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恋愛妄想は自分がロマンスの対象となり愛されていると信じ込むものです。
その相手は地位が高く社会的にもよく知られた人となるのが一般的です。
このような人は、数限りなく手紙を出したり、電話をしたり、時には訪問したり、また、人目を盗んで相手をつけまわしたりします。
誇大妄想の人は、自分は特別な力が授けられていると感じます。
そしてこの力を発揮するチャンスがあれば病気を治すことも、世界平和を達成することも、特別な離れ技を成就することができると信じています。
心気妄想の人は、不治の病にかかっているとか、自分の体から不快な臭いを発しているとか、
自分の体の中や表面を小さな虫がはいずりまわっているとか、自分の体は変な形をしていて見苦しいなどと信じきってしまいます。
妄想性障害の人が他人に害を及ぼすかどうかということは、まだ大がかりには研究されていません。
しかし、臨床的経験から言えることは、このような人々が殺人を犯すことは滅多にありません。
妄想の患者は、よく腹を立てる人です。彼らはいつも何かにびくびくしています。
稀ではありますが、妄想患者が暴力をふるう場合、その犠牲者は彼らの妄想の内容に故意ではなく一致してしまった人です。
そのような危険性の最も強い人は、妄想患者の恋人や配偶者です。