【松原潤を】虐待レス見たらあげるスレ10【忘れるな】
私は「地域猫」というのがいるのを知らず、ただ「好きで野良猫を飼っている人」
に対して書いたのです。3、40年前であれば、野良猫に対しても、人々が優しく
していたかもしれません。
「地域猫」の世話をしている人は、優しい人たちでえさの世話、病気になったときに
獣医へ連れて行くなどしていらっしゃるのでしょうね。』
今回の事件では、写真では虐待のあとがディルレヴァンガー事件のときに
較べ分かりにくいため、犯人が摘発されるかどうかは予断を許さない。
ディルレヴァンガー事件の時は、ネット上の反響が大きく、福岡県警が捜査に
乗り出し、また多くの人の署名により、通常逮捕まではされない動物虐待犯人を
逮捕・起訴することができた。今回の事件でも、多くの人が声を上げることに
よって、犯人が摘発されるかどうかが決まるといえるのではないだろうか。
1、厚木市での「登録義務制」の調査報告、質疑応答がずさんであること。
(登録率が分からないのに、効果があったと言い切る司会者。
野良猫捕獲を積極的にした結果と考えるのが妥当だろうに。)
2、上記の理由から、厚木市の例は参考にならないはずであること。
(司会者は大らかと言ったが、
いい加減だから登録義務制に踏み切れたとも解釈できる。)
3、登録制によって、多くの飼い主のいない猫を世話するボランティアが、
すべての責任を背負わされるのは、不当であること。
(飼い主のいない猫への責任は、原因が遺棄であることから本来行政が、
危害を受ける地域が、そして手を差し伸べるボランティアの三者が、
分担して負うべきもの。)
4、登録制義務化は、上記の問題を整理してから検討すべきであること。
(人道的配慮に基づく善意の行為が、
苦しむことになる社会は、間違っていないか・・・・)
5、本来、責任を持たせたい無責任な飼い主ほど、
登録などしないであろうこと。
(登録率が少なくとも50%以上を見込めなければ義務化は無意味。
任意制と変わらない。
しかし、強力な強制力がある犬の登録でさえ50%がやっと、
猫では、せいぜい10%しか見込めないであろうに。)
6、「無責任な餌やり罰則」が、
相変らず「動物との共生プラン」に盛り込まれていること。
(「餌やり罰則」は、前回、来年度に先送りしたはず・・・・)
7、「共生プラン」に書かれた、
「飼い主のいない猫対策・将来的なNPOとの協働の検討」は、
むしろ、協働のベースづくりと対策が並行して行われるべきであること。
(餌やりルールの普及、不妊去勢の推進やサポートは、
ボランティアとの協働が必要であり、それがないと規制に向かうことになる。)
8、この協働のベースが、現在、まったく見えていないこと。
(区内のNPO、ボランティアともに検討会の内容には懸念を抱いている。)
9、「無責任な餌やり規制」などは、それを正しく運用するのが難しいこと。
(職員の理解度・感情などによって、運用が大きく左右される現実がある。
また、条例を真似た自治体が間違った運用をする危険性もある。)
地域猫とは
「地域猫」とは、「地域猫活動」とはどのようなことか、という解説と、またどうして「野良猫」というものが生まれたのか、ということについて説明しています。
地域猫活動の主な内容と、地域コミュニケーション
地域猫活動の主な4項目の説明と、地域コミュニケーションの大切さや、猫嫌いの人から苦情が来た際の対処についてなどをわかりやすく説明しています。
地域猫活動の手順と手引き
地域猫活動の手順を、1〜6まで順を追って詳しく説明しています。
手引きとしてもどうぞご参照ください。
「地域猫」というと、 「その地域に生息する猫=野良猫」と誤解されがちですが、
地域猫とは、猫と人間とが共存していくために、猫のホームレス化を防ぐことを目的とし
『地域で適切飼育管理された猫』のことをこう呼びます。
もう少し分かりやすく説明しますと、野良猫のように地域に住み着いて飼い主の
いない猫たちを、地域の住民が適切な管理や飼育(不妊・去勢手術や餌やり、清掃等)
を行い、「地域猫」として位置付け、地域でホームレスな猫たちを減らしてゆく活動の
ことを「地域猫活動」と呼ぶのです。
この「地域猫活動」は平成9年に横浜市の磯子区で始まり、人と猫が共生していくための
最低守るべきルール= 「磯子区猫の飼育ガイドライン」として定められたことを皮切りに、
全国に広がりつつあります。
ところで、家族の一員として大切にされている飼い猫もいれば、路上でエサを
探し嫌われる野良猫もいますが、そもそもどうして野良猫がいるのでしょう?
野良猫というのは元々は、飼い猫や飼い猫の生んだ子猫を捨てたり、ちゃんと
飼えず逃がしたり、引越しの際に置き去りにしたり等、 元々は飼い猫だった
猫たちが無責任な人間のせいで野良猫になってきた猫たちなのです。
だからといって、「かわいそうだから」と、ただ野良猫にエサを与え続けるだけでは、
次々に出産し不幸な野良猫を増やすことになり、また糞尿で近所を汚すなど、猫を
もっと迷惑な存在にしてしまいます。
83 :
わんにゃん@名無しさん:2007/01/27(土) 23:57:41 ID:VFS0j6BM
そこで、「地域猫活動」により、地域の心ある人々でグループをつくり(1人でも可)、
行政や動物愛護団体や獣医師と協力体制をとりながら、猫たちが迷惑な存在にならない
ように、正しい知識をもってその地域に居ついた野良猫がこれ以上増えないよう不妊・
去勢手術を行い、餌やりの後は餌の片付け、糞尿の清掃を行うなど、その地域の猫として
世話や管理していくことにより、人間と猫たちとが気持ちよく共存していける優しい環境を
築いていくことで問題の根本的解決をはかります。
沖縄県内では動物たちを守る会ケルビムが地域猫活動の普及に当たっています。
84 :
わんにゃん@名無しさん:2007/01/28(日) 00:03:54 ID:afdsSCVk
少々脱線しますが、命を軽んじる短絡的な犯罪が急増している現代の世の中です。
中でも20年前には考えられなかったような凶悪少年犯罪が数多く起こっています。
「命を大切にする」ということはどんな言葉で説明するよりも、実際に大人たちが真剣に取り組み、実践してゆき示すによってこそ、次の世代に伝えてゆけることではないでしょうか?
嫌なことは見て見ぬ振りをして、少々面倒なことは誰かがやってくれることを祈り続けていても、
いつまでたっても何も解決しないのが残念ながら現実です。
誰かがやってくれないことに憂いに暮れたり、不満を募らせたりするよりも、
勇気を出して一歩踏み出してみませんか?
あなたがはじめれば、あなたの影響を受けてあなたの周りの人もはじめるかもしれません。
あなたの一歩には数多くの動物たちの命を救う、無限大の可能性が秘められているのです。
85 :
わんにゃん@名無しさん:2007/01/28(日) 00:10:12 ID:afdsSCVk
地域猫活動の主な内容
エサを与える
−きちんとエサを与えればゴミを漁らなくなります。
またエサを与えることによってエサを与える人に馴れ不妊・去勢手術の
際に保護しやすくなります。
糞の清掃を行う
−猫は砂のある場所で糞尿をする習性を持っていますので、糞をしやすい場所を
つくれば、そこで糞をするようになり糞の害が減り、また清掃も楽になります。
86 :
わんにゃん@名無しさん:2007/01/28(日) 00:17:20 ID:afdsSCVk
不妊・去勢手術を行う
−メスは発情期の大きな泣き声がなくなり、オスはオシッコの臭いがかなり減ります。
そして不妊・去勢を行えば野良猫がその猫一代で終わりそれ以上増えません。
また、オスがメス巡って喧嘩することもなくなり、縄張り争いも減るので、喧嘩の際に
噛み傷より感染する「猫エイズ」の伝染を防ぐことにも役立ちます。
地域で話し合いを行う
− 野良猫の情報を交換し、苦情が出た際には早めに対処することが大切です。
また、地域でコミュニケーションをとることにより、お互いに相手を知ることに
なれば話しもしやすくなり、猫のトラブルがあった際も激しいいさかいに発展する
こともかなり少なくなるでしょう。
地域コミュニケーションの大切さ
★コミュニケーションは潤滑油!★
猫好きな人、猫嫌いな人、苦情を訴えられる行政や管理組合の人、三者の間で
いざこざが絶えない地域も多くあります。
また、猫の虐待事件の中には、猫好きな餌をやる人と猫嫌いの苦情を申し立てる人との
間のトラブルの結果によるものも多く見受けられます。
このような人間同士のトラブルは、主にコミュニケーションの欠如より生じます。
これは心理学的に説明すると、人間はわからない相手(特に自分と全く違うと
感じれば”理解できない”と感じやすいですね)に対して恐怖心を抱く傾向に
あります。
そして恐怖心は「相手が自分に恐怖心を抱かせる=自分を支配している」と感じる
ことより「怒り」に直結します。 そのため、相手とのコミュニケーションが欠落
していると、ちょっとした反感や嫌悪感が募ってゆくことにより、何かのきっかけで
怒りが爆発することになり、その怒りを突然ぶつけられた相手も混乱して恐怖を感じ、
怒りに怒りで対応する、それが延々と続いてしまう、ということに陥りがちなのです。
一方、地域猫活動に取り組み、地域で話し合いの場を持つようにして、コミュニケーションが
きちんととれている地域では人間同士のトラブルは生じにくくなっています。
たとえば、猫嫌いの人から苦情や文句を言われたとしたら、誰だって気が重くなる
ことでしょう。
ですが、そのことによりあなたが相手を避けてコソコソするように萎縮したり、
卑屈な態度をとれば、相手はあなたが悪いこと・間違ったことをしていると思って
いる、自分を恐れている、と感じるようになり、あなたに対して何をしてもいいと
いうような誤った優越感を抱かせやすくなりますし、反対にあなたが攻撃的な態度を
取れば、相手はあなたに恐怖心を抱くとともに憎しみを感じることでしょう。また
無視したりすれば、馬鹿にしている、と受け取られ相手を激昂させかねません。
何にしても、あなたに抱いたよからぬ感情の矛先は罪のない猫たちに向けれられない
とも限りません。
ですが、相手の言い分をちゃんと聞いた上で「自分も相手と同じように、
野良猫を減らしたいと願っており、不妊去勢手術が済めば猫は発情もしないし
子猫も増えず、またエサを与えればゴミ漁りもせず、エサの後片付けや糞尿の
清掃等迷惑にならないように世話をする人もいる」、ということをきちんと
知ってもらえるよう努めてゆくことにより苦情は少なくなっています。
たとえ猫嫌いの人が相手でも、「冷静に穏やかに、堂々と明るく、誠実に」
対応すれば、相手の態度も確実に変わってくるでしょう。
気が重くてとてもそんなことは無理・・と思ったら、自分がどうしてもその役を
演じなくてはならない「女優さん・俳優さん」になったつもりにその時だけなりきって
みてください。
思いのほか、敵視されていると感じていた相手が、きちんと話してみれば応援してくれる
ことだってあるのです。
良いコミュニケーションが地域でとれるようになれば、それに比例して地域猫活動も
やりやすくなりますし、猫たちがむやみやたらと嫌われたりすることもなくなってきます。
地域猫活動の手順
まずは猫が人に馴れ、保護しやすくなるように餌付けします。
エサは与える時間(30分位)を決め、その時間にだけ与えて下さい。
(時間を決めることによって、その時間にだけ猫が集まるようになります。)
容器は毎回必ずきちんと片付け、洗うなどして清潔に保ってください。
(容器をそのままにしておくと容器が散らばったりして苦情の原因にもなりますし、
餌の残りをからすが襲ったりすることもあります。
また容器を清潔に保つことは、細菌の繁殖を防ぎ、猫たちの健康上大切です。)
エサはドライフードが最適です。残飯を与えるのはやめましょう。
(人間と猫の必要とする栄養は異なり、猫の主食はたんぱく質で、
また人間用に味付けされた食事は、猫にとっては非常に塩分がきつく、
猫の健康を害する恐れがあります。猫用のドライフードはたいてい
「総合栄養食」となっており、缶詰よりも少量でカロリーが高く、また猫に
必要な栄養が含まれています。)
不妊・去勢手術をするために保護する猫が「飼い猫」でないことを確認して下さい。
※特に屋外飼育猫との識別が重要です
発情期がくる生後6カ月以上の猫が手術の対象となります。
なつかない、抱かせてくれない、捕まえられない、など保護できない場合には、
ケルビムより「地域猫手術用捕獲器」を貸し出します。
動物病院にて搬送した猫に不妊・去勢手術をしていただきます。
メス猫の場合、術後1週間程度で抜糸、ということになることもありますので、
保護猫の場合、再度保護して病院につれてゆく必要のないように抜糸の必要の
ない糸を使っていただくようお願いしてもよいでしょう。