【捨て犬】保健所について-PART6【捨て猫】

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586わんにゃん@名無しさん
【ペット】東京都:ペット預かります 高齢者の入院時など−−従来は殺処分

 東京都は、入院や体調不良でペットを世話するのが難しくなった高齢者の代わりに、一時的に預かる受け皿作りに乗り出した。
従来は、多くのペットが都に引き取られ、殺処分されていた。全国初の試みで、都は年度内に詳細なルールを策定し、
来年度にモデル事業を始める。【永山悦子】
 受け皿役を担うのは、ペットの適切な飼育を呼びかけるために、都が委嘱した動物愛護推進員。現在約300人が登録され、
約100人が一時預かりへの協力を申し出た。
 計画では、飼い主が家族や知人に預け先を探した上で、それでも難しい場合に、地域や環境が近い推進員が預かる。
飼い主の体調が回復した段階で返す。期間が長期化した場合には、新たな飼い主を探す。
 都は、動物愛護管理法などに基づき、捨てられたり持ち込まれたペットを引き取っている。イヌで年間約3000匹、
ネコで年間約6500匹に達し、約2割のイヌと大半のネコが殺処分されている。
預けられたイヌやネコの10〜15%が飼い主の病気が原因という。
 都内では、21%の高齢者が1人暮らしで、その割合は全国で2番目に高い。都内での高齢単身者のペット所有率は不明だが、
ペットフード工業会が実施した全国調査では、イヌ、ネコとも単身で飼っている50〜69歳は16〜29歳の2倍で、
高齢になるほど高かった。
 このため、都内でも進む核家族化と高齢化で、世話が困難になる人と路頭に迷うペットは急増する恐れが高まっていた。
 都環境衛生課の中村重信・動物管理係長は「単身世帯の多い都で全国の参考になる仕組みを構築し、
殺処分されるペットを減らしたい」と話す。

毎日新聞 2008年8月16日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080816ddm012040005000c.html