猫に驚く競走馬、落ちて障害負った調教助手の請求棄却
滋賀県栗東市の日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンターで、
飛び出してきた猫に驚いた競走馬から落ち、障害を負ったのは馬場の安全管理が
不十分だったためとして、元調教助手の男性(57)がJRAと日本調教師会を
相手取り、約2071万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、大津地裁で
あった。
神吉正則裁判長(稲葉重子裁判長代読)は「JRA側は小動物対策を取っており、
管理義務違反があったとはいえない」と、男性の訴えを棄却した。
判決などによると、男性は1999年3月、調教中に落馬し、馬に首を踏まれて
骨折。右手足がしびれ、食事や入浴の際に介助が必要となる障害を負った。
男性側は「従業員からの申し入れで、JRAは犬や猫が馬場に入り込み、
馬が暴れる危険があることを知りながら、駆除などの措置を取らなかった」と主張。
JRA側は「事故の目撃者がおらず、猫が原因となった事実を確認できない。
駆除などの管理責任はない」と反論していた。(読売新聞)
猫至上主義基地外愛誤は登場しないのですか?