<毒物入り?パン>散歩中の犬が食べ死ぬ 熊本
8月29日19時54分配信 毎日新聞
熊本県警熊本南署は29日、散歩中の犬が道路に置かれていた毒物入りとみられるパンを食べて死んだと発表した。飼い主の熊本市二本木、
飲食店経営の男性(62)が届け出て分かった。同署は悪質な器物損壊事件とみている。
調べでは、男性は27日午後4時ごろ、自宅近くの白川堤防沿いの道路をゴールデンレトリバー(オス9歳)を連れて散歩していた。
犬は路上に置いてあったパンを食べ、家に戻ってから嘔吐(おうと)などの症状が出て約2時間半後に死んだ。犬は元気だったため、突然の死を不審に思ったという。
男性は29日午前5時半ごろにも、散歩中にほぼ同じ場所で27日に犬が食べたものと酷似したパンを発見したため届け出た。
ちぎられたようなパンには、毒物とみられるジャム状の緑色の異物が挟まれていた。においはないという。県警はパンを鑑定して成分を調べるとともに、目撃者を捜している。【大塚拓三】
拾い食いには注意しましょう