★歯科技工士さんて・・・part5★

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480元・技工士
とある敗者さんへ

適合のいいPDを作るには、まずクラスプから作り、複数のクラスプの場合
それらを補強線等をつかって即時重合レジンで連結し、模型上でちゃんと
抜き差しできるかアンダーカットへの入り具合をチェックし、修正した後
蝋義歯、または蝋堤にクラスプをつけて試適します。
その際にクラスプがちゃんと鈎歯に合うかチェック、修正します。
この時に再印象の必要がある場合が出てきます。それから製作に入ります。
この作業をしないと、クラスプ2本の場合は偶然入る時があるでしょうが、
3本の場合は絶望的です。削りまくってクラスプがうすっぺらくなったり
しますんで。

牛というのはとにかく模型上だけの作業に終始しがちですから、ちゃんと
患者さんの口の中に入ることを最終目的にするべきです。