犬猫板@ニュース速報スレッド 3

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330わんにゃん@名無しさん
軽井沢で犬300匹飼育―周囲が苦情 保健所指導

北佐久郡軽井沢町の犬繁殖業者(ブリーダー)女性(56)が、ペンションだった自宅内外で
約300匹の犬を飼育していることに対し、周辺住民が鳴き声や異臭への苦情を訴え
佐久保健所が3日までに指導に乗り出した。女性は「気をつけて飼っていたが、
数も数だし反省している」などと話している。保健所は「適正な飼育頭数になるよう指導する」としている。

 現場は町西部の国道18号に近く、住宅や別荘地が混在する場所。ブリーダーは、
ダルメシアンやテリアなど人気の洋犬を、屋内のほか、建物の周囲にも金網で囲んだ
犬舎を連ねて飼育している。金網には、空いた穴を板で覆った個所もあり、周囲に異臭がただよう。

 ブリーダーや関係者の話によると、犬を飼い始めたのは約20年前。次第に犬の数が
増えて手に余るようになり、十分な管理体制をとりきれなくなったという。病気の犬もいた
ほかふん尿処理も不十分で、狂犬病予防法で定められた登録や予防注射をしていない犬もいるという。

 近隣住民は鳴き声や悪臭に長期間悩まされてきたと訴える。「救急車のサイレンに
呼応して地鳴りのような声で一斉にほえる」「夏場は特ににおいがひどく、窓も開けられない」
と訴える人もいる。犬が逃げ出すことも度々あったという。これまでも町や同保健所に
迷惑解消を働き掛けてきたといい、「これほど増える前に、もっと早く対応してほし
かった」と不信を口にする人もいる。

 佐久保健所は2月中旬、犬の一部を引き取り、適正管理に向け指導を始めた。
「周囲の苦情がなくなり、適正に飼育できる頭数になるよう指導したい」とする。

 ブリーダーは「保健所と話し合い、数を減らす努力をしている。登録や注射もしたい」と話している。

 一方、軽井沢署は、ブリーダーが犬を購入するなどした県内の顧客数人に、
犬用の寄生虫(フィラリア)予防薬を無許可で販売した薬事法違反の疑いがあると
みて調べており、容疑が固まれば書類送検する方針だ。

ttp://www.shinmai.co.jp/news/20060304/mm060304sha4022.htm