鹿が増えて困るのは狩る人があまりいないからという本を以前読んだことがある。
肉が商品になりにくいからって。
狩りで撃った猪ってのは引き取る所は沢山あるの?
猪はみんな欲しがるね。
良い猪の肉だと100g単価で1000円超えるし。
肉屋や料亭に直接卸す昔ながらの猟師もいる。
鹿はまず売れないね。ただでも欲しがらない。
なんで?同じ「しし」なのに。
美味くないのかな?
鹿は旨くない。
駆除した鹿を美味しく食べる処理方(血の抜き方)とか、鹿肉料理が食べられる店の紹介記事見たわ
若いハンター増やすためのセミナーをニュースで特集やったり
世間に興味持ってもらうために色々アピールしてるね
>>350 猪はブタと同じ様なもんだから、
アバラから腸、ベロまで色々使い道がある。
肉自体もちと堅いが、調理次第(圧力鍋使ったり燻製にしたり)で幾らでも旨くなる要素がある。
でも、鹿はなぁ・・・。
形容するのが難しいんだが、
新鮮な鹿刺しは金を出しても食いたい位旨いんだが、
刺身で食えなくなったちょっと古い肉は煮ても焼いても
「ミルク臭い」と形容される独特の臭みがかなり人を選んじまう。
下手に焼肉とかにすると、相当味の濃いタレ使ってもかなりの苦行になるかもしれん。(羊のジンギス汗に慣れてる人でも思わず息を飲むレベル)
皮も、なめして商品化する方法がつい最近確立されたばかりだし、
好事家がオブジェとして角を欲しがる以外、使い道があんまりなかったんだよ。
これから研究が進んで変わっていってくれるといいけどな。
>>348 一応静岡の伊豆には公営の解体場みたいな処があって、1頭1マンだか5千だかで引き取ってくれるそうなんだが、
そこはそこで地元の猟友会にコネ無い外様が変に関わると、後々トラブルの元になるという噂があってだな・・・。
あっ、でも鹿撃ちはなり手が全然いないって訳じゃないんだ。
単に撃つだけなら、犬も要らない、猟友も要らない。
よく当たるスラッグ銃身かライフル、そしてよく調整されたスコープだけあればいい。
伊豆あたりなら貨物列車のように大量の群れが出て来るし、
一昔前だとメス鹿が普通にOKだった兵庫県なんかも、
ライフルマンの人達には遠征先として人気があった。
あとは遠征先の猟友会にゴニョゴニョしてコネ作っておけば、
釣堀かゴルフ場のように「お客さん、いらっしゃーい」みたいな扱いしてもらえたから、
普段は静的射撃中心で、犬掛け、巻き狩り、解体とかの狩猟の悪く言えば
「面倒な部分」を避けたい人には、むしろ鹿猟の方が向いてた。
猪猟で強固にグループ形成してる人達は、そうした射撃中心の鹿撃ち猟師を
「殺生してるだけだ」と蔑んでいたりもしたんだけどね。
犬に噛みどめさせておいて
ナイフで一刺しなんてロマンだな
そんなことをしてたんだからな
なるほど、どうもありがとう。
今は犬のおやつとして鹿肉の干したのとか売ってるけど、
なんか勿体無いよね。