスト板行きってこと?
そりゃ勘弁。
いい加減オチだろうが、根暗オチだろうが、少なくとも何かしらのケリは
こっちで終わらせて欲しい。
消化不良や物足りない、別オチ希望等は気の済むまでやって貰っていいけど。
前例のないこの流れで、「暴れれば長編を追い出せる」と
勘違いした荒らしが出ないことを祈りたい。
予言になりませんように。
>>863 いや、もう収拾付けてきちんと終わらせるには、丸ごとテスト板移動しかないってこと。
書き手の話し合いで、その方向で決まりそうだから、我慢してテスト板に読みに来てほしい。
>>864 そういうことを書くと、逆に荒らしに知恵を与えるってことを
考えるぐらいの想像力は持ってないの?
それとも荒らし本人?
いや、>863が荒らし本人だと思う
短編なら荒らしレスを飛ばして読めば済むけど
長編の途中途中で間が開くと話の接続がわけわかんなくなって困るんだ。
幸いにして?職人さんたちのやる気は全く衰えてないし(むしろ火に油)
どこにいたっていい作品は書けると思うから、荒らしに邪魔されず
のびのびやってくれるなら場所問わず読みに行くよ
それこそ>857のようにこのスレ自体リセットボタン押して、
三十四幕のスタートからやり直したいくらいだw
>864
いつぞやもそんな風に危惧されたことあったけど結局特に何もなかった。
今回は話のテーマが難しくて職人間の解釈も分かれたし、
便乗して荒らしてただけでしょう。よく飽きないなって思うけど。
もしこっちじゃないとヤダヤダヤダ!と言う人がいるなら、その人たちだけでこっちで進めると言うのも
アリなんじゃないかな。
向こうで意見出したりしてる職人さんは向こうで書くだろうが。
それでいいよ。こっちとテスト板で、きっぱり分かれよう。
こっちで続けるのは別にいいと思うけど、それならこのスレ内できっちり終わらせてほしい。
35幕まで引っ張るのは勘弁
ってか、古手の職人さんたちは、テスト板に隔離されて、もう帰ってこないでほしい。
このスレ丸ごとなかったことにしようなんて、とんでもない傲慢な思い上がりだと思う。
古参職人によるスレ私物化は確かに勘弁だな
自分たち以外の書き込みは、価値がないから、なかったことにしておkなんて
2ちゃんで数名によるスレの私物化なんて、そもそも許されないと思うし
ずっと傍観していた訳だが、
長編をテスト板で終わらせるのもアリではないだろうか?
長編がここまで揉めると読み手も疲弊してしまうように思う。
さすがに、これだけ長いと読み疲れる。
疲れるね。
うん、疲れた。
というかここまで大人数になると、キャラ全員を巻き込むタイプの
長編は大風呂敷になりすぎて無理があると思う。
だねぇ。
要するに、キャラ全員を巻き込んだことが大迷惑。
少数のキャラでやってくれてれば、
その他のキャラで、長編に参加しない人も楽しめたのに。
今の状態は、長編に参加してる人たちが、すべてのキャラを独占してしまって、
参加してない人を閉め出している。
なるほど。何で長編嫌う人がいるのか分からなかったけど、
やっと理解した。目から鱗だ。
自分の動かしたいキャラを長時間拘束されるのが嫌なわけね。
たしかに、そう考えたら、だらだら長編は迷惑だと思う。
「要するに」で長編批判方向に話向けたいんだろうけど
>長編の流れに割り込む単発ネタは大歓迎です。流れを変えるほどの
>インパクトのあるひとネタをお待ちしております。
ルールに明文化されてるんだから書くかキボンすればいいのに。
>>879 何言ってるの。
>長編の流れに割り込む単発ネタ
ではなく、例えばレイズナーを動かして、今の長編に関係ないネタを
書きたい人もいるってこと。
長編が続くかぎり、レイズナーを長編に関係ない単発ネタに使えないでしょう?
もっと頭を使って書き込みなよ。
別にタイトルに単発とか入れておけば長編で使用しているキャラ使っても
構わないんじゃない?
長編にジョー出てたけど単発でジョーネタ書いてる人いたし。
長編と無関係の「父の日」ネタも投下されたでしょ。
完全単発ネタ書きければ、一言「長編と無関係」と注意書き入れれば済む問題。
キャプテンや巫女のの、海賊たちも長編と関係ない単発ネタに出てるよ。
レイズナーで関係ないネタを書いてはいけない理由はないけど。
ただし、下劣ネタはカンベンな。
しかし、長編に関係ないネタでキャラを使うと、
必ず難癖付ける古参職人がでてくる。
これだけは断言して予言しておく。
「口調が違う」「そんなことするとは思えない」程度の指摘は難癖といわないだろう。
その指摘を料理するのも楽しみだし。
古参=難癖ってのも短絡的だと思うな。
テスト板にまるごと引っ越したって、ここに有った時のように新しい人が覗くことも無くなるから
そのうち古参ばかりになって老害が出るだろww
自分は掛け合いの妙が楽しいから読むし単発で時々参加してる。
長編は読むだけ。
個人的な考えだけど、
掲示板で掛け合いで進めてるお話にに整合性や山場を求めて「きちんと」「ちゃんと」終了を期待する
方が見当違いだと思う。
高望みの方が合ってるかな。「ちゃんと終わらせてよ」ってのも何か変だ。
誰もが納得するラストはプロがきちんとやっていても難しいんじゃないか。
マンガでも小説でも、面白いけど最後が今一って言われる物は世の中にたくさんある。でもそれらは
みんなダメな作品というわけではない。魅力的な作品はたくさんある。
それじゃいけないのかな。
もちろんちゃんと終わるのが 理想 なんだけどね。
それでも今から長編引っ越しには賛成しかねる。
とりあえず、読み手が「疲れた」と思う話を
これ以上ここでしなきゃならない利点を知りたいよ
わかったよ。
ここは2ちゃんだもんな。
打ち切りで結構。受け入れる。
但し、テスト板には行ってない住人なんで、あっちでやるならこの物語とはこれでさよならだ。
>884
今まで長編投下されている時に「このキャラは長編出てるんだから今単発で出すのはおかしい!」
なんて意見出てたか?
885の口調が違う、性格が違うっていうのも長編のネタで起こった事で単発ではなかった
気がするんだけど
しかし長編やってるときに、同じキャラを別のネタには、非常に使いにくいのは確か。
クレーム付けられるんじゃないか、なんてびくびくしながら書きたくないよ。
長編はさっさと終わらせて、キャラを返してほしい。
おーい、古参=小うるさい重箱レスつける人
って言ってるのはいつもの人だって。
ほら、こうやって決め付けて、意見を言いにくくさせる。
はー、なんかもーくっだらない。
古参でも新規でも煽りでも傍観でも書き手でも読み手でもなんでもいいよ。
本スレとテスト板で棲み分け、それで無問題万々歳じゃん。
丸一晩(本質的にはもっとずっと)話が全然発展してないのに呆れた。
>>890 やられてもいない事で勝手に思い込んで文句言ってるそっちのほうがクレーマーじゃん
人をクレーマーと決め付けるような人って、真っ先に喜んで人のネタに
ケチ付けていそう。
>888
マンガや小説に例えるのなら今の状態は打ち切りじゃなくて掲載誌移動。
あるマンガをある雑誌で連載してたら編集部へのいやがらせが相次いで業務に支障を来すようになった。
仕方が無いからそのマンガには連載の場を他誌に移してもらう事になった。
続きは他誌でお楽しみください。
そういう事じゃね?
漏れには>894の方がクレーマーに見えるんだが...
どっちもどっちだよ。アフォらしい。
なんかもう見切りをつけてさっさとテスト板に移動した方がよさそう。
テスト板に行きたくない人はここで粘着荒らしと仲良くしてればいいよ。
この900レスの間に、長編ネタは100も無かったのでは。
読み返すのも苦痛だから数えないけど。
煽り罵りあいがなければ、長編終わってたんじゃないのかな。
ずっとこの流れが続くなら次スレいらなそうだな
所詮、妄想会話劇なのにな。
そこまで整合性を求めるってのは・・・暇なのかね。
ここでいくら書いていたって作家なんかじゃない。
だからこそ、書けなくなったとき、他の人が続けてくれたり
違う人のネタでも楽しく遊べたりするんじゃないかと思う。
タイトルつければたいていスルーできるはずでしょ。
いやいや駄々こねるコドモは憎くはないが踏み潰したくなる。
>901
それが狙いなのか
ゆきを「たかいたかい」で退場させた職人なんて最低だよ。
キャラの私物化もいいとこだ。
銀 ミ カ と ゆ き は、 お 前 の 私 物 じ ゃ な い !
とっととテスト板に隔離されてほしい。
荒らし目的と意見の区別が出来てきた気がする。
なんとなくだけど。
書いてあるものがあるなら投下して続けて欲しいな。
379 名前:ごきげんよう、私が叔父様だ。 投稿日: 2007/06/23(土) 14:47:22 [ XBGR.9wc ]
榊と銀ミカの話を書いたものです。
状況に変化を与えたるための話にしたつもりでしたが、
無断であんな展開にしてすいませんでした。
正直、荒しにもう銀ミカとゆきについて書かれるのが
苦痛とだったというのもあって、
大人気なかったと反省しています。
その分協力させていただくつもりです。
---------------------------------(引用終わり)-----------------------------------
テスト板にこれ書いた職人に聞きたいんだけど、このスレの
>>93>>94>>99>>154>>666>>768のことを言ってるんだよね?
これらの書き込みがなんで荒らしだと思ったのか、合理的な
理由を説明してほしい。
まさか自分以外の人間が銀ミカゆきを書くのが不愉快だから、
全部荒らしってことにしたいんじゃないよね?
テスト板で本人に直接聞け
>>93>>94>>99>>154>>666>>768 を書いた人たちが、テスト板見てなかったら、テスト板で聞いて
釈明させても意味ないわな。
しかしこうして並べて読んでみると、バラバラの人が書いてるって
すぐ分かりそうなもんだが。
全部ひとくくりにして荒らし扱いかよ。
あの・・・。
>909は>907へのレス?
>909は>908へのレス。
ほんと最低だな、銀ミカとゆきを引き離した奴。
たぶん、今回の荒れをここまで大きくした張本人だろう。
913 :
910:2007/06/24(日) 14:58:36
>911 そうなのか。
自分も>907を見て、
>>93>>94>>99>>154>>666>>768 を読んだら
>909の言うように、バラバラの人が書いてるんじゃないか?と思ったんだ。
けど、>93>94>99>154>666>768の番号を抜き出して、これらの書き込みを
全部荒らし扱い・・・?というのは >907が書いてるだけのようなんで、
>909も「>907、それは違うだろ」と言ってるのかと思ったんだが・・・。
>>913 907が言ってるのは銀ミカとゆきを引き離した話を書いたテスト版379の
>正直、荒しにもう銀ミカとゆきについて書かれるのが
>苦痛とだったというのもあって、
という分への突込みだろう。
銀ミカゆき、心温まる話だったから、確かにあんな終わらせ方はないと思った
一人で踊って楽しい?
あいかわらず、自分が気に入らない書き込みは、全部一人で書いてるってことにしたい奴がいるんだな。
いい加減、目を覚ましなさい。
そもそも銀ミカとゆきって、嵐が書いたとか思われるエピソードそんなにあったっけ?
百合の怪我とかはともかく…。
嵐が分かりやすい、見分けられるとか言ってるうちに疑心暗鬼になってる気がする。
銀ミカとゆき、もっといい終わらせ方がいくらでもあったと思うんだよね...
自分としては、ラストに、
a.ゆきはにこにこ笑って、無邪気に手を振って分かれていく。
↓
銀ミカは後で一人ひっそりと涙を拭う。
b.ゆきが号泣。別れを惜しむ。
↓
銀ミカも、思わず初めて人前で涙を流す。
ほかにもいろいろあるだろうけど、感動的な別れを書いてほしかった。
>>812-814(=テスト板379)が、文章力がないくせに、銀ミカとゆきを私物化して、
自分のものだからどう扱ってもいいだろう、と思い上がったからいけないんだよ。
ここはお前のブログじゃないんだ。
人に読ませる価値のある文章も書けないくせに、偉そうに勝手にキャラを私物化するな!
はっきり言うが、お前には人に読ませるだけの文章を書ける能力も才能もないんだよ!
すっこんでろ!
>920
うん、いいね。
じゃそれで早速続きキボン
>>922 書きたいけど、もう銀ミカとゆきは強制的に別れさせられちゃったから、
できない・・・orz
強制別離がなかったことにして書くと、荒らし扱いされるだろうし。
>>923 そんなの気にしなくていいよ!ドンドン書いちゃえ!
古参荒らしが何言っても気にしなくていいよ
大体このスレ読んだらどっちがオカシイか皆わかるしw
嵐の書いたネタ
第三十三幕
447、448、597、598、599、601、602、603
第三十四幕
525、527、625、626、636、637、683、685、730、731、733、735
見比べれば一目瞭然だと思うが?
自分はテスト板379さんではないので推測の域を出ないが、
ゆきを百合のような目にあわせたくなかったとかかな。
そんなのわざわざ書き出さなくても、ちゃんとスレ読んでれば
どのネタをどの職人が書いてるかわかってくるでしょ?
古参のネタから滲み出る臭いもわかるようになるよ・・・
>926
ああごめん、わからない人もいるのかと思って。
もしかして、吊られた?
928 :
926:2007/06/24(日) 17:01:41
釣りじゃないですorz
ていうかね、どれが荒らしの釣りネタで、どれがきちんとした職人のネタなのかすら
自分で判断できないようなレベルの人、叔父様スレに参加する資格なくない?
そんなんじゃ古参荒らしといっしょになっちゃうよ?
叔父様スレに参加する資格ってなに?
新参者は読むなってこと?
930 :
もしもし、わたし名無しよ:2007/06/24(日) 17:22:57
読む事迄規制できる訳ないwwwwwwwww
wwwwww
もうここ放置でいいよ。
ゆきのあのオチが気に入らないなら、好きにやってくれ。
出されたご飯に文句つける奴に、そもそも2chに来る資格ない。
花も嵐もふみこえろー。
で、単発ギャグでも来ないかなーっと。
>>923 も〜別にいいんじゃない?
こんなに荒れに荒れちゃったらどんなネタが来ても
楽しく盛り上がるって感じじゃないよ。
少なくとも匿名掲示板で誰が悪いとか
突き止めようのない悪人を責める不毛な議論よりずっとマシ。
これまで話のバージョン違いの前例がなかった訳じゃないし。
きちんと注釈入れてさ。
あとレスの残りが60ちょっとでテンプレ作成入れるともっと少ない。
さすがに次スレに持ち越したら 大 顰 蹙 は確実だから
書く気があるのなら早ければ早いほどいいよ。
スレ埋まるまでまた議論が始まるかもしれないし。
次スレ持ち越しなんてとんでもないよ。
テスト板で話し合って、テスト板で続きを書くって方向に決まりかけてんだろう?
さっさとテスト板に行って続き書けよ。
>>812-814(=テスト板379)が典型的な古参荒し。
こいつのせいで、このスレはめちゃくちゃになった。
二度とここで書くな!