士業していますが畑違いである者が今から医学部へ入りたいと思いこちらを覗いてみました
・・・が・・・いじめられそうですね。
因みに医療界から法曹界へやってくる方々を多く知っています。
素晴らしいご活躍をされています。
この閉鎖的環境を医療界はいつまで続けるのだろうか。
12さんのメディカルスクール、気になりますね。
いや、別に閉鎖的なんじゃなくて、ほんとに体力的にあまり年齢をとりすぎてると
研修とかはきついんだって。メディカルスクールができればそりゃ歓迎するよ。
ただほんとに体力的な問題。医療から法曹に行くのと法曹から医療に行く違いはそれ。
あと記憶力的な能力の問題もあると思う。
自分は社会経験を経たあと27で入学したクチだけど、自分の能力(主に記憶力)の低下は痛切に感じた。
他にも、この業界に限らず、理系研究者の能力のピークってのは20代にくるのね。
ノーベル賞を取るような人も意外と若い時代に立派な業績を残してたりするわけで、
やっぱり柔軟な思考力を持つ時代を違う分野ですごしたっていうのはハンデになると思う。
あとは皆が指摘しているようになんといっても体力の低下ね。これは本当にきつい。
この本の著者の言うことも一理ぐらいはあると思うし、「医者はつぶしがきかない」なんて
言っちゃう若い人を見ると、一度普通の業界で社会経験積んでみたら? とか思っちゃって
ちょっとイラッとくることもあるけど、年をとってから医師を志すことについてはデメリットのほうが遥かに多いので、
なりたいなら早くなるべきだというのは強く思うし、この著者みたいに変に強気には絶対なれない。
自分の実体験としてね。
>>253 士業されているあなたが、「今から医学部に入りたい」と思われた動機は一体何なんでしょうか?
もし宜しければお聞かせ願えませんか?
工学修士号取得後に24歳で再入学した8年目現役医師として申し上げます。
法曹経験者がそれを理由に虐められることはないと思います。
しかし、それ以前に今この時代に医師になるのは明らかな貧乏くじです。
人を人として扱わない労働環境と報酬、誤った事実認識をもとに闇雲に加えられる攻撃など、想像以上の悲惨さです。
医師になってからの7年間、廃業願望と戦う日々が続いています。
しかし、この悲惨な状況をもたらした最大の原因は医師自身に自浄作用がないことです。
先輩医師が後輩に自分と同じ辛酸を舐めさせることで自分を慰めており、このような負のループに陥っている以上、改善する可能性は全くありません。
私一人、それを拒絶していますが、そのことで私自身に対する風当たりが相当強烈になっています。
今は抗うつ剤のお陰で何とか凌いでいますが、そのうち廃業してしまうかも知れません。
法曹の先生には医学部に再入学するより、正確な事実認識をして頂いた上で医療を外から正しい形に導いて頂けると有り難いのですが…
しかし、いったん医師にならないとわからないことも多いと思います。
>>256さん
ゆうべ投稿した者です。256さんの下三行が私の思い起こした動機です。
258 :
256:2007/06/18(月) 17:06:14 ID:???
>>257 お返事ありがとうございます。
そのためにわざわざ6年以上を費やすのは個人にとってはあまりにも犠牲が大きすぎるように思いますが…
しかし、同時に実に有り難くも感じます。
258さん、こちらこそ有り難うございます。柔軟な思考で資する方がいらっしゃることに安堵致しました。ご丁寧な文面、真剣なお言葉をいただき感謝しております。