【拾った】子猫飼育ガイド part30【生まれた】
流れ読まずに、牛乳について豆知識とかアドバイスとか。
授乳期〜離乳間もない子猫が牛乳で下痢ってのは乳糖不耐症ではありません。
牛乳と猫乳は乳糖の割合はそんなに変わらないので。(ちなみに人乳には2倍も含まれている)
乳糖が原因で下痢をするのは離乳から時間がたって乳糖分解酵素が減ってからの話です。
子猫にはスキムミルクがいいという話をよく聞くが、乳糖の量は変わらないので、
乳糖不耐症対策にはなりません。この事からも理由が違うことが推測できます。
(乳糖不耐症には乳糖分解処理をしたアカディ牛乳を用います)
乳糖は関係なくとも、実際に子猫は牛乳で下痢をしがちだし、簡単に死ぬので慎重に。
生後一ヶ月ぐらいなら猫缶を普通に食べたりするので、とりあえずペーストのをやってみて、
よく食べるようなら危険を冒して牛乳をやる必要はありません。
水を飲まない場合は餌に混ぜて水分をとらせて下さい。水分不足には十分注意を。
下痢をするようであれば急いで獣医へ。また、下痢の時に牛乳は厳禁です。
子猫の成育に必要な栄養素は普通の餌にも含まれていますが、
大人用とはバランスが違うので、できれば子猫用の餌や栄養補助食品で補ってあげて。
しないからと言って育たないとか病気になるというわけではないが、より丈夫に育ちます。
猫用ミルクが一番だけど、もし牛乳が大丈夫なら手軽だし栄養補助食品としても優秀なので、
体力に十分余裕のある時に、ほんの少しずつ慎重に、飲めるかどうか試してみるのも手です。