1 :
わんにゃん@名無しさん:
もちろん厳密に定義するなら、ネコは誰にもスリスリするという
わけではない。そこにはネコなりの規準が存在したはずだ。
とはいうものの現実問題として眺めてみれば、ネコは大抵の
人間にスリスイした。
2 :
わんにゃん@名無しさん:03/05/07 15:59 ID:lsCNSFp9
3 :
わんにゃん@名無しさん :03/05/07 17:09 ID:6wMz34Bf
キタ━━━━ (*゚∀゚) (∀゚*)━━━━━ !!
村上&猫 万歳!
......猫の毛はすでに太陽の温かさをしっかりとすいこんでいて、
いのちというものの(おそらくは)いちばん美しい
部分について、ぼくに教えてくれる。..............
「完璧な飼育用品などといったものは存在しない。
完璧な絶望が存在しないようにね。
僕は猫の飼育についての多くを犬猫板に学んだ。
殆ど全部、というべきかもしれない。不幸なことに質問スレ自身は
全ての意味で不毛なスレであった。読めばわかる。文章は読みにくく、
質問の多くはガイシュツであり、文章は稚拙だった。しかしそれにも
かかわらず、スレは猫飼い初心者が質問できる数少ないスレの
一つでもあった。
6 :
わんにゃん@名無しさん:03/05/08 09:21 ID:bycylVxs
「ね、猫を飼うんだ。」
7 :
わんにゃん@名無しさん:03/05/08 09:27 ID:ib710i9b
8 :
わんにゃん@名無しさん:03/05/08 13:06 ID:lffQXRub
ふうむ
9 :
わんにゃん@名無しさん:03/05/08 13:11 ID:H0e2Kdng
やれやれ
猫を飼うと言うのは非常に重大なことのように思えるし、
逆にまるでたいしたことじゃないようにも思える。
つまり自己療養行為としての猫飼いがあり、ヒマつぶしとしての猫飼いがある。
オーケー認めよう。
僕はトリップを間違えた。
僕はトリップのテストをしようとおもう。
13 :
わんにゃん@名無しさん:03/05/08 15:24 ID:lffQXRub
馬鹿みたい
14 :
鰯:03/05/08 16:15 ID:So0SnGTw
「やれやれ、またササミジャーキーか」と僕は思った。
14歳の冬に僕は生まれて初めて子猫を拾った。
広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい捨て猫だった。
それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、片端から空に巻き上げ、
理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩き潰した。見事に記念碑的捨て猫だった。
拾った子猫はサバブチだった。更につけ加えるなら、雌だった。
それがすべてのものごとが始まった場所であり、
(ほとんど)すべての物事が終わった場所だった。
僕は・モンプチが・好きだ
僕は暗闇の中で、密やかに香る湿った猫の屁について考えてみた。
それらは断片的に音もなく僕の鼻に突き刺さり、そしてあとかたもなく
消えていった。
その鳴き声が本当にキキの鳴き声なのか、僕には確信がもてなかった。
僕はそれほど正確にキキの声を記憶しているわけではなかったし、
それに車の騒音もひどかった。でもその猫の体格には覚えがあった。
背中の模様や首輪やくるりとしたカギ尻尾は僕の覚えているとおりの
キキだった。僕は体を固くこわばらせたままヒザの上のキキをじっと
見ていた。その場面は時間にして5分か6分か、たぶんそんなもの
だったと思う。猫は五反田君に抱かれ、愛撫され、気持ちよさそうに
目を閉じて喉を微かに震わせていた。小さくアクビもした。
20 :
またたび:03/05/09 07:23 ID:t1qbdlvF
久しぶりの休日に、僕はベランダに古い大きなイスを
持ち出して誰もいない水族館について考えてみた。
初夏のひざしはキラキラと輝き、僕のひざの上で
寝ている猫の体を優しく包み込んだ。
突然、猫はひざから飛び降りると僕の正面にすわりこんだ。
猫の瞳はなんの躊躇いもなく、まっすぐに僕のほうに向けられた。
その瞳は僕の考えていることのすべて理解して
いるかのようだった。なにか哀しげなそしてわずかな怒りの
こもった視線だった。
やれやれ、
わかったよ君に黙ってすかしっ屁をした僕がわるかった。
オーケー認めよう。
21 :
◆MIMI/TtsRY :03/05/10 21:38 ID:M6fhGNPM
「リッターメイドです。全自動のやたら高いやつだ。私とかあなたとかは残念ながら
全然お呼びじゃないやつ。そうでしょう、一台アレ買うのにあなた29800円も
払えますか?私は払えないね。冗談じゃない。それくらいならあきらめて
毎回シャベルでザクザクやって、猫にカニカマを買ってやる。まぁ、なんというか
貧乏臭い話ですけどね。」彼は笑って僕を見た。
「このコかわいいネコね」と少しあとでユキは言った。「なんて言うの?」
「スバル」と僕は言った。「雑種の年寄り猫のスバル。わざわざ口に出して
褒めてくれる人は世間にはあまりいないけど」
「よくわかんないけど、撫でていてなんとなく親密な感じがする」
「たぶんそれはこの猫が僕に愛されているからだと思う」
「そうすると親密な感じになるの?」
「調和性」と僕は言った。
「よくわからない」とユキは言った。
「僕と猫とでたすけあってるんだ。簡単に言えば。つまり、僕が猫をひざにのせる。
僕はこの猫を愛していると思う。するとそうゆう空気が生じる。そして猫もそういう
空気を感じる。僕も気持ち良くなる。猫も気持良くなる。」
「奥さんとは通じあえなかったの?」とユキが訊いた」
「通じあってると思っていた」
「猫みたいに上手くいかなかったのね?
「そういうことだね」と僕は言った。やれやれ。
それは記念碑的にマターリな昼下がりだった。僕はいつものように事務的に
2ちゃんねるをめぐり、三次元が復旧するのを待った。
三次元が(´・ω・`)ショボーンなのを除けばいつもの平日の木曜日だった。
玄関のチャイムが鳴った。
まずい。三次元が(´・ω・`)ショボーンでもその手の画像はどこででも拾え、
ディスプレイに映し出されていて僕はまさにマスターベーションの最中だった。。
僕はあわててブラウザを閉じ、玄関へ向かった。しかし肝心の僕のペニスが
陶器のように勃起してジャージの前方を示したままだった。予汁させ滲ませた。
チャイムが何度か鳴らされた。ドアにカギが掛かっていないことに気が付く。
ドアは向こうから開けることさえできるのだ。
僕はとっさに側で寝ていた猫を抱き上げた。こうすれば相手の目線は
猫に釘付けだ。僕はドアを開けた。
「こんにちは」ドアのそばに立っていたのは中年男性と近所のオバさんだった。
「こんにちは」僕は応えた。オバさんは僕の思惑通り猫を見た。
「あら、この猫ちゃん、よく家にくるわ」
「はぁ」
「このコ、オス?」
「いえ、メスです」
「この前、うちのネコがこのコとよく似た毛色のコ生んだんだけど、違うかと
思って」
「このコはメスで、生後半年程度で避妊手術しましたが」しかも室内飼いだと
言いたかったが、それはやめた。
「そう?ところで、この前の選挙の時はご協力いただきましてありがとうございました」
「はぁ」
「それでは、またなにかありましたら」
「はぁ」
・・・・やれやれ。選挙っていつのだよ。僕は気を取り直してブラウザを立ち上げた。
三次元はまだ復旧していなかった。
24 :
わんにゃん@名無しさん:03/05/18 04:49 ID:PxJ4VEv5
加納姉妹って?
ネコ達は一体どうやって集会の日時と場所を知るのだろうか?
まさか連絡網とか回覧板ということはないだろう。ネコ達が伝言ゲームの
ような伝達能力を持っているとは(少なくとも家のネコを見る限り)考え難かった。
きっとそこには地域の外ネコだけが知るネコ掲示板があるに違いない。
毎日ネコ達が必ず通る道に目印になるような木や壁あり、側に空き地や広場が隣接して
いるのだろう。たかがスプレーに離れた場所を特定できるほどの情報を含ませることが
できるようには思えないからだ。やはりここはネコらしく至ってシンプルな
「ボスより・近所のネコ各位・今夜・集会・ここで」の臭いを漂わせたスプレーをする。
後で通り掛かったネコもスプレーの臭いを嗅ぎ「了解」の臭いを漂わせた臭い付けや
爪磨ぎをすのだ。
「三毛 読みました。スタンプ(ポンッ)次のネコさんドーゾ」そこにはネコ的秩序に
満ちた儀礼が存在するのだろう。
「○○家のミケちゃんが来るんなら、オレ行くニャン!ゴロー出席(スリスリ ポンッ!)」
「まじぃ、この前ミケと交尾したばッかりなんだよな、あっちから誘っておきながら
後でスゲー怒ってたからなぁ、ゲッ!ゴローも来るのかよ!!やめとこ」などの
ネコ的感情の行き違いもあるのかもしれない。
「わるくない」僕はひざの上のネコを撫でながら口に出して言ってみた。
『アナタ 今 ナニカンガエテタノ?』ネコが僕を見上げる。
「ネコの優れた伝達能力について」
『フーン 変ナノ』ネコは僕のひざから飛び降りると伸びをして床に座った。
『アナタ ヨッポド 暇ナノネ』ネコが僕を振り返っりながら背中の毛繕いをした。
どうせ暇だし彼女もいないからこうやっているんじゃないか。
やれやれ、月曜日の昼間に僕は何を考えているのだろう。
26 :
山崎渉:03/05/22 03:34 ID:wE4Cy03o
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
27 :
山崎渉:03/05/28 11:57 ID:7gEGsUvU
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
41 名前:水先案名無い人 投稿日:03/05/11 00:14 11E40ciI
派生してきたスレはどこも20あたりまでしか読めない代物だな。
大きなお世話だが、その通りだった。
やれやれ。
記念碑的に誰もいないスレだ。
31 :
山崎 渉:03/07/15 11:15 ID:E/n0w52p
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
32 :
山崎 渉:03/07/15 13:09 ID:/FCEmAJO
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
33 :
わんにゃん@名無しさん:03/07/18 01:33 ID:YqSiFV8h
34 :
わんにゃん@名無しさん:03/07/19 12:23 ID:hzGpllV2
ふわふわ
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
「猫飼ったんだって?」と彼が口を開いた。
「2ヶ月も前の話だぜ」と僕は窓の外に目をやったまま言った。
サングラスをはずすと目が痛んだ。
「どうして猫飼い始めたんだ?」
「個人的なことだよ」
「知ってるよ」と彼は我慢強く言った。
「個人的じゃない猫飼いなんて聞いたこともない」
37 :
山崎 渉:03/08/02 02:00 ID:HAPukh/T
(^^)
38 :
山崎 渉:03/08/15 14:45 ID:L8a3q/RS
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
このスレッドは、すでに忘れ去られていた。
それはまるで、自分が拾われ助けられたこと猫自身が
覚えていないことのように明白だった。
(もっとも、猫は自覚のないまま飼い主に癒しという恩恵を
与えてくれるのだが)
猫は今日も
かまってくれろと言わんばかりに
ボクの側で腹を出した。
やれやれ。
僕はまたこの誘惑に負けてしまうのだ。
まふまふ。
43 :
わんにゃん@名無しさん:03/10/18 15:37 ID:ghcN6PSf
.
44 :
わんにゃん@名無しさん:03/10/18 23:49 ID:FDToX013
それぞれのネコには、それぞれの青春があり、それぞれの
挫折があった。もちろん。
45 :
わんにゃん@名無しさん:03/10/18 23:57 ID:dOgNyULC
読んでて何かムズムズする。
腕の痛さで目が覚めた。
また猫が僕の腕を枕にして眠っている。
やれやれ。
僕は猫を起こさないようにそっとベッドを抜け出し朝食の支度をはじめた。
47 :
わんにゃん@名無しさん:03/12/16 22:59 ID:jmZpX2hk
ふわふわ
48 :
あげ屋さん ◆P1AWcg9OTs :04/02/11 21:35 ID:JP4XxJzn
(・∀・)age!
久しぶりにこのスレッドを読み返してみた。
このスレッドは僕によって建てやれ、そのほとんどは僕のレスで占められていた。
僕にはもうネタがなかった。思いついても春一番以降に吹いた強風の南風以上に
始末に負えない物ばかりだった。
50 :
わんにゃん@名無しさん:04/03/14 17:33 ID:+2fDWAIJ
>>49 「君は止めてしまうつもりじゃないだろ?もちろん。」
思わず、聞いてしまったが、どんな答えを期待していたかは、僕自身にも
わからなかった。
僕は1年近くかけてなんとか村上春樹的ネコ飼い生活の存在の平衡性を取り戻した。
僕は振られたネタをひとつひとつきちんと煽ってきたし、人々は僕に信頼感を抱いてくれた。
それほど数多くないにせよ、何人かは僕に好意のようなものを抱いてくれた。
でも、言うまでもないことだけれど、それだけではモノ足りなかったのだ。
全然足りなかったのだ。要するに僕は時間をかけてやっと出発点に戻りついたというだけなのだ。
52 :
わんにゃん@名無しさん:04/03/18 05:11 ID:IFDguNL2
>>24
加納クレタと加納マルタ
と言ってみるテスト
クルップ
ずっとロムに徹してたことで51は物足りなさを感じていたらしかった。
しかし一体僕に何ができたと言うのだろうか。
ただ朝と夜に猫に餌をやることさえ億劫な僕にトイレ掃除の仕事まで
残していった彼女を探す事も出来ずに居た僕に。