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わんにゃん@名無しさん:
猟犬への綱つけを命令 京都地裁 飼い犬襲われた男性勝訴
京都府宇治市池尾地区の集落で猟犬に飼い犬をかみ殺された鉄工所
経営の男性(53)と不動産業の男性(53)が、猟犬の飼い主に、地区内の
住宅地で綱をつけて猟犬を管理し、単独でうろつかせないよう求めた
訴訟の判決が23日、京都地裁であった。水上敏裁判官は「事故の発生を
予防するのに最低限の方法」として、請求を全面的に認めた。
判決によると、猟犬の飼い主が昨年1月13日に池尾地区内の猟区で
狩猟をしていた際、原告2人が犬舎などで飼っていた計4匹の犬が猟犬に
襲われ、うち1匹がかみ殺された。原告側は、飼い主が事故後も防止策を
取っておらず、飼い犬が再度襲われる危険がある、と主張した。
水上裁判官は、飼い主が提訴されるまで狂犬病の予防接種をしなかった
理由を「猟犬の能力が低下する」と説明した経緯にふれ、「猟犬の管理
より、狩猟の便宜を優先している」と指摘。「今後も同種の事故が生じ
る恐れがある」とした。
原告の1人は「ハンターが、猟犬の名の下に危険な犬を放す現状に
警鐘を鳴らしたかった。勝訴は当然と考えている」と話している。
(京都新聞)
[10月23日21時49分更新]