看護師VS理学療法士+他リハ職

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138名無しさん@おだいじに
診療報酬 リハビリに成果主義 回復期病棟で 厚労省案
http://www.asahi.com/national/update/1201/TKY200712010100.html

 厚生労働省は30日、脳卒中などの後遺症を改善するために集中的にリハビリテーションをする「回復期リハビリ病棟」
の診療報酬について、成果主義導入の方針を、中央社会保険医療協議会に提案した。患者の回復度に応じて医療機関が
受け取る報酬に差をつける。リハビリの質向上と医療費削減の両立が狙い。厚労省は今後同様の方式を広げていくことを検討する。
 現行では、医療の質は、施設面積や専門職の数など外形的に判断、基準以上なら診療報酬に加算する方式。
 回復期リハ病棟は、脳卒中や骨折などで後遺症が出た患者に対し、生活動作の向上や社会復帰のためにリハビリを集中して行う。
急性期や慢性期と違い、改善が見込める患者が集まるため、同省は、改善度合いを測りやすいとみている。
 厚労省の案によると、病棟ごとに全入院患者の平均データをとり、一定の数値を満たした病棟には報酬を上乗せし、
未達成なら現行より引き下げる。指標となるデータは(1)在宅復帰率(2)重症度の高い患者の入院率
(3)退院時と入院時での日常生活機能の改善率――などが検討されている。
 だが、何を指標とするか、だれが評価するか課題も多い。医療機関の中には、数値を重視するあまり、若年者に比べ回復が遅い
高齢者、特に認知症など別の病気や障害がある人の入院を拒むところが出る恐れもある。
 患者選別の懸念について、厚労省は「重症者を入れることを条件にすれば起きない」。今後は、療養病棟でケアの質に応じて
報酬を上乗せすることも検討している。
 全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会の石川誠会長は「質を高めるためには成果主義の導入は一つの手法だ。
各病院がデータをごまかすことがないような仕組みをどうつくるかが成功のカギになるだろう」。