人形野郎どものハードな懺悔スレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
さて、アナイスの叔父様スレには書きにくいのでおっさんのドリ−ムでも書きますかな

ただただ果てしなく広がる草原
其処に一人の少女が佇んでいた。
ただ−一人の人間の帰りを待っている。
名は-アナイス

幼いころ彼女の両親を流行り病でなくし、没落貴族で軍人であった叔父に引き取られることとなった。
平和だった。
豪奢とまでは行かないが、広い屋敷で彼とアナイスと使用人の三人で暮らしていた。
軍人と言っても彼は予備役だったのでアナイスを構う事ができた。
しかし−平和はそう長く続かなかった
彼が将校として勤めを果たすその前日、アナイスと彼は街に出かける事とした。

「・・・」
アナイスはショーウィンドウを覗いている。
その−アナイスの目線の先には白いティードレスが飾られていた。
「・・アナイス?」
ショーウィンドウを眺めているアナイスに彼は呼びかけた。
「叔父様?」
一生懸命に覗いていたアナイスだったが彼に気づいたようだ。
「アナイスはこれがほしいのかい?」
軍から貰っている給料が少ないと言え、彼女がほしがっているのだ−買ってあげようではないか
彼はドア押し店へ入って行く
「-すみません」
カウンターに居た気だるそうにしていた女主人に声をかける
「いかがされましたか?」
彼女にとって-店にとって久々の客だったのだろう。
先ほどの様子は打って違っていた。
「これが−ほしいのだが」
ショーウィンドウにあるティードレスを指差す。
「かしこ参りました」
女主人は彼を見てそしてショーウィンドウを眺めているアナイスに目をやった。
そして、ドレスを取り出すと丁寧に梱包した。
「で、代のほうだが−」
彼は財布を取り出そうとする
「お名前を言って下されば後で伺います」
女主人は彼を気遣ったのだろう。
「すまない」
そういうと彼は満面の笑みをしているアナイスのほうへ向かった。

帰り道-
蜂蜜色の午後
「アナイス-」
彼はアナイスに問いかける
「まだこのドレスを着るにはまだ早い。そして、私は-明日から戦場に行かねばならない」
突然の事でアナイスはびっくりしている。
「叔父様?」
彼女は涙目だ
「このドレスが着れる様になったら-私は帰ってくるだろう。約束しよう」
そう言って彼はアナイスにドレスの包みを渡す。
「叔父様、約束ですよ」

翌日−
アナイスがおきてみると其処には彼がなく
使用人しか居なかった・・・・

その後−彼は戦場で戦死した