1 :
愛の狙撃手:
「アナイスの叔父様って、どんな人だか激しく気になるのは俺だけでつか?」
全てはこの言葉から始まった。
―――SD達オールキャストによる妄想劇場、【第十四幕】!
前スレ
【SD劇場】叔父様と愉快な仲間達【第十三幕】
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/doll/1109683234/ ※荒れ防止のために簡単なルールを設けることになりました。
ルールを守ってマターリ楽しみましょう。
スレ住人全員のルール
・叔父様スレの設定はここ独自のものです。意見感想含め、よそのスレや一般サイトへ持ち出ししないこと。
・意見を言う方も聞く方も誠意を持って、感情に任せてレスしないこと。
・コピペなどの悪質な荒しには徹底スルー。ネタで反応するのもナシ!
(職人のルール、読み手のルールは
>>2、
>>3過去ログと保管庫とテスト板は
>>4)
2 :
もしもし、わたし名無しよ:05/03/16 01:18:01
職人のルール
・ネタを投下しても反応がなかったらそのネタは黙って流しましょう。
・余りに細かすぎる設定は控えましょう。
・伏線なく無闇やたらにカップルを乱発するのは控えましょう。
・一職人の連続投稿はなるべく控えましょう。(続きが読みたいとの要望があるのに次の職人さんが
現われない場合は連続投稿可)
・アニメや漫画・ゲーム、芸能人等、既存のキャラクター絡みのネタは
読み手を限定するネタだと心得、投下は節度を持って。
・設定や時間軸を無視した単発ネタもOKです。
単発ネタで一つのレスに書ききれない場合、名前欄に1/2、2/2と入れましょう。
・長編にはタイトルをつけましょう。
読み手のルール
・意見や感想は、言葉使いに注意しましょう。
意見内容がまっとうでも表現が攻撃的だと荒れの元になります。
・意見があるなら出来るだけその場で。後になって文句を言われても職人さんは対処できません。
・自分の好みじゃない設定になってもやさぐれない。
・時には、スルーも大切です。
長編ものについて
苦手な読み手さんへ:長編を投下する場合、名前欄にタイトルを明記する決まりになっています。
流れを読んで、タイトルを発見したら、軽やかにそのレスはスルーしてください。
短編が投下されなくてもマターリキープで。『待てば海路の日和あり ヽ( ´ー`)ノ』
長編書き手さんへ:長編が多く投下されると、その性質上スレ進行が早くなりすぎる傾向があります。
流れと量を読んで、過剰かなと思った時には出し惜しみしましょう。
短編書き手さんへ:長編の流れに割り込む単発ネタは大歓迎です。流れを変えるほどの
インパクトのあるひとネタをお待ちしております。
3 :
もしもし、わたし名無しよ:05/03/16 01:18:46
・長編〜「長編:ミニっこ映画『犬が好きな猫 人が好きな猫』」
・単発だが恋愛要素ありのもの〜「恋愛:AとB やきもち焼いたかな」
※『やたらと生々しい現実感や性』を感じさせるネタの投下はお控えなすって。
登場人物はあくまでも人形ですよ。
・単発だが、友情や家族愛をモチーフにしているため曲解も可能かと思えるもの
〜「単発:アナイスと叔父様のお昼寝 ※家族愛デスヨー」
〜「単発:13ミミ、憧れのまどか嬢 ※恋愛要素なし」
※そのつもりがなくても、どうぞ保険の意味でひとこと追加してください。
・その他単発・ギャグネタ〜「単発:橘家 あきらの発明と銀ミカ」
※オチがばれそうなら、「単発」「単発:橘家+α」だけでも可。
・自然発生的連作(XXX番さんに続けて…的なもの)〜「連作:>レス番 くんのその後」
※長編にまで発展しそうなら、適切なタイミングでタイトルを。
・上記により「もしもし、わたし名無しよ」は、感想、雑談の投稿と見なされる…はず。
4 :
もしもし、わたし名無しよ:05/03/16 01:19:19
>愛の狙撃手
スレ立て乙です。
ごめんね。おかあさんはじめてホストはじかれたから、ごめんね
スレッド立てお疲れ様でした。
ささやかですが胡麻味噌味のドーナツを焼いてみましたのでどうぞ(`・ω・´)つ◎◎
>>6 こんな時間に本気で食いたくなりましたよ…orz
>7
まて、アナイスの作った胡麻味噌ドーナツだぞ!?
朝からたこやき名物肉まん食って出勤する漏れが通りますよ(AAry
前スレの終わりの方に修学旅行の予告編が投下されてたので
保管庫から前振りを探してきた。
第九幕>362より転載
27番「まだ文化祭や体育祭も終わってなくて忘れている者も多いだろうが、修学旅行が待ってるぞ。
往復の新幹線と宿は皆同じところだが、基本的に行動は男女2人づつのグループ行動になる。
どこを巡るかはそのグループで話し合って事前に提出するように。
京都1泊、奈良1泊で6時までには宿に帰れるような計画を立てるんだぞ。
こちらで名簿順に、グループを分けておいた。
A班:勲、キャプテン、アナイス、13ミミ
B班:クリス、四郎、シルビー、眠のの
C班:セシル、司、(ルカ)、巫女のの、レオナ
お互いが納得すればメンバー交代はかまわないが、早めに報告しろよ。」
ルカ 「なんで俺だけ()なんだよ!」
27番 「10月に転入生が来るかもしれないからな。転入生が2人以上来れば、ルカはD班だ」
↑↑に純とくんが入ったから
D班:ルカ、純、くん
制服ナナ 「私達は?」
翔 「僕と制服ナナちゃんと制服ミミちゃんは同じ班だね」
制服ナナ 「…安易ね」
制服ミミ 「メインの人達とはクラスが違う設定なのよ。この上三人バラバラになったら出番なんて絶望的!」
制服ナナ 「27番先生はあっちのクラスの担任なのよね?
だったらウチのクラスの担任は寝ルカ先生?」
翔 「学年主任のオサーンだって…寝ルカ先生はあっちの副担任らしい」
制服ナナ 「私達の扱いって〜〜!?」
27番 「D班がバランス悪いな。寝ルカ、お前もD班に入れ。」
寝ルカ 「僕は引率なんじゃ…」
シルビー 「寝ルカ先生がD班に? ぐずぐずしてられないわ。
純かくん。あたしと変わってちょうだい!」
純 「い、いいけど・・・」
くん 「いいよー、別に」
四郎 「そんな勝手なこと、いいのかよ!」
27番 「当人同士が納得してればかまわんぞ。ただし、交代は1回な。
変更の変更までいちいち聞いてたら、こっちの身が持たん。」
「「班変えオッケーなのっ?!」」
13ミミ (四郎と一緒がいいけど…シルビーちゃんはD班いきたがってるし
シルビーちゃんと交代で来たくんちゃんか純ちゃんとじゃ交代出来ない…
眠ののちゃんはセシルと一緒がいいだろうしなぁ。
あ、でもうち、アナイスちゃんいるから四郎来たがるかも?!
……………なんかそれはそれで嫌だなぁ〜。)
キャプテン (巫女ののはC班か。
セシルがアナイス目当てで交代してくれそうだが、それは眠ののが黙っちゃいないだろう。
となると、司か。しかし代わってくれというのもあからさまだ…)
寝ルカ (どうせならA班に……なんて言えないよ orz)
ルカシロセシ(アナイスと一緒になれるチャーンス!!)
眠のの (セーシールー。もちろん、B班にくるわよね。私がC班にいってもいいけど)
13ミミ (あーあ、四郎、絶対勲くん狙ってるよ。
下手したら私に代われって言ってきそう。バカ。)
交代有ると毎度の恋愛ネタパターンになりそうな気ガス
マンネリ防止の為にあまり話をしないタイプ同士で
班を作った意味がないよ
>15
>>13-14の前振りからすると、それぞれが自分の下心で交代の裏取引を交し合った結果
結局お目当ての人とは一緒の班になれなかった…というオチが来るにイピョーウ。
17 :
@主任:05/03/16 21:26:25
ジャージ男さん、スレの皆さん、お久し振りです。
突然かつ私事でチラ裏スマソ?というヤシなのですが、
来週から職場のまあ、慰安旅行のようなもので
一週間ほど自宅を空ける事になりましたよ。
何しろ指導しなければならない若いのが大勢いるので
旅行と言っても羽を伸ばすには程遠いんですがね。
若いのは班分けやら何やらで浮き足立っておりますよ。
いや、私も若い頃は憧れの女子と同じ班になりたいと
ささやかな願いを持っとったもんです。
その憧れの女子もゴールインしてからは年々貫禄がつき
今じゃあすっかり肝っ玉母ちゃんとして私を尻に敷いてるんですがね。
口うるさい女房と生意気盛りの子供達から離れられるのは
掃除機気が楽です。
ここだけの話、旅先でアバンチュールというんですか?
そういうのが有ったりしないかと期待しとります。
A班のメンバー、勲と寝ルカが替わると旅行に怪盗来そうだな
(テスト板ネタスマソ)
>@主任
このリアルなオヤジ感、好きだよ主任さんw
現行の組み方での各班の印象
A班:武闘派。アナイス以外は戦闘力に優れる。
他校の修学旅行生と喧嘩になってもまず負けないだろう。
B班:トラブルメイカーズ。仮死、ジェノサイダー、海賊ギャル、ブルジョワ、と
誰が火種となって問題が起きるともしれない逸材揃い。
C班:アカデミカル。行儀よく史跡を回ってレポートもきちんと提出しそう。
問題児が居らず地味とも言う。
D班:予測不能。この四人で何を語り合うのか。
>19
そう書かれると、RPGのパーティーみたいだw
魔法使いも僧侶も居るよなそういえば。
SDでRPGも面白いかもしれん。
A班、B班は面白そうだし書きやすそうだけど
C班地味とD班書きずらそうなのは否めない。
四郎 「イサイサ!頼みがある!」
勲 (´ー`)
セシル 「兄弟・・・」
キャプテン 「利害一致、か。眠ののちゃんには何て説明するつもりだ?」
セシル 「キャプテンが泣いて頼むから、やむなく・・・」
キャプテン 「(ドガッ、バキッ)ゴルァ!!!」
眠のの 「お姉様、お願いがあるの」
巫女のの 「グループ分けのこと? いいですよ、眠のの」
純 「13ミミちゃん・・・、こんなこと頼むの恥ずかしいけど・・・」
13ミミ 「いいよ。イサイサと一緒の班がいいんだよね!
(アナイスちゃん目当てで、四郎が来るかもしれないけれど。・・・いいや。それも、何だかショボーソだし)」
寝ルカ 「13ミミさん。もしかして、四郎君の班に交代してくるかも・・・
なんて、はかない期待を持ったり・・・」
クリス 「僕はどこでもいいけど。眠れれば」
レオナ(コンピューターで分析中)
「で、皆の行動を予測して。一番荒れないグループ作りは・・・」
>21
同意。自分C班の面々皆好きだけど、この組み方だと問題起こさなそうな分
どうネタ化すればいいのか思いつかない。
折角「一回のみ交代化」なんだからもうちょっと組分け引っ掻き回してあるといい鴨。
個人的意見スマソ。
くんと純は同じバイトで仲いいし、ルカは女の子に対しては
わりと普通に優しいから(アナイスに空廻る以外)
案外マターリとした旅行になりそう。
わ、リロったら>22タンが引っ掻き回してくれてた!
楽しみ楽しみ。
変更前
A班:勲、キャプテン、アナイス、13ミミ
B班:クリス、四郎、シルビー、眠のの
C班:セシル、司、(ルカ)、巫女のの、レオナ
D班:ルカ、純、くん 、寝ルカ
変更後(*付きは変更した人)
A班:四郎*、セシル*、アナイス、純 *
B班:寝ルカ*、勲*、くん*、巫女のの *
C班:キャプテン*、司、眠のの*、レオナ
D班:ルカ、13ミミ*、シルビー* 、クリス*
今はこんな感じか?
>>22の続き
交代受付終了。翌日に掲示された、新班分け。
A班:四郎(勲と交代)、セシル(キャプテンと)、レオナ(アナイスと)、純(13ミミと)
B班:寝ルカ(クリスと)、勲(四郎と)、巫女のの(眠ののと)、くん(シルビーと)
C班:キャプテン(セシルと)、司、アナイス(レオナと)、眠のの(巫女ののと)
D班:ルカ、クリス(寝ルカと)、シルビー(くんと)、13ミミ(純と)
寝ルカ 「・・・狙いすぎた_| ̄|○ 」
シルビー 「クリス! 何であんたが、寝ルカ先生と代わってんのよ!」
クリス 「別に・・・zzz」
セシル 「アナイス・・・どうして、レオナと交代したの?」
レオナ 「私が頼んだの。海賊船での人間関係を、たまには離れたかったから」
四郎 「・・・いつも一緒にいるんだぜ。妹と一緒の班なんてorz」
純 「そうだよね。お兄ちゃんと一緒なんて、つまんないよ。
わがままいって、ごめんなさい。13ミミちゃん、変更はなかったことにして!」
13ミミ 「純ちゃん・・・」
27番 「変更の変更はきかないけどな。元に戻すなら・・・
兄妹で同じ班も、変だしな」
ルカ 「つかぴょん! 頼む! 交代! 交代!」
27番 「もう、締め切ったつーの」
B班がなんとも・・・
のほほんと京都を満喫しそうだ。
で、最終的にはこれでいいの?
A班:四郎、セシル、レオナ、13ミミ
B班:寝ルカ、勲、巫女のの、くん
C班:キャプテン、司、アナイス、眠のの
D班:ルカ、クリス、シルビー、純
どの班もどんなネタになるか全然予想がつかないね(ニガワラ
B班はボケは山ほどいるのにツッコミがいない…
これはこれで楽しそうだ。
ボケ決定戦も面白そうかもw
遠夜 「ふう・・・ 最近は色々なこと(例:毎晩中の人が2chで駆け抜けたり)があって、少々疲れましたね」
チャイナりお 「てんちょーお疲れね? そゆときは気分転換すると元気出るよ」
遠夜 「気分転換ですか。りおさんは、こんな時何をしますか?」
チャイナりお 「そうねー。いい匂いのお風呂に入ったり、おいしいご飯食べたり、
きれいな景色を見るのもいいねー」
遠夜は目を細めながら(細めなくても細いが)、りおの話を聞いている。
手入れの終わった茶器を棚に戻すと、ふと思いついたように、店内の掃除をしているりおを振り向いた。
遠夜 「そういえば、この店も開店してから、休みらしい休みがありませんでしたね。
りおさんもお疲れではありませんか?」
チャイナりお 「私? 私はいつでも元気元気ね! でも、てんちょー元気ないの悲しいよ」
遠夜 「きれいな景色を見に、キオトに行きませんか? 慰安旅行に御招待します」
チャイナりお 「りょこー? その間、お店はどうするね?」
遠夜 「数日ですが、臨時休業にします。ほんの数日、私たちも春のお休みをいただきましょう」
チャイナりお 「キオトって、日本のガイドブックで見たことあるよー。
オテラやジンジャがいっぱいで、ちょっとだけ故郷の中国に似てるね」
遠夜 「キオトの見所はお寺だけじゃありませんよ。どうです、行ってみますか?」
チャイナりお 「行く! 行くよー!! てんちょーありがとねー(グスン)」
遠夜 「いつも頑張ってくれている、りおさんにお礼です。では、早速手配をしますね」
荒夜 「(手配するっつったって、今からじゃどこも空きなんか無いだろうが?)」
遠夜 「(私にも色々とツテとコネがありましてね)」
荒夜 「(で、旅館か? ホテルか? キオトなら和風旅館で・・・・・・)」
遠夜 「(もちろん、部屋は 別 々 ですが。何か?)」
荒夜 「(お嬢ちゃんに手を出すつもりはねーってのに…)」
引き出しから短冊と筆ペンを取り出し、さらさらと流麗な文字を書き付ける遠夜。
“社員研修のため、○日から△日まで臨時休業いたします <<TOHYA>>”
すまんです… タイトルブチ切れますた。
修学旅行便乗 『その頃の <<TOHYA>>』 です。失礼しました。
27番 「班がケテーイ!した所で、各班の班長を決めてくれ」
B班の場合
寝ルカ 「班長を決めろ、という事ですが。立候補…は無さそうですね、この顔ぶれだと。
ではディスカッションで決めましょう。班長に相応しい人を選ぶにあたって
皆さんの考える理想の班長像をお伺いします」
巫女のの 「理想の班長像ですか…『背中』ですね。
この背中になら付いていける、何があっても守ってもらえる。
そう思わせる逞しい『背中』です」
勲 「背中か…俺はおなかが好きだ。
プニプニ触ると気持ちいい白い『おなか』」
くん 「白いお花…いいですねー。白百合、カスミソウ、鈴蘭…私も大好きです〜、白い『お花』」
巫女のの 「お花といえば、キオトは桜が見頃でしょうか?」
勲 「桜の木の下に立つとたまに毛虫が落ちて来る…あれは苦手だ」
くん 「私もケムシは駄目です〜脚が生えていない幼虫ならかわいいんだけど〜」
寝ルカ 「あの……………(遠い目をして)僕が班長でもいいですか?」
巫女のの 「勿論です。頑張って下さいませ、寝ルカ班長様」
勲 「俺もネルンルンのやる気を尊重する。がんがれ」
くん 「迷子になったら探してくださいね〜〜」
寝ルカ (この班の人達は皆いい人だ…誰も悪意は持っていない…
それなのに、どんどん力が吸い取られていくのは何故………)
そういえばサシャは学生じゃないから不参加なのか。
クリスが参加してるのに、なんか可哀相だな。
つーか、サシャが学校行ってない理由って何だっけ?
最初のスレから読んでるはずなのに思い出せん…。
>36
むしろクリスが学校に行ってる事のが不思議に思えて来た今日この頃。
サシャ飛び級で、大学出てたんじゃなかったっけ
クリスは、睡眠時間確保のため、趣味で中学生をしている気がする
サシャ、寝ルカ、マリマリ…
飛び級大卒多いな。
>38
そうか…学校行ってないと仕事を入れられるんだな…。
>>34 突っ込み不在のおそろしさを思い知ったよ
修学旅行本番が、楽しみだw
クリス 「先生!お願いがあります!」
27番 「何だ?」
クリス 「僕には妹がいるんですけど、学校には来ないで仕事してるんですけど、
修学旅行に連れてきてもいいですか?」
27番 「はあ?何を寝ぼけたことを言ってるんだ。」
クリス 「でも、可哀想なやつなんです。子供の時から苦労して…
今も僕の生活を支えるために毎日働きづめなんです。
(本当は本人が仕事好きだからなんですが。)
一度でいいから学校生活の楽しさを味わわせてやりたいんです。(嘘泣き)」
アナイス 「先生、私からもお願いします、ちょっとマイペースだけど根は優しい子なんです。
きっと喜ぶと思いますわ。」
ルカ 「サシャか。いいんじゃないか?たまには一緒に。
>>35タンも言ってるし。」
四郎 「そうだなー。俺も純がいるからクリスの気持ちはよくわかるぞ。先生、許可してやれよ。」
27番 「勝手なことを言うんじゃない、これは中学の行事だぞ。」
クリス 「ううう…可哀想な妹よ…。(嘘泣き)」
レオナ 「先生、医者の資格を持ってる私が中学に通ってたり、教師のはずの寝ルカ君が生徒と
一緒に修学旅行にいくめちゃくちゃな設定なんですから、この際なんでもいいじゃないですか。」
クリス 「妹のことを考えると心配で心臓が止まりそうです!く、苦しい…(演技)」
27番 「…しょうがないな、今回は特例だぞ。」
クリス 「先生、妹の、えーと、ボディガードみたいな…も一緒でもいいですか?」
27番 「ボディガード?なんだそれは。」
クリス 「えーと、シベリアンハスキーそっくりです。」
27番 「犬?旅行に犬を連れてくるのか?」
勲 「猫のおなかは最高だが、犬のおなかもいい。先生、許可してやれ。」
27番 「なんなんだ、この強引さは…。」
寝ルカ 「先輩、強引なのはこのスレお約束ですから諦めましょうよ。」
塔のみんながいない間、ユニたんは?
叔父様の家でお留守番?
ミニっ子たちはミニっ子たちで
春の遠足があるんじゃないだろうか。
銀ミカ「修学旅行?」
綾 「そうなの。いつもにぎやかな子達が3人も留守にしちゃうから、寂しくて」
銀ミカ(ということは、小うるさいヤツもいないうえにライバル達は手薄に?
っていうか、寂しいって…もしかして(・∀・)チャンス?!)
綾 「でね。ちょうど同じ週にAYAも改装で休店するし、凌やミニっ子達も寂しがってるから、
久しぶりに家族でキオトに行こうかと思って。親戚もいるし。
銀ミカ、御土産は八橋がいい?それとも宇治茶?」
銀ミカ「…宇治茶ガ好キカナ・・・_| ̄|○」
ダダダ・・・とミシンを踏む音が、休みなく響く天すみ2階。
闇ミカ 「キオト・・・キオト雛祭(要英訳)まであと×日・・・」
一心不乱に袋詰めをする、ゴスサラ。
ゴスサラ 「あきらめちゃだめ! 闇ミカ。あと×日もあるじゃない!
×、日・・・・・。
そういえば、いとこのキラちゃんたち、いつ来るんだっけ・・・?」
同じく一階。店じまいをしている、リヒトとめぐ。
めぐ 「温かくなりましたね、リヒトさん」
リヒト 「めぐりん・・・いい季節になったなあ。去年の運動会でもらった、キオト旅行のチケット、まだ使えるよな?
四郎も修学旅行で休みを取っちまうし、俺たちも旅行としゃれこまねえか?」
めぐ 「まあ・・・。いいですわね。キオト・・・」
同じく屋根裏。苦悩の縦じわ深く考え事をしているミシェル。
ミシェル 「春。僕が初恋の人と巡り会ったのは。ちょうど、こんな季節でした・・・」
27番 「それで、クリスの妹とシベリアンハスキーを入れるとして、何処の班に押し込むんだ?
もう組分けは決まったのに、また考え直すのは…」
その時、突如教室の扉が開いてミミナナショウが乱入してくる。
翔 「話は聞かせてもらいました!」
27番 「お、お前らは学年主任のクラスだろーが!」
翔 「幸いクリスの妹さんと僕は知らない仲ではありません。
僕の班も僕とミミちゃんナナちゃんの三人だけ。
クリスの妹さんとお供のハスキーは僕達がまとめてお預かりしましょう!」
制服ミミ 「お預かりしまーす!」
制服ナナ 「しまーす!」
四郎 「…翔、出番を得るためにそこまでして…」
純 「27番先生、純からもお願いします。翔の言う通りにしてあげてください。
サシャさんとカイさんなら定期的にネタ落としてくれる担職人様もいるし、
そのおまけとしてでも翔達も出番がもらえそう…」
27番 「おまいら…学年主任、何とか言ってやってください。これは職人の横暴でしょう」
主任 「クリス君、妹さんの写真を見せてもらえるかね」
クリス 「それだったらこの携帯の写真が」
クリスから携帯を受け取り、サシャの写真を眺める学年主任。
主任 「………萌」
27番 「は?」
主任 「許可する!」
27番 「おい…皆春だからって…頭沸いてるんじゃねーか!?
(明日ジャージ男スレで愚痴っとくか)」
13ナナ 「店長はキオトに行くんだー。良いなぁ」
13サラ 「私、キオトって行ったことないわ」
13メグ 「私、小さい頃住んでたから詳しいわよ。
でもずっと行ってないから、久しぶりに行きたいな」
13キラ 「改装中、特に予定入ってなくてヒマなのよねー」
13ナナ 「ねぇ、じゃあ皆で行かない?4人揃ってお休み取れる時なんてないし」
13サラ 「わぁ、行きたい行きたい!
あー、でも今からじゃ宿が取れないんじゃないかしら?」
13メグ 「あ、私キオトで民宿やってる伯母がいるから聞いてみるわ。
ちょっと外れたところにあるからシーズン中でもあんまり混んでないのよ。
移動がそれほど便利じゃないかもしれないけど、いいかな?」
13キラ 「全然!迷惑じゃなかったら、ぜひお願い!
あいてると良いわね〜。」
13メグ 「観光地は修学旅行生でいっぱいよ。覚悟しておいた方がいいわ」
クリスも翔もさすが芸人だな…
キオト。某の本拠地である里。
壁一面に、ポスターが貼られている。
「第3回キオト雛祭 ○月×日〜○月△日
前夜祭・歌姫シンディコンサート」
14番 「7番様、準備完了です。後は当日を待つばかりとなりました」
7番は無表情に、ポスターに大きく写ったシンディの横顔を見つめる。
7番 「歌姫降臨。春の古都に嵐の予感だな」
27番 「クリスの妹は隣のクラスに入れてもらう事になったとして。
さっさと班長を決めるように」
D班の場合
ルカ 「良かったな、クリス!サシャも修学旅行に行けて」
クリス 「うん…そうだね…」
シルビー 「それで、班長はどうすんのよ。あたしは嫌よ。点呼とったりすんのめんどくさいもん」
純 「純も転校してきたばっかりだし、責任重いのはちょっと嫌だな…」
ルカ 「俺だって嫌だよ!」
シルビー 「男らしくないわね。レディに面倒事を押し付けるつもり?」
ルカ 「男女差別ハンターイ!ってかお前がレディって柄かよ!
クリス、お前も何とか言ってやれ」
クリス 「んー?班長?どうでもいいや。決まったら起こして…」
ぱた、と机に突っ伏して動かなくなるクリス。
顔を見合わせるルカ、シルビー、純。
冷ややかな視線で意識不明のクリスを見下ろす。
三人の心は今、一つになった。
キャプテン 「おまいらは鬼か。その日休んだ香具師が学級委員押し付けられてるのと同じ法則だな」
シルビー 「どうでもいいって言う方が悪いのよ。で、あんたの所は?」
キャプテン 「C班は俺が班長だが何か?」
寝ルカ 「自主的ななり手がいる班って幸せですね」
ルカやシルビーがお調子者なのはいつものことだけど
純ちゃっかりしてるよ純
一見素朴な天然少女風なのに、さすが美加や四郎に挟まれてるだけあるよ・・・
設定確認、一週間の修学旅行の中の京都一泊、奈良一泊が班に分かれての自由行動。
それ以外の日は普通の修学旅行と同じで学年での団体行動って捉えていいのかな?
それでいいとオモ。
想像するに、
初日:新幹線でキオトへ。団体行動
2日目:キオト団体行動
3日目:キオト:班別自由行動
4日目:ナラ移動・団体行動
5日目:団体行動
6日目:ナラ・班別自由行動
7日目:新幹線にてキオトから東京へ
こんな感じ?
・・・しかし一週間も、見て回るところあるかなあ・・・(元関西の民)
きっとその内一日は、お寺で正座で長々とありがたいお説教。
があるはずだ。
前スレもう保管されてるね。
保管人たま、いつもお世話になってます。
アナたん謹製の胡麻味噌ドーナツがまだまだ有るのでドゾーつ◎◎◎◎◎◎◎
ミシェルは闇ミカ&ゴスサラと一緒に行動?
それとも1人でふらふら?
>57
保護者と一緒に行動のはずが気がつくとはぐれて一人でふらふら。
がミセルクオリティ。
胡麻味噌ドーナツって普通に美味しそう
>59
きっと、小麦粉より味噌の方が多いよ…
>59>60
胡麻味噌以外の構成物が、小麦粉と砂糖とは限らんぞ…
>42
GJ!サシャスキーだから嬉しいです。
スレ住人の皆さんおはようございます、ジャージ男です。
>17主任
漏れも来週から職場の・・・研修旅行のようなもので一週間出ます。
携帯は持っていくので現地からも読み書きできると思うんでつが。
マヌカンと一週間会えないのは寂しいけど、向こうに着いたら忙しくて
それどころじゃなくなりそう・・・
ここからはスレ違いの単なる仕事の愚痴だけど叫ばせてNE!
教え子共ーーーーーー上司ーーーーーーー
藻前ら強引にもほどがあるーーーーーー!!
旅行の直前になってーーーーーーーー
無ーーーー茶ーーーー苦ーーーー茶ーーーーだーーーーーー!!!!!
特に上司ーーーーーーー!
教え子の妹にーーーーー萌ーーーーえーーーーるーーーーなーーーー!
奥さんにーーーーー言いつけるぞーーーーー!!
64 :
@主任:05/03/17 09:25:39
慰安旅行(仮)に、若い女子が一人、飛び入り参加することになりました。
顔写真しか見ていないですが、うちのやつの若い頃に少し似ています。
(今は見る影もない位コロコロと太ってますが。)
自分の子は男ばかり3人なのですが、女の子が出来ていたらこんな感じかもと思いました。
息子どもはなにしろ騒々しいうえに口ばかり達者になってきて、
毎日何かを壊したり泥だらけになって帰ってきたりケンカしてきたりと
我が家には潤いというものがありません。
なんでも、その子はボディガードに犬を連れてくるそうで、深窓の令嬢のような雰囲気です。
きっと内気で、物静かな子なのでしょう。
会うのが少し楽しみです。
>63
どこにでも困った上司というのはいるものですね。
自分も若いころは苦労しました。
まぁそういう手合いは相手にしないほうが精神衛生上いいと思います。
サシャ「先生、初めまして。クリスの妹のサシャです。
この度は、急な参加を許可いただきまして、ありがとうございます」
主任 「いや、それはかまわないが…後ろのでかい男はなんだね?」
サシャ「兄から聞いていると思いますが、同行のシベリアンハスキーですわ」
カイ 「カイです。ヨロシクオネガイシマス。」
主任 (ハスキー!?犬!???最近の犬はしゃべるのか?!)
制服ミミナナ「「サシャさん、いらっしゃーい」」
サシャ「ミミさん、ナナさん、よろしくね。
飛び入り参加なんて、迷惑じゃなかったかしら?」
制服ミミ「ぜーんぜん。出番が増えて嬉しいし。ねー」
制服ナナ「ねー。人数多い方が楽しいし」
翔 「社長、来たばっかりで悪いけど、うちの班全然打ち合わせ進んでなくて。
今日中に自由行動のスケジュール作って提出しなきゃいけないんだ。
早速だけど打ち合わせに参加してくれる?」
主任 (…社長?!)
サシャ「ええ、もちろん。」
翔 「(…社長、どうしたの?なんか静かじゃん)」
サシャ「(一応部外者が参加させてもらってるんだもん。大人しくしていないと。
スケジュールも皆が行きたいところでいいわ)」
翔 「(そんな遠慮しなくていいよー。行きたい所あったら言ってよ)」
サシャ「(駄目だってば)」
カイ 「(サシャにあまりクッツクナ!)」
翔 「で、せっかくキオトまで行くんだから、主要な観光地は
抑えたいって意見は一致してるんだけど…」
制服ナナ「レポーターとしては、今回、キオトの甘味処特集を組みたいなと思って」
制服ミミ「行きたいお店が点在しているのよねー」
翔 「でも、完全に自由な訳じゃないから。10時と2時に、先生のいる
チェックポイントで点呼とられるからね」
サシャ「…」
制服ナナ「どう考えてもこんなにまわるのムリかなー」
制服ミミ「でも、嵯峨野の元お茶屋と、東山のカフェははずせないわよ」
翔 「巣鴨のおばあちゃん達にお土産買いたいから、四条通りの方に出る時間も欲しいな」
サシャ「……」(ウズウズ)
制服ナナ(ガイドブックを見ながら)
「この祇園の小料理屋って素敵ねーお昼に行けないかな?」
主任 「祇園の小料理屋?お前ら、小遣いは1万円だぞ、何考えてるんだ」
サシャ「…………」(ウズウズウズ)
制服ミミ「交通手段はどうする?」
制服ナナ「キオトって、いろんな鉄道が入り乱れてるからわかりにくいのよねー。
観光地の間はバスかな?」
サシャ「…!あの、飛び入りのくせにすごく差し出がましいんだけど、
もし良かったらスケジュール組ませてもらえない?
そういうの、割と得意なの」
翔ナナミミ(顔を見合わせて)「待ってました!」
サシャ「パソコンが1台しかないから、お店の情報と交通手段は平行して調べた方が効率良いわね。
人数もいるし。先生、職員室に時刻表と電話帳はありますか?」
主任 「あぁ、もちろんあるが…電話超は都内のだぞ?」
サシャ「かまいません。カイ、職員室行って借りてきてくれる?
ナナさん、悪いけど彼を案内してあげてくれないかしら」
サシャ「翔、小料理屋はTV局とのタイアップにしましょう。
お昼ごはんだけに限れば班行動にも支障ないし。
電話帳がきたら連絡をとるわ。
タイトルは…そうね、『特別企画!巣鴨アイドルと春のキオト料理を満喫』で行きましょう。
桜の季節だし、これはお年寄りに受けるわよ」
翔 「結局仕事が入るんだね…」
サシャ「お兄様も使えると良かったんだけど。『春眠暁を覚えず…クリスの花紀行』とか出来たのに、
他のクラスじゃしょうがないわね。
これで予算の問題は解決するわ。先生、よろしいですね?」
主任 (TV局?!タイアップ?!)
サシャ「ミミさん、お店の情報は出たかしら…東山のカフェは朝9時からやってるのね。
じゃあ、朝ごはんは控えめにして朝一番にここに行きましょう。
翔、おばあちゃん達へのお土産は二年坂付近も充実してるわ。
他に行きたい所は?…あ、時刻表が来たようね。
ナナさん、カイ、ありがとう。じゃあ早速…」
時刻表、携帯、パソコンを駆使して次々と予定を組み立てていくサシャ。
サシャ「ふう、こんなところかしら。
学生だし、各種割引が使えるわ。キオトは今和服キャンペーンをやってるから、
女性陣は着物を着れば、かなり安く抑えられるし、お小遣いも十分残るわ。
先生、スケジュール表と予算書、ついでに各種見所を抑えた
パンフレットを作成してみましたが、どうでしょう」
主任 「あ、あぁ良いんじゃないかね…」
サシャ「さて、次はこの企画書をTV局に送らないと。翔、忙しくなるわよ!」
主任さんもジャージ男も来週から一週間旅行なんだ。
うちの学校も同じで来週から一週間ナラ・キオト旅行なの。
春休みだし修学旅行シーズンだから、他の学校の旅行生もいっぱい来てそう。
もしかしてこのスレ読んでる人の中にもそういう人いる?
現地ですれ違った修学旅行生の誰かがこのスレの住人かも?って考えたら
何だかワクワクしちゃうよ。
ここからは本当にチラ裏な自分語りなんだけど、
自由行動のグループ分けで好きな人と一緒になれたの!
友達はみんな意中の人とはバラけちゃってたから、すっごくラッキー。
別に一緒のグループだったからって何か進展するとも思えないけど(´・ω・`)
69 :
@船長:05/03/17 12:45:49
>ジャージ男、主任、空手女
俺も来週からキオト・ナラに修学旅行。
やっぱシーズンなんだな。
このスレの喪米らの外見は知らねえからすれ違っても分からないが
ガタイ良い女を見たら空手女だと思っとくよ。
俺んとこでも班分け有ったんだが、気になる彼女と同じ班にはなれなかった。orz
直球で狙いすぎた。
もっと裏読みして希望出せばよかった・・・
このスレでもキオト修学旅行生多いですね。
全国から色んな学校、色んな学年の生徒さんが集まるんだと実感しますた。
僕の職場もなんですが、そんな混雑になるとすると現地での監督作業が思いやられます。
物凄くマイペースな人たちを率いなきゃいけなくなってしまって…
>船長
ご愁傷様です。
僕は反対に深読みしすぎた希望を出したせいで好きな女性と同じチームになれませんでした。
お互いがんがりましょう。
注意:アナイス争奪戦について四郎とセシルにレオナがマジ苦言を呈する描写があります。
アナイス争奪戦を余り深刻に考えずに明るいノリのギャグとして捉えたい方はご注意下さい。
A班会議中。
四郎 「あーあ、せっかくアナイスと同じ班になろうと思ってイサイサに代わってもらったのに」
セシル 「レオナさん、昨日海賊船での人間関係を離れたかったからアナイスと代わったって言ってたけど
交代前はA班にはキャプテンがいたよね?
その理由は辻褄が合わないと思うんだけど」
レオナ 「キャプテンと王子は交代しそうなのが見え見えだったから。
勲君と四郎君が交代しそうなのもね」
四郎 「何だよそれ、まさか俺とセシルからアナイスを引き離すために!?
ルカか叔父様の差し金か!?」
レオナ 「アナイスとあなた達を引き離すため、っていうのは合ってるけどルカと叔父様の差し金じゃないわ。
最終的な班のバランスを考えての私の意志よ。
…そうね、厳しいけどこの際だからはっきり言っておきましょうか。
仮に四郎君と王子とアナイス、13ミミちゃんもしくは純ちゃん。
こういう組み合わせの班だったとしたら、行く先々であなた達アナイス争奪戦を始めるでしょう?
バスで隣になるのはどっちか、食事をとる時に隣に座るのはどっちか、
アナイスと二人で写真を撮ろうとしたり、相手の邪魔をしたり。
そういう時に、残りの一人の女の子がどういう気持ちになるか。その場で考えて行動できる?」
はっ、と息を飲む四郎とセシル。
レオナ 「私はルカも四郎君も王子も恋愛対象じゃない第三者だけど、
それでもこの状況であからさまにアナイスと差をつけられたりないがしろにされたりしたら
やっぱり居心地も悪いし、率直に言えば不愉快だわ。
ルカと叔父様にも言える事だけど、アナイス争奪戦に熱中する余り視野狭窄に陥って
周りの第三者の事が頭から飛んでる事があるでしょう?あれ、改めた方がいいわ。
世の中は自分とアナイスとそれを取り合うライバルだけで廻ってるわけじゃないんだから。
C班を離れたのも同じ理由。キャプテンと巫女ののと私と司君、こういう構成の班だったら
司君だって内心やりにくかったんじゃないかしら。
…まあ、巫女ののは眠ののちゃんと代わってB班に行っちゃったんだけど。
お説教はそれだけ。きつい事言って悪かったわね」
言葉を切ったレオナはシロセシミミが熱い眼差しで自分を見ているのに気付く。
四郎 「姐御!俺らの配慮が足りませんでした!」
セシル 「確かにレオナさんの仰る通りです。身に覚えがあって返す言葉もありません!」
13ミミ 「私や純ちゃんの気持ちをそこまで考えてくれてありがとう、レオナちゃん!いえ、レオナ姐さん!」
レオナ 「……?」
キャプテン 「それで、A班はレオナが班長になったのか」
レオナ 「まさか自分にそんなのが廻ってくるなんて orz」
巫女のの 「それだけレオナ様に人望がお有りという事ですよ」
寝ルカ 「じゃあ班長会議ってレオナさんと僕とキャプテンとクリス?」
シルビー 「えっ!?班長会議!?そんなの有るの!?」
寝ルカ 「ええ。…シルビーさん、ちゃんと学級通信読みましたか?」
シルビー 「もー!!寝ルカ先生と会議できるんだったらあたしが班長になれば良かったー!!」
レオナ 「それなら今からでもクリスに代わってもらえば?班長のやる事って多いけど。
点呼とって、何かあったら先生に報告して、日誌つけて、自由行動のスケジュール作って提出して…」
シルビー 「…だったらいいや」
>71、72 GJ!
レオナ姐さんのカコヨサに漏れも惚れますた
地上で民族大移動の準備が始まった頃の、天界。
女神美加の私室を訪問する天使長、榊。
榊 「美加様。ご気分がすぐれないとのこと。いかがなされました?」
美加 「大丈夫です、榊。ただキオトの大祭まであとわずか。女神として降臨の任を果たさねば…」
榊 「大祭降臨は確かに重要な務め。しかしご無理はなりません。
第一、女神の貴女様が不調であること自体、天の一大事なのです。
女神は、通常の病に侵されることはありえない。あるとすれば…」
美加は、もう眠っている。
美加 「(寝言で)泣いているのは、誰…?」
地名を理解してキオト編を楽しむために京都の観光ガイドを買ってきた。
リアルで行く予定も無いのに orz
76 :
もしもし、わたし名無しよ:05/03/17 19:33:08
歌姫シンディの公式設定・・・
これはキャプテンセシルとシンディとシルビーの三角関係と見て間違いないのでせうか?
シルビーが義妹ってことは、血は繋がってないですしね。
銀貨の誓いシリーズ(?)続編が気になりまふ。
>75
GJ!!
>76
あちこちのスレでシルビーが嫉妬女って言われてるけど
自分は恋愛感情からくる嫉妬心で怒ってるのとは違うと思ってたよ。
むしろ硬派だと思ってたキャプテンが女にうつつを抜かすようになったのが情けなくて
義憤から嘆いてるような。
でもこれだけ叩かれてまだ続きやる気あるんだろうか。
榊が仕事場に戻ると、大量の書類の前で白鳥と白蓮がせっせと判子を押している。
榊 「お前たち、何をしている。それは神の仕事、我々天使がすべきことでは…
(はっ)デカ健様は?!」
白蓮 「す、すみません〜。でも、これ終わらせてしまわないと…
女神美加様に御無理もさせられませんし…」
白鳥 「デカ健様は、椿を連れて下界にお出かけにorz」
榊 「なんだと!!こんな時に、いったい何を考えてるんだあの方は!」
白蓮 「美加様の代わりに大事な仕事があると、本人は言ってました…」
白鳥 「美加様の異変を感じたら、すぐ戻るとも…それまで戻らないという事かもしれませんが…」
ゆき 「さかきちゃん、さかきちゃん」(榊の袖を引く)
榊 「ん?どうしたんだ、ゆき(微笑)」
ゆき 「デカ健さまがいってましたぁ。
「さかきちゃんが怒ったら、はつばい前に、
しわカスタムになっちゃうから気をつけなさいって言っておいてね(・∀・)」
って言われましたぁ。
ゆき、長いけど、ちゃぁんとおぼえたよ!」
榊 「神からの言付けを伝えられるようになったか。よく覚えたね、ゆき。
デカ健様の顔(文字)まで見える程立派な伝言だったよ」
ゆき 「わぁぃ、褒められましたぁ〜」
白鳥白蓮「(やっぱり私達の気苦労って、増えてる気がする…)」
女神美加、榊の目を盗むように下界へと飛びだしたデカ健と椿。
椿 「大事な仕事ってなんですかぁ?また騙したんじゃないですよねぇ〜」
デカ健 「騙してないって。コレだよ、コレ」
デカ健は、白い粉の入ったザルを取り出し、突然椿に粉を振り掛ける。
デカ健 「椿に花を、咲かせましょーっ」
椿 「うゎぁっ。な、なにするんですかぁーっ!」
デカ健 「あはははは」
デカ健が笑うと、椿に降り掛かった粉から、椿の花が咲く。
椿 「こ、これは…花咲か爺さん??」
デカ健 「今は椿だから、椿の花にしちゃったけどね。
今年は冬が寒かったから、みんな春が待ち遠しいだろ」
椿 「そ、そうかぁ、桜前線ですね!天候を司る美加様の代わりに…」
デカ健 「そーゆーこと。俺は極端に天気は操れないから、これくらいしか出来ないけどね」
すみません。>74の続きです。
ネタ的には単発で考えてたのですが
京都編に入れるかどうかは後の職人様に御任せします。
C班の場合
司 「統率力のある班長がいて良かったな。D班なんかグダグダだったぜ。」
眠のの 「(悪戯っぽく)でも、本当はお姉さまと一緒の班が良かったんでしょ?キャプテンは。」
キャプテン 「いや、これはこれでいいと思う。
俺の戦闘力、つかぴょんの情報収集力、眠ののちゃんの洞察力と経済力、アナイスのヒーリング力。
なかなかバランスの取れたパーティーだ。」
アナイス 「キャプテンにそう言っていただけると嬉しいです。」
キャプテン 「これなら、キオトでどんなモンスターに遭遇しても大丈夫だろう。」
司 (モンスター?)
キャプテン 「キオトには魑魅魍魎や邪神が跋扈しているそうだからな。」
眠のの 「それって平安時代とかの話じゃない?」
キャプテン 「いや、油断は禁物だ。まずは持ち物だが。一週間分の食料と水。
食料は嵩張るから乾燥物を中心に。それと医薬品だ。」
アナイス 「旅行中の食事は、旅館等で用意してくださるはずですが…。」
キャプテン 「そうなのか?それなら荷物が助かる。その分大きな武器を持っていけるな。」
司 (武器?)
キャプテン 「俺はサーベルと銃を持つ。つかぴょんには俺の予備の剣を貸そう。
女の子達は護身用にサバイバルナイフを用意してくれ。あと、望遠鏡にコンパスも必要だな…。」
眠のの 「ちょっとちょっと、そんなの先生に見つかったらやばいわよ!」
キャプテン 「今から旅行までの期間、各自トレーニングをして鍛えておいてくれ。
特にアナイスと眠のの。君達は相手にダメージを与えるよりも、自分の身を自分で守れるように。いいな!」
司 「(ヒソヒソ)キャプテン、根本的に勘違いしてない?」
アナイス 「(ヒソヒソ)きっと海賊の皆さんの『旅行』の感覚って、こうなのですわ…。」
>82から引っ張ってみる。
キオトで魑魅魍魎邪神に遭遇した場合の各班の対処方?
A班:レイピアを扱えるセシル、空手有段者の13ミミ、治療師のレオナ、と手堅いパーティー。
しかし最強の攻撃方法は四郎の歌である事は周知の事実。
B班:運動神経抜群で破壊力もある勲、高位霊力使いの巫女ののを擁するが
くんの戦闘力は未知数。クタクタボディかつ視覚に弱点を持つ寝ルカが不安要素か?
C班:
>>82の通り。アナイスのヒーリング力は映画オリジナル設定なので日常ネタで有効なのかはビミョンだが、
オプションとしてもれなく狙撃手が付いて来るのが心強い。
D班:足腰鍛えているルカ、綾譲りの運動神経を誇る純、運動神経は鈍いが鞭の扱いに長けるシルビーを擁する。
戦闘開始と同時に「ねむり」になるクリスが不安要素。
E班:殺陣で鍛えたサシャとカイの剣技が光るが、ミミナナショウの能力は未知数。
フットワークが軽く逃げ足も早そうなので足手まといにはならなそうだ。
最終兵器、四郎
おそろしやおそろしやw
アナイス「私を助けて!」(漏れなくスナイパー叔父様登場)
メガテ●スキーな漏れ(w
学校にて、ホームルームの時間。
シルビー 「せんせー、質問なんだけど」
27番 「何だ?シルビー」
シルビー 「修学旅行中って何着るの?制服が義務?それとも私服でもいいの?」
27番 「学校指定のジャージ…」
シルビー 「ジャージ!?ありえねー!!」
眠のの 「この私に伝統ある都でジャージを着て歩けですって!?」
ルカ 「ジャージはねーだろジャージはよー。勘弁してくれ」
クリス 「zzzz…ジャージハヤダ…zzzz」
セシル 「ジャージ…このバタ臭い顔の僕がジャージを着てキオトを…」
キャプテン 「お前だけじゃねえよ兄弟。銀髪ロン毛に眼帯にジャージなんてギャグでしかないぞ」
巫女のの 「せっかく私服でも違和感なく溶け込める古都に行かれると思っていましたのに」
レオナ 「今時ジャージを着ている修学旅行生なんていないわよ」
司 「先生、それはアキバ系よりもヤバイ」
27番 「…になるかもしれなかったんだが、俺も思う所あってな。
職員会議で大反対したら制服でも私服でも何でも可になったよ」
純 「あー、良かった!」
13ミミ 「先生ったら、驚かせないでよ」
アナイス (皆さん、何をそんなに慌てていたのかしら?ジャージはそんなにおかしいのかしら…
帰ったら叔父様に聞いてみましょう)
勲 (別にジャージでもよかった)Oo(´−`)
ここは東京。よりとみどりの暮らす家。
みどり 「ねーねー、より姉」
より 「なに? どうしたの、みどり?」
みどり 「だいぶ桜も開いてきたよね。(リアル時間よりは、修学旅行時間は今のところ少し先ということで)
明日、お花見に行こーよー」
より 「あら、素敵ね。お弁当作らなきゃ。公園がいいかしら。それとも丘の上の神社?」
みどり 「え〜っと。丘の上の神社がいいかな。町をずーっと見下ろせるし。
あのね、より姉。なぎさちゃんもさそっていいかな?」
より 「? もちろん、いいわよ。じゃあ、お弁当は三人分ね」
みどり 「よかったー! 最近なぎさちゃん、ちょっと元気なくて。
いっぱい遊んだら、元気になるよね?」
そういえば、京都の修学旅行で木刀買って没収されてたやつが居たな。
叔父様のお屋敷。
オールドスタイルの片眼鏡をかけ、中学校の行事予定表と旅のしおりを見ている叔父様。
28番 「お嬢さまが一週間もこのお屋敷を空けられるなんて。
学校行事とはいえ、寂しくなりますね」
叔父様 「・・・28番君。移動手段と宿の手配を頼む。行程はこの通りで」
旅のしおりを渡され、一瞬沈黙する28番。
28番 「おっさん・・・。あんた、修学旅行についてく気じゃ・・・」
叔父様 「何を言うんだね28番君。ついていくとは人聞きが悪い。
これはアナイスにとって大切な学校行事。
父兄がついていってはアナイスにもお友達にも迷惑になるだろう」
28番 「だったら移動手段と宿の手配というのは?」
叔父様 「何、私も個人的に桜が満開の季節の古都を楽しみたくなっただけだよ。
道中 た ま た ま アナイス達と同じ場所を観光することもあるかもしれんが
会いに行ったりはしないさ。あくまで 陰 か ら ひっそりと見守るだけで」
時間軸は前後します。
皆が修学旅行に旅立った頃。鎌倉の、趣きある旧家。
本格的な日本庭園は、桜の花が花盛りである。
桜の木の下で、花びらを手のひらで受け止めて微笑む、和装の少女。
まどか 「秋も風情がありますが。我が家の春は、やはり良いものですわ」
パピィ (゚Д゚)マドカー! (大意:そうだね、まどか。今年も良き春をお前と迎えることができてうれしいよ)
まどか 「そろそろ桜も満開・・・。お父様、みやこ踊りを見に行きませんこと?」
パピィ (゚Д゚)マドカー! (大意:それは素敵だねえ。キオトに住む、お前の日舞の師匠にもご挨拶をしなければ)
まどか 「アナイスから、手紙が届きましたの。ちょうど、修学旅行でキオト・ナラを巡るのですって。
どこかですれ違ったりしたら、それも素敵ではないかしら」
商店街を二人で歩く遠夜とチャイナりお。
旅行準備のため、今日はお店は早じまいにしてある。
チャイナりお 「キオト〜 キオト〜〜 うっれしっいキオト〜〜♪
りょこー初めてだから、とっても嬉しいねー。新しい石けんとパジャマ持っていくのねー」
遠夜 「旅館にはパジャマ代わりにもなる浴衣というものがありまして、
夏の浴衣とはまた違って、趣があるものなんです……おや」
そろそろ春の気配を感じる夕方の風に吹かれ、
ミシェルがふらふらと人波に押し流されるまま歩いている。
遠夜 「…さん、ミシェルさん?」
ミシェル 「………………貴方は僕のはつ恋のひと… ではないですね。
こんにちは、遠夜さん、チャイナりおさん」
チャイナりお 「ふらふら歩いてると危ないよー。どうしたね?」
ミシェル 「お二人、今日はお店は」
遠夜 「今日は買い出しがあって早じまいです。
それにしても、どうかされましたか? いつにも増して目がうつろですよ」
ミシェル 「少し思うところがありまして。導かれるままに歩いていたら、いつの間にか」
チャイナりお 「ミシェルさんもお疲れね? 気分転換すると元気なるよ」
ミシェル 「そうすれば、この物思いは晴れるのでしょうか……(溜息)」
遠夜 「物思いの種類にもよりますけれど、少し現実を忘れるのも一つの手ですよ」
いつも現実離れしているような気もするが。
ミシェル 「ありがとうございます。頑張ってみます」
チャイナりお 「応援してるねー」
遠夜 「では、私たちはまだ買い物が残っていますので、これで」
夕暮れの道。去っていく二人を見送るミシェル。
ミシェル 「気分転換… そうだ、キオトに行こう。
忘れられないあのひとと出会った、あの美しい都に……」
夕食後の海賊船、テーブルの上を片付けた後教室君にお茶を出してもらってダベる一同。
教室 「巫女ののさんと寝ルカ先生が一緒の班で、後は皆バラバラっすか」
シルビー 「巫女のの、班代わってくれない?(はぁと)」
寝ルカ 「駄目ですよ、シルビーさん。僕だって(13ミミさんと同じ班に)代わりたいのは山々ですけど
そうやってそれぞれの主張を聞いてたらキリがないですから」
レオナ 「そうそう。こういう機会が無いと話さない人と一緒なのも、たまには良いんじゃない?」
シルビー 「まーね。あたしも純やクリスとはそんなに個人的に話したこと無かったし」
キャプテン 「って言っても班行動は3日目のキオトと6日目のナラだけ。
後は点呼を班単位でとるのと日誌書いて消灯前に10分班長会議がある以外は
クラス単位での行動だからな」
巫女のの 「団体行動は金閣寺、三十三間堂、清水寺、平安神宮、伏見稲荷、竜安寺、桂離宮…」
シルビー 「うえ、寺と神社ばっかりじゃない!つまんなそー」
巫女のの 「それは偏見です。一口に神社仏閣と申しましても建築様式も建てられた時代も背景も庭園の様式も…
…あの、もしもし、シルビー様?」
シルビー 「ZZzz……」
レオナ 「クリスのが移ったのかしら」
キャプテン 「それでお前ら、修学旅行に着てく服ってどうする?」
巫女のの 「私は許可が下りたので私服の巫女装束で。これが一番落ち着くので…」
レオナ 「私は面倒だから制服。インナーだけ替えを用意すればいいから手荷物も減らせるしね」
キャプテン 「実は俺ちょっと迷っててさ。学ランにするかいつもの私服にするか、思い切って羽織袴でも買ってみるか」
シルビー 「やめときなさいよ、ただでさえ外人顔のあんたが銀髪キャプテンヅラに眼帯つけて羽織袴とか、
マジありえないから。ジャージ以上にヤヴァいって」
キャプテン 「それじゃお前は何着てくんだよ?」
シルビー 「毎日分の私服とぉ、制服とぉ…自由行動の日は舞妓さん体験もやりたししぃ」
レオナ 「そんなに荷物増やして大丈夫?今回荷物持ち居ないのよ」
キャプテン 「お前の班、下手すると荷物になりそうなヤツも居るしな」
禿げしく遅レスだが
>54
ナラ・キオト一週間修学旅行行った身からすると
「一週間じゃ短すぎ…orz
物足りないとこは個人旅行行けってこと?!」て感じですた。
中学生’sも行きたいとこ満載みたいで、どんな名所回ってくれるのかなーと
今から楽しみでつ。
>93
A〜Eグループの各メンバーが自由行動の日に何処に行きたがるかも性格出そうで面白そう。
自分で考えるの楽しそうだし、他の職人様のネタもまた楽しみだw
(でもぬっちゃけキオトの観光名所は心当たりがあってもナラに何があるんだかわからん。
修学旅行逝ったのも大昔なので忘れた orz)
>94
ナ、ナラの大仏をお忘れかーーー?!
鹿公園もあるでよ。
>95
自分の中の奈良のみどころ
・大仏
・岩
・鹿
やっぱり鹿せんべいを食べたり、鹿と戦ったりするんだろうか
春だからな・・・
雌鹿とのバトルは白熱しそうだw
鹿せんべいはモミガラとかワラとか入っているから
食べちゃだめだー
このスレ見てる中でナラ・キオト逝ったことある香具師いるか?
ナラにグレート・ブッダって巨大ロボが有るらしいが、これって乗って動かせるのか?
操作性とかどう?ロボット初めてでもそこそこ戦える?
#ギャグとしてBL要素があります。苦手な方はご注意下さい。
翔達の教室を覗き、手招きをする勲
勲 「…カイ。」
カイ 「ヤァ ノシ」
勲 「ハイクロでは世話になった。ところで、クリリンが言ってた
シベリアンハスキーというのは、もしかして、君のことか?」
カイ 「? 多分…。」
勲 「そうか。(露骨にすごく残念そうな顔)君のおなかを触るわけにはいかないな。」
カイ 「??」
勲 「じゃ、またな。」
カイ 「じゃ… (イサオ、学生服のボタンが掛け違ってるよ、と言いたい…ケド
咄嗟に日本語が出てこねーよ!!)」
教室を出ていく勲を困った顔で切なげに見送るカイ
制服ミミ(遠くから見ている)「ちょっとちょっと!なにあのふいんき!」
制服ナナ 「こ、これって腐女子の大好物の…」
制服ミミ&ナナ「BL!?」
制服ミミ 「えー、でも、カイ君ってサシャちゃんが好きなんじゃないの、
露骨にラブラブ光線が出てるよいつも。」
制服ナナ 「だからさ、カイ君はノンケで南条君がふられたんだよ。すごい落ちこんでたじゃん。」
制服ミミ 「マジで?南条君ってそういうキャラじゃないと思ってた…。」
制服ナナ 「これ、内緒にしとかないとね。可哀想だもんね…。」
翔 「(聞こえてるし。)君達、それ、絶対ありえないから。誤解だから」
制服ミミ&ナナ 「えー違うの?ちょっと萌えたのに!!」
翔 (おいおい、萌えるなよ〜orz)
カイのおなかは触っても硬そうだな。
イサイサもボーカリストとして腹筋鍛えてそうだから硬そう。
おなかプニプニしてそうなのはミカエル一族・・・
>103
綾、銀ミカと結婚したらもれなくプニプニお腹&太ももの枕がついてくるぞ。
>104
うわー、ウチの綾タンに、銀ミカのお婿を迎えたくなった…
つかぴょんもおなかは鍛えられてなさそうだが、
太もものプニプニ感では銀ミカに軍配だな
あぁ、ミシェル、可愛いよミシェル…
一生彷徨ってて欲しい私は頭おかしいのかもしれない。
>106
27番先生もお腹はちょっと出てそうなイメージ。ビール腹で。
>102の続き
廊下に出てきた勲にクリスが声をかける。
クリス 「イサイサ、ボタンが掛け違ってるよ」
勲 「ほんとだ。ありがと(´−`) 」
クリス 「あのさ、白いおなかが好きなら僕のおなかを触ってもいいけど、カイに変なことしたら、
サシャが泣くからね」
勲 (変なこと?)
ルカ 「クリス、教室に戻れよ。自由行動のスケジュール、さっさと決めちまおうぜ!」
クリス 「うん」
勲 「(ボソッ)サシャのおなかもしろ…モゴッ」
クリス 「(勲の口を手でふさいで)サシャのおなかに触ってみろ。君を殺す(にっこり)」
勲 「クリス、目が笑ってない…」
シルビー 「京都の舞妓さん体験は絶対はずせないわよ!」
クリス 「………」
ルカ 「女子だけならそれでもいいかもしれないけどさ、自由行動は男女一緒なんだぞ!」
シルビー 「あんたたちだって舞妓さんになればいいじゃない。絶対似合うわよw」
ルカ 「やだよ、そんなの!」
クリス 「………」
純 「純は映画村に行きたいな」
クリス 「………できた。じゃ、これで先生に提出してくる」
ルカ 「待てよ。これって、京都の自由行動、嵐山でお昼寝、奈良の自由行動、奈良公園でお昼寝?」
シルビー 「クリス、あんたは寝てていいから。ルカ、純、これはあたしたちでちゃんと決めなきゃ!」
純 「賛成!」
キャプテン 「ある意味、クリスは班長に向いてるかもしれないな」
レオナ 「自分では行動しなくてもチームを動かせるタイプね」
好きな女性が自分の膝枕で安らいでくれたらそれは嬉しいけど、
どちらかというと膝枕はするより彼女にしてもらう方がいいよね。
108を読んで、初めてクリスをカッコイイと思ったよ。
妹思いのいいお兄ちゃんだー。
寝ルカ 「皆さん、自由行動で行きたい場所ややりたい事があったら意見をどうぞ」
くん 「日向ぼっこやお昼寝してのんびりすごしたいな〜〜」
勲 「動物と戯れたい。ネコタンきぼんだが鹿タンでもいい」
巫女のの 「余り観光客がいらっしゃらない静かで古式ゆかしい神社や名刹や庭園を周りたいです」
寝ルカ 「お土産屋さんや甘味処なんかは?」
巫女のの 「観光地化されてしまってガチャガチャした所はどうも…
人の多い主要観光名所は団体行動でも周りますし」
うんうん、と頷く勲とくん。
寝ルカ 「いわゆる観光地を避けるとなると、(ガイドブックを調べて)じゃあ洛北・洛西かな…
上賀茂神社から賀茂川沿いの桜並木を見ながら散策というのは?
川沿いを下って行くと大きい植物園もあるみたいですよ」
くん 「植物園いきたいな〜」
和気藹々とガイドブックを見ながら行かれそうな場所に赤ペンで丸をつけているイサノノクン。
寝ルカ (ああ、和やかに話し合いが進んでいる…やっぱりこの班の人達はいい人だ)
勲 「自由行動が決まった所で、渾名を決めないとな」
寝ルカ 「…は?」
勲 「昔四郎が言ってた。グループの結束を固めるには互いを渾名で呼ぶのが良いと。
ネルンルンには渾名があるが巫女ののとくんには無い」
巫女のの 「くん様は既に他のお名前の渾名のような響きのお名前ですね」
くん 「どんな名前を渾名化すると『くん』になるのかな〜?」
巫女のの 「クニコ様とか」
勲 「よし、くんはクニコ。巫女ののは…ののたん?」
くん 「それだと眠ののちゃんと区別がつかないよ〜」
勲 「みこののたん。長いな。縮めてみのたんにする」
巫女のの 「多少落ち着きませんがそれもまた運命と思って受け入れましょう」
くん 「渾名をつけるのも難しいね〜」
巫女のの 「四郎様は直感ですぐに渾名を閃く才能がお有りだとか」
勲 「ああ。四郎は歌は破壊的だが言葉選びのセンスには一種独特のものがある。
鬼才・異才と言えるだろう」
寝ルカ (全ての台詞にツッコミたいのに誰も止めることなく会話が流れて行く…)
お昼の健康番組で、奥さんにひじきとかココアとか勧めてる
巫女ののが脳裏をよぎりました。みのたん。
リア厨共は修学旅行、リーマン共は社員旅行か。
俺も家のヤツの巻き添えで来週から旅行だ。
家のヤツ、普段俺に偉そうに説教してるくせに
自分は一回り年下のお嬢ちゃんを旅行に誘ってやがんの。
ここ見てるリア厨のお嬢ちゃん達、気をつけろ。
男って旅行中は開放的な気分になるもんだからな。
油断してると普段真面目ぶったアイツに食われちゃうかもよw
天すみ晩ご飯の食卓。
リヒト 「めぐりん、旅行前日まで店開けるが、準備の方はどうだ?」
めぐ 「はい、万事滞りなく終わりそうです。チケットも、もう荷物に入れましたわ」
リヒト 「すまねぇな、全部任せちまって。闇ミカとゴスサラも、留守番頼んですまねぇ」
闇ミカ 「気にしないでよ。行けるようだったら、魔法陣で追いかけるから」
めぐ 「それにしても、お夕飯お呼びしましたのに、ミシェルさん遅いですね」
ゴスサラ「私、呼んでくる。寝ちゃってるのかも知れないわ」
ゴスサラは箸を置き、階段を登った先にある屋根裏へと向かった。
が、どだだだだだだだだだーーーーーーっと、慌ただしく階段を駆け下りる音が。
ゴスサラ「大変大変!! これ見て!!!」
一枚のメモを、食卓の真ん中に叩きつけるようにして置くゴスサラ。
『旅に出ます ミシェル』
リヒトメグヤミミカ 「「「ええええええええええ??!!」」」
ゴスサラ「部屋の物を持ち出した様子もないのに、ミシェルだけがいないの…」
闇ミカ 「だけど、黙って出ていくなんてミシェルらしくないよ」
リヒト 「こりゃ大変だ。旅行なんて浮かれてる場合じゃ…」
闇ミカ 「大丈夫。僕たちが必ず見つけだす。探索の魔法なら僕が得意だ」
ゴスサラ「私たちがだめでも、D師匠なら必ず見つけてくれるわ。安心して」
めぐ 「ですが……」
闇ミカ 「任せてよ。見つかったらすぐ捕まえて追いかけるから、心配しないで楽しんできて。チケットの期限、もうすぐでしょ?」
リヒト 「…………重ね重ね、すまねぇ」
ゴスサラ「やだ、頭下げないで。お土産、西陣織のハギレがいいな。闇ミカに和風ドレス作ってもらうわ」
めぐ 「ごめんなさいね、私たちだけ。お願いします」
その頃。関西行き夜行列車の車窓に、目深に帽子をかぶったSDの影があった。
ミシェル「気が急いていて文法を間違えたような気がする……。
書き置きは『旅行に行ってきます』の方がよかったのかもしれない…(溜息)」
注意書きです。
『天使降臨』冒頭は、修学旅行の裏番組として考えたネタです。
主な登場人物として、ミシェルや天すみの人々、なぎさ、天界の面々、キラちゃんたちを考えています。
ミシェルとなぎさネタは、MSDに恋愛ネタを持ってくるのは生々しすぎる。
ミシェルとデカ健ネタは、BLを連想させる要素があるということで、不快に感じられる読み手の方がいらっしゃると思います。
正直自分も投下をためらいましたが、このまま腫れ物に触るようにするのも違う気がしますので、冒頭部だけ投下させてください。
このスレに相応しくないネタでしたら、白紙撤回いたします。
椿と共に、桜前線を北上させるデカ健。
椿 「(珍しく)がんがりましたね〜、デカ健様。もうキオトは桜満開ですよ!」
デカ健 「もうちょっとで、東京の桜も見ごろになるな」
椿 「美加様、喜んで下さいますよね! 早くお元気になられると宜しいのですが。
花が満開になると、キオトの雛祭降臨が・・・」
デカ健 「春の雛の大祭は、女子の息災を祝う祭り。美加の管轄だからな。
初夏の端午の大祭は、俺様降臨だから問題ないけれど」
椿 「そんなことおっしゃって! 数年前の雛の大祭に、美加様の服を借りて内緒で降臨されたことがあるんでしょう?
榊様がなげいておられました」
デカ健 「(ため息)このままだと。今年もそうなるかもな。美加の奴、不調は口先だけじゃない。
神は病にかからない。美加の苦しみは、誰かの心の苦しみに、共鳴しているんだ」
ちょっと家を空けてたので今13幕を読み終えたんだが…
終わったネタに難癖をつけるつもりじゃ決してないのだが
どう住所を書き間違えたらハイランドのアナイス宛の花束が
3丁目の鈴木さんちに届くのか素朴に気になってしまった。
東京、丘の上の神社。咲き初めの桜の下でお花見をしている、より・みどりとなぎさ。
みどり 「見てみて、なぎさちゃん!桜の花、だいぶん開いてきたね。きれいだね」
なぎさ 「うん・・・」
より 「なぎさちゃん? どうしたの? あんまり元気がないみたい」
なぎさ 「大人って・・・」
より 「?」
なぎさ 「どうやったら、早くなれるのかなあ」
みどり 「う〜ん。いっぱい食べて、いっぱい寝て、いっぱい勉強する?」
なぎさ 「うん。そう思ってがんばってるの。でも、まだ明日が30日くらいしか終わってないの」
より 「あした?」
なぎさ 「ミシェルお兄さん、10年たったら迎えに来てくれるって。それまでは、会っちゃだめなんだって。
でも寝ても寝ても、まだ一ヶ月しかたたないの。あといくつ、明日が過ぎればいいんだろう」
みどり 「一年が、365日。10年だから、3650日。うるう年もあるし・・・」
なぎさ 「あと3600日って。永遠に終わらないみたい。
ミシェルお兄さん、道ですれ違いそうになっても、ササッって避けて溝に飛びこんだりしちゃうの。
『こんにちは!』ってご挨拶したかっただけなのに。それも、だめなのかなあ・・・」
みどり 「なぎさちゃん・・・」
より (ミシェル君、変なところ潔癖で融通が利かないから。彼なりに、筋をとおしているんだろうけれど・・・。
なぎさちゃんにとっては10年後の確かな約束より、道ですれ違ったときにあいさつができた!とか、
今日学校であった話を聞いてもらえた! とか、そんなささやかな事の方がよほどうれしいのでしょうに。
そして、やはり忘れられないと言っていた、初恋の人の面影。
彼の苦悩もわかるのだけれど・・・)
あ、ゴメソ。割り込んじゃった。
ミシェルだんだんぁゃιぃ人になっていくな…
ていうか、そんな風にあからさまに避け続けていたら10年待たずに
確実に心が離れてしまうと思うんだが…それも作戦のうちなのか?
>115,117
光臨編投下お疲れ様です。
バレンタインネタの時から、私の中ではまさに腫れ物。掃除機触れたくなかった。
ですが、職人様の腕前を信じてみたい今日この頃。
ミシェルスキーとしてはうまくまとめてくれるよう機体してるがんがれ!
そしてまたスタメンになってほしいよミシェル。
変に落ち着けなくても(つまり誰かとミシェルをくっつけなくても)いいと思うんだよな-
>116
きっと住所が『東京都ハイランド3丁目』なんだよ。
アナイスの家は9丁目とかで、3と9が判別できなくて、
宅配屋さんが同番地の鈴木さんちに届けちゃったんだ。
>>119 ミセルは元々あやしい人だった気ガス。
最近はデカ健相手の初恋の人ネタ派と、
なぎさ相手のネタ派と書き手さんが別れてるからおかしな事になってるような。
>>121 激しく胴衣したく思います。
ミセルがぁゃιぃ人なのは今に始まったことじゃない罠(苦藁
>115
>このまま腫れ物に触るようにするのも違う気がしますので
ここすごく同位。
このままミシェルもなぎさも出しにくいキャラになってフェードアウトしてしまう方がモニョだったので
続きも楽しみにしてます。
参加職人様がんがって下さい。
ミシェルいいよミシェル。
苦悩しながらフラフラしてるのでいいんじゃないかと思う。
初恋の人を追わなくなったミシェルはミシェルと違う気までするよ…。
デカ健への誤解&初恋は落ち着いたと思ってたんだけど、
最近のミシェルの行動を見ると違うのかな?
彼の行動が読めない。
なぎさの初恋にもならないような憧れと、ミシェルの年下の友達に対するような優しさが
凄く好きだったので、また2人が普通に話せるようになると嬉しいな。
色々書きたい事はあるけど、みんなが代弁してくれてるようだ。
ミシェルネタになるとわらわら出てくる喪前さんたちが好きです。
夕食後の海賊船。
呼び出されるがままに船長室に向かった寝ルカ。
寝ルカ 「キャプテン、改めて用って何かな」
キャプテン 「わざわざ来てもらって悪かったな。お前に渡しときたいものが有るんだ」
そう言って年代もののサーベルを寝ルカに差し出すキャプテン。
キャプテン 「この船に代々受け継がれてきた業物のサーベルだ。お前に託す。
これで自由行動の日、俺の代わりに巫女ののを守ってやってくれ」
寝ルカ 「………ごめん、話についていけない。守るって何から…」
キャプテン 「何からって、てめえはそれでも班長か!自覚が無えにも程がある。
跋扈する魑魅魍魎、他校の生徒との抗争。修学旅行は危険が一杯なんだぞ」
寝ルカ 「魑魅魍魎退治なら巫女ののさんのがプロだし、他校のヤンキーとの殴り合いなら勲君の方が…」
キャプテン 「危険はそれだけじゃねえ。本によると、修学旅行先で他校の女子生徒を引っ掛けて
一方的に楽しい思い出を作っちまうような手合いがゴロゴロしてるらしいじゃねえか。
あいつ可愛いから狙われそうだし、素直だから騙されて付いてっちまうかもしれねえだろ?」
寝ルカ 「巫女ののさんは人の心の正邪を直感で見分けられそうな人だから大丈夫だと思うけど
班のメンバーからは目を離さないように気を配るつもりだよ。
(放置すると三人ともいつの間にかはぐれてそうだし…)
それよりキャプテン、一体何の本読んだの?」
キャプテン 「ああ、これ」
寝ルカ 「『実録体験談20!
〜近くて遠いあの人との距離をこの機会にぐっと縮めたいアナタも
旅先での素敵な出会いを夢見るアナタも。
これ一冊で修学旅行の恋の必勝法はアナタのもの!』
…キャプテン、いつの間にこんな本を…」
キャプテン 「俺のじゃねえっての!居間の共用マガジンラックに入ってたから借りてきたんだよ。
どうせシルビーが買って放り出しといたんだろ」
パラパラとページを繰る寝ルカ。
寝ルカ 「『体験談その4。惰性に変わっていた長い片思いを吹っ切って新しい恋に飛び込んだ私。
彼はずっと私を見守っていてくれた』……キャプテン、これ、借りてもいいかな」
キャプテン 「いいぜ、俺もう全部読んじまったから。終わったらまた居間に戻しといてくれ」
>>128 (下から7行目あたりと同刻<<TOHYA>>)
荒夜 「(へっくしゅ!!)」
遠夜 「おや、珍しい。風邪ですか?
今インフルはやめてくださいね。旅行前のりおさんに移してしまいます」
荒夜 「(俺様が風邪なんか引くわけないだろ。ましてやインフルなんざ)」
遠夜 「そうですね。なんとかは風邪を引かないともいいますし」
荒夜 「(へへ、どこかの美女が俺様の噂でもしてるんだろ)」
遠夜 「ところで、この店内のマガジンラックに入っている雑誌は何ですか?」
荒夜 「(先週コンビニで買った。面白かったぜ、お前も読め)」
遠夜 「『実録体験談・修学旅行特集』 なんですか、これは。ええと、次の廃品回収日は…」
荒夜 「(……さりげに酷いこと言ってないか? お前)」
遠夜がハケーンするまで<<TOHYA>>の店内に『実録体験談』が置かれてたのか。
ミスマッチだな…
サシャ 「私たちが修学旅行に行ってしまったら、ユニちゃんが一週間も一人ぼっちになってしまう。
せっかく誘っていただいたけれど、やっぱり・・・」
ユニ 「だめでつよ、サシャねーたん」
サシャ 「ユニちゃん?」
ユニ 「ユニは春休みは、予定がいっぱいなのでつ。サシャねーたんと遊ぶことはむずかしいでつ。
どうか皆さんと、キオトに行ってください」
カイ 「ユニ? 予定?」
ユニ 「エルシーたんが、春休みにロンドンの実家に誘ってくれたのでつ。
にーたん、行ってもいいでつよね(にっこり)」
カイ 「イ、イイケド(イツノマニ・・・)」
クリス 「ハイランドから、汽車で行くのかな? モルテンで送っていこうか?」
ユニ 「エルシーたんとアナイスおねーたんのお父たまが、迎えに来てくださると言ってますたが。
モルテン・・・。エルシーたん、喜びそうでつね。明日、お話ししてみまつ。
もう、楽しみで楽しみで、ユニはわくわくしていまつ」
サシャ 「?」
ユニ 「エルシーたん家には、ユニが磨いてもいい銀食器がた〜くさん、あるのだそうでつ・・・」
椿可愛い…ミニッ子相手にも丁寧語で話してたよね。
素直で純粋な天使って感じがイイ。
でもこのまま成長するとポストデカ健的な無邪気さを身に付けそうw
>132
途中まではカイとサシャに気を使ってる健気なユニたんネタかと思って読んでたので
最後の一行でワロタw
素で楽しみにしてそうだよユニたん。
>132
クリス、京都にモルテンに乗っていくと普通に思い込んでた。
そうか、修学旅行は新幹線で移動だよな。天は留守番か。
その昔、銀食器磨きは執事の重要な仕事のひとつで
銀食器を見ればその家の執事の力量がわかるとまで言われたそうな。
ユニの力量が試されるときが来た!(w
セシル 「眠ののの班は自由行動何処に行くの?」
眠のの 「キオト心霊スポット巡りですって」
セシル 「心霊スポット!?」
眠のの 「性格には怨霊スポット?」
セシル 「怨霊?何だってそんな所に?C班って誰かオカルト好きな人いたっけ?」
眠のの 「さあ?でも司君はオタクだけに結構ノリノリだし、キャプテンは退治する気満々よ。
私はもうちょっとオシャレな所に行きたかったのに」
セシル 「…そうか、兄弟か」
人差し指と中指で額を押さえるセシル。
セシル 「眠のの、良かったらこれ」
首から下げていたロザリオを外して眠ののに渡すセシル。
セシル 「母上にもらったお守りだ。いざという時はきっと悪霊から君を守ってくれると思う」
眠のの 「…ありがとう、セシル」
セシルにもらったロザリオを掲げる眠のの。
眠のの (怨霊なんて本当にいるんだか。兄弟揃っておかしなもの信じてるのね)
29番 「あの、眠ののさん」
眠のの 「何?29番」
29番 「差し出がましいようですが、教会のリンク神父にお願いして聖水を分けてもらいました。
このニンニクの束共々お持ちください」
眠のの 「あ…ありがとう、29番」
そういえば、マリマリって今どこに住んでんだっけ?
一家引っ越し前&直後は橘家にいたよね
最近橘家ネタには出てこないし、師匠のV様のとこ?
>138
一応まだ橘家に住んでるはず。
自分マリマリ好きの書き手その1なんだけど、橘ファミリーに混ぜるよりは
Vたまと絡ませた方が書きやすい・話が動かしやすかったので
ついついVたまサイドのキャラとしてネタ書いちゃってますた。
朝5時半。携帯に叩き起こされる司。
司 「…ふぁい。もしもし。なんだ、キャプテンか、え、何?えええーー!?
(マジかよ。昨日も夜更かししてたのに…。)」
5分後、叔父様邸。
起きたばかりのアナイスはローブを羽織り、庭の草花の水やりとクックとポッポの世話をしている。
アナイス 「はい、アナイスです。あらキャプテン、おはようございます。
え、練習?一体何の練習を?はぁ、わかりました…。」
首をひねりつつも、トレーニングウェアに着替える。
さらに5分後 眠のの邸
ヒラヒラの可愛いパジャマを着てまだベッドの中でスイートドリーミングな眠のの。
眠のの 「…もしもし… どなた… キャプテン、今何時だと思ってるのよ…。
え、何?朝練?なにそれ。え、ちょっと、勘弁してよもう!」
「なんなのよ、脳みそが筋肉なんじゃないの?」
ぶつぶつ言いながらトレーニングウェアに着替える。
中学の校庭で。
キャプテン 「みんな、いきなり呼び出して悪かったな!これから修学旅行まで
毎朝トレーニングをすることにした。教室と相談して、素人にも
無理無いプログラムを組んだから、ちゃんと付いてきてくれ。」
司 「(皮肉)はあ、熱心だねぇ。」
キャプテン 「班長として当然の責任だ。」
眠のの 「これから毎朝、5時半起きでトレーニング?やめてよ。」
アナイス 「で、でも、せっかくキャプテンと教室さんが作って下さったプログラムですし…。」
キャプテン 「アナイス、眠のの。君達は主に護身術の訓練だ。技術と気力で体力の無さをカバーする。
それから、つかぴょんは元々の反射神経は悪くないが、筋力が足りないため動きにキレがない。
筋トレと、剣術の基礎を身につけてもらう。いいな!
まずはみんなで校庭を5周だ!」
ヘロヘロ走りながら
司 「(ヒソヒソ)なんか…この班、すっごく不安になってきた…。」
眠のの 「(ヒソヒソ)海賊基準で修学旅行を考えるのはやめて欲しいわよ…。」
アナイス 「(ヒソヒソ)キャプテン、キオトに怪物がいなかったらがっかりなさるんじゃないかしら…。」
キャプテン 「(無駄に元気)どうした!校庭を走ったくらいでへたってちゃ、キオトの魑魅魍魎に勝てねえぜ!」
なんかわからなくなってきたので教えてください。
このスレ的に、現在のミシェルとデカ健との関係ってどんなでしたっけ?
映画(魔界編)とごっちゃになってしまったorz
ミシェルは、健が男で、神様だってことは理解したと考えていいのでしょうか。
キオトに向かう列車の中
リヒト 「しかし、ミシェルのやつ、どこに行っちまったのかなあ」
めぐ 「闇ミカさんたちが探してくれると言ってくれましたけど、やはり心配ですわ」
リヒト 「あいつ、このところ初恋の人初恋の人と言ってなかったが、ケンコちゃんのことは
忘れることができたのか?」
めぐ 「あんなに好きだったのですもの。簡単に諦めることは難しいでしょうね。
でも、なぎさちゃんのために忘れなくちゃって、自分を追い詰めていたみたいで、不憫ですわ」
リヒト 「そういや、初恋の人に会ったのはキオトだと言ってたな」
めぐ 「そういえば…」
リヒト 「傷心を癒す旅の定番といえばキオト。もしかしたら、あいつ」
めぐ 「ええ、私、ミシェルさんもキオトに向かっているような気がしますわ」
>142
ミシェルの解釈は職人さんによって異なるようですが、自分的にはデカ健様が男で神様ということは
わかっていなくて、なぎさちゃん(新恋人?)のために一度はデカ健様を諦めようとしたものの、
やっぱり諦められなくて揺れている…というふうに捉えておりますが。
>142
自分はいち読み手だけど
・デカ健が神様で男ということはわかってない
・今でも初恋の人〜と思っている
・でも、なぎさちゃんの好意を考えるとなんだか罪悪感
という感じで脳内設定しております
>142
自分も143さんと同じように考えています。
バレンタイン編でデカ健様、神の仕事しまくってますが、そこはミシェルなので、
「ケンコさんには不思議な力がある」くらいに思っているのでは。
魔族の闇ミカ・ゴスサラと同居しているのだし、天使の白蓮も一時いたので、
不思議現象には理解があるが、神とまでは思っていない。
初恋フィルターで、男なんて気付きもしない
…のでは。
私も>144.>145と同意。
ミシェル自身は初恋の人を忘れられないのに、
自分を好きといってくれる人がいるなら、無理にでも自分を抑えて
その子の思いを優先してあげてしまいそうで不憫だ。
>143-146
皆様、ありがとうございました!
完全に映画編とごっちゃになってました_| ̄|○
これでキオト編が楽しめます!
ミシェルもなぎさちゃんも大好きなので、職人様のお仕事を楽しみにしています。
(デカ健様のお仕事も?)
>>141に勝手に続き
眠のの 「…というわけなのよ。もう毎朝あの調子じゃ、キオトに行く頃には筋肉痛で脚がパンパンになっちゃうわ。
あの脳みそ筋肉男…じゃなくてキャプテンにお姉様からも注意して欲しくて」
巫女のの 「そうですね。確かに、キャプテン様の鍛え方は余り有効ではないかもしれません」
眠のの 「そうでしょう?筋トレなんかしたって…」
巫女のの 「魑魅魍魎を相手取るとなると、肉体的な戦闘力を向上させるよりも
邪気に魅入られない心の力を養うために精神修養を積む方が重要でしょう」
眠のの 「え…?」
巫女のの 「明日からは私と一緒に滝に打たれて煩悩と邪念を振り払う修行をしましょう。
最初は冷たく感じるかもしれないけれど、すぐに慣れて…」
眠のの 「や、やっぱりいいわ!キャプテンの朝練受けるから!」
巫女のの 「そう?あくまで肉体で立ち向かうのであれば、魔力か霊力を帯びた武器が必要ですよ。
サバイバルナイフは私が預かりましょう。当日までに祈祷を行って清めておきます」
眠のの 「ありがとう…お姉様…色んな意味で涙が出てきたわ…」
巫女のの 「喜んでもらえて姉として嬉しいですよ、眠のの。
それから、脳みそに筋肉はありません」
眠のの 「お姉様、そのツッコミは遅すぎるわ」
Dの城に行き、ミシェル探索を続ける闇ミカとゴスサラ。
D 「お前達! 何のために魔術を教えたと思ってるんだい?
同居人の行方くらい自分たちで探しな!」
文句を言いながらも、水晶玉を覗いているD。
D 「桜・・・そして、この町並み。これは、古都。ということは・・・」
ダウジングをしている闇ミカ達。
ゴスサラ 「闇ミカ! 西から、強い引きを感じるわ!これは・・・!」
闇ミカ 「古都、キオト」
ゴスサラ 「ちょうどいいわ、もうリヒト達が向かってる・・・って。
騒動で忘れてたけど」
闇ミカ 「キオト雛祭。僕たち、寺参加申し込んでた、ね・・・」
ゴスサラ 「あきらめちゃだめ、まだ間に合うわ! とりあえずできた分だけ持って魔法陣で現地入りしましょう。
ボタン付けは、会場でするのよ!」
どたばたと、結局家人全員が、キオト入りしてしまった「天すみ」。
嵐の過ぎた後に、「しばらく休業します」と紙の貼られたシャッターの前で立ちつくす、二人のゴス少女。
顔立ちはよく似ているが、一人は茶髪で甘ロリ系の赤いワンピース、もう一人は金髪で黒服である。
ピエロキラ 「・・・だれもいなさそうね。ゴスサラちゃん・・・今日行きますって手紙出したのに orz」
ベイベキラ 「やっと念願かなって本スレ人間界に降臨できたっていうのに orz」
そこに偶然通りかかるなぎさ。
なぎさ 「ここの家の人、みんなでキオトに行くって・・・サク、友達が言ってました」
ピエロキラ 「キオト? ニッポンの古い町よね(世界地図を取り出す)」
ベイベキラ 「ということは、いったん時空のゆがみを通って東京に・・・、ありがとうね、あなた。
人間も意外と親切だわ」
ピエロキラ 「そうだ。お礼をしないと。あなた、何か望みはある?」
ベイベキラ 「あたしたち半人前だから、大したお礼はできないけれど」
なぎさ 「そんな、お礼なんていいです。・・・だって、のぞみって・・・」
ピエロキラ 「なになに?」
ベイベキラ 「試しに言ってみて」
なぎさ 「・・・早く大人になりたいです」
ピエロキラ 「な〜んだ。簡単だわ。はい、これ」
ピエロキラは、ピンクの液体が入った小瓶を渡す。
ピエロキラ 「じゃ〜ん、変身薬。これを飲むと、あなたはしばらく望みの姿に変身しま〜す!」
なぎさ 「のぞみの、姿・・・?」
ベイベキラ 「じゃあおまけにこれもあげる。簡易版転移魔法陣。使い捨てだから、一回分しか残ってないけれど」
なぎさ 「てんい・・・?」
ピエロ・ベイベキラ 「じゃあね〜! また遊びましょうね〜 あなた」
すみません。1/2とか続くなら、テキスト他で纏めて一気に投下お願いしたいです。
続きが気になって風呂わいてるのほっといて待ってしまいましたw
闇ミカがんがれ。寺日記も楽しみ。
>151
可愛いな。
( ´▽`)σ)´Д`)
申し訳ありません。PC不調でご不便をおかけしました。
以後気をつけたいと思います。
>153
風呂はまたあたためればいいので大丈夫です。PC不調でしたか、突っかかったみたいですみません。
コラボッ子たちが出てきて嬉しかったです。
>152
ヽ(`Д´)ノ
>150に勝手に続けていいでしょうか?
なぎさには早く苦しい思いから解き放たれて欲しと思っていますが、
途中段階ということで可哀相かもしれません。ごめんなさい。
なぎさ「のぞみの、姿…これを飲めば、大人の女の人になれるの?
そうしたら、ミシェルお兄さんと一緒にいられる?」
なぎさは、小さな手の中のピンクの小ビンを見下ろした。。
見知らぬ少女がくれた薬は、心の揺れを誘うようにキラキラと色を変えている。
なぎさは、自分が大人になったところを考えようとした。
髪は母親譲りだ。目の色は今年中学へ行った親戚の女の子と一緒。
成長した姿の自分に、ミシェルはどんな言葉をかけるのだろうか。
唐突に、ミシェルと初めて会った時に掛けられた言葉を思い出す。
『あなたは、僕の初恋の人ですか?』
そして、ミシェルのいつも遠くを見ているような目を。
なぎさは首を振った。
なぎさ「大人になるだけじゃだめ…だめなんだ。
お願い、ほんとうに姿を変えられるなら。
…ミシェルお兄さんの初恋の人の姿にして!」
小ビンのふたを開けると、予想に反し甘い花の香りが広がった。
その優しい香りに少し安心し、なぎさは一息に薬を呷った。
>>155 なぎさが健気で可愛くて、涙腺の緩い自分はちょっとホロリときてしまったよ
>155続き
考えていたような衝撃はこなかった。
一瞬だけ眩暈が襲い、目をつむり。
次に瞼を開けた時、普段と全く違う視線の高さにたたらを踏んだ。
下を見ると、見慣れぬ衣装に身を包んだ体があった。
ペタペタと、足に、腕に触れてみる。
腰まであったクセッ毛は、肩の辺りでサラサラという音をたてていた。
なぎさが思い描いた『ミシェルの初恋の人に』という望みが影響したのか、
その身体は少女のものだった。
目の端に何かが写り、なぎさは横を向いた。
休業中の「天すみ」のガラスの向こうに女の子がいる。
それが自分の姿であることになぎさが気がついたのは、しばらく後だった。
す、すみません、155も157もタイトル入れ忘れましたorz
今週の話の中で「来週から一週間修学旅行」って言ってたけど、
明日から修学旅行当日ネタ投下でFA?
もうちょっと事前準備ネタ続けたい職人様いらっしゃいますか?
女神美加 「いけない…いけない!!」
暖かなベッドの中で起きあがる女神美加。どうやら夢を見てうなされていたらしい。
榊 「美加様、美加様、どうなさいました!」
女神美加 「え……ええ、大丈夫です」
榊 「時折苦しげなお声が聞こえておりました。もしや夢を渡られていたのかと、心配で…」
女神美加 「夢渡り… そうかもしれません。とても悲しい夢でした。
まだこの胸に…… その少女の痛みが残っています」
少女、と無意識に口から出た言葉に、先ほどの夢の残り香がある。
確かに、少女の声だった。小さな小さな、芽生え始めたばかりの感情に翻弄されて、思い悩み、傷つき…そして。
榊 「大祭も間近ですが、それより美加様のお身体の方が大切。ここはひとまず休養を」
女神美加 「いいえ。大祭より早めに、わたくしも人間界に降りましょう。白鳥、白蓮。用意を……」
だが、再び辛そうに枕に顔を埋める女神美加。
天使ズ 「「「美加さま!」」」
ここまでの女神の不調は、天使3人も困惑しきるばかり。神の不調を治す薬は存在しないのだから。
一人執務室に残ったゆきは、ちいさな羽をぱたぱたさせて、
ふよふよと空を漂いながら机の上の書類を覗いてまわっていた。
榊に『書類であそんじゃいけません』と言われているので、さわって山を崩したりはしない。
そして見つけたのは、白蓮の机の上に大切そうに置いてあるちいさな鈴の束。
それが去年の運動会で、商店街チームの守護天使として女神美加から授けられた
守りのポケ鈴であることを、生まれたばかりのゆきは知らない。
それでも、天使の基礎知識として、人間達を守るための鈴があることは知っていた。
そのうちの一つの鈴が、悲痛なまでに激しく鳴っている。
ゆき 「・・・? 鈴が鳴ってましゅよ。誰も出ないのでしゅか?」
ゆきが小さな手を鈴に伸ばした瞬間、まばゆい光が鈴から放たれ……
光が収まった頃には、天界からゆきの姿が消えていた。
残されたのは、鳴り続ける鈴と……机に桜の花びらが数枚落ちているのみ。
見ている者は誰もいなかった。
修学旅行出発日の朝。
もう一度旅支度に不備が無いか確認しているキャプテン以下一同の所に
朝の修行を終えて戻って来る巫女のの。
シルビー 「遅かったじゃない。まだ髪も濡れてるし、これから出発だってのにどれだけ滝に打たれてたのよ」
巫女のの 「ご心配をおかけして申し訳ありません。どうも感覚が優れなくて」
レオナ 「風邪?具合が悪い所があるなら早く言いなさい」
巫女のの 「体調は至って健康です。優れないというのは巫女としての力の方です。
言葉にするのは難しいのですが、頭に靄がかかっていると言いましょうか…
どうにも霊力が冴えないのです」
シルビー 「何、巫女の力が消えそうになってるの?…キャプテン、あんた何したの?」
キャプテン 「何も後ろ暗い事はしてねえっての!どっかの怪盗じゃあるまいし、俺らリア厨だし、
そもそも別にそういう仲じゃねえし、とにかく超健全!
ってか生々しい話禁止!!」
巫女のの 「キャプテン様のおっしゃる通りです!…(コホン)原因は私の方ではなくて
むしろ女神美加様の方に思えます。
美加様の変調が、美加様のお力を源に霊力を行使する私にも影響となって顕れているのだと」
シルビー 「神様って変調を来たしたりするもんなの?」
巫女のの 「どういう形での変調であるかは地上の者である私には知り得ません。
ただ、不幸中の幸いな事に私がこれから向かうのは日本有数の霊場の一つ・キオト。
参拝させていただく先々の神様に美加様の無事をお願いして参ります」
レオナ 「熱心にお祈りするのもいいけど、意識を現実から乖離させないようにね。
観光客や参拝客でごった返してる所はスリや痴漢も多いってきくわ」
巫女のの 「神仏の御前でそんな悪行が蔓延るなんて、嘆かわしい世の中です。(´・ω・`)」
>160と時同じく
順調に桜前線を北上させるデカ健と椿。
椿 「もうすぐ東北ですねっ。がんがりすぎて例年よりだいぶ早いんじゃないですかねー」
椿が笑顔で振り向くと、デカ健は遮る雲の更に上空を見るように天を仰いでいる。
神の目で見据えるは、天界。
椿 「デカ健様…?」
デカ健「何者かが、美加に干渉している。そして、俺様にも」
椿 「え…」
デカ健「戻るぞ、椿。美加が何を見ているのか確かめなければ」
>>157に続けます。ごめんなさい…可哀想です。
なぎさは「天すみ」のガラス戸におそるおそる近づく。
ガラスにうつる身知らぬ少女もこちらへ歩み寄ってくる。
これが今の「自分」の姿である事は、間違いなかった。
歩幅が、いつもと違う。
だが、足下がおぼつかないのはそのせいではない。
数歩が、いつもより近く、遠かった。
ガラス戸の前で立ち止まり、うつる少女の顔に触れる。
ガラスの少女も、なぎさの顔に触れるかのように手をあげる。
これが、「私」だ。
ちがう。
これが、「ミシェルお兄さんの初恋の人」だ。
ちがう。
「私」が「ミシェルお兄さんの初恋の人」になったんだ。
じゃぁ、「私」はもう、「なぎさ」じゃ、ない?
ちがう。
「なぎさ」が、「ミシェルお兄さんの初恋の人」
そう、なの?
ち、がう?
助けて!怖い。
ミシェルお兄さん!よりお姉さん!ママ、ママ、ママ!!!
「ママ!!」
なぎさが叫ぶ。だが、それはもう「なぎさ」の声ではない。
「いやっ!!!」
なぎさがガラスの少女から後ずさると、ミシッと、音を立てて少女の姿が歪んだ。
ガラスに薄く亀裂が入っている。
「怖い、助けて、助けて…」
泣き出すと、先程まで晴れ渡っていた空から、ぽつぽつ、と、雨が落ちてきた。
「ママ…」
(こんな姿じゃ、ママは、なぎさってわかんない?ママ…)
??「どうして泣いてるんでしゅかー?」
個人的に、なぎさちゃんはもっと明るい子であって欲しかったな…
「いつかL胸13ボディに成長したら、ミシェルお兄さんが迎えに来て
くれるのよ(はぁと)」
などと夢見ながら、幼いなりに自分を磨いてほしい。
「ピカっとキレイ」で(笑)
>165
Vタマみたいで素敵!!
>165
漏れはデフォメイクの困り眉のイメージから儚げで控えめな女の子を想像してたよ。
人によって想像してたなぎさ像がちょっとずつ違うのが面白いな。
アナイス 「それでは、行ってまいります。エルシー、お父様とお母様によろしくね。
ユニちゃんと仲良くするのよ…。お土産買ってきますからね。」
エルシー 「はい、おねえちゃま。」
叔父様 「アナイス、変な人に近づかないように気をつけるんだよ。」
アナイス 「大丈夫です、叔父様。キャプテンと教室さんに鍛えていただきましたから。」
にっこり笑って力こぶを作って見せるが、あいかわらず細い腕で筋肉ナッシングw
叔父様 「しかし…。」
アナイス 「非力な女の子は相手の力の反動を利用するといいんですって。
護身術を教わりましたの。ちょっとやってみましょうか。
叔父様、かかっていらして!!」(ファイティングポーズ)
叔父様 「(はっはっは。可愛いなアナイスは。強くなったつもりなのだな。)
よし、お手並み拝見しよう。行くぞ!」
アナイス 「えいっ」(飛びかかってきた叔父様の勢いを利用して投げ飛ばす)
叔父様 「いたたたた…腰が〜〜〜」
アナイス 「きゃぁ叔父様!大丈夫ですか!」
28番 (叔父様、年を考えろ、年を。)「アナイスお嬢様、ここは俺がなんとかしますからもう学校にお行き下さい、バスに遅れてしまいますよ。」
アナイス 「ええ、ごめんなさい、叔父様、28番さん…。」
叔父様 「ううう〜 アナイス〜私のことはいいから気をつけるんだよ…。」(バタっ)
エルシー 「おじちゃまも腰痛に気をつけた方がいいと思います。」
一方こちらは泥沼愛とも神の不調ともまるで関係のない一行。
キオトへ向かう新幹線の中。
駅弁を食べ終え、手を合わせてご馳走様を言った後ゴミを分別して片付ける遠夜とチャイナりお。
遠夜 「到着まで時間もある事ですし、キオトの基礎知識をおさらいしておきましょうか」
チャイナりお 「私観光案内の本読んできたよー」
遠夜 「りおさんは勉強熱心ですね。私もガイド本は色々と買ったのですが」
鞄を開けてぎっしり詰まった本を漁る遠夜。
荒夜 (仏像観賞ガイドだの骨董店マル秘ガイドだの、つまんなそうな本ばっかだな。
俺が入れといてやった本のがずっと面白…あれ、俺の本無えじゃん!)
遠夜 (そんな事だろうと思ってあなたが寝ている内に鞄の中を調べてのけておきましたよ。
貴重なスペースをあんな役に立たない本で埋める余裕はありませんから)
荒夜 (役に立つっつーの!キオトナイトスポットガイドだろ?一見さんでも遊べる祇園の茶屋一覧だろ?
はんなりキオト美人が優しくサービスしてくれる男の夜の遊び場100選だろ?
全部必要な本じゃねーかYO!)
遠夜 (断っておきますが、キオトでの行動は十時消灯、六時起床を予定しています。
あなたに遊び回らせるだけの余分な時間帯など設けていませんからそのつもりで)
チャイナりお 「どうしたのね、てんちょー?まだ着いてもいないのに疲れた顔してるよー」
遠夜 「(笑顔になって)大丈夫ですよ、りおさん。そう、大丈夫。きっと大丈夫。
この旅では何事も起きません。心静かに仏像を眺め、薫りのいいお抹茶をいただいて
お坊さんの有り難いお話を聞いて…(遠い目)」
>168
アナイス、可愛いな。こんな姪がいたらメロメロになりそうだ。
自分は女だがw
新幹線の待合室の中、ガイドブックを見ながら学生のようにはしゃぐ13初期っ子達。
13サラ「でね、北山の方にリボンの専門店があるらしいのよ。
うちのブラちゃん達に買っていきたいから、寄っていい?」
13ナナ「もちろん。植物園もあるらしいから、そこ見るのもいいわね」
13キラ「舞妓さん体験、予約とれて良かったわー。
一番楽しみにしていたのは13メグだろうけど、私も一度やってみたかったの」
13ナナ「13メグ、すごい勢いで予約の電話かけまくってたもんね。」
そこへ、待合室の外で携帯を使っていた13メグが入ってくる。
13メグ「今、キオトの伯母と話してたんだけど、どうも修学旅行生も泊まるみたいなのよ」
13キラ「修学旅行生?民宿って言ってなかったっけ?」
13メグ「どうも去年改築したらしいわ。で、本館とは別に離れを作ったんですって。
学生と一緒じゃうるさいだろうからって、そちらに部屋を用意してくれたらしいの」
13サラ「離れ?うわぁ、何か凄いわね」
13メグ「離れっていっても、高級旅館みたいなの想像されちゃ困るけどw
お風呂は本館の方に入りにいかなきゃいけないらしいし」
13ナナ「学生さんとは時間をずらして入ればいいんだもの、大丈夫よ。
離れなら、お隣とか気にせずにおしゃべりできるわね、嬉しい!」
同じころ、ホームに向かう通路にて。
27番「こら、おまいら!列を乱すな!
…うぅ、出発前から胃が痛い。一週間無事に済めばいいが…ん?」
待合室の前を通る修学旅行生一団。ガラス越しに、
ブラウンのロングヘアーの女性が一瞬見える。
27番「今の後ろ姿、13ナナさんにちょっと似ていた…まさかな、今ごろは仕事中のはずだ。
俺ってやつは!引率中まで彼女のこと考えてるなんて!!
こら、翔!おばあちゃん達へのサインと握手はいいが、発車時刻に遅れるなよ!!」
ファンのおばちゃんに囲まれて動けなくなる翔と
ファンの女の子たちに囲まれつつも寝てしまうクリス
猫をみかけてついていってしまう勲
ちょっと考えただけでも、予定表通りに進むのが難しそうだ。
翔は敏腕社長さんがついてるから大丈夫かw
突然かけられた声に、なぎさは目をぱちくりさせる。
なぎさ 「あなた・・・天使さま?」
時々夢にあらわれるなぎさを守ってくれるという天使は、なぎさよりもずっと大きくて,
少しママに感じが似ている。
今日の天使は、なぎさよりもずっと小さい。小さな羽で、がんばってふよふよ浮かんでいる。
ゆき 「ゆきといいましゅ。お姉ちゃんがとってもかなしそうで、泣いてたのできたのでしゅ」
なぎさは、そっとゆきに触れる。夢ではない。温かい。
なぎさ 「あったかい・・・」
ゆき 「お姉ちゃん、姿がぼやけて見えましゅ。大きなお姉ちゃんと、小さなお姉ちゃん。
どっちもゆきの大切な人に似てなしゅねー」
ゆきは、小さな手で、ゆきはぺたぺたとなぎさの頭をなでる。
なぎさ 「・・・大人の女の人に変身するお薬を飲んだの。ゆきちゃんは、元のなぎさもわかるんだね。
でも、もうこの姿じゃ、ママの所に帰れない・・・」
ゆき 「元に戻りたいのでしゅか? ゆき、まだ小さいので難しい術は使えないのでしゅ・・・ごめんなさい。
さかきちゃんにお願いして・・・」
なぎさ 「・・・ううん、いい。キオトに行く」
ゆきは首を傾げる。榊が見たら絶句しそうな愛らしさである。
ゆき 「キオト? ・・・おひなまちゅりでしゅね! ゆき、知ってましゅよ!」
なぎさ 「ゆきちゃん、一緒に来てくれる? なぎさ、意気地なしだけど、一人じゃこわいんだ。
でも勇気を出して会わなきゃ。なぎさの、大切な人に」
一方、新幹線でキオトに向かっているキラちゃんs。
冷凍みかんを食べつつ、ガイドブックのチェックに余念がない。
ベイベキラ 「(ガイドブックを見ながら)今からちょうど雛祭が始まるみたい。可愛いお洋服、getできるかしら」
ピエロキラ 「寺で参加してるのね、ゴスサラちゃん。シンディが、前夜祭で歌うらしいわよ。チケット、もう無理かしら」
ベイベキラ 「ところで商店街で会った女の子に、魔界の薬あげちゃったけど。・・・よかったのかしら?」
ピエロキラ 「魔界の子供の遊ぶおもちゃよ。1,2時間で効果は切れるわ。・・・よっぽど姿を変えたいという願いが強くなければ」
ベイベキラ 「・・・そうよね。よっぽどね。渡した魔法陣も、せいぜい半径1kmくらいしかとべないものね、あれ」
ピエロキラ 「あのあたり、時空のゆがみに近いから、変にはまったらちょっとわかんないかもよ?」
ベイベキラ 「え〜、早く言ってよ! 一回分しか残ってないから、片道しか効かないわよ!」
急いで天界に戻り、美加の元にかけつけるデカ健と椿。
美加は健の姿を認めて起きあがろうとするが、体を起こせない。
デカ健 「いい・・・よくやった。眠れ、美加。後は、俺が引き受ける」
美加は潤んだ瞳で、デカ健を見上げる。
女神美加 「お兄さま・・・お願いいたします・・・」
すうと眠りに引きもまれる、女神美加。その瞳は開かない。
デカ健は、傍に控えていた榊を振り向く。
デカ健 「榊。儀式の準備をしろ。魂交換の術を行う」
はっと虚をつかれたように、デカ健を見つめる榊。榊は、日頃の穏やかさをかなぐり捨て、大声で怒鳴る。
榊 「無茶です! 美加様の体に魂を移されるおつもりか! そんなことをしたら!」
白鳥 「美加様の魂を、健様の体に。そして、健様の・・・」
デカ健 「雛祭の祭神は美加だ。女子でないと、務めることはできない。
祭りのことは抜きにしても、問題のすべての核はキオトに集結しつつある。俺様も降臨しなければ。
それに美加の魂は深い眠りに入った。俺の体の方が強い。今は、こちらにいた方が安全だろう」
榊 「服を借りて、祭りに潜り込むのとは訳が違います!
それに、たとえ一度は成功したとしても。もう一度、元の体に戻れる保証は!」
デカ健は、不敵に笑う。
デカ健 「大丈夫さ」
白蓮 「デカ健様!」
デカ健 「このスレには、腕利き職人が多数生息してるんだ。
このオットコマエの俺様を、そのままほっとくわけがないって(・∀・)」
美加の部屋では、魂交換の儀が執り行われている。
部屋の扉は一時封印され、無事に儀式が終わるまで誰も入ることはできない。
白蓮はふと、鈴の鳴る音を聞いたような気がして席に戻った。
白蓮 「これは…! なんて事。こんな警鐘を聞くのは初めて。
榊さま、人間界に下りる許可を下さい。私の守護する人間が…なぎさちゃんが助けを求めているのです!」
榊 「だが、美加様もデカ健様もおられない今、天界の業務が滞っては人間界にも支障が……おや。
ゆき? ゆきはどこに行ったのですか?」
白鳥 「先ほどまでは、このあたりを漂っていましたよ。私たちに黙って出かける力もまだ無いはず」
榊 「そうだ。『外は危険だから、出かけてはいけない』と約束したのだ。
ゆきは、私の言いつけを破るような悪い子ではない…」
鈴を心配しながらも、榊と白鳥はその辺を探し回る。だが、羽の一枚すら落ちていない。
白鳥 「まさか、誘拐……」
榊 「ゆきが!! さらわれた!?」
ふらふらと二三歩背後によろめき、ソファに倒れ込み甘夢カスタムになる榊。
白鳥 「ああもう、今のは言葉のあやです! 天界で天使が誘拐されるわけありませんよ!!」
榊 「……ああ、そうでした。では、ゆきは一体どこへ」
白蓮 「あのぅ、榊さま。鈴のそばに、こんなものが落ちていました」
鳴り続ける鈴を胸に抱くようにした白蓮の手のひらに、数枚の桜の花びら。
白蓮 「人間界の、桜の花です。もしや、鈴の強い波動に巻き込まれて、力の弱いゆきは人間界に……」
榊 「(目の色変えて)私 が 行 き ま す!!! 白蓮、その鈴を貸しなさい」
白蓮 「ダメです! 榊さま、皆さんのお顔も名前も知らないじゃないですか!」
白鳥 「え? 私が一人で天界のお留守番? 美加様に何かあっては、対応できないです!」
椿 「私もいますよ〜〜 そんなこと言わないでくださいよ〜〜」
ひとしきり騒いだ後、ぐったりと全員座り込んで項垂れる。
全員 「神様…… たすけて………… ○| ̄|_ ○| ̄|_ ○| ̄|_ orz」
新幹線の中。
グループ別の席に座ってお喋りに花を咲かせている学生s。
A班:
学生らしくセーラー服と学ランに身を包んだ13ミミ、レオナ、四郎。
13ミミ 「私服でもいいって言われたのに、結局制服にしちゃった」
レオナ 「私も四郎君も制服だし、分かりやすくていいんじゃない?問題は…」
一斉にセシルを見る一同。
四郎 「セシル、何考えてキオト・ナラの修学旅行にそんな王子様服で…」
セシル 「ニッポンの伝統ある古都を観光するからには僕も自分の国の民族衣装で臨もうと思ったんだけど…
もしかして浮いてる?」
深々と頷く一同。
B班:
制服姿のくんと勲、デフォ服の寝ルカと巫女のの。
寝ルカ 「今日は駅に着いたらそれぞれ荷物を持ってバスに移動。その後バスで観光地に向かいます」
くん 「えーと、今日回るのは東山方面ですね〜。清水寺があの清水の舞台で有名な〜
一回飛び降りてみたいな〜」
勲 「三十三間堂。国宝の千手観音坐像を中心に1001体の千手観音が左右500体ずつ整然と並んでいる。
1001人のヌコタン達だったらよかったのに」
巫女ののは胸を押さえて顔を顰めている。
寝ルカ 「大丈夫ですか?やっぱり体調悪いんじゃ」
巫女のの 「それは平気です。霊力も少しずつ上向きになってきたのですが、何だか違和感が…
使える魔法ががらっと書き換わったような」
寝ルカ 「修学旅行で魔法なんか使わないから大丈夫です」
C班:
デフォ服のキャプテン、司、1stアナイス、奥で買った上品なワンピースの眠のの。
キャプテン 「特訓の成果もあってお前らも大分護身術が身に着いてきたな。
後は指示通りに戦えば魑魅魍魎にも決して負けないぜ!」
眠のの 「魑魅魍魎退治もいいけど、キャプテン…今日の予定は把握できてる?」
キャプテン 「俺を誰だと思ってる。移動ルートもバスの停泊地も集合離散点呼の時間も
全部頭に叩き込んであるぜ」
アナイス 「さすがキャプテン!頼もしいわ」
眠のの 「ええ。この性格が良い方にはたらけば頼もしいのよね、この人」
司 「頼もしいのはありがたいけど、キャプテン。…その海賊帽子、ずっと被ってる気?」
キャプテン 「ああ。俺のアイデンティティだからな」
眠のの 「キャプテン、お洒落にこだわる気持ちは分かるけどお寺の中では脱ぐのがマナーよ」
司 「違う、眠ののちゃん…お寺の中で脱ぎさえすればいいってものじゃない orz」
D班:
制服のシルビーと純、2ndデフォ服のルカとクリス。
シルビー 「舞妓さん体験ー!」
純 「映画村でお姫様体験ー!!」
ルカ 「平安装束で蹴鞠体験ー!!!」
シルビー 「自由行動楽しみよねー!」
純 「こうやって見ると、純達の班って着替えるのばっかりだね」
ルカ 「どうせカコイイ格好するんだったらアナイスに見て欲しかったよな」
シルビー 「あたしも。ルカはルカでも寝ルカ先生だったら良かったのに」
ルカ 「何だとゴルァ!!」
純 「あー、二人共喧嘩しちゃダメだよ!班長、止めて!!」
へんじがない。ただのしかばねのようだ。
E班:
制服ナナ 「サシャちゃんのおかげで自由行動のスケジュールは完璧ね!」
翔 「有能な参謀がいてくれて、班長として助かってるよ」
制服ミミ 「東山のカフェ巡り、超楽しみだよね」
ミミナナショウがはしゃいでいる中、もぞもぞと落ち着かなそうに座っているサシャ。
翔 「どうしたの?社長。新幹線に乗るのなんて珍しくもないのに、緊張してる?」
中学校指定の制服を着たサシャは恥ずかしそうに俯いてしまう。
サシャ 「新幹線じゃなくて…あの、私の格好、おかしくない?私、似合わないでしょ?」
カイ 「オカシクナイ。サシャ、カワイイ」
制服ナナ 「そうそう、全然おかしくないってば!」
制服ミミ 「美人留学生って感じで素敵よぉ」
翔 「どちらかというとあっちの痛いコスプレ系私服の人たちのがおかしいから安心して」
>177-179
かかか、可愛いぞサシャ!
他の子も、それぞれの特徴がでてていいね。
さりげに翔、ヒドいな。
話がはずんでいるミミナナショウ+サシャ。
翔 「ユニちゃんはエルシーちゃんの家に行ってるんだ」
サシャ 「ええ、モルテンに乗って行けるって、ユニちゃんったら大はしゃぎ」
カイ 「ユニハ…」
制服ミミ 「いいな、モルテン!私も乗りたい」
サシャ 「無理よ。お兄様、他の人は絶対モルテンに乗せないの。
ユニちゃんとエルシーちゃんは特別なんだって」
カイ 「クリスガ…」
制服ナナ 「クリス君とモルテンって、なんかあやしくない?」
翔 「女の子って、そういう話が好きだね。それ、ないから」
黙って席を立つカイ。
制服ミミ 「どうしたのかしら」
サシャ 「気にしないで。日本語あまり上手くないから、会話についていけないのよ」
洗面所から戻ろうとした制服ナナがドアから外を眺めているカイに気づく。
制服ナナ 「こんなところにいたの?」
カイ 「コトバガナクチャダメ」
制服ナナ 「え?」
カイ 「イクラスキデモ、ツタワラナイ。サシャハオレトイテモ、タノシソウジャナイ」
制服ナナ 「そんなことないよ。サシャちゃん、わかってるって。サシャちゃんが心配するよ。
もどろう」
カイを探しに来たサシャがふたりを見つけて、あわてて席に戻ったことをカイは気づかない。
カイと制服ナナが席に戻ると、今まで窓からミミナナショウ、向かいにサシャ、カイと座っていたのに、
サシャの隣に翔が座っている。
サシャ 「細かいスケジュールの打ち合わせのために翔に隣に来てもらったの。
カイは空いてるところに座ってちょうだい」
新幹線のキオト駅に到着した学生一同。
いわゆる修学旅行バスに荷物を積みこみ、出発する。
27番 「全員手元の旅行のしおりを参照。今日のルートは
東寺=西本願寺=清水寺=三十三間堂=東福寺=伏見稲荷=ホテル
目的地に着いたら一旦解散して各自自由見学、集合時間になったら班ごとに点呼をとって連絡。
土産を買うのは自由だが、小遣いは1万円までだぞ!
眠のの、プラチナカードも小切手も使用禁止だからな!」
眠のの 「たったの一万円じゃ何も買えないわ」
27番 「リア厨がたったの一万円言うな!どういう育ち方しとるんだおまいは」
13ミミ 「でも、観光地のお土産って高いんだよね」
純 「そうだよね。日割りすると一日1500円も使えないのか。
計画的に使わないとすぐに無くなっちゃいそうだね」
レオナ 「シルビー、ペース配分には気をつけなさいよ?
一日目で全額使い切ったからお金貸してくれ、って言われても対応できないからね」
シルビー 「ちッ、読まれてたか」
巫女のの 「先生、お賽銭もお小遣いに含まれるのですか?一万円では足りないのですが…」
27番 「…そんな事は考えてもいなかったが…ってマテ、賽銭に総額一万円も使うつもりか!」
(※他職人様、修学旅行のふいん(ryを演出するために勝手に観光ルートを設定してしまいましたが
場所とネタ投下の順番は特にこだわる必要無いと思います。
そもそも予定通りに旅行が進むかどうかもぁゃιぃし…)
京都に着き、あてもなく(いつもの事だが)さまようミシェル。
何となく見かけたバスや電車を乗り継ぎ、歩いては乗り継ぎ、また歩いては行きつ戻りつ。
ミシェル 「京都タワーに登ってみました……高い…………」
ふらふら。
ミシェル 「祇園……舞妓さんが愛らしいですね……」
ふらふら。
ミシェル 「知恩院……風情があります……」
ふらふら。
ミシェル 「哲学の道…… 思索して歩くのにちょうど良いですね……」
ふらふら。
ミシェル 「銀閣寺…… お庭を見ながら休憩しましょうか……」
ふらふら。
ミシェル 「晴明神社…… 有名な占い師さんですね……」
ふらふら。
ミシェル 「三十三間堂…… 長い…………」
ふらふら。
ミシェル 「金閣寺…… 光ってます…………」
ふらふら。
ミシェル 「仁和寺…… お釜をかぶったお坊さんが踊ったところ……」
ふらふら。
ミシェル 「随分と歩きました… そういえば宿を取っていなかった気がします。
どうしたものやら……」
振り出しに戻って、京都駅前を苦悩しながら歩くミシェル。
その姿が見えなくなった頃、旅姿の二人のSDが駅から出てきた。
リヒト 「ようやく着いたなぁ。まずは宿で一休みするか」
めぐ 「そうですね。乗り物も意外に疲れますからね」
リヒト 「今日の晩飯は、京懐石コースだそうだ。京都の味と俺の味、どっちが美味いか試してやろうじゃねぇか」
めぐ 「ふふ、楽しみですね…」
>184
リヒトとめぐりんが素で老夫婦に思えたよ。
新幹線乗っただけで疲れるなよめぐりんw
京都駅付近。相変わらず、人の波に流されるようにさまよい続けるミシェル。
その時、ミシェル独自の初恋の人センサーが働いて、大勢の人の中からひとりの少女を見分ける。
ミシェル 「あれは僕の初恋の…いや違う。だけど…」
少女もミシェルに気づく。しかし、身を翻して逃げてしまう。
ミシェル 「…待って!」
ゆき 「なぎさちゃん、どうしたのでしゅか?」
なぎさ 「私、あんなにミシェルお兄さんに会いたかったのに、どうして?
だって、違うの。ミシェルお兄さんが見ているのは私じゃない。
お願い、ミシェルお兄さん、私が私でなくなってしまう前に、本当の私に気づいて!」
ミシェル 「待ってください!僕の…初恋の人?」
リヒト 「めぐりん、今、ミシェルの声が聞こえなかったか?」
めぐ 「さあ」
>184
旅姿と聞いて、江戸時代の旅装を思い浮かべてしまったのですが。
リヒトは縞のかっぱに三度笠?
187 :
もしもし、わたし名無しよ:05/03/20 21:53:25
>リヒトは縞のかっぱに三度笠?
すんごく似合いそうだ。
めぐは手甲脚半?
>187
あーぁageちゃってるよ
舞妓体験がしたくなって、ちょっと調べてみた。
……結構高いよ? D班お小遣いだいじょうぶかな。
>189
学割が効く所を予約したとか?
>189
私映画村でやったことあるよー。高いけど楽しかった。
着替えるの時間かかるから全部別の場所でやるなら
お金使う前に時間が足りないかも。>D班
(作中だからそんな細かい事は気にしなくていいか。)
闇ミカとゴスサラは、今ごろ必死になって、スナップ付けしてるんだろうな。
清水寺。
四郎 「ここが清水の大舞台かー。(欄干から下を見下ろして)ここをステージにして歌ったら
気持ちいいだろうなー!」
13ミミ 「(四郎を無視して)清水の舞台から飛び降りたつもりってよく言うけど、
眠ののちゃんが奥で6桁物故む時もやっぱりそんな気分なの?」
眠のの 「(優雅に微笑んで)私、奥でそこまで覚悟を決めないといけない程の額を使った事は無いわ」
ルカ 「(欄干からふざけて身を乗り出し)でも実際ここから落ちたら死ぬかね?」
クリス 「(ルカを真似て欄干から身を乗り出し)さあね…zzz(カクッ)」
サシャ 「お兄様!ルカ!何やってるの!危ないからやめて頂戴!」
ルカ 「ダイジョブダイジョブ、ただのフリだって。なあクリス?」
ついさっきまで隣に居たのに、忽然と姿を消しているクリス。
ルカ 「…クリス?何処に消えた?クリス!?」
サシャ 「お兄様ー!?」
欄干から下を見下ろし、叫ぶカイ。
カイ 「サシャ、クリスガ落チテル!」
サシャ 「何ですって!?」
カイ 「ダイジョブ、途中ノ木ニヒッカカッテル!」
サシャ 「良かった…もう、お兄様ったら。人騒がせなんだから(グスン)」
ルカ 「でもさー…あれ、どうやって助けりゃいいんだ?」
夜、本館のお風呂に入り、離れに戻る道。
パタパタとスリッパの音をさせながら、浴衣姿の13初期子達が歩いている。
13キラ「あー、いいお湯だったー」
13サラ「貸切状態だったわねー。修学旅行生の他は私達だけみたい。」
13ナナ「お夕飯も美味しかったし、いい宿に泊まれたわ。13メグのおかげね」
13メグ「いえいえw私も久しぶりに伯母夫婦に会えて嬉しかったわ」
13ナナ「自販機で何か飲み物買って…あっ」
13サラ「どうしたの?」
13ナナ「風呂場に、お財布の入ったポーチ忘れちゃった。
ごめん、先に帰っててくれる?」
13キラ「一緒に行こうか?」
13ナナ「大丈夫、すぐ戻るわ」
一方、職員の集まった部屋から出てくる27番先生。
27番「あー、やっとガキ共を部屋に押し込んだ…どうせ寝ずに騒いでるんだろうけどな。
風呂入ったあとでもう一度見回りに行かなきゃな…おっと!!」
曲がり角で誰かにぶつかりそうになり、危うくよける。
13ナナ「きゃ…ごめんなさい」
27番「いえ、こちらこそ…って、えええええ!?じ13ナナさん!?」
13ナナ「27番先生!どうして…あ、もしかして修学旅行って27番先生の学校だったんですね」
13ナナを見ながら、言葉がでてこない27番先生。
洗い髪をアップにし、細い首筋が浴衣の衿から覗いている。
化粧っ気のない顔は湯上りで上気し、石鹸らしき良い香りがする。
何か、見てはいけないような気がして、視線を下に降ろすと、
浴衣の胸の辺りを柔らかそうなふくらみ(L胸ボディ)が押し上げている。
27番先生、もうどこを見たら良いかわからなくなって上を見たり横を見たり。
27番「じじじ13ナナさんはどうして…」
13ナナ「お店の皆と旅行中なんです。偶然ですねー」
27番の様子に気づかず、なごやかに話をする13ナナ。
その頃の男部屋(といっても当然女子達も遊びにきている)
皆、パジャマ姿でくつろいでおしゃべりしている中、
トイレに行ったはずのルカが慌ててかけこんでくる。
キャプテン「どうしたルカ?そんなに慌てて…ハッ、まさか魑魅魍魎が出たのか!?
くそう、まさか宿で出るとは!油断した!!」
ルカ 「違う違う。でもそれ以上の衝撃だぜ!
今そこで、27番先生が浴衣姿のとんでもない美人と仲良さげにしてるのを発見した!!」
全員 「「なんだってーーーー!???」」
13ミミ 「27番先生が!?普段ジャージ着てるような人よ!?ありえない!」
四郎 「お前がくまさん柄のパジャマを着てるのもありえないと思ったが…それ以上だな」
13ミミ 「か、関係ないでしょ!!!///」
セシル「とんでもない美人というのが嘘っぽいなー。27番先生だぜ?」
ルカ 「ほんとだって!見にきてみろよ」
シルビー「行く行く!ちょっと、皆、もっと足音忍ばせないと!」
勲 (ねこタンだったら見に行ったのに…)
>191
自分、それ考えてた。
3人ともそこでやれば移動の時間も節約できるし、
映画村ならクリスの顔が聞きそうだから格安or無料でできるかと
注意:27番先生の恋路も気になりますが、時間軸は>194より少し前。
恋バナや体型比べといった「ラブコメ漫画に出てくる修学旅行のきわどいお風呂会話ネタ」のお約束満載のネタです。
ある意味で生々しいので、苦手な人はスルーでお願いします。
揃って温泉に身を浸し、旅の疲れを癒す女子中学生一同。
純と13ミミの胸元をじろじろ見るシルビー。
シルビー 「ねえ純、13ミミ。何を食べてどうやったらそんなに胸が大きくなるの?」
13ミミ 「えっ!?わ、私は胸が大きいっていうより、空手で鍛えてたら胸筋ついちゃっただけだよ(´・ω・`)」
シルビー 「やっぱ鍛えないと駄目ってこと?純も何かやってんの?」
純 「純は何も…それに純、別に胸が大きいわけじゃないと思うし」
眠のの 「ねえ、好きな男の人に揉まれると大きくなるって本当かしら?」
サシャ 「馬鹿馬鹿しい。男が自分に都合よく言い出した俗説でしょ?」
レオナ 「あながちそうとも言い切れないわね。
そういう刺激を受けると女性ホルモンの分泌が活発化するのは本当だし」
シルビー 「サシャ、試してみたら?」
サシャ 「どうして私に言うのよ!私とカイはそんな関係じゃないんだから!」
アナイス 「あら、シルビーちゃんは今カイの名前なんて一言も言わなかったわよ、サシャ?(にっこり)」
サシャ 「!!(////)」
制服ミミ 「アナイスちゃん、前からアナイスちゃんに聞いてみたかった事があるんだけど」
アナイス 「何かしら?」
制服ナナ 「アナイスちゃんはルカ君とお兄ちゃんとセシル君の誰が好きなの?」
13ミミ・眠のの 「!!!」
レオナ 「このスレの核心に迫る事をサクっと言い出すわね、この子達」
アナイス 「誰か特定の一人を好きなわけじゃないわ。三人とも司君や勲君やキャプテンと同じ、いいお友達よ」
(壁の向こうからパタパタと倒れる音が三度聞こえてくる)
司 「(倒れ伏したルカシロセシを見て)普段あれだけアナイスを叫んでも俺やイサイサやキャプテンと同列か」
勲 「報われないな(´−`)」
キャプテン 「(勲の腕や腹を見て)イサイサは結構鍛えてるんだな」
勲 「腹筋は鍛えないと声が出ない」
司 「キャプテンも凄いな。腹筋割れてるし」
寝ルカ 「この人達体鍛えるの趣味だから。教室さんもこんな感じだよ」
キャプテン 「他人事みたいに言ってないでお前らももうちょっと鍛えとけ」
翔 「どうでもいいけど今起きてるのこれだけ?」
司 「ルカと四郎とセシルはアナイスの天然発言で倒れたまま。クリスが寝てるのはいつもの事として…
あれ、クリスがもう一人いる」
キャプテン 「こっちはカイだな。さっきの女子の話を聞いて鼻血吹いて倒れてたみたいだ」
司 「ああ、(声をひそめて)女性ホルモンの分泌を活発化される話ね」
寝ルカ 「(ヒソヒソ)…女の子もああいう話って興味あるんだね」
翔 「(平然と)女性もそういう好奇心は男と大して変わらないってお婆ちゃん達が言ってたよ」
キャプテン 「(ヒソヒソ)気をつけろよ寝ルカ、お前シルビーに揉めって要求されるかもしれないぜ」
寝ルカ 「(ヒソヒソ)まさか。…それに、どうせだったらシルビーさんより…」
じっと手を見てから鼻を押さえて倒れそうになる寝ルカ。
翔 「寝ルカ先生、今倒れちゃ駄目です!もうこの場の半分が寝てるんだから、
これ以上氏体が増えたら運び手が足りなくなる。
司君とキャプテンも好きな人にそういう事をする所なんか想像して倒れたりしないように……
……遅かった?」
勲 「いや、今のは翔の発言が薮蛇(;´−`)」
199 :
197:2005/03/21(月) 04:14:05
ゴメソ、>197の下から5行目の制服ナナの台詞、
×お兄ちゃん
○四郎君
で。
最初純の台詞のつもりで書き始めて後から制服ナナの台詞に変えたんだけど直しきれてなかった。
四郎の歌を至近距離で聴いて逝ってくる…
職人さん達もキオト旅行中か…?
ここにも修学旅行とも神の不調とも、まったく関係ない人たちがいる。
四郎たちを送り出した次の日が、橘家の出発日。
綾 「そろそろ出かけるわよ。みんな、忘れ物はない?」
ミニっ子達 「「「はーーーい」」」
綾 「ハンカチは?」
美加 「持ったよーー!」
綾 「ちり紙は?」
健 「はーい、あるー!」
綾 「お小遣いのお財布もあるわね?」
あきら 「持ったーーー!」
綾 「よーし。それではキオトにしゅっぱーー……あら?」
綾の顔色が変わる。
綾 「いけない、新幹線のチケット入れるの忘れてた!」
美加 「綾ちゃん、ガスの元栓閉めた?」
綾 「閉めてくる! ちょっと待っててね。あ、ガイドブックも入れなきゃ!」
ぱたぱたと家の中を走り回る綾を見ながら
健 「もしかしてさ、一番浮かれてるのって」
あきら 「綾ねえだね、たぶん。全員家空ける旅行って初めてだし」
美加 「美加たちがしっかり、綾ちゃんを見てないとね」
健 「向こうで四郎にいたちに会えるかな」
あきら 「キオトって広いんだろ? でも会えたらいいね」
美加 「純ちゃんたち、舞妓さんやお姫様になるんだって。会えるといいなぁ」
綾 「お待たせ! 今度こそ用意終わったよ。じゃあ改めて。
キオトにしゅっぱーつ!」
ミニっこ達 「「「おーーーーーー!!!」」」
202 :
201:2005/03/21(月) 11:30:02
ごめん、凌入れるの忘れてた……
脳内で加えて補完しておいてください……orz
ごめんよ凌ごめんよ……それでも誰か足りない? とは思ってたんだ…
駅に向かいながら首をひねる橘家の面々。
綾 「おかしいわ…まだ何か忘れているような気が…」
健 「何かっていうか…」
あきら「誰かっていうか…」
綾 「きゃあああ!!凌!!!」
悲鳴をあげて橘家に駆け戻って行く綾と追いかけるミニっ子達。
美加 「やっぱりものすごく浮かれてる…」
>195に勝手に続き
学生sがルカも目撃したという地点に着いた時には、既に27番一人がフラフラと夢見心地の顔で歩いているだけだった。
四郎 「やっぱり美人なんか一緒じゃないじゃんか」
セシル 「幻覚でも見たんじゃないのか?」
キャプテン 「幻覚!?魑魅魍魎の仕業か!?」
ルカ 「違う!幻覚じゃなくて、本当にこの目で見たんだよ!」
眠のの 「ルカの言う事が本当だったとしても、少なくともその人とはもう別々に行動してるじゃない」
巫女のの 「お話のお相手がお美しい方だったからといって、その方と先生とが特別な間柄とは限らないのでは?
今は観光客の多い時期ですし、ただのお知り合いとたまたま会って少し立ち話をなさっただけかもしれません」
レオナ 「そうねえ、先生みたいな仕事してれば知り合い多いでしょうしね。
元教え子がたまたまこのホテルに同宿してるのが分かって懐かしさの余り近況なんかを話してた。
その程度のオチじゃないかしら。あの先生だし」
ルカ 「そうだよな。きっとその程度のオチだ。あんな超美人とあの先生が知り合い以上なわけないしな」
キャプテン 「下手すると通りすがりの人に『いいお湯でしたか?』って話し掛けて世間話になっただけかもしれん」
セシル 「ああ、そっちの方がありそうだ。旅先って同じ旅行者に妙に親近感わくんだよね。
僕も昼間他校の女子生徒に服を褒められて一緒に写真撮ってあげたよ」
四郎 「それ本当に褒められたのか?」
橘家キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
嬉しい!
ミニッ子連れなら何処に行くんだろ。
映画村で純たちと一緒に扮装させてあげたいが、橘家のお小遣いじゃ厳しいかな
おいルカ、13ナナはおまいさんのスパイごっこ仲間の、
13サラと基本的に同じ顔だぞ。
>206
湯上がり浴衣は美人度倍増だよw
13初期子はメイク次第で化けるからなぁ…
このスレの13サラと13ナナは全然違う方向性のメイクなの鴨。
デフォの某の画像を見た自分の印象。
13サラはモデル系美人で13ナナは優しいお姉さん風美人に見えた。
>204に勝手に続き
27番先生騒ぎも収まり、部屋に戻る学生達。流石にもう夜も遅いので、男女の部屋に別れる。
純の隣の布団にもぐりこみながら、13ミミが話し掛ける。
13ミミ「ねぇ、淳ちゃん…」
純 「うん…?なぁに…?」(橘家は夜が早いのでもう眠そう。)
13ミミ「このパジャマ、可愛くないかなぁ?私が着るとおかしい?」
純 「(あー…さっきのかー…もう、お兄ちゃんの馬鹿)
なんで?すごく可愛いし、似合ってるよ。
くまさん柄、良いねー。今度純もそういうの欲しいな」
13ミミ「…ホント?(ちょっと照れたように笑う)
えへへ、ありがとー。実はこの旅行のために買ってきたんだー」
純 「お兄ちゃんの言うことなんて気にすることないよ。
そういうとこ、ほんと鈍いんだから」
13ミミ「え、べ、別に四郎の言うことなんて気にしてないよ!///」
純 「クスクス。実はねー、純も新しくパジャマ買ったんだ。猫の足跡柄なのー」
13ミミ「えー、なんで着てないの?見たいなー」
純 「いざとなったらなんか恥ずかしくなっちゃって。
でも明日は着てみるねー」
>198
長髪のキャプテンとイサイサは髪をタオルでアップして
入ってるのかなと勝手に想像。
>209
自分的には、13サラはスパイごっこの時に木に上ってたこともあり、活動的な美人さんの印象。
ライダースーツ着て、バイクも乗りこなしそうな。
スパイごっこの衣装は、ぜひトゥームレーダーでw
昼間の移動と夕食後の騒ぎの疲れもあって、すやすやと寝入っている男子部屋。
夜型の司だけが布団の中で寝付けず、寝返りを打っているところ。
司 「……なにやってんだ、四郎」
コソーリ起き出した四郎が、キャプテンの布団の側で何やらこそこそしている。
四郎 「(シーッ! 起きちまうじゃないか)」
司 「(で、何やってんだ?)」
四郎 「(一度、やってみたくてウズウズしてたんだよ。今ならやれる!)」
サーベルを抱いて寝ているキャプテン。
寝入りばなだったらしく、少々つついても起きなさそうである。
しかも航海時ではないため、かなり無防備だ。
四郎は、キャプテンの銀髪の後ろ髪を……
司 「(三つ編みかよ!)」
四郎 「(いっちゃんのは見慣れてるし、たまには面白いだろ?」
司 「(面白いことは面白いけどさ、ドライヤー使ってなかったし乾いてないだろ?)」
四郎 「(何か困るのか?)」
司 「(……いや、ある意味もっと面白くなるから放っておく。モヤスミー クスクス)」
楽しげに編み編みする四郎をよそに、司は布団に戻っていった。
翌朝。
キャプテン「なんじゃこりゃああああああああ!!!!!」
……の、叫びに叩き起こされる男子部屋。
一番に目覚めたキャプテン、早朝のトレーニングを始めようと着替えようとして、
なぜか自分のウィッグが三つ編みにされていることに気づいた。
誰かのイタズラだろうと余裕の笑みをかまし、ほどいていくと。
生乾きの髪→三つ編み→三つ編みのまま乾く→ほどく=あらびっくり、簡単ソバージュのできあがり。
別名『貧乏パーマ』。
今日一日、キャプテンは三つ編みかソバージュかの選択を迫られることになる。
どうする?! キャプテン。
>213に勝手に続き
ブォォォォォン…と機械音が響く朝の男子部屋。
速攻朝風呂に入りなおして髪を洗い濡らしたキャプテンが
巫女ののにブロードライヤーで髪を伸ばされている。
シルビー 「まったく、ひどいイタズラをする香具師もいるものね!(´,_ゝ`)プッ
犯人が見つかったらあたしがとっちめてやるから!(゚ ∀ ゚)アヒャ」
キャプテン 「冷かしに来といて何を白々しく善人面してやがる!
しかも台詞と表情が全然合ってねえぞ!」
巫女のの 「キャプテン様、これでストレートにはなりました。
後は整髪料でウェットスタイルに仕上げれば大丈夫です」
キャプテン 「恩に着る。…にしても。 だ れ の し わ ざ だ ?」
シルビー 「こういう事しそうなのはルカか四郎じゃないの?」
ルカ 「俺じゃねーよ!それ言ったらシルビーだってやりそうだろ!?」
寝ルカ 「いや、僕は部屋の出入り口近くに寝てたけど夜中に人が入って来た形跡は無かったよ」
勲 「つまり、犯人は俺・四郎・つかぴょん・ルンルン・クリリン・ネルンルン・セッシーの中にいる」
寝ルカ 「じゃあ全員に証言してもらって犯人を割り出して…」
キャプテン 「面倒くさいから全員殴っとくか」
司 「待て待てキャプテン、四郎のとばっちりを俺達全員が食らわせられるのは…」
そこまで言って慌てて口を閉ざす司。
キャプテン 「四郎?」
司 「あ…いや、今のは言葉の綾さんで…」
キャプテン 「何か知ってそうだな、つかぴょん。…吐いてもらおうか?」(ボキボキ)
>206
いや待て、それを言うならD様とだって基本的には…ガクブル
>210
ミミジュン、かわえぇなぁ。
くまさんパジャマと猫足パジャマでパジャマパーティする
二人を勝手に想像して萌
13ミミと純がパジャマならアナイスや眠ののはネグリジェなんだろうか。
眠ののは上品なレースのついたナイティの気がする。
アナイスは意外とジャージだったりして。(ピンクでワッペン付きとか)
アナイスがジャージなのは姪の身の危険を案じた叔父様の差し金かもな。
ルカクリはナイトハット着用キボン。
古都キオトで初恋の人の面影に一晩中翻弄されるミシェル。
追いかけても、まるで翼でも生えているかのように逃げていってしまう。
心の底では何かが違うと思いながらも追わずにはいられない。
慣れない靴に痛めた足を引きずりながら路地を歩くなぎさ。
なぎさ 「私はただ、ミシェルお兄さんに会いたかっただけなのに。
初恋の人の姿をしていても、私はミシェルお兄さんの初恋の人にはなれないの。
おうちにも、もう帰れない。バチが当たったんだ。ミシェルお兄さんを信じて
待っていればよかったのに」
ゆき 「なぎさちゃん、泣かないでくだしゃい。ゆきまで悲しくなりましゅ」
ほわほわ浮いているゆきの姿はなぎさにしか見えない。
傍目には女の子がひとりでとぼとぼ歩いているように見えるので、声を掛けようとする悪い男が
多々いたのだが、見えない(ゆきの)力で悪意からブロックされている。
もちろん、なぎさ自身は気づいていない。
なぎさ 「私、疲れちゃった…おなかもすいちゃった…」
ミシェル 「…やっと見つけた。僕の初恋の人」
なぎさが振り向くと、ずっと会いたくてしかたのなかったミシェルがすぐそばに立っている。
ミシェル 「どうしたんですか?どうして、泣いているの?」
なぎさちゃんが可哀想だったので、ミシェルと再会させてしまいました。
>220
ナイトハットって書いてあるのにシャンプーハットの二人を想像してしまった…。
>222
想像してハゲワロタw
せっかく備え付けてあるんだから浴衣着ようぜ皆!
この流れなら言える
セシルの王子服は実はナイティだと思ってるんだが…
だって眠り姫と手つなぎ降臨だし…
というわけであの帽子はナイトキャップではないかと…
>225
つまりセシルはニッポンの伝統ある古都を寝巻き姿で練り歩いてたのか。
>224
∧ ∧
浴衣ははだけるからヤだよねー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー( ゚Д゚)
228 :
224:2005/03/21(月) 19:57:23
>227
そのリアクションをもらうとまるで自分が@怪盗になった気分だ。
憮然としたキャプテンと畳の上に転がっているツカシロの死体を横目で眺め、
クスクス笑いながら着替えをしているクリス。
パジャマのボタンをはずす手が思わず止まる。
クリス 「あ……」
ルカ 「どうした?」
クリス 「おなかに落書きされてる」
セシル 「どれ?可愛い猫の顔だな。ヘソが猫の鼻になってるのか。なかなかのセンスだ」
クリス 「犯人はわかってる。おなかに触っていいとは言ったけど」
勲 (´−`)b
修学旅行二日目。下鴨神社、自由見学中。
桜咲き誇る中、巫女ののの姿を9番に借りたカメラに収めているキャプテン。
キャプテン 「神社・・・やっぱり、お前に似合うよな」
フィルムを交換しながら呟いたキャプテンだが、顔を上げたらもう視界は他校の修学旅行生で埋まっていた。
キャプテン 「・・って、修学旅行生大杉!巫女のの、何処行った!?」
人並みを掻き分けると、巫女ののが男子校と思しき修学旅行生に囲まれている。
キャプテン 「ゴルア!!!てめえら、俺の連れに何してやがる!」
旅行生たちを追い散らすキャプテン。
キャプテン 「大丈夫か!?何された!?」
巫女のの 「いいえ、何も。ただ写真を撮らせて欲しいと言われただけで。
キャプテン様に写真を撮っていただいているのをご覧になって、ここの神社の巫女と間違えられたようです」
キャプテン 「駄目だ駄目だ、あんな連中に写真撮らせちゃ!
勝手にネット上にうpされたり、変な事に使われたりするかもしれねえんだぞ!」
巫女のの 「はい、気を付けます」
キャプテン 「明日の自由行動の時は俺はお前を守ってやれねえ。油断なく、自分の身は自分で守るんだぞ」
巫女のの 「承知しております」
キャプテン 「ならいい。行こうぜ、そろそろ集合時間だ」
歩き出しかけた二人だが、誤って巫女ののの草履の踵を踏んづけるキャプテン。
巫女のの 「きゃっ!」
バランスを崩して前のめりに転びそうになる巫女ののをキャプテンが後ろから抱き止める。
巫女のの 「すみません」
キャプテン 「いや、俺こそ不注意だった」
そこに同じく集合場所に向かっていた勲が通りがかる。
支えるために巫女ののの腹部に回されたキャプテンの手を見て呟く勲。
勲 「キャプテンはみのたんのおなかを触りたかったんだな」
キャプテン 「そんなんじゃねー!!腹フェチのお前と一緒にすんな!ってゆーか、みのたんって何だよ」
巫女のの 「勲様が私につけて下さった渾名です」
キャプテン 「・・・・・・ナンカ ムカツク」
ミシェルはなぎさをまっすぐに見つめ、そして悩ましげに眉根を寄せる。
ミシェル 「君は・・・ケンコさんではなく、なぎさちゃん・・・?」
そうだった。この人の前で、形など無意味だった。
無邪気な初恋の人とまちがえて、魂の色が似た子供に声をかけてしまうと話してくれたことがあったっけ。
それなのに、私は。
なぎさ 「ごめんなさい! ごめんなさい!ミシェルお兄さん、約束をを破って。
なぎさ、駄目な子だよね。待ってるって約束したのに・・・!」
ミシェル 「泣かないで」
ミシェルは、なぎさの涙をぬぐう。
ミシェル 「僕のせいですね。そんな、姿を変えてまで・・・。
ケンコさんを追い求め続けた僕が、君に僕を追わせてしまった」
なぎさ 「いいの!」
なぎさは、地面にしっかりと踏ん張って叫ぶ。もう会えないかもしれない。
この限られたときで、この人への思いを告げないと。
なぎさ 「ミシェルお兄さんは、そのままでいいの! 初恋の人を探して、遠くを見て。
なぎさが好きになったのは、そんな人なんだから。
無理に振り返ろうとしないで。心を歪めないで。・・・その方が」
せっかくぬぐってもらった涙がまた零れる。
なぎさ 「・・・かなしいよ。寂しいよ。後ろを見なくても、大丈夫。
私は、がんばってミシェルお兄さんを追いかけるから。
いつか、追いついて、追い越して、追いかけてもらえるくらいに」
ミシェル 「なぎさちゃん・・・?」
なぎさ 「どうして、一人ですぐ決めちゃうの?すぐに答えを出しちゃうの?
私、空を眺めてるお兄さんのそばで、一緒にぼーっとしたいよ。
あんまり聞いてなくてもいいから、今日の学級会の話とかしたいよ。
ミシェルお兄さん、それも嫌なのかなあ」
ごう、と風が吹き荒れる。春の嵐。舞い散る花びらで、なぎさの姿が見えなくなる。
ミシェル 「なぎさちゃん!」
最後に少しだけ、なぎさは笑った。
なぎさ 「さよなら・・・ミシェルお兄さん」
東京。よりの家の電話が鳴る。
より 「もしもし。なぎさちゃんのお母さん?・・・今日はなぎさちゃんは来ていませんけれど。
・・・みどり?」
横で宿題をしているみどりを見る。みどりは首を振る。
より 「ええ・・・みどりも、今日は会ってないようで。・・・え?」
よりの声が、深刻になる。
より 「失踪・・・いや、誘拐の可能性も・・・!」
少し時はさかのぼる。某の里で行われている雛祭の前夜祭、シンディ・コンサート。
某の儲・・・いやいやいや会員先行発売でsold outとなったはずのステージを、ちゃっかりと観賞しているキラちゃんs。
ベイベキラ 「さすがシンディ。いい声ね〜」
ピエロキラ 「 この歌声を天に奉納して、祭神美加を降臨させるんですってよ」
ベイベキラ 「へ〜。魔力のある歌声って、すごいわねえ」
ピエロキラ 「その割りにシンディ。冴えない顔だけど」
アンコールを終え、楽屋に帰るシンディ。
14番 「お疲れ様でした。シンディ嬢。貴女の歌声、必ずや、天の美加様にまで届いたことでしょう」
7番 「お手数ですが、当方の雛祭行事に、この後もご参加ください。
神を呼ばった歌姫として」
シンディ 「・・・疲れたわ。一人にしてちょうだい」
一礼して、二人は出てゆく。
シンディ (祭りで歌ったのは初めてではない。決して去年と比べて、力は衰えていないはず。
・・・それなのに、どうしたの? この手ごたえのなさは。
例年なら、姿は見えなくても、歌に興じ、祝福する神の気配は感じるはず。
今年は、それがなかった・・・)
ゆっくりと目を開ける。
右手と左手を交互に見、握ったり開いたりを繰り返してみる。
普段よりは心持ち小柄な体。
寝台に目を向けると、『自分』が眠っている。
「…美加」
口を開くと女の声が流れ出た。聴きなれた声。
いつも厳しく、けれど愛情に満ちた調子で俺を叱り付けている声――
自分の顔を触るのは妙な気分だと思いながら、その髪を掻き上げる。
「父神様がこれ以上無いくらい無駄に頑丈に作ってくれた体だ。
今はそこで眠れ。大丈夫。必ず俺が守ってやる。…俺のたった一人の妹」
こつん、と額と額を合わせてから。女神美加の体に魂を宿したデカ健は、
向こう側で天使達が固唾を飲んで見守っているであろう扉を勢いよく開いた。
>>230と同時刻。
キャプテンが巫女ののから手を離そうとした瞬間、胸を押さえて蹲る巫女のの。
キャプテン 「どうした!?俺、力入れすぎたか!?」
巫女のの 「違います。ただ、私の中の力が――」
ゆっくり立ち上がる巫女のの。
巫女のの 「これは、慈愛と守りの力ではなく邪を祓い悪を滅する戦いと勇気の力。
どうして私の中に美加様ではなく健様の力が…?」
>>232と同時刻。
控え室で、一人びくりと体を震わせるシンディ。
シンディ (呼んでいる。私に歌を請う神の気配を感じる。歌え、我を地上に呼び降ろせと)
衝動のまま立ち上がり、疲れなど忘れて控え室を飛び出す。
既にだれもいないステージへ駆け、スポットライトもマイクも無いのに構わず歌いだすシンディ。
やがて、天上からひとすじの光が降りてくる――
前夜祭が終了した頃。魂交換が終わり、女神の部屋の扉が開く。
美加 「じゃ〜ん!」
何故か、チューブトップにミニスカートの女神美加。神(バカ)は風邪引かないと知っていても、見ているほうが寒い。
中の人がデカ健のため、デフォ美加に健メイクを施したような違和感がある。
椿 「美加様! じゃなくてデカ健様! じゃなくて。・・・どっちで呼べばいいの?」
デカ健? 「・・・中の人、俺様だからな。これぞまさしくケンコ?」
榊は世界最後の日のような、渋面を見せる。
榊 「そのお体は、あくまでも美加様のものです。御身大事に扱ってください」
デカ健? 「そんなこと、わかってるって。でもせっかくだし、少女ボディでしかできないような服も着とかないとね(・∀・)」
榊 「健様!」
デカ健? 「冗談だ。時間がない。地上に降臨しよう。
椿は俺について来い。なぎさを探す。
白蓮、お前はミシェルを探せ。きっとなぎさは、ミシェルの元に向かうはずだ。
白鳥は、某本部に行って、しばらく時間稼ぎをしてろ。
ヤバくなったら、俺様降臨して祭神代理を務める。・・・そして、榊」
榊 「はっ」
デカ健? 「東京に行け。なぎさの身を案じる者たちの嘆きが聞こえる。
俺は、よりの求めに応じて、一度だけ助け手を送ると誓ってるんだ」
榊 「天界が空になります。美加様は!」
デカ健 「俺の体と美加の魂。一時、精霊界に封印する。
あそこは神と高位の魂以外、侵入不可能。守りは完全だ。
はっはっは。これで天界は文字通り、もぬけのカラ。
今攻め込まれたら、ひとたまりもないね(・∀・)」
東京の知り合いが一緒くたにキオトに出払ってしまい、
暇つぶしにDの城に遊びに来ているVとマリー、マリオ。
渋面ながらも、それに構ってやっているD。お茶を運ぶ黒ナー。
D 「ようやく弟子どもが帰ったと思ったら、また騒々しいのが来た」
V 「あら、ご挨拶ねぇDちゃん。せっかく美味しいお菓子持ってきたのに」
スウィートドリームのケーキの箱に、ミニっ子の視線が集まる。
D 「好きに食べな。アタシは甘い物は苦手でね」
V 「それにしても、しばらく静かでつまんないわね。この際だから、
いっそアタシたちみんなで、追いかけてキオトでも行かない?」
D 「なんでアタシがあんたと一緒しなきゃならないんだ。
あそこはこの国に住まう八百万の神の力が集まってる。居心地悪くて嫌いだね」
V 「そうねぇ。雛祭りの時期だし、避けた方がいいかしらぁ」
D 「それより、身体がなまっていけないね。
術を思い切り使える機会も減ってきた。思う存分暴れたい気がするね」
V 「言われてみればそうねぇ。そのあたり、魔界編の撮影は楽しかったわぁ」
D 「雛祭りなら、今頃天界の守りも薄いだろうね。
攻め込んだら、さぞ楽しいだろうよ」
V 「それも…いいわねぇ」
一瞬、二人の視線が本気の色をして合わさる。
ニヤリ笑いをする二人。
マリオ 「(ショートケーキもぐもぐ)師匠、なんだか物騒なこと言ってる」
マリー 「(チョコケーキぱくぱく)大丈夫よマリオ。心配ないわ」
黒ナー 「(フルーツケーキあむあむ)Dたまの腰は重いのでつ。本気でないと動かないのでつ」
D 「それも面倒ではあるね」
V 「それもそうねぇ。はぁ……」
D・V 「暇だねぇ……」
黒ナー 「なんだかんだ言って、Dたまもにぎやかなのが好きなんでつね」
ヤバい、デカ健様カコイイよ
兄としても神としても非常事態でもお茶目なところもw
>530
レスマリガトン
同一ヘッドでFAなんですね
オク早めに物故むか安定するの待つかで悩みます
教室Aにそっくりだー
238 :
237:2005/03/22(火) 00:17:34
誤爆しました。ごめんなさい…。
叔父様スレのマリシュル登場も楽しみにしています…!
どこの誤爆か探してきてしまいますたw
ルカ 「アナイス、二人で金閣寺をバックに写真撮らない?」
四郎 「ルカ、てめー抜け駆けは無しだぞ!」
アナイス 「それなら私がルカと四郎を撮ってあげますわ。二人共並んで、笑って(はぁと)」
セシル 「僕も…」
眠のの 「アナイス、次は私とセシルを撮ってくれない?セシル、その後私とアナイスを撮ってね」
勲 「こまめタンと一緒に写りたい」
13ミミ 「じゃあ私が撮ってあげる!純ちゃん、こまめを胸の前に抱えて。
勲君は純ちゃんの後ろに立って、純ちゃんの両肩に両手乗せて」
純 「ミミちゃん、恥ずかしいよ(////)」
13ミミ 「恥ずかしくないって!こまめと純ちゃんと勲君、親子みたいでかわいいよ」
司 (どういう構成の親子なんだ…)
シルビー 「寝ルカ先生ー!こっちこっち!一緒に写真撮りましょー(はぁと)」
寝ルカ 「はいはい、今行きます。(この人達とはいつも一緒に撮ってるんだから、13ミミさんと一緒に写りたいorz)」
団体行動の時は特に班とは関わり無く自由見学の時間があるため
行く先々でいつもと同じ光景が繰り広げられている。
ラブコメな人達とは無縁にぶらぶらと歩いている制服ミミナナ。
制服ミミ 「あーあ、こういう時私も彼氏欲しいな。一緒に写真撮りたくなるような」
制服ナナ 「ノンノン、フリーだからこそ新しい出会いのチャンスもあるって考えなきゃ」
制服ミミ 「そうね。男子校の修学旅行生も多いし、私たち・声かけられちゃったりして!」
そこに、見知らぬ学校の制服を着た男子生徒が二人、話し掛けてくる。
男子生徒A 「君たち、東京の学校の子?可愛いね」
男子生徒B 「俺達も東京から来たんだけどさ、よかったらメアド交換しない?」
制服ミミ (わ、本当に来た!)
制服ナナ (悪くはない…けど…)
制服ミミ (何か…60点って感じ?)
翔 「お待たせミミちゃんナナちゃん、抹茶ソフト買ってきたよ」
制服ミミ 「翔…くん?」
翔 「(男子生徒ABを見て)知り合い?それともナンパ?後者だとしたら、遠慮してもらえないかな」
白い歯を見せてにっこり笑う翔。
男子生徒ABが去った後、抹茶ソフトをミミナナに差し出す。
翔 「困ってそうだったから口出ししちゃったけど、もしかして余計なお世話だった?」
制服ミミ 「ううん、助かった。ありがと、巣鴨の王子さまw」
制服ナナ 「今更言うのも変だけど、うちの学校の男子ってレベル高いね」
制服ミミ 「中身は空回りとか破壊的音痴とか優柔不断とか脳みそ筋肉とかアニヲタとか不思議君とか
アレでナニな感じだけど、見た目はイケテルよね」
翔 「うちの学校の女子も、こうして他の学校のコ達と比べると見た目のレベルは高いと思うけど」
制服ナナ 「見た目の?中身は違うっていうの?」
翔 「うーん、ノーコメント?w」
>232の後のなぎさ宅。目を真っ赤にしているなぎさ母の肩を抱き寄せてなだめるより。
より 「しっかりなさって。もう、打てる手は全て打ったんですもの。
お母さんは、ここでなぎさちゃんの帰りを待っててあげなきゃ」
なぎさ母「なぎさ…一体どこに…(声を震わして)
よりさん、この辺は治安のいいところですもの、誘拐なんてありませんわよね?」
より 「そうですわ。きっと、ちょっと迷子になってるだけですよ。
すぐに元気に戻ってきますわ」
なぎさ母「迷子じゃなくって、家出かもしれない…。
あの子、バレンタインデーのあたりから、ずっと何か悩んでるようでしたの。
溜息ばかりついて、カレンダー見て悲しそうにして。
何か、つらいことがあったんですわ。私、母親なのに何もしてやれなくって…」
より 「お母さん…」
みどりと顔を見合わせ、決心したように話し出すより。
より 「お母さん、なぎさちゃんは、ミシェルさんと交わした約束で苦しんでいるんだと思います」
なぎさ母「ミシェルさんと?あの方が何か?」
より 「なぎさちゃんとミシェルさん、10年間は会わないって約束をしたらしいんです。
ミシェルさん、真面目な方だから。なぎさちゃんの年齢を考えてのことだと思います。
なぎさちゃんが、これからも子供らしく、自由に成長していけるように。
ミシェルさんへの想いに囚われずに、楽しく過ごせるように。
もちろん、口さがない周りの大人達の目を考えてということもあると思います」
より、なぎさ母の肩から手を離し、隣に腰掛ける。
より 「でも、ねぇ…お母さん、私達も、ほんの子供のころからいろんな恋をしてきたけど、
それって本当になぎさちゃんのためになることなのかしら。
学校の先生とか、近所のお兄さんとかにあこがれたり、友達と恋の話をしたり。
私の小さい頃の恋なんて、どれ一つ実らなかったけど、
どれも宝石のように大切な思い出ですわ。」
なぎさ母「えぇ。…私にも覚えがあります」
より (にっこり笑って)
「そうでしょう?でも、ミシェルさんもまだ若いから、そういうことがわからないんですわ。
ねぇ、なぎさちゃんが無事に帰ってきたら、私達の初恋の人の話をしてあげましょう。
どんなに楽しかったか。どんなにドキドキしたか。」
なぎさ母「えぇ…えぇ。ミシェルさんにも、遊びにきてもらいましょう。
なぎさの無邪気な笑顔をもう一度見たいですわ」
244 :
243:2005/03/22(火) 00:46:42
タイトル変えるの忘れた…orz
243は天使光臨:よりとなぎさ母2/2です。
すみません。
>242-243
より姉さんいいこと言うなあ。
現実離れした人が多い中、こういう常識的な事をちゃんと言ってくれるキャラがいると
話がピリっと引き締まるよね。
職人様GJです。
一方こちらは物語のメインストリームに今のところ何の関わりもない慰安旅行組。
キオトのとある老舗の温泉旅館。
頭にタオルを乗せて温泉に入っている遠夜。
荒夜 (なあ、遠夜)
遠夜 (何ですか、人がせっかくいい気分になっている時に)
荒夜 (何でこの旅館はこんなに人が居ねーんだ?)
観光シーズンだというのに、男子浴場は遠夜一人の貸切状態である。
遠夜 (さあ?)
荒夜 (今ならここ泳げるんじゃね?)
遠夜 (小学生じゃあるまいし、温泉で泳ごうとしないでください)
荒夜 (あ、さてはお前泳げねーんだな?)
遠夜 (水泳なんてそれこそ小学生の頃に学校のプールでやって以来ですからねぇ。
もしかしたら本当にもう泳げなくなっているかもしれません)
荒夜 (冷かしただけなのにマジレスすんじゃねーよ。
それよりさ、だだっぴろい温泉に一人だけってきっとつまんねーよな。
俺らはまだ脳内会話できるけどさ)
遠夜 (りおさんの事ですか?あなたも人に気遣いする事があるんですね)
荒夜 (当たり前だろ、俺は女性の味方だぜ?
りおお嬢ちゃんを寂しがらせないためにも、明日は混浴に)
遠夜 (一瞬でもあなたを見直しかけた私が莫迦でした)
その時、ガラガラと風呂場の扉が開かれる。
荒夜 (お、やっと俺ら以外の客が)
遠夜 「お先に失礼しています」
??? 「おうよ、こっちこそ邪魔するぜ。って、お前ぇ!?」
遠夜 「生憎と視力が悪いもので、眼鏡が無いからお顔は見えないのですがその声は」
一方女湯でも
チャイナりお 「あーっ!!『天すみ』のめぐさんなのねー!?」
めぐ 「まあ、『TOHYA』のチャイナりおさん!お団子が無いから誰かと思いましたわ」
寝ルカに辿りつこうとキョロキョロしているシルビー。
ヤンキー風の他校の男子生徒数人が遠巻きに眺めている。
シルビーの派手な顔立ちと、コギャル風の短いスカートは人込みの中で
男子生徒の目を引いている。
他校生A 「彼女、可愛いね〜」
他校生B 「ねえねえ、携帯番号教えて?」
シルビー 「あのさ、邪魔なんだけど。」
他校生C 「そんな冷たいこと言わないでよー」
他校生D 「俺らピーナツの国から来たんだけど、彼女東京?」
シルビー 「東京の隣のハイランドよ。じゃ、バイバイ。」
他校生E 「ちょっと、つれないなあ。泊ってる旅館教えて?今夜遊びに行くから。」
他校生のヤンキー達に囲まれてしまうシルビー
司 「キャプテン、まずいよ、シルビーが変なのに絡まれてる。」
キャプテン 「ああ、あいつ顔は可愛いからな。顔 だ け は。」
勲 「助けなくていいのか?」
キャプテン 「このくらいの危機を自分で対処できないヤシに、俺の船に乗る資格はない。」
(と、いいつつ目は離さないようにしている。)
寝ルカ 「何ですって!女子が絡まれているのに助けに行かないなんて!
君達、うちの学校の生徒に何をしているんです!」(走っていく)
キャプテン 「あーあ、放っといても大丈夫なのに、寝ルカのやつ。」
他校生A 「なんだこいつ、先公か?すっこんでな。」
寝ルカを突き飛ばすヤンキー。よろける寝ルカ。
ひゅんひゅんひゅんひゅん!!
鞭でヤンキーどもの横っ面を張り倒していくシルビー。
シルビー 「邪魔だと言っただろ。おまえらがすっこんでな!」
倒れたヤンキーの体に軽く蹴りを入れてから寝ルカを助け起こす。
シルビー 「先生、大丈夫?」
寝ルカ 「は、はい。なんとか。」
シルビー 「シルビーとっても怖かったの(はぁと)先生が助けに来てくれて嬉しかったぁ。」
寝ルカ 「は、はは… シルビーさんは強いですね…。」
シンディの歌声が光になる。
天と地とを結ぶ、光の道になる。
光を辿って、翼をはためかせ降臨する天使たち。そして、女神(中の神、デカ健)。
榊 (ゆき・・・。しかし今は任務を果たさねば・・・)
白蓮 (なぎさちゃん、どうか無事で。そしてミシェルさん・・・)
デカ健? (美加・・・)
それぞれの思いを秘め、光の路を降りてゆく。
そこにごお、と春の嵐。
多数の天使を降ろすのには、道が不安定だったのか。
半身の双子神が眠っており、健の力が十全でなかったのか。
ちなみにこの嵐に巻き込まれ、再会していたなぎさとミシェルは引き裂かれる。
(助けに来てるんだか、邪魔してるんだか・・・)
天使s 「「「デカ健様! 美加様・・・!」」」
なぎさは嵐に巻き込まれていた。
ずっと手を握ってくれたゆきもはぐれてしまう。
なぎさ 「ゆきちゃん・・・!」
意識を失ったなぎさ(まだ美加の姿)は、やわらかい芝の上に着地する。
そこに通りかかる二人の男。
14番 「女神美加様! ・・・こんなところに」
7番 「ついに女神が降臨された。手厚く歓迎の準備を。雛祭の行事が目白押しだ」
>247
ピーナツの国から来たヤンキーって描写を読んで氣/志/團みたいのを想像してしまった。
平和に旅を続ける橘家。神の不調も彼らには知ったことではない。
ミニっこたち 「「「とうちゃーーく!!!」」」
京都駅前。
遠足姿の健・美加・あきらに、引率の綾、凌。
綾 「まずは荷物置きに宿に行きましょうか。電車調べてくるね」
凌 「僕行くよ。綾ねえはみんながはぐれないように見てて」
綾 「ごめんね、戸締まり確認してくれてたのに、置いてっちゃって…」
凌 「気にしないで。えーと、ウズマサだっけ?」
綾 「そう。その近くに宿を取ったから。でも、本当にいいの?
お寺や史跡巡りしなくて。本当は気になるんでしょう?」
凌 「いいよ。僕はいずれ修学旅行でまた来るし。みんなで来る機会なんて滅多にないんだから、
ミニっこたちが一番楽しめるルートで行こうよ」
綾 「ありがとう」
凌が交通機関を探しに行っている間、綾は駅に置いてあるパンフレットを集め
ルートの確認を始める。
綾 「今日は近辺の散策にして、明日は一日映画村……あら」
映画村のパンフレットに目を留める。
綾 「そういえば、純がお姫様になるんだってはしゃいでたわね。
美加、写真見るの楽しみにしてる。でも本当は……
そうね、せっかくの旅行だもの。ちょっと張り込んじゃおうかな」
美加 「……ちゃん、綾ちゃん!」
綾 「え?! みんなどうしたの?」
美加 「電車もうすぐ来るよ、切符ももう買ったよ!」
綾 「やだわ。考えごとしてたら…… ねぇ美加。映画村で……」
美加 「なぁに?」
綾 「ううん、内緒。楽しみね、映画村」
美加 「うん! 綾ちゃん、行こう!」
>>247の続き
学生s昼食中。
シルビー 「…ってわけで、さっき超こわーいヤンキー共に囲まれて超ピンチだったんだけど
寝ルカ先生が超かっこよく颯爽と助けてくれてぇ(はぁと)」
13ミミ 「へー。寝ルカ君、結構やるじゃない」
アナイス 「レディを守るなんて、さすがは英国紳士ですわ」
寝ルカ 「教師として当然の事をしたまでですよ。
(13ミミさんに褒められた!嬉しい…(*´Д`*))」
ルカ 「アナイスが変なのに絡まれたら俺が守ってやるぜ!」
四郎 「俺だって!『君を守るラプソディ』を歌って…」
司 「四郎、こんな所でジェノサイドを起こしたら間違いなく新聞沙汰だからやめれ」
セシル 「レディを守るのは紳士の嗜み、その通りだよアナイス。もちろん僕も」
眠のの 「セシルはもちろんずっと私の側で私を守っていてくれるわよね? そ う よ ね ?」
サシャ 「そんなに神経質にならなくても、ナンパしてくるような男なんてそうそう居ないでしょ」
翔 (社長気付いてないのか…社長に寄ってこようとした他校の男子達が
カイにメタリックアイで睨まれて次々に逃げて行ってたの)
純 「そうだよ。純も別にナンパされなかったし、ナンパされそうになってる女の子も見なかったよ」
勲 「それは背中のこまめタンが純を守ってくれてたんだ」
司 (背中のこまめが守ってくれたんじゃなくて、背中のこまめを守ってた香具師が
結果的に純も守ってたんだよな)
くん 「守ってくれる人がいるのはいいね〜」
巫女のの 「あら、私、クリス様がくん様を守っておられるのを目撃しましてよ」
ルカ 「え、何それ!?詳しく」
巫女のの 「くん様がベンチでお休みになっている時、他の学校の男子生徒様がくん様に近付いてきたのです。
これが噂に聞く『なんぱ』かと思って様子を伺っておりました。
そうしたら、クリス様がその男子生徒様の目の前に来て」
サシャ 「見事くんちゃん狙いのナンパ男を追い返したのね?」
巫女のの 「いきなり顔面からうつ伏せにお倒れになったのです」
サシャ 「………それで?」
巫女のの 「男子生徒様は慌てたご様子でクリス様を救護室に運んで行かれました」
ルカ 「まあ…俺らはクリスが倒れるの慣れっこだけど、
何も知らない一般人がいきなり目の前で血色悪い男にぶっ倒れられたらそりゃびびる罠」
巫女のの 「私、クリス様の命がけでくん様をお守りする背中に心打たれました。
キャプテン様のように逞しくはないけれど、病弱なりに婦女子を守る白い背中も有るのだと」
勲 「クリリンは背中もすごいのか。(´ー`)覚えておく」
くん 「後でクリス君にお礼を言わないと〜」
サシャ (それはくんちゃんを守ろうとしたんじゃなくてたまたま通りがかってたまたまそこで倒れた気がしてきたわ。
それ以前に、くんちゃんに近付いてきた男子生徒って単にくんちゃんが気分悪くなってるんじゃないかって
心配して声かけようとした普通のいい人だったんじゃ…
でも珍しくお兄様が美談になっているのに水をさすのも勿体無いから黙っておきましょう)
ルカ 「で、そのクリスは今何処にいるんだ?」
純 「あ、忘れてた。さっき先生が、クリス君はバスで寝てるから代わりにD班の点呼はルカ君がとってくれって」
シルビーや巫女ののの顔を可愛いと誉めてるって事は
キャプテンは目が大きくてパッチリしててツリ目の顔が好みなんだね。
猫顔が好きだと言ってたイサと近い趣味だ。
ミシェル 「なぎさちゃん!」
伸ばされた手は、あと少しで届かなかった。花吹雪で何も見えなくなる。
なぎさが覚えているのは、そこまでだ。
歌が聞こえる。知っている歌だ。
なぎさ 「はにゅうの、宿・・・」
ママが、子守唄代わりにいつも歌ってくれる。なぎさの一番好きな歌だ。
でも思うのだが、「はにゅう」ってなんだろう?
とてもきれいな声で歌っていたお姉さんが振り向く。
なぎさ 「ミシェルお兄さんの、初恋の人・・・?」
この前、天すみのガラスに映った姿。いや、同じ顔でも全然違う。優しくて温かい雰囲気。取り巻く空気が違う。
お姉さんは首を振る。
?? 「・・・ミシェルさんが追いかけているのは、私の双子のかたわれ。私のことではありません」
なぎさ 「・・・でも! お姉さんはきれいだし、優しいし・・・。
なぎさも、お姉さんみたいになりたかったな」
お姉さんは、鈴を振るような声で笑う。
?? 「なぎさちゃん、そんなに慌てなくても。あなたはこれから、たくさん経験をつんで、
私などより、もっと素敵で美しい女性に成長するのですよ。
一度きりしかない今の時を、そんなに急いで通り過ぎてしまうのはもったいないこと」
なぎさ 「でも! 早く追いつかなきゃ!」
?? 「・・・ミシェルさんのことね」
こくんと、なぎさは頷く。
?? 「男の人は、いつまでたっても子供だから。特に、ミシェルさんや私の身近にいるような人は。
夢を追いかけて、ふらふらして。あの人たちを追いかけていると、もう大変。
なぎさちゃん、言っていましたね。いつか追いかけさせて見せるって。
人生の先輩として思いますが、あれは方向性として悪くない気がします。逃げてしまいなさい。
あの人は追われるよりも、追う方が向いていますから」
なぎさ 「ほうこう、せい・・・」
話が難しくなってきた。みどりちゃんなら、よくわかるのかもしれないけれど。
考え込むなぎさの耳元に、お姉さんは内緒話をするように顔を近づける。
?? 「幼いあなたが燃え尽きてしまわないように、ずっと見守って力を貸していました。
思った以上に、あなたは私の力を受け入れるのに適しているようです。
早く、あなたを心配している人たちのところにお返ししないといけませんが。
なぎさちゃん。一日だけ、女神様ごっこをしてみませんか?
あの人たち、いつも私たちを引きずり回すのですもの。
私もほんの少し、悪戯をしてみたくなることもあるのですよ」
自由見学中。
竜安寺の遊歩道をぶらぶら散策している勲と純。
勲 「純たちの班は明日は何処を回るんだ?」
純 「太秦映画村。純ね、お姫様の格好するんだよ」
勲 「そうか。こまめタンもニャンまげの格好をするのか?」
純 「いっちゃん、ニャンまげは日光江戸村だよ」
勲 「Σ(;´−`)」
純 「純もこまめとお揃いにしたくてこまめにもこっそりお殿様の服を作ってきたんだ」
勲 「GJだ。(´ー`)b こまめタンの写真が出来たら焼き増し頼む」
純 「でも着せて写真撮るかどうかは迷ってるの」
勲 「どうして?」
純 「だって、映画村でぬいぐるみに時代劇の服着せた写真撮ってたら変かなって思って。
野外撮影厨って言われて叩かれちゃうかも(´・ω・`)」
勲 「なら純がこまめタンを抱えて撮れば問題ない」
純 「でも、純とこまめが一緒に写ってる写真じゃいっちゃん困るでしょ?」
勲 「全然。何故?」
純 「だ、だって、純といっちゃんはカップルじゃないし…
彼女じゃない女の子の写真を男の子が持ってるのって恥ずかしくない?」
勲 「こまめタンは純と一緒の時が一番いい顔をする。
俺は純と一緒のこまめタンが好きだからこまめタンごと純の写真が欲しい。
全然恥ずかしくない」
司 「(ヒソヒソ)傍で聞いてるこっちのが恥ずかしいよ」
寝ルカ 「(ヒソヒソ)僕なら例えただの友達でも女の子にあなたの写真が欲しいなんて言えない…
ましてや好きな人になんて orz」
キャプテン 「(ヒソヒソ)馬鹿だな、そう思うなら修学旅行の機会にドサクサ紛れに撮っとけよ。
今なら誰が誰の写真撮ってても不審に思われねえから」
寝ルカ 「(ヒソヒソ)た、確かに。駄目元でお願いしてこようかな」
カメラを両手に持ち、13ミミの所に行く寝ルカ。
寝ルカ 「13ミミさんっ!」
13ミミ 「何?」
寝ルカ 「あ、あの、写真いいですか?」
13ミミ 「うん、私で良ければ。…それで撮ればいいんだね?貸して」
笑顔で寝ルカのカメラを取り、レンズを向ける13ミミ。
13ミミ 「バックそこでいいの?」
寝ルカ 「そうじゃなくて」
13ミミ 「うん、あっちの池を背景にした方がいいね。そっち移動して。はい、チーズ(パシャッ)」
寝ルカ 「…ありがとうございました…(TДT)」
キャプテン 「(ヒソヒソ何つーベタをやっとるんだあいつは」
司 「(ヒソヒソ)それでも好きな人と修学旅行行けるだけいいよ。
俺の好きな人はもう何年も前に修学旅行終えてるよ orz」
キャプテン 「(ヒソヒソ)だったら四郎にでも頼んで昔の修学旅行の写真焼き増ししてもらえ」
司 「その手があったか!」
翔 「(ポソ)綾ねえの当時の彼氏が一緒に写ってるかもしれないけど」
司 「Σ(;゚Д゚)…………清水の舞台逝ってくる」
翔 「司君!冗談だってば、司君!!」
ルカ 「俺、アナイスの写真撮ろうとする度に通行人がカメラの前横切って全然撮れやしねーよ」
四郎 「ルカもか?実は俺漏れも」
セシル 「僕もだ。何か意図のようなものを感じるな…」
ルカ 「アナイス〜! 写真撮ってやるよ!(今度こそ!今度こそ!)」
アナイス 「まあ、ありがとうルカ」
あふれる観光客の波をかき分け、絶好ポジションを確保するルカ。
ルカ 「じゃあいいか〜。はい、チー」
ズの瞬間、腰を押さえサングラスをかけた通行人がカメラの前を駆け抜ける。
ルカ (ま、また変なおっさんが・・・)
気付かなかったアナイスは、無邪気に笑う。
アナイス 「ありがとう、ルカ。何枚も撮ってくれて」
ルカ 「いや・・・それほどでも。・・・現像して、写ってなかったらごめんorz」
アナイス 「いいのよ。プロじゃないんだし」
どこからか見つめられている気がして、アナイスは振り向くが誰もいない。アナイスは首をかしげる。
アナイス (何故かしら・・・。叔父様に似た人を何人も見かける気がするわ。
世の中に似た人は3人はいると聞くけれど・・・)
修学旅行二日目の夜。
消灯時間を過ぎてもまだ男子部屋でダベっている学生s。
四郎 「昨日はさ、修学旅行の定番のアレやらなかったよな」
ルカ 「アレ?」
四郎 「外国人の皆は知らないだろうけど、こうやって畳に沢山布団を敷いて寝る
日本の修学旅行の夜には欠かせない遊びがあるんだ」
シロツカイサミミジュン 「「「「「枕投げ!!!」」」」」
キャプテン 「勝負か?面白そうだな。どうやって決着つけるんだ?」
司 「決着っていうか、フリスビーみたいに皆で適当に枕投げあうだけなんだけどさ」
シルビー 「何それ?ほんとに面白いの?」
四郎 「やってみればわかるって!(シルビーに向かって枕を投げつける)」
シルビー 「あ痛っ!ちょっと、やったわね!(四郎に投げ返そうとしたが、
コントロールが狂って四郎の横の13ミミにぶつかりそうになる)」
13ミミ 「うりゃあぁぁ!(飛んできた枕を回し蹴り飛ばす)」
ルカ 「足使ってもいいんだったら負けないぜ!(13ミミから飛んできた枕をキック)」
ルカの蹴った枕がクリスの顔面直撃し、そのまま沈没するクリス。
レオナ 「(クリスをずるずると引っ張ってきて)臨時にこっちの押入れ寄りの布団2枚を医務室とするわ。
巫女のの、こっちには枕が飛んでこないように結界を張っておいて」
巫女のの 「承知しました。ただ、今張れる結界は美加様の防御結界ではなく
健様の飛んできたものを跳ね返す結界ですのでどうぞ皆様お気をつけて」
キャプテン 「(ポキポキ指を鳴らし)これで心置きなく暴れられるぜ」
司 「浴衣で暴れるとはだけて来るから気をつけた方がいいよ」
キャプテン 「お前と違って見られて恥ずかしい体はしてねえよ」
司 (そういう意味じゃなくて、見回りの先生に見つかった時女子のいる部屋であられもない格好してたら
誤解を受けるんじゃないかって事なんだけど。ま、いいか)
「布団むし」もぜひ頼む。
春の嵐は全てを狂わせる。
椿 「み・・・デカ健様!」
椿の姿は、遥か東に。
榊 「ゆき・・・!」
天使長を、人々群れ集う巨大な空間へ。
白鳥 「翼の制御が、効かない・・・!」
白鳥は、光の路に吸い込まれるようにそのまま落ちていく。
白蓮 「なぎさちゃん! ミシェルさん!」
一瞬、なぎさの金髪が見えたような気がした。しかしそれは、デカ健の入った美加の髪だった。
二人が、引き寄せられるように落ちた先は。
ミシェル「白蓮ちゃん。いえ、君は・・・!」
そして、ゆきも。
ゆき 「なぎさちゃん、どこに行ったのでしゅか・・・」
大きな風に巻き込まれ。小さなゆきは、くるくると飛ばされる。
そのまま目が回り、ぽてっと落ちた先は。
赤いチェックのワンピースの少女の膝の上で。
ベイベキラ 「・・・ピエロキラちゃん。この子、羽根がはえてるわ」
ピエロキラ 「ベイベキラちゃん。もしかしなくても、天・・・!」
注意:ミシェルとデカ健が恋愛観を語っていますが、ミシェルはデカ健を女と信じています。デカ健に恋愛感情はありません。
ミシェル 「ケンコさん・・・」
ミシェルは呆然とつぶやく。
彼からすると、(ケンコの姿をした)なぎさが嵐で流されたと思うと、次にその嵐で本物のケンコと白蓮が飛ばされてきたことになる。驚くのも無理はない。
風が止み、どさっと二人が落ちてくる。慌ててミシェルは駆け寄る。
ミシェル 「どうなってるんですか!なぎさちゃんは・・・」
ケンコ 「なぎさが、いたんだな」
尻餅をついたため、腰をさすりつつケンコが立ち上がる。
ケンコ 「なぎさから、ずっと逃げてたそうじゃないか。ちょっとは追われる気持ちがわかったか?」
ミシェル 「そんなつもりじゃありません! 僕は僕なりに真剣に彼女のことを考えて」
ケンコ 「それもお前の真実だ。そして、もう一つの真実は」
ケンコはミシェルの瞳を見つめる。
ケンコ 「心が揺れるのが、こわかった」
ミシェル 「ケンコさん・・・」
ケンコ 「数学畑の人間のくせに。割り切れない問題から、さっさと逃げ出すのか?
それじゃ算数レベルだぞ。お前。数学っていうのは」
ひょいっとその場にあった柵の上に飛び乗り、ミシェルを見下ろすケンコ。
ケンコ 「たとえ一生かかっても。命が尽きても。解がないかもしれない真理を追究する。
お前は、その学問に命を捧げてたんじゃなかったけか」
白蓮は、二人の問答に口をはさむことができない。二人の姿を見つめている。
ミシェル 「僕の、永遠の解けない解は。貴女です」
ケンコ 「上等だ。追いかけろよ、どこまでも。そう簡単にはつかまらないけどな。
だが、そう簡単に日常もあきらめるな。揺れる事こそ、心を持つ証だ。
SDに生まれて、心を持つ不思議を。あの小さな子が教えてくれるんだ。大事にしろよ」
ミシェルが、決意を秘めてケンコを見あげる。
ミシェル 「なぎさちゃんが、今の嵐でさらわれてしまいました。僕を探して、ここまで来てくれたんです。
今度は僕が探しに行かないと」
ケンコ 「急ごう。何故か嫌な予感がする。何してるんだ、白蓮。さっさと行くぞ!」
263 :
262:2005/03/22(火) 22:16:39
すみません。>262に入りきったので、2/2はありません。
>250
凌、良い子や…(つД`)
なんかもう、忘れられるのに慣れてるのが哀れを誘う。
全員 「再開を祝して、かんぱーい!」
グラスの合わさる音がする、ここはとある老舗旅館。
温泉で合流した遠夜・チャイナりおの慰安旅行組と、リヒト・めぐのフルムーン…じゃなくて景品旅行組。
リヒト 「(ビール)いやぁ、旅先で偶然知り合いに会えるたぁ、楽しいもんだなぁ」
遠夜 「(ウーロン茶)本当に。たった1日ですが、なんだか懐かしい気がしますね」
めぐ 「(ウーロン茶)チャイナりおさん、いつもの服も可愛らしいけど、浴衣もお似合いですよ」
チャイナりお「(ジュース)ホント? 最初は着方わからなくて、仲居さんに手伝ってもらたのよー」
荒夜 「(ビール飲めよビール……)」
和やかな雰囲気で宴もたけなわ。
ふと外を見た遠夜、星空の天から地へ、ひとすじの光が走るのを目撃する。
遠夜 「おや・・・・・・雷? いや、様子が違いますね」
荒夜 「(遠夜、遠夜、ヤバいぞ。何かが変だ)」
遠夜 「(静かにしていて下さい。旅行中くらい、変なことには巻き込まれたくないんです)」
荒夜 「(様子がおかしい。天も地も騒ぎすぎだ。確かに今は雛祭りの時期、
神の力が増すのはわかるが・・・・・)」
遠夜 「(・・・貴方でも、真面目に物事を考える事があるんですね)」
荒夜 「(体を貸せ。確かめたい)」
遠夜 「(そう言って、祇園で遊んできたのは誰ですか)」
荒夜 「(今日はマジだ。何かがヤバい。俺様のカンは当たるんだ!)」
遠夜 「・・・・・・仕方ありませんね」
遠夜、おもむろに携帯を取り出し、窓際に立つと二言三言適当に話して、
遠夜 「すみません、こちらの知人から連絡が来まして、少し出かけることになりました。
朝までには戻りますので、りおさんをお願いして良いですか?」
リヒト 「へえ。そりゃあ構わねぇが。お、アレか?(と、小指を立てる酔っぱらい)」
遠夜 「(笑いながら否定し)いいえ、しょうもない悪友ですよ。
りおさん、明日は金閣寺に行きましょうね」
チャイナりお「わかたよー。暗いから気を付けるね、てんちょー。転んだら痛いよー」
遠夜 「はい、気を付けます。では、行ってきますね」
誰も突っ込まないけど凄く気になってる事が一つ。
リヒトとめぐって同じ部屋に泊まるのかね?
267 :
@主任:2005/03/22(火) 23:33:04
お久しぶりです。
ジャージ男さんも旅行中のせいか、このスレ閑散としていますね。
自分も慰安旅行(仮)中の身ですが、若いやつらの監督で、旅行気分には全くなれません。
今も、隣の部屋から枕投げをやってるとおぼしき、すさまじい騒ぎが聞こえます。
まぁ、めったにない旅行ですし、他に宿泊客もいなさそうなので多めに見て、
もう少したったら叱り飛ばしに行くことにします。
それまで壁が蹴破られないことを祈っています。
ところで、もう一人監督する立場の奴がいるんですが、
昨夜から心ここにあらずといった感じで使い物になりません。
帰ったら若い奴らと一緒に反省文を書かせてやろうと決めています。
話豚切りスマソ。
さっきうたたねしたら、夢に怪盗とシンディ姐さんが出てきた。
シンディ姐さんが不治の病にかかって、怪盗が助けるために奔走する感動話だった。
自分は普段、ここにネタ書くけど洒落た大人会話が書けないので、
中学生やミニっ子の話ばかりで、怪盗のネタはほとんど書いたことがないのだが…。
怪盗かわいいよ怪盗。
単なるSDネタ以上にここのキャラに愛着が沸いてる自分を再発見したよ。
荒夜 「聞いたか皆、>268お嬢ちゃんが次の長編のネタを提供してくれたぜ!」
一同 「……………」
注意:学園ラブコメの修学旅行ネタの定番中の定番ですが、現実的に中学生の男女と考えてしまうと
不道徳と言えなくもないネタです。潔癖な方はご注意ください。
『うるあぁぁぁ!!』
『きゃあああ!!』
『『『アナイス!!』』』
『結界!』
『あんた、術は卑怯よ!』
『ってかお前も鞭を使うな!』
主任が携帯からジャージ男スレに書き込んでいる間にも、枕投げの音は熾烈さを増して行く。
主任 「・・・・・。ここは、叱っておくのが教師の勤めか」
のしのしと歩いて男子部屋に着いた主任。
出入り口近くに陣取っていた寝ルカが耳ざとく主任の足音を聞きつける。
寝ルカ 「皆、電気消して布団入って!先生来たみたいです!」
電気が消されると同時に手近な人の手を掴んで近くの布団に潜り込む一同。
同時に主任が入り口の襖を開ける。
主任 「こらっ!急いで寝たふりをしても無駄だぞ!今何時だと思っている!」
のしのしと部屋を歩き回る主任に気取られないようにあくまで息を潜める一同。
ルカ (って、今俺誰と一緒に布団に入ってるんだ?
この押し付けられるささやかな胸の感触、もしかしてア、ア、アナ・・・いてっ!)
シルビー ((ルカの顔をベタベタ触りながら)この顔の形、髪の長さと髪型、もしかして寝ルカ先生!?)
純 (ん・・・なんか鼻がこそばゆいな。これ何だろ?・・・三つ編み?
も、も、もしかして、隣にいるのいっちゃん!?)
勲 (こまめタンの匂い・・・純?)
眠のの 「(ヒソヒソ)セシル、いくら婚約者と言っても嫁入り前の娘を布団に引きずり込んだとなったら大問題よ。
絶対声たてたら駄目だからね」
セシル (引きずり込んだのそっちだっただろう、眠のの・・・)
アナイス 「(ヒソヒソ)レオナさんごめんなさい、私、手を踏んでしまって…!」
レオナ 「(ヒソヒソ)気にしなくていいわよ。それより男子の布団にあなたが入らなくて
大正解だったわ。騒ぎになったからね。」
巫女のの「(ヒソヒソ)先生様がお気づきになりませんように…!」
主任 「こら、今更寝たフリしても無駄だっ!廊下で正座しろ正座!」
手近にある布団をひっぺがすと、そこには誰が見ても熟睡しているクリスが…
クリス 「う〜ん。なに…?」
主任 「あ、す、すまなかったな。」
四郎 「先生、せっかく眠ってたのに目が覚めちゃいました〜。」
ルカ 「明日も早いし、早く寝たかったのに…。」
司 「いくら先生でもやっていいことと悪いことがあると思いまーす!」
セシル 「先生、僕達の睡眠を邪魔しないで下さーい。」
首をひねりつつ出ていく主任。
一同 「助かった…。」
クリス、可愛いよクリス。
寝てるだけなのに出る度に愛しいよw
彼なら皆と一緒に起きていたとしても、
布団入ったら演技ではなく即寝できるよね。
寝クリス5月の限定で出ないかなあ。
ここの住民は踊るよねw
イサ純持ちのおいらは、つくづくこまめタソが外れたのが悔やまれる。
踊りまくるね。
踊って入手出来なかったら、眠のののごとくオクで物故んじゃうよ。
私、美白まったく興味なかったのになぁ、このスレの魔力でw
寝クリス、確かに踊りそうだ
でも、漏れ的には甘夢アナイスで踊りまくりたい・・・ (;´Д`)ハァハァ
でも、どんなドリーム設定付きなのかと妄想したら・・ (´・ω・`)ショボーン
>276
暖炉の側でうたたねしてしまったアナイスを寝室に運ぶ叔父様。
というドリーム設定はどうだね?
外は寒い風が吹いているけれど、ここはとっても暖か。
美味しい紅茶と古いお話の本に夢中になっていたけれど、
いつのまにか、あたたかい暖炉のそばで眠ってしまったの。
眠った私をはこんでくれたのはだあれ?
暖炉よりもあたたかくて優しい手。あなたは?
お話の中の王子様?それとも・・・
スイートドリーム・アナイス。あなたの隣に
>>271の続き
(BLと誤解されかける系ギャグ描写、寝ルカ→13ミミ、キャプテン→巫女のの
今一報われない恋愛描写あり)
司 「先生も行ったみたいだし、電気つけるよ」
主任が出て行った後。
「ちょっと、何でただのルカなのよ!」
「そっちこそ、何でシルビーなんだよ!」
という阿鼻叫喚が響き渡る室内。
とある布団の中。
寝ルカ (ああ、助かった。仮にも教師である僕が皆と一緒・それも女子込みで夜中に騒いでた、
って知れたら三ヶ月減俸ものだよ。
それにしても、僕の腕を掴んでのしかかったままのこの人誰だろう?
長い髪から洗った後のいい匂いがして、僕の腕を掴む手は力強い…
ももももももしかしてじじじじゅ13ミミさんが!?
どどどうしよう、13ミミさん、それは大胆すぎるよ!)
キャプテン 「(布団の中、寝ルカの真上から)大丈夫か、巫女のの?」
巫女のの 「(布団の外から)はい。アナイス様と一緒にレオナ様のお布団に入れていただいたので」
キャプテン 「え?レオナの布団?……じゃ俺の所に居るの誰だ?」
寝ルカ 「……僕です、キャプテン………(TДT)」
キャプテン 「あぁ!?」
がば、と布団を跳ね除けるキャプテン。
周りから見ると、キャプテン(枕投げで暴れ回って浴衣の前全開)が
寝ルカ(同じく浴衣の半肩はだけ)の腕を押さえて組み伏せているという
大層アレでナニな光景が広がっている。
慌てて飛びのいて距離をとるキャプテンと寝ルカ。
キャプテン 「ちょっと待てえええええ!!何だよこの状態は!!」
寝ルカ 「こっちが聞きたいです」
シルビー 「キャプテン、あんたいつの間にあたしに抜け駆けして寝ルカ先生とそんな仲に…」
キャプテン 「そんなわきゃねえだろ!俺はその手の趣味は一切無え!
俺は巫女ののの手を掴んだつもりだったのに何で寝ルカなんだよ!」
寝ルカ 「ぼ、僕だって13ミミさんかと思ったのに!キャプテンだったなんてとんだぬか喜びだよ!」
勢いでまくしたててから我に返り、それぞれ恐る恐る巫女ののと13ミミの顔を見るキャプテンと寝ルカ。
巫女のの 「キャプテン様…相手が婦女子だったら余計に問題だとはお考えにならないので?」
13ミミ 「…寝ルカ君。いくら私が普通の女の子よりちょっと格闘技で鍛えてるからって、
普通いくらなんでもキャプテン君とは間違えないよね…?
それにぬか喜びって何?まさか私が力任せに男の子を押し倒すような子だと思ったわけ?」
巫女のの 「キャプテン様は精神修養が足りません。戻ったら毎朝私と一緒に滝に打たれて
煩悩を払う修行を受けていただきますのでお覚悟を」
13ミミ 「もう!寝ルカ君、最低!寝ルカ君も精神修養足りてないよ。
罰として東京に帰ったら毎日朝練でしごいてあげるから覚悟してよね!」
キャプネル 「……ハイ」
司 「何か罰になってるんだかなってないんだか」
四郎 「(顎でクリスとくんを指して)この騒ぎの中でよくこいつら眠り続けてられるよな」
レオナ 「本当、くんちゃん、いつの間に寝てたのかしら」
なぎさの家を、息せき切って訪れる、みどりとサクラ。
サクラ 「なぎさちゃん、いなくなったって本当ですか!
もしかして、私が天すみの皆さんがキオトに行ったって話をしたから・・・!」
より 「・・・キオト?」
なぎさ母 「なぎさはキオトにいるの? 本当なの、サクラちゃん!」
そのとき、天から一筋の光が降りてくる。たどり着いた天使は・・・
より 「椿ちゃん。助け手って・・・あなたのこと?」
椿 「ごめんなさい! ほんとはもっと偉い天使が来るはずだったんですけど!
今、みんなでなぎさちゃんを探していますから、心配しないで。ここで待っていてあげて下さい。
私も今からキオトに向かいます」
なぎさ母 「私も行きます! どうか連れて行って!」
椿はくやしそうに下を向く。
椿 「ごめんなさい。私の力で、大人の人を遠くまで連れて行くのは危険です。
私も天使なのに・・・」
より 「なぎさちゃんのお母さん、ここで待ちましょう。きっとなぎさちゃん帰ってきます。
皆さんを信じて。私も一緒に待ちます」
みどり 「椿ちゃん、子供は! 子供は無理?」
サクラ 「私たちもなぎさちゃんを探したい! 連れて行ってくださいませ!」
椿はしばらく悩んで、顔を上げる。
椿 「二人なら。片手づつ握ってくれたら」
みどり 「より姉」
より 「止めても行くんでしょう? 行きなさい。でも、危ないことはしないで。
二重遭難、絶対禁止よ」
なぎさ母 「みどりちゃん、サクラちゃん、ありがとう、ありがとう・・・どうか、なぎさを」
椿 「急いで。私の手を握って!」
みどり・サクラ 「「いってきます!」」
主要メンバーがごっそりと抜け、静かな海賊船で食後のティータイム。
教室「キャプテソがいないと火が消えたようっすねえ」
4番 「最初はシルビーさんとかトラブルメ(ryがいなくなって、
静かでいいと思ってたんですけどね。やっぱり寂しいですね」
11番「そういえば、教室さんてここに来る前は木こりをやってたんですよね?
家をこんなに空けてて大丈夫なんですか?」
教室「うーん、どうなんでしょうね。船に乗る前からもう5〜6年は帰ってないし。
俺、これでも旧家のボンボンなんすよ」
8番 「それがどうして森の木こり、さらには海賊船の一員なんかに?」
教室「旧家って言っても、世の中のピュアスキン化と小顔化の波には勝てないっす。
郷里での実権はもうとっくに分家のA家とB家に移ってるのに、そんな事実を
受け入れられない、気位ばかり高い貧乏旧家に嫌気が差して飛び出したっす」
一同『へぇ〜〜〜』
教室「もともと力仕事とか細かい細工とか得意だったから、木こりの師匠に弟子入りして
野菜を育てたり木から色んなものを作って、自給自足で何とかやってたんすけど。
あんまり無茶したうえに滅多に街にも降りないもんだから、テンションゴムの
劣化に気づいてなくて。闇ミカさんとゴスサラさんに助けられたっす。
ここはいいっすね。旧肌だから、顔がデk(ryからって蔑まれたりしない。
すごく居心地がいいっす」
一同(((そりゃ構成員は圧倒的に旧肌が多いし、トップはあのキャプテソだもんな…)))
ところで、みんな「教室先輩」て呼んでるけど教室くんて実は一番新参者だよね?
>282
>ところで、みんな「教室先輩」て呼んでるけど教室くんて実は一番新参者だよね?
自分も前から思ってた。
海賊船七不思議の一つだ。
更に新参のシルビーや巫女ののは、教室を先輩とは呼ばない。
これも不思議。
シルビーは誰でも呼び捨てだし、巫女ののは「さん」か「様」だしなぁ。
シルビーに「教室センパイ(プ」って冷やかし半分に呼ばれたり
巫女ののに「教室先輩様」って仰々しく呼ばれるのが
教室君的にもこそばゆかったんジャマイカと予想。
長距離バスが教会の前で停まる。上品そうな二人の子供が降りる。
シュルツ 「やっと着いたね…。ここが、ハイランド…!」
マリア 「長い旅だったわ…。」
シュルツ 「あ、あそこにB姉さんと神父様がいる。B姉さーん!」
シスターB 「マリア、シュルツーー!!」
腕を広げて駆け寄るミニっ子と、二人を抱きとめるシスターB。
感動の再会になる…筈が…
シュルツ 「やぁっ」 いきなり飛び蹴りするシュルツ、すばやい動きで
軽くかわすシスターB。
マリア 「えい!」 すかさず手刀を突き出しシスターBのみぞおちを狙うが
逆に手首をとられるマリア。
シスターB 「二人とも、なかなか腕を上げたわね。」
シュルツ 「やあ、まだまだ姉さんにはかなわないや。」
マリア 「本当、また鍛えなくちゃ。」
リンク神父 (呆然)「き、君達、会ってそうそう一体何を…!」
シスターB 「あら、言ってませんでしたっけ。これが教室の里の挨拶なんですよー。
さ、二人とも神父様にご挨拶なさい。里の挨拶は駄目ですよ。」
マリア&シュルツ 「はじめまして。お世話になります。(ぺこり)」
リンク神父 「あ、ああ…。私はこの教会を預かるリンク神父だよ。
ところで二人とも疲れてお腹が空いただろう。
昼食が用意してあるからゆっくり食べなさい。
といっても貧乏な教会なので、たいしたものはないが、パンとミルクとチーズは
いくらでもお替りがあるからね…。」
マリア 「ありがとうございます!(キョロキョロ)でも神父様、ここには牛がいません。
どうやってミルクを取るのですか?」
シュルツ 「薪やパン焼き釜もありません。どうやってパンを焼いているのですか?」
シスターB 「二人とも、ハイランドや東京では、自分でパンやミルクを作らなくても
お店に行けば売っているのよ。」
マリ&シュル 「ええ!本当に??」
シスターB 「お洋服や靴も自分で作らなくてもお店に売ってるのよ。」
マリ&シュル 「ええーーー!? 信じられない!!ハイランドってすごい場所ですね!!」
リンク神父 (君達、一体どんな場所に住んで…いや、聞くまい…。)
>>268 自分もこのスレの怪盗大好き。
あのセクハラ発言も無いと物足りなさすら感じてきたよw
(表立って叩いてないだけで内心モニョってる人もいるのかもしれないけど)
ああそうか、教会はハイランドにあったのか。
なんとなく、天すみやTOHYAと並んで、商店街にあると思っていた。
ところで、過去スレ半分くらい読んでも分からないことが一つある。
この世界の『某』って、悪の秘密結社かなにかなんでしょうか。
表の顔はイベント経営会社っぽく見える。
>289
このスレの某の設定ってネタや職人さんによって毎回違ってる感じなので
(ある時は現実と同じ単なるSD作ってるガレキメーカー、
またある時は世界征服を企む大魔王とその手先)
そんなに深く考えなくていい気ガス。
「○×の設定ってどうなってたっけ?」って質問って定期的に上がるよね。
そろそろもうちょっと詳しいキャラクター説明やスレ内設定解説が欲しいと思う事がある。
「設定が細かすぎると書き手の自由度が損なわれる」って反対意見が昔出たりしたけど
結局長編の中には半年〜一年くらい前のネタや設定(覚えてる人は覚えてるし、覚えてない人は覚えてない)
は普通に織り込まれてるんだよね。
読み手として、今のネタを十分理解して読むために十三スレにものぼる過去スレを漁って
該当する設定を探しに行くのはツラくなってきた。
テスト板に「大辞典」形式の解説自由投下式スレみたいのが有ったら
書きに来てくれる人いるかな?
こんな感じの解説を書きたい人が書きたい項目で随時投下してくの。(↓例)
(例)13ミミ<人名>
第14幕時点で中学二年生。
空手黒帯、運動神経抜群の健康優良スポーツ少女。
甘いものが大好きで『スウィートドリーム』のケーキや<<TOHYA>>の桃饅に目が無い。
橘一家、司、勲の幼馴染み。
四郎に子供の頃から片思いしているが鈍感な四郎は全く気付いていない。
寝ルカに片思いされており、告白された事もあるが断った。
家は空手の道場。家族は父・母・弟を確認。
保管庫に「登場人物紹介」があるけど、
それに載ってないSD限定でいいのかな。
でも紹介に載っていても、設定変わったキャラもいそうだ。
保管庫の説明ってかなり初期のまま修正されてないから
今見ると結構ネタが古いんだ嫁。
全くの新規読み手があれだけを頼りに現行スレを読もうとしても
色々違ってて戸惑いそう。
誰かに叔父様とアナイスとクリサシャの係累設定説明投下お願いしたい。
親戚なのは覚えてるんだけど、どういう繋がりなのか忘れた。
叔父様が父方の叔父でクリサシャが母方のいとこだっけ?
紹介もリンクとか荒夜とか純とか、最近のキャラは載ってないしな。
マヌカンずはちと影が薄かったせいか、長いこといるのに載ってないが…
海賊のオプションヘッズもそれぞれ個性が出てきたところだし、
またここらで知恵を出し合いましょうか。
とりあえず紹介に出てないキャラ
マヌカンず、荒夜、教室B、リンク、純、くん、より、みどり、なぎさ、制服ミミ、制服ナナ、
マギー、ミュウ(目が開いてるほう)、榊、ゆき、マリア、シュルツ、ゴスロリキラず、
ひすい、こはく、こまめ(?)、ネオガイ似のオサーンず(?)…補足あったらヨロ。
ひすい&こはくはくんの弟妹として登場してたことがあるんで入れてみた。
こまめとネオガイ似のオサーンはいるのかどうかわからんのだけど一応。
最近なまものカテのやつらが、モルテン以外見かけないなぁ…
いっそ、叔父様スレのWIKIかプログを作ってみたらどうでしょう?
誰でも編集できるし。
>295
新しいところで、ピエロキラ&ベイベキラもいるかな。
定着するかどうかは、これからの流れ次第だね。
>296
wikiやブログいいね。
誰か借りてきてくれたら大辞典の解説ネタ書きには参加したいですノシ
299 :
297:2005/03/23(水) 19:32:29
あ、ゴスロリキラずであったか。ごめん。
注:デカ健→ミシェルに恋愛感情はありません。ミシェルは相変わらすデカ健を女性と信じてます。
空を行くデカ健と白蓮を、懸命に追いかけるミシェル。
さっきのケンコ(というかデカ健)の言葉を思い出す。
怖かったのかも知れない。あの真っ直ぐな瞳が、自分を変えてしまいそうで。
そして怖かったのだ。自分の存在が、あの幼い魂を変えてしまうのが。
思うように生き、思うように行動すれば良かった。
諦めず、迷わず、恐れずに。自分の臆病が、彼女を傷つけてしまったのだ。
ミシェル 「なぎさちゃん…… 今、行きます!」
呟いたミシェルは、頭上に光の魔法陣が浮かび上がるのに気づかない。
魔法の気配を感じ取り、振り返るデカ健と白蓮。
??? 『『つーかーまーえーたーーー!!!』』
魔法陣が完成すると、二人のSDが投網を持って落ちてきた。
ばさーっと頭から網をかぶり、勢いに任せてすっ転び、事態を把握できず呆然とするミシェル。
ゴスサラ 「何やってるのよこんなところで!」
闇ミカ 「出かけるなら誰かに声をかけろって、いつも言ってるだろ!」
ゴスサラ 「どれだけリヒトやめぐが心配したかわかってるの?!」
ミシェル 「ゴスサラさん、闇ミカさん……」
闇ミカ 「書き置き一つでいなくなるなんて、ミシェルらしいけどやっぱりダメだよ」
上空からそれを見下ろすデカ健と白蓮。
デカ健 「俺達は先に行く。事態は急を要するが、身近な誤解も解決してから来いよ」
ミシェル 「ケンコさん……! ありがとう…ございます」
デカ健 「惚れ直したか?(・∀・)」
ミシェル 「はいっ!」
闇ミカ・ゴスサラ 「?????」
上空の二人を見送ったあと、投網をほどきながら
闇ミカ 「あの人たち、見たことあるような、ないような…」
ゴスサラ 「神の気が強かったわ。人間じゃ…ない?」
ミシェル 「僕の、はつ恋のひとです…」
修学旅行の3日目は班別の自由行動でした。僕たちは午前中、映画村に行きました。
僕たちD班のメンバーはルカ・シルビー・橘(妹)さん・僕の4人です。
10時に点呼があるので、それまではなんとなくB班の人たちと一緒でした。
他の班の人たちともよく会いました。
でも、A班の人たちは方向性が全然違うみたいで、点呼の時まで会いませんでした。
B班は居心地が良くて、ずっと一緒に行動してもいいなと思ったけど、シルビーや純も
そう思ってたみたいなんだけど、A班について行こうとしてキャプテンに撃退されたルカが
無理やり僕たちを映画村に引きずっていきました。
ルカって、行動力があるし、頼もしいです。
映画村にはちょっとツテがあるので、扮装はただでやってもらえました。
お小遣いに上限があるので助かります。おかげで、妹に仕事を押し付けられました。
日本の時代劇の「眠りクリ四郎」という役だそうです。眠っていればいいだけの役だったら
楽なんだけど、「んなわけないでしょ!」と、妹に怒られました。
シルビーは念願の舞妓さん、ルカは狩衣という平安時代の装束、橘(妹)さんはお姫様に変身です。
僕は仕事で扮装はよくやるので、みんなが着替えている間有意義に(寝て)過ごしました。
みんなが着替えを終えた時に橘(妹)さんの姉弟たちがちょうど映画村にやってきました。
係りの人に頼んだら、彼らもただで扮装させてもらえることになりました。親切な人です。
橘(妹)さんのお姉さんは最初恥ずかしがっていたのですが、ミニッ子にせがまれて
町娘の格好をしました。年上だけど可愛かったです。つかぴょんが聞いたら憤死しそうです。
つかぴょんというのは、同じクラスの近衛君のことです。
そのあと、その格好のままでみんなで映画村を見学しました。
でも、僕は寝ていたのでよく覚えていません。
2時にまた点呼があるので、僕たちは映画村を後にします。
このあたりは、嵐山というそうです。うっかり寝ていたら、雛祭りに来た女の子たちに
お持ち帰りされてしまうから気をつけなさいと妹に言われました。
今日も南条君に(=゚ω゚)ノな落書きされてしまったので、持ち帰られても恥ずかしくないように
妹のおとものハスキーからピカッときれいを借りて消しました。
今、トロッコ列車の中です。気持ちよく揺れています。ZZZ…
302 :
301:2005/03/23(水) 20:07:14
すみません、キャプテンがいるのA班じゃなくてC班でした。
クリスの日誌おもしろい。
他班班長達の日誌ネタもきぼん
27番「…クリス、俺が提出しろと言ったのは報告書であって、日記じゃない。
しかも、お前が寝ている間のことはなんにもわからんじゃないか」
クリスと分かれた後のB班。
予定通りバスで上賀茂神社までやって来る。
この後はこのまま何箇所か寄り道しつつ賀茂川沿いを京都駅までのんびり散歩しようという予定だ。
が。
寝ルカ 「あの、くんさん。そろそろ出発しませんか?」
くん 「(ベンチで日向ぼっこ中)ん〜、あと5分〜」
寝ルカ 「勲君、そろそろ歩かないと点呼までに…」
勲 「(敷地内に生息している猫と戯れながら)今いいところ」
寝ルカ 「巫女ののさん」
巫女のの 「(社殿の前で手を合わせたまま)今氏神様からお言葉を頂いている所です」
寝ルカ 「このペースで本当に今日中に京都駅に辿り着けるんだろうか…
シルビーさんとルカの行動力が恋しくなってきた orz」
(注:方角、時刻は適当です。順路は移動時間を考えていません)
0500 起床。東北東の風、晴れ。
本日の自由行動に備え、班員全員(近衛・アナイス・眠のの)で朝の特別強化訓練を行う。
最初の頃よりは動きに俊敏さ・強靱さが見えてきた。更なる訓練を続けることにする。
0900 行動開始 東北の風、晴れ。
西北西に移動。1000の点呼の時刻までに所定の場所に集合する。
この間、異常なし。途中、模造刀剣店に立ち寄るも収穫無し。
1000 点呼 東の風、晴れ。
これより行動に移る。班員の心を一つにし、キオトに巣くう闇を払うために。
班長として身の引き締まる思いだ。
1030 化野念仏寺着 凪、曇り。
にわかに天候も怪しくなってきた。写真を撮ろうとすると、班員・近衛のカメラのシャッターが切れない。
竹林の続く道を、清めたサーベルで一閃する。撮れた写真には白い影が映っていた。
1130 昼食
班員・眠ののの希望により、料亭に入ろうとするも入店拒否。通りがかりの蕎麦屋で昼食。味が薄い。
1230 晴明神社着 東の風、曇り。
名高い陰陽師、阿倍晴明が住んでいたとされる地。
さすがに未だ守護されているのか、それほどの邪気は感じない。全員で参った後、守り札を購入。
死者が蘇るという一条戻り橋を過ぎ、次に向かう。
1300 伏見稲荷着 東の風、にわか雨。
真っ赤な鳥居が数万本あるという神社。異様な雰囲気があるが邪気は感じず。
御利益が多数あるらしく、班員も祈願していた。
(近衛・恋愛 アナイス・家族の腰の健康 眠のの・恋愛 班長権限により調査)
これより点呼場所に移動する。 以上、C班班長、キャプテンセシル記す
キャプテンの日誌も面白い。
料亭に入ろうとするも入店拒否の所でコーヒー噴出しかけたYO。
伏見稲荷で班長は何を祈願したのかも気になるぞw
無事テレビ局とのタイアップ企画の撮影も終了したE班。
円山公園で桜を見ながら一休み。
制服ミミ 「楽しかったねー、本物のテレビ局の撮影!」
制服ナナ 「飛び入りでレポーターもさせてもらっちゃったし!
これで私たちも明日のアイドルって感じー?」
翔 「ま、ローカル局のケーブルテレビだけどね」
制服ミミ 「サシャちゃん、今日は乙カレー!」
サシャ 「え?ああ、そちらこそ、お疲れ様。二人共堂に入ってたわ。素人とは思えないくらい」
制服ナナ 「そう?そう??嬉しー!ね、サシャちゃん、女子三人で写真撮らない?
翔君、撮って撮って!」
サシャ 「私はいいわよ。写真苦手だもの」
制服ミミ 「何言ってるの、せっかくの修学旅行なのに!翔君、おねがーい」
翔 「はいはい。行くよ、チーズ!」
うやむやの内にサシャを中心にして写真を撮ってしまう翔。
制服ナナ 「サンキュー、翔君。じゃ、次カイ君入って!サシャちゃんと二人で撮ってあげるー!」
カイ 「俺ハ別ニ…」
サシャ 「私も別にもう撮ってくれなくていいわよ」
制服ミミ 「いいからいいから!はい、ここの木の下で並んで!」
翔 「社長ここ、カイはこっちに立って」
制服ミミ 「カイ君、サシャちゃんの肩に手を添えて。そう、そんな感じ」
制服ナナ 「うん、二人共いい感じ!はい、撮るわよー!いちたすいちはー!?」
また更にうやむやの内にサシャとカイのツーショット写真を撮ってしまう制服ミミナナ。
翔 「(しみじみと)社長、いつもなら絶対カイとのツーショットなんて撮らせないんだけど。
もしかしてミミちゃんナナちゃんって凄いかも」
制服ミミ 「そうかな?女の子同士のノリってこんなものだと思うよ」
制服ナナ 「それよりさ、修学旅行始まってから全然ジャージ男スレ見てないんだけど
今どうなってるのかな?」
翔 「それならこれで見れるよ。班長支給の緊急連絡用携帯・・・ にちゃんに繋がるぞw」
スレの皆、ひさしぶりー。
ジャージ男が旅行に出てからここ本当に寂れてるねー。
ねー。
ってか私たちもしばらくROMってすらいなかったんだけどw
こっちも今修学旅行に来てるよ。
もしかして空手女や船長ともすれ違ってたのかも?
主任さんも慰安旅行、全然慰安になってないみたいだけどがんがってねw
こちらは修学旅行とも、天界を巻き込んだ騒ぎとも関係ない橘家の面々。
宿に落ち着いた後、凌とミニっ子達を部屋に残し、綾はフロントに明日の交通機関を調べに行く。
健 「あー、今日はほんっとに楽しかった!」
あきら「映画村で純姉と会えるとは思わなかったなー」
美加 「淳ちゃんも綾ちゃんも綺麗だったねー」
凌 「美加のお姫様もすごく可愛かったよ。
写真いっぱい撮ったから、現像が楽しみだね」
美加 「(照)綾ちゃんの写真、司ちゃんとかに見せたらきっと大変だね。」
健 「司ちゃんと言えばさー、今日、綾姉が銀ミカさんに御土産探してたの知ってる?」
あきら「知ってるう知ってる。なんか熱心だったよね。
まさかと思うけど、綾姉の本命って銀ミカさんなのかな?」
美加 「…買ってるところ見たけど、宇治茶だったよ。」
健・あきら「(ため息)…じゃ、違うね」
あきら「司ちゃんも銀ミカさんも頑張ってるけど、正直、綾姉ってどっちが好きなんだと思う?」
美加 「わかんないっていうか、そもそも綾ちゃんあんまりそういうこと考えてなさそうじゃない?」
健 「僕らにしてみれば、どっちが将来のお兄ちゃんになるかっていう大問題なんだけどなー。
まぁ、綾姉が好きな人なら、どちらでも良いんだけど」
美加 「銀ミカさんは優しいし、お金持ってるけど、
司ちゃんも私達と一緒に遊んでくれるしねー」
あきら「どちらになるにしろ、僕達の希望は」
三人 「「「絶対同居だね」」」
凌 (時々、弟妹の会話についていけない…。綾姉、早く帰ってきて…)
注意)今から久しぶりにsige様を出しますが、自分の解釈として
・世界征服をたくらむ秘密組織『某』の一番偉い人。
工作員として、ナンバーズ(現状7番、14番を確認)を抱える。思いつきでいろいろ事を起こすので、部下はたいへん。
・某の表の顔は、SDを作っているメーカー。
その関係で人形イベントを開催したりもする(去年の運動会とか)
今回の雛(→Doll)祭(→宴→Pa・・・)は、人形の祭典にちなんで、自社イベントも開催しているということにして下さい。
・「里」はsige様いわく、「SDたちのふるさと」らしいですが、
ここでは、秘密結社『某』の本部ということにさせていただきます。
表の顔として、夫婦者SDがミニチョをしにやってきたり、長編撮影前の監督が役者をフルチョに来たりすることもあるようです。
・・・では。
眠る女神(本当はなぎさ)は、大切に『里』の貴賓室に横たえられている。
Sige 「ほーほっほ。久しぶりじゃのー! わしは何時でも元気じゃ!限定もよく売れる!
この働き者のわしに感心したのか、ついに天の女神が降臨されたわ!
これは、ますます『某』発展せよとの、神のお告げであろう。
大切な生き神様。里に永久保存・・・いや安置・・・いやご滞在いただかねば。
まずは、「告知!里で一大イベントが!詳細はシークレット!」と広告をうち、イベント会場からピストン輸送で人を集めよう。
そして、イベントのオオトリとして「女神降臨の儀」を開催。
世界中にお披露目をするのだ!
7番、14番! 報道陣として手始めにキオトchを呼べ!」
14番 「はっ! (そんなにうまくいくのかなあ・・・)」
7番 「(14番。控えろ。顔に出ているぞ)」
Sige 「
上賀茂神社から南下し、どうにか京都府立植物園にまでやってきたスローリィB班。
日本最大級の温室を擁する日本最古の公立植物園という事もあり、
珍しくくんがレクチャー役を買って出ている。
寝ルカ 「これでも飛び級で大学を出た身。同い年の仲間の中では知識には自信があったんですが」
肩を竦める寝ルカ。
寝ルカ 「海に出てからはキャプテンやシルビーさんに教わりっぱなし。
キオトの神社仏閣の事については巫女ののさんに教わりっぱなし。
そしてここではくんさんに教わりっぱなし。
世の中は広い。僕の知らない事なんか沢山あるんですね」
勲 「ヌコタンと歌の事なら俺に聞いてくれ」
巫女のの 「東京に戻ったら13ミミ様に空手も教われますね」
寝ルカ 「!!(////) 巫女ののさん、昨日の夜のあれ(
>>279)は、その」
巫女のの 「寝ルカ先生様ったら、そんなに慌てなくても私も13ミミ様も本気で怒ってはいませんよ。
顔を見るのも嫌なほど怒っていたら、13ミミ様も一緒に修行をしようとはおっしゃらないのでは?」
寝ルカ 「それは、そうかもしれなけど」
巫女のの 「それに話すまで相手が同性だと気がつかなかったのは、
むしろお布団の中でよこしまな事を行おうとしなかった証拠ですから」
勲 「よこしまか。今日はクリリンの背中に横縞を付けてみるか」
寝ルカ 「13ミミさんもそれを分かってくれていればいいんですが」
くん 「じゃあ明日はぶちですね〜」
巫女のの 「きっと大丈夫ですよ。13ミミ様はお友達を信じて下さる方だと思いますよ」
勲 「顔料を買って三毛とか」
寝ルカ 「おともだちか・・・・って、勲君とくんさんうるさいです」
勲・くん 「怒られた(´・ω・`)(´・ω・`)」
綾タンはまだ、司と13ミミがカレカノだと思っていたんじゃなかったかな?
キオト・ナラ旅行でどう出るか楽しみでもある
司 「マジ?マジで?映画村で綾さん達に会ったの!!」
純 「うん、私も旅行に行くとは聞いてたけどまさか映画村に来ると思ってなかったからさ、
びっくりしちゃった。」
司 「くぅぅぅぅ!こっちが化け物退治(してないけど。)に血道を上げてる時に
そんなことになってるとは!!キャプテンの反対を押し切ってでも
映画村に行けばよかったぁぁぁーーーー!!!」
クリス 「あー 思ったとおりのリアクションだねつかぴょん…。」
シルビー 「綾さん、町娘の扮装してたのよぉ〜。(ニヤニヤ)可愛かったわぁ(あたしには負けるけど)」
司 「えええええ!!!! あああ綾さんが町娘の格好で!!(悶絶)
四郎!おまえ、家に帰ったら絶対その写真焼き増しして俺にくれ!いや、下さい。」
四郎 「じゃ、替わりにアナイスの写真くれる?」
司 「…霊も一緒に写ってるけど、いい?」
ルカ 「映画村面白かったよな。俺も狩衣姿をアナイスに見て欲しかった。」
純 「ルカ君、結構似合ってたよ。女の子に頼まれて写真撮られてたよね。」
シルビー 「ま、こいつ顔だけは寝ルカ先生と同じ顔だからねー。」
キャプテン 「俺は仮装なんかしてないのに、いつも指を指されたり写真を撮られたりするぞ。何なんだあれは?」
クリス (その海賊衣装と海賊帽子はほとんどコスプレだからだよ…。)
315 :
闇日記:2005/03/24(木) 02:03:59
やっぱりSIGEはじゃあくだとおもった。
ドルパの開場時間をはやくするなんて(((((((´Д⊂)ヒドイヤ
おかげさまでスナップ付けが間に合いませんでした。
思わずパイプ椅子の上で体育座りですよ。僕のこころは東尋坊です。
とても凄い人にSIGEを改心させる呪文をつぶやいてほしいです。
それからそれからふらふらしてたミシェルを捕獲しました。
ふらふらのしすぎは良くないと思う。交通事故とか、落とし穴とか。
さっき巨大メロンパン食べたからあと3時間はおきていようと思う。
だけど巨大メロンパン食べたからとてもねむいよおやすみ。
闇ミカの日本語もアレだよ。
がんがったな闇ミカ、よく休め。
>>315 あはは、漏れもドルパ会場で同じこと思ったよ。>sigeじゃあく
そして同じくスナップ付けてますた orz
制服ミミナナが普通の女の子っぽくって可愛い。
それにすごくいい子達だと思う。
本日は自由行動の日。家庭の事情で城郭に興味がある班員の希望で、二条城に向かう。
当班の班員は(約一名を除いて)自分から問題を起こすタイプではないので
班長としては気が楽である。
二条城にて見学開始。入城料は350円。
有料のガイドがあったので借りる。英語もあって助かった。(500円)
将来、城に住まねばならない班員sは熱心にメモをとっていた。
プリンスというのも大変な仕事だと思う。
それぞれ、建築物や襖絵の見学を滞りなく楽しんでいたところ、
班員S・Tによるトラブル発生。「ここの広間はよく音が響きそうだな〜。」
といっていきなり鼻歌を歌ったのである。
ガイドのイヤホンを耳につけていた班員は無事だったが、側にいた中年の婦人が卒倒した。
班員MがS・Tにラリアットをかけて鼻歌を止める。
幸い、ご婦人は軽い脳震盪ですんだため、医務室に託し、謝罪して表に出た。
ラリアットをかけられた班員S・Tが頭痛を訴えたため休憩して診察。後遺症はなく予後は良好。
食堂にて昼食。にゅうめんを頂く。
その後、京都文化博物館に移動するも、点呼時間が迫っていたのであまり見学する時間はなく
点呼位置に移動。
班員S・Tの行動管理が課題である。班員と相談して予備の耳栓とチューインガムの購入を検討。
ガムは班員S・Tが唄うのを阻止するため食べさせておく予定。
各班の班長日記面白すぎる。
班長の性格も出てるし班員達の性格も出てるよ〜
職人様sぐっじょぶ!
自由行動は別紙に添付した行動予定表通り賀茂川沿いの散策です。
まずはバスで上賀茂神社に到着。
ここは天武七年(西暦678年)に造営されたキオトでも有数の古社で
賀茂別雷神という厄除け、厄祓いの神が祀られているそうです。
クリスチャンの僕にとってはニッポンの八百万の神という概念は大層興味深いものです。
巫女ののさんがとても熱心に解説してくれました。
まずはここで道中の無事を祈り、散策を開始します。
班員達が思っていた以上にここで過ごす時間を気に入ってしまったようで
予定より遅れて次の見学地点に向けて出発。
今が見頃の桜を見たり景観の良いポイントで写真を撮ったりしながら
キオト府立植物園に到着しました。
ここは大正十三年(西暦1924年)に日本初の公立総合植物園として開園し、
役1万2千種、12万本の植物が植えられているそうです。
ここではくんさんがとても熱心に解説してくれました。
この後更に賀茂川沿いをキオト駅方面に進み、キオト御苑に到着。
中のキオト御所にも興味は有るのですが一般公開の時期ではないとの事で
御所の見学は出来なかったのが残念でした。
その分キオト御苑を散策しました。
枝垂桜がとても美しかったです。
ここで点呼の時間が近付いていたのでこの先はバスに乗って集合地点へ向かいました。
ニッポンの春の自然に触れ、その美しさに感銘を受けた一日でした。
いつか秋の紅葉の季節にも訪れたいと思いました。
寝ルカ 「…こんな感じかな」
見学先でもらったパンフレットやリーフレットを添付した日誌を書き終え、閉じる寝ルカ。
寝ルカ (勲君が行く先々で生息してる動物に話しかけていた事は書かない方がいいだろう。
くんさんが木や植物に話しかけていた事も書かない方がいいだろう。
巫女ののさんが何もない空間に向かって話していた事も書かない方がいいだろう。
僕が神社と植物園と御苑でコンタクトを落として探し回った事も…書かなくていいよね…?)
寝ルカがB班の日誌を先生に提出している頃。
B班班員巫女ののは点呼場所で合流した眠ののと世間話。
巫女のの 「眠のの、魑魅魍魎退治はどうだったの?」
眠のの 「どうもこうも、何処にも何もいなかったわYO!
朝5時に叩き起こされるし、変な所ばっかり回らされるし、お昼に料亭に入ろうとしたら
入店拒否されるし!あのコスプレ肉弾班長のせいで散々な自由行動日だわ。
お姉様、あんなのの何処がいいの?」
巫女のの 「長くなりそうだからその話はまた今度ね」
眠のの 「はいはい。…あーあ、キオトに来たら行きたいと思ってた所、沢山あったのに」
巫女のの 「またいつか大人になってからセシル様と二人で来ればいいじゃない。
その頃にはきっと料亭も入れてもらえるわ」
眠のの 「セシルと二人でキオト旅行っていうのもなんだか熟年夫婦みたいだけど。
ねえ、本当に魑魅魍魎なんて居るの?お姉様には見えて?」
巫女のの 「キオトは日本有数の霊場ではあるけれど、
その分古来から数多くの呪いや結界に守られた土地。
歩いて回ってみた限りでは、それらの封じの術は今でも機能しているから
実際に魑魅魍魎と出くわす可能性は低そうね」
眠のの 「そんなものよね。これからも居もしない魑魅魍魎探し回るのかと思うとうんざりだわ」
巫女のの 「でも、今は古来よりの魑魅魍魎よりももっと…」
眠のの 「?」
『なに、お前が心配するような事じゃない。天の問題は天の問題。
美加の事は俺と天使共がどうにかする』
巫女のの 「胸騒ぎがします。嵯峨野の方で何か邪悪な企みが行われようとしている…」
『嵯峨野?どうせsigeとその一行がまたつまらん事を考えてるんだろ?
大丈夫。もう事態解決には多くの者が動き始めている。
必要になったら容赦なくお前らの力を借りるから、それまではせいぜい修学旅行を楽しんどけ』
巫女のの 「了解致しました。健様。どうぞお気をつけて」
眠のの 「お姉様…?どうしたの?独り言?」
寝ルカ先生。
旅行時だけでも、ハードじゃなくて1日使い捨ての
ソフトコンタクトに替えた方が楽なんじゃ…。
1ヶ月分くらい持てば間に合うよ、きっと。
寝ルカ先生、いっそずっと眼鏡かけててもいいのに。
似合うとオモ。
でも、落とすの上等でハードコンタクトにこだわるのも
寝ルカ先生のアイデンティティなのかもね。
ジャージ男スレのコテハンに使うくらいだし。
眠のの 「……ってことよ。キオトには魑魅魍魎も邪悪も悪の秘密結社もいないの!」
キャプテン 「いたらどうするんだよ! 俺らが来たからには、大立ち回りの一つや二つは基本だ!」
眠のの 「あら、お姉さまの霊力を信用しないの?」
キャプテン 「う・・・・・・・・・・痛いところを突きやがる」
司 「綾さんの町娘…… 町娘の綾さん……_| ̄|○ ミタカッタ・・・」
アナイス「良いことではありませんか、チミモーリョーのいないキオト」
キャプテン 「そりゃそうだけどよー。せっかく買った『キオト心霊マップ』、活用しなきゃ勿体ねーだろ」
アナイス「ところで、その『チミモーリョー』って、何ですの?」
キャプテン 「・・・・・・・・・・・・・・・知らないで来てたのか」
司 「綾さんの町娘…… 町娘の綾さん……_| ̄|○ アイタカッタ・・・」
司 「綾さんの町娘…… 町娘の綾さん……」
キャプテン 「だああああああああっ!! うっとーしーーー!!!」
司 「あんなに俺らだって映画村行きたいって言ったのにーーー!!!」
キャプテン 「来る前はお前だって心霊スポット乗って来たろーがー!!」
司 「あああ綾さんの町娘姿を見られる千載一遇のチャンスだったのにーーー!!!_| ̄|○ノシ」
キャプテン 「・・・・・・・・わかった。俺も海の男だ。乗組員全員の命をこれ以上危険に晒すことはできん」
眠のの 「海の男は関係ないんじゃ」
司 「命を犠牲にするつもりだったのかよ」
アナイス「わたくしたちも船に乗るんですの?(意味が分かっていない)」
キャプテン 「午後からは、行動の変更を許す。センセーにもそう伝える」
全員 「やたーーーー(万歳三唱に巻き込まれているアナイス)」
眠のの 「時間がないわ、早く行き先決めちゃいましょう!」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1330 点呼終了
班員眠のの・近衛両名の強い要望により、本日最大の目標だった
『キオト内某所、病院跡地に建つマンション廃墟に謎の怪奇現象続出!!』が変更となる。
班長として、班員の教育に至らない点があったのが悔やまれてならない。
これより、西陣織会館に移動する。
歌い終わるシンディ。疲労から膝をつきそうになるのを、かろうじてこらえる。
膝を折るわけには行かない。私は、誇り高き歌姫なのだから。
確かに神を降ろしたはずだった。しかし、光の路から降りてきたのは。
シンディ 「天使・・・? 文化祭のときの・・・」
見覚えがある。文化祭のファッションショーのときに世話になった。
近付いてみる。落ちた天使は、顔を上げた。
白鳥 「あなたは・・・歌姫シンディさん・・・」
シンディ 「求めたでしょう?私の歌を。求めに応じ、力を貸したわ。
いったい、何があったというの」
白鳥が起き上がろうとしたとき。
?? 「おおっと。ここで巡り会えるとはね。運命の出会いって奴かな、ミス・シンディ」
闇を縫って駆け抜ける、白銀の閃光。シンディが微笑を浮かべる。
シンディ 「・・・来ていたのね。怪盗さん」
荒夜はにやりと笑い、シンディに一礼した。
荒夜 「怪盗荒夜、ただいま参上。なにがあった?取り込み中みたいだったが」
ちらりと白鳥を見下ろす。今度こそ白鳥は、起き上がる。
白鳥 「天界の大事で、地上に・・・」
そこに聞こえてくる足音。しっとシンディが、唇に指を当てる。急いで白鳥は、翼を消す。
扉が開き、14番が入ってくる。
14番 「こちらに居られたのか。歌姫シンディ。お探ししました。
・・・そちらの方々は?」
シンディ 「私の付き人よ。用件はなんなの?」
14番 「さすがは神秘の歌姫。神降ろし、見事に成功なされました。女神美加様、先刻降臨なさいました」
シンディ 「・・・女神が」
白鳥 「(デカ健様?もう里に降臨されたのですか?)」
荒夜は黙って様子を見ている。
14番 「Sige様が、ぜひシンディ様にお礼を述べたいと。
そして宜しければ、女神様のお話し相手を務めていただきたいとのことです」
>261の続きです。
くるくる目の回ったゆきの落ちた先は。
ゴスっ娘キラちゃんsの、膝の上であった。
きょとんと、ベイベキラを見あげるゆき。
ゆき 「ここは、どこなのでしゅか? なぎさちゃんは、どこに行ったのでしゅか?」
ピエロキラ 「・・・ここはねー」
イベント会場の一般入場列、130番台。
コテコテゴスの二人も、ここでは全く違和感がなかった・・・
さっそくベイベキラちゃんの大きな帽子が気に入ったゆきは、頭に手を伸ばす。
ベイベキラ 「大事な帽子なの! それで遊ばないで!」
ゆき 「ごめんなしゃい。ゆきは良い子だから、いけないといわれた事はしません。
それよりも、なぎさちゃんを探さないと」
ピエロキラ 「・・・なぎさちゃんって。誰?」
ゆき 「商店街で泣いてました。おくすり飲んだから、もう帰れない。ママに会えないって。
・・・でも、大切な人がいるからキオトにいくって」
ベイベキラ 「・・・ピエロキラちゃん。もしかしたら」
ピエロキラ 「私たちに親切にしてくれた子・・・?」
ベイベキラ 「なぎさちゃんって。ミニっこで。ワンレンウェーブ金髪で、困り眉で・・・」
ピエロキラ 「でも変身薬を飲んだなら、姿は変わってるんでしょう?」
ゆき 「そう!その子でしゅ! 今は美加しゃまの姿になってましゅ」
ベイベキラ 「みかさま・・・・女神美加!!」
顔を見合わせ、うなずく二人。
ピエロ・ベイベキラ 「「手伝うわ! 探しましょう!」」
同じ頃。会場内では。
榊 「ここは・・・これが噂のイベントというものなのでしょうか。
最後の最後にゆきのことを考えたら、ここに飛ばされてしまいましたが。
いったい、ゆきはどこに・・・?」
修学旅行三日目の夜、男子部屋。
司 「綾さんの町娘…… 町娘の綾さん……_| ̄|○ ケッキョクアエナカッタ・・・」
翔(遊びに来てる) 「(司を指して)何、あそこの半死体」
キャプテン 「(日誌書きつつ)自由行動中に橘家ご一行様と遭遇出来なかったのを根に持ってる香具師」
翔 「ふーん、僕達の班はすれ違ったけどね、綾ねえ達」
勲 「B班も途中で立ち寄った茶屋でばったり」
四郎 「俺らも土産物屋で」
司 「俺だけが会えなかった…… 俺だけが綾さんに……クビツロウカナ」
ルカ 「うっとーしーのは置いといて、明日からナラだな。奈良って何あったっけ?」
四郎 「正座して坊さんのありがたい説教聞くとか、そんなんだろ?つまんなそー」
キャプテン 「待て、グレート・ブッダ操縦とナラ公園で鹿ハンティングがあるだろ」
寝ルカ 「(日誌書きつつ)ナラの大仏様は動かないしナラ公園の鹿は狩ったら捕まります」
キャプテン 「えー、良いも悪いもリモコン次第じゃねえの?」
寝ルカ 「それは鉄人28号です」
翔 「(旅のしおりを見て)あと、ナラは宿が少し凝った所になるって書いてあるよ。
野生動物も入ってくるかもしれない、天然の露天風呂だって」
勲 「野生動物タンと温泉(´∀`)」
キャプテン 「温泉でヒグマとバトルか。悪くねえな」
ルカ 「待て、重要なのは野生動物じゃない。翔、露天風呂ってのは女子もなのか!?」
翔 「女子もっていうか、男女入れ替え制らしいね。風呂場そのものは一つしか無いって」
四郎 「つかぴょんっ!お前の班、確かコンパスと双眼鏡と赤外線スコープ完備だったな!?」
ルカ 「キャプテン、迷彩服ぐらい持って来てるだろ!?」
セシル 「おまいら…それは日本男児と英国紳士のとる行動じゃないって夏の映画でも言っただろ」
ルカ 「育ちのいい王子様は参加しなくてもいいんだぜ?」
四郎 「俺とルカだけで覗いてくるから。なー!」
セシル 「くっ……ぬ、抜け駆けは許さないぞ」
ヒソヒソと密談を始めるルカシロセシの三馬鹿トリオ。
寝ルカ 「キャプテン、止めなくていいのかな」
キャプテン 「どうせ見つかってビンタされて延髄斬り喰らって鞭でしこたま叩かれて目から怪光線浴びて
爆死するオチがつくに決まってる。アフォは放っておけ」
カンチガイキャプテンに冷静に突っ込む寝ルカに萌えますた。GJ。
>329
ありがとうございます。
ボケと一対一なら素早く突っ込みが入れられるから楽なんですよ。
ボケが一人なら………orz
お風呂上りにジュースを買って、ロビーでくつろいでいる女性陣。
13ミミ 「もう明日にはキオトを離れるんだね。早いなー」
巫女のの 「あっという間の三日間でしたね。また是非ゆっくりと訪れたい地ですわ、ここは」
くん 「ナラも楽しみだねー。鹿を見ながらお昼寝・・・」
ロビーのテレビが、付けっぱなしになっている。
「・・・では、某楠代表、Sigeからのメッセージでございます。
明日、某の里におきまして、シークレットイベントを開催いたします。
もう超超驚かれること請け合い! ですので、皆様お誘い合わせの上、是非里まで・・・」
プチ! とシルビーがテレビを消す。
シルビー 「あ〜あ。ここに来てまで、こんな奴の顔みたくないわよ!」
巫女ののは、深刻な表情をしている。
巫女のの 「明日・・・。里で重要な儀式が・・・」
遠夜が出て行き、更に神ともsigeとも修学旅行とも関係なくなった社会人組。
ジュース(と場の雰囲気)で酔っ払ったチャイナりおは座布団を枕に寝息をたて、
リヒトはドサクサ紛れにめぐの膝枕でくつろいでいる。
リヒト 「どうすりゃいいんだろうな?ミシェルは」
めぐ 「え?」
リヒト 「昔惚れた女に振られても忘れられねえ。でも、自分を好きだと言ってくれる新しい女に情も移りつつある。
断ち切るのが男らしさか、死んでも諦めねえのが男らしさか。
次の女に行くのは前向きなのか、妥協なのか。
そもそもなぎさちゃんへの気持ちは大人から子供への情愛なのか、
友達としての親愛なのか、異性としての恋愛なのか」
めぐ 「難しいですわね。こればかりは正解なんて無いんでしょうし」
リヒト 「悩んで悩んで悩み抜くのも一つの社会勉強だ。
あいつだってガキじゃねえんだ、帰って来る頃には一回り大人になってるかもな」
めぐ 「ミシェルさんだけでなく、闇ミカさんもゴスサラさんも。
私たちの知らない所で皆さん少しずつ大きくなっているんですよね。
こうして子供は巣立っていくのだと思うと、嬉しい反面少し寂しい気もしますわ」
リヒト 「だったらそろそろ俺らもミニチョに行ってリアル子供でも作ってみるかい?
里はすぐそこだぜ?」
めぐ 「もう、リヒトさんってば」
手を伸ばしてめぐの髪を撫で上げ、頭を引き寄せるリヒト。
リヒト 「女の子だったらめぐりんと同じ黒髪ロングで茶目でおちょぼ口の子がいい。
きっと可愛い子になるぜ」
めぐ 「もう。酔っ払いすぎですわ(ペチッ)」
リヒト 「痛て」
めぐ 「・・・ばか(はぁと)」
チャイナりお (目は覚めたけど、すっごく起きづらいふいんき(なぜか変換できないよー)なのねー。
てんちょー、早く帰ってこないかなー)
>332
(なぜか変換できないよー)に萌えてしまいますた。可愛いよりお。
リヒトとめぐも、なんだか新婚ぽくてイイね。
日独なイメージのミニっ子ってどんな子だろう。きっと可愛いよな。
夫婦者SDでミニチョ。
やっぱりセシルとののだと一定以上小さいヘッドは使わせてもらえないのかな。
いくら中学生といえど毎日の移動・観光と、慣れない集団旅館生活は疲れが溜まる。
無駄に元気な者がいることにはいるが、半数は夢の世界のなか。
アナイスはうきうきとメモにペンを走らせている。
眠のの 「(隣の席から)何書いてるの? 日記?」
アナイス 「昨日、班長さんから新しい言葉を教わったの。
なんだかフランス語のような響きを聞いたら、お菓子にしてみたいイメージが湧いてきて」
眠のの 「(ちょっと嫌な予感)そ…そう。どんな言葉? うちのお菓子にもできるかしら」
アナイス 「『チミモーリョー』というの。素敵でしょう?」
絶句して固まる眠のの。
思わず背もたれを乗り越え、背後の席のキャプテンの襟首を掴んでしまう。
眠のの 「(ちょっとあなた! アナイスに何教えてるのよ!!)」
キャプテン「(何のことだよ!)」
眠のの 「(アナイスのお菓子の破壊力、知らない訳じゃないでしょう!)」
キャプテン「(俺のせいかよ?! 創造意欲を刺激されるなんて結構な事じゃねーか!)」
眠のの 「(……わかったわ)」
眠のの、席に戻ると
眠のの 「アナイス、完成したら是非キャプテンが食べてみたいって。
楽しみにしているから、籠に山盛り持ってきてくれって」
アナイス 「本当ですの? (後ろを見て)待っていてくださいね、班長さん」
通路を挟んで隣の席のレオナ
レオナ 「……帰ったら、大仕事が待っていそうね」
キャプテンの隣の席で熟睡中の司
司 「ムニャムニャ・・・・ 綾さん・・・ アイタカッタ・・・グスン・・・ 今どこに・・・・・ZZZ」
そのバスの後ろを走っている長距離バスの中で。
綾 「今頃四郎たちもナラに移動中かしらねー」
凌 「案外、前を走ってるあのバスに乗ってたりして」
綾 「まっさかぁw でも、ナラでも会えるといいわねぇ」
おやっさん夫妻にとってはミカサラも子供的存在かw
本人たちはそうは思ってなさそうで笑えた。
順調に走っていたバスの速度が遅くなり、ついには止まってしまう。まだキオト市をでていない。
アナイス 「あら?」
眠のの 「渋滞なの?」
運転手から説明がある。
運転手 「嵯峨野の方で、何か大きなイベントがあるようで、道が混んでいます。この分だと、ナラに着くのは夜中かも…」
27番 「困るなあ。予定狂うし…。せめて近くのパーキングエリアかどこかに」
寝ルカ 「ちょっと長くなりそうですが。気分や体調の悪い人はいませんか?」
バス内にざわめきが広がる。そのせいで熟睡していた四郎が、目を覚ます。
四郎 「まだまだかかるって?んじゃ、カラオケしようぜ!」
27番 「カラオケならバスに備え付けのが有ったな」
レオナ (13ミミ!)
13ミミ (まかせて!)
素早く目の前の四郎の首筋に手刀を打ち込んで気絶させる13ミミ。
27番 「曲は演歌しか無いみたいだが…四郎?」
セシル 「四郎はまた寝たみたいです」
ワロタ
解決早すぎだw
眠のの 「嵯峨野でイベントねえ…(前の席に座っている巫女ののに)そういえばお姉様、
昨日嵯峨野で邪悪な企みがどうとか言ってなかった?」
キャプテン 「(目を輝かせて席から身を乗り出し)邪悪な企み!?」
巫女のの 「ええ…私も気になってはいるのですが、何か別の声も聞こえてくるのです。
私達に、嵯峨野へは来るなという声が…」
シルビー 「(D班の席からわざわざ車内を移動してきて補助席に座り)来るなって言われたら
余計に行きたくなるのが人情ってものじゃない!?」
キャプテン 「どんな声なんだよ?」
巫女のの 「こんな声です……――(トランス状態に入る)」
聞き覚えのある声K 『だから、ボウヤやお嬢チャン達は来なくていいっつーの。俺達の活躍の場なんだからさ』
聞き覚えのある声C 『天使降臨は貴方達の話の裏番組よ。余計な手出しは無粋というものだわ』
聞き覚えの無い声B 『そうよそうよ!そっちはこっちのエピソードには来なくても出番は沢山あるでしょう?』
聞き覚えの無い声P 『こっちなんかここで活躍できるかどうかでレギュラーに居残れるかの瀬戸際なんだから!』
13ミミ 「最初の声が特にいやな感じね」
キャプテン 「これぞまさしく魑魅魍魎の声ってヤツだな」
寝ルカ 「…結局僕達は巻き込まれるんでしょうか?」
ルカ 「そりゃ職人様次第だろ」
27番 「じゃあ今のうちに今日泊まる宿について説明するぞ。
今日の宿は普通のホテルではなく、山の中にある宿坊だ」
シルビー 「シュクボー?」
巫女のの 「観光客を泊めてくれるお寺の事です」
アナイス 「お寺に泊まれるんですの?楽しそうですわ」
27番 「当然朝も早いし消灯時間も早い。
この前のホテルの時のように夜中まで枕投げして騒ぐなんて言語道断だからな!」
寝ルカ 「山の中だから、野生動物が入りに来る露天風呂だったんですね」
眠のの 「ワイルドな場所みたいね」
27番 「食事はお坊さんが食べているのと同じ精進料理を出してもらえるそうだ。
床にお膳を並べて正座して食べる事になるから覚悟しておけよ」
13ミミ 「? 覚悟する事かな?正座してお膳の食事をとるのって」
巫女のの 「普通ですよね」
純 「うん、普通。お祖父ちゃんの家も今の家もちゃぶ台だし」
ルカ 「正座に慣れてるジャパニーズはフツーかもしれないけど、俺達はなー。な、クリス?」
クリス 「ZZzzz…」
27番 「あー、クリス。聞こえてないだろうが、お坊さんのお説法の最中に寝たりしたら
後ろから棒で引っ叩かれるからそれも覚悟しとけよ」
>>326の続き
案内がてらに、14番はSigeの計画を打ち明ける。一同無表情を装っているが、眉間にしわが寄っている。
14番 「ではSige様がお待ちです」
シンディ 「私は大仕事を終えて、疲れているの。今、あのドリームトークを聞く余力はこれっぽっちもないわ。
休ませて頂戴」
14番 「しかし・・・」
シンディ 「女神様のお話し相手とやらでも務めさせていただきます。
ドリームトークは・・・この付き人たちがうかがっておくわ。案内してあげて」
荒夜 (俺だって嫌だぜ! おい、変われよ遠夜)
遠夜 (私もご免こうむります)
貴賓室に入るシンディ。一人の少女が、寝台に横たえられている。
シンディ 「女神? この子が・・・?」
確かに女神の気は感じる。しかしそれは、彼女の身の内から出るものというより、彼女を守護すべく取り巻くもののように感じる。
それを除いては、魔力も何もないただの少女にしか思えない。
なぎさ 「ママ・・・」
閉ざされた少女の瞳から、一粒涙がこぼれる。シンディはそっと微笑する。
シンディ 「母親を恋しがる子供に、女神役を押し付ける気?
Sigeの目は節穴のようね」
寝台の彼女の横に腰掛ける。疲れていると言ったのは嘘ではない。
もう泥のように眠りに落ちていきたいくらいだ。
シンディ 「詳しい事情はわからないけれど。Sigeの思惑通りに行かないほうが良いということだけは、はっきりしているわね。
一休みしたら、作戦会議かしら・・・」
眠気に誘われながらも、歌を口ずさむシンディ。なぜだろう。この歌が、今ふっと浮かんだ。
曲の題は、確か 「Home,Sweet Home」だったか。
椿の右手にサクラ。左手にみどりがつかまって。
3人のミニっこたちは、西へ西へと飛翔する。
椿 「私一人じゃ、力が足りないんです! 一緒に祈ってください。
なぎさちゃんに会いたい、助けたいって!
私も力の限りがんがります!」
サクラ 「椿ちゃん、がんばって下さいまし! 今「ギフ」って看板が見えました。
もう一息ですわ!」
みどり 「私たち、できるだけがんばるから! 椿ちゃんもがんばれ!」
椿 「はいっ! ありがとう、サクラちゃん、みどりちゃん」
みどりは、少し下を向く。
みどり 「なぎさちゃん・・・。ごめんね。元気なかったのに。力になれなかったよ・・・」
サクラ 「みどりちゃん、元気をだして。それを言うなら、私だって・・・
でも、絶対まだ間に合います。なぎさちゃんに伝えなければ。
みんな、待ってるって。なぎさちゃんに会いたいって」
椿 「そうです。絶対間に合わせますから!
しっかりつかまって下さい。とばしますよ!」
>>331の番組を街頭放送で見た、デカ健(in 美加)と白蓮。
白蓮 「今、一瞬!サブリミナルみたいにうつった映像!」
デカ健 「・・・美加の姿だった」
里で、いったい何が起きているのか。確かめなければならない。
夜更けに、里に到着した二人。もちろん閉館時間だが、チャイムを鳴らしまくる。
ややあって、7番が出てくる。
7番 「・・・こんな時刻に。何用ですか」
デカ健 「女神美加だ。Sigeに会わせろ」
7番 「・・・はぁ?」
7番は、頭から足までデカ健を無言で眺めおろす。白蓮は、はらはらして見守っている。
7番 「ここは病院ではありませんが。最寄の医療機関に連絡しましょうか?」
デカ健 「なんでだよ」
7番 「非常識な時間にやって来て、自分は女神だと名乗る少女。
しかも春先なのに、チューブトップにミニスカートという軽装。
・・・となれば管轄としては」
デカ健 「本物だっつーの! この顔に見覚えあるだろうが!」
7番 「確かに、美加様に似ておられる。しかし、美加様はそんな下品な女性ではないはず。
それに先刻、すでに本物が・・・いやそれは、こちらの話。
とにかく、お引取り願おう」
無情にも、扉は閉ざされる。
>346のタイトルを「 真 女 神 転 生 」と読んでしまった
自分は悪魔カスタムされに逝って期末
長編のサブタイトルも各職人さんが工夫を凝らしてて面白いね。
有名なフレーズのモジリになってたり、中身読んでからタイトル見直すと
タイトル自体がオチになってたり。
自分も同じ読み方をしてしまった…
>347と一緒に悪魔合体の材料として逝ってこよう…
メガテニスト多いな。
ていうかゲーマー自体が多いのか?
(同人系の)ヲタ濃度がSDスレ内で一番濃いスレだと前々から思っていたりする。
ピンポーン
「はーい、どちらさま?」
「女神です」
「お引き取り下さい」
いや、7番の応対は正しい気がする。至極普通だ。
>352
恐ろしくチラウラで申し訳ないが
その昔、職場の女子寮に住んでいた頃
部屋のドアをノックされ、男の声で
「すみません、魂の配達に参りました」
っていわれてドン引きしたことがある
私も7番の対応は普通だとおもう(藁
学生sを乗せたバスは大幅に遅れながらもどうにか宿に到着する。
「いかにも」な雰囲気を漂わせた禅寺に感心しつつも
「本当にここで寝泊りするのかよ」ムードも漂わないでもない修学旅行生ご一行様。
ルカ 「…ここ、マジで山の奥深くだな」
四郎 「ここの坊さん、山野を駆け回って少林寺の修行とかしてそうだ。
13ミミ、手合わせしてきたらどうだ?」
無言で四郎にチョップを喰らわせる13ミミ。
司 「四郎、そういう冗談はやめろ。うちの班長が本気にする」
勲 「狸タンがいそう…」
渋滞で動かないバスの中。時間つぶしにしりとりを始める橘兄弟たち。
綾 「い〜い。行くわよ。まずは、叔父様」
凌 「ま・・・マリー。次はい」
美加 「い・・・イサイサ!」
健 「さ・・・サ、サシャ」
あきら 「『や』ってなんだよ・・・や、や、や・・・」
美加 「降参?」
あきら 「闇の貴公子で『し』!」
綾 「次はし?・・・四郎」
凌 「『う』か・・・歌姫シンディ?」
美加 「え〜、また『い』なの?い・・・しゃのレオナ!」
健 「美加、ずるいぞ。な・・・ナナ。制服の」
あきら 「だったら、また『な』だろ! ナナ・・・眠り目」
綾 「次は『め』ね。じゃあ、めぐ」
凌 「綾姉! 『ぐ』って何! 『ぐ』って!」
・・・
そんなこんなしている間に、こちらもナラ到着。
注意:男子による悪戯半分での女湯覗きという学園ラブコメの修学旅行ネタの定番を扱ったネタです。
現実的に考えてしまうと犯罪ですので、モラルに神経質な方は完全スルーでお願いします。
「山奥の秘湯」といった趣きの露天風呂から上がった後、くつろいでいる男子学生達。
キャプテン 「兄弟とルカシロの姿が見えないが、まさかあいつら本気で女子の風呂覗きに行ったのか?」
司 「そうみたいだ。さっきコンパスと双眼鏡とこの山の地図と赤外線スコープ借りに来た」
キャプテン 「アフォか香具師らは。覗いて何が楽しいんだよ」
司 「タシーロは男の浪漫だとか口走ってたよ。俺はどうせ綾さん居ないから興味ないけど
キャプテンだって本当は見に行きたかったんじゃないのか?w」
キャプテン 「風呂入ってる所なんか興味ねえっつーの。生活の一部じゃんか。
そんな色っぽいもんでもねえだろ。
人形の裸の写真があります。って注意書き越えて見に行ってみたら
単なるパーティングライン消しや素体比較の画像だったようなもんじゃね?」
司 「まあ、よく言うよね。男は裸の女が好きなわけじゃなくて女を裸にするのが好きなんだって」
キャプテン 「ああ、その気持ち分かる。見られてる事を恥じらう反応があった方が…
……って何を言わせんだよ!」
司 「自分で勝手に口走ったんじゃないかよ」
寝ルカ 「無い…無い…」
キャプテン 「寝ルカはさっきから何をゴソゴソやってるんだ?」
寝ルカ 「僕のデフォ服が無いんだよ」
キャプテン 「あ?男の服なんか誰が盗むんだよ。シルビーか?」
司 「(荷物を漁って)キャプテンも調べてみろ。俺の服も無くなってる」
キャプテン 「何だと?(ゴソゴソ)…俺のもやられてる」
司 「風呂に行ってから部屋に戻るまでの間に?でも誰が」
寝ルカ 「まさか!……ルカ達、迷彩服探してましたよね?でも誰も持ってなくて」
司 「って、まさかルカと四郎とセシルがカモフラージュのために俺達の服を着て行ったって事か?」
キャプテン 「俺の服を兄弟が、つかぴょんのを四郎が、寝ルカのをルカが……有り得る」
ネルツカキャプ 「「「あーいーつーらー(#−Д−)(#゚Д゚)(#●Д゚)」」」
>300で闇ミカとゴスサラに捕獲されたミシェル。
二人がかりで小一時間説教を受けた後。
闇ミカ 「とにかく! 結論としては! 君は一人じゃないんだから。
相談するにも頼りにならないのかもしれないけれど。
・・・声くらいかけてよ。なんかくやしいじゃん。僕たち」
ゴスサラ 「闇ミカ、本当に心配してたんだから。リヒトも。めぐも。・・・もちろんあたしもよ。
別にいいんだけど。無事だったんだから」
ミシェル 「僕は・・・ひとりじゃない・・・」
ゴスサラが、はじかれたように空を向く。
ゴスサラ 「魔法の遠隔通信?・・・誰? あ、いとこのキラちゃんたち!
ごめ〜ん、こっちも色々あって。今、どこにいるの?
え、ちょっと聞き取りにくくて」
ゴスサラが、言葉を切る。
ゴスサラ 「・・・天使をひろいますた?」
ほとんどのSDがいなくなり、閑散としたハイランド。
ヒューイ 「あー、つまんないなー。アニキたちは修学旅行だし、橘さんちもそろって旅行。
学校が休みだから、クラスの女の子たちにも会えないし、マイスイートハニーエルシー、
マイエキセントリックプリティユニ、早く帰ってこないかなあ」
教会のそばを通りかかると、見慣れない女の子が水の入ったバケツを下げて歩いている。
ヒューイ 「どっきーん!なんて美しい子なんだ!
あ、あの、はじめまして。僕ヒューイって言います。君、神父様かシスターの知り合い?」
マリア 「(丁寧に頭をさげて)初めまして。B姉さんの親戚のマリアです。こちらでお世話になります」
ヒューイ 「もしかして、ずっとここに住むの?僕はすごくラッキーだ!
僕はこのあたりに詳しいから、よかったら案内してあげるよ」
マリア 「まあなんて親切な」
シュルツが教会から出てくる。
シュルツ 「マリア、川まで水を汲みに行かなくても蛇口から水が出るって何回言われればわかるの?」
マリア 「ああ、そうだったわ。つい村にいたときのくせで…」
ヒューイ 「え?」
シュルツ 「こちらは?」
マリア 「ヒューイさん。ハイランドを案内してくださるんですって」
シュルツ 「それはよかったな。マリアの兄のシュルツです。あ、今支度してきます」
ヒューイ 「おいおい、案内してあげるのはレディの方だけ、って、兄さんならいいか」
マリア 「(もじもじしながら)ヒューイさん、私、行ってみたいところがあるんです」
ヒューイ 「任せて!どこへでも案内するよ、マイリトルプリンセスマリア!」
マリア 「本当?私、お店に行ってみたいの。ミルクやパンや卵や野菜が何でもあるんですって!
牛とか鶏とか竈とか、きっとすごいことになってるんでしょうね!
だって、ハイランドに住んでいる人の分を全部まかなうんですもの」
ヒューイ 「あ?」
ハイランドにお店は一軒しかないと思っているマリアですた。
イベント会場の空に放り出された榊。
長蛇の列がうねっている上空をくるくると回りながら悩んでいる。
榊 「ゆき… ゆきはどこに…… ああ、人間達の気があまりに濃密で探せない」
殺気立った人々の列が、整理券を配られてばらばらに散っていくのが見える。
眼下に人が増えて行くにしたがって、人々の思いがダイレクトに天使に伝わる。
さながら負の感情のるつぼに放り込まれたようだ。
『転売すんな!』 『500番じゃ何も買えねーよ!!』 『横入りしないでよ!!』
榊 「嗚呼… 人間界はこんなにも荒んでいる……(嘆)」
しなくてもいい気苦労を更に抱え込み、榊の探索は続く。
榊 「ゆき… ゆき…… どこにいるんですか……」
デカ健は探さなくていいのか?
榊 「まさか家出を…! 私の教育が厳しかったからか… そんなに厳しくしたつもりは…
でも、もしかすると厳しかったのかも知れない… ゆきは生まれたばかりなのに……」
部下達は心配しなくていいのか?
思い出すのは、あのとろけてしまいそうな甘い微笑み。指を握りしめるのがやっとの手のひら。
抱きしめた時のぬくもり。小さな羽音。
榊 「ゆき………………!!」
それより天使長。任務は?
榊 「ああ、忘れるところでした。某本部で時間稼ぎ…でした。とりあえずは…」
両手を広げ、目を閉じ祈りを捧げる。
榊 「風よ!!」
その瞬間、ごうっと局地的な暴風が人間達の列を通り過ぎる。
風に奪い去られ、空中にひらひらと舞い散る整理券。
全員が呆然とした後…… 地上は阿鼻叫喚の地獄絵図と化した。
榊 「これでしばらくは時間稼ぎになりますね。これで落ち着いてゆきを探せます」
幻想を見ながら七転八倒しつつ悩んでいた頃、
そっと列を離れた少女二人と、その腕に抱かれた小さな天使がいたことを榊は知らない。
榊さま、5月のドルパではそれやんないでねw
東京少年ズ4人目を期待している漏れは染んでしまうよ・・・
天使長様ひどいよ天使長様。
…ゆきタンと一緒に欲しくなってきちゃったよ。
もちろん上手く行くわけもなく、あっさり見つかってボコにされた三人。
13ミミ「残念ねー、アナイスちゃんならのぼせたからって早々に上がって
サシャちゃんと夕涼みしてるわよw
ていうかアナイスちゃんがいたら本気で嫌われてたわよ? あんたたち」
巫女のの「…せめてもの情けとして、眠ののには黙っておいて差し上げます」
シルビー「こんなちゃちな変装で騙せるわけないでしょ、バーカ!」
三馬鹿の死骸をそれぞれ引きずって風呂場を出ると、浴衣姿の男子三人が
すでに待っていた。
ミミノノシル『お任せします』
ネルツカキャプ『お世話かけました』
キャプテソ「眠ののちゃんがいたら間違いなく氏んでたな、兄弟」
司 「サシャもいなくて良かったな。クリスとカイに二度ヌッコロサレてたぞ、おまいら」
寝ルカ「お説法の予行演習として、27番先生のお説教を3時間ばかし聞いてもらいますからね」
へんじがない。
ただのしかばねのようだ。
お久しぶりです。
今宿泊先でリアルジャージ男になってますw
暴れ馬のような教え子を抑えるためにはオサレどころじゃなくて・・・
その暴れ馬どもがまたバカやらかしたので、これから3時間ほど説教してきます。
せっかくの観光名所なのに、ゆっくり楽しむヒマもないです('A`)
そういやすごい偶然だったのですが、旅先でなんとマヌカンに会いますた!
向こうも職場のお仲間と慰安旅行中だったとのこと。
浴衣姿がまた艶っぽくて(*´Д`*)ハァハァ
>362に勝手に続き
ルカ 「(歪んだ顎を冷やしながら)おっかしーな、『目を閉じて寝ルカに大変身してやり過ごそう作戦』
完璧だったはずなのにがどうしてバレたんだ?」
四郎 「(曲がった唇を冷やしながら)シロツカは区別つかねーってよく言われるのに」
セシル 「(腫れ上がった瞼を冷やしながら)僕なんて同じ顔なのに」
13ミミ 「幼馴染の目を誤魔化せるとでも思ってたのかしら、あのヴァカ」
巫女のの 「人を識別するのは顔や衣装よりも先に仕草や身のこなしの印象だというのに。
セシル様はキャプテン様を騙るには腰が引けすぎでした」
シルビー 「そーそー。ルカと寝ルカ先生じゃ醸し出す気品が違うってゆーの!」
はぁぁぁ、と深々と溜息をつく13ミミ。
13ミミ 「私も巫女ののちゃんやシルビーちゃんみたいに好きな人を庇う立場に立ちたかったよ。
何で私、あんなの好きになっちゃったんだろ」
シルビー 「(ヒソヒソ)やば、フォローできねー!」
巫女のの 「えっと、その、四郎様にも四郎様のいい所がありますよ!」
13ミミ 「巫女ののちゃんの目から見て四郎のいい所って何?」
巫女のの 「ち、魑魅魍魎をも退ける破壊力抜群の歌声とか」
シルビー 「そ、そうね、あれは凄い特技よね。誰にも真似できないってゆーか」
13ミミ 「二人共、それぜんっぜんフォローになってないよ。」
歪んだ顎、曲がった唇、腫れ上がった瞼にワラタよw
愛のある突っ込みは大歓迎
366 :
@船長:2005/03/26(土) 00:23:29
>ジャージ男
藻前も大変そうだな。
俺の場合今日教え子どころかリアル兄貴のDQNな行動のせいで恥ずかしい思いをしたぜ。
兄貴、基本的には育ちが良くて善人なんだが優柔不断で周りに流されるタイプなんだよな。
悪い友達に唆されて悪事に付き合っちまうっつーか。
いや、これはもう個人的なチラ裏愚痴だな。
それより、女の湯上り浴衣姿っていいよなw
俺も大好きだ。
考えた昔の人って天才だよな。
やまとなでしこマンセー。
>船長
後半四行まるっと同意
貸し切りバスで市内観光中の修学旅行組。
自由行動ではないので、点呼時以外は班はばらばらである。
東大寺・大仏前にて。
キャプテン「これがグレート・ブッダ…操縦席はどこだ?」
13ミミ 「そんなの無いよ」
純 「あれ、綾ねえたちだ。綾ねえ!ノシ」
綾 「あら、また会えたわね。どう、楽しんでる?」
鹿公園にて
勲 「(鹿に夢中)」
制服ミミ 「きゃー! おせんべあげるから群がらないでー!!」
四郎 「あれ、姉貴たちだ。おーい!」
美加 「四郎ちゃんだー! …なんで顔腫れてるの?」
春日大社にて
巫女のの 「(熱心に祈りながら)なんという清浄な地……」
ルカ 「こういうところで平安装束もいいな」
翔 「あ、綾ねえがいる」
健 「また会えた! 行き先一緒なんだね?」
27番 「あ、これは橘さんとこの」
綾 「お世話になっております。ご迷惑、かけてません?」
集合場所にて
レオナ 「東大寺で、あなたがトイレ探しに行った後に会ったわ」
制服ナナ 「鹿公園、鹿怖くて遠くに行ってたでしょ。その時みんなで話したよ」
サシャ 「春日大社で迷子になってなかった? その時にお会いしたわ」
ほぼ全員が、何らかの形で橘家と遭遇しているというのに。
司 「なんで… こんなに会いたがってる俺だけ会えないんだよおおお _| ̄|○ノシ」
>368
(・∀・)ニヤニヤ
勲 「鹿タン・・・ 可愛いな・・・」
くん 「あ、小鹿タンもいます〜。」
ルカ 「イサイサ、小遣い1万円しかないのに3000円も鹿せんべいに費やして大丈夫か?」
勲 「小鹿タンってアナイスに似てるな・・・。」
制服ミミ「似てる〜〜〜!目が温和なところとか。」
ルカ 「え。(萌)」
勲と一緒になってルカも鹿せんべいを大量買いし、調子にのって
与えていたため鹿の大群に囲まれ動けなくなる一同。(筆者の実体験による。)
四郎 「バカか藻前らは!こんなに鹿を集めてどーするつもりだ!
身動き取れねーじゃねーか。」
ルカ 「集めたんじゃない、勝手に集まってきたんだ・・・。」
制服ミミ 「きゃー それは鹿せんべいじゃなくてパンフレットだから食べないで〜!」
くん 「もう行かないと点呼の時間に間に合わないですよ〜。」
翔 「兄さん達のクラスは27番先生だからやさしいけど、うちの担任は主任だから
点呼に遅れるとやばいよー。」
勲 「仕方が無い。四郎、歌え。」
四郎 「え?」
勲 「ただし、小声で。」
四郎 「なんで歌うの?歌えといわれれば断れないけどさ。〜♪」
ルカ 「うわ、ちょっと待て耳塞げみんな!!」
制服ミミ 「きゃー くんちゃん耳塞いでぇ」
くん 「え〜?」 慌ててくんの耳を塞ぐ勲。(自分は四郎の友人なので耳栓常備)
勲 「・・・鹿タンが一斉に逃げていく・・・。ごめんな鹿タン。」
ルカ 「野生の本能だな。」
翔 「生命の危機を感じたんだね。」
四郎 「いつのまにか動けるようになったじゃん。さあ、点呼場所に移動しようぜ!」
>344の数時間後。やっとSigeのドリームトークから開放され、女神がいるという貴賓室にやって来る荒夜と白鳥。
部屋に入ると、女神だという少女が眠っている寝台で、寄り添うようにシンディもうたた寝をしている。
荒夜 「おっと、これは失礼。レディたちの寝込みを襲っちまったぜ。
・・・よっぽど疲れてたんだな。ミス・シンディ」
遠夜 (悪いという自覚があるなら。部屋を出なさい。荒夜)
荒夜 (腐ってもSigeの本拠地だからな。内緒話できるのは、ここしかなさそうだぜ。
・・・まあ、役得ってことで)
白鳥は、険しい顔をしている。
白鳥 「健様ではない。もちろん、美加様でも・・・。美加様の姿をしているけれど。
美加様の守護の強い、この少女はいったい・・・?」
荒夜 「お前の主人ではないわけだ。だったら、Sigeのいうように、里常設展示にされても問題ないんじゃねーの?」
白鳥 「この子にだって、帰りを待っている家族がきっといます!
そんなこと、許されていいはずがない!」
荒夜 「じゃあ今から、ひっさらって逃げちまうか? 俺は、その名も知れた怪盗荒夜。
可愛い女の子の一人や二人、何とでも・・・
確かに、何重にも引かれた里の守護結界と、物理的なセキュリティはちょっと難物だけどな」
そのとき。不意に、眠っていた少女が、口を開く。
なぎさ? 「しらとり。よくここまで、たどりつきました」
白鳥 「美加様!美加様なのですか?」
なぎさ? 「このこの、ゆめをわたっています。わたしに、いま、ちからはありません」
白鳥 「美加様! しっかりなさってください!」
なぎさ? 「このこをまもって。おねがいします・・・」
白鳥 「美加様!」
少女は、また眠りに落ちていく。
荒夜は、珍しく真剣な表情をしている。
荒夜 (これが女神・・・)
眠のの 「ここでは沢山のブツゾーを見てるけど、眠り目仕様の人が多いわね。
一人位スカウトして帰ってスウィートドリームで働いてもらおうかしら」
巫女のの 「眠のの、国宝をお持ち帰りしてはいけないわ」
セシル 「国宝じゃなくてもあの店内で可愛い制服着てウェイトレスして回る菩薩像ってシュールすぎるよ」
キャプテン 「持ち帰るんならグレート・ブッダにしようぜ。
あれ、ここに置いておいても動かないらしいしさ。
持って帰って博士に改造して動かせるようにしてもらった方が世のため人のためだろ」
眠のの 「あんなの店内に置けないじゃない」
巫女のの 「船に乗せたら沈んでしまいそうですよ」
セシル 「というか博士って誰」
眠のの 「そういえばこのスレってマッドサイエンティストキャラが居そうで居ないわね」
キャプテン 「マッドマジョなら黒いのと白いのが居るんだけどな」
巫女のの 「皐月ドルパで登場する新人さんに期待ですね」
セシル 「それは期待していいものなのかな」
グレート・ブッダはキャプテソの指令で海を割って海底から登場するのだろうかと考えてたら
昔見てた学校のプールの下から巨大ロボが出てくるアニメ(タイトル忘れた)思い出した。
遠夜に白衣着せたら似合いそうジャマイカ?あのボサ頭も学会前の徹夜明けって感じで。
注意)『修学旅行』班とは、時制がずれています。
里組は、まだ前夜祭があった日の深夜です。
白鳥の叫び声で、シンディは目を覚ます。
シンディ 「ごめんなさい。眠ってしまっていたのね。Sigeのご高説拝聴してくれて助かったわ」
荒夜 「あんたのためなら、何でもしてやるけど。これだけは、二度とごめんだな。
遠夜に押し付けてやろうと思ったのに、奴は両手で耳をふさいで、出てきやがらねーし」
シンディは、微笑する。
シンディ 「店長さんらしいわね。皆さん、ご苦労様。
14番がいっていた、例の計画は本当なの?」
白鳥 「明日、里の庭に降臨台を特設して。『女神降臨の儀』とやらを行うつもりのようです。
そんなこと、させられない!」
儀式が成功すると。この、女神の姿をした少女は、里の結界からでられなくなってしまう。
女神の不調にかかわりのあるらしい少女が、Sigeの手に落ちることは、避けなければいけない。
シンディ 「どうするつもりなの? 私の魔力では里の結界を破ることは無理だわ。
特に今、私は力を使い果たしている。せめてもう少し休息しないと」
荒夜 「お嬢ちゃん一人盗めないようじゃ、怪盗の名折れだがな。
・・・やばい。東の空が白んできた。ドリームトークが長すぎたせいで」
夜は、彼の絶対の守護。日の光は、力を半減させてしまう。
シンディ 「どうやら、女神様降臨の儀式本番に賭けるしかなさそうね」
白鳥 「力を貸していただけるのですか?」
シンディ 「ここまで来て。知らん顔したら、後味悪いじゃない。
Sigeがどんな顔をするか、見ものだし」
荒夜 「儀式はイベント終了後、日が暮れてからだったな。
そいつは助かる。りおお嬢ちゃんとの約束が・・・」
シンディ 「チャイナ娘? みんな来ているの?」
荒夜 「民族大移動さ。おい、中の人! 金閣寺見学はもちろんだが、俺の代わりに仕込みもやっておけよ!
夜は暴れさせてもらうからな!」
>373
ライジンオーだね。
漏れも見てた。
>357の続き
キラちゃんたちの『天使を拾った』発言を受け、喫茶店で待ち合わせをする約束をした闇ミカたち。
先に、キラちゃんたちは店にたどり着いていた。
ベイベキラ 「ゆきちゃん、桜のババロアは食べるかな?」
ゆき 「うわ〜い! ゆきは、甘いもの大好きでしゅ。美加しゃまがいつもケーキを焼いてくれて、
さかきちゃんが、『少しだけですよ! 食べた後は歯磨きもね!』って。
・・・さかきちゃん、会いたいでしゅ・・・一人で、泣いてるかもしれません・・・」
突然しょんぼりしたゆきに、あせるキラちゃんs。
ピエロキラ 「ゆ、ゆきちゃん! 私の抹茶セットの桜餅、食べてもいいから!
私、甘いものそんなに得意じゃないし!」
ベイベキラ 「私のババロアも食べていいよ! なんならもう一つ注文するから!」
店に入ったゴスサラ一行。
闇ミカ 「ほんとだ・・・天使だよ・・・あ、僕は抹茶カステラパフェ」
ゴスサラ 「ずいぶん小さいわねえ。あたしたちの知ってる天使よりも。あ、抹茶ぜんざい下さい」
ミシェル 「・・・抹茶単品で」
ゆきはミシェルに気が付くと、笑って手を伸ばす。
ゆき 「なぎさちゃんの、大切な人でしゅね。なぎさちゃんの心に、お兄しゃんの姿がずっと映ってましゅた」
ミシェル 「なぎさちゃんを! 知ってるんですか! 」
ゆき 「いっぱいいっぱい風が吹いて、目を開けられなくなって、ゆきはなぎさちゃんの手を離してしまいましゅた。
なぎさちゃんが、もう泣かないように。探しに行かないと」
ミシェル 「僕も彼女の行方を捜しています。いったいどこに・・・」
その時、店のテレビに>331で映ったのと同じ映像が流れる。
がたん、と席を立つミシェル。
ミシェル 「なぎさちゃん!」
闇ミカ 「今、変な画像が入ったけど。どっちかというと、君の初恋の人に似てた気が」
ミシェル 「なぎさちゃんです! 今、あの姿をしてるんです!」
ゴスサラ 「・・・里のそのイベントに関係があるのかしら」
ベイベキラ 「行ってみましょう、ゴスサラちゃん!」
ピエロキラ 「今日の夕方にイベントは始まるみたいよ。まだ、間に合うわ」
ミシェル 「里に・・・なぎさちゃんが・・・」
1、27番先生のお説教3時間
2、お坊さんのありがたいお説法3時間
3、sige様のドリームトーク3時間
この三択だったら1番かな。
抹茶カステラパフェ…『つ』のつく店だろうか。
一度行ってみたいなー。美味そうだ。
>377
普通に2番がいいでス。3は勘弁w
2は人格が向上しそうですが、3は人格が破壊されそうです。
>>373 >>375 プールの下から巨大ロボときいて、マジンガーZしか思い浮かばなかった漏れって…、
ううう…。
お寺にて禅の修業体験中の学生s。
僧侶 「喝ーーーーーー!!」(ビシッ!!)
寝ルカ 「痛!」
眠のの 「痛いわね!何するのよ!」
僧侶 「お主ら今寝とったではないか」
ネルノノ 「「元々こういう顔なんです!!」」
僧侶 「ぬ、それは失敬。こっちの色白の彼も元々閉じ目顔なのかね?」
27番 「あ、それはただ寝てるだけなので容赦なく喝を入れてやって下さい」
>379
荒夜 「じゃ夜通しsigeドリームトークを聞いちまった俺は人格破壊済みって事かよ!?」
シンディ 「あなたは大丈夫でしょう。これ以上壊れようが無いし」
遠夜 (毒をもって毒を制するとも言いますからね…)
白鳥 (わ、わたしも聞いてしまったんですがorz)
僧侶「むむ、一点の曇りもない心。おぬしなかなか素養があるな」
巫女のの「ありがとうございます」
寝ルカ(禅寺によく巫女さんを入れてくれたな…)
僧侶「そこ、心が乱れたぞ!喝!」(ビシィ)
寝ルカ「痛っ!」(いけないいけない)
僧侶「喝!」(ビシィ)
キャプテソ「何の!」(振り返りざまに腕で受け止め)
27番「キャプテン、そこは防御じゃなく甘んじて受けるところだ」
僧侶「喝!」(ビシィ)「喝!」(ビシィ)「喝っ!」(ビシィ)
ルカ「何すんだよ、別に俺寝てねーぞ!」
僧侶「寝てるか起きてるかの問題ではない、おぬしらの心に巣食う
煩悩を払っておるのじゃ」
セシル「もう背中がマヒしてきた…」
四郎「今夜は温泉しみそうだな…あー、昨夜は惜しいことした」
ルカシロセシ(((アナイス……)))
僧侶「喝!!!」(ビシビシビシ)
ルカシロセシ『いでーーーーーーーーーー!!!!!!』
巫女のの「…108つじゃ足りなそうですね、皆様の煩悩は(溜息」
>>380 マジレスするが、マジンガーのはプールぢゃなくて、汚水処理場ですよ(・∀・)
という漏れが思いついたのはトライダーG7だったり・・・。
>383
お坊さんの方が大変そうだな。
がんがれお坊さん。
>384
自分はライディーンだったさ…はは……
割れるのは水じゃなくて岩だけどさ…
>>386 トライダーも、出撃するのは近所の公園だったか・・プールじゃないよね(苦笑
ライディーン、超合金欲しかったな・・・。 。・゚・(ノД`)・゚・。
サンダーバード思い出したorz
戦隊ものだったら、
赤:キャプテン
ピンク:13ミミ
ブラックとグリーンとイエローが想像つかない。
>388
思いっきりハイ黒の影響入ってるけど
赤:四郎
青:つかぽん
黄:まだ見ぬ4人目
黒:イサ
桃:純
>388
赤 キャプテン
黒 イサ
緑 ヒューイ
桃 13ミミ
黄 純(または白でアナイス)
自分はこんな感じかな?
>>389 てことは、まだ見ぬ4人目は、昼間っからカウンターで大盛りカレーを貪ってるのだろうか(・∀・)
>390
緑=ヒューイ
ここだけ凄く浮いてる気がするんだけど何か元ネタがある?
緑が子役だった戦隊があったとか
いや、子役っていうか漫画のゴ/レ/ン/ジ/ャ/ーがちびだったからなんとなく
海洋戦隊パイレーツファイブ
レッド:キャプテン
ブルー:教室
ブラック:ニコラウス
イエロー:シルビー
ホワイト:巫女のの
長官またはおやっさん:レオナ
自分的にはこんな感じ。
仮面ライダーはミシェルでおやっさんはリヒト。
>>390 白(もちろん桃でもおっけー)でアナイスきぼん(・∀・)ノシ
戦隊ものじゃないけど
昔日曜の朝にやっていた少年探偵団みたいなのミニッコで
やったら可愛いかもと思ってしまったw
怪盗荒夜をミニッコ達が子供ながらのアイディアや武器で
捕まえようとするの
どの色を使うかと女性を何色にするかで
戦隊見てた年代がわかるな。
秘密基地のオペレーターで、制服ミミナナきぼん。
巨大メカ発進!とか、アナウンス入れるの。
個人的にはキャプテンにはむしろブラックであってほしい。
>396
怪盗がオファーを即答で断りそうだなw
レッドは熱血空回りなルカがいいなー
ブルーは寡黙な力自慢のイサイサ、
グリーンで存在が微妙なつかぴょんか黒でニヒルで地味に強いニコ、
イエローは白兵戦で活躍する13ミミ、
ピンクはメーザーアイを使う眠のの。
キャプテソは基地で指示を出す上司っつか現場監督で、
医務係兼メカニックにレオナまたは巫女のの、
食堂のおば…お姉さんに綾、オペレーターはミミナナショウ。
…はっ、つい真剣に考えてしまったorz
荒夜がオファーを受けてくれそうな企画として
荒夜:ルパン
シンディ:不二子ちゃん
まで考えたけど他が全く思いつかない。
友達少ないな怪盗…
敵か味方か分からない、危機の時現れては助けて去っていく(色未定)遠夜。
実は敵幹部・荒夜の生き別れの兄弟だった! とか。
次の長編は戦隊モノですか?w
戦隊もの、雑談のネタとしては面白いんだけど
実際長編化するとしたら登場人物が限られそうなのがビミョンだな。
>403
今の長編ネタをちゃんと消化してから長編化の話してくれ
雑談や単発としては楽しいけどさ
ネタとして、戦隊の構成とか、必殺技とか、巨大ロボットとかのセテーイやってみて
うまくいったら一話完結ぐらいで投下して。
セテーイであれやこれやと遊んで、まとまらなかったらそれはそれで、しかたないというか、おもしろいかとおも
でも結局巨大化する怪人の役を誰もやりたがらずおじゃんになってそうなんだがw
こうやって雑談で何色は誰がいいとか言ってるだけだから面白いって気もしてきた。
修学旅行、日程のどこまで進んだかわからなくなってきたよ…
ヒマつぶしに2ch人形板を読んでいるVたま。
V 「戦隊ものの話なんて面白そうじゃな〜い☆
…でも、誰もホワイト役にこの明らかにイメージカラー白のVちゃんを推薦しないのはどういう事!?
かくなる上は、自分でメンバーを集めて戦隊を結成するしかないわね…」
V 「…というわけで、皆に集まってもらったんだけど」
esのの 「何、のの一族集会じゃなかったの?」
V 「そうとも言うし、違うとも言うわね。
今日からこのメンバーで『美少女戦隊ののレンジャー』を結成するわ☆ケテーイ!」
眠のの 「美少女戦隊って…」
13のの 「それを名乗るのは羞恥プレイ以外の何物でもないわね」
巫女のの 「長老のおっしゃる事ですから最後までお聞きしましょう。
戦隊と言っても配役はどうなっているのでしょう?」
V 「もちろん私がホワイト。esちゃんがブラック。眠ののちゃんは水色のデフォ服だからブルー。
巫女ののちゃんは緋袴がデフォ服だからレッド。13ののちゃんは消去法でイエロー。
リーダーはレッドだから巫女ののちゃん。
衣装はこんな感じ(と言ってセーラー月のパクリっぽいコスチュームラフを見せる)
以上、何か異存は?」
巫女のの 「大有りです!どうしてよりによって私がこんな恥ずかしい戦隊のリーダーなのですか!?」
esのの 「V…いい年をしてこんなコスチュームを着られると思っていて?」
13のの 「私も一応これでも人妻なんで、こういう売れないアイドルのコスプレっぽいのはちょっと…」
眠のの 「私は若いからミニスカはオッケーだけど、もうちょっと高級感のある集まりにならないものかしら?」
V 「…ダメ?(はぁと)」
ののs 「「「「だ・め。」」」」
V 「…ちぇっ(´・ω・`)ショボーン」
>407
修学旅行の日程はこうだったとオモ。
初日:新幹線でキオトへ。団体行動
2日目:キオト団体行動
3日目:キオト:班別自由行動
4日目:ナラ移動・団体行動
5日目:団体行動 ←←←《修学旅行チームは現在ここ》
6日目:ナラ・班別自由行動
7日目:新幹線にてキオトから東京へ
夕方までバス観光、宿坊に帰って夕食まで座禅していた一同の男子部屋。
湯上がりの男子達、ルカ・四郎・セシルは腫れ上がった背中をさらし、うつ伏せのマグロ状態。
四郎 「いててててててて……」
ルカ 「なんで俺らばっかこうなんだよ」
寝ルカ 「煩悩のカタマリが何を言ってるんですか。自業自得です」
キャプテン 「おまえら背後に隙がありすぎだ。帰ったら特訓してやる」
セシル 「それよかさ、つかぴょんは何で喝入れられなかったんだろう」
ルカ 「そーだそーだー! 煩悩ならつかぴょんが一番だろ」
司、膝を抱えて壁に向かって泣いている。
司 「綾さん……ウック…明日は自由行動… 今度こそ綾さんに…グスン」
寝ルカ 「ああまで運が悪いと、逆に気の毒になってきますね」
キャプテン 「四六時中、女のことばかり考えていられるものなのか」
勲 「それだ」
寝ルカ 「それが?」
勲 「頭がいっぱいで、逆に雑念が入る余地がなかったからだ」
キャプテン 「そういうものか?」
勲 「俺も境内のネコタンのことで、頭がいっぱいだった」
寝ルカ 「……そういうものですか。ところで今時間は女子の入浴タイムだけど」
四郎 「おーし! 今度こそアナイスを!!」
キャプテン 「明日も座禅あるけどな」
ルカ 「座禅に負けるか! 俺達の煩悩は住職の喝よりも強い!!」
セシル 「え? 行くの??」
三馬鹿 「「「おーーーーーーーーー!!!(巻き込まれたセシル)」」」
もう止めようともせず、いってらっしゃーいと見送る他の面々。
少し後、三人が昨日にも増してズタボロになって連行されてきたのはいうまでもない。
アナイス戦隊サンバカン
アナイスを守る為だけの戦隊チーム
アナイス:アナイス なぜか毎回狙われたり攫われたりする困ったヒロイン
そして3人に助けてもらっても誰にもなびかない実は天然魔性の女
レッド:四郎 熱血少年、熱くなりすぎて行き過ぎるのがたまに傷
必殺技ドラゴンヴォイスで大怪獣もイチコロ。
ブルー:セシル 女性に優しいが優柔不断がたまに傷
得意のレイピアとダンスで華麗に敵を倒す。
イエロー:ルカ 空回り少年 たまにどころかすべて傷
必殺技ゴールデンフットで敵を蹴り倒す
ブラック シャーク:キャプテン 敵の首領 でも実はブルーの生き別れの兄(弟?)
サーティンミーミ:13ミミ 敵の女幹部 レッドをなぜか目の敵にしている
司令官:叔父様 三人をこき使ってアナイスを守るが最終的には美味しいとこ取り
もしかしなくても三人の最大の敵はこのオサーン
主題歌:「アナイス戦隊 サンバカンのテーマ」 歌:ミニッコハーモニー団
サンバカンいい!
自分ゴレンジャーよりもそっち世代なのでツボりましたw
職人様GJ!
サンバカンの元ネタって何?
>413
太陽戦隊サンバルカン
だとオモ。
>>413 サンバルカンじゃないかな。三人ヒーローの元祖の。
ホワイトストーンズを思い出した自分は道産子。
地域限定ネタすまん。
何故か解らないけれど、
宇宙刑事な遠い夜の人が頭の中で若さについて歌い始めた・・・
チャイナりおがあの格好をするのかと思うと眩暈すらしてきた
寝ルカ 「同じルカとして恥ずかしいよ、ルカ」
勲 「同じ東京少年として恥ずかしいぞ、四郎」
キャプテン 「同じ血を分けた兄弟として恥ずかしいぜ、セシル」
ルカ 「(ボロ雑巾のようになりながらも力強く立ち上がり)フッ、こんな事もあろうかと。
今日は二段構え作戦を仕掛けてあるぜ」
寝ルカ 「(あんまり聞きたくないなあ)何、二段構え作戦って」
ルカ 「女子の行動圏内に隠しカメラを仕掛けておいた」
四郎 「グッジョブ、ルカ!で、行動圏内って!?」
ルカ 「これだ」
ポケットからビー玉のようなものを取り出すルカ。
四郎 「何だそりゃ?」
勲 「こまめタンの目玉!!」
ルカ 「お、イサイサ鋭いな。点呼の隙に、純のこまめをちょっと拝借して
13サラ姐御から譲り受けた監視カメラ内臓アイとデフォの目玉を交換しておいたんだ」
四郎 「確かに純とこまめはお風呂も一緒寝るのも一緒!
こまめの視界に写っているものが録画されてるって事か!」
セシル 「…あれ?こまめ?」
ルカ 「どうした?セシル」
セシル 「こまめって、今日イサイサが風呂に持って入ってなかったか?」
ルカ 「は?」
勲 「ああ。こまめタンは男の子だから男湯に入りたいだろうと思って。純から借りた」
ルカ 「で、こまめは今?」
勲 「純に返してある」
一方こちらは女子部屋。
シルビー 「(ヒソヒソ)懲りるって事を知らないのかしら、あの三馬鹿トリオは」
巫女のの 「(ヒソヒソ)あんなセシル様が将来私の義理の弟に…頭が痛くなって参りました」
13ミミ 「(ヒソヒソ)明日住職さんに嫌ってほど喝を入れてもらわないとね」
純 「あーーー!!」
13ミミ 「どうしたの!?純ちゃん」
純 「こまめの目が変になってるの!」
眠のの 「目が変?」
レオナ 「ちょっと見せて。……盗撮用の小型カメラだわ」
サシャ 「盗撮!?誰がそんな事を」
シルノノミミ (………ヤツラか)
レオナ 「何が撮られてるか確認してみましょう。ケーブルでテレビに繋いで…っと。
これで再生できるかしら」
純に背負われていたこまめ。しばらくは純の背中から見た光景が映し出される。
しばらくテレビ画面を見続けているとやがてこまめは勲の手に移り、彼の胸の高さから映した光景に変わる。
勲の胸に抱かれたまま風呂に入っていくこまめ。
眠のの 「ちょ、ちょっとこの映像って」
アナイス 「まあ…男の人の入浴姿を見るのなんて、小さい頃叔父様やお父様と一緒にお風呂に入って以来ですわ」
制服ミミ 「キャー!!お宝映像じゃない!」
制服ナナ 「男だらけの温泉大会、ポロリもあるよ、ってね」
シルビー 「寝ルカ先生何処!?寝ルカ先生!…あ、キャプテンだ。すごっ」
巫女のの 「い、今けがらわしいものが私の視界に…(パタッ)」
眠のの 「お姉様、しっかりして!お姉様ー!?」
レオナ 「大袈裟な。単なる男性の人体じゃない」
13ミミ 「(真っ赤になって視線を逸らしながら)もう!あいつら、何考えてるの!?」
シルビー 「見せびらかしたかったの?…まさかねえ」
ちょっと気の毒になってきた>ルカシロセシ
三馬鹿っつーと別な奴らも思い出すし。
>416
ひばりちゃんはアナイスとして、もみじが誰だか気になるよ(w
ルカと寝ルカのやりとりに荒夜と遠夜を感じる今日この頃。
ルカシロセシも気の毒だが13ミミも気の毒だとオモタ。
好きな男がこんなチカソ行為してるの目の当たりにしてんだもん(ニガワラ
>419
まったくなんの落ち度も無いキャプテンが
今一番の不幸物になったな・・・w
最初に覗きネタ書いたの自分ですが、改めて注意書きをもう一度。
注意:男子による悪戯半分での女湯覗きという学園ラブコメの修学旅行ネタの定番を扱ったネタです。
現実的に考えてしまうと犯罪ですので、モラルに神経質な方は完全スルーでお願いします。
くれぐれもリアルに捉えず、あくまでギャグのネタだと思って考えてやってくだちぃ。
ギャグだとわかってはいるが、これ以上ボコられる奴らを見るのも
忍びない。
三馬鹿騒ぎそっちのけで、布団にぐる巻きになり、すすり泣く司。
司 「綾さん… あやさ〜ん…… 待っていてください…ZZZ」
そこに、隣の部屋から翔が遊びに来て、思いきり司に蹴躓くが、
布団の敷き詰められた上に転がっただけで怪我はない。
翔 「うわ、びっくりした。何あれ?」
勲 「つかぴょんのさなぎだ。そのうち蝶になる」
翔 「そう。って、その説明もどうかと思うんだけど。もう寝てるみたいだね」
勲 「たぶん綾さんの夢を見てる。そっとしておいた方がいい」
翔 「言い忘れたことがあって来たんだけど。寝ちゃったなら仕方ないか。
戻るね。みんなおやすみ〜」
障子を閉める翔。
隣の部屋では、遊びに来ていた制服ミミナナが待っていた。
制服ナナ「伝言伝えられた?」
翔 「ううん、いい夢見てそうだったから放って置いた。
そんな大した話じゃないし」
制服ミミ「何だったの?」
翔 「綾ねえたち、明日帰っちゃうんだよね。
仕事始まったら忙しくなるし、1日くらいゆっくり家で休んでほしいから。
会いたがってたつかぴょんには悪いけど、帰れば会えるし、いいかと思って」
制服ナナ「ミニっこたちの引率も、大変そうだもんね」
翔 「凌がいるから大丈夫だと思うけど、ミニっこたちも疲れてきてるし。
それに、帰ってくる僕たち3人を、家で迎えたいって言ってた」
制服ミミ「いいお姉さんだね、綾さん」
翔 「うん。僕ら兄弟の自慢の姉だよ。…ハッ、何言わせるんだよ二人とも!(照)」
428 :
427:2005/03/27(日) 00:20:37
しまった。女子部屋で衝撃映像見てる制服ミミナナ出してしまった。
ご容赦下さいorz
>376の続きです。
話の流れに、もじもじと落ち着かないそぶりをしていたキラちゃんs。
お互いを肘でつつきあいながら、がたっと立ち上がる。
ピエロキラ 「あのっ!」
ベイベキラ 「ごめんなさい!」
ピエロ・ベイベキラ 「「私たちが悪かったのかも!!」」
ゴスサラに会いに天すみに行ったものの誰もいなくて・・・とここまでの流れを話すキラちゃんs。
ベイベキラ 「でも! あの薬! 本当なら1、2時間で切れてるはずで!」
ピエロキラ 「魔法陣だって、それだけでキオトに飛ぶなんて、絶対無理・・・」
ピエロ・ベイベキラ 「「ごめんなさい!!!」」
全て聞き終わったミシェルは、二人に頭を下げる。
ミシェル 「お二人のせいじゃありません。全て、僕が悪いんです。
なぎさちゃんのことで、これ以上心を痛めないで下さい。
必ず、なぎさちゃんは僕が見つけ出しますから」
ゴスサラ 「その薬って、魔界の子供の変身セットでしょう?
あれ副作用もないし、とっくの昔に作用は切れてるはずよ。
なぎさちゃんが、まだ姿を変えているとしたら、他に原因があると思うわ」
闇ミカ 「とにかく、なぎさちゃんを探そうよ。里に手がかりがありそうだよね。これから、里に行ってみよう」
ミシェル 「僕が悪いんですから。皆さんを巻き込むのは・・・」
闇ミカ 「君の悪いところは、そこだよ、ミシェル。
君もなぎさちゃんも、一人きりでいるわけじゃないんだ。
君のことを心配してる人も、なぎさちゃんのことを心配している人もたくさんいる。
どうして、一人で解決しようとするの。
こんな時くらい、巻き込んでくれよ。頼りにしてくれよ。寂しいだろ、そんなの!」
ピエロキラ (ミカノ家の御曹司・・・・以外にカコイイ!わね)
ベイベキラ (ゴスサラちゃん・・・見る目あるかも)
ゴスサラ 「水臭いわよ、ミシェル。あたしたち、たいした力にはなれないと思うけれど。
藁しべ長者の藁くらいにはなれるとおもうわ。ちょっとくらい手伝わせて」
ゆき 「ミシェルお兄しゃん。一人じゃないでしゅよ。ゆきもいましゅ」
もう一度、ミシェルは深々と頭を下げる。
ミシェル 「・・・皆さん。ありがとうございます。
一緒に来てください。某の里に」
時間は適当。宿坊での余暇時間にお坊さん達との交流を持つ学生s。
アナイス 「腰によく効くという薬膳料理の作り方を教わってきますわ」
巫女のの 「滝に打たれる修行にご一緒させてもらって参りますね」
眠のの 「ご本尊の観音像を見せてもらってくるわね」
13ミミ 「道場で拳法の手合わせをしてもらえるんだって」
キャプテン 「面白そうだな。俺も行く」
寝ルカ 「あ、僕も見学に行きます(13ミミさんの勇姿が見たいし(`・ω・´))」
道場。修行僧に借りたちょっとぶかぶかの道着姿で組み手の相手と向き合う13ミミ。
空手対拳法という異種格闘技戦だが中々の善戦を見せる13ミミ。
キャプテン 「実力はあの坊さんのが上だな。相手してもらってる感じだが」
しかしある瞬間から修行僧の動きに切れがなくなり、13ミミの胸元をちらちらと気にし始める。
寝ルカ 「急に相手の人の動きが鈍くなりましたね、って!!」
13ミミ 「隙ありっ!」
回し蹴りが綺麗に修行僧の顔面にヒットし、そのまま昏倒する修行僧。
13ミミ 「あっ!だ、大丈夫!?」
キャプテン 「あー、13ミミ」
咳払いし、13ミミの道着の胸部分を指さすキャプテン。
13ミミ 「どうかした?」
自分の胸元を見下ろし、Tシャツを着忘れていたにも関わらず
激戦で襟が大きく開いているのに気付く13ミミ。急いで胸元を掻き合せる。
13ミミ 「やだっ!気付いてたなら早く教えてよ!エッチ!!」
キャプテン 「エッチ言うな。俺だってンなもん見たくもねえし、勝負の最中に口も挟めねーだろ。
(何が原因か、鼻血を出して倒れたままの修行僧を見下ろして)
しかしアレだな、坊さんもまだまだ修行が足りねえな。なあ寝ルカ?」
返事が無いため寝ルカの方を見ると、彼もまた鼻血を出して倒れていた。
キャプテン 「どいつもこいつも。煩悩は断ち切りがたしものなり、か」
なぎさ 「ここは・・・?」
なぎさが目を覚ますと、そこは知らない部屋だった。お姫様の部屋みたいなところ。
知らない黒い髪の女の人と、なぎさの天使さまに少し似た金髪の人がいる。
シンディ 「やっと目が覚めた? もうすぐお昼よ。おなかすいたでしょう。
食べたいものはある? 何でも出てくるわよ、きっと」
優しい夢を見て、しばらくの間忘れていた。もう、家には帰れないんだ。ミシェルお兄さんにもたぶん会えない。
どうしたらいいんだろう。
少し涙目になったなぎさを見て、お姉さんが眉をひそめる。
シンディ 「まず、名前を教えてもらえるかしら。呼ぶのに不便だから。
ちなみに私の名はシンディ。こちらは、白鳥さんと言うらしいわ」
なぎさ 「私・・・なぎさです」
この名前でいいんだろうか。でも、自分にとってなぎさはなぎさでしかない。他に名前なんてない。
白鳥さんがびっくりする。
白鳥 「なぎさ・・・ちゃん!? 本当に?」
シンディ 「あら。お知り合いなの?」
白鳥 「違いますけど! 知り合いの知り合いというか。今、色々あって、探していたんです!」
なぎさ 「本当に、なぎさです。あの・・・」
ここまでの話を二人にするなぎさ。
なぎさ 「もう、この姿じゃおうちには帰れない。これから、どうすればいいのかなあ・・・」
シンディ 「何言ってんのよ!」
なぎさ 「し、シンディさん?」
シンディ 「好きな男を追いかけて、ここまで来たんでしょう?小さいのにあっぱれよ。なかなか根性があるわ。
だったら、その根性を最後まで見せなさいよ! ママに会いたいんでしょう?
ママに本当のことを話して。心配かけてごめんなさいって謝って。
それで万が一信じてもらえなかった時に、初めて悩めば良いじゃないの!諦めが早すぎるわ!」
なぎさは、びっくりしてそれからうれしくなる。
シンディさん。なぎさを心配して、励ましてくれてるんだ。・・・・すっごく良い人だ。
白鳥 「なぎさちゃんのお母さん、絶対になぎさちゃんのこと探しています。
ミシェルさんも。他にもたくさんの人が、なぎさちゃんがお家に帰れるようにがんばってます。
だから、なぎさちゃんも頑張って。きっと元の姿にも戻れます」
シンディ 「あなたを助ける計画は、もう始まってるわ。主人公がしっかりしなくてどうするの。
人がたくさんいるところに今から連れ出されるから、あなたはびっくりすると思う。
でも、観客なんて、ジャガイモかカボチャと思えばいいの。
最後まで頑張って頂戴。小さい子が泣くのは、苦手なのよ」
なぎさのわがままで。たくさん迷惑をかけているのに。お姉さんたちは、親身になぎさのことを思ってくれている。
ここでがんばらないと、本当に恥ずかしい。なぎさは、なぎさに戻れなくなってしまう。
こくりと、一つうなずく。
なぎさ 「がんばります。ちょっと泣いちゃうかもしれないけれど。でも、絶対にあきらめない」
>431に続き
修学旅行6日目早朝。
恒例のトレーニングのために起き出したキャプテンは、
修行僧達と一緒に外に出ようとしている巫女ののを目撃する。
キャプテン 「おはよう巫女のの、修行か?」
巫女のの 「あっ、キャプテン様。おはようございます。
(何故か赤くなって)はい、昨日は色々ありましたので、心身の穢れを祓おうかと」
キャプテン 「そっか。面白そうだな。俺も行っていいか、坊さん」
修行僧 「うむ。自ら心身を鍛えんとする心構え、天晴れであるぞ。付いて参るが良い」
修行僧達に率いられて山の中のいかにもな滝壷までやってくるキャプテンと巫女のの。
躊躇いなく褌一丁になって雄叫びをあげつつ滝壷に飛び込んで行く修行僧。
キャプテン 「おい、まままさかお前もあああの格好になって…」
巫女のの 「そんなわけはありません」
白衣と袴と足袋を脱いで襦袢姿になる巫女のの。
巫女ののが滝壷に飛び込むのを見てからポリポリ頬を掻くキャプテン。
キャプテン 「…そりゃそうだよな。何考えてんだ俺。
ってか俺はどうすりゃいいんだ?…まあいいか、浴衣のままで」
打たれ終わって滝壷から上がる一同。
巫女のの 「朝一番に滝に打たれると清清しい気持ちになりますね」
修行僧 「うむ。お主、中々見所が…!!」
巫女ののを見て何故か鼻血を吹いて倒れる修行僧。
巫女のの 「お、お坊さま!?大丈夫ですか!?」
キャプテン 「何だこの坊さんは……」
胡散臭そうに修行僧を見た後巫女ののに視線を向けるキャプテン。
水を吸って透けた白い襦袢が肌に張り付いて体の線を浮き立たせている。
キャプテン 「(浴衣の袖で鼻血を押さえつつ)み、巫女のの。お、お前は先に着替えて戻ってろ。
俺はやっぱりもうちょっと滝に打たれて煩悩を払ってくる。
あんたも来るよな?坊さん」
修行僧 (巫女ののから視線を背けながらコクコクと頷く)
巫女のの 「…? 朝ご飯の時間までには戻ってくださいね?」
里本部から締め出しを食らったデカ健と白蓮。
だがその場を離れるわけにもいかず、里の屋上で夜明かしをする。
デカ健 「俺様を何だと思ってる、あの連中は」
白蓮 「それは……普通、あの状態で『女神です』なんて言っても
人間は信用しないのでは」
デカ健 「実に嘆かわしい。本物と区別が付かないとは、信心が足らない証拠だ」
白蓮 「夜が明けてきました。降臨の儀は今日の夕方、雛祭りラストの
特別イベントとして行われるそうです。デカ健さま、何か策は」
デカ健 「うむ、まだ無い。だが希望はある。諦めるな」
白蓮 「……………………それって、なるようになるさってことですか?」
デカ健 「そうとも言う(・∀・)」
白蓮、手首に結わえた鈴を抱きしめて、溜息をつく。
ふと気づけば、鳴り続けていたなぎさの鈴は、音をひっそりと鎮めている。
デカ健 「なぎさの側に、護り手がついた。安心していい」
白蓮 「デカ健さま」
デカ健 「白鳥が、なぎさと接触に成功した。椿は… ちっこいのを連れてこっちに急いで来てる。
榊…あいつ何やってるんだ。まったく、肝心なときに。
ゆき… 凄いぞ、鍵となる人物と強力な助っ人を連れてきている。
初仕事なのにやるなぁ、帰ったら『たいへんよくできました』の花丸あげないと。
さて、俺らも負けてらんないね」
デカ健(というか姿は女神美加)は勢いよく立ち上がると、
いつもの不敵だがどこか抜けたような笑みを浮かべた。
デカ健 「行くぞ、とりあえずは合流だ。まだ時間はある。ええと、三人集まりゃ文殊の知恵、だっけ。
いい言葉だな。まずは一番近い榊を捕まえる!」
その頃、一晩中ゆきを探しに探して探しあぐねていた榊、
榊 「ゆき… 悪い人間に捕まっていたら… もしや魔族の手に落ちていたりしたら…
女神美加様、ゆきを…ゆきをお守り下さい……!」
マイナス思考ここに極まれりの状態で、
結局戻ってきたイベント会場の屋根の上に膝を抱えていた。
修学旅行の6日目はナラの自由行動です。
僕たちのD班は自転車を借りて斑鳩めぐりの予定なのですが、朝起きたらルカが
ボロボロになっていました。僕が寝ている間に何があったんだろう。
セシルも四郎も同じようにボロボロになっていました。
昨日の禅修行の時は居眠りしてしまい、お坊さんに肩を叩かれて、そのまま気絶したので
その後のことは覚えていません。
夕食とお風呂の時は起きていたんだけど、お風呂で寝てしまったので、カイに部屋まで
運んでもらったみたいです。
ナラの宿は山の中にあるお寺で、せっかくだから浴衣というのを着てみました。
浴衣を着るときには下着はどうするんだろうと思っていたらイサイサ…南条君が
日本古来の「褌」という下着を用意してくれていました。
前に下がっている部分の布に漢字で「色白」と書いてあります。
みんなこんなふうに字が書いてあるのかと聞いたら、「クリリンのは特別だ」ということです。
なんだか、女の子たちが変です。近衛君はキオトの自由行動からずっと変ですが、
無事に修学旅行が終わるのか、とても心配です。
ところで、シルビーが藤ノ木古墳で発掘された副葬品の展示を見るのを楽しみにしていますが、
僕たちが見ることができるのはレプリカだということは内緒です。
シルビーは運動神経がないので自転車に乗れるかどうか不安でしたが、
「自転車ぐらい乗れるわよ!」ということで安心しました。
それより、ルカがあんなんで自転車に乗れるんだろうか。
修学旅行最後の夜だし、今日くらいは甘めエピソードがあるかな。
それとも、みんな狙いに行って、やっぱりどたばたになるのかな。
楽しみ。
只今点呼中。
シルビー 「そうよ!>437が言ってる通り、今日は修学旅行最後の夜じゃない!
ここで寝ルカ先生との距離を縮めないでどうするの!」
レオナ 「(日誌書き書き)帰ったら帰ったで週の半分はうちに泊まってるけどね、あの先生」
純 「(こまめを胸に抱え)純、まだドキドキしてていっちゃんの顔まともに見られないよ」
13ミミ 「勲くんの顔のアップ、いっぱい写ってたもんね」
純 「いっちゃん、こまめが本当に好きなんだね。恋人を見るみたいな優しそうな顔してた。
あーあ、こまめ。純、こまめにやきもちやいちゃいそうだよ」
こまめ (オイラはあんなヤローよりも純さまの方が…(ポッ))
ルカ 「俺は学んだ!」
四郎 「唐突だな。何をだよ?」
ルカ 「おそらくこのスレの職人さんの多くは女性だ。
女湯覗きが成功するネタなんて書いてもらえるわけがない!」
寝ルカ (もっと早く気付こうよ、そういう事は)
ルカ 「ここは職人さんに媚…いや、職人さんが書きやすいように純愛狙い作戦で行く!
修学旅行最後の夜にアナイスとラブラブ大作戦、略して愛は煩悩を越える作戦、始動だ!
そういうわけで昨日の友は今日の敵。
今からおまいらとはアナイスを巡るライバルだ!」
四郎 「その点に関しては元々そうだったけどな」
セシル 「わざわざそれを僕達の前で宣言するフェアプレーの精神は買おうじゃないか」
クリス 「カイもあの連中の根性を少しは見習ってみてもいいんじゃないかな?」
カイ 「俺、モウかなり幸セ…」
カイの携帯電話の待ち受け画面には、制服ミミナナが携帯で撮って送ってくれた
サシャとのツーショット写真が設定されている。
クリス 「余計なお世話かもしれないけど、せっかく日常離れて旅行に来てるんだからさ。
もうちょっと目標高く持たない?」
>438
可愛いよカイ可愛いよ
カイサシャはほのぼのしてていいなあ。
カイもサシャも控えめに、だけど精一杯お互いを想い合ってるのが
もどかしくも可愛くてヨジヨジしちゃうよ!
いつもながら職人様、GJです。
噂を聞きつけ、里の庭に人(SD)が集まってくる。
Sigeがキャパ無視で人集めを行っているため、広大な里の庭(リアル里よりも数倍広いものと思われます。
もしくはリアル里の広さでも、SD縮尺ではかなり広大かと)も、大騒ぎになっている。
キオトの交通機関にまで、影響が出ているらしい。
シンディ 「ほら、できた。舞台映えメイクは得意なのよ、私」
シンディお姉さんが、夕方からある儀式というのに備えて、きれいにしてくれた。
シンディ 「ワノフ用のドレス、どれを着ても良いんですって。やっぱり女神イメージとしては・・・」
シンディお姉さん、ちょっと楽しそうだ。なぎさもどきどきする。
鏡に映っているのは、なぎさの本当の姿じゃないけれど。でも映っている女の子は、本当にきれいだ。
ドアをノックする音が聞こえる。
7番 「お仕度は整いましたかな」
知らない男の人が入ってくる。子供っぽい顔つきだけれど、目がちょっとこわい。
7番 「さすがは女神。お美しい。
今日は女神が我が某に降臨いただいたというお披露目の儀式です。
祝いを述べに集まった人々に、祝福を。
他のお言葉は、不要です」
それだけを告げると、男の人は出て行ってしまう。
シンディ 「・・・そうするうちに、永久結界を張って。出られなくする魂胆のくせに」
なぎさ 「え? どういうことですか?」
シンディ 「心配ないわ。そのなんちゃら儀式のドサクサで、あなたを逃がすつもりなの。
・・・期待してるわよ、怪盗さん」
こちらは、空の上。
椿 「や、やたー・・・あそこに見える塔は」
みどり 「キオト塔だよ! より姉と登ったことがある! 椿ちゃん、キオトに着いたよ!」
サクラ 「よくがんばりましたわ。さて、キオトのどこに行けばいいのかしら」
その時に、椿の脳裏に聞きなれた声が響き渡る。
デカ健 (天使共〜!! 全員 某の里に集合〜!!)
椿 「某の里!?」
サクラ 「里に行くのですか?」
みどり 「里って嵯峨野だよね。もうちょっとだ。がんばろう!」
チャイナりおを連れ、キオト観光をしている遠夜だが、やはりこの渋滞に巻き込まれている。
チャイナりお 「あら〜、混んでるね〜。さすがは観光シーズンね〜」
荒夜 (どうするんだよ! このままじゃ、儀式とやらに間に合わねえぞ!
ミス・シンディにいいところ見せつつ暴れられる、絶好のチャンスなのに!
それに、チャイナりおお嬢ちゃんをどうするんだ。万が一にも巻き込みたくないだろう。
俺たちの正体がばれてもうまくないしな)
遠夜 (困りました・・・)
制服ミミ 「一週間なんてあっという間ね。明日にはもう東京に帰るのかー」
制服ナナ 「修学旅行、楽しかったね。サシャちゃん達とも友達になれたし、
おやくそくも色々消化したし」
サシャ 「私も楽しかったわ。毎日学校に行くのは疲れそうだけど、
こうしてたまに学生気分を味わうのはいい気分転換になったし」
制服ミミ 「ねえ、修学旅行の定番でやってない事があると思わない?」
サシャ 「定番?(うんざりした顔になって)枕投げとかお風呂覗きとか盗撮とか、
定番ネタってろくでもないネタばかりだったじゃない。まだ何かあるの?」
制服ナナ 「男子が混じるとどうしてもそっちになるけど、女子の修学旅行の夜の定番と言ったら。
男子禁制・女子の女子による女子のためだけの」
制服ミミナナ 「コ・イ・バ・ナ(はぁと)」
サシャ 「……」
制服ミミ 「寝る前に皆でお布団にもぐって、好きな人を教えあったり
恋の悩みを相談しあったり」
制服ナナ 「普段なら聞きにくい事のぶっちゃけをこの機会に聞いてみたり」
制服ミミ 「アナイスちゃんはあの三馬鹿の誰が好きなのか、とか?w」
制服ナナ 「あはは、はぐらかされちゃったけどねーw」
制服ミミ 「まだまだ皆に聞きたいことあるよね。いつもクールなレオナちゃんには好きな人いないの?とか」
制服ナナ 「純ちゃんと勲君て付き合ってるの?とか」
制服ミミ 「巫女ののちゃんとキャプテン君て何処まで進んでるの?とか」
制服ナナ 「くんちゃんとクリス君てひょっとしてひょっとするの?とか」
サシャ 「お兄様が?ありえないわ」
制服ミミ 「やーん、サシャちゃんてばブラコン?wお兄さん取られるのはヤダ?」
制服ナナ 「サシャちゃんにはカイ君の事とかも聞きたいんだけどーw」
制服ミミ 「怒ったり照れたりしそうな人ほどツッコミ甲斐があるんだよね」
制服ナナ 「その点眠ののちゃんやシルビーちゃんみたいにオープンな人は弄り甲斐がなくてつまんないってゆーか」
翔 「普段中に混ざってると気にならなかったけど、客観的に見るとうるさいね…あの子達」
カイ 「………(早口すぎて聞き取れていない)」
ゆき 「デカ健さまの声がしましゅ! サトに集合といってましゅ。あっちでしゅ!」
ゴスサラに抱かれていたゆきが、突然声を上げた。
ミシェルを先頭に、闇ミカ・ゴスサラ・ピエロキラ・ベイベキラとゆきは
イベント会場を目前とした渋滞に巻き込まれて、立ち往生していた。
当然里を目指しているのだが、前にも後ろにも進めず困っているのだ。
ミシェル 「どうしましょう・・・このままでは間に合いません」
後ろでゴスサラ、キラsたちが無言で頷きあう。
ゴスサラ 「こうなったら、人目を気にしちゃいられないわ」
ピエロキラ 「やっぱ、魔女っていったらこれよね、ベイベキラちゃん」
ベイベキラ 「おやくそくのアレ!」
コソーリ路地に入った三人の魔女達が、片手を空に向ける。ぽん、と魔法のように出てきたのは竹ぼうきだ。
闇ミカ 「こっちじゃ長い時間は飛べないけど、直線距離で里までなら充分さ。さ、行こう!」
驚くミシェルはベイベキラの後ろに、ゆきを抱いたゴスサラの前に闇ミカが乗り、
3本のほうきに乗った一人のSDと4人の魔族SD、そしてちいさな天使は
天高く舞い上がり、一直線に里を目指そうとしたところ。
強風と共に、何者かが目の前に立ちふさがった。
同時に闇ミカがほうきから飛び降り、一瞬でカラスの羽を背に生やすと
庇うように両手を広げて間に立ちふさがった。
榊 「やはり魔族でしたか。雛祭りは天界にとっても大切な儀式。何を企んでいるのです」
すっかり面やつれカスタムの天使長・榊が、目に異様な光をたたえて羽根を広げていた。
闇ミカ 「何のことかわからないね。僕らは友人を助けるためにここに来た。
天使と小競り合いなんてやってる暇ないよ。そこ、どいて」
榊 「退くわけにはまいりません。私たちの仲間、返していただきましょう」
闇ミカ 「随分攻撃的だね。僕らの知ってる天使とは違う」
榊 「部下達と一緒にしてもらっては困ります。我が名は天使長、さ……」
ゆき 「さかきちゃん!」
ゴスサラの腕の中で、ゆきが一生懸命手を伸ばしている。
そのまま腕をすり抜けると、風に流されながらぱたぱたふよふよと空中を泳ぎ始めた。
榊 「ゆき!!」
もう闇ミカなど目に入っていない榊、ゆきを迎えるように移動し両手を広げる。
たった3日程度の筈なのだが、まるで100年会えなかったような再会シーン(片方だけ)。
ゆき 「ゆき、がんばったでしゅ。なぎさちゃんのおともだち、いっぱい連れてきたでしゅよ」
榊 「無事で本当に良かった。もう私は心配で心配で…」
ゆき 「さかきちゃん、泣いてるでしゅか?」
榊 「泣いてなどいませんよ… これは心の汗というのです……」
ミシェル「あのー。感動の再会シーンのお邪魔してしまって心苦しいのですが」
闇ミカ 「先行っていいかな。急いでるんだ」
榊 「ああ、そうでした。デカ健さまの使いでここに来たのでした。
皆さんをデカ健さまのもとにご案内します。ご無礼、お許し下さい」
ゴスサラ「お互い緊急事態だったんだし。気にしないで、榊ちゃん」
ベイベキラ「そうよ、案内してちょうだい、榊ちゃん」
ピエロキラ「一大事だものね、榊ちゃん」
闇ミカ 「怒ってないからいいよ、行こう、榊ちゃん」
ゆき 「どうしたでしゅか、さかきちゃん」
榊 「いえ…… なんでもありません……_| ̄|○ オコッテル・・・ゼッタイオコッテル・・・」
遠夜とチャイナりおが乗ったタクシーは、渋滞のため進もうとしない。
遠夜はしばし考え、決断する。
遠夜 「チャイナりおさん。すみません。このまま、宿に戻ってもらえますか?」
チャイナりお 「どーしたの? てんちょー」
遠夜 「破れない約束をしてしまったんです。だからと言って、チャイナりおさんとの約束を破って良いわけじゃない。
わかっています。・・・けれど」
チャイナりおは、少し考えてにっこり笑う。
チャイナりお 「てんちょー、そんな顔するのはよっぽどのことね。
ちょっと寂しいけど、わかったよ。てんちょー帰ってくるの、待ってる」
遠夜 「すみません。昨日もお待たせしたのに。ごめんなさい」
チャイナりお 「でも、きっと帰ってきてね。怪我しないでね。それ、約束」
遠夜 「私が、怪我をするような荒事をすると?」
チャイナりお 「・・・ううん。でも、ちょっと言いたくなっただけ。てんちょー、いってらっしゃい」
タクシーを一人で降りた遠夜。
荒夜 (で、どうするんだよ。里に近付くほど大渋滞だぜ。俺の脚でも間に合わねーよ)
遠夜 (あれをつかいましょう)
目の前にある、レンタサイクル屋の看板。
荒夜 (俺に、チャリンコこげって!?)
遠夜 (あなたのデフォ服の裾、車輪に絡ませないように、気をつけたほうが良いですね。
では急ぎましょう!)
里の屋根から、下界を見下ろすデカ健と白蓮。
7番と14番が、結界を描く準備をしている。
7番 「天蓋を全て覆う、巨大な鳥篭をイメージするのだ。
女神が飛び去れぬよう。空をうずめ尽くす」
白蓮 「・・・デカ健様!」
デカ健(in 女神美加) 「心配するな。天使たちと救い手たちは、近付いている。
最悪、あれを発動させる」
白蓮 「あれ・・・勇者の剣!」
デカ健は肯定も否定もしない。しかし、いつものように冗談でごまかす余裕はない。
白蓮 「あれは、元々デカ健様の剣。今の美加様のお体でふるうことは・・・
せめて、巫女でもいれば別ですが。美加様の巫女の気配は、キオトを徐々に離れていっています!」
デカ健 「一生に一度の修学旅行だからな。邪魔したら、かわいそうだ」
白蓮 「そんなことを言って。もしものことが・・・」
デカ健 「神に、もしもはありえない。信じてついてこい」
庭にしつらえた降臨台に、Sigeが近付くのが見える。いよいよ儀式が始まる。
デカ健はつぶやく。
デカ健 「ひいな達の祭が始まる。祭主美加の代理として。
すべてのひいなに祝福を」
シルビー 「>446でデカ健があんたの事『一生に一度の修学旅行』って言ってるわよ。
高校行かないの前提になってるけど、いいの?
でもまあ、あたし達が中学通ってるのも言ってしまえばお遊びだしね。
海賊やるにも寝ルカ先生の所に永久就職するにも学歴関係ないし、
あんただって海賊やるにもイセに戻るにものの王国の王位を継ぐにも
やっぱり学歴関係ないもんね」
巫女のの 「それ以前に、次の4月からこのスレの時間は進むのでしょうか?」
シルビー 「んー?どうだろ?去年どうだったっけ?」
キャプテン 「(去年の航海日誌を紐解き)去年は進級したな。橘家のガキ共が小学校に進学、
凌が中学に進学した話が出てる」
四郎 「進級したら、非現実的設定の連中はともかく東京少年チームと翔と13ミミは受験生じゃんか」
27番 「ネタ的にはおまいらがそれぞれの進路を思い悩む話ってのも面白そうなんだが、
気楽なネタを書きにくくなる気もするな」
寝ルカ 「このスレが再開する時に『ドラえもん方式』になりましたよね?
だから年はとらないんだと思ってました」
ミシェル 「年と言えば。僕、どうしても気になる事が」
めぐ 「何ですの?」
ミシェル 「老夫婦と言われるリヒトさんとめぐさんですが、めぐさんって何才設定なんですか?
リヒトさんは成人設定、でもめぐさんはまどかさんの後輩設定。
まどかさんはまだ大学生じゃないみたいだし、まどかさんを高校3年の年齢だとしても
めぐさんは最高で高校2年。もしかしなくても大型二輪の免許持ってる僕より年下なんじゃ」
リヒト 「ミシェル。ニッポンには『言わぬが花』って言葉がある。
余計な詮索は野暮ってものだぜ」
>447
それを言うならめぐとリヒトが結婚式もしていないのにすっかり夫婦で、
子供(ミニチョ)の話をしてる方が気になる…。
いや、いいんだけどw
10年くらい同棲を続ける内にすっかり所帯じみてきて
入籍も結婚式もどうでもよくなってしまった事実婚カポーのようだな。
荒夜は日の落ちた嵯峨野の町を駆け抜ける。自転車で。
チャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギ
荒夜 「どうしてこう、この町はこんな入り組んでるんだ!」
遠夜 「(仕方ないですよ、古の都なんですから)」
チャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギ
荒夜 「ええい、また曲がり角だ! 目的地は見えてるってのに」
遠夜 「(頑張ってください、なぎさちゃんが待っています)」
チャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギ
荒夜 「ちくしょー、手伝え!」
遠夜 「(申し訳ありません、実は自転車に……)」
荒夜 「期待してねぇよ!」
遠夜 「(………クスン)」
ライトアップされた野外イベントステージの、ライトアップが見え隠れする。
観衆のざわめきや熱狂が伝わってくるようだ。
やがて、荘厳な音楽が流れ始める。
チャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギチャリコギ
荒夜 「やばい! 始まりやがった?!」
遠夜 「(最初はシンディさんのステージです。まだ時間はあります!)」
荒夜 「ええい、面倒くせぇ!!」
ガシャーンと音を立ててひっくり返る自転車。
中の人の悲鳴をよそに、荒夜は壁を軽く蹴って民家の屋根に登る。
屋根から屋根へ、身軽に飛び移っていく荒夜。銀髪が流星のようにたなびく。
荒夜 「ここまで来れば、こっちの方が早い。あとはステージまで一直線だ。行くぜ!」
遠夜 「(申し訳ありません、貸自転車屋さん。夜が明けたら必ず返しに・・・)」
薄闇の中。ようやく見える里の姿。
荒夜 (昨日は、なんとか忍び込めたがな。さすがに結界を強化してやがる。
見物客にまぎれたほうが良さそうか?)
7番 「鼠がうろちょろと。騒がしい」
かけられる声に、荒夜は不敵に笑う。
荒夜 「某の犬かよ。お勤めごくろうさまだな」
7番 「労わっていただき恐縮だが。それなら大人しく帰っていただけないものか」
荒夜 「そうは問屋が下ろさない! って!」
荒夜の先制攻撃を、7番はあっさりとかわす。
荒夜 「さすがは、その名も知れたナンバーズ。なかなかやるな」
7番は、無表情に宣告する。
7番 「お引取りいただけないようなら。実力行使で排除する」
修学旅行最後の夜。
風呂からあがり、浴衣姿で廊下で涼んでいた勲の所にこまめを抱いた純がやってくる。
純 「修学旅行、もう終わりなんだね」
勲 「まだ遊び足りないか?」
純 「へへ、ちょっとね。でも、綾ねえの作ってくれるご飯も恋しくなってきたし
いい頃合なのかな」
勲 「俺は楽しかった」
純 「純も。皆で泊まりに来たのなんてすっごく久しぶりだもん」
勲 「そうだな。こまめタンとの裸の付き合いは楽しかった」
純 「裸の…」
衝撃映像を思い出して顔を真っ赤にする純。
勲 「どうした?のぼせたか?」
純の額に手を当てる勲。
純 「(そ、そんな事されたらもっと体温上がっちゃうよ////)だ、だいじょうぶ。
いっちゃんの手って冷やっこいね」
勲 「そうか?普通だ」
空いている方の手で純の手を握る勲。
勲 「いや、純の手の方が熱いから確かに俺の手は冷たいみたいだ」
純 (いっちゃんの手って大きい…)
勲 「今日は浴衣を着てるんだな」
純 「え?う、うん。一日くらい着てみようかなって」
勲 「似合ってる」
純 「え??そ、そ、そうかな??」
勲 「俺ともお揃いだ。次に旅行に来る時にはこまめタンにも浴衣を作ってあげてくれ」
純 「う、うん。(次に旅行に来る時って??)」
勲 「浴衣はいい…おなかに落書しやすい」
純 「おなかに落書??いっちゃん、おなかに落書してあるの?」
勲 「純は天然だな。自分のおなかには落書しないぞ。純は落書してもらいたいのか?」
純 「……??」
>451
荒夜と7番って既視感ある組み合わせだと思ったら「ハイ黒」の外伝か。
荒夜VS7番、すげー楽しみだw
少年漫画板の強さ比べ厨みたいで恐縮だが、このスレ読んでても
「このキャラとこのキャラが戦ったらどっちが強いだろう」って考える事があるよ。
魔力ランキングだと
D様V様>7番>シンディ>巫女のの>闇ミカ・ゴスサラ>マリマリ
って感じ?
>452が繰り広げられている廊下の角から、ちらちらとウィッグが見え隠れする。
シルビー『純、何やってるのよ! そこで湯あたりして倒れるフリよ!』
ルカ 『おおっ、手を握りあってる!! そこで一気に引き寄せろ!!』
コイバナ出歯亀。これも修学旅行の定番かもしれない。
シルビー『ああっ、もう。見ててイライラするわ。さっさと告っちゃいなさいよ!』
ルカ 『天然なのはお前だっつーの!』
寝ルカ 「何をしてるんですか、二人とも」
湯上がり姿の寝ルカ、二人の背後できょとんとしている。
シルビー「あ、あら、寝ルカ先生… ああ、急に目眩が…湯あたりしたのかしら」
ルカ 「(うわ、白々し!)」
テンションゴムが緩んだように、くたりと寝ルカにしなだれかかるシルビー。
寝ルカ 「それはいけない。今、レオナさんを呼んできますから、そこにいて下さい!」
ぱたぱたと足音をたてて去る寝ルカ。
シルビーは、廊下にばったり倒れたまま、置き去りになる。
ルカ 「・・・・・失敗だな」
シルビー「寝ルカ先生も天然だったの忘れてたわ・・・・」
その反対側の廊下の端。端然と座り祈りを捧げる巫女のの。
キャプテン 「どうした、巫女のの。湯上がりにここは冷えるぞ」
巫女のの「胸騒ぎがします。時系列の向こうから、助けを求める声が聞こえるのです。
微力ながら巫女として、この都… いえ、この国に住まう八百万の神の力をお借りしたく、
主神にお伺いを立てているところです」
キャプテン 「そ、そうか。邪魔したな。もう寝るわ」
巫女のの「キャプテン様…! ご迷惑でなければ、ここにいていただけませんか?」
キャプテン 「俺は構わねぇが。いいのか?」
巫女のの「わたくし一人では力不足かもしれません。一緒に祈っていただけますか」
キャプテン 「俺流でよければ、いくらでも力になるぜ」
巫女のの「ありがとうございます。では、手をお貸し下さい・・・・・・」
シルビー「こっちは覗いてもつまんないわね」
ルカ 「そだな」
シルビーとルカのコンビって結構いいな。
司&13ミミと同じく、恋愛感情皆無の男女友達関係って好きだ。
ルカは女友達は多そうだ。
で、「良い人なんだけど」どまりなんだよねきっと>ルカ
二代目ジャージ男はルカか。
四郎 「ルカやセシルがどういう手で来るか解らないがここは正攻法に
アナイスを呼び出して「アナイス、一緒に夕涼みでもしないか?」とか…。」
アナイス 「夕涼みですか?宜しいですよ。」
ぶつぶつと言っている四郎の真後ろに偶然立っていたアナイスが話し掛ける。
四郎 「…なんて言ってくれるといいんだけど。…って!アナイス、いつの間に!!」
アナイス 「夕涼みですか?庭の方が静かででしたのでいきましょうか(にっこり)」
裏庭はアナイスの言う通り静かで、誰の姿も無かった。
四郎 (月明かりの下、アナイスと二人きり…。夢じゃ無いだろうか?)
アナイス 「どうしました?四郎。」
四郎の顔を覗き込みにっこりと微笑むアナイス。
四郎 「いやっ、なんでもないっ!
(夢じゃ無い‥。修学旅行最終日悔いのないラストを送らなければっっ!!)」(`・ω・´)
裏庭にこっそりと現れるシルビーとルカ。二人の姿に気付く。
シルビー 「あら、こんな所にも修学旅行のラストを楽しむ二人の姿が。」
ルカ 「どれどれ…アナイスと四郎っ!!しまった俺がコイバナ出歯亀に夢中になっている最中に
出し抜かれたっ!」
シルビー 「あんた、阿呆だろ。」
ルカ 「阿呆って言うなぁっ!ヽ(`Д´)ノ とっ兎に角二人の邪魔をしないとっ!!」
飛び出そうとするルカをすかさず鞭でぐるぐる巻にするシルビー
シルビー 「心配しなくても大丈夫だって、ちょっと様子を伺ってみましょうよw」
その時二人の後ろから寝ルカと13ミミの声が聞こえる。
寝ルカ 「おかしいですねぇ、シルビーさんどこに行かれたんでしょう?」
13ミミ 「大丈夫なのかなぁ?ってあれ、シルビーちゃん、ルカ君。なにしてんの?」
シルビー 「シィ−、今良いところなんだから…。」
寝ルカ 「…いい所って…四郎とアナイスじゃないですか?」
自分の言った言葉に慌てて13ミミの方を見る寝ルカ。眉間に眉をよせてその光景を見つめる13ミミ。
シルビー (あら、13ミミもいたのね。イイヨーイイヨー 面白くなってきたw)
4人に気付かず話をしているアナイスと四郎。
アナイス 「ホワイトデーの時には歌を有り難う。他にも作っているの?」
四郎 「あっ、あぁ。最近は作っていなかったんだけど。…でもいま君と話をしていて
曲が思いついたよ。」
アナイス 「まぁ、どういう歌ですの。」
無邪気に聞くアナイスに照れくさそうに鼻を掻き。
四郎 「まだ出だししか思いついて無いんだけど…。歌ってみようか?」
アナイス 「まぁ、是非(にっこり)」
一同 「「「「!!!」」」」
四郎がすぅっと深呼吸をするとルカが鞭をほどこうと必死にもがき、
シルビーと寝ルカが耳栓を慌てて捜しだす。そして突然二人に向かって飛び出す13ミミ
13ミミ 「危ないっ!アナイスちゃんっっ!!」
アナイスに飛びつくとアナイスの耳を押さえる13ミミ
『ボェ−ーーーーーーーーーーーーーーーッッッ』
13ミミ 「!! パタッ」
アナイス 「13ミミちゃんっ!どうしましたのっ?!」
四郎 「ミッ、ミミ!どうした突然?オイッ大丈夫か?!」
ぐったりして動かない13ミミ。寝ルカ達も慌てて駆け寄る。
寝ルカ 「急いでレオナさんのところに連れて行かなきゃ。」
そう言って13ミミを持ち上げようとする寝ルカ。四郎のほうをチラリと見ると
寝ルカ 「お邪魔してすみません。四郎は倒れた友達の事なんて放っておいてアナイスとの夕涼みを
楽しんで下さい(にっこり)」
四郎 「ムッ、なんだよ寝ルカ、嫌な言い方するな」
寝ルカ 「気に触ったなのなら後で謝りますので、僕は急いで13ミミさんの介抱をしなくちゃ
いけないですから。心配ですから朝まで傍に付いていてあげないと。(更ににっこり)」
四郎 「なっ?!どけっ、ミミは俺が連れて行くから。」
寝ルカ 「あれ、いいんですか?アナイスとの夕涼みは」
四郎 「うるせぇ!そんな下心ある奴に大切な友人を頼めるかよっ!」
そう言うと寝ルカを突き飛ばし13ミミを抱き上げる四郎。そのまま宿の方に歩いて行く。
寝ルカの傍に近付きボソリと呟くルカ。
ルカ 「随分下手な演技だったな寝ルカ?」
寝ルカ 「なんのことでしょう?」
ルカ 「…まぁいいさ。どっちにしても寝ルカGJ!!」
シルビー 「ついでにあたしにもGJって言ってもらえるかしら?」
つかつかと裏庭に下りてくるシルビー。
四郎に突き飛ばされたままの寝ルカをお姫様抱っこする。
寝ルカ 「あの、シルビーさん…湯当たりしたんじゃ…」
シルビー 「もう治りました(はぁと)。今は寝ルカ先生を介抱しないと」
寝ルカ 「え、僕はちょっとすりむいただけで全然平気ですけど」
シルビー 「いけないわ!すりむいた所はきちんと消毒しないと!
ってわけで寝ルカ先生はあたしが連行…じゃなくて連れて行くから
あとはよろしくやりなさいよ、ルカ」
ルカ 「(寝ルカをお姫様抱っこしたまま悠々と去って行くシルビーを見送り、
残ったのが自分とアナイス二人きりなのを確認して)
お、おう!ぐ、GJシルビー!」
寝ルカ (僕の修学旅行最後の夜……本当にこれでいいんだろうか……)
アナイス 「13ミミちゃん、いきなり倒れて…どうしたのかしら。」
ルカ 「あー、湯当たりしたんだろきっと。大丈夫大丈夫。」
アナイス 「私も介抱の手伝いに行きますわ。心配だもの。」
ルカ 「いや、大勢で行ってもごちゃごちゃするから、四郎とレオナさんに任せておけばいいって。
それより、アナイス。」(真剣な顔で向き合う。)
アナイス 「なあに?」
ルカ 「君に伝えたいことがあるんだ。
今回の旅行はとても楽しかった。班は別々だったけど一緒に枕投げもしたし…。」
アナイス 「ええ、一生の思い出になりますわ。」
ルカ 「(手を取って)今度、キオトに来るときには、君と二人きりで思い出を作り…
うわぁぁぁあwせdrfちゅうふじこpl!」
ものすごい勢いで庭を駈け抜けてきた人影が、ルカにスパイダーマンの網のような
ものを被せ、すごい早さで庭の木に吊るして逃げ去っていく。
アナイス 「きゃーーーー!!どなたか来て下さい!あやしい人が!」
ルカ 「うぎゃぁぁぁ出せー出してくれー(ジタバタ)」
27番 「なんだ、どうした。何やってんの?お前。」
司 「変な格好で夕涼みしてるね…。」
ルカ 「ち が う! ちくしょー俺の最後の夜が…(ジタバタ)」
アナイス(手紙) 「叔父様、修学旅行も明日で終わりです。京都も奈良も歴史を感じる
美しい街でした。腰の具合はいかがですか?きっと今ごろはのんびりとくつろいで
いらっしゃるのでしょうね。今日は怪しい者に友人が襲われて、網に捕まって
吊るされてしまいました。あれがキャプテンが仰っていた古都のモンスターなのでしょうか…。」
カイ・サシャ、セシののもキボン
こちらは例によって出遅れているセシル。
セシル 「アナイスは何処だ?もうルカか四郎に捕まって口説かれているとか?」
アナイスを捜し歩いている途中で通りかかった本堂から灯りが漏れているのを見るセシル。
セシル 「誰だ?こんな時間に」
覗いてみると、眠ののがご本尊に向かって正座していた。
セシル 「眠のの。何やってるの?サトリでも開くつもりか?」
眠のの 「セシルこそ、何しにきたの?こんな時間に」
セシル 「あ…いや、散歩の途中で」
眠のの 「そう。ねえセシル、煩悩からゲダツなんかして楽しいのかしらね?」
セシル 「どうしたの?」
眠のの 「私は煩悩なんて沢山あるわ。女の子に生まれたんだもん、綺麗になりたいし
可愛い服も沢山着たい。奥でライバル蹴落として狙ったものを落札したら気分がいいし
美味しいものも食べたい。楽しい遊びもいっぱいしたい。
そういう事を我慢して清貧に生きるのなんて絶対嫌」
セシル 「それは普通の人は誰だってそうじゃないかな?
ここのお坊さん達だって内心そういう煩悩に引きずられそうになるからこそ
こうして山奥で出家してるんだろうし」
眠のの 「そういう欲深くて嫉妬深い自分を見つめ直すと、開き直る気持ちと一緒に
自己嫌悪する気持ちもあるの。
だって、お姉様は実際にここのお坊さんみたいに生きてきてたんだもん。
イセに連れ去られたのが自分じゃなくて良かったって思っちゃう自分がすごく嫌。
お姉様は苦労して育ってきてたっていうのに」
セシル 「逆に巫女ののちゃんが眠ののの境遇だったとしても彼女の性格上辛かったと思うよ。
人前で誇り高く胸を張って振舞ったり、常に最新の流行を取り入れて身を飾ったり、
優柔不断な婚約者を追いかけて尻を叩いたり。
眠ののが普段自然にやってる事でも巫女ののちゃんにとっては苦痛や苦労だろう。
どっちが偉い、どっちが正しいじゃなくて向き不向きだよ。
ちゃんと神様は君達にそれぞれ耐えられる運命を与えてくれたんじゃないかな。
眠ののは眠ののの立場でやるべき事をきちんとやってると思うよ」
眠のの 「セシルって結構私の事やお姉様の事、解ってくれてるのね」
セシル 「優柔不断な男ってね、物事を即決できない分長々と考えてるものだから」
眠のの 「うん、私も解ってる。思慮深くて優しくて人に頼まれると中々断れない。
協調性があって良くも悪くも周りから外れた事をしたがらない。
セシルのそういう所、好きよ」
セシルの手を握り、目を閉じて(元々閉じているが)キス待ち顔になる眠のの。
セシル (…何か、もしかして今僕達はすごく盛り上がっている!?
こういう時はアナイスが通りがかって僕がそれを追いかけて眠ののがキレるとか
何かオチが用意されているはずなのに、何も起きない。
このまま僕は眠ののと―)
眠ののにゆっくりと顔を近づけていくセシル。
その背中に
住職 「くわぁぁぁぁーーーーーーつ!!」(ビシビシビシィ!)
セシル 「痛ーーーー!」
住職 「まったく最近の若い者は!御仏の前で何をやっとるか!」
眠のの 「住職様!いきなり叩くんじゃなくて先に声かけてください!」
住職 「ぬ。途中までは自分の弱さを見つめ直す良い話をしておると思って感心しておったでな」
セシのの 「「聞いてたのかよアンタ!!」」
前座(というのはくやしいので、露払いとでも呼ぼうか)のステージを終え、舞台を降りるシンディ。
何気なく、そのまま袖から消えようとしたところ。
14番 「どちらに行かれるのですか?」
すかさず声がかけられる。さすがにナンバーズの名は伊達ではない。
シンディは、小さく舌打ちをする。
シンディ 「レディの行き先を尋ねるの?無粋だわ」
14番 「不調法で通っています。儀式が終わるまで、このままここでお待ちください」
シンディ 「あら、これで契約は済んだはずよ。私は自由だわ」
どちらも一歩も譲らない。見えない緊張の糸が走る。
シンディが艶然と笑う。
シンディ 「そんなにお姉さんに遊んでもらいたいの?いけないボウヤね」
14番 「おばあちゃん子で。年上の美しい女性には、目がありません」
どちらともなく。二人は戦闘態勢に入る。
みどり 「ここだよ。サクラちゃん。椿ちゃん。中に入ろう」
大人たちが、群れ集う足の間をかいくぐり。ミニっこたちは、ステージ最前列に近付く。
先刻まで歌のコンサートが行われていたが、終わったようだ。
司会のおじさん(実はSIGE)がうれしそうにでてくる。
SIGE 「それでは、本日のメインイベント。これから皆様初めての光景と遭遇するでしょう。
わし・・・私もどきどきいたします! それでは、お願いします!」
ゴスサラ 「・・・鳥篭?」
魔力を持たないものには見ることができない透明な鳥篭。
里全体を覆いつくし、まるで天蓋のように広がっている。
(こちらは7番作成)
闇ミカ 「・・・た○こキュ○○ー?」
その網目を埋め尽くすように。式神が埋め込まれている。
が、その式神の姿たるや。一番近いものにたとえると、闇ミカの言うように
某マヨネーズメーカーのパスタソースの宣伝にそっくりである。
(こちらは14番謹製)
ベイベサラ 「き、きもちわるい・・・、私、グロいもの苦手なの」
ピエロキラ 「ちょっとカワイイけど。これじゃ中に入れないわね」
ゴスサラ 「見えないものには無効。これが見える魔力があるものだけを阻む、障壁」
ミシェル 「・・・僕にも見えます。何故か」
榊 「少なくとも、式神を破砕せねば。結界を通ることはできませんね(溜息)」
ゆき 「これをこわすのでしゅか?」
闇ミカ 「ミシェルが通れる穴でいい! 結界に傷をつける! 時間がない!」
7番の隙を探っては突破を図ろうとする荒夜。
身のこなしの素早さでは荒夜が勝るが、7番は瞬時にその動きを読んで
魔術の盾を発動させ荒夜の行く手を阻む。
遠夜 (大丈夫なんですか?押されっぱなしですが)
荒夜 (うるせーな。ここはヤツの本拠地。言ってみればあっちがホーム、こっちがアウェイだ。
それに、魔術の盾や結界を生身で打ち破るのは難しいんだよ!
くそっ、こんな事ならどっかの仏像から金剛杵でもパチってくれば良かったぜ)
脳内で愚痴をこぼす荒夜。
その時、何者かが荒夜の脳に直接声を響かせてくる。
??? (魔術を打ち破れる武器があればいいのか?)
荒夜 (あ?)
??? (力を貸す相手がてめえだってのはいけすかねえが、
俺が助け手になれる相手がてめえだったってんなら仕方がねえ)
荒夜 (海賊ボウヤかよ!何でお前が俺の頭に語りかけてくる?)
キャプテンの声 (これは俺の力じゃねえけどな。時系列の向こうで助けを求める者、
その力になろうと祈ってみたらお前の脳内に飛ばされたってわけだ)
荒夜 (送り手は巫女のお嬢ちゃんか。こっちこそボウヤ達に力を借りるのは癪だが
ミス・シンディのためだ。手段は選べねえ。お前の力を受け取ってやるぜ)
キャプテンの声 (よし、手を出しな)
脳内会話は現実時間の1秒にも満たなかった。
荒夜の手に、キャプテン愛用のサーベルが具現化する。
キャプテンの声 (魑魅魍魎対策として聖別してもらってある。魔術にも十分に対抗できるはずだ)
荒夜 (礼は言っておく。借りはいつか返させてもらうぜ)
ぶん、とサーベルを一閃する荒夜。
7番の出現させていた魔術の盾に皹が入り、砕け散る。
にやりと笑って唇を舐める荒夜。
荒夜 「こいつはいい。さて、第2ラウンド開始だぜ。某の犬?」
縁側でぼーっとしている二人
サシャ 「楽しい旅行だったわね。同年代のたくさんの人達と一緒に過ごすなんて初めてだったし。
今まで苦手だと思って避けていたことも、やってみると案外いいものね。」
カイ 「俺モ。同年代の友人がタクサン出来た。楽しかっタ。」
サシャ 「カイ、もしかして学校に行きたいの?」
カイ 「…俺、もっと勉強シタイ。日本語も英語ももっと上手くなっテ、皆と話がしタイ。」
サシャ 「いいわ。仕事には穴を開けないでね。」
カイ 「アリガトウ。」
サシャ 「この庭も今夜が最後ね。」携帯カメラで撮影する。サシャの携帯にはカイと
同じ待ちうけ画像が…
カイ 「ソノ画像…。」
サシャ 「(慌てて)ああこれ。別に深い意味は無いんだけど、制服ミミちゃんとナナちゃんが
せっかく撮って下さったから。新しい友人の好意を無にしたら悪いし。」
(後ろ手に携帯を隠す。)
「カイはどう思うか分からないけど、私は気に入ってるの。お兄様に言っちゃいやよ。
あの人またいろいろ余計な事を言うんだから。」
カイは、俺モその画像待受けにしたよ。と自分の携帯を見せようとして、やめる。
カイ 「ワカッタ、言ワナイ。」
また黙って縁側から庭を眺める。何も言わないことが、どんな言葉を交わすよりも
心を伝え合う二人だった。
ノ
(゚Д゚)
( (7
< ヽ
荒夜かこいいよ、荒夜(;´Д`) ハァハァ
ラウンド2も(;´Д`) ハァハァさせてくれよ、荒夜。
自分的にはあのカッコで地道にチャリンコこいでる時の方がぐっときた・・・腹にww
今、コナン見ていて「荒夜ってこんなんだろうか」と思っている自分がいますorz
今更荒夜を欲しくさせるスレはここですか?
荒夜 「お嬢ちゃん達、今さら俺様の魅力に気づいたのか?ちょいと遅かったぜ!」
遠夜「スレ住人の皆さん、どうか余り怪盗を調子づかせませんよう」
今日天すみで「勲の椅子」にかっこつけて座っているイサイサを見た。
その膝にこまめタンは無理としても猫ぬいぐるみを乗せたくなった。
イサイサが持ってた携帯の画面に猫の待ち受けを想像してつい覗き込んだ。
叔父様スレ設定が骨の髄まで染み込んでいる自分を実感した。
漏れはこのスレ見てキャプテンが欲しくなってきたよ。
ぬっちゃけ公式設定はモニョだが、このスレのキャプテンはカコヨクて純情で大好き。
シンディ、アフターあるんだよね。
夜の人(昼)いるんだよ。揃えるべきだろうか…orz
つか、部屋のスペース的には、ゆきしかもう置けない。
クリス 「結局、3人のうち誰もアナイスを落とせなかったのか」
ルカ 「お前、結構すごいこと口にしてるぞ。
なんでかいつも邪魔が入るんだよな。何かのたたりなのか?
寝ルカはシルビーとイイコトをしたみたいだけどな」
寝ルカ 「してないってば!誤解されるようなこと言わないで欲しいな!」
シルビー 「あら、あたしは誤解されてもかまわないわよ(はあと)」
キャプテン 「っていうか、シルビー、お前いつのまにくんと席を代わってるんだ?」
シルビー 「どうせ、くんはもうおネムなんだから、クリスのところにおいとけばいいのよ」
純 「シルビーちゃん、いいなあ。純もそっちに行きたい」
勲 「俺が純と席を交代してやろう」
ルカ 「イサイサ、それは違うだろう!俺がイサイサと交代するよ。
本当はアナイスのところに行きたいけど」
クリス 「僕がイサイサと代わろうか?」
ルカ 「お前はいいからそこで寝てろ」
クリス 「まだ眠くないけどな」
四郎 「セシル、聞いたか?敵は戦線を脱落した。つかぴょん、俺と席を代われ!」
セシル 「待て、昨日の紳士協定を忘れたか?抜け駆けはイクナイ!」
四郎 「あれは最後の夜ってことで」
セシル 「だとしても、ルカが純ちゃんのために譲ってるのに、兄として何も感じないのか?」
四郎 「純が何だ?」
セシル 「鈍い、鈍すぎる!純ちゃんが誰を好きか知らないのはクラスで四郎とイサイサだけだ」
四郎 「イサイサは鈍いからな」
司 「グスン、綾さんに会えなかった…俺だけが綾さんに…」
クリス 「あれ、珍しい。カイ、寝ちゃってるの?」
サシャ 「もうっ!これじゃボディカードの役にたたないわね!」
翔 「社長、知らないの?見回りの先生がいなくなった後で、いつもカイは社長の部屋の前で
番犬やってたんだよ」
サシャ 「え?」
クリス 「しばらく寝かせてやったら?どうせ、帰ったらまたこき使うんだろう?」
サシャ 「わ、わかったわよ。今だけよ」
>>475 このスレに出会ってしまったことがきっかけで、
アフターにタリんで怪盗をお迎えした漏れちゃんがいるスレです。
このスレの職人様の力作がきっかけで
おながいスレにてとあるSDを譲ってもらった。
みんなにありがとうと言いたい。
漏れはSD持ってなかったけど、読み物として面白いのでこのスレ読んでて
とうとう初SDをお迎えしてしまいますた。
叔父様スレ……恐ろしい子……!(白目)
>484
初お迎えおめ!
ちなみに誰?
アナタンです。叔父様です。
最初で最後のSDのつもりだったのに
今、ミニっこも欲しくてたまりません。
美加タン…ハァハァ
488 :
もしもし、わたし名無しよ:2005/03/28(月) 23:14:06
ミニっこいい(らしい)よぉー。
わらわら増える(らしい)よぉ〜お迎えしちゃえ〜
俺はシンディに走るか5月まで待つか苦悩中。
489 :
488:2005/03/28(月) 23:15:08
ageてしまった・・・
すません、吊ってきます・・・
懐かしいなあ一年前
福岡ドルパの時点ですでにネタにされていたキャプテンがほしくて
前日に参戦決意して京都で朝からタリんだ事思い出した
今では我家のリーダー核
当時は一年後にあんなトンデモ設定になるとは思ってもいなかったキャプテン…(遠い目)
492 :
@船長:2005/03/28(月) 23:32:03
>491
…そうだな(遠い目)
私は翔オーナーだけど、ここのスレの翔見て「おばあちゃんのアイドル。。。
氷川きよしのような奴なのかも。。。」
なんて自分ちの翔を見てついつい思ってしまいます。
>>282のネタを読んで今更旧スキンの教室君が欲しくなってしまった漏れガイル。
レス数はそこそこ進んでるのにネタが落とされてないのは上がってるからか。
怪盗人気あるな怪盗。
また人気投票やったら上位に食い込む…のか?
運動会編あたりでミニ美加熱にあてられ、眠り美加のコピーがストライクだった。
ミニ美加とはちょっと違うけど、ママンのあったかマフラーが
叔父様スレの影響で形見にしか思えなくて、不憫でお迎えしてしまった…。
うちには綾も翔も凌も四郎もアキラも健もいないのだが…(;´Д`)
どちらもこの場で大技を振るうわけにも行かず、小競り合いが続くシンディと14番。
シンディ (ここで足止めを喰らうのはうまくないわ。
この里に魔力を持った者の侵入を阻む結界が張られた。
入ろうと試みている者の気配を感じるけれど、このままでは儀式に間に合わない。
怪盗さんも苦戦してるみたいだし、私一人の力じゃこのエージェントを片付けても
事態の収拾は難しい…こまったものね)
??? (力が必要でしたら、私のをお使いください)
シンディ (その声とこの霊力、巫女ののお嬢サンね)
巫女のの (はい。お久し振りです、シンディ様。時系列の向こう側から失礼します)
シンディ (いいタイミングよ、お嬢サン。巫女であるあなたの力があれば、あれを試せるわ。
あなた、今倒れても大丈夫な状態?その力、ごっそり借りることになるけど)
巫女のの (構いません。後は寝るだけですから)
シンディ (上等よ)
戦闘の構えを時、目を閉じて胸の前で軽く手を組むシンディ。
14番 「何を始めるつもりです?歌姫」
シンディ 「ここに神を降ろすのよ。本物の神をね。
………そこの屋根の上で燻っている神様。私の歌に応えて降りてきなさい。
そんな悪趣味な式神と結界など破って、さあ!」
歌い始めるシンディ。
シンディ自身の歌声の持つ魔力と時空の向こう側から流れ込んでくる巫女ののの霊力を併せ、
再び天上から光が射しこんでくる。
14番 「本物の神?何が狙いだかは知らないが、今そちらの思惑を通すわけには…」
シンディの注意を妨げようと14番の掌から魔力の弾が散弾銃のように放出されるが、
霊力の結界がシンディの周囲を守り魔力の弾を跳ね返す。
巫女のの (美加様の存在を悪用しようとする某の企み、見過ごすわけにはいきません!
健様、どうかシンディ様の呼び歌に応えてください!)
シンディ (さっさと降りていらっしゃい、神様!モタモタしてると怪盗さんに見せ場を食われるわよ!)
ルカと席を交代した勲が純と並んでクリスの前に座っている。
くんはクリスの隣で寝息を立てている。
勲 「クリリンは寝ないのか?」
クリス (まだ眠くないけど、お邪魔なのかな。じゃあ、ここはひとつ寝たフリを…)
寝たふりのつもりが、すぐに熟睡モードに入るクリス。
クリスが寝入ったのを確かめて勲が自由行動中に入手した紳士色と筆を取り出す。
純 「いっちゃん、何するの?」
勲 「落書きだ。クリスのおなかは白いから創作意欲がわく」
不思議そうな顔をする純。勲がクリスのシャツの裾をまくりあげると…
『落書きするな』とクリスのおなかに書かれている。
>498
な、なんか一休さんみたいな話だ
力が集まってくる。
ひとつひとつは小さいけれど。なくてはならない大切な力が。
駆けずり回って、助け手を呼び集めた天使たち。
知り合いを見捨てては置けない、人よりもお人好しの優しい魔族たち。
友達を思う心だけでここまで来た、小さないとし子たち。
時を越え。空間を越え。祈りを伝える巫女の力。
そして。
ミシェル。人って面白いぞ。悩んで悩んで悩みまくれ。ふらふらとどこまでも彷徨いまくれ。
お前だけの真実を垣間見る、その時まで。
なぎさ。いっぱい食べて。いっぱい寝て。いっぱい勉強して。泣いて笑って、極上の良い女目指せ。
もちろん、俺は神だから。
デカ健 「神剣、来い」
デカ健は目を閉じ、呪文を唱える。光が降り注ぐ。光の洪水が。天と地とを結ぶ柱のように。
やがてそれは、一本の剣に姿を変える。
白蓮 「デカ健様!」
いつもより手が小さいので。両手で剣の柄を握り締めるように持つ。
デカ健 「発動」
たら○キュ○ピ○似の式神と、果てなく戦っていた闇ミカたち。
突然光の洪水が降り注ぐと共に、結界が消滅する。
ベイベキラ 「何?」
ピエロキラ 「結界が・・・消える?」
何も言わずに、ミシェルは結界に突っ込む。
闇ミカ 「ミシェル!」
ゴスサラ 「いきなさい!」
ミシェルは迷いなく走っていく。群集を物ともせず。翼が生えたように。一直線に舞台を目指して。
そこには光があふれている。
なぎさは司会の声に促され、舞台に押し出される。
轟音にも近い、群集のざわめきと歓声。様々にあふれ出す雑念の渦に呑まれてしまいそうになった時。
みどり 「なぎさちゃん!」
サクラ 「なぎさちゃん、帰りましょう!」
椿 「みんな待ってます! なぎさちゃんのママ待ってます。なぎさちゃん!」
そして、確かに。歌声がきこえた。
なぎさは勇気を振り絞り、声を出す。
なぎさ 「わたし・・・なぎさです。女神なんかじゃない」
ミシェル 「なぎさちゃん!」
その瞬間。
視界を白に染める鮮烈な光。天と地が、一本の光で結ばれる。どんな朝よりも新しい光に、なぎさは清められる。
ミシェル 「なぎさ、ちゃん・・・?」
舞台に駆け寄る瞬間までは、確かに初恋の人と同じ姿だった。
だが、今のなぎさは。
滝のように流れる波打つ金色の髪。こぼれおちる涙を結晶させたような水の色の瞳。
どんな女神よりも美しい、だが確かになぎさがいつかなるであろう未来の姿。
なぎさ 「ミシェルお兄さん!」
なぎさが舞台を駆け下りて、ミシェルのところに飛び込んだ時。もう彼女は、いつものなぎさに戻っていた。
なぎさは、見慣れた小さな手を見る。
なぎさ 「よかったあ・・・いつものなぎさだ。なぎさはなぎさに戻れたんだ」
ミシェル 「さあ、帰りましょう。ママのところに」
なぎさ 「はい!」
まだまだ後日談はたくさんあって。(荒夜お兄さんと7番さんがどうなったのかな?とか)
それも話すことになると思うけれど。先に、一番大切な話から。
東京。なぎさの家。
なぎさを待って。疲れて母は眠っていた。頬に涙のあとが残っている。
なぎさ母 「なぎさ・・・」
突然、光と共に。大切な大切な宝物が帰ってくる。
なぎさ母 「なぎさ!」
強く抱きしめる。これが本当だと確かめるために。
なぎさ 「ママ、ごめんなさい。心配かけてごめんなさい。本当にごめんなさい」
なぎさ母 「ありがとう・・・。帰ってきてくれて、ありがとう。
もう何も言わないで、いなくならないでね。
役に立たないかもしれないけれど、ママに相談してね」
なぎさ 「ママ、なぎさはずっと、ここに帰ってきたかったよ」
安心すると眠たくなる。小さな子供みたいに、ママの膝に頭を乗せる。
なぎさ 「ねえ、ママ」
なぎさ母 「どうしたの? なぎさちゃん」
今、とてもとても幸せで。なぎさは瞳を閉じる。
なぎさ 「はにゅうって。なんだろう・・・」
>502
13なぎさが欲しくなった…。
むちゃくちゃ美人そうだ。
>502
後日談続き
昼下がり、休憩時間になり皆でお茶の準備を始めた「天すみ」に
春風とともに一人の少女が飛び込んでくる。
なぎさ 「こんにちはぁ!」
リヒト 「おう、お嬢ちゃん、らっしゃい!
ミシェルなら、もうすぐ降りてくるから待っててくんな」
めぐ 「なぎさちゃん、ちょうど桜餅を作ったところなの。食べてってね」
なぎさ 「わぁ、ありがとう!」
ゴスサラ 「なぎさちゃん、髪に桜の花びらがついてるわよ」
闇ミカ 「ねぇ、後から新作の服を試着してくれない?
子供服の要望が多くて、今度初めて出すことにしたんだ」
なぎさ 「うん、いいよ。闇ミカさんのおようふく、きっとみんな欲しがるよー」
皆がなぎさを取り囲む中、階段から軽い足音が聞こえてくる。
なぎさの顔に、満面の笑みが広がった。
なぎさちゃんよかったね。・゚・(ノД`)・゚・。
朝から泣かせるんじゃないよ!職人さんGJ!!
ところで、
>たら○キュ○ピ○
がわからないんだけれど、普通の○ュー○ーちゃんでいいの?
>505
直リソはできませんが、「たら〇キュ〇ピ〇」ぐぐっていただくと…
ここのシンディと、なぜか映画『ヨミガエリ』のRUI(だっけ?)が重なる。
あー… アフターやばいぞやばーいーぞー。
時間は里での女神降臨の儀式に戻る。
デカ健が発動させた勇者の剣により、里に張り巡らせた結界が消滅。
7番 「くっ…今は貴様と戦っている場合ではないらしい。勝負は預けた!」
見切り早く、7番は姿を消す。
荒夜 「俺が行く前に誰かが見せ場を奪ってきやがったか。
…ボウヤ、もうサーベルの具現化はいらねーよ。すまねーな、引っ張っちまって」
そう呟くとサーベルは失せ、荒夜の脳内のキャプテンの意識も薄れて行って消える。
荒夜 「っと!こうしちゃいらんねー!ミス・シンディ、今行くから待ってろ!」
神の力がこの場に降り注ぐ中、歌を終えるシンディ。
14番は某社員として客席の混乱を収めるために既にこの場を離れている。
シンディ (これが神剣―神の振るう力。私が甘かったわ。
体の中の魔力が空になるほど力を持っていかれるなんて)
勇者の剣はデカ健の持つ切り札。デカ美加の体を借りたまま振るうには力が足りない。
それを補うために皆の力を集めた事は既に触れられているが、
中でも高位魔女であるシンディは大幅な魔力の供出を余儀無くされたのである。
(「持ってる人からは沢山もらうよー(・∀・)」)
シンディ (もう足に力も入らない。このままじゃ倒れ――)
ふらっと後ろに傾きかけた体を、誰かのしなやかな腕が支える。
意識を閉ざす直前に見たのは、白い肌と白銀の髪。
シンディ (遅かったじゃない、怪盗さん。私の歌を聴きそこなうなんて、あなた間が悪いわよ…)
禅寺の廊下に朝日が射しこんでくる。
修学旅行最終日の朝がやってきたようだ。
キャプテン (結局ほとんど完徹か)
ゆっくり目を開けるキャプテン。
全く動いていないのに、体がだるい。内側から来る疲労感と脱力感。
祈りの力で物質を別空間に具現化し続けるというのは魔力を持たない身には重労働だったらしい。
キャプテン (いや、重労働だったのは俺よりもむしろ―)
慌てて横を見ると、巫女ののが肩にもたれかかって眠っていた。
彼女もまたシンディ同様神の力を降ろすために持てる霊力を放出したのだ。
キャプテン 「起床時間になったら起こしてやるから、今はまだ寝てろ」
巫女ののの髪を撫でてから顔を上げ、外を見るキャプテン。
眩さに目を細める。
キャプテン 「…いや、惜しかったかもな。お前、朝陽が昇るのが好きだって言ってたろ?
ここから見えるぜ?すっげえ綺麗な朝陽が。
あっちが東京。今日俺たち、家に帰るんだな―…」
意識が保てたのはそこまでで、キャプテンも自分の肩に乗る巫女ののの頭に頬を預けて眠りに落ちて行った。
※リヒトとめぐが帰って来たあとの話だと思って下さい。甘酢系…?
天すみの配達帰り、堤防沿いに原付を走らせていると土手の斜面に見慣れた金髪を見つけた。
なぎさ「ミシェルお兄さん!」
ミシェル「なぎさちゃん」
後でリヒトに怒られるのは覚悟で、同じようになぎさの隣に座る。
なぎさ「昨日ね、お母さんとよりお姉さんがむかしの好きな人のお話をしてくれたの。
でもね、みーんな幸せな終わり方じゃなかった。ケンカしたりほかの好きな人ができたり
引越ししちゃったり、いーっぱい泣いたってお母さんもよりお姉さんも言ってた」
ミシェル「初恋は、かなわないものなんでしょうか」
なぎさ「なぎさにはわかんない。でもね、お母さんが最後にひとつだけ幸せなお話をしてくれたの。
お父さんのお話。
たくさん恋して、たくさん泣いても、そのぶんだけ『イイオンナ』になれるんだって。
だからお父さんと最後に恋して、なぎさが生まれたんだって」
ミシェル「…………」
なぎさ「お母さんはね、『だいじなのは最後の人だ』って。いろんな人に出会って、
最後に誰を選ぶかが一番だいじなんだって。
だからね、なぎさはミシェルお兄さんのことは一度忘れることにします」
ミシェル「え?」
なぎさ「いろんな人に出会って、たくさん恋して、『イイオンナ』になるの。
ミシェルお兄さんがはつこいの人よりも夢中になっちゃうような『イイオンナ』に」
ミシェル「…なぎさちゃん」
なぎさ「だから、…また仲良くしてね」
ミシェル「…はい。もちろんです」
リヒト「おうミシェル、遅かったじゃねえか。また考え事してて脱輪したか?」
ミシェル「…女の子って、ちょっと見ない間にぐんぐん大人になってしまうんですね」
めぐ「あら、今ごろ気づいたんですか?」
ミシェル「負けてはいられませんね。僕も立派な大人の男になr…
は、初恋の人の気配がします!」ガラガラピシャン!
リヒト「…ありゃ一生治らんビョーキだな」
めぐ「ですわね」
旅行の興奮さめやらぬまま、新幹線は(仮)東京駅に到着。全員荷物を持ってホームに集合。
27番 「全員いるな。忘れ物はないな。いいかー、家に帰るまでが修学旅行だ。
親御さんも心配している。寄り道しないでまっすぐ帰るように。
後日、各班ごと壁新聞を作って発表会をするからな。
最後に、7日間、ケガもなく無事に終わって良かった。先生もほっとしている。
全員、この旅行で得た経験を、これからも生かしていってほしい。以上、解散!」
全員 「「「きりーつ、礼! お疲れさまでした!!」」」
四郎 「いやー、帰ってきてみると結構疲れてるな。なー、つか…? あれ、つかぴょんは?」
勲 「(指差し)あっちだ」
純 「あ、綾ねえたちだ!」
ミニっ子たちを連れた綾と凌が、迎えに来ている。そこにまっしぐらに突入していった司。
ルカ 「兄弟でも気が付いてなかったのに。綾さんセンサーでも付いてるのか、あいつは」
司 「ああああ綾さん! 只今帰りましたです!」
綾 「お帰り、向こうでは会えなかったわねー」
司 「俺のタイミングが悪かったせいです!! そうだ、これ、お土産です」
綾 「あら、気をつかわなくってもいいのよ。同じ所行ってたんだし」
司が真っ赤になって両手で差し出す細長い袋。
受け取って開けてみると、縮緬の袋に入った桜柄の扇子である。
綾 「ありがとう…とっても可愛い。大切にするわ」
司 「いつもお世話になってる、ああああ綾さんに一番似合うように、一生懸命選びました!」
綾 「ふふ、私こんなに可愛くないわよぉw でも嬉しい、ありがとうね。
そうだ、今日いっぱいみんなの好物作ったの。晩ご飯食べに来る?」
司 「喜んでうかがいます!!(男泣き)」
ミニっ子達 「「「四郎にい、翔にい、純ねえ、おかえりなさーい! ノシノシノシ 」」」
>512に入れてあげてください( ノД`)
凌 「おかえり、みんなノシ」
514 :
512:2005/03/29(火) 13:34:15
>513、そして凌… スマン・・・悪気はなかったんだ・・・orz
>512-514の流れにワロタw
行きも忘れられたよな、凌タン。
女神は、そっと目を開ける。
精霊界でも誰かの夢の中でもなく、そこは見なれた部屋。
起き上がろうとするが、身体が重い。だが、気分はとても良い。
?? 「美加…?」
すぐ近くに、自分を見つめる、自分と同じ顔があった。髪も目の色も違う、自分の双児の、兄。
女神美加 「お兄様…」
「よかった…」安堵と喜びの声が聞こえる。周りに天使たちもいるらしい。
デカ健 「今日はまだ寝てろよ、魂交換直後だし、昨日その身体で、ちょっと無理しちゃったからね」
兄の言葉に甘え、小さく頷き再び目を閉じる。
女神として、やらなければならない仕事はたまっているはずだが
今はもう少しだけ微睡んでいたい。そんな気分だった。
地上から桜の香を運んでくる天界の風が、心地よく髪や顔や、腹や太腿を撫でる。
女神美加 「………ぇ?」
美加は気力で起き上がった。
自分の身体を見ると、確かにそれは自らの身体。銀髪がさらりと肩を撫でる。
しかし。季節外れのチューブトップに腹出し脚出しミニスカート。
女神美加 「こ、これは…」
デカ健 「ん?たまにはミニもいいっしょ。職人さんが準備してくれた服だけど、
少年ボディじゃ着れないから、気にいったなら美加にあげるよ」
女神美加 「お兄様…まさか女神としてこの姿で降臨したのでは…」
デカ健 「うん。もちろん(・∀・)」
女神美加 「お兄様!!何を考えt」
美加が両手に鈴を出そうとするが、デカ健に手を握られて阻まれる。
デカ健 「あはははは。よし。それでこそ美加だ。…よかった」
女神美加 「誤魔化そうとしたってダメよ、お兄様」
デカ健 「女神様がこんなとこで無茶しちゃっていいのかなぁ?
…いいわけがない。早く力を万全にしないとだめだ」
握られていた手から、デカ健の力が美加に注ぎ込まれた。
美加の身体がすぅっと軽くなる。と、同時に、デカ健の身体が倒れこんでくる。
女神美加 「お兄様!」
天使ズ 「「「デカ健様!!」」」
周りで見守っていた天使ズが駆寄る。
デカ健は力をほぼ使い果たしたのか、無邪気な顔で寝息をたてていた。
女神美加 「無茶してるのはどっちかしら。こんな事で罰を逃れると思っていたら大間違い。
起きてからのお楽しみというところね」
天使ズ (美加様、顔は笑ってるけど怖いよ〜〜〜)
女神美加 「私は着替えてから職務に戻ります。念のため白鳥は京都某里を、白蓮は東京を見回ってきなさい。
椿はお兄様が寝たフリをしているかもしれないから、側に付いている事。起きたらすぐ知らせなさい。
榊は……あら?榊とゆきは?」
白蓮 「榊様は…」
天界、職務室。
京都での行動の罰として、たまりにたまった書類整理を押し付けられた天使長、榊の姿があった。
ゆき 「榊ちゃん、がんばるでしゅ〜。」
東京駅のホーム。
携帯で外部と連絡をとっているキャプテン。
キャプテン 「今教室君がレンタカー借りてこっちに迎えに向かってるそうだ。
八重洲口のロータリーで待ってろってさ」
シルビー 「(両手に荷物を抱えてヘロヘロ)さすが教室。助かる〜〜」
レオナ 「あなたは荷物が多すぎるわ。だから服は減らせって言ったのに」
寝ルカ 「レオナさんは旅行帰りの割に軽装ですね。お土産は?」
レオナ 「お土産なんて買うそばから宅急便で送っちゃったわよ」
巫女のの 「お土産には何をお求めになったのですか?」
レオナ 「………地酒(ポソ)」
寝ルカ 「…それは、配達にしないとそもそも未成年(に見える人)には買わせてもらえなかったのでは」
シルビー 「大丈夫よ、レオナなら制服着てても未成年ていうよりコスプレキャバ嬢痛い痛い痛いってば!」
キャプテン 「おまいら、戯れてないで各自荷物持って移動するぞ」
シルビー 「え?あたしの荷物は腕力が有り余ってるキャプテンが持ってくれるんじゃないの?」
キャプテン 「ふざけんな。俺は昨夜はほとんど寝てないし新幹線でも周りがうるさくて寝られなかったし
疲れてんだよ。自分の荷物は自分で持ちやがれ」
巫女のの 「申し訳ありません。昨夜は私に付き合せてしまったせいで。
せめてものお詫びにキャプテン様のお荷物をお持ちします」
キャプテン 「俺の分の荷物を持つ位の力は残ってるから心配すんな。
それに昨夜ちゃんと寝なかったのはお前も同じだろ」
シルビー 「そこ、二人の会話をしない!昨夜寝てないって何の話よ?」
キャプテン 「あぁ?話すと長くて面倒そうだからまた今度な」
寝ルカ 「まさか、二人で何かいけない事をしていたわけではありませんよね…?」
巫女のの 「いけない事だなんてとんでもありません」
キャプテン 「そうそう。俺らがしたのはむしろ善い事だよな」
ネルシル 「………(;゚Д゚)(;゚Д゚)イイコト!?」
レオナ 「期待しない方がいいと思うわよ」
漏れMSDに興味ないから今までミニっこの話ってざっと読み流してたんだけど(好きな人スマソ)
今回のなぎさとミシェルの話には泣かされたよ。
13なぎさタンが欲しくなりますた。
まどか嬢の出番がなかったな…
この板ID表示されるようになるかもしれないんだね。
IDあるとジャージ男スレネタなんかはちょっとやりにくくなるかも。
と思った。
>521
きっとパピィ殿と、春のキオトを満喫したものと・・・
どこかで後輩のめぐ達に会ってるかも
このスレでは、描写が少なければ少ないほど、平穏無事な人生を送れているような気がする
叔父様とパピィが仲良くしていたりしてw
きっとアナイスがまどかにお手紙書くと思いますよ。
それでお互いあら、と思うのもまた一興。
>523
>描写が少なければ少ないほど、平穏無事な人生を送れているような気がする
ニコと13のの夫婦が正にそんな感じだね。
描写される時は二人の間に何か起こる時だ。
豚切りスマソ
>268タソの夢の話を聞いてから、不治の病歌姫と怪盗の、セツナ系妄想が渦巻いて止まらない
テスト版をお借りしても良いものだろうか
>526
読みたい読みたい!
自分夜の人と歌姫のコンビ(つかトリオ?)大好きなので
禿しく投下を希望しますノシ
スレの流れが雑談モードになってるみたいなので
修学旅行編の班で一番好きだったのは何処かと住人の皆に聞いてみる。
自分は好きなのはB班、ベスト班長はレオナ姐さんにイピョーウ。
>526
ヘンテコな夢を見た268ですが是非投下おながいします。
目が覚めた時にはディテールを忘れてしまっていたので
形にして頂けるなら大喜びでハァハァです。
怪盗、一つの体に二つの魂、という設定自体が結構切ないですよね。
いつか消えてしまうのかもしれないし。
どこかで本人も「自分は影の住人だ」って考えていそうだし…。
(でも、この世界の魔女や神様にきっと救済されるだろうとは
思うのですが。)
奴の能力からいうと、遠夜を乗っ取ることも出来そうなのに、
絶対それはしないですもんね。
俺(゚∀゚)ダイニンキ!?
皆さん、お久しぶりです。
研修旅行を終え、教え子達を家に帰したあと、職場に戻って雑務処理をして、
やっと帰宅しました。
疲労感で、虚弱くんさんじゃないけど、限界です。
明日が休みなのが唯一の救いか…。
今日くらいはマヌカンの夢を見て、ゆっくり眠りたいものです。
(夢の中で湯上り姿だったりしたら眠るドコロではないですがw)
皆さんの慰安旅行や、修学旅行のお話もぜひ聞かせてください。
>ジャージ男
漏れも修学旅行から帰って来たとこ。
現地では独断専行な班長やアフォな幼馴染みに振り回されて大変だった上に
漏れ的 最 重 要 目 的 を果たせずに欝灰って氏にそうだった。
でも、新幹線で着いた漏れを 女 ネ申 が出迎えてくれてたんだYo!
本当に生きて帰って来てよかった。
……あれ、思い返すと修学旅行先で何見たか何処逝ったか全然覚えてないww
もっと理知的な班長を持ちたかったと強く思った事だけが確かな記憶だ。
さて、旅行中に録り溜めた一週間分のアニメ番組を消化するか…
IDでるようになったら書き手するのちょっと恥ずかしいw
便乗ネタちまちま投下してるから、またかって思われても嫌だなーとか
考え過ぎ?
>533
実は自分も…
一日に3〜4回ネタ落としてたりするのがバレると
暇人だと思われそうで恥ずかしいw
>534
禿堂。ネタスレはID表示恥ずかしいね。
スレやネタが何人くらいで回ってるか分かっちゃうし。
同じような人が自分以外にもいるようなのでちょっと安心した。
読み手の立場でも、ここですごくいい話を投下してくれた職人さんが
別スレで叩き煽りやってたら(勝手な言い分だけど)がっかりしそう。
普段デフォでID表示な板の住人だが、他人のIDなんか気にもしないし
いちいち記憶してる奴も居るまい。ID:Anais1stみたいな神IDなら別だけど
スレルールの「一職人の連投禁止」について確認させてください。
これは一つの長編の中に限っての話でしょうか。
例えば「単発ネタと長編の続き1ネタ」っていう連投や
「『修学旅行』1ネタと『天使降臨』1ネタ」っていう連投は有りでしょうか?
キャラクターの設定、性格が偏らないようにする為と
皆がスルーしているネタを投下した職人が無理矢理続けないようにする為
一人で一つの話に何レスも使わせない為にこのルールって自分は出来たと思っている。
そんな自分の解釈だと
単発ネタと長編の続き1ネタ
『修学旅行』1ネタと『天使光臨』1ネタを連続投下は有りかとオモ
他の方はどうだかわからんけど
>539はアリだと思うよー。
たとえば、長編の時に間を空けず10レスも20レスも連投して
自分の好みに流れを変えるとか、そういうのがNGなのでは。
リレー小説の面白みが無くなってしまう。
最近の長編って複数箇所で事件が同時進行してクライマックスで一つに収束する形式が多いよね。
魔界編を例にとると「黒曜とDのパート」「鷹目石とマリーのパート」「闇ミカ一行のパート」等など。
自分長編に継続的に参加してる書き手の一人なんだけど、
書きやすいキャラや好きなキャラの周りの事件を中心に投下してたら
結果的に一つのパートをほぼ全部自分一人で書いちゃってた事があるよ。
連投禁止のルールには反してないんだけど、これって良いんだろうかとオモタ。
だけど自粛してそのキャラのパートを書かずに他の職人さんを待っていたら誰も書いてくれなくて。
他キャラのパートは解決していってるのにそのキャラのパートだけ放置されてたのを見たら
自分が長編の中で広げた風呂敷は責任持って自分で畳まないといけないような気にもなる。
特定職人が特定のキャラの性格付けや描写に深入りしすぎないためには
今荒夜のパートを書いたから次はアナイスのパートを、その次はキャプテンのパートを・・・・って
なるべく複数のキャラの話に絡んだ方がいいんだろうけど、
やっぱりネタが浮かびやすいキャラとそうでないキャラ・
自然に書きたくなるキャラと全然創作意欲がわかないキャラってのはいるしな。
職人のチラ裏スマソ。
他の職人さんはどうなんだろう。
やっぱり書きやすいキャラを重点的に書いたりしてる?
偏りなく色んなキャラの話って浮かぶもの?
最近の長編、予告が投下されることが多いけど、そこであんまり先のセリフまで書かれると、
ストーリーが広げにくいかも…。
大体の途中までのストーリーがそこで既に決まってしまうので、予告に沿って書かなければと思うし、
予告職人さんの頭の中で、この人はこう動かすつもりなのかな、とか考えると遠慮してしまう。
予告そのものはいつも力作で、大変面白いので、投下してくれてる方には申し訳ないのですが、
もうちょっとサワリだけにしていただけると書きやすいです。
自分はつなぎ部分(「(ネタ1・・・)があって(ネタ2・・・)がある頃、・・・でした」みたいな所)
を考えるのが好きなので、その時の行方の手がかりに、予告は助かる派です。
人それぞれですね。
ネタ合わせの手段が他には雑談しかないので、中盤を越えるまで、これだけを頼りに生きてる感じです。
あまりネタバレしすぎるとつまらなくなるだろうし、チラ裏になってしまう危険もありますが、
先行きをある程度決めている職人様、たまにつぶやいていただけると助かるかも。
漏れは予告あると助かる派です。
予告職人様の考えを読みながら王道に沿って話を考えるのも楽しいし
一見クライマックスのものっぽい台詞をあっさり序盤で消化したりして
予想を裏切ってみるのも楽しい。
他の職人様が自分が思っても見ない形で予告の台詞を使ってるのみると
「さすが!」と膝を打ちたくなります。
修学旅行中の写真を現像・プリントアウトして見せ合う一同。
シルビー 「あたしと寝ルカ先生のツーショット写真が有ったら頂戴ね」
純 「(回ってきたアルバムを見て)シルビーちゃん、これは?」
シルビー 「これは寝ルカ先生じゃなくてフラッシュ焚かれた時目を閉じちゃったルカよ」
純 「あ…くんちゃんといっちゃんが二人で写ってる…」
巫女のの 「それは私が撮ったものですね。本当はB班の皆さん三人を撮ったはずだったのですが」
寝ルカ 「この時僕コンタクト落としてフレームアウトしちゃったみたいですね」
四郎 「班行動はたった四人で回ってたんだからそりゃたまたま男女二人で写ってる写真もあるよな。
これとか俺とミミ二人で写ってるし」
セシル (それは僕が気を利かせて席を外してあげたの!)
13ミミ (四郎と二人の写真…欲しい…)
ルカ 「じゃあもしかしてC班連中はたまたまアナイスとツーショットになってる写真あるかもしれないのか!?
ずりーYO!」
キャプテン 「それが、アナイスが俺やつかぴょんと写ってたはずの写真は全部心霊写真になってる。
俺とつかぴょんの前には常に謎の影が被さっててアナイスしかまともに写ってない」
眠のの 「私とアナイス、とか四人で、っていう写真は大丈夫なのにね」
アナイス 「魑魅魍魎はやはりいたのかしら?」
巫女のの 「この写真からはいかなる霊気も感じられませんが。
むしろ生きている者のある種の執念のようなものが伝わってきます」
クリス 「(E班の写真を見て)サシャとカイは硬いけど、ミミナナショウはポーズ決まってるね」
サシャ 「決まりすぎていて修学旅行の写真とも思えなかったわよ」
司 「これ、焼き増しの注文」
四郎 「うわ、一杯あるな。…って自分の写真じゃなくてほとんど綾ねえの写真かよ!
これなんか綾ねえ胡麻粒くらいのサイズですか写ってないけどいいのか!?」
翔 「ほとんど隠れキャラ状態のまで…すごい執念だね、司君」
ルカ 「隠れキャラって言えばさ…………(とある写真の背景の小さい人影を指して)これ、叔父様に見えねえ?」
町娘な綾タン写真は、ゲトできましたか?>つかぴょん
町娘姿の綾さんの写真を大量に焼き増ししてもらったつかぽん
巫女ののの写真を撮ってたキャプテン
イサとこまめとのスリーショット写真を撮ってもらえた純
四郎とのツーショット写真があった13ミミ
ツーショット写真を撮ってもらえたカイサシャ
↑↑↑この辺は勝ち組だな。
負け組はアナイスの写真を撮ろうとして悉く叔父様に阻止されたサンバカンか。
549 :
闇ミカ:2005/03/30(水) 12:49:27
お花見行きたい。
550 :
くん:2005/03/30(水) 12:52:09
お花見いいね〜
まどか 「さて。『天使降臨』も『修学旅行』も(わたくしの出番が無いまま)終わってしまいましたが。
次の長編について皆さんの希望をお聞きしようかしら」
司 「はいはいはい!!次は俺とあああ綾さんがすれ違いにも離れ離れにもならない長編がいい!」
四郎 「俺は『四郎とアナイスの幸せ新婚生活』!」
シルビー 「じゃああたしは寝ルカ先生とデートして別れ際に給料の三か月分の指輪を渡される
涙と感動のラブロマンス希望」
キャプテン 「思いっきり暴れられる冒険活劇。余計な恋愛のゴタゴタは不要。
盛り上がりも進展も恋敵も波乱もなくていい。現状維持だ。わかったな職人!」
ベイベキラ 「せっかく登場したんだから、あたし達が活躍する話がいいわ」
ピエロキラ 「そうよね。ここで油断したらいつのまにかまた皆から忘れ去られそうだわ」
闇ミカ 「お花見はー?」
遠夜 「荒夜とシンディさんの話をテスト板でやるそうなので、
たまには私があの二人に振り回されない穏やかな日常を送る話がいいんですが」
純 「純、テニス部に入ってエースをねらおうかな」
13ミミ 「SD本スレ467さんのネタね」
寝ルカ 「す・スクミズ焼けの13ミミさん…(////)」
勲 「水着…プール…水はいいな。俺は雨が好き」
27番 「どんどん話題が長編の希望から逸れて逝ってるな。
てか、ジャージ男スレネタの続きやるんじゃなかったのか」
銀ミカ 「ジャージ男ネタは『くっつきもふられもしない生殺し状態』が望まれてるみたいだから
そんなに劇的な展開は無いんじゃないかな…
このスレの女性って鈍いからね。……僕の思い人みたいに(遠い目)」
四郎 「そうだよな。アナイスも鈍いよ。俺はいつもいつもアナイスへの想いを歌に乗せて届けてるのに」
13ミミ (アナイスちゃんも四郎に鈍いとは言われたくないと思うな)
以下ダラダラと雑談に入る一同。
まどか 「わたくしが原稿用紙にしたためた、深窓の令嬢が帝都へ出かけて新聞記者と一日限りの恋をする
『帝都の休日』を提案しようと思っていたのだけど。読んでもらえなさそうですわね」
28番 (まどかさん、本当は出番欲しかったのか…)
漏れは、ジャージ男には振られてほしぃ。
しかも、箸にも棒にもひっからない「お友達でしょ?」見たいな振られ方。
orz
まどかネタ読みたいよ…まどかネタ……
職人様おながいしまつ!!!!
新聞記者役って誰だろう?28番?
556 :
@父親:2005/03/30(水) 17:14:49
>555
ノシ
自分も27番が振られるほうがいいなぁ
この恋をステップに更にいい男になってホスィ。
逆にだらだらと生殺し状態が続いてただの片思い話に
なっている今の方がちょっとイヤソ
ジャージ男に審判が下されるには、まずこいつが正式にマヌカンに告白しなきゃならんわけだが。
この中でちゃんとコクって結果を出された椰子っているのか?
銀座の人ですらグダグダお友達状態やってるみたいだし。
チャントイッタノニ、キヅイテスラモラエテナイ・・・
カイ、セツナイヨ、カイ(;´Д`) ハァハァ
561 :
@歌姫:2005/03/30(水) 20:00:49
>559
お相手がどんな人かは知らないけれど、
もしかしたら気づいてないフリをしてるだけかもしれなくてよ?
世の中天然魔性の女は多いみたいだし?
>559
同志!
俺も彼女に向かって何度となく愛を叫んでるのに
全然わかってもらえない。
銀座の人も、最初の頃はあからさまな愛の言葉を何度もいってたなぁ…
さらーっとかわされておるが。
綾もまた、このスレに巣くう天然魔性の女の一人であった。
565 :
@人妻:2005/03/30(水) 20:46:14
>559,562
片想いの人に「好きだ」って言っても「私も好きよ」ってにっこり言われて
有頂天になってたり、あからさまに話題変えられて萎えちゃって
「好きだ」の続きを言ってないってことない?
ただ「好きだ」って言われても、それがどういう種類の「好き」なのか
つかみにくい感じの人だと、女の方もあんまり真に受けないようにしようと
ブレーキかけちゃうわけよ。勘違いして一人で盛り上がってたら
勘違いだとわかったときに余計に寂しくなるもの。
好きだからその人と自分がどういう関係でありたいか、そこをはっきり
伝えなきゃ。まぁ、銀座の人みたいに「いいオトモダチ」でも構わないなら
今のままでも充分楽しいんじゃない?
>562
私ねぇ、年下の男友達の恋愛の手助けを報酬もらいながらやってるんだけど、
肝心の女の子が天然っつーかなんつーか。
告白されてるも同前なのに、(´Д`;)ソリャナイデショウって感じで…
からまわりしている弟を見守る姉みたいな気分だわ。
さすが、人妻タンはいいこと言うねw
ダンナがどんな口説き文句で君を落としたのか知りたいなww
568 :
@船長:2005/03/30(水) 21:55:22
>「いいオトモダチ」でも構わないなら 今のままでも充分楽しいんじゃない?
人妻のこの意見に同位。
藻前らが何を焦って告白告白言い立てるのかが分らん。
一緒に飯食ったり遊んだりしてるんだったら十分仲良くやれてるじゃんか。
ジャージ男もあんまり周りに乗せられて先走るなよ。
異性としてっつーより先に、仲間として信頼関係やパートナーシップを築く方が大事だからな。
まずはマヌカンと背中を預け合える関係になれ。
話はそれからだ。
565
_| ̄|○
いや、待ってくれ。「いいお友達」で良い訳じゃない。
誤解があるようだが、僕はこれまで何回も何回も何回も告白してる。
していないのはプロポーズ位だ。いやもしかしたらプロポーズもしているかもしれない。
ただ、全く本気にされていないだけだ。
ヽ(`Д´)ノウワァン
「帝都の休日」への伏線のようなものです。お好みでなければスルーしてください。
居間で官用の便箋に目を走らす叔父様
思い立ったように28番を呼ぶ
28番 「お呼びですか?」
叔父様 「うん・・・上から指令が来てね
荒夜捕獲作戦にむけての情報収集だと」
28番 「貴族や政治家に被害者がでたとか・・・そこからの圧力ですか?」
叔父様 「多分ね・・・そこでだ。君に潜入捜査をしてもらおうと思ってね」
28番 「潜入ですか?」
叔父様 「私は彼に面が割れてるからね・・・彼はよく出没する帝都・・・
情報が集まる所が良いな」
28番 「新聞社などどうでしょう?」
叔父様 「いいね、早速手配しよう」
>570
「帝都の休日」仕込み乙です。
この話は日常の延長ではなく「the movie」「魔界編」タイプの
劇中劇モノって解釈で良いんでしょうかね?
>銀座の人
言いにくいんだが、そりゃお前さん本気にされてないんじゃなくて
男として相手にされてないんじゃねえ?
>船長
猿は兎も角ジャージ男は「いいオトモダチ」では構わなくないから
悩んでいるんじゃないか?
それに年令=彼女いない歴の毒男に焦るなと言うのは無理な事
これを逃したら次のチャンスは来世位になってしまうかもしれないしw
∧||∧
( / ⌒ヽ
| | | へんじ が ない。 ただの しかばねの ようだ。
∪ / ノ
| ||
∪∪
新装開店初日終了のブティックAYA、閉店時間からしばらく経った頃。
店舗のセキュリティ点検を終えた綾が裏口から出てきた。
銀ミカ 「やあ、新装開店おめでとう」
綾 「銀ミカ。ここで待ってたの? 中に来てくれても良かったのに」
銀ミカ 「邪魔をしちゃ悪いと思ってね。どう、乗っていくかい?」
愛車を指す銀ミカ。
綾 「そうね、お言葉に甘えちゃおうかな。渡したい物もあるし」
銀ミカの愛車の中。綾はサブバッグから紙の小箱を取り出す。
綾 「はい、キオトのお土産。ご注文の宇治茶と湯呑みセット!」
銀ミカ 「あ… ありがとう。君だと思って大切にするよ」
綾 「大事にしてくれるのも嬉しいけど、封を切ったら早めに飲みきってね」
銀ミカ 「そ… そうだね。それより、お返しをしたいんだ」
綾 「? いやねぇw 旅行のお土産にお返しだなんて野暮なこと言わないの」
銀ミカ 「僕が君にプレゼントしたいんだ。指輪なんだけれど」
綾 「そういうのは、ちゃんと恋人さんに言わないと。誤解されちゃうわよ?」
銀ミカ 「誤解されて困る女性なんていないよ。君以外には」
綾 「今日はずいぶん口がお上手なのね。本気にしちゃうじゃない」
銀ミカ 「本気にしてくれていいよ。僕には君一人だけだ」
流れる沈黙。聞こえるのは(厳選に厳選を重ねた)ムード盛り上げCDと、タイヤの音だけ。
綾 「銀ミカ……」
銀ミカ 「指輪、受け取ってくれないか」
綾 「やっだーw 銀ミカったら、乗せるのほんとに上手いんだからーーwww」
助手席で、けらけらと笑い転げる綾。やがて車外に人影を見つけ、
綾 「あ、四郎だわ、バイト帰りね。今日はありがとう、次の信号まででいいわ」
銀ミカ 「え………………………………ポカーン」
綾 「じゃ、おやすみなさい。(バタンとドアの閉まる音)四郎ーーー!ノシノシ」
銀ミカ 「相手にされてない… そうかもしんない……_| ̄|○オウチカエロウ・・・」
576 :
@船長:2005/03/30(水) 23:07:53
>プリンス
待て、今までの話を読むとジャージとマヌカンはまだ「いいオトモダチ」にすらなってなくねえ?
俺の見た限りじゃ「いいお知り合い」程度の仲に思えるんだが。
藻前は他の連中と違って妙に余裕かましてると思ったら、婚約者いるとか言ってたっけか。
プリンスって実はマジモンのボンボン?
もしかして「年令=彼女いる歴」だったりする?
>銀座の人
今度は藻前が首吊りかよ!
早まるな!
>ソバ打ち
そりゃ俺も内心禿堂だったが、はっきり書くなよ!
歯に衣着せない江戸っ子か藻前は。
銀座傷ついちまっただろ。
「銀座の人」っていうコテ、何でだろうと思ったんだけれど、
「銀座の王子」とか「銀座の帝王」とかだと、如何わしいことこの上ないからかw
ちょっと思ったんだけど
銀座の人ってもしかして告白した時もプロポーズした(かもしれない)時も
『お約束』なシュチュエーションでやったりしてない?
そぉそぉ、例えば薔薇の花束渡したりとか、夜景を見ながらキザな台詞言ったりとか、
素敵な音楽かけながら見つめあったりとか…。
あるある、ドラマとかでそういうのw
TVとかではかっこいいけどそれ現実でやられたら正直自分引く鴨
だよねー。
それでそんなのがずっと続いたら「またこの人ったら自分をからかってw」とか
思っちゃいそう。
>570
この分だと28番は「お嬢様を連れ戻しに来たボディガード」役の
パピィと戦うわけだなw気迫で負けそう。
…ところで、28番っていつから、何でまどかを意識しだしたんだっけ?
∧||∧
( / ⌒ヽ
| | | >578 そのとおりです。 ごめんなさい。
∪ / ノ
| ||
∪∪
>銀座の人
もういっそコテコテを貫いて、記憶喪失になったり失明したり
事故った拍子に記憶を取り戻して同時に白血病も判明したり
雪玉に指輪を仕込んで渡してみたりしたらどうかなw
これこれ、皆して迷える子羊を氏出の旅路に誘うものではありません。
葬式を行う側も忙しいのですよ・・・。
>579
自分の記憶だと、バレンタインの時のデカ健様の呪いで
まどかが28番を好きになってたんだよ。
その時に28番もまどかに好意を寄せたんだったかと。
>船長
えっ?もしかして
知り合い→友達→恋人の順番をちゃんと踏んだ方がいいとか言ってる?
知り合い→恋人でも問題ないわけだし
船長って以外と真面目で純情なんだね…(ニガワラ
585 :
@船長:2005/03/30(水) 23:49:28
>プリンス
おい、知り合い→いきなり恋人ってありえないだろ。
藻前どんな遊び人ボンボンなんだよ。
どんなヤツでどんな特技があってどんな夢を持ってるのかもよく知らない女を恋人って
落ち着かなくね?
世の中には初めて行った土地で初めて会った現地の女の子を
一目見ていきなり母国に連れて帰ろうとするような危険な香具師がいるって聞いてたが、
藻前もまさかそういうクチ?
俺には到底理解できないんだが。
>575 ちょっとだけ続き
綾 「四郎ー!」
四郎 「綾姉?こんなところで何してんだ?」
綾 「何してんだって、仕事帰りに決まってるじゃない。
四郎はバイト終わったんでしょ?一緒に帰ろ」
返事を待たずにさっさと歩き始める綾。
四郎 「??いいけど。こんな中途はんぱなところまで歩いてきたのか?」
綾 「!///…京都旅行で太っちゃったから運動よ、運動!」
四郎 「あー、だから顔赤いのかー。まだ3月なのにw」
>584>585
知り合いもすっ飛ばして出会い→いきなり恋人ってのもありじゃないか?
(・∀・)ニヤニヤ
夜も更けたころ、ファミレスから一人の少年がひょこりと出てくる。
司 「やれやれ、おかわりのコーヒーでずいぶん粘ったな。もうこんな時間だ」
足早に帰路を急ぐ。ふと天を仰いで歩調が緩んだ。
司 「桜が咲き始めてる…もう春なんだよな。そのせいかな、今日はすごく気分がいいや。
なんかこー、悩みとか気がかりなこととかすっかり忘れられそうな感じ」
鼻歌(おねてぃのOP)を歌いながら歩いていると、前方に見慣れた影を見つける。
司 「あれ、四郎と綾さん?」
四郎「あ、つかぴょんじゃん」
綾 「こんばんは、司くん。どうしたの?こんな時間に」
司 「いえ、旅行前に冷蔵庫カラにしたのすっかり忘れてて。
ファミレスで食べてきたんですけど、やっぱり綾さんのご飯のほうが…ハッ!
(しまった、話の流れにまかせて何言ってんだ俺!)」
綾 「…………
…明日の晩、京都で買った生湯葉で豆乳鍋をしようと思ってるの。
よかったら司くんもドウゾ」
司 「いいんですか!!?絶対、絶対行きます!!!」
やがて十字路で別れ、それぞれの家路につく。
四郎「姉貴、さっきから手と足が同時に出てる」
綾 「ええええええそそそうかしら?」
>588
しまった、恋愛要素アリって入れるの忘れたorz
銀ミカの隣で吊ってきまつ
590 :
@船長:2005/03/31(木) 00:13:48
>587
ありえねーよ!
っていうかそれただのナンパじゃねえか。
>船長
遊び人ボンボンって…情熱的って言ってよ。
どんな性格かとか関係なく好きになるって事ない?
船長の話じゃないけど一目見てビビビと体に電気が走るみたいな
友達になりたいとかじゃなくすべて飛び越えて恋人になってほしいって気持ちはあると思うよ。
>世の中には初めて行った土地で初めて会った現地の女の子を
>一目見ていきなり母国に連れて帰ろうとするような危険な香具師がいるって聞いてたが、
超ワロタ
>588続き
家路に着く綾と四郎
その間、綾が石につまづくこと3回、電信柱にぶつかること1回、
ボーっとして四郎の話を聞き返すこと数知れず。
四郎 「(呆れて)姉貴、旅行ボケしてるんじゃないか?」
綾 「そ、そうね、新装開店したばっかりなんだからしっかりしなきゃね。
(もう、私ったらどうかしてるわ。銀ミカがふざけて私をからかうのは
いつものことだし、司君は弟の同級生で、御飯を食べにくるだけじゃない)」
594 :
593:2005/03/31(木) 00:37:33
すみません…593のタイトルは「@綾・銀ミカ・司」の間違いです…orz
近親相姦にしてどうする、自分。
>588さん、自分も一緒に吊らせてください。
595 :
@船長:2005/03/31(木) 00:42:15
>プリンス
俺は愛とか恋とかよくわかんねえけど、一番それに近そうな経験な。(現在進行形)
最初はただ縁があって知り合いになって。
見た目が生き別れになってた母さんにちょっと似てたってのもあるけど、
一緒に飯食って寝起きして喋って冒険してるうちにちょっとずつ気にかかるようになってきて。
身の上話とか聞いてみたら、俺の境遇と通じるものもあったからかな。
何があっても守ってやりたいし俺に何か起きたら支えになって欲しい、
ずっと傍にいて欲しい、気がついたらいつの間にかそういう人になってた。
まず仲間としての関係が無かったらそんな気持ちにもならなかったと思う。
てゆうか、藻前の言う一目見てビビビと体に電気が走った相手って
婚約者とは別だよな?
藻前の人生そんな情熱任せにフラフラしてていいわけ?
いや、ネット上の知り合いってだけの赤の他人がお節介焼くよーな事じゃねえけどさ。
>592
笑い事じゃないんだが。その危険な香具師ってのがどことなく俺に似てるらしくて…
いいや、思い出すと嫌な気分になる。
596 :
@人妻:2005/03/31(木) 01:14:18
ちょっともちついて。プリンスと船長と銀座の人と怪盗さんは、コテハンからして
まるっきり別の人生を歩んできた、全く性格の似てない人たちだと思うの。
きっと食べ物や音楽や服の趣味だって全然違うと思う。
なのに恋愛の仕方になると、俺はこうだ、そんなのありえない、なんて
水掛け合うのは変じゃない?他人が見てじれったかろうとナンパだろうと、
自分のスタンスで恋すればいいじゃない。人の恋路を気にしてる間に、
大事な彼女は馬に乗って逃げてっちゃうわよ?
…と、ここまで書いたところで。
13のの「ニコー、お風呂上がったー?」
ニコ「うん。帳簿つけ終わった?」
13のの「うん、もうちょっとで終わるわ。ねぇ、明日の定休日帝都に出ない?
ネットで可愛い雑貨屋さん見つけたの。ペアグラスが欲しいなーなーんて」
ニコ「…照。ウン、行く」
13のの「じゃあ今日は早く寝よ」
もう一度パソコンに向き直り、
13のの(どこのどなた方か知らないけど、マイペースで頑張ってね)
送信ボタンを押すと、パソコンの電源を落とした。
>595@船長
また女性陣に叩かれるかと思うけど
確かに、情熱任せにフラフラしているのはまずいだろと悩む事もあるし
婚約者と会っている時にもそんな自分を後ろめたく思う時もある。
解ってはいるんだよ理性では…このままじゃイクナイって…
…でも、マドンナに会うとそんな気持ちがスポーンとどこか飛んで行って
しまうんだよね。
それと経験談。どう見ても船長はその相手へ恋愛感情があるようにしか見えないんだけど。
>守ってやりたいとか>支えになってほしいとか…。
それでも愛とか恋とか解らないって、鈍いのか?それとも頑固なのか?
船長って僕の知っている香具師によく似てるよ(ニガワラ
一度読んでみたいネタ。
パラレルSF物。
599 :
@船長:2005/03/31(木) 03:24:38
>プリンス(と人妻)
ちょっと滝に打たれて頭冷やしてきた。
つっかかるような事や他の考えを否定するような事言って悪かったよ。
人妻の言う通りここはインターネットだし、国や世代や文化圏の違うヤツだって
沢山集まってるんだよな。
俺の価値観では二股ってどうよと思うが、プリンスが仮に一夫多妻制の国のボンボンだったら
第一夫人の婚約者は国のための義務や仕事として迎える相手と割り切って
マドンナを第二夫人にしても何も問題ないんだろうしな。
藻舞の生きてる世界の中で一番いいと思う方法を探れな。
婚約者もマドンナもどっちも切れないなら、せめてどっちも傷つけるなよ。
これも何かの縁だ。何処の誰だかは知らないが、遠くから応援してるよ。
俺から見てもプリンスってよく知ってる香具師に似てるんだ。
俺の事は、その、何ていうか、自分では実感がわかないから保留にしてある。
人妻が
>>565で「好きだからその人と自分がどういう関係でありたいか」って言ってるが
俺は仮に恋愛感情だったとしても別に彼女と今以上のどういう関係になりたいとも思わないんだ。
今のいいオトモダチいい仲間状態で別に不足してないし。
あんまりそういう事を表に出して周りの悪友に冷かされるのも癪だしな。
明日は学校だからもう寝る。おやすみ。
あれ、目が覚めたらいつのまにか学校の机に突っ伏してた。
誰が運んでくれたんだろ?まあいいや。
おはよう。昨日の夜は濃い話で盛り上がってたんだね。
明らかに好きな人なのに頑として今の関係より先に進もうとしない船長見てたら
僕の妹とその相手を思い出したよ。
両思いなのに欲が無いんだか見栄っ張りなんだか素直じゃないんだか。
はたから見るとじれったくてじれったくて。
思わず背中蹴飛ばしたくなるんだよね。
あ、授業始まるチャイムが鳴った。寝る時間だ。
もやすみ
---------------------ここまで読んだ-----------------------
>598
そうなると、キャプテンはもれなく宇宙海賊になるのかな。
顔にナナメ傷いれなきゃね。
>601
ゴメンそのネタは苦手なので勘弁して…。
>598
SFと聞いて
つかぴょん=ハ/ン/・/ソ/ロ
綾 = レ/イ/ア/姫
四郎 = ル/ー/ク/・/ス/カ/イ/ウ/ォ/ー/カ/ー
を想像。
しかし自分、星戦争は一回も観た事ないので書くのは無理
宇宙海賊って、
あの海賊団じゃあコスプレギャグネタで終わりそう。
パロディものはここだとNGだけど、テスト板でやってくれるなら読みにいきたい。
なんでか、SFコスプレギャグと聞いて
シルビーで「やあ〜っておしまい!」が脳裏をよぎりました。
ところで、前にチラッと話が出たままなんか埋もれてる
「新キャラ紹介文作成&旧キャラ紹介文修正」に関してなんだが、
テスト板に専用スレ立てていいかな?各々思いついたキャラの
紹介文を書き込んでいく&練り直していく形で。
よかです。
609 :
607:皇紀2665/04/01(金) 00:57:37
とりあえずテスト板に立ててみたので気が向いたら投下おながいします。
あれ?名前になんかヘンなのついてる?
今日は4月1日だからね>名前に変なの
アナイス 「叔父様、イングランドに帰ろうかと思ってますの」
叔父様 「え・・・・(蒼白になってお気に入りのウェッジウッドを手からすべり落とす)」
アナイス 「そ、そんなに真に受けないで叔父様。今日は4月1日ですから・・・」
叔父様 「あっそうか(ホッ)。」
アナイス (でもあんなにショックな顔するなんて、叔父様ったら・・・)
四郎 「このままではいけない。アナイスは俺達を本気と思っていないぞ」
ルカ 「いつもはライバルだが一時休戦。アナイスをこちらに向かせるのが先決だ」
セシル 「ちょうど月も改まった。スタートラインに付くには絶好の機会だ」
四郎 「というわけで・・・・・・・」
四郎はギターをかき鳴らし、ルカはケーキの箱、セシルはバラの花束を
アナイスに差し出す。
三馬鹿 「「「お願いします!!!」」」
アナイス 「まあ。皆様早速エイプリルフールですのね。
でも、女性を相手にそういった冗談は、あまり好まれませんわよ?
女性は誠実な男性を魅力的に感じますもの」
くすくすと笑いながら、ごきげんようと去っていくアナイス。
呆然として見送る三馬鹿。
その少し離れたところで。
綾 「もー、二人とも四月一日だからって、冗談が過ぎるわよーw
あー可笑しかったーwww じゃあね、夕飯の買い物に行かなきゃ」
同じく呆然として綾を見送る、司と銀ミカの姿があった。
>三馬鹿
飲んでいた茶でむせて溺死するところだったではないか
この前の荒夜人気で思ったけど、キャラも増えたことだし、また人気投票したいなー
男性の部、女性の部、ミニっこの部、人外の部(天使とか宇宙人とか)
ベストカップル賞、ベスト集団賞
長編部門、短編・単発部門、名セリフとか
(思いつくものを挙げてみたけれど、項目が多いと面倒くさいか)
人気投票またやりたいノシ
今度は複数人に投票したいな。
最初の投票の時は一人に絞るのが大変だった。
なんか、急に書き込みが減ったような…
ここ、長編終わるといつも一時的に書き込み減るよね(ニガワラ
アフターの結果が出た時間になったけど、ミス・シンディを盗み出せた怪盗はいる?
ノシ
書き込み少ないのはみんな未だにF5アタックしてるのか、
あるいは始発でタリんで疲れて寝てるのか…
鈴菜と蓮華丸でなんかネタないかなーと考えてたんだけど何も出ないorz
手元にない子はやっぱ考えづらいなーと思ったけどよく考えれば
ハイランダーも橘家も海賊ズもいないやうち。
どうも全国的にシンディ結構売れ残rウワァァナニヲスル
書き込み少なくなるのは単純に長編明けはネタがないからかと思ったり。
自分もよく長編に参加してる書き手の一人だけど、
何も無い所から完全読み切り単発ネタをひねり出すのは長編の続きより難しい。
ジャージ男です…
アフターのスーツ狙いで始発でタリんだとです…
でもあの怒気と殺気にすっかり飲まれて何も買えなかったとです…
明日のWEBアフターに賭けるとです…
ジャージ男です…
うちにフレッシュマンフェアのときのスーツがあるけど
どうよ?>ジャージ男
自分も幼SD服目当てでアフタータリんだんだけど、
後ろのオバハンに突き飛ばされて買えなかった。
下界というのは世知辛い世の中だ。
榊・・・あんた・・・・・・w
天界、ある日曜日(天界に曜日があるかどうかはともかく)の、遅い朝の食卓。
デカ健 「おはよ〜〜」
女神美加 「おはようございますお兄さま。でも日曜だからってお寝坊ですわよ」
デカ健 「いいじゃん、昨日は美加の代わりに、遅くまで桜前線北上させに行ってたんだし」
女神美加 「それはそれで感謝しています。さ、朝ご飯をどうぞ」
白鳥 「デカ健さま、おはようございます。今朝は白蓮特製オムレツですよ」
デカ健 「お、これ好きなんだ。……あれ、榊は?」
白蓮 「それが、執務室に籠もったきりで」
椿 「朝食も後でいいとのことです。仕事への情熱は私も見習わなければ!」
ゆき 「(お子様椅子に座り、スプーンで卵をすくいつつ)さかきちゃん、きのうも
にんげんかいにいきました。ぼろぼろになって帰ってきたので、
ゆきは心配でしゅ。ご飯いっぱいたべて、元気になってほしいでしゅ」
女神美加 「変ね。昨日はそんな仕事は無かったはずだけど」
デカ健 「…………ふ〜ん(ニヤリ)」
その頃の執務室。
榊が電源の入ったままのPC前に突っ伏していた。
榊 「…瞬殺…… 瞬殺… 昨日は人間界で突き飛ばされ、押され、もぎ取られ……
今日は瞬殺…… 天界の超高速光回線をもってしても… 瞬殺……
人間の欲望とは… これほどまでに尽きることがないのでしょうか…」
うわごとのように呟きながら、焦点の合わない目を宙に浮かべている。
榊 「ああ… ねこみみ… ピンク… いやブルーも捨てがたかった……
お出かけセットも可愛らしいが… 羽が自由に動かせる点ではねこみみ…
ピンクで心を決めていたはずが… 一瞬躊躇してしまったのが敗因でしょうか…
ねこみみ姿のゆき… 喜ぶ姿が見たかったのに… それだけなのに……」
ぽんと肩が叩かれる。振り返ると、何もかも分かったような瞳をしたデカ健が。
デカ健 「(うんうんと頷き)お前の気持ちはよく分かる。だが、私用ネットは経費の無駄って、
この前お前が禁止したよな。始末書、待ってるからよろしく」
>626
WEB狙って待機してたのにオムレツ食べたくなって作ってきちゃったよ。
里スレを読んでいたデカ健。ニヤリ笑顔で顔を上げる。
デカ健 「あれ、どこしまったっけか・・・」
デカ健 「ゆき〜。この前初仕事がんがったごほうびにこれ、やるよ。
椿もいらないそうだし」
ゆき 「いいのでしゅか? では早速着て、さかきちゃんに見せてきましゅ!」
それは、運動会の時に大量に配られた、I はぁと SD Tシャツ・・・
そのうち服カテでyukilove_no1とかいうIDの幼SDサイズ専門
物故身ヤーが出現するでしょう。
眠のののパクリっぽいIDだな榊…
631 :
もしもし、わたし名無しよ:2005/04/03(日) 19:44:26
荒夜の寄り道する「あの子」って誰なんだろう?
眠美加だとロリ(ry
夜更け。住宅街を駆け抜ける黒い影
ハシゴを2階の窓に立ててよじ登る荒夜。窓を開けてコソーリ侵入
荒夜 「美加、起きてるか?プレゼントだぜ!(本日の戦利品。大きなくまのぬいぐるみ)」
眠美加 「すやすやすや…」
荒夜 「(なんだ、眠ってるのか)」
(眠美加の頭を優しくクシャッとなでると、枕元にぬいぐるみを置く)
荒夜 「これじゃサンタクロースだな(苦笑)」
そして来た時と同じように帰っていく荒夜
眠美加 「んーかあさん?ムニャムニャ…」
某の携帯サイトのクリスマスはそんな感じだったよね
このスレ的に、眠美加と美加って同一人物だったよね?
し、し、四郎!!アナイス追っかけてる場合じゃないぞ!!
地元のテレビで、じいちゃんが孫に巨大くまぬいを持って帰るパチンコ屋のCMがあるんだ。
荒夜、パチンコ始めたのかと思ってしまった。
中の人にまた苦労をかけて・・・
荒夜ってパチンコ妙に似合いそうだな。
たまたま27番先生と隣合わせてたりしそうだw
あのかっこうの荒夜とジャージ姿の27番先生が並んでる姿を想像して笑った。
しかもどっちも余りパチンコで勝ててるイメージが無い。
遠夜の財布の中身がいつのまにか減ってそうだよ・・・・・・
case1:12月下旬だった場合。
美加(眠美加が起きた)「うー、今日も寒いなあ…
あれ?なんだろう、このぬいぐるみ?もしかして…サンタさん?
綾ちゃーん、サンタさんが来たよーーー!!」
健 「えー、僕にはなかったよそんなの。
僕、いい子じゃなかったのかな…ごはんのお手伝いも
みんな美加がやってたから…(グスン」
美加「サンタさん、きっと健ちゃんのこと忘れてただけだよ!
(窓の外に)サンタさん、健ちゃんにもプレゼントあげてください!
おねがいします!」
荒夜「…ちぇ、男は眼中外なんだが未来のレディの頼みじゃしかたねえな」
case2:それ以外のハンパな時期の場合。
美加(眠美加が起きた)「うー、今日も寒いなあ…
あれ?なんだろう、このぬいぐるみ?もしかして…泥棒!!?
綾ちゃーん、泥棒が来たよーーー!!」
綾 「ええ!?でも財布も通帳もハンコもちゃんとあるわよ?」
美加「だってほら、美加のお布団の横に知らないぬいぐるみがあったよ!
これって、夜中に誰かがサンタさんみたいにおいてったんでしょ?」
綾 「やだ、もしかして…ロリコンのストーカー!!?
こうしちゃいられないわ、窓の鍵全部付け替えなきゃ!!」
荒夜(;´Д`)Σガーン
橘家は兄弟多いぞ、がんばれ荒夜w
ところでまどか嬢と28番の「帝都の休日」の続きはまだでしょうか?
この二人好きなので楽しみにしてます。
職人様、どうかよろしくおながいします。
>>639 続きw
眠美加の願いを叶える為、健へのプレゼントを探す
しかし駆け出しのため玩具屋からプレステ2を盗み出しに失敗した荒夜
パチンコ屋に赴き、景品のオモチャをゲットしようと打つ
荒夜 「ちっ、今日もしけてやがるぜ」
遠夜 「(人の財布から勝手に万札くすねるからですよ・・・)」
荒夜 「うるせぇ!(げしっとパチンコ台を蹴る)」
真昼のパチンコ屋で、怪盗ルックの荒夜は目立つ目立つ
偶然、そのパチンコ屋でアルバイトを始めた橘四郎
橘四郎 「なんだよあの客・・・」
どうやら四郎、荒夜(の格好)を不審に思ってるらしい。
その頃、橘家では・・・
健 「サンタさん、今度来たらぜったい会うんだ!寝たふりして待ち伏せしよう・・・」
綾 「一体だれがこんなぬいぐるみを・・・変な奴だったら捕まえなきゃ!」
荒夜の明日はどっちだ
ageないで…
sage
645 :
小ネタ:2005/04/03(日) 23:02:37
綾 「どうですか?叔父様(司君の紹介で鑑定してもらったは
いいけど…何で金属探知機やX線装置なんて空港警備隊みたいな
ものが英国紳士の屋敷でホイホイ出てくるのかしら…)」
叔父様「ふむ、心配いらないよ。毒や爆発物や銃刀類や麻薬が
隠されている危険はない。ただのくまのぬいぐるみだ。
魔女Dにも見てもらったが、呪いの類もかけられてないようだし
美加ちゃんさえよければ、もらっておいても構わないだろう」
美加「叔父様ありがとう!クマちゃん大事にするね!」
>239クリスマスバージョンの続き?
黒ナー「お師匠様、美加ちゃんも健ちゃんもサンタさんにクリスマスプレゼントもらったそうでつ。
うちはサンタさん来るの遅れてるんでつか?」
D 「何言ってんだい、魔族にクリスマスなんてあるわけ…」
闇ミカ&ゴスサラ 「「師匠!!」」
黒ナー (ショボーン)
D 「…( ゚Д゚)y─┛~~」
明けて12月26日の朝。
黒耳ナーシャの枕もとに、リボンを巻いたカエルのぬいぐるみ、可愛くラッピングした
ケープ付きワンピース、黒ナーの背丈ほどもある御菓子入りサンタブーツが並んだ。
黒ナー「闇ミカちゃん、ゴスサラちゃん、プレゼントありがとうでつ!!」
闇ミカ「(目の下にクマ)なんだ、ばれちゃったかー、サンタさんのふりしようと思ったのに」
黒ナー「お洋服、嬉しいでつ。お菓子とぬいぐるみはゴスサラちゃんでつよね?」
ゴスサラ 「いいえ、私からはサンタブーツだけよ。ぬいぐるみは誰なんでしょうねー?師匠?w」
びっくりして振り返る黒ナー。
D 「知らないよ。サンタとやらも一日じゃ回りきれなかったんだろ。( ゚Д゚);y─┛~~
さ、いつまでも騒いでるんじゃないよ、昨日教えた魔法陣の復習はすんだのかい!?」
黒ナー(ナーシャ、本当は美加ちゃんのくまさんが羨ましかったのでつ。
でも、今日からカエルさんも大好きになったでつ。)
>646
カエルって所が魔女らしくて良いねー。
でも、パペマペのカエル君を想像しちゃったよ。w
テスト板の人物紹介スレに貢献しようと思って
書けそうなキャラをぽつぽつまとめ始めた。
結構昔に出た設定って忘れてるものだね。
いざ書こうとしてみたら思い出せない事が一杯出てきたよ。
キャプテンの海賊船って名前出てたっけ?
公式設定ではブラックシャーク、ハイ黒ではゴールデン・ヘッドだったけど。
人ごみのすごいキディランド店内を苦労して歩き回るD様…。
※当方これい以降の物語展開は全く考えていないので単発予告ネタです。
「綾ちゃんなんか大嫌い!美加、つかぴょんちの子になる!」
―ミニっこ達の反抗期!?
「ニコたんと13ののたんがユニのアボジ(お父さん)とオモニ(お母さん)だったら良かったのに」
―苛立ちと憧れ。
「そんなにうちが嫌なら、よその家の子になっちゃいなさい!」
「ほんとにいいの!?」
「じゃあ俺、勲さんち!」
―子供達は、外の世界を目指す。
「家から出たがるのは子供に自立心が芽生え始めた証拠」
「しばらくこちらでお預かりしますが、どうぞご心配なく。きっとすぐに帰りたくなりますよ」
「アニキのせいでボクまで空回りなんて不名誉な呼ばれ方するんだYo!
ああ、どうしてボクはミスター・クリスのようなファンの女の子にモテモテのイケメンを兄に持てなかったのか」
「V様のわがままには愛想が尽きました」
「巫女ののさんの弟子にしてください」
「セシルさんみたいに広ーい家に住んで、大画面のテレビが見たかったんだ!」
「怪盗になりたいっていうか、荒夜さんみたいな濃いキャラになりたいんです。
今のままじゃ僕、ただの橘家の親類ってだけの何の特徴もない埋もれた存在になりそうで」
―彼らはまだ、知らない。
「マジっすか!?」
「こ、こんなはずじゃ」
―隣の芝は青いのだ。
「おうちに帰りたい」
―そう。幸せの青い鳥は、本当はきっとすぐ近くにいる。
リヒト 「ゴスサラー! お客さんだぞーー!」
階下からの呼び声に、二階から降りていくゴスサラ。
開店前の天すみに、お忍び黒スーツ姿の(一見)13SDの姿があった。
ゴスサラ「あなたは… 確かキオトで会った」
榊 「その節は大変お世話になりました(菓子折差し出し深々と礼)。
この度は私事により、是非相談に乗っていただきたいことがありまして…」
こうしてSDカテ幼服物故見ヤーID『yukilove_no1(
>>629参照)』が誕生した。
ただ、師匠が連戦連敗の達人のためか、天使生来の穏やかな気性のせいか、
目当てを落札することができる日がいつ来るかは不明という……。
榊ちゃん、弟子入りする相手を間違えてるよ(煮が藁
てか、幼SDサイズの服を闇ミカにオーダーした方が早い希ガス。
闇ミカゴスサラにはもう正体バレてんだし。
榊「純白の上質な綿ローンでピンタック30本と共布フリルをあしらい、
ゆきの愛らしさを余すところなく引き立てるそんなドレスを
仕立てていただきたいのですが」
闇ミカ「(天使が魔族にドレスオーダーしていいのかな…)
えーと…材料費、手間賃込みで…(タカタカターン
これくらいになるけど」
榊 ( д ) ゚ ゚
ゆき「さかきちゃんだいじょうぶでしゅかー?
いたいのいたいの、とんでけー」
ゴスサラ「幼SDサイズってまだまだ供給少ないから、これくらい出せなきゃ
オクでも勝てないわよ」
榊 「げ、下界はかくも世知辛いものなのか……」_| ̄|○
榊 「かくなる上は自作あるのみ! 何事も基礎が肝心。まずは運針の練習から…」
ぶすっ。一針目を深々と指に刺す。
榊 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・_| ̄|○ 」
人(というか天使)には、向き不向きがあるということを悟った榊だった。
椿 「榊さまー、お掃除の時間です。あ、雑巾縫ってくださったんですね、
ありがとうございます!!」
やばいやばい、榊かわいすぎるよ榊。
欲しくなってきたよ榊。
里で常時販売してくれsige様。
>「げ、下界はかくも世知辛いものなのか……」
なんか榊の口癖になりそうなヨカン
人気投票のベスト集団賞、今なら勢いで天界ズに投票してしまいそうだ。
SD本スレでふくろうSRの展示のシンディがポロリしてるというのを見て
すぐ怪盗の顔が頭に浮かんだよorz
【出品依頼】
幼SDサイズの可愛い服を奥出汁お願いします。
薄給ですが毎日もやしを食べてでも力の限り物故みます。
切実です(><)
誤爆スマソ。
ここ見てる人でおながいスレの住人も兼ねてる人、
いたら本当に幼SD服の奥出汁おながいします。
>ヤホぃの人
OK−
うちの子に似合わなかったんで億打視しますね
って、ネタかマジか判らんぞw
薄給な榊可愛いよ榊
弥生、誤爆にもほどがあるぞ。
ここ一応毒男板だから。
幼SDとは最も無縁の連中の溜まり場だから。
「帝都の休日」の続き書いてもいいんでしょうか?
まどかの恋ネタは嫌いな人も多いのでスルーかと思ってたのですが。
でも、ミニっ子の長編も始まるみたいだから、
同時にというのはキツイかな。
帝都の休日の続き読みたいですノシ
まどかも28番も好きなんだよ漏れ。
まどかと28番の恋愛は正直ウヘア
天使長、薄給なのか?
天界って全員ボランティアというかそんな感じなのか?!
668 :
664:2005/04/04(月) 23:53:02
やはり好き嫌いの分かれそうなネタは
やめておいた方がよさそうですね。
最初にネタ落とした職人さんや仕込みをした職人さんも
続きを書かれないみたいですし。
チラシの裏だけにしておきます。
恋愛ネタそのものは嫌いじゃないんだけどまどかと28番って
いかにも数合わせ的カプで逆にかわいそうに思えてしまう・・・
自分はまどかと28番、クリスとくんは正直苦手
あまりにも突然カポーフラグが立ったのでなんか違和感あるし
出番を増やす為にカポーにしたって感じがするんだよね…。
榊とゆきの様に雑談で盛り上がって設定ができたり、ジャージ男みたいに
スレ住人達で悪のりして話が進んだするのは面白いけど
いきなり設定や関係が決まっていましたってのはなんかなぁ。
ぶった切りつつ勝手に>653の続き
闇ミカ「・・・ってことがあったんですよ〜」
ゴスサラ「思っても見なかったけど、天使って貧乏なんですか?」
D「そんなこたぁ無いね。
金を稼ぐ才覚の無い連中が多いだけだよ。
・・・・・・そうだね、今度そいつが来たらあたしの所に連れといで( ゚Д゚)y─┛~~」
榊「私に協力するというのは、あなたか?」
D「そうさ。どこかの王族たちのようにとは行かないが、
そこらのスナイパーに負けない程度には物故めるくらいの資金を提供してやるよ。
勿論、うちの弟子に一点ものをオーダーするのにも充分なくらいね」
榊「・・・その代価に何を望む?魔女よ」
D「(にやり)物分りがいいねぇ( ゚Д゚)y─┛~~
そうだね、まずは天使の羽。何も翼ごともごうなんて言わないさ、数本でいい。
それから、妖精族の集めた蜜。天界の庭にあるエメラルドも欲しいね。
あんたなら、調達するのは簡単だろう?」
榊「・・・・・・、足元を見おって!そのようなものを、魔族の手に渡せるか!」
憤然と席を立ち、帰途に着く榊。
榊「闇ミカ殿!今後あのような者との関わりを私に持たせないでいただきたい!(#゚д゚)プンスコ」
闇ミカ「あのさー、僕もゴスサラも魔族なんだけどなぁ・・・も、いいや」
ゴスサラ「榊ちゃん、耳に入ってないよねぇ」
ジャージ男 → マヌカン
でも、なんでいきなり?って感じだったよ。
それもあって、出来ればさっさと振られて欲しいなぁ…と思ってる。
もっと生活環境の合ったお似合いの人同士でカポーになってね、27番センセ。
正直どっちでもいいのだが
天邪鬼なので、反対意見が多いと応援してしまいそうになる
27番「そうなんだよなぁ、ジャージ男スレのみんなにあれだけエール
もらっちまってるし、一度くらいは誘いに乗ってくれても…って
ムキになって色々頑張ってたけどさ、やっぱ寝ルカみたいに
いつでも肩肘張らずにいられて、一緒にいるとホッとする
素朴な女性ってのが理想かなぁと思うよ」
寝ルカ「…なんだろう…この悪寒は…」(ブルブル
教室「寝ルカ先生、風邪っすか?」
…BLとかのつもりは(漏れ苦手なんで)全くないのだが、
寝ルカには13ミミよりシルビーより教室がお似合いな気がしてきた。
すいませんもう言いません教室くんのヘッドに詰まって窒息してきまつ
>671
きっと、天界¥と人間界¥のレートが違うんだ。
天界はあまりお金を必要とするところじゃないから、
貨幣価値が低かったりして、高給取りでも両替すると減っちゃうんだ。
白鳥 「榊様、最近よく人間界にお出かけになっているようだけど
一体何をなさっているのだろう…。お疲れになって帰ってくるので心配です。」
白蓮 「きっと欲に溺れた迷える人々を清浄な道に導くために尽力されているのですよ。
私達には想像もつかないような苦労をされているのでしょうね。」
椿 「榊さま、さすがですぅ。(尊敬のまなざし)」
ゆき 「さかきちゃん いい子いい子でしゅ。」
榊 (い、言えない… 絶対に言えない…。)
>672
ジャージ男 → マヌカン はカポー設定っていうんじゃなくて
27番イジリネタとして見てるから面白い。本気でくっつくとかになったら
全然面白くないけどね。
漏れも27番には早く面白おかしく振られてほすぃよw
ゆき 「さかきちゃん、このまあるいのは何でしゅか?」
榊 「これは人間界のお金で『500円玉』というのですよ。これを…」
ちゃりんと机の上の貯金箱に落とす。
貯金箱には(ゆきには読めない人間界の文字で)『10万円貯まる貯金箱』と書いてある。
榊 「これがいっぱいになったら、良いことがありますよ」
ゆき 「いいこと? どんなことがおこるんでしゅか?」
榊 「ふふ、ゆきには秘密です。
ええ… いつかは…きっと……(遠い目をして少し涙ぐむ)」
闇ミカ「そんなに深刻にならなくていいよ榊ちゃん」
ゴスサラ「その貯金箱がいっぱいになる頃には幼SDデラももっと増えてるわよ榊ちゃん」
D「そうなりゃあたしの手を借りるまでもないだろうねぇ榊ちゃん」
黒ナー「きっとその10万円でいっぱい服が買えまつよ榊ちゃん」
榊「ぐぬうっ…精霊たる私にかように大きな打撃を与えるとは、魔族の真言侮りがたし!」
榊
マサカと思ったがこうもいじられ伽羅になるとは・・・
お迎えしておけばヨカタ・・・_| ̄|○
榊はいろんな感情を表に出していて
楽しい奴だな。
・生活環境の合ったお似合いの人同士
・いつでも肩肘はらずにいられて一緒にいるとホッとする素朴な女性
ルカ 「スレ住人の考える理想のカポーってこうらしいぜ」
セシル 「そうなるとルカと四郎はアナイスには不釣合いだな。
庶民とお嬢様。君達には高嶺の花だろう」
四郎 「それ言うならセシルとアナイスだって逆に不釣合いじゃんか。
アナイスは名家のお嬢様だけど、王侯貴族ほどの身分とも違うぜ?」
眠のの 「その点私とセシルは何の問題も無いわね。
生活環境も合ってるし、肩肘はらずに一緒にいられるでしょ?」
13ミミ 「私と四郎も生活環境は合ってるし肩肘張らずに一緒にいるよね」
シルビー 「あんた達、『一緒にいるとホッとする素朴な女性』の所脳内あぼんしてない?」
13ミミ 「シルビーちゃんに言われたくないよ!」
眠のの 「シルビーは一つも条件満たせてないじゃない!」
シルビー 「あたしと寝ルカ先生はぁ、生活環境も合ってるしぃ」
13ミミ 「合ってるっていうか、無理矢理そっちの世界に引きずり込んだよね」
シルビー 「肩肘はってないしぃ」
眠のの 「肩身の狭い思いはしてるみたいだけど」
シルビー 「一緒にいるとホッとする素朴な女性?みたいな」
キャプテン 「さっきっから誰の話してんだお前」
このスレ的お似合いカポー大賞は闇ミカゴスサラ辺りかな。
他は見るからにお似合いというよりはギャップ系カプが多いような。
今日も今日とて人間界でコソーリとゆきの服を物色している榊。
榊 (今の私にはダ○エーでしかゆきの服を買ってやれない…
貯金箱が一杯になったらうんと可愛い服に物故んであげるから、
どうか甲斐性なしの私を許しておくれ、ゆき)
パートのおばちゃんが胡散臭い眼差しで眺めているのに気付きもせず、
奥様達に混ざって子供服のコーナーでバーゲンワゴンを漁っている。
隣の文房具売り場から聴こえて来る中学生の会話を聞くともなしに聞いている榊。
制服ミミ 「ねえねえナナちゃん翔くん、最近ジャージ男スレ見てる?」
翔 「うん、ここのところもっぱらROMだけど」
制服ミミ 「この弥生三月って人なんだけどさー、なんか変じゃない?」
榊 (この子達、私の噂話をしている!?)
制服ナナ 「変って何が?」
制服ミミ 「だって毒男板なのにやけに幼SDに執着してるしさ。
もしかしてロリペドってやつ?」
制服ナナ 「ヤッダー、キモーイ!」
榊 (わ、私をキモイだと?今日びの学生は何と無礼なのだ)
翔 「(真面目な声色で)そんな風に決め付けるものじゃないよ、ミミちゃんナナちゃん。
もしかしたらこの人も昔の綾ねえみたいに両親が他界して幼い妹弟を男手一つで育てる事になった
苦労人のお兄さんかもしれないじゃないか。
自分は毎日もやしを食べながら弟や妹に服を買ってあげるなんて、立派だと思うよ」
榊 (む、この少年は中々感心だな。特別に今度困った時に私の加護を与えてやろう)
制服ミミ 「でもさー、弟と妹のために自分がもやし食で我慢する所までは立派でも
それで浮かせたお金を屋府奥で物故んで可愛い服買うのってやっぱり何か違くない?」
制服ナナ 「子供の立場にしてみればさ、お金使ってくれるんなら
可愛い服より美味しいもの沢山食べて元気に遊ぶ事のが大事なんじゃない?」
制服ミミ 「子供服にやたら金かける人って犬に服着せてる人と一緒でさー、
子供のためじゃなくて親の自己満足って感じ?」
翔 「それもそうだね。もやし食べてまで高額の子供服買うのってちょっとバランス感覚なってないかも」
制服ナナ 「でしょー?この人の家の子の将来が心配ってカンジー」
翔 「大丈夫だよ。親はなくても子は育つって言うし、駄目な保護者でもそれはそれで反面教師になるしね」
隣の子供服売り場で_| ̄|○ となっている榊に気付くことなく去って行くミミナナショウ。
榊 「世知辛い…下界の風は天使たる我が身には厳しすぎる…」
女の子 「ママー。あそこで黒いスーツのオジチャンがしゃがみこんでるよー?」
母親 「しっ、目を合わせちゃいけません!」
スレ住人の皆が納得する恋愛フラグの立ち方って難しいな。
寝ルカ→13ミミやシルビー→寝ルカもシンディ→遠夜や荒夜→シンディも
当時結構唐突に立ったフラグだったと思うんだけど
そんなに反対意見もなく受け入れられたし。
完璧片思い設定なら許容してもらいやすいのかな。
反対意見の時になるとぶら下がり式に沢山レスがつくのはぬっちゃけモニョる。
同じ熱意で「こんなネタが読みたい」ってネタ出しやリクを書いてくれた方が
書き手にとっては参考になるんだが。
読みたくないカプや受け入れられないカプよりも
読みたいカプや読みたい集団が何処かの方が知りたいんじゃよ。
じゃ、今までマイナー気味で言い出せなかったのだが
遠夜とチャイナりおのネタが読みたいでつ。
…漏れ、シルビー→寝ルカ→13ミミのトライアングルに何か釈然としなかったんだが
>674を読んで納得行った。やっぱ教室君がお似合うわやめdfgyふじこlp;@
絶対カプにならない人同士の、まったく恋愛に関係のないカラミ話が読みたいです。
最近はミニッ子まで恋愛のターゲットになって来てて油断ならないorz
自分は恋愛関係については全て否定的。
言うとキリ無いから、その関係のレスは飛ばしている。
恋愛関係よりも友人関係の話が好きだ。
「こまめタンの日記」キボン
純や勲だけでなくミニっ子達にもいじられまくる
こまめタン危機一髪な日々とか
セシルとキャプテンの兄弟らしい絡み話が読みたいです。
この前ジャージ男スレ上で覆面恋バナしてたけど、実は日常では
この二人ってそんなに腹割って語ったりしてないみたいなので。
アナエルとかのの姉妹とか、女二人姉妹は仲良さそうなのにね。
趣味が合わない男二人兄弟ってそんなものなのかな。
双子島の時みたいな海賊一味の純粋な冒険話を読みたい書きたい。
キャプののもネルシルも教ネルも好きだけど
そろそろ恋愛ネタじゃなく本業で活躍する彼らが見たくなってきた。
>686
遠夜とチャイナりおはマイナーなのか?
自分もこの二人は血のつながらない兄妹って感じで好きなコンビだよ。
ガサゴソ・・・・
闇ミカ 「おかしいなぁ〜たしか押し入れに入れておいたはずなんだけど。」
ミシェル「魔法道具と裁縫道具は分別して整理したほうがいいですよ。」
ゴスサラ「あ〜、あったわよ、ピクニックバスケット。」
闇ミカ 「これで週末にお花見できるね。」
ゴスサラ「ついでに懐かしいものみつけちゃった!」
闇ミカ 「それ、キラちゃん達と探検家ごっこした時に描いた宝の地図だね。」
ミシェル「部屋がほこりっぽくなったのでちょっと窓開けますよ。」ガラガラ
ゴオオオォォォ
ミシェル「おや、今年最初の春一番。」
闇ミカ 「ああああああああぁ地図が、地図が飛んでった!」
ゴスサラ「ま、いっか落書きみたいなもんだし。」
キャプテンの船甲板・・・
教室 「4月〜は花見で酒が飲めるぞ〜ホ〜ネホネロック〜」
ヒラヒラパサッ・・・・・・
海賊9番「教室先輩〜なんか落ちて来たっすよ〜」
教室 「どれどれ〜、こ、これは宝の地図!」
海賊8番「え〜本当、見せて見せて!」
海賊4番「教室先輩、頭が邪魔でよく見えな…Σ( ゚∀)・:ぐハァッ」
海賊9番「あ〜あ…」
教室 「とりあえずキャプテンと相談するっす。」
どうなるのかな。
降ってわいた謎の地図に沸き返る海賊船。
レオナ 「本当に宝の地図なのかしら?ただの子供の落書にも見えるけど」
巫女のの 「(地図に手を翳して意識を集中し)微弱ではありますが、残留魔力が感じられます」
11番 「(地図を太陽に翳して)それにこの紙、人間界製のじゃないですよ?」
シルビー 「いいじゃないいいじゃない!何かありそう!」
キャプテン 「って言ってもこれだけじゃ何処の地図なのかも判らねえな。
巫女のの、11番、レオナ、寝ルカ、この地図に該当しそうな地形を探しておけ。
シルビー、お前は学校行って俺達の休学届と寝ルカの休職届を出してきてくれ。
残りの連中は一応出航準備だ。」
一同 「「「アイアイサー!」」」
古文書を調べたりコンピューターに取り込んである世界中の島の形と照合したり
霊力を働かせたりしながら島の位置を探す海賊船頭脳労働チーム。
コンピューターのモニターに向かっていた11番が声をあげる。
11番 「皆さん、見てください!この島」
一斉にモニターの前に集まる一同。
巫女のの 「外観は近いように見えますね。この地図は少々乱雑に描かれてますけど
ここの線が丘陵、これが河、これが湖だとすると一致します」
レオナ 「この島、何処にあるの?」
11番 「東南アジア、インドネシア沖の無人島です」
寝ルカ 「インドネシア周辺は現在世界で最も海賊事件の多い海域ですね…」
11番 「同業者に出くわすかもしれないって事ですね。キャプテン喜びそうだなー」
寝ルカ 「喜んでる場合ですか!危険が大きいって事なのに」
巫女のの 「でも、罪も無い民間の商船が襲われるよりは我々を襲ってくれた方が良いのではないでしょうか。
返り討ちにして己の所業を後悔させて差し上げればきっと悪い海賊様も悔い改めて下さるでしょうし」
寝ルカ 「返り討ちってアナタ………orz ヤルキマンマンダヨ コノヒトタチ」
かくして新たなる目標地点をインドネシア沖に定めた一行。
果たして嘘から真・瓢箪から駒は出るのか。
それは紙の味噌汁。
巫女のの、すっかり海賊色にそまってるな・・・
>694
何だかんだで連れて行かれる事に疑問をいだかなくなった寝ルカもな…
叔父様の家でアナたんのカテキョーやってたのが遠い過去のようだよ。
自室に閉じこもって_| ̄|○のポーズで微動だにせず、途方に暮れる榊。
榊 「わ、私は…ただ、ゆきに喜んでほしかっただけなのに。
愛らしい服を着られればゆきも喜ぶだろうと思ったのに。
そう思うことの何が悪いというのか…!」
こんこんと小さなノックの音が響く。慌てて立ち上がり服のホコリを払う。
ゆき「さかきちゃんいましゅか?」
榊 「ゆき、どうしたのですか?」
ゆき「これ、ゆきが美加しゃまとつくったクッキーでしゅ。
これをたべたらさかきちゃんげんきになりましゅ。
さかきちゃんがずっとげんきないからゆきはしんぱいでしゅ。
まえみたいにいっぱいあそんでもらえなくてさみしいのでしゅ」
榊 「!!!!!」
ゆき「でもさかきちゃんはおしごとがんばってるからゆきはがまんしましゅ。
まだゆきはさかきちゃんのむずかしいおしごとはおてつだいできましぇん。
でもさかきちゃんがげんきになれるようにこれからもがんばりましゅ」
榊 「ゆき…ゆき、すまない!!!私が悪かったのだ。
これからはたくさん一緒にいよう。たくさん遊びに行こう。
今度は私と一緒にクッキーを作ろう、ゆき」
ゆき「さかきちゃんはおりょうりがへたなんでしゅねー」
白蓮「あ、あの…手伝いましょうか?(これじゃお夕食が用意できないよ〜)」
榊 「結構!白蓮は通常業務に戻りなさい!」
榊かわいいよ榊。
もしかしてシルビーなみの不器用なのか榊。
いるよね… 仕事バリバリできるのに
他のことできない人ってさ… w
699 :
698:2005/04/05(火) 23:02:39
ごめん。
読み返したら凄く嫌な書き方してた。
申し訳ないです。
榊がどんな風に料理が下手なのか気になる。
単にぶきっちょでクッキーの形が歪だったり焦げてたりするだけなのか、
アナイスみたいにナニでアレなのか…
>700
前者であってほしい。切実に。
うん。ゆきタンが殺人クッキー食べて昇天するのはかわいそうだ。
シルビー系の単なるぶきっちょの想定で書いてますた。
アナイス系はアナイスで充分なので…w
それに榊って絶対本の分量、材料を遵守して作ってそう。
アナイスみたいに材料がないからって勝手にその辺のもので
代替しようとは考えないとオモ。
…って考えると、アナイスって料理が下手なんじゃなくて単にものぐs(パァン
>703君
きっとそのお嬢さんは豊かな想像力を持つチャレンジ精神旺盛な娘さんなのだよ。
決して単にものg(ryというわけではないだろう。
白鳥 「みなさんこんにちは。『女神美加・愛のお料理教室』の時間です。
司会を務めさせていただきます、天使白鳥です。よろしくお願いします。
こちらが講師の女神美加様と、今日のアシスタントは天使長・榊さまです」
女神美加「本日は簡単デザート『天使のシフォン』の作り方です。
まずは卵を3個用意し、卵黄と卵白に分けます」
榊 「コンコン、グシャ! あっ……」
女神美加「……(手元を見ず、片手で流れるような手さばきで卵を割りつつ)
次は卵黄と砂糖を合わせて泡立てます」
榊 「シャコシャコシャコシャコ ビシャ! ああっ……」
女神美加「(横目で見つつ新たに卵を割り泡立て)充分に泡だったら薄力粉を加えます」
榊 「バサーーーーーーッ あああっ……」
白鳥 「………………ここで一旦CMです」
女神美加「(気を取り直して)次に卵白を泡立てます。
ここがこのケーキ作りで一番肝心なところ。気合いを入れて泡立てましょう」
榊 「シャカシャカシャカシャカシャカ ガシャーン! ガラガラガラ ああああっ……」
白鳥 「……ここで残りの砂糖を入れるんですね」
榊 「ザザーーーバサッ あああああっ……!」
ピンポンパンポーン♪ 『少々お待ち下さい』
女神美加「ここで卵白と卵黄の生地を合わせ、切るように混ぜます。
メレンゲを潰さないように気を付けてください」
白鳥 「サクサクサク・・・ これくらいでよろしいですか、先生」
女神美加「上出来です。あとは170度のオーブンで40分ほど焼きましょう」
白鳥 「うわあ! いい匂いですね。いただきまーす」
女神美加「このように、ぶきっちょさんでも簡単に美味しいケーキが焼けます。
皆様も挑戦してみてくださいね」
白鳥 「では、さようなら〜」
榊 「………………………………_| ̄|○ クスン…」
最近天界ネタがおもしろすぎる。
榊、もうちょっとデカ健と渡り合えるかと思ったのに
弄られキャラになっちゃったのね…。
生真面目キャラがデカ健様と渡り合うのは難しそうだ…
天然入ってる方が対抗しやすそう。
しかし天然系の椿もデカ健様にはいとも容易く丸め込まれているからな。
流石は最凶神様だ。
基本は弄られなんだけど、締めるところでは負けない感じがいいなぁ
黒タマネギみたいな(判らないひと多そうな例えでスマソ)
豚切りかつチラ裏スマソ。
今起きたんだけど、皆でこのスレの最終回考える夢を見た。
最後叔父様が死んだのか何処かで生きてるのかで大論争になってたよ。
最終回「アナイスは植物状態の叔父様が見た夢だった」
…嫌過ぎる…。
榊がデカ建に弄られて弄られて
最終的にはドカンと弄り返すような話が
読んでみたい鴨w
714 :
四郎:2005/04/06(水) 13:05:13
最終回は「四郎とアナイスの幸せ新婚生活」に決まってるだろ!
寝ルカ、榊によって叔父スレ弄られキャラNo1(または流されキャラ)の座が
脅かされそうになっている。
>715
確かに、叔父様の所でルカシロセシに囲まれてた頃の寝ルカとは
スレ内での立ち位置や周りからの扱いが違う鴨。
海賊船連中は意外と善良で真面目なSDが多いんだな。
人を弄って反応見て楽しむタイプはシルビー位だけど、
シルビーは寝ルカ先生はからかわない。
弄られキャラNo1の座は榊に譲り渡してしまったようだが
その代わり流されキャラNo1の座は間違いなく寝ルカだとオモ。
No2はセシル?
シルビーは人をからかうのが大好きだけど
困った人や凹んだ人を放っておけない温かさもあって前向きで
本質的にはすごく良い娘だと思う。好き。
シルビー 「(>717を読んで)ほーら、ちゃんとあたしの良い所を分かってくれてる人もいるじゃない」
巫女のの 「そうですね。私をこの船に誘って下さったのもシルビー様でしたし」
マリオ 「魔界で困ってた時にシルビーさんが助けてくれました」
シルビー 「ホーッホッホ!崇めなさい讃えなさいあたしを!」
キャプテン 「ま。本質的に悪人だったら俺の船には乗せない罠」
教室 「ちょっとちょっと、どうしちゃったんすか、このシルビーさんマンセーの謎の流れは!」
レオナ 「たまにはシルビーが持ち上げられる日があってもいいんじゃない?」
シルビー 「上の方で最終回の話も出てるし、いっそ叔父様スレは第十五幕で完結にしたら?」
教室 「何でそうなるんすか」
シルビー 「で、あたしをヒロインにして仕切り直しするのよ。
新シリーズは【SD愛の劇場】シルビーと愉快な仲間達【第一幕】 でどう?」
レオナ 「愛の劇場って昼ドラみたいね」
教室 「レオナさん、昼ドラ見てたんすか」
レオナは昼ドラより2時間ドラマのイメージだなあ
月曜は月曜ミステリー、火曜は火サス、水曜は女と愛とミステリー、
木曜はなくて金曜エンタメ、そして土曜ワイド。
…漏れの見てるのそのままorz
昼ドラにしろ2時間ドラマにしろ奥様向けだな。
さすがはおやっさんと呼ばれた男の双子の姉だ。
最終回、考えたことがある。
ニコののが、子供を持つかで悩んでいる頃。
時空の歪みがひどくなり、ハイランド・東京間が行き来できない事故が多発していた。
時を同じくして、叔父様を中心とする保守循環時間派と、司達革新直線時間派の対立が明確になってくる。
どちらも世界を愛する心に変わりはないのに。
そして運命の少女アナイスの決断は!
…つまらんので、即没にした。
あくまで単発パラレルネタって扱いで「いきなり最終回」ネタやりたいと思った事がある。
自分でも漠然とした妄想は有るし、他職人さんの考える最終回ネタも読んでみたい。
(テスト板向けの企画ネタかもしれないけど)
>>723 似合うな、13サラ姐さんw
一枚目の写真がまさにそんな感じだ。
お、いいね。
部下(?)のブラ部隊もライダースーツなのだろうか。
しかし、登った木の上から降りれなくなるあたり、
13サラ姐さんは道具を揃えて形から入るタイプなのかもしれない。
13サラ「最近何か面白い作戦無いの?」
ルカ 「フッ…ここは春らしく『アナイスとお花見デート大作戦!』
問題は叔父様の目を盗んでアナイスを館から連れ出す事!」
13サラ「お花見ねぇ…お弁当はやっぱりアナイスの手作りなのかしら。」
ルカ 「・・・・・・俺の愛はどんなお花見弁当も乗り越えてみせる!」
13サラ「はいはい、まずはアナイスとデートの約束取り付けましょうね。」
シンシヤ 「特別の日があるのでち。」
ミーシャ 「すごいのでちゅ。きっと、ものすごいお力のお人なのでちゅ。」
シンシアとミーシャの前にはカレンダーがある。
4月29日を指して、幼精さんたちは語っている。
ミーシャ 「きっとなにかすごい功績をお国にしたのでちゅ。」
シンシア 「どんなのでちか?」
ミーシャ 「…うーん。きっと美味しいお菓子を発明したのでちゅ!」
シンシア 「それはすごいでち!だから、その功績をたたえて、お名前が付いた記念日があるのでちね。」
>>727勝手に続き?
より 「終わった?」
みどり 「うん、もう少し」
ずらりと並んだプランターと植木鉢にじょうろでたっぷりの水をかけ、
みどりはにっこりと笑って振り向いた。
みどり 「おしまい! 暖かいから、きっとすぐに芽が出るよ」
より 「お疲れ。お茶にしようか、手洗っておいで」
みどり 「はぁい!」
お茶のテーブルを挟み、よりとみどりはベランダのプランターを見る。
より 「それで、今年は何を植えたの?」
みどり 「鉢には朝顔。つるがあまり伸びなくて、大きい花が沢山咲くタイプの。
大きいプランターにはミニトマトとバジル。育ったら食べようね。
あと、小さいプランターに紫蘇とパセリの苗も植えたし、
隅でパンジーの苗床も作ってみた」
より 「今年はすごいわね。引っ越してスペースも広くなったしね」
みどり 「パンジー、咲いたら可愛いよ。花びらの縁がひらひらしてるの!」
より 「任せておけば安心ね。ふふ、今年も新鮮なバジルソースのパスタ食べられるね」
みどり 「採れたてが一番香りがいいもんね。お店のお姉さんもお薦めだったよ」
より 「あら、商店街の?」
みどり 「くんさん。四郎お兄ちゃんの同級生の。
芽が出るまでが少し寂しいね。お花咲いてるの、少し増やしていい?」
より 「そうね、まだプランター置けそうだし。
買い物ついでに行ってみようか、ブルームーン」
みどり 「行く! くんさんに、いっぱいお花のこと教えてもらうの!」
写真を
( ●Д´)( `Д´)
(( (\ノ) (\ノ)
ノ ̄ノ ノ ̄ノ
取る時
(●Д´ )(`Д´ )
(ヘ ノ) (ヘ ノ) ))
( ̄( ( ̄(
遠近法
( ●Д´)( `Д´)
(( (\ノ) (\ノ)
ノ ̄ノ ノ ̄ノ
ハイ! ハイ! ハイ
(. ●Д)_(Д´ )
ノ ノヽ | |>
ノ > < ヽ
ハイ!
(. )_(`Д´)ノ
ノ ノヽ |ヘ |
ノ > <
ハイ! ワォ!
(●Д´)_(`Д´)ノ
ノ ノヽ |ヘ |
ノノ <
あるある探検隊!
ヽ(●Д´) ヽ(`Д´)
| ヘ|ヽ | ヘ|ヽ
| ̄ | ̄
あるある探検隊!
(●Д´)ノ (`Д´)ノ
ノ|∧ | ノ|∧ |
 ̄|  ̄|
何やってんだ、このブラザーズは…wバクワロタ
※「もしも叔父様スレが80年代トレンディドラマ風の最終回を迎えたら」
という仮定に基づいたパロディ的な単発ネタです。
ある事件をきっかけに、今の自分は綾には釣り合っていない事を痛感し
打ちひしがれる司。
彼は一度今の環境から離れて自分を鍛え直すため、
高校卒業後アメリカの大学への進学を決めた。
見送られると決心が鈍るため、誰にも言わずに日本を離れようとする司。
一方綾もまた、いつしか自分の中に芽生えていた司への想いを自覚する。
それでも司はまだ若く、アメリカで新しい出会いもあるだろう。
誰か自分の知らない女の子と恋仲になるかもしれない。
こんな年上の自分の気持ちを告げたりしたら、これから新しい世界へ飛び込んで行く
司にとって重荷になってしまうのではないか。
そう思って自分の気持ちを押し殺そうとする綾。
それをただ一人見抜き、自分に正直になるよう背中を押したのは銀ミカだった。
司の乗る便の出発時刻が近付く中、銀ミカの車で空港へ向かう綾。
今にも搭乗口へ向かわんとする司に抱きつく綾。
互いの気持ちを確かめ合う二人。
司は綾に必ず迎えに来るから待っていて欲しいと告げ、単身渡米する。
4年後。
商社に就職を決めて帰国した司は綾に求婚。
弟妹や親友の見守る中、二人は教会で永遠の愛を誓うのだった。
司 「…っていうのはどうかな?」
銀ミカ 「却下」
>726からずっと読んでくると、このスレのネタの許容幅って広いと改めて思う。
これからもこういう何でも有りなスレであって欲しいな。
日本語を勉強中のカイとユニ。というより、カイがユニに教えてもらっている。
カイ 「ユニ、セチガライッテ何ダ?」
ユニ 「きっと、とても辛いおせち料理のことでつよ。甘党の人には耐えがたいのでつ」
カイ 「ナルホド(メモメモ)」
ユニ 「来年はユニがにーたんのためにがんばっておせち作るでつよ」
カイ 「今カラ来年ノ話カ?オ兄チャン、笑ッチャウゾ」
ユニ 「にーたん、笑うのは鬼たんでつ」
カイ 「オニータン?」
ユニ 「オ・ニ・タ・ンでつ!」
カイ 「ダカラ、オニータン」
ユニ 「わざとやってるでつか?」
>729続き
ほしい
( ●Д´)( `Д´)
(( (\ノ) (\ノ)
ノ ̄ノ ノ ̄ノ
ウィッグ
(●Д´ )(`Д´ )
(ヘ ノ) (ヘ ノ) ))
( ̄( ( ̄(
小顔用
( ●Д´)( `Д´)
(( (\ノ) (\ノ)
ノ ̄ノ ノ ̄ノ
ハイ! ハイ! ハイ
(. ●Д)_(Д´ )
ノ ノヽ | |>
ノ > < ヽ
ハイ! ハイ! ワォ!
(●Д´)_(`Д´)ノ
ノ ノヽ |ヘ |
ノノ <
あるある探検隊!
ヽ(●Д´) ヽ(`Д´)
| ヘ|ヽ | ヘ|ヽ
| ̄ | ̄
あるある探検隊!
(●Д´)ノ (`Д´)ノ
ノ|∧ | ノ|∧ |
 ̄|  ̄|
シルビー 「(チラっと>734を見て)あんた達、本当にあんなのでいいの?」
眠のの 「いいの!」
巫女のの 「ご兄弟ならではの息の合った舞踏だと思います」
シルビー 「そう思うならあんた達もやったら?」
巫女のの 「踊る?眠のの」
眠のの 「踊らないわよ!」
11番 「(ボソ)ののさん達相手なら遠近法じゃなくても一緒に写真が撮れるのに
何をトチ狂ってアナイスさん萌えなんですかねー、セシルさんは。
よりによって尤も遠近法無しでは並べない方じゃないですかー。」
シルビー 「あんた、おとなしい顔して結構ズバズバ言うわね〜。」
教室 「(ボソ)俺も一緒に踊りたいっす…。」
もしかしたらスレ違いかもだが、今でもアナイスが一番小顔の女SDなの?
13ミミも相当小顔に見えるけど。
一番の小顔は純な気が汁。
13ミミは目から上が長い…
バランス取れてると思うのはアナイスと純かなあ
輝彦の方がアナイスよりも小顔な気がする…
同じくらいの大きさだと、スタンダード女子より13女子の方が頭身上がる分、
小顔感が強くなるね。
輝彦>アナイスだとおもう
ウイッグ自作したとき、アナイスに「ギリギリ」入ったウイッグ
輝彦には入らなかった
実際図ったわけではないそれだけの根拠なんだけどね
アナイス並に小さいといえば神様二人かな
夜の人たちは別格の小ささ
なんにしろウイッグが共用できなくて困る
小顔と小頭は違うんだよな…
神様二人はヘッドサイズは小さいんだけど、アイホールがでかい分、
アナイスの方が小顔度が高いよね。
綾たんと司は、司の方がヘッドサイズデカイんだけど、
見た目は俄然綾たんの方が顔デカイ orz
744 :
743:2005/04/07(木) 03:08:06
あ、アイホールがデカイのは、神様のほうね。
>729>734
朝から笑い死ぬかと思ったぞ!
>743
でも保管庫の投稿画像のツカアヤツーショット写真を見ると
そこまで顔の大きさの違いや並んだ時の違和感は感じなかったよ。
ミカエルと綾だとどうなんだろう?
キャプテン 「誰か封筒と便箋持ってないか?」
11番 「コンピュータールームの引き出しの上から2番目に入ってますけど。
キャプテン、ラブレターでも書くんですか?」
キャプテン 「違えよ!sigeに嘆願状を書くんだ」
シルビー 「何を嘆願するつもりよ?」
キャプテン 「もう今更小顔になるのを考えても仕方がねえ。
これが俺の顔なんだから俺はこのままでいい。
考えてみろ、小顔大頭なんてのはあくまで相対的なものだ。
だから、新作SDにどんどん巨頭キャラを作ってくれっておながいすんだよ。
巨頭が増えれば俺でも被れるヅラだって増える計算だろ?」
レオナ 「真面目な話、16SDの体格によっては今主流のサイズよりは
大きめのヘッドが乗ってくる可能性はあるわよね」
キャプテン 「16SDか。そう言やそんな話もあったな。
よし、『キャプテンセシルを再販する時には16SDボディにして下さい』…っと」
シルビー 「じゃついでに『レディシルビーを再販する時には13少女L胸ボディにして下さい』って書いといて」
レオナ 「(ポソ)『限定50体でもいいからレオナを再販して下さい、ボディの贅沢は言いません』もお願い」
最近ジャージ男は何か進展ないわけ?
スレも止まってるしさー。
ここはスレを活性化させるためにマヌカンに告ってみたら?
告白の方法は手紙がおすすめ。
夜中に一人で書いたラブレターなんて効果覿面よ☆
夜中に一人で書いたラブレターは地雷です。
それだけはやめた方がいいです。
>コンタクト
お前地雷踏んだ経験あるのか?(・∀・)
詳しく聞かせろw
ラブレターとはちょっと違うけど、夜中に勢いで書いて勢いで投下した恋愛ネタって
後で読むと恥ずかしいな。
過去スレ読んでて昔自分が書いた恋愛ネタが出て来ると即脳内あぼんしちゃうよ。
752 :
@船長:2005/04/07(木) 21:57:41
>怪盗
コンタクトは風邪で寝てる時に好きな女に空手着はだけ姿で迫られる夢を見るようなムッツリだ。
夜中に書いたラブレターの中味も推して知るべしだろう。
余り追及してやるな。
ちょっとチラ裏だが相談に乗ってくれ。
漏れの親友、夜中に勢いで作曲したラブソングをみんなに聞かせようとする。
イタタな詩で、しかもすごい破壊的音痴。
それさえなければいいヤシなんだが…
親友を傷つけずにやめさせるにはどうしたらいいだろう?
ラブソングなんか大勢の前で歌うもんじゃねえ。
彼女一人に捧げるものだ。
これでいいんじゃねえか?
彼女さんがイタタな歌を一身に引き受ける事になるが、
愛があるなら耐えられるだろう。
便乗でチラ裏だが、漏れの話も聞いてくれ。
漏れの意中の子、人外魔境の食い物作るんだ。
彼女の好意が嬉しくて食うんだが、病院送りになって光るお花畑を見た事もある。
だが最近、少し辛くなってきた。断じて彼女への愛が薄らいだ訳じゃないが。
漏れはどうしたらいいんだろう。
>猿
人様にものを食べてもらう職に就いてるSDとして厳しい事を言わせてもらうが、
彼女の作るものが食い物になってないなら勇気をもってちゃんと注意すべきだ。
惚れた弱みで「彼女が一生懸命作ってくれたものなんだから」
って思ってついつい出されたものを食っちまってるんだろうが、
それじゃ長い目で見て彼女のためにならねえだろう。
お前らが放置し続けたら彼女は一生自分の料理がおかしいと気付かないまま
恥をかき続ける事になるんだぜ?
>猿様
難しいですわね…。
その意中の方もきっと猿様の喜ぶ顔が見たくてお作りになって
いるのかもしれませんし…。
愛で耐えるべきなのかもしれませんが、
>ソバ打ち様の書かれた様に時には厳しく接するのも愛。
一度、その事を意中の方に話してみた方が宜しいのではないのでしょうか?
破壊的音痴とか人外魔境の料理とか、皆苦労してるんだね。
彼女がイベントで寺ダッシュしようとするとか
落とせっこないオークションでいつも中途半端な額入札して
奥スレで吊り上げID呼ばわりされて叩かれてるのなんて
可愛い悩みに思えてきた。
>アニヲタ
僕の片思いしてる女性の好きな男の人もそういう人です。
この世に二人といないと思っていたんですが、
案外似たような人って何処にでもいるものなんですね。
こう言ったら失礼だけど、ぶっちゃけ彼女の趣味を疑う事もあります…
>船長
ゴメソ、君にだけはムッツリって言われたくないですw
>>721に触発されて書いた、完全単発ネタです。続きを書くつもりは、全くありません。
「どうしよう・・・ どこまで歩いても、商店街から先に進めない。おうちに帰れないよ・・・」
始まりの地、ハイランド。
「エルシーね、大きくなったらね。・・・お姉ちゃま、どうしたの?」
そして、東京。
「いっちゃんはいいなあ。純だって、いつかきっと。いつか・・・?」
奇跡の邂逅は、今終わろうとしているのか。
循環する時間。
「それじゃ、俺達は大人になれない!綾さんを守りぬける男に俺はならないと・・・!」
直進する時間。
「どうして、このままでいけないことがあるのかね? 皆でお茶をして。泣いて笑ってけんかして。
これが夢なら、私は醒めないままでもいっこうにかまわないが」
矛盾は対立を呼び、亀裂は広がっていく。
「・・・私達は人形なのだよ」
「運命手帳の続きがない・・・!」
「これが最後なら。そばにいたいよ、四郎」
「我々は、最後まで運命を共にいたします。大魔王SIGE様」
「様ぁないね。大魔女などもてはやされても。この期に及んで、あたしは何も出来ないって言うのか・・・」
「・・・初恋のひと。あなただったのですね」
「サシャ! ヤメロ! ヤメテクレ! タノム」
「最後だろうと何だろうと関係ねえ! 俺達のやることは一つ! 目の前の嵐を乗り切るだけだ!」
「アナイスはどこにいる? アナイスが鍵なんだ! 俺達が、俺がまもらないと!」
世界を愛する気持ちはひとつ。戦え。愛を胸に、勇気を手に。
「叔父様、姪のアナイスです。これから宜しくお願いいたします」
叔父様と愉快な仲間達・最終章「さよなら、叔父様と愉快な仲間達」
>760
この予告の物語は非常に気になるが、叔父様スレが最終回を迎えて
新シリーズ「SD愛の劇場シルビーと愉快な仲間達」になるのはいやぽw
>760
年がバレるけど、
「うる☆やつら〜ビューティフルドリーマー」
を激しく思い出したぞ
物語としては面白そうで読んでみたい…ケド
やっぱし最終回はヤダヤダ!
∩ _, ,_
⊂⌒( `Д´)
`ヽ_つ ⊂ノ
実際には明確な結論は絶対出されないんだろうけど。
もし最終回があるとしたらどんなオチがつくんだろう?って思う部分は色々あるな。
三角関係四角関係はどうなって、誰が誰とくっつくのか。
東京少年はバンドとして成功するのか。皆ミュージシャンで食ってくつもりあるのか?
荒夜はずっと遠夜の中にいるのか、消えるのか、分離するのか。
魔女「D」の一文字名は誰が継ぐのか。ゴスサラか、黒ナーシャか、はたまたシンディか。
ミカノ家とゴス家の確執はどうなるのか。
のの王国の王位は眠ののが継ぐのか、巫女ののが継ぐのか。その時セシルは、キャプテンは?
未だ明らかにされない教室一族の真実とは?シスターが教室君を探すのは何故?
・・・最後のはそのうちスレ内で明らかになりそうだな。
>>757 マテ、さらっと読み流してしまいそうになったが
アナイスすごいこと言ってないか?
病院送りになって光るお花畑見てる猿に
「愛で耐えるべきなのかもしれませんが」
かいw
眠のの「世界平和のためにも、正しいお菓子の作り方を、
アナイスに伝授する必要がありそうね。」
アナイス 「今日も張り切って美味しいお菓子を作りましょうっと。
あら、卵がないわ。今朝のベーコンエッグ(注:28番作)で使ってしまったのね」
〜〜〜以下自粛〜〜〜
青紫色とカラシ色のマーブル状になった、何やら人間の口にするものとは思えない
塊を丸めて次々と天板に乗せていくアナイス。
アナイス 「さて、あとはこれをオーブンに入れて焼くだけ…」
眠のの 「アナイスー、遊びに来たわよ。元気?」
キッチンの入り口で、フリフリドレスの眠ののが手を振っている。
アナイス 「まあ、眠ののちゃん。これからクッキーを焼くところなの。
プロの方にお恥ずかしいところを見られてしまったわ」
眠のの 「え…?この妙な臭いのする塊はクッキー生地なの?」
アナイス 「ええ、材料が足りなくて(検閲削除)…に代えてみたんだけど」
眠のの 「…アナイス…小麦粉と卵と砂糖が入ってないものをクッキーとは言わないわ。
それで、そのクッキー的なものを誰に食べさせるの? 叔父様?ルカ?四郎?それともセシル?
私なら、好きな人に食べてもらうものは自分が手に入れられる最高の材料を用意して、
腕によりをかけて、何より真心を込めて一生懸命作るわ。
…あなたみたいに、材料がないからそこら辺にあるもので間に合わせようなんて考えもしないわね」
ハッとするアナイス。
眠のの 「これからって時にお邪魔したわね。クッキー作り、頑張ってね」
帰りかける眠ののの腕をはっしと掴む。
アナイス 「眠ののちゃん!私が間違ってたわ。
そう、叔父様たちはいつも私のお菓子を食べるとき寂しそうな笑顔をするの。
きっと私がそんな風に手抜きをしているのに気づいてて、それで…」
眠のの (そりゃ、あれをクッキーと言い張られれば気づくでしょうよ)
アナイス 「私、もう一度、今度こそちゃんとしたクッキーを作るわ。教えて下さい、先生!!」
眠のの 「先生って…まあ、いいわ。私は厳しいわよ(ニッコリ」
アナイス 「はい!!!」
叔父様 「…眠のの君のおかげで助かった。今日はマトモなものが食べられそうだ」
ルカ 「アナイスが俺のために真心を込めて…いやあ、照れるなw」
四郎 「寝言は寝ルカになってから言え。眠ののちゃん、いい女じゃないか。憎いねー、セシルw」
セシル 「いい女だろう?だから四郎に進呈ウボァッ!!?」
眠のの「(麺棒をセシルに投げつけ)…助けなきゃ良かったかしら、あの四馬鹿…
アナイス、材料を買いに行くわよ!」
アナイス「はい、先生!!」
クッキー的なもの ワロタ
青紫の食材って・・・一体何を・・・・・
からし色は、きっと卵の黄身の代わりにウコン入れたとかかな。
紅茶の代わりにゆかり入れたとか?<青紫
しかし英国紳士の家で、ゆかりはあって紅茶は品切れってのも苦しいかな。
闇ミカ 「このリヒトの新作、紫イモ蕎麦って以外とおいしいね」
リヒト 「そうか、ロングランメニューのカスタード蕎麦も食え」
闇ミカ 「やだ」
ゴスサラ「ほんと〜、見た目は紫だけどけっこういけるわ」
めぐ 「実家から、紫うこんと紫いもを大量に送って来たの。
叔父様屋敷の28番さんにもおすそわけしたのよ。」
実家から、紫うこんと紫いもを送ってきたって・・・。
めぐの実家って沖縄だったっけ?w
実家のご両親が沖縄旅行したお土産とか
めぐりんの実家は和菓子屋さんだから食べ物に色をつけるものは
豊富に揃ってるんじゃないかと
しかし、アナイスの料理の腕は眠ののの特訓で向上するだろうか。
興味深い。
それから、キャプテン達って出港したのかのう。
お料理話をぬったぎってスレのルールに関する質問です。
複数レスにまたがる単発ネタって全何レス位までこっちに投下OKで
何レス越えたら「一職人による長編」扱いとしてテスト板行き推奨でしょうか?
パラレルものとして単発最終回ネタを書いていたら
こっちで全6レス相当の分量になってしまいました。
こっちに投下して良いものか迷っています。
※
>>767-768の少し後の話ということで。
午後のピークを越し、ひと息つく「スイートドリーム」のスタッフ達。
セシル「やあ。今日もお疲れさま」
眠ミュウ「セシルさん!待ってて下さい、店長を呼んできます」
セシル「いいんだ、今日はただの客として来たんだから。
ダージリンのオレンジペコと、そうだな…チーズタルトを」
りあ「はい、少々お待ち下さい」
眠のの「(ケーキとポットを手に)お待たせしました。
…珍しいわね?セシルが一人で来るなんて」
セシル「たまにはね。アナイスの珍妙なお菓子もTOHYAの桃まんも好きだけど、
君のケーキが一番僕には合ってるみたいだ」
眠のの「当然でしょ?人間、慣れ親しんだ味を無意識に好むものよ。
気づいてないでしょうけど、このチーズも、生クリームも、バターも、それに小麦粉も。
セシル王国から空輸したものを使ってるのよ」
セシル「え?」
眠のの「表向きセシル王国とは長らく敵対してたけど、セシル王国のミルクやチーズは
のの王国の人間も高く評価していたわ。
美味しいものの前には、政治も歴史も敵わないってことね。
ハイランドの食べ物も美味しいけど、私がずっと食べてきたものたちの美味しさを、
美味しいものを食べてれば憎しみなんて忘れられるってことを、ここの人たちにも知ってもらいたかった。
だから、この店はセシル王国産の食材にこだわってるの」
セシル「眠のの…」
眠のの「そ れ に! あなたがアナイスに固執していつまでもハイランドにいたら、
故郷の味を忘れちゃうかもしれないでしょ?」
セシルの額をこづく眠のの。
セシル「忘れるわけないだろ。婚約とかそんなものより、もっと深いところで…
君と、僕をつなぐものなんだから」
>778
ヤヴァイ、読んでて頬が緩んでしまったよw
セシののカポー大好き。
職人様GJです。
>777
…めちゃ個人的な意見なんだが、パラレルとわかってても
最終回ネタを見ると寂しくなるのでテスト板にしてホスィ
スレのルール的に考えても、一人で6レス連投ってのはキツイだろうね
781 :
777:2005/04/09(土) 01:11:28
>780
ご意見どうもです。
テスト板の単発ネタスレで今連載されている方の作品が完結したら
そちらに持っていきます。
すみません。
今、迷惑に単発スレなのに連載してしまってる者ですが。
あと完結まで、一週間はかかりそうですので、どうぞ気にせず投下をしてください。
すみません。
長くてすみません(今も続きを書いてました)
783 :
777:2005/04/09(土) 01:25:28
>782
毎日続き楽しみにしています。
ぬっちゃけ782様の連載中の作品大好きなのでw
一読み手として割り込んでしまうのには気が引けてしまいます。
自分のはそんなに急ぐネタでもないので、テスト板用にじっくり構成練り直したりしてから
改めて投下しようと思ってます。
どうぞお気になさらずに連載続けて下さいませ。
>768
叔父様 「あー、今気が付いたのだが、わたしもその【四馬鹿】の一人なのかね?
……あ、そうなんだね……」 _| ̄|○
>778
美味しいものを食べてるときって幸せになるよな。
眠ののたん、
途中で書き込んでもたorz
国を離れても食べ物で2国の仲をつなごうという気持ちが健気で泣けたよ。
丸一日以上動きがないが、みんなテスト板の雑談スレ読みに行ってんのかな。
漏れがまさに一日読みふけってたわけだが…休日に外にも出ずにな…
イブに荒夜が美加にプレゼントしてるところにサンタガールズがバッティングしたらどうなるだろうとか想像してみる。
サンタボーイじゃ駄目ですか?
サンタボーイも可愛いと思うけど、うちにいるのサンタミミだからつい。
>790
あなたお目が高いじゃない!
ミミは制服着せても可愛いわよw
桜も満開、そろそろ葉桜に変わろうとしている季節。
都内某所で花見を行っている一同。
叔父様 「チェリーブロッサムか。たまにはニッポンの四季を楽しむのも良いものだね」
アナイス 「叔父様、ビールをお注ぎしますわ。おつまみもどうぞ。私が作りましたのよ」
叔父様 「おっとっと、(溢れそうになった泡を啜り)すまないね、アナイス。
この前眠のの君と一緒に作ってくれたクッキーは奇跡的に…いやいや、とても美味だったよ」
アナイス 「そう仰ってもらえると作り甲斐がありますわ。
今日お持ちしたチョウセンアザミの粕漬けは、眠ののちゃんが
巫女ののちゃんに教わったレシピを私に口伝えに教えてくれたものに
私が独自の工夫を加えたものですのよ。さあ、召し上がれ(はぁと)」
リヒト 「ねえちゃん、珍しく酒が進んでねえみてえだが」
レオナ 「誰か食中毒で倒れたら看病しないといけないからね」
くん 「のどかだね〜」
クリス 「ZZZzzz……」
ルカ 「のどかってゆーか、ぶっちゃけ暇だよな」
セシル 「スレも進んでないみたいだね」
四郎 「修学旅行以来中々長編が始まらないもんなー」
まどか 「わたくしの『帝都の休日』も没のようですし」
キャプテン 「俺たちの宝探しネタも出港準備に取り掛かったっきりだな」
13ミミ 「ジャージ男ネタも膠着してるよね」
ルカ 「主役が悪いんじゃないのか?」
キャプテン 「あぁ?どういう意味だそりゃ」
ルカ 「まどかさんもキャプテンもジャージ男もほら、叔父様スレん中じゃ脇役じゃん。
職人さん達も脇役の話はそんなに気が乗らないんだよ。
まどかさんはテスト板じゃ主役もらったりもしてるみたいだけど」
まどか 「そのテスト板ですら主役を張らせてもらえてない方に言われたくなくてよ」
天界、全員揃っての午後のティータイム。
白蓮 「そうそう、今日は人間界の美味しいイチゴがありますよ」
女神美加「まあ、それはいいわね。ようやく北にも春一番を呼べたからちょうどいいわ」
白鳥 「では、用意してきますね」
なぜか、榊がさりげなく白鳥を制した。
榊 「お待ち下さい、昨夜私が焼き菓子を用意しましたので、
美加様にも是非召し上がっていただきたく」
女神美加「まあ。遅くまで明かりが灯っていたから、
てっきりお兄さまが夜食探しをしていると思っていたのだけど」
デカ健 「お兄ちゃんに濡れ衣はイクナイよ…orz」
榊 「では、少々お待ちを。用意して参ります。ゆき、手伝ってくれるかい?」
ゆき 「はぁいでしゅ!」
デカ健 「ところでさ、榊って料理できたっけ?」
椿 「この前、台所で何やら難しいお顔をして、小麦粉を量っていらっしゃるのを見かけました」
白蓮 「そういえば、休憩中もカバーの掛かった本とにらめっこされてましたね」
白鳥 「冷蔵庫に、榊さまの封印のされた紙箱が入ってるのを見ました。
『開けるな』と書いてあったのですが……」
デカ健 「この前の朝食当番の時の玉子焼き、素で砂糖と塩間違ってたよ」
全員 「「「……………………………………ヤナヨカン…」」」
榊 「お待たせしました」
白い紙箱を持った榊と、フォークの入った籠を手にぱたぱた飛んでくるゆき。
テーブルの上に置かれた紙箱に、全員の視線が集中する。
榊が手際よく開いた、そこには−−−
少しいびつだが、充分にケーキと呼べるケーキがあった。
全員に切り分けられたそれを、恐る恐る口にする。
白鳥 「おいしい!」
デカ健 「お、美味いやこれ。スウィートドリームのには負けるけどな」
榊 「先日から、私が不器用と噂されていたのは知っております。
ですが己の不器用さに甘んじ、向上心を失っては天使長たる資格などありません。
弱点を克服する努力を惜しまぬこと、それも私のつとめと思い、
毎夜修練に励みました。この榊、まだまだ未熟でございます」
ぐっと拳を握り、今までの苦難の道を思い出す榊。
椿 「感動です! 職務を離れても使命を忘れないお姿を、私も見習わなければ!!」
女神美加「ふふ、榊らしい言葉ね。でも本当に美味しいわ。ありがとう」
榊 「お褒めにあずかり、光栄です」
ゆき 「さかきちゃんのケーキ、おいしいでしゅ! がんばったさかきちゃん、えらいでしゅ!」
榊 「ありがとう。慌てなくて良いから、たくさんお食べ。ほら、口にクリームが…」
その場にいる全員は同時に確信した。
『ただ、ゆきに褒めてもらいたかっただけなんだな』と。
榊立派だよ榊。
努力してダメ技能を克服できたってこのスレには余りいないタイプだよね。
榊、ゆきの為だけに頑張る姿がイイ!!
榊には白いエプロンもいいけど、ぜひ割烹着を着ていただきたい。
榊欲しくなっちゃったよー。
天使’Sにエプロンて見た目的にやばくないか?割烹着もだけど…
>>798 それって、もしかして○ダカにエプロンを想像してる?
天界ズ好きだから最近出番多くて嬉しい。
神様いるから天使侍らせたいけど、増えすぎだよなぁ。
>799
798じゃないけどそれ想像した。
今はまだ企画段階で止まってるけど
テスト板の人物紹介スレから発生するらしい
『叔父様スレ用語集』が結構楽しみ。
アナイスの歴代珍料理もまとめてくれる人いたら嬉しい。
ゴスサラ 「テスト板は進んでるけど、こっちは最近マターリしてるわね〜。」
闇ミカ 「しーっ!いいんだよマターリで。去年の秋みたいに運動会の最中に
抜け出したり徹夜したりはこりごりだよ…。特に今回はショとパが続いてるんだから!」
ベイべキラ 「私達もデラデビューするんだもんねー。」
ピエロキラ 「ねー。うちの店は上品&エレガンスをモットーにしたクラシカルロリータ系と、
キュートな甘ロリ系の二本立て。トータルコーディネートできるように、
小物にもこだわりました。
なんでもいいからレースつけとけーみたいなオカンアートとは違うもーん!」
ゴスサラ 「いつの間に服作ってたの?知らなかったわ。」
ピエロキラ 「だってこのままだとまた出番が無くなりそうなんですもん。」
ベイべキラ 「それに私達、人間界でファッションの勉強がしたかったの。はっきり言って
魔界のファっソンはダサいわ!みんな黒一色だし。」
ピエロキラ 「私は黒い服って嫌いじゃないけど、ギンガムチェックやお花模様の
世界もいいかなって思って。「闇の貴公子」とは隣同士だからよろしくね。」
闇ミカ 「ところで、二人ともデラダッシュなんて し な い よ ね?」
ピエロ&ベイべ 「ぎく!」
闇ミカ (絶対、買い物行ったら帰ってこないなこの3人…、留守番要員で黒ナーとミシェルにも手伝って
貰うか…。)
白蓮 「皆さんこんにちは。『デカ健・男の料理教室』の時間です。
私は司会を務めさせていただきます、天使白蓮です。よろしくお願いします。
こちらが講師のデカ健様、今日のアシスタントは天使長・榊さまです」
デカ健 「みんな大好きカレーライス。隠し味一つで風味も変わる、まさに男の料理!
まず、ニンジン・じゃがいも・タマネギの皮をむいて切ろう!」
榊 「ショリ…ショリ…ショリ…スルッ! ゴロゴロゴロゴロ… あっ…」
デカ健 「…えーと。次に、深鍋に油をひき、切った肉を炒めようか。
肉は牛肉豚肉鶏肉、どれでも好きなのを選んでよし。今日は俺様好みの鶏肉ね」
榊 「(恐る恐る鶏肉の皮を触りながら)…ああ……カンショクガキモチワルイ…」
白蓮 「……ここでCMです。チャンネルはそのままでお願いしますね」
デカ健 「(後ろで白蓮がざくざくと肉と野菜を切っている)
さて、肉の表面にざっと火が通ったら、野菜をざざーっと放り込んで炒める…」
榊 「ざざーっと… ゴロゴロゴロゴロ あああっ…」
デカ健 「あらかた野菜に火が通ったら、水をひたひたに入れて煮込むべし!あ、アクは取ってね」
榊 「ザバーーー バシャッ! ああああっ…!」
ピンポンパンポーン♪ 『少々お待ち下さい』
デカ健 「野菜が柔らかくなったらルーを入れて、更に煮込んでとろみが付いたら完成!
隠し味にチョコレートやココナツミルクなんていい感じかもね。
チャツネの代わりにジャムでもいけるよ(・∀・)」
白蓮 「いい香りですね、いただきます!」
デカ健 「っと、まあ、こんな感じで簡単に晩ご飯も作れちゃうわけだ。
小学校の炊事遠足を思い出して、気軽にチャレンジしてみようね」
白蓮 「デカ健様、ありがとうございました。では皆様、さようなら〜」
・・・・・・・・収録後。
夜な夜な台所で大根のかつらむき(現在厚さ8ミリ)修行に励む、
榊の姿があったとかなかったとか。
マテ、8oの厚さのかつらむきって却って難しいだろ榊w
8oって、それじゃあ酢の物用になるよ;
つーか、デカ健ちゃんがまともに作れるものがあることの方が驚いた。
榊、まずは8mmの輪切りから始めたらどうだろうw
かつらむきって絶対榊は指むいてそう…
>803
キラちゃんsもデラ参戦か〜。
にぎやかになりそうで嬉しいな。
闇ミカの気苦労は増えてそうだけどw
従姉妹同士ゴスサラとは共通点多いみたいだけど、
自らデラ参加って事はキラちゃんsはゴスサラとは違って器用なのかな?
ゴスサラも別に不器用ではないんじゃない?魔女の弟子だし。
闇ミカの方が上手いだけで。
ゴスサラはパターン起こしが出来ないから一人では服作れないんだと思ってた。
縫ったりデザイン描いたりはしてるみたいだし…
正直。
スナップつけとか、裾まつりとかできるだけでも、デラ相方としては十分。
さらに、おしゃれな値札が作れるとか、素敵なディスプレイの才能とかがあれば、
無敵の相方。
漏れも相方ホシィ… orz
放課後の中学校、新聞部の部室。
制服ミミと制服ナナが翔も交えて編集会議を行っている。
制服ミミ 「で、今度の学校新聞の企画なんだけど、こんなのどう?」
翔 「『皆が選ぶミスター叔父様スレ』?」
制服ミミ 「ほら、カップルのコンテストは文化祭でファッションショーやったし、
美人コンテストは翔君が審査員やった夏祭りネタがあったでしょ?
だから次は男を選ぶコンテストはどうかと思って」
制服ナナ 「この『皆』って誰?」
制服ミミ 「ほら、今度の春で私達も二年生でしょ?」
翔 「去年の春も二年生になったけど」
制服ミミ 「(翔のツッコミはあえて無視)新入生にも学校新聞に親しんでもらえるように、
読者参加企画にしようと思うの。
ジャージ男スレの@Mr.名無しさん達もいるしね」
制服ナナ 「えーと、知力体力時の運と人気を兼ね備えた叔父様スレの顔に相応しい
最高にイイ男を選ぶコンテストです…
でもミミちゃん、これって皆が投票したそうな人ほどエントリーしてくれないんじゃない?
どうせ立候補するのなんて四馬鹿や怪盗でしょ?
クリス君とかカイ君とかイサイサ君を引っ張り出せないと盛り上がらないんじゃないの?」
制服ミミ 「そうなのよね。それがこの企画の難点なのよ…」
翔 「っていうか、叔父様スレの顔を選ぶのに優勝者が叔父様じゃなかったら寒くない?」
811タン>
自分の服のボタン付けや裾上げは出来るけど、
0からのパターン起こしや難しい縫い物・ミシン作業は出来ない。
デラ活動には憧れるけど何せ縫えないので諦めてるけど
こんなデザインの服があればいいのに、と絵に描いたりはする。
ちなみにPOP制作やディスプレイは本業だ。
いつかどこかで811タンに出会えますように…。
>812翔
でも叔父様はオリキャラだから・・・
顔が無いぞ。
ミスター叔父様スレコンテスト。
知力体力人気はともかく、つかぴょんは時の運に恵まれてないのは
修学旅行で実証済みだね。
最近恋愛ネタ少なくてサミスイ‥‥
そろそろ甘酸ラブコメネタが読みたいです。
ネタを隠し温めてる職人たまがいたら投下ヨロスコ。
>817
そのスレの最初の方って一年以上前か。今読むと懐かしいな。
でつまつ語流行ったね…
今ではユニたんと黒ナー位しか使わない言葉だけど。
ネルミミいいね。
>819
自分はシロミミが好きだと叫んでみる。
銀ミカ→綾(一方通行)が好きだとつぶやいてみる。
セシののもいいよと歌ってみる。
カイサシャガ イイネ!
>823
自演乙?
何だ、叔父様スレベストカポー投票か?
だったら荒夜シンディで決まりだろ。
>新聞部
ミスター叔父様スレも勿論荒夜だよな?
>826
襟合わせが間違ってるのも榊らしいが、ヅラが浮いてるのも気になる。
榊って小顔なの?
「叔父様 the movie」、「今度は魔界で大冒険!?」、「ハイランドの黒百合」と
叔父様スレの歴代劇中劇の総集編VTRを見ている13ミミと純。
純 「みんな羨ましいな。純も次に映画を撮る時にはヒロインがやりたいよ。
ドレス着たり囚われのお姫様になったり。
あんまり長いと恥ずかしいけど、ちょっとならラブシーンもやってみたいな・・・」
13ミミ 「それってやっぱり勲君と?w」
純 「・・・・・(黙って小さく頷く)」
13ミミ 「勲君と純ちゃんなら絵になるよ。きっといつかそういう役回ってくるって。
それで、どんなラブシーンがいいの?」
純 「あのね、毒のリンゴを食べて仮死状態になった純にいっちゃんがキスしたら純が生き返るの」
13ミミ 「白雪姫みたいな話だね」
純 「シンデレラみたいな話もいいな。12時の鐘が鳴ったら純は帰らないといけないんだけど、
途中で背中に背負ってたこまめを落としちゃうの。
いっちゃんはこまめを手がかりに純の行方を・・・行方を・・・
探してくれるのかなぁ(´・ω・`)」
13ミミ (何か、こうなりそうなヨカーン)
そして いさおおうじは こまめとふたりで いつまでもすえながく しあわせにくらしましたとさ。
こまめが寂しがるからイサイサは国家権力を使ってでも
探し当ててくれるさ。
純可愛いよ、可愛いよ。
イサイサのことよくわかってるし(w
このスレの女の子たちは、タイプは違えどみんな可愛い。
神よ。迷える子羊の懺悔をお聞き下さい。
今、私の教会には一人のシスターと、シスターの郷里からお預かりしている
幼い兄妹が二人います。
皆とても仲が良く、教会も賑やかになり、私も三人を正しく導けるよう
毎日のつとめにも力が入ります。
オーブンを使わず、裏庭に石を積み上げ竈を作ったり、
水道を使わずに川へ水を汲みに行こうとしたり、
牛乳のお使いを頼むと牧場を探しに行ったり、テレビの中の人を探したり、
川へ洗濯に行こうとすることも、だいぶ減りました。
毎朝、挨拶と称して三人がアクション映画のような組み手をしたり、
矢文をあちこちと取り交わしたり、
梯子を使わずに屋根に登り、雨漏りの修理を始めたり、
竈にくべる薪を放り投げ、鉈を使い空中で割ったり……
……いいえ。これ以上は考えないことにします。
商店街でも、最初は物々交換で買い物をしようとしたとのこと。
皆様の暖かいご指導で、今はちゃんとお釣りを数えられるまでに成長しました。
ランプの明かりに照らされた、手作りのパンとチーズの食卓は
とても心穏やかになる、貴重な時間となっています。
我々は文明の利器に慣れすぎ、大切な物を失いかけていたことに気づかされました。
今日は兄妹の希望により、『都会』の体験学習に連れて行くことになりました。
銀座を見学したあと、有楽町で『エイガ』を見たいと、楽しみにしています。
スクリーンの中の人を探しに行かないか、心配でなりません。
神よ。何事もなく、平穏無事に今日一日を過ごせますよう、我らをお守り下さい。
アーメン。
関係ないけど、斉藤香織さんのHPにアナイスとおじ様のおうちがあるのって
みんな知ってました?
今日見つけてかなり面白かったよー
>832
シムピープルで作ったあれ?
前にも話題になったけど、よくできてるよね。
あの時橘家作りたいって言ってた人、どうなったのかな。
>>831 これぞまさしく「帝都の休日」だね…w
がんがれリンク。
>833
まだ作ってないよ〜。間取りがよくわからん。
和風な壁やオブジェクトは大量DLしたんだが。
問題は綾や四郎をどうやって作ろうか。
眠のの 「童話のヒロインを演じるなら?
私は勿論眠り姫。当然王子様はセシルよね」
キャプテン 「セシルの王子ねえ…姫を助けに行く途中で他所の女に目移りしたり
茨の森の前で立ち往生したりするんじゃねえの?」
巫女のの 「大丈夫です。もしも王子様の到着が遅れたら、きっと眠ののは
自力で目を覚まして王子様を探しに行きますわ」
セシル 「それじゃ僕あんまり居る意味無いんじゃ…」
キャプテン 「(『眠り姫』の童話を読んで)なあ、この王子って姫の事は
噂話でしか知らないんだよね?」
巫女のの 「お姫様が眠りについたのは王子様が助けに来る百年前ですから
当然面識はないでしょうね」
キャプテン 「茨に覆われた謎の城に冒険しに行くのは分かる。
だがその後城の中で姫が寝てる所に勝手にキスするのは犯罪だろ。初対面だぞ」
セシル 「でも王子のキスのおかげで姫もお城の人達も目を覚ましたんだし…
キャプテンだって『魔界編』でそういう役やってたじゃないか」
キャプテン 「この話の王子はキスで姫が目覚めるなんて知らなかったじゃねえか。
ハァハァが昂じてキスしちまったら結果オーライだっただけだろ。
俺の役はキスすれば助けられるって前もって知ってたんだし。
仲間の命を救うためだ、不本意だがしょうがねえよ」
セシル (…不本意?)
眠のの 「お姉様がうらやましいわ。次こそ私も正真正銘の眠り姫になってやるんだから!」
セシル (眠のの、そんなに僕とキスシーンやりたかったのか…)
巫女のの 「寝てるだけの役ってやってみると余り楽しくないものよ」
眠のの 「でも台詞が少なくて楽そうじゃない。
お芝居しなくても寝てるだけで勝手にいいシーンになってくれそうだし」
セシル (手抜きしたいだけかよ!)
>>835 自分もチャレンジしようと思い、シムピでそれっぽいスキン探して。。。
と思ったがその前にミニっこは子供スキンでいいけどSDやSD13は
大人スキンでいいんだろうか、とそこでつまずいてしまいました。orz
838 :
保管人:2005/04/13(水) 17:27:56
>838
保管人様いつも乙です。
ネタ思いついたら投下させていただきます。
純 「ミミちゃんは童話のヒロインだったら何がいい?」
13ミミ 「ん〜、でも私童話のしかもヒロインって柄じゃないから。」
純 「そうかなぁ〜。あっ、これは?ミミちゃん髪長いし似合いそう。」
13ミミ 「人魚姫…。」
純 「うん、ミミちゃんが人魚姫でお兄ちゃんが王子様。で隣国のお姫様がアナイスちゃん。
配役ぴったりかなぁと思って」
13ミミ 「…私は好きと言えないまま四郎とアナイスちゃんの結婚式の日に船から飛びおりて
海の藻くずになっちゃうのね……orz」
純 「あっ!これ悲しいお話だっけ?!ごめんね、ごめんねミミちゃんっ!(汗
でも出銭ーの方はハッピーエンドだよっ」
四郎 「なに話してんだ藻前等?」
純 「お兄ちゃん達、今ねミミちゃんに人魚姫似合うってお話してたの。」
四郎 「ミミが人魚姫ぇ?あれだろ?好きな王子様を殺せなくて自分が死んじゃうやつだろ
こいつが恋に破れて死ぬタイプかよ(w」
13ミミ 「ムッ!」
四郎 「勘違いした王子様に腹を立てて相手を海に放り込んじゃいそう…ぐっ!」バンッバンッ バタッ
勲 「…見事なチョークスリーパーだ。(拍手」
司 「あ〜ぁ白目向いてら、
なんか最近のお前、四郎に対しての扱いが雑になっている気がするんだが。」
13ミミ 「気のせいよっ!!プンプン」
童話シリーズ。
アナイスがヒロインやるなら何だろうか考えたら
何故か「桃太郎」が思い浮かんだ。
配役は
犬:四郎
猿:ルカ
雉:セシル
おじいさん:叔父様
おばあさん:まどか
問題はアナイス印の吉備団子を食べたらお供の三匹があぼんしそうな所だ。
鬼はsigeたまですか?
サシャはやっぱりラプンツェルかな。
ああ・・・たくましいところとか似合いそうだなw
でも、ラプンツェルって王子がすげー情けないんだが。
カイは、ラプンツェルのダンナになった農夫(だったかな?)の方がいい鴨。
ラプンツェルはようしらんのでなんですが。
サシャのイメージで物語だと、
昼間白鳥になってるお兄さん6人のために、とげのある草でセーター編むお姫様
のお話思い出した。
タイトル忘れた。
記憶違いだったごめん。
ラプンツェルって目を潰されて生まれた子ともと一緒に放浪する話じゃなかったっけ。
最後は王子を見つけて幸せで終わるんだけれど。
えっ?ラップンツェルって
魔女かなんかに閉じ込めれたラップンツェルを王子様が彼女の髪の毛を登って
助けに行くお話じゃないの?
で、魔法のかかった三枚のお札で追掛けてくる魔女から逃げるの
>845
6人のクリス…イイカモ
849 :
846:2005/04/13(水) 22:24:34
とある夫婦がいました。
子供に恵まれなかった夫婦でしたが、とうとう待望の子供が出来ました。
お腹が大きくなった奥さん、旦那さんにせがみます。
「チシャ(キャベツだかレタスだか)が食べたい」
チシャは魔女の畑にしかありませんでした。
旦那さんは夜中こっそりと魔女の畑に盗みに行きますが、
あっさりと魔女に見つかってしまいます。
「見逃してあげるしチシャをあげよう。ただし、お前の赤ん坊が女の子だったら私に頂戴」
魔女のチシャをもりもり食べた奥さんから生まれたのは、女の子。
魔女は当然のように女の子をさらって行きました。
魔女は高い塔に住み、そこで女の子を育てます。
やがて女の子は美しい少女へと成長しました。
ある日のこと。
国の王子が森に狩に行き、そこで迷子になってしまいました。
森を彷徨っているうちに、王子は高い塔を見つけます。
王子が「こんな森深くに塔があるなんて」と不思議に思っていると、
魔女が現れ、塔に呼びかけているではありませんか。
「ラプンツェル、ラプンツェル、髪を下ろしておくれ」
なんかこんな感じの話で、王子の子を身篭ったラプンツェルは魔女に「裏切り者」
と言われて目を潰され、王子も継母后に戦争に行かされて半殺しの目にあって、
王子とラプンツェルは二人して荒野で再会という、子供心に(((( ;゚Д゚)))な話だったような・・・あれ?
ラプンツェルは、王子が夜這いにきて乙女を妊娠させて
王子は怒った魔女に目をつぶされるお話です…
童話なんていくつも解釈があるからねぇ
完璧な正解はないんじゃ?
852 :
850:2005/04/13(水) 22:30:30
かぶった…スマソ
眠のの、君のあこがれの『眠り姫』も恐ろしいぞ。
王子様に助けられた後もこわーい義母との戦いが待っている。
>854
王子が留守している間、姑の人喰いお妃にわが子を狙われるんだっけか。
「塔の上の金髪の美少女」だから安直にサシャがラプンツェルって言ってみたんだけど
窓から夜這いに来た王子が乙女を妊娠させる話っていうと怪盗の話に思えて来た。
>856
俺はそんなヘマはしない!
大体サシャが搭の上で大人しくしているとは思えない…
大量のチシャを元手に、株式でも始めそうだ。
サシャって「アリーテ姫の冒険」を思い出させるよ。
DQじゃなくて、英語の教科書に載っていた、いと賢き王女の話。
>859
ドラクエのアリーナ姫はむしろ13ミミだな。
>>860 モンバーバラの姉妹は眠ののと巫女のの(露出は控えめでヨロ)
むしろ、1の勇者とローラ姫をニコと13のので
(1の勇者は喋らないし、姫を抱っこしたままラスボス戦できるし)
13ののをお姫様抱っこしたまま竜王と戦うニコ、イイ!
やっぱ竜王はsige様なのかな
863 :
@船長:2005/04/13(水) 23:23:52
俺もドラゴンと戦いたい…
眠ののは、セシルがピンチになったら、
フリヒラドレスでセシルかついで走り抜けそうな印象が・・・
のの姉妹だったらサンゴクスィの大喬小喬をやってホスイ
劇中劇のセシルは概ねカコイイのにな。
セシルもがんがれ。超がんがれ。
めぐ 「結構皆さんお姫様に憧れるものですのね」
リヒト 「めぐりんはお姫様への憧れは無いのかい?」
めぐ 「お姫様のように暮らしたければ、裕福な実家を飛び出してお蕎麦作りの修行をしたり
親方の所を辞めてリヒトさんの独立に付き合ったりはしませんでしたわ。
大きい家で使用人に囲まれて綺麗な服を着て何不自由なく暮らすよりも、
小さくても目の届くお店で好きな人と自分達の足で立って生きるのが私の幸せですの」
リヒト 「めぐりん…」
めぐ 「憧れるのはお姫様よりむしろ…」
そこで口を閉ざし、ぽっと赤くなるめぐ。
リヒト 「ん?どうした、めぐりん?」
めぐ 「何でもありませんわ」
めぐ (もう老夫婦なんて言われるようになってしまいましたけど。
いつかは花嫁衣裳も着せてくれますわよね?リヒトさん)
めぐりんにはやっぱり白無垢角隠し綿帽子なのかな。
綺麗だろうなめぐりん。
自分はゴスサラの花嫁衣装が気になるよ。
いつも黒のゴス服着てそうなイメージだけど
ウェディングドレスも黒なのかな。
闇ミカ共々滅多に着ない白をこの特別な日だけは着ます、
だったらモエ。
眠のの「最近暖かくなって来たわね〜春物たくさん買い込んじゃったから、
クローゼットが爆発しそうだわ〜またフリマ開催しようかしら〜」
>871
つかぬことをお伺いしますが、そのフリマに幼SD服は‥‥
873 :
872:2005/04/14(木) 13:04:29
@つけるの忘れた‥‥orz
幼SD服作るために糸車使って逝ってきます。
シルビー 「純がシンデレラ。眠ののが眠り姫。13ミミが人魚姫。
サシャなんてラプンツェルとか白鳥の王子の妹とかアリーテ姫とか
沢山作品候補が出てるのに何であたしがお姫様になるネタは無いのよ!」
教室 「そりゃシルビーさんがお姫様って柄じゃないからじゃ(ビシィ!」
巫女のの 「シルビー様でしたら、童話ではありませんが『マイ・フェア・レディ』はどうです?」
レオナ 「オードリー・ヘプバーン主演の往年の名画ね」
教室 「どんな話なんすか?」
巫女のの 「簡単に言ってしまうと、言語学者の教授である上流階級の紳士が
ひどく言葉づかいの悪い下町の貧しい少女に上流階級のマナーや
淑女らしい話し方を教えて立派なレディに変身させる話です」
シルビー 「ヒロインがあたしで、その紳士が寝ルカ先生ね」
教室 「つまり、余りにもお行儀がなっていないシルビーさんを見かねた寝ルカ先生が
苦労の末にシルビーさんを淑女に生まれ変わらせたけど心労で寝込んでしまう、と」
シルビー 「何で心労で寝込むになるのよ!
最後は淑女として美しく輝くあたしに魅せられてしまった寝ルカ先生が
プロポーズして終わりに決まってるでしょ!」
キャプテン 「っつーかお前淑女になれんのかよ?」
教室 「さすがの寝ルカ先生も挫折しそうっすよね」
シルビー 「失礼ね!あたしには『お嬢さま育ち』って設定があるのを忘れたの?」
レオナ 「お嬢さま育ちねえ…」
巫女のの 「そういえばシルビー様の過去って聞いたことがありませんね」
シルビー 「いい女は秘密を持っているものなのよ(はぁと)」
キャプテン 「っつーか職人に書いてもらえないだけじゃ(ビシィ!」
自分の勝手な想像では、伝統ある名家の令嬢というよりは
一代で身を起こした裕福な商家の娘のイメージですた<シルビー
何でお嬢育ちのシルビーが海賊になってるのか、明かされる日は来るんだろうか。
一級さんにおける夜宵さんを思い出してしまったw
私は「笑うミカエル」の柚子さんを思い出しました。(わかる人いるかなぁ。)
>876
わかるよー。豪邸のちゃぶ台でご飯食べるお家の子だよね。
往年の名画だと、シンディの「風と共に去りぬ」が見てみたい。
荒夜がレット・バトラー、遠夜がアシュレイ、チャイナりおがメラニーで。
まどか様でクレオパトラ見たい。
エリザベステイラーの。
>879
ジュリアスの配役を考えて、なぜか叔父様が適任だと思ってしまったw
雪のような美白肌と黒檀のような黒髪を持つ白雪姫(巫女のの)。
継母(esのの)にその美しさを妬まれた白雪姫は継母の命を受けた猟師に殺されそうになるが
かろうじて命だけは助けられ、森に置き去りにされる。
七人の小人(シルビー、レオナ、教室、11番、8番、9番、4番)に育てられて成長したが
継母にそれを嗅ぎ付けられ、幾度となく命を狙われるようになった。
レオナ 「いいこと、継母はまだあなたを亡き者にするのを諦めてはいないわ。
私達の留守中に誰か訪ねてきても決して言う事を聞かないようにね」
巫女のの 「分かりました。行ってらっしゃいませ」
七人の小人達が山へ出かけて行った後、老婆に扮した継母が訪ねて来る。
esのの 「可愛らしいお嬢さん、リンゴを買ってくれないかね」
巫女のの 「いいえ、それは出来ません。小人様のお言いつけです」
esのの 「そう言わずに。とてもおいしいリンゴだよ。一口だけでも食べてみておくれ」
巫女のの 「大恩ある小人様方のお言いつけには背けません。どうぞお引取りを」
監督 「こうして白雪姫は頑として老婆を寄せ付けず、老婆はすごすごと帰ってい…っちゃ駄目だろう!やり直し!!」
巫女のの 「そこまでおっしゃるのでしたら、試しに一つ分けていただきましょう」
リンゴを受け取り、そのまま皿に乗せてテーブルに置く巫女のの。
巫女のの 「小人様達がお帰りになったら切り分けていただきましょう」
レオナ 「ただいま。誰か来なかった?」
巫女のの 「リンゴ売りのおばあさんが試供品のリンゴを下さいました」
レオナ 「試供品のリンゴですって?怪しいわね。ちょっと見せて頂戴。
…これ、表面に毒が塗られているじゃない。食べなくて正解だったわね」
巫女のの 「皆様がお留守の間にいただいたものに一人で口をつけるのは
お行儀が悪いですから…」
監督 「こうして白雪姫は毒リンゴによる暗殺をまぬがれ…ちゃ駄目だろう!やり直し!!」
リンゴを受け取り、水瓶の水でごしごしと洗い始める巫女のの。
巫女のの 「このリンゴ、周りがワックスでベタベタです。農薬を使いすぎではありませんか?
厚めに皮を剥いていただきましょう」
監督 「カットカット!ダメダメ、リンゴはもらったらそのままかじらないと。
それじゃ毒の部分が取り除かれてしまうじゃないか」
巫女のの 「ですが、リンゴを洗いもせずにいきなりかじるのはお行儀が悪いのでは」
監督 「とにかく、それじゃ話が進まないから。君はとっととリンゴ食べて死ぬ!」
毒リンゴを食べ、白雪姫は死んでしまう。
教室特製ガラス張りの棺に横たえられる白雪姫。
小人達が白雪姫の死を悲しんでいると、偶然愛馬ピンクちゃんに乗った王子(キャプテン)が通りかかる。
キャプテン 「きみたち、なにをなげいているんだね。やあ、これはうつくしいおひめさま。
えっ、このおひめさまはしんでいるというのかい?まるでいきているようではないか」
監督 「カットカット!何でそんなに棒読みなんだい君!」
キャプテン 「喋りづれえんだよ、この王子の台詞」
監督 「だったら意訳して自分の言葉で言っていいから。今の感情籠もらなすぎだろう。やり直し!!」
キャプテン 「お前ら何こんな所で固まって泣いてやがるんだ。ん?可愛い女じゃねえか。
何だと、こいつ死体だってのか?信じらんねえ、まだ生きてるみてえだ」
監督 「王子というより山賊だな」
レオナ 「実際海賊だからね」
シルビー 「根本的にあらゆる部分がミスキャストでしょ。何で白雪姫でこの配役なのよ」
esのの 「実母の私が娘を殺そうとする役だなんて…○rz」
監督 「おかしいなあ、雪のような美白肌と黒檀のような黒髪を持つ白雪姫に巫女のの君をあてた時点では
真面目な童話劇のはずだったのに、どうしてこんなコントみたいに…」
巫女のの 「コントだったのですか?」
キャプテン 「ってか原作の白雪姫の話自体コントだろ。通りすがりに見かけた死体にキスするヤツが王子なんだぜ?
眠り姫の王子は犯罪者だがこっちの王子は変態じゃねえか。
何処の世界でも王子ってのはロクなもんじゃねえな」
セシル 「兄弟、君に言われたくない」
>874を投下したのも自分なので丸1日たってるとはいえ結果的に連投になってしまってスマソです。
以前スレルールを検証した時に「長編の1レスと単発の連投は可」になってたので
単発ネタの連投は大丈夫だと勝手に判断して投下してしまいました。
まずいようでしたら今後気をつけますので駄目出しおながいします。
丸一日経ってるし、単発は構わないんじゃないかなー
連投禁止ルールは「長編の流れを自分好みに変えようとするのを防ぐため」
ってのがおおもとで生まれたものだし、単発の連投とは趣旨が違うとオモ。
一読み手、ときどきヘタレ職人の意見ですた。