犬の吠え声を考えてみましょう。
犬を飼っている”同志”はかなりのレベルまで”お互い様”で吠え声に非常に寛容です。
これを”理解”と言うのかも知れません。
しかし、犬を飼っていない人間にとっては、犬の吠え声は騒音以外のなにものでもありません。
犬の吠え声は、犬の種類や大きさにより異なりますが、時として100dBと言う物理的数値としては一般工場の最大騒音レベルに等しいモノとなっています。
特に昨今のペット・ブームでこんなに犬が増えて来たのに吠え声については全くの放し飼い状態で、その鳴き声が騒音規制の対象にならないのは全く不思議です。
一方、犬と言うよりそれを所有する「騒音発生源者」は、吠え声に苦情を言う人を、
「家の××チャンの可愛いor元気な吠え声をうるさいとは、アンタこそ何を”吠えるの”。犬は吠えるモンなのよ。それをグダグダ言うアンタこそおかしいんじゃないの」
と、言うような場合にみられます。
犬の吠え声に問題があるのは、その音の大きさそのものに一番問題があるのは間違いないのですが、それなりに躾をされた犬は、まずむやみに吠えません。
ところが昨今のペット・ブームとやらで己の住宅事情を考えずに飼い始めます。
例え戸建てでも狭い庭の中で外に向かい吠えまくらせると言うことです。
アパート・マンションなどでは論外です。
ところが、最近はペット可のマンションの方が増えてきているそうで、やはり、無神経、やりたい放題の我が侭者の方が有利のようです。
しかし、言うまでもなく、例え犬(騒音源)は敷地内にいても、吠え声(騒音)は敷地内や部屋内に留まることはなく他人の敷地内を蹂躙します。
最近の例えで言えば、犬の吠え声と言うテポドンを四方八方に飛ばしているようなモノです。
同じ場所にどちらかが死ぬまで存在します。
その点では爆音より始末の悪いモノです。
番犬はどうしても必要だからみんな犬の吠え声を好きになれと言うことでしょうか。
在日と犬を好きになれと言うことでしょうか。
吠えないと飼い主が気付かないから〜ではないのか?
もちろん犬種にもよる部分もあるけど。
面白い事に声の高いすぐに大声をあげる人の犬は、きゃんきゃんうるさい。
動物の観察能力の鋭さは苦笑を伴う事が多いw