【北九州】非常識猫飼いが隣人に逆切れ2【メンヘラ】
不妊・去勢手術をするために保護する猫が「飼い猫」でないことを確認して下さい。
※特に屋外飼育猫との識別が重要です
発情期がくる生後6カ月以上の猫が手術の対象となります。
なつかない、抱かせてくれない、捕まえられない、など保護できない場合には、
ケルビムより「地域猫手術用捕獲器」を貸し出します。
※ケルビム事務局に前もってお問い合わせください
不妊去勢手術には予約が必要となることが多いので、必ず前もって病院に
問い合わせ・予約をしておきましょう。
また病院の中には、飼い猫のみしか扱ってくれないところや、ワクチン接種済みを
条件にしている病院もありますので、連れてゆくのが野良猫であることを知らせて
確認しましょう。
前もって手術の予約等協力を依頼しておいた動物病院へ猫を連れてゆきます。
※ケルビムの動物保護施設内にある動物病院でも安価で避妊去勢手術ができます
ので、ぜひご相談ください。
動物病院にて搬送した猫に不妊・去勢手術をしていただきます。
メス猫の場合、術後1週間程度で抜糸、ということになることもありますので、
保護猫の場合、再度保護して病院につれてゆく必要のないように抜糸の必要の
ない糸を使っていただくようお願いしてもよいでしょう。
手術が済んでいるのにまた間違って病院につれてこられることのないよう
(メス猫の場合、外観では判断がつきませんので、お腹をひらいてみたら
手術済みだった、ということになりかねません)、ケルビムでは地域猫の
目印として「両耳のイレズミ」をつけています。
イレズミは麻酔が効いている間に一瞬で行うため、痛みは感じません。
※全国では「耳ピアス」を地域猫の印としている地域もあります。
※イレズミ・・・アルファベットと数字で地域が分かります。
例)”M2”のイレズミなら、松尾2丁目の意味。
不妊・去勢手術後は、猫へのエサやりと後片付け、糞尿の清掃など日々のお世話をします。
(ひとりでは大変だと思いますので、協力者を募り分担するとよいでしょう。)
周囲から苦情が出た際には、相互の立場を理解し、きちんと冷静に話し合いで解決にあたります。
(「猫がかわいそう!」対「猫が迷惑だ!」の1点張りどうしでは堂々巡りで
問題は解決しません。人間同士の関係が悪くなれば、とばっちりを受けて必要以上に
嫌われてしまうのは猫たちです。
卑屈にも、けんか腰にも決してならず、冷静に相手の話を聞き、明るく・真摯に
対応すれば、相手の方の態度も和らぐでしょう。
問題の解決をはかるとともに、お互いに求めているのは同じ”野良猫が少なくなる
こと”だということがわかってもらえれば、時には良き理解者になって応援して
いただけることだってあるのです。)
地域猫といっても戸外で暮らすことの過酷さを考え、できるだけ里親さんを
みつけてあげるよう努めましょう。
(里親探しは、「ワンニャン里親募集会」でお手伝いできますのでどうぞ
ご参加下さい!)
野良猫は法定の「愛護動物」 −動物の愛護及び管理に関する法律−
平成12年12月にこれまでの「動物の保護及び管理に関する法律」が長い年月を
経てようやく「動物の愛護及び管理に関する法律」と改定され、動物の殺傷や
虐待、遺棄についても罰則が厳しくなりました。
野良猫の法律的な立場はどのようなものでしょうか?
環境省動物愛護管理室に尋ねてみたところ以下のような回答をいただきました。
「猫は飼い猫・ノラネコに関わらず法律で守られている愛護動物であり、
みだりに殺したり傷つけたりすることはできません。」
ここで指す”愛護動物”とは、『動物の愛護及び管理に関する法律』(第5章第27条4)
により「牛、馬、豚、めん羊、やぎ、犬、猫、家ウサギ、にわとり、家バト、あひる、
その他人が占有している動物で哺乳類・鳥類・爬虫類に属するもの」と定められています。
口のきけない動物たちに代わって動物の命や尊厳を守れるのはあなたしかいません。
動物の法律について、いざというとき知っておくと役立つことがあるかと思います。
どうぞご一読ください。