4月半ばに舌癌(扁平上皮癌)の手術をしました。15才、♀猫です。
幸いマージンは一応クリアでしたが、腫瘍が大きかったため局所再発と転移を心配しています。
主治医が言うには、気休め程度の抗癌剤(扁平上皮癌に適応していて副作用が少ない・毎週一度注射で投与、一回五千円)
ならあるが、腫瘍が手術で取り切れていなかった時点で完治はできず、抗癌剤は苦しい時間(余命)を引き伸ばすものでしかなく
猫のQOL、飼い主の負担の割に効果も疑わしいのでお勧めしないとのこと。
副作用の弱い薬は主作用も弱いので(抗癌剤の副作用は分裂する癌細胞と共に、正常細胞も攻撃するためのものだから)とのことでした。
以下相談なのですが、人間の舌癌ならば進行癌の場合、第一転移先として予防的に頸部リンパ節郭清(顎部分のリンパ節を手術で除去すること)を行いますよね。
その話を持ち出した所、獣医療では予防的頸部リンパ節郭清のデータはないとのこと。
飼い主(私)が望むならば頸部リンパ節をとることはできるし、やりますが
何の保証もデータもないので責任は持てないです(実験レベル)と言われて頭を悩ませています。
できるなら細胞レベルの転移のうちに芽を摘みたいのですが、人間の場合は後遺症も残るとのこと。
後遺症は頸部の絞扼感(首が締まる感じ)や鈍痛が多いようです。人間の場合でも進行癌以外むやみに行うべきではないとも。
もし手術を頼むならGW明けを考えていますが、飼い主のエゴでしょうか。
また、もし猫さんやワンちゃんの舌癌で、予防的頸部リンパ節郭清術を行われた飼い主様いらしたら、予後などお聞かせいただきたくレスしました。
ネットでは人間の舌癌情報しかヒットしませんでした。
獣医療で細胞レベルの転移を調べる、PET検査のようなものはないのでしょうか…。