★患者よがんと闘うな 近藤誠

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1名無しさん@おだいじに
BOOK OFF で100円で買いました.
白い巨塔を読んで以来感激しました.
癌科医って馬鹿なのでしょうか?
2消化器医:2001/07/19(木) 18:52 ID:njsMgv2.
所詮放射線科医のたわごと。自分で患者を最後まで診るわけでもなく、額に汗して診療に当たるでもなく
机上の空論のみで無責任な発言を繰り返す恥知らずである。
良識ある医療関係者としては断じて許容できない人物である。
3名無しさん@おだいじに:2001/07/19(木) 21:16 ID:???
この本出た時すぐ買って読み、近藤信者になってしまったけど
ほんとの所どうなんだろう、全部を否定するのもどうかと思うし
全て受け入れることも出来ない。
抗癌剤効かないガンに抗癌剤どんどん投入してる事実もあるわけだし。
悩むなぁ
4名無しさん@おだいじに:2001/07/20(金) 02:08 ID:???
治るガンは何してもなおるし、治らないがんは何してもなおらない。ってことだろう。そうなると本当ガン治療とゆうのは無意味とゆうことなんだよな。たしかに、ガンが遺伝子の突然変異だとしたら、遺伝子そのものをなおさなきゃ、今のがん治療はあくまで強い副作用つきの対症療法ってことになるけど。
5名無しさん@おだいじに:2001/07/20(金) 02:13 ID:???
>ほんとの所どうなんだろう、全部を否定するのもどうかと思うし
全て受け入れることも出来ない。

ある程度ほんと、ウソもかなりある。

>抗癌剤効かないガンに抗癌剤どんどん投入してる事実もあるわけだし。

抗癌剤効きません、て患者に説明してもやっぱり希望する患者多いよ。
ある程度効くこともあるし、そんな場合、寿命が少し延びてるとも
実感する。
6わらいねこ:2001/07/20(金) 02:17 ID:NxeWQQOk
2に激しく同意!!そのとおり!

>抗癌剤効かないガンに抗癌剤どんどん投入してる事実
それはそのとおりだけど、じゃどうすんの?
苦しんでる患者を前に「もう何にもできませ〜ん」っていうの?
たしかに確率は低いけど、効くかもしれないんだよ?

実際患者を前にした医療現場に来ると変わるよ。
たとえば自分の親とかが患者となったときとか。
7:2001/07/20(金) 02:24 ID:WWehGuKE
>苦しんでる患者を前に「もう何にもできませ〜ん」っていうの?
たしかに確率は低いけど、効くかもしれないんだよ?

そうそう、だから抗癌剤使ってる。(肺癌ね)でも1−2回やってだめだったら、
はっきりと言うようにしてる。ホスピス受診を勧めてるよ。病状説明
にやたらと時間がかかるし、精神的にもどっと疲れる。
そんなときには患者さんが「癌と闘うな」を読んでたりすると楽だな。
8 :2001/07/20(金) 02:33 ID:???
一番最近に文庫版出た「がん専門医よ真実を語れ」良いよ。
最初の頃よりかは随分言ってること正しいしさ。

あと、最近の文芸春秋の連載読んでる人はいない?

高血圧、高脂血症、糖尿病、となかなか良いところ突いていると
俺は思うよ。(糖尿病についてだけは俺は反対意見だけどね)
9わらいねこ:2001/07/20(金) 02:37 ID:NxeWQQOk
7さんは胸部なんですね。
わたしは2さんと同じ消化器をみる機会があるので
少し違います。
消化器領域のdissemiのileusは、マジ悲惨です。
ホスピスにいても
また戻ってきてバイパスをしたりってのはしょっちゅうです。
口から便汁をはき、なすすべのない腹痛に耐えるのは他のすべてより
苦しいんじゃないかと思わせます。
10消化器医3:2001/07/20(金) 02:44 ID:???
上に同意

それと文芸春秋の連載だけど、あれかなり無理な取材してるね
11元Oncologist:2001/07/20(金) 16:26 ID:???
某学会で「近藤氏の言う『がんもどき』は、おでん以外では
見たことがない」と激しく糾弾されてから、あまり顔を見ませんね.
一度某大学の医学部祭で彼の講演を聞いたが、
聞くに耐えなかった.途中退席した.アンケートも書かなかった.
正直に書いたら、子供のけんかになってしまう.
12名無しさん@おだいじに:2001/07/20(金) 21:55 ID:???
私は病理医ですが、近藤誠氏の説には疑問が多いです。確かに外国では癌にならない
病変でも、日本では我々が癌と診断して、結局切除することは多いです。そのような
病変(例えば胃の粘膜内癌)が、がんもどきとして彼の本で扱われているようですが、
そのような病変は多くは内視鏡的粘膜切除術で切除するので、患者さんの負担も少な
く、臓器を全部取るわけではないです。むしろ外国で内視鏡的粘膜切除術をあまり行
わないことを糾弾すべきではないでしょうか。因みに最近は外国でも日本の病理診断
基準を評価して歩み寄りをしていることが多いです。
13名無しさん@おだいじに:2001/07/20(金) 22:27 ID:???
目の前に苦しんでいる患者がいて、evidenceがない癌治療をしてさらに苦しませているのを批判したのが、
近藤理論なのでは?苦しんでいるから何をしても良いっていうには善意の押し売り。
14 :2001/07/20(金) 22:55 ID:???
がん治療、及び、文芸春秋連載ネタに関してもっと議論したいから
病院板に別スレ立てるか?
15名無しさん@おだいじに:2001/07/21(土) 13:01 ID:???
>>13
たしかに最初はたしか乳がんでevidenceに反した外科治療を外科医はしているので
はないかと批判しはじめたのがこの人が脚光をあびた理由だったと思います。
でもどんながんの特効薬が出てきても、最初は動物実験で効いたとか、少数例で効
いたという程度の不十分なevidenceしかないんです。何か治療をするか、それとも
なにもしないかはもちろん患者さまの決断ですが、最初から何もするなということ
こそ善意(というかむしろ悪意)の押し売りです。言い訳はいろいろ本に書いて
おられますが、あれを読んだ人はほとんど本のタイトル通り「がんと闘わない」と
しか理解していません。
16:名無しさん@おだいじに:2001/07/21(土) 13:34 ID:???
がん患者に選択肢を与えたという意味では評価してもいいのでは。
全ての医者が良心的と言う訳ではないし胡散臭いのもいるので。
1713です:2001/07/21(土) 15:08 ID:???
もちろん近藤理論がすべて正しいとは思っておりません。さらには特効薬なるものが存在するのであれば、それを使うことは当然です。しかし、
>抗癌剤効きません、て患者に説明してもやっぱり希望する患者多いよ。
というのは副作用まで含めて本当に説明しているといえるのでしょうか?例えば有効率は20%と説明すれば、20%の確率で治ると勘違いしているのではないかと思います。悪性リンパ腫などの一部を除けば固形癌で抗ガン剤で治癒まで持ち込める確率はきわめて少ないというのが現実だと思います。
183,16です
13さん同意。
もっと言ってください。