埼玉医大:学生2人に1200万で特別指導

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1名無しさん@おだいじに
 埼玉県毛呂山町の埼玉医科大(山内俊雄学長)で02年度の卒業試験の際、
学生2人から現金計1200万円を受け取り学外での特別指導を行っていたとして、
講師が懲戒解雇されていたことが分かった。
講師は大学側の調査に「試験前に知った一部の問題を教えた」と話していることから
試験問題が漏えいした疑いが強く、大学側はいったん内定した学生2人の卒業を取り消していた。
 同大は例年11月と12月に卒業試験を行い、2回の平均点が65点以上を合格としている。
03年1月に「前月に行われた2回目の卒業試験で不正が行われた」と講師を名指しした投書があったことから、
大学は調査委員会を作り、調査を始めた。
 関係者に事情を聴くなどした結果、講師は02年11月の1回目の試験が終わった後、
5人の学生に特別指導を持ちかけた。
講師は指導料として1000万円を要求、3人は拒否したが、応じた2人が東京都内のホテルで別々に指導を受けた。
1人は全額を支払ったが、もう1人は学生側の申し出で500万円に減額のうえ、分割で支払うことになった。
 指導は12月10〜12日の試験直前に行われ、2人は同25日に卒業の内定が出た。
500万円の支払いに応じた学生は同6日に指導を受け、その際に現金100万円を渡し、
内定後の同30日に追加で100万円を渡した。
講師は調査に対して「試験問題の修正の会議に立ち会った際に覚えていた問題を含めて指導した」などと話したという。


http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050215k0000m040129000c.html