>>216 (猫飼いなら言われなくても知ってることだと思うけど)
そりゃマグネシウムとリンを多く摂取すると腎臓によくないからだよ。
猫は蛋白質を多く必要とするからそれだけでも腎臓に負担がかかる(もちろん人でも)。
マグネシウムを多く摂取すると結石が出来やすい。けどマグネシウムが少なすぎても今度はそっちの方の結石が出来る。
だからマグネシウムの量が多すぎず少なすぎずというフードを選んであげてる。
近年その低マグネシウムのフードを選ぶ飼い主が多いからか、マグネシウム不足の方の結石になる犬猫が増えてるそうだし。
マグネシウムが多くてもその分カルシウムが多いのなら、カルシウムと結合して尿として排出されるというのは分かる。
これは逆にカルシウムを多く摂りすぎるとマグネシウムが排出されてしまうから、それをうまく利用しているのかもしれない。
だからマグネシウムの値が高くてもその分カルシウムが多く含まれているのなら問題ないかもしれない。
(卵が先か鶏が先かのごとく)、フードによってマグネシウムが多いから意図的にカルシウムを多くいれてるのか、
それともカルシウムが多いからその分マグネシウムを多くしているのかは分からないが。
だが、ただでさえ腎臓に負担がかかる猫にはなるべくマグネシウムの数値が低いのを選んであげたいだけ。低すぎるのはダメだけど。
療養食としてあるフードがマグネシウム値02%0.3%とあるから、それは低いから、1%未満0.5%以上の物を選んでる。
じゃあ1%を越えると悪いのかと聞かれるとそれは分からない。
けど1.2%じゃなく0.8%なら3分の2で済んでるんだから、そっちを選んであげたい。
リンも同様に多く摂ると腎臓によくないから上に同じ。
ちなみに自分自身も尿結石になったことがあるし手術もした。
それで医者から話を聞いたし結石にのことについて詳しく書かれている小冊子ももらったけど、「結石は寝ているときに作られる」。
だから寝る4時間前には食事を終わらせるようにし、それ以降は水などの水分補給だけの生活にするよう言われた。
猫は“食っちゃ寝”をする動物だし、一日の大半は寝て過ごすから、それも結石が出来やすいことに繋がるんだろう。
以前飼ってた犬が腎臓を悪くして通院してたけど大変だよ。
散歩に連れていっても少し歩けば凄くしんどそうにするから変だと思い病院に連れていったら腎臓を悪くしてた。
これはペットフードのせいだった。
最初の頃は連日通院して、ある程度良くなっても今度は1週間に1度とかで大変。
治療費もバカにならない。1回で5千円から1万円弱など。最後はその腎臓が元で早死にしてしまったけど。
人でもそうだけど腎臓は1度悪くするともう元には戻らない。だから悪くなってしまったら、それ以上悪くならないようにするしかない。
胃や肝臓とは違うんだよ。
それと栄養の話だが、ずっと昔日本が物不足で栄養が足りない人が多くいたときは、「カルシウムを多く摂るよう」勧められて
いたそうだが、ほんの10年かそれ以上前にはもう「カルシウムを多く摂りすぎると今度はマグネシウム不足になる」からと
今度は上限を設けて、それ以上は摂らせないようにしていた。
しかし近年はまた逆になり、結石患者が増加していることから、今度はカルシウムを積極的に摂るようにと勧めている。
ビタミンCにしたってそう。
10年以上前には「ビタミンCは水溶性だから、いっぺんに摂っても尿として流れてしまうから意味がない」ということを
言われていたが、今はビタミンCはいっぺんに多くとると、それも尿結石の原因になる」そうだ。
医学なんてコロコロ変わるから何をどこまで信じていいのか分からないけどな。
ただ猫の餌に関してはそういうことから出たのが上の結論。
「蛋白質は多く必要。すぐ寝るしよく寝る。マグネシウムやリンを多く摂りすぎるとよくない」
それと結石だが、メス猫よりオス猫の方がなりやすいのだろうけど、知り合いの猫飼ってるとこはオスメスいて、結石になったのは
メスの方。ずっと療養食。だから自分のところはメスだから安心など考えない方がいいと付け足しておく。