【松原潤を】虐待レス見たらあげるスレ10【忘れるな】
「河原猫の死」(2002/07/01)
河原の餌場で、こうちゃんが冷たくなって横たわっていました。
昨日まで毎日元気に姿を見せていた子です。
何があったのか見当も付きません。
猫めくりカレンダーの10/24と12/23日に登場する可愛い三毛です。
2年前の八月、三毛3姉妹がよちよち餌場に現れるようになりました。
警戒心が強くなかなか慣れてくれなくて、生後半年の頃(翌年1月)
やっと手術しま した。
その後懐いてくれたあまえんぼうのミィちゃんは里子に出ましたが、
姉妹2匹は河原 に残りました。
一度も心を開いて甘えてくれたことはありません。
ミルクが大好きで、ご飯もドライが好きで、みんなに缶詰フードを配るのを
じっと見ていて、ミルク がでてくるのを待つ子でした。
猫ミルクをいれた小鉢が自分の前にそっと置かれると、静かに飲んで消える子
でした。
2歳に満たないはかない生涯でした。
「河原猫の死」(2002/07/02)
昨日亡くなったこうちゃんの事 悼んで下さったみなさま、ほんとうにありがとう
なんとも悲しく、無力感に襲われ、 体の芯に力が入らずにいましたが また今日が
始まりました。
これからもこうした場面を経験していかねばならないのですから 覚悟はしっかり
持っていようと、気持が引き締まりました。
外でいきる猫に関わると、何をしてあげても十分と思えることはなく 不憫でならない
のが正直な思いです。
私たちには素晴らしい季節の巡りも、 ときに猫たちには「過酷な」暑さ寒さ埃と風と、
雨と雷。
毛皮に包まれた体一つで越えて行くほか無いのです。
「自立支援」、より、「救出」したい。 そのタイミングが訪れぬまま、
救出してあげたかった場所のなかで 生涯を閉じて逝く子たち・・・
冬毛が抜けてすっきりした、ではなく、痩せた、猫が数匹います。
消えた黒猫ママに代わって子どもたちを育てた黒叔父さんが痩せました。
子どもたちも今は元気に食べ、遊んでいますが、叔父さんと同様です。
この兄妹の中で唯一健康優良児だった「コミケ」ちゃんが、 やせっぽちに
なった叔父さんにぴったりと寄り添っていた日、
コミケちゃんは叔父さんよりこんなに大きくなったと驚きましたが、その後
2週間、コミケがいません。
まるであの日の2ショットがお別れの儀式みたいに どこからもでてこなく
なりました。
いつものように大騒ぎのご飯タイムが終わって落ちついた頃、ほっと一息。
猫舎の屋根の上で、黒叔父さんと1歳に育ったコミケの兄ちゃんキジ猫とが
体を寄せ 合って お互いを一生懸命舐めており、なんだか涙が出ました。
なんて美しいのだろうかと思いました。 美しく儚く感じました。
こうちゃんをみつけたのは、こうした事があった後だったのです。
それでは、最近たまに耳にする「地域猫」とは、どんなものかご説明しましょう!
たとえば、地域の住民の中に野良猫に餌やりをしてかわいがっている方々が
複数いる場合、個人的にではなく、同じように餌やりをしてかわいがっている
他の方々と協力し合い、どこか一ヶ所を餌やり場と決めて、猫達に定期的に餌をやり、
ひもじい思いをさせぬようにすると共に、ボランティアでお金を出し合って、
その地域にいる野良猫が、それ以上繁殖して増えないよう、去勢手術や避妊手術を
進め、手術済みの猫には地域猫と一目で分かる耳ピアス等の目印を付けて、
管理をしていくというものです。