外科、産婦人科、小児科は選択で回避可能!
http://www.asahi.com/national/update/0202/TKY200902020263.html ◆医師の臨床研修を短縮 必修科を絞り込み
新人医師に2年間義務づけられる臨床研修制度について、厚生労働省は2日、必修の診療科を
内科と救急、地域医療にしぼり、その他は選択制にする見直し案をまとめた。
必修の研修期間を、現行の16カ月から1年程度まで短くできるという。
厚労省が、文部科学省と共同で設置している検討会に提案した。必修短縮により研修医が
将来進もうとする科での研修を手厚くし、早く診療現場で活躍できるよう狙う。
案によると、国が必修とする診療科は現行の7科・部門から、内科(6カ月以上)と救急(3カ月以上)、
地域医療(1カ月以上)の3科・部門に絞る。その上で、外科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科の
5診療科の中から、1〜2科を選んで研修することを必須とする。
また、医師の地域偏在を解消するため、都道府県別に研修医の定員に上限を設ける考えも示された。
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/20417.html ◆臨床研修期間、2年制を維持へ
厚生労働省と文部科学省の「臨床研修制度のあり方等に関する検討会」は2月2日、
第5回会合を開き、報告書のたたき台となる新医師臨床研修制度の見直し案を事務局が提示した。
それによると、研修1年目は内科と救急を必修診療科とし、2年目には地域の病院や診療所での
「地域医療研修」を義務付ける。焦点となっていた研修期間については、2年制を維持する方向性が示された。