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58名無しさん@おだいじに
疑い深さ

 明白な妄想症の徴候は疑い深いことです。
妄想性人格障害の人は世間を敵に回して見ていますから、いつも警戒しています。
自分の疑いを深めるような事実を少しでもつかんで、自分の予想を確信に近ずけ、
自分の予想に反するような事実を無視したり、誤って解釈してしまいます。
彼らは非常に用心深く、いつも何か不都合なことはないかと、様子を伺っています。
たとえば、仕事を始めるとか、知らない人との新しい人間関係ができる場合、
誰でも心配がなくなるまでは注意深くそして警戒的になるものです。
妄想症の人はそのような心配をいつまでも捨て去ることができません。
彼らは常に他人の悪だくみを恐れ、人を信頼することができません。
人間関係や夫婦関係において、この疑い深さは病的で非現実的な嫉妬という形で現れます。

敏感性

 妄想性人格障害の人は過度に警戒的ですから、ちょとした侮辱にも気づき、何も企てられていないのに反応します。
その結果、彼らは常に防衛的・敵対的となります。
自分に落ち度があっても、責任をとろうとせず、軽い助言さえも聞こうとしません。
一方、他人に対してはたいへん批判的です。世間では、このような人間を針小棒大に言う人だといいます。

冷淡無情

 妄想性人格障害の人は、論争好きで譲歩する事を好まず、他人との情動的な関係を嫌います。
彼らは冷淡で、人と親しく交際しようとしません。
彼らは自分の合理性と客観性にプライドを持っています。
妄想性人格障害の傾向のある人生観を持った人が、専門医を受診することはほとんどありません。
彼らは、本来、助けを求めることは嫌いなのです。多くの人は、一見、社会的には十分うまくやっています。
道徳的で刑罰的な生活スタイルが承認される様な、
または少なくとも多少はそのようなことに耐えることができるような居場所を社会の中に見いだしているのです。