1 :
1:
今度の月曜からポリクリが始まる。
その辺から本気で書き込むよ。
2 :
1:03/07/02 13:20 ID:???
はじめて立った・・・
1はエロキモ医学生
4 :
1:03/07/02 18:13 ID:???
今日はポケット医薬品とかいう本を買ってきた。
4700円。
ポリクリでどんなものがいるか人に聞いたら
これ持っとけと言われた。
あとどんなものがいるんだろ。
>>4 絶対要らないと思うそれ。
だって病棟にいくらでも転がってんじゃん。
6 :
1:03/07/02 20:55 ID:???
>>5 ぐほっ!
いきなりムダ買いか・・・
ま、まあいいさ。
教えてくれてありがとよ。
7 :
名無しさん@おだいじに:03/07/03 05:13 ID:/KVH8G11
8 :
名無しさん@おだいじに:03/07/03 11:12 ID:57+5TpB5
00
ぽりくりってなにぽ
1の報告を松。
11 :
1:03/07/03 13:19 ID:???
>>9 うちでは臨床実習のことをポリクリっていうよ。
何の略だろうね。
>>10 月曜から拙い日記を書きます。
ちなみにスタートは麻酔科です。
12 :
名無しさん@おだいじに:03/07/03 15:56 ID:8RmJVM1r
>>9 ポリクリって、「クリトリスをポリポリできる」事からついた
名前だって聞いたけど。
13 :
1:03/07/03 18:45 ID:???
男の場合、髪はちゃんと黒くないといけないと聞いた。
今日は大雨であまり出歩く気がしなかったけど
日曜までには黒く染め直しておかないといけないなあ。
14 :
1:03/07/04 03:44 ID:???
早起きではなく、こんな時間でも眠れない。
体内時計がでたらめになっている。
麻酔科は朝が早いが、おれはやっていけるのだろうか。
15 :
名無しさん@おだいじに:03/07/04 23:46 ID:0bGGqz1a
>>1
えらいね、毎日書き込んで。
>>13 科によって髪の色の対応はまちまちだろう。
よって、黒にしとくのが無難。
17 :
名無しさん@おだいじに:03/07/05 00:25 ID:8oB3N9HF
ポリクリニックじゃない?いろんな科を回る実習だから。
マジレスデスンマソ>11
18 :
1:03/07/05 00:47 ID:???
今日は何もしてない。
明日は麻酔の勉強でもするか。
それとあまりやりたくはなかったが、
睡眠導入剤で体内時計を強制リセットする。
1週間くらいやれば治るかな?
>>15 日記ですから。
>>16 黒くします。
自分で買ってきて染めます。
>>17 マジレスドーモデス。
患者が亡くなるのがつらいよ・・・
20 :
1:03/07/05 22:38 ID:???
今日はちょっとだけ麻酔のお勉強。
部屋を片付けて忙しくなるだろう生活に備える。
夜、彼女に会ったのち、黒のヘアカラー買いに行くが無かった。
明日はもちょっと遠くに探しに行こう。
実習前なので、ただの日記だな。
>>19 あわわ、麻酔科でも患者さん亡くなるかな。
つらそうだ・・・
楽しいことはないのかよー
>>20 患者が死ぬ時に立ち会える可能性はとても低いよ。
たまたま回った1週間かそこらでタイミング良く死ぬわきゃないし。
22 :
1:03/07/06 00:13 ID:???
>>21 おっと、レスさんくす
自分が回ったとき持った患者さんが
その後亡くなったのを聞いたりするパターンもつらいかも。
まあ病院なんだし仕方ないけど。
23 :
1:03/07/06 22:40 ID:LkDDfweZ
ちょっと勉強するも、よくわからず。
系統講義の記憶はほとんどありません。
明日さっそく怒られてみようと思う。
買ってきたヘアカラーで髪を黒くした。
ちょっとごわごわした感じになった。
うう、いよいよ明日だ。
緊張するなー。
もう実習始まるからageとこう。
24 :
1:03/07/07 22:45 ID:???
第1日目オリエンテーション
今日は麻酔の基本的な講義と模型を使った挿管の練習だった。
模型は硬い。
なかなか口を開いてくれない。
喉頭鏡をつっこんでみるも、喉頭蓋が見えない。
実は深く入れすぎていた。
幸いチューブが食道には入ることはなかったけど、
人間なら軽く2、3本前歯を折ったと思う。
今日やったことはこれだけ。
明日は朝7時30分に手術部。
手術室で何かしないといけないらしいが、
内容は明日の先生次第。
とりあえずレポートの調べものでもするべ。
25 :
1:03/07/09 00:54 ID:???
延期
27 :
山崎 渉:03/07/15 12:06 ID:???
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
28 :
山崎 渉:03/08/02 01:42 ID:???
(^^)
,,,--─===─ヽ/へ
/iiiiiiiiiiiiii彡≡≡≡|≡ヾ ヽ
iiiiiiiiiiiiiiiiiii彡≡≡≡≡|≡ミミヾ丶
iiiiiiiiiiiiiiiiiiii/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ミiiiiiヽ
iiiiiiiiiiiiiiiiii/ \iiiiiiiゞ
iiiiiiiiiiii/ \iiヽ
iiiiiiiiiiiiiii《 ━━━'/ ヽ━━━ ヽミヽ
...iiiiiiiiii彡/ __,.:: :: __ ヽiiiii|
..iiiiiiiiiiiii》| ::: |iiiii|
iiiiiiiiiiiiiiii|, |iii|
..iiiiiiiiiiiiiiiiii, ( ● ● ) .|iiii|
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii 》━━━━《 |iiiii|
iiiiiiiiiiiiiii《《《ヽ 》 / ̄ ̄\ 《 |iiiiiiii|
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age
もうやめたのか
ひょんなことから、大学の医学部に籍を置くことになった。
28にもなってぶらぶらしていた俺が、そんな固い所に
通うことになったのは訳がある。
実家の医院を継ぐはずだった兄貴が急死したからだ。
2歳年上の兄貴は、既に内科医として大学病院で働いており
俺も親父も、行く末は実家の医院を継ぐのだろうと思ってた。
正直言って俺は、実家のことは全く興味がない。
むしろ兄貴が院長におさまってくれれば、人のいい兄貴に
ぶら下がって、このままのらりくらりやって
いけるんじゃないかと思ってた。
それだけに兄貴が交通事故で急死した知らせを聞いた時は、
すまない気持ちでいっぱいになった。
だがもう遅い。さんざん金を無心したりしたことを謝っても
兄貴の耳には何も届かない。
大学病院の霊安室で、兄貴の遺体と対面したとき、
周囲の目もはばからず、俺は声を上げて泣いた。
兄貴の葬儀の日、親父から聞いた
「今からでも遅くない。医者を目指して、うちの医院を継いでくれ」
という言葉に素直にうなずいたのは、兄貴に対しての謝罪の気持ちが大きかったと思う。
医者になって、兄貴の分も必死に生きよう。
そう思った瞬間、兄貴の思いが俺の中に染み込んできた気がした
幸いにして2年目に医学部に合格し、俺は再び大学に
通うことになった。
最初の一ヶ月ほどは、なれないことの連続でずいぶん緊張した。
他の大学を卒業した後入学したり、社会人を経験して医学部に入学してくる人がいないわけではないが、やはり全体とすれば少数だ。
他の学生と比べると10歳ほど年の離れてる俺は、
やはり浮いてる存在になった。だが、それはそれ。
すぐになれた。おまけに医学部という所は
他の学部に比べて学生が少ない上に、カリキュラムの密度が濃い
そういうこともあって、他の学生と連帯意識が生まれやすく
「オジサン」学生の俺も、みんなとすぐに打ち解けて
学問の徒となることができた。
そんなころだった。恵美と関係を持ったのは…
彼女は専門課程の1年生
(注・医学部に入学すると二年間の教養課程を経て、
3年生から専門的な医学の勉強を始める。
そのためこういう呼び方をする)
俺より上級生だが、当然の事ながら年はずいぶん下だ。
世間のすれた部分をさんざん嘗めてきた俺にとって
高校を出て医学部という閉鎖的な空間に飛び込んできた
恵美は、温室栽培されたランの花のように思えた。
21歳という年にしては、幼く見えたのは
物事を斜めに見る、俺の癖のせいだけではないと思う
最初に彼女と話したのは図書館だった。
前の大学で取った単位が認められて、教養課程の一部の授業を
免除されていた俺は、その時間を利用して図書館で
他の教科の自習をすることを習慣にしていた。
30までぶらぶらしていた俺の大学での成績は、お世辞にも
誉められたものではなく、下手すれば留年ぎりぎりだった。
そのため、やむにやまれず身に付いた習慣だったが、
これが思わぬ幸運を連れてやってきた。
「こんにちは」
「え?……」
物理のテキストから顔を離して、見上げた時に目に飛び込んできた
恵美の表情や姿を今でも思い出すことができる。
肩まで伸びた茶色かかった長い髪。少しはにかんだ口元
「ああ…こんにちは」
俺が驚いた表情を崩すと、口元が優しく緩む。そして、縁取られたまつげが、二重瞼の大きな瞳をさらにくっきりと際立たせる。
だが、その表情は決して大人の女のそれではない。
白衣に身を包んでいなければ、間違いなく高校生だと思われるだろう
それくらい恵美は、幼く、また美しく済んだ姿をしていた。
「すいません、お邪魔しちゃいました?」
「いや、そんなことはないですけど」
俺は、恵美を見つめながら、物理のテキストを閉じた
たぶん男だったら、誰でもそういただろう。
「勉強中にごめんなさいね。いつもこの時間、一人で勉強してらっしゃるでしょう? 今の時間帯って、教養課程の授業のはずだから、
どうしたのかな? って思って」
「そうだったんですか…俺は前の大学で取った単位があるんで、授業の一部を免除されてるんです。だから、その分他の教科の勉強をしようと思って、この時間ここに来てるんですよ」
「ごめんなさい…勝手に変なこと想像しちゃって。なんだかすごく淋しそうに見えたから、もしかしたらと思って…」
恵美は、俺が学内で孤立していたと思っていたらしい。そう思って心配し、声をかけてくれたのだった。言葉に詰まったのか、恵美はそれきり下を向いてしまった。
「いえ、心配してくれて嬉しいですよ。俺も、大学に通うのはずいぶんブランクがあるから、正直言うと、ちょっと疲れてるんです。優しいんですね。恵美先輩は」
「いえ…そんな」
そう言うと、恵美は顔を上げて少しだけ明るい表情を見せた。
それから、俺は彼女と真向かいの席に座って、色々なことを話した。
兄貴が亡くなったのをきっかけに医学部を目指したこと。経験を積んだら実家の医院を継いで、自分が医者をやれる間、地元の人たちを診ていきたいと思っていること…そんなことをとりとめもなく話したように思う。
彼女は、中学の時、イジメから登校拒否になり、心を病んだことがあること。それから精神科の治療を受け、精神科医を目指したいと考えて医学部に入学したこと…そんなことを話してくれた。
目の前にいて、心を開いてそのままを見せてくれる彼女に、俺はかけねなく心が洗われるように思えた。
兄貴が亡くなって以来、ずっと胸の中でくすぶっていたことが、少しずつ溶けていくような気がした。
「ありがとう、実を言うと、兄貴が亡くなってから、ずっと気持ちのおさまりがつかなかったんですけど、恵美先輩のおかげで、気持ちが楽になりました。先輩、やっぱ精神科の先生になるべきですよ。先輩に診てもらえる患者さんって、幸せだと思うな」
「そんな…そんなに誉められると、あたし真に受けちゃいますよ」
42 :
名無しさん@おだいじに:03/09/08 23:28 ID:MJGPCNWM
そう言いつつも、恵美はまんざらじゃなさそうだった。その無邪気な表情を見ているうちに、ある考えが俺の中で膨らみ始めるのが分かった。この無邪気な表情を、俺だけの色に染めたい……男だったら
誰でも脳裏によぎることだ。
そのこと自体は決して悪いこととは思わない。だが、俺はその考えを外にあふれさせてしまった。彼女が臨床心理学の参考書を携えているのを見て、ある罠を含んだ言葉を彼女に投げかけたのだ。
「先輩…先輩が読んでる本って、臨床心理学のテキストですよね」
「ええ、そうですよ」
「臨床心理学ということは、カウンセリングとかの精神療法を勉強されてるんでしょう? 俺を診てもらえませんか? 先輩だけなんですよ、兄貴が亡くなってから、あんなことを話したのは」
「でも…」
「お願いします。俺を診て下さい」
そう言って俺は頭を下げた。医者を志す者なら、患者に頼られることほど誇りに思うことはない。ましてやそれが、最初の患者ならなおさらだ。
「いいわ。私も精一杯やりますから、一緒に頑張りましょう ね?」
案の定、彼女は俺の罠に足を踏み入れた。まるで聖母マリアのような優しい医師の表情をみながら、俺の心の中は、すでに男のどろどろした情欲が渦巻いていた
43 :
名無しさん@おだいじに:03/09/08 23:28 ID:jl6V+WHM
「カウンセリングしてもらうかわりに、そうだなあ…毎回コーヒーでもおごらせてください」
「でも…」
「それくらいのお礼はさせてください。それに、これは俺のためでもあるんです。心配なんですよ。ただで先輩にカウンセリングしてもらうと、ずるずる甘えてこの問題から逃げちゃうような気がして…俺は一刻も早く兄貴のことと折り合いをつけて楽になりたいんです」
「わかりました。じゃあ、カウンセリングは大学の外の喫茶店でやることにしましょうか? ここだとみんなの目もありますからね」
「ありがとうございます」
あどけなさの残る恵美の顔にいっぱしの医者気取りの表情が浮かんだ。
俺はその表情を見ながら、内心ほくそえんでいた。
完全に罠にはまった。恵美は、臨床心理学に基づいたカウンセリングの常識を逆手に取った罠にかかったことに全く気付いていない。
通常、カウンセラーは、患者のカウンセリングを行う際に、一回ごとの報酬を事前に決定する。それは、患者がやがて起こす転移による事故を防ぐのが第一の目的だ。
転移とは、患者がカウンセラーに特別な感情を抱くことになることを指す。患者とカウンセラーが異性の場合、お互いが心の内面を探り合って解決方法を探しているうちに、
恋愛感情に似た強い感情を持つようになる。そのことから起こるトラブルを防ぐために、カウンセラーは報酬を事前に求めるのだ。こうすることによって、患者は、
「相手はビジネスで自分の悩みを聞いてくれているのだ」という意識を暗に植え付けられてしまい、なかなかトラブルには発展しなくなる。
ところが患者の方からこの条件を提示した場合、患者にこれから行うカウンセリングの主導権を預けてしまったことになる。
心の内面を開いて話をしていくうちに、カウンセラーは知らず知らずのうちに、患者の言うことを無意識に聞くようになってしまうのだ。
つまり俺は、そのことを使って、恵美に催眠をかけたのだった。
(何より不幸なのは、俺が前の大学で、臨床心理を専攻していたことを恵美が知らなかったことだろう)
それから、俺は大学近くの喫茶店で、恵美のカウンセリングを受けることになった。最初は彼女もぎこちなかったが、数を重ねるうちに
すっかり慣れ、俺に心の内側を見せるようになった。
「おかげで、最近、兄貴のことを思い出さない時が増えてきました。先輩のおかげですね。どうでしょうか? 今日はいつもの喫茶店じゃなくて、場所を変えて先輩に話を聞いてもらいたいんですけど」
「場所を変えるって…」
「うちの親父から、Kホテルのレストランのチケットをもらったんです。よかったらそこで食事でもしながら先輩に話を聞いてもらいたいなと思って」
「それは困ります」
「コーヒーは大丈夫なのに、食事だとだめなんですか? 先輩は一緒に僕に心の問題を一緒に解決しようと言ってくれたじゃないですか! だったら今日も話を聞いて下さい」
困惑の表情を恵美が見せた瞬間、俺は高圧的な態度で、言葉を続けた。
「そうですね、ごめんなさい。じゃあ、そこでお話を聞きましょうか」
勝負の瞬間だった。彼女の潜在意識の中には、カウンセリングを申し出た時に刷り込まれた意識がしっかり根付いている。
カウンセリングの主導権を俺に握られているという深層意識がある以上、高圧的な態度や命令的な口調で話をされると、たちまち反論できなくなってしまうのだ。
こうなれば、彼女は俺の言うことに全く反論できない。後はホテルで食事でもしながら、ワインでも飲ませれば、簡単に体を開くだろう。ホテルは食事だけでなく、もちろん部屋も予約してある。
「じゃあ、時間もあるんで、タクシーで行きますけどいいですか?
あ、タクシー代、もちろん俺が出しますから、先輩は心配しないでください」
隣に乗り込んできた恵美のうなじからは、薄い汗の香りがした
横目に飛び込んできた恵美の、引き締まった腰やすらりと伸びた足。あどけない表情の下に隠れている胸の稜線。
これが全部、数時間後には俺のものになるのだ
そう思うと、平静をよそおいつつも、たぎるものを押さえられなかった
49 :
名無しさん@おだいじに:03/09/09 10:05 ID:aNEnLKAw
続き、きぼんぬ
「じゃあ、運転手さん。Kホテルまでお願いします」
「はい」
タクシーが走り出すと、恵美は両手の拳を膝の上で強く結んだ。
緊張しているのだろう。無理もない。食事の名目ではあるが、半ば強引にタクシーに乗せられてホテルに向かっているのだ。
女なら、警戒の気持ちが働くのは当然だ。
タクシーの後部座席は、たちまち、ぎこちない空気で満ちた。
俺は彼女の心にかかった薄い膜を取り払うべく、できるだけ明るい話をした。だが、恵美の心にかかった薄いベールはなかなか剥がれない。ホテルに着いてレストランに歩を進めると、ようやく恵美は明るい声を出すようになった。
「すごく素敵なレストランですね。いいんですか? こんなところに招待してもらっちゃって」
「ええ、僕の気持ちですから」
年上の男に、エスコートされてゴージャスな空間に身を置いたせいだろう。恵美は突如ヒロインになった自分にすっかり酔っていた。
「ワインを少し口にしてください。先輩のためだけのワインを選んでくれたソムリエへのマナーですので。先輩のイメージにぴったりのワインを持ってきてほしいってオーダーしたんですよ。お酒が飲めないんだったら無理に全部飲まなくてもいいですから…」
「あたしの…ため?」
「そうですよ。他に誰がいるんです?」
自分でも歯が浮くような気障なセリフだった。だが、こういう非日常的なシチュエーションでは、女の心に猜疑心が芽生えることはないらしい。
二人でグラスを合わせると、恵美はおそるおそるワインを口に運んだ。
「おいしい! あたし、ワインって全然飲めなかったんですけど、このワインすごくおいしいです。どうしよう、ワインの味を覚えちゃったみたい」
「そうですか、それはよかった」
「この後は上の部屋で、俺の味をおぼえさせてやるよ」そう心の中でつぶやきながら、俺は、下半身にたぎるマグマを必死に押さえた。
それから小一時間も過ぎただろうか。出される料理に手を付けるうちに、恵美の目は潤み、頬は桜色に染まった。
当然、カウンセリングなどできる状態ではない。
決まった。恵美は完全に俺の手の中に落ちた。
「じゃあ、そろそろ出ましょうか」
「ええ」
デザートの後のコーヒーを飲み終えると、俺は恵美にそう言って、席を立った。親父から失敬したチケットで支払を済ませると、俺と恵美は外へ出た。
夜とはいえ、平日のせいかホテルのロビーは、人がまばらだった。そのせいか、乳白色の大理石で埋められた床の白さばかりが、やたら目立つ。
「加納さん、今日はありがとうございました。なんだか、ご馳走になっちゃって……」
「いや、料理だけじゃないんだよ。まだ君に楽しんでもらいたいものがあるんだ」
「え?……」
「上に部屋を取ってあるんだ。行こう」
そういうと、俺は降りてきたエレベーターに、恵美の手を引いて飛び乗った。
すかさず、予約してあった部屋のフロアの番号を押して「閉じる」のボタンを押す。
チェックインは、食事中にトイレに立つふりをして済ませて鍵をもらってきておいた。何一つぬかりはない。
恵美は、そんなことは当然知らない。突然の出来事と酔いが少し回っているということもあるせいか、エレベーターの中で、恵美は呆然としていた。
「怒ってますか?」
「え?……」
刻々とエレベーターは上のフロアへ上昇していく。部屋を取ってある26Fに着くまではまだ時間がかかる。間を持たせるために、俺はそう言葉を放った。
「本当は、ホテルでカウンセリングを受けたいなんて嘘だったんです。恵美先輩と二人だけで時間を過ごしたかった」
そう言うと、少し離れた場所にいる恵美を俺は抱き寄せた。
俺の腕の中に抱きすくめられると、恵美は上を向いてそっと目を閉じた。無言の恵美のイエスの返事。どれくらい唇を重ねていただろうか。
フロアへの到着を知らせる音に気がついて、そっと唇を離すと、恵美の肩を抱いたまま、エレベーターの外に出た。
予約してあった部屋は、エレベータから5メートルと離れず、ほぼ真正面の位置にある。もちろんこれも計算済みだ。
「この部屋なんだ。ここからはね、東京湾の夜景が見えるんだよ。さ、入って」
「あの…」
肩を抱いて部屋に入ろうとすると、恵美は突然足を止めた。
「どうかした? それとも……ひょっとして嫌になった?」
催眠が効いているのだから、こんなことを聞いても絶対に恵美は俺の誘いを拒むことはできない。確信していたが、やはり不安だった。
口ごもっている恵美をじっと見つめながら、俺は彼女の言葉を待った。
「……なんです」
「え?」
「あの……加納さん、笑わないで聞いて下さいね。あたし、男の人とキスしたのって初めてなんです。だから…」
予想していた通り、恵美はやはり処女だった。もっとも、ここまで男に免疫がないとは思わなかったが。
「大丈夫だよ」
そう言いながら、優しく恵美の肩を抱いた。驚くほど華奢な肩だ。
ブラウス越しに触れた彼女の肩胛骨と鎖骨を感じると、俺の中にまたマグマがたぎってきた。
後ろ手に部屋のドアをそっと閉める。
もちろん音を立てないように、鍵をかけることも忘れなかった。
「ワイン飲み過ぎちゃった? お茶を入れるから酔いを醒ましたらいい。 そこに座ってて」
少し緊張している恵美の心を、俺は、できるだけ時間をかけてほぐすことにした。男の色に全く染まっていない女が、俺に体を開こうとしている。しかも少女の色を残した、とびきりのいい女だ。
どうせ抱くなら、俺の手で思い切り乱れるところを見たい。固く閉じた女の芯を奥まで突いて、俺の味を覚え込ませてやりたい。
たぎる欲望のマグマの声が、俺の耳元でささやく。
「紅茶はきらいじゃないよね?」
「え?…あの、あたしやりますから」
冷蔵庫の上にあったポットに、紅茶のティーバックを入れた時だった。
俺が紅茶を入れようとしていたのに気がついた恵美が立ち上がって、こちらに向き直った。
「あぶない!」
酔っているせいで、気付かなかったのだろう。恵美はクラシカルに装飾されたソファの脚に蹴躓いてしまった。
慌てて、ポットから手を離し、恵美を抱き留めた。だが、2メートルほど離れた恵美の元へ、飛ぶようにして移動したせいで、恵美を抱き留めた後、ベットの上に押し倒した形になってしまった。
「加納さん…」
「あ…」
恵美の顔に緊張の色が戻る。「しまった」と思ったがもう遅い。もしここで催眠が解けたら今までの苦労が水の泡だ。
だが、俺の中に走った危機感とは裏腹に、恵美は意外なことを口にした。
「ねえ……キスして…」
そう言うと恵美は目を閉じた。しっかり閉じた瞳に迷いはなかった。
そのまま、恵美の体の上に覆い被さり、唇を合わせる。とたんに頭の芯がしびれてくる。少しの後、冷静さを取り戻した俺は、シャツ越しに感じる恵美の体に夢中になった。
「んっ…んっ……」
少しずつ、恵美の口の中を舌で探る。最初は驚いていたようだったが、やがて俺に応え、舌をからませるようになってきた。
柔らかい髪、そして耳をそっと指で愛撫すると、恵美の舌は動きを早めた。
そのことを確かめると、俺は、髪を愛撫していた手を胸元に這わせた。少しずつ膨らみを感じる指先。適度な堅さと弾力を保った感触に俺は興奮せずにはいられなかった。
「いや!」
ブラウスのボタンに手をかけると、恵美は突然、激しく抵抗した。
「嫌なの?…」
「ごめんなさい。だって…」
そう言うと、恵美はベットの端にあるランプに視線を移して、恥じらう表情を見せた。暗に明かりを消してほしいと言ってるのだろう。もう一度キスをすると、俺は手を伸ばして、ベットの端にある照明のスイッチをひねり、明かりを落とした。
「恥ずかしいかい?」
「はい…」
そう言ったものの、恵美はさっきのように抵抗しなかった。ブラウスのボタンが外されるたびに、恥じらいの表情を見せたが、その中には男に抱かれている自分に陶酔する姿が見える。
59 :
名無しさん@おだいじに:03/09/09 20:21 ID:c2Pj0iY7
俺の手の中で恵美の「女」が徐々に開いていくのが分かった。
こうなったら、恵美は完全に俺のものだ。体も心も全て
「ちょっと待ってて」
ブラウスとスカート、ストッキングを脱がし、下着姿だけになった恵美にキスをすると、俺はベットから降りた。
今度はゆっくりと自分の服を脱ぐ。ネクタイ、シャツ、スラックス、できるだけゆっくり服を脱ぐと、ソファに投げ捨てた。
「恵美、こっちにきてごらん」
明かりを落とした状態とはいえ、暗がりに慣れた目では、俺がトランクス一枚の姿になっていることはすぐに分かる。
俺の声で、ベットから起きあがった恵美は、俺の姿を見ると、すぐに下を向いた。
「いいから、こっちに来てごらん」
優しく放った俺の声に心が動いたのか、恵美は、暗がりの中、おそるおそるベットを降り、窓際にいる俺の所へやってきた。
60 :
名無しさん@おだいじに:03/09/09 20:22 ID:c2Pj0iY7
「おいで」
そういうと、俺は恵美を抱き寄せた。その肩には、さっきのような緊張は感じられない。心から俺を受け入れ、恵美の中の女がさっきよりも開いていっているのが分かる。
「きれいでしょ? これを見てもらいたかったんだ。この風景ってここからしか見えないんだよ」
そう言って俺が指さした先には、明かりをちりばめた東京湾の夜景が広がっている。
「加納さん…」
「気に入らなかったかな?」
「ううん…」
窓の外を指さすと、恵美は小さくそう言って、俺にさらに深くもたれかかった。その体からは完全に緊張の色が抜けている。このまま抱けば俺を深く受け入れ、思いっきり乱れるだろう。ロマンチックな言葉を投げかけながら、俺は内心ほくそえんでいた。
行為の途中で、わざわざこんな手の込んだことをしたのは理由がある。一旦行為を中止することで、恵美の体だけが目的ではないことを印象付けられるからだ。
そして「目の前に広がる夜景をお前だけに見せたかった」ということをささやく事によって、女は与えてもらった代わりに、男に望む物を与えなければいけないという心理が働くようになる。催眠が深くかけられている今の恵美なら、逃れる術はない。
「愛してるよ…恵美」
そう言って体を抱き寄せ、キスをしながら再び舌で舌をまさぐる。
さっきよりもうまく、舌をからませてくるようになった。
「ベットに行こうか」
「……」
高まりを見せ始めたのを見届けると、俺は恵美の体を抱き上げ、ベットの方へ足を進めた。
広目のダブルベットに、恵美の体が浅く沈む。
「きれいだよ。恵美…」
淡い明かりの中で色づく恵美の体は、本当にきれいだった。
細く長い手足、柔らかくくびれた腰
俺の中は、この体を自分の物にできるという征服感と、まるで美術品を眺めているような正反対の気持ちが混在していて、おかしくなりそうだった。それくらい恵美の体は美しかった。
両手で作っていた彼女との空間を壊し、彼女に体を重ねる。
再びキスをすると、心の端を溶かした恵美は、細くて華奢な腕を俺の背中にからませてきた。
「うっ…うん…」
荒々しく唇をふさがれ、覆い被さった俺の体に恵美がうめき声を漏らす。そっと唇を離すと、今度は首筋に唇を這わせた。
「あっ…涼一…涼一さん」
目を閉じて、必死に快感に耐える恵美を眺めながら、俺は首筋から
胸へ唇を這わせる。体温が高まり、恵美の体が小刻みに震えているのを確かめると、そっとブラを外した。
とたんに、華奢な体には似合わないくらい大きな乳房が現れた。
若い体のせいか、それとも全身を包み込む快感のせいか、乳房はほどよい弾力を増していた。乳首は明るい色に染まり、堅く尖っている。
「あっ、いや、いやぁぁぁ」
そっと、乳首を口に含むと、恵美は頭を左右に激しく振って、もだえた。完全に恵美は快楽に支配されている。
俺は征服感で満たされ、彼女の中にペニスを挿入する前に、もっともっと彼女の体を乱れさせてやりたくなった。
パンティに伸ばした手を再び乳房に戻す。
片手で胸を愛撫しながら、もう一方の手で髪の毛や耳、首筋、背中を愛撫する。この状況なら、どんな女でも底なしの快楽の中に溶けきってしまうはずだ。俺は丹念に、両手で恵美の体を隅々まで愛撫した。
「あっ…ぁぁぁあ」
まるで、瀕死の魚のように全身を硬直させ、必死に快感に耐える恵美。
俺の手の中で、快楽に溶けていく恵美を見ているうちに、再び彼女の中にペニスを挿入したい気持ちが、マグマのように突き上げてきた。
「ねえ…涼一さん、あたし…なんか…おかしい」
パンティに手を伸ばそうとすると、恵美は快楽の底からなまめかしい声を出した。パンティに伸ばした俺の手をさりげなく拒絶する仕草に首を傾げながら、何気なく視線を下に移すと、恵美は愛液があふれて、シーツまで濡らしていた。
経験がないので、自分が濡れていることが分からなかったのだった。
「大丈夫だよ。これは、恵美の体が僕と一つになりたいと言ってる印なんだ」
「………」
「恵美…いいよね…」
恵美がうなずくのを見ると、ついに俺の中のマグマが堰を切った。
恥じらう恵美の気持ちをささくれだたせないように、そっとパンティを外す。
そのとたん、薄明かりの中で、恥毛の中で愛液にまみれて光る、恵美のヴァギナが現れた
「あっ…んん、ぅぅうう」
完全に快楽に支配されているのだろう。
足を広げさせても恵美はさっきのように恥じらうことはなかった。
その証拠に、恵美がうめき呼吸するたびに、ヴァギナから愛液があふれて、したたり落ちている。
もともと感じやすい体質だったのだろうか。それとも俺の丹念な愛撫で恵美の「女」に火がついたのか、それは分からない。
ただ、俺は、まるで聖域に初めて踏み込んだ探検家のように、神秘的なまでの清らかな美しさをたたえた恵美の心と体を自分のものにした征服感に酔っていた。
「少し足を開いてごらん」
ここまでくれば、恵美は完全に俺の物だ。俺の手を拒む術はない。
躊躇することなく、俺は恵美のヴァギナに手を伸ばした。
薄明かりの中で、愛液をほとばしらせていた、恵美のヴァギナが口を開く。明かりが乏しい中でも、薄いピンク色をしているのが分かる。
「あっ、いっ…いやあああ」
ヴァギナの亀裂をそっとなぞり、愛撫を重ねると、恵美は再び瀕死の魚のように、身をのけぞらせて痙攣しはじめた。
細くしなやかな恵美の手が、俺の背中に爪を立てている。恵美の女が徐々に花開いていく瞬間だった。
「りょ…涼一さん。す…すごく…」
「気持ちいいんだよね。いいんだよそれで」
愛撫していた指を、ゆっくりと上へ移動する。
十分に堅さを増したクリトリスを丹念に愛撫し始めると、恵美はさらに愛液をしたたらせ、全身を痙攣させる。教えたわけでもないのに、
恵美は腰を持ち上げて、ゆっくりと振っていた。
快感に身を余しての偶然なのだろうか、それとも、恵美の中に眠る女が花開いたのだろうか、俺はその様を見たとたん、恵美をペニスで貫きたい衝動に駆られた。
「恵美、一つになろうね。いいよね」
興奮した俺に驚いた顔を見せたが、恵美はうなずいてくれた。
軽くキスをした後、もう一度体の隅々まで、丹念に愛撫する。
再び恵美が快感に溶け始めたのを見計らうと、俺は恵美のヴァギナの入口を愛撫した。
間違いなく恵美は処女だった。入口は堅く閉ざしている。
だが、俺を受け入れる準備は十分整っていたようだった。指を射し込んでみると、以外にも簡単に飲み込む。
そのことに気付くと、俺も衝動を抑えきれなくなった。
「恵美、一つになるよ」
そう言うと、軽く足を開かせた。大きく口を開けた恵美のヴァギナにペニスをあてがい、ゆっくりと腰を進める。
「い、痛っ……」
「大丈夫、すぐにおさまるからね。ちょっとだけ我慢して」
処女膜が破れる抵抗をペニスに感じて興奮したせいか、俺はつい乱暴に腰を進めてしまった。だが、慎重さを取り戻したせいか、恵美はそれ以上痛がりはしなかった。
「恵美、分かるかい? 今、完全に一つになったよ」
どれくらい時間をかけただろうか。ゆっくりゆっくり腰を進め、恵美が全て俺のペニスを飲み込むまで、多分10分から20分はかかったのではないかと思う。
「嬉しい……」
そう言うと、恵美は俺に抱きついてきた。挿入したまま、再び熱くキスを交わす。
それにしても、言いようのない感覚だ。
初めて男を飲み込んだというのに、恵美のヴァギナは涸れることなく愛液を滴らせ、動きのとまった俺のペニスを包み込んでいる。
呼吸のたびに締め付け、亀頭を飲み込む膣の皺の感覚が、俺の頭の芯をしびれさせる。
その感覚に思考が麻痺し始めた頃、恵美が俺に話しかけた。
「ねえ、涼一さん」
「ん? なに」
「男の人って、こうしてるだけじゃつまらないんでしょう? もう痛くないみたいだし…涼一さんの好きなようにしていいよ」
「分かった。でも、痛かったりしたら言うんだよ」
そう言うと、俺はゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
その途端、恵美の膣が、まるで生き物のように俺のペニスにまとわりつき始める。
「あっ…き、きもちいい…りょ、涼一さん!」
恵美も完全に行為の中に溶けたようだった。
完全に快楽に溶けた恵美の表情を視姦しながら、俺は腰を振るスピードを徐々に増した
「いっ、いっぃぃぃぃい!」
まるで瀕死の魚のように体を痙攣させる恵美。
時間をかけて、ゆっくり芯までペニスを突けば、処女は簡単に砕け散り、堅く閉ざした女の芯は一気に花開く。
俺が腰を振るスピードを上げるたびに、恵美のヴァギナは愛液を吐き出し、ねちゃねちゃと空気を噛む淫靡な音を立てるようになった。
いつのまにか、恵美は腰を浮かして前後に振り、俺のペニスを奥まで迎え、むさぼり食べている。堅く閉ざした女の芯が完全に開いた瞬間だった。
「あっ…あっいぃぃぃ。涼一さん、気持ちいい。も、もっと
もっと、してええ…」
つい、一時間前まで存在した清らかな恵美は、もうこの世にはいない。目の前にいるのは、恵美の仮面を付けた快楽の底の世界の住人だ。
「こうなったら、底の底まで恵美を突き落とし、恵美の体に俺の味を完全に覚えさせてやる」
その思った俺は、やおら腰を振るのを止めた。
そのことに気付いたのか、恵美は、いささかうつろになった目をこちらに向けた。
「ほしいのか?」
「え?……」
「ほしいのか?と聞いてるんだ。言ってみろ」
「ほしい……です」
俺が腰の動きをやめた途端に、現実に引き戻された恵美は、羞恥の嵐に包まれているようだった。
あれだけ乱れていたのに、俺と目を合わそうともしない。
とたんに、手に触れた恵美の肌の温度が高まって行くのが分かる。
恵美は、現実に引き戻され、羞恥の嵐に身を焼かれていたのだった。
「何が欲しいんだ? 言わないとあげないぞ」
「あっ!」
言うが早いか、俺は恵美の中から、ペニスを引き抜いた。
恵美は驚いた表情を見せたが、それよりも、急に現実に引き戻され、
身を焼いている羞恥心と闘うのに必死なようだった。
「何が欲しいんだ? 言ってごらん」
「いっ、いやぁぁぁぁぁああ!」
長時間突かれて、まだペニスの形を残しているヴァギナを押し開くと、俺は、親指でクリトリスを露出させ、ゆっくり愛撫を始めた。
みるみるうちに、恵美の表情が快楽に歪み、愛液を再びあふれさせる。
「いってごらん。何がほしいの?」
「あっ、あっぁぁぁぁぁぁ お、オチンチン 涼一さんの」
「よし、じゃあ、恵美が今度は自分で入れてごらん」
そう言うと、俺はベットの上に寝ころんだ。
「え?……」
「自分で入れてみてごらん。教えてあげるから」
恵美は、俺の言った意味がマジで分からなかったようだ。無理もない。つい一時間ほど前まで処女だったのだ。
暗に騎乗位でのプレイに移ることを伝えたつもりだったのだが、伝わらなかったことに俺は苛立った。
だが、すぐにその考えは脳裏から消えた。
受動的な正常位でこれだけ乱れるのだ。子宮の入口までペニスが届く騎乗位でなら、どんな乱れ方をするのだろう。
俺の上にまたがり、しなやかに乱れる恵美の姿を想像すると、再びマグマがたぎるのを感じた。
「そう、ゆっくり僕の上にまたがって…そして、オチンチンを持って
ゆっくりその上に座ってごらん」
興奮が冷めたのか、恵美の表情には恥じらいが見える。だが、俺のペニスの上に腰を沈め始めると、とたんに表情が一変した。
「あっ、あっ、あああああっ!」
子宮の入口に亀頭がぶつかる感覚。
その刺激を感じた瞬間だった。恵美は、再び快楽の底に引き戻されたらしく、目を閉じ歓喜の声を上げた。
「ゆっくり自分で動かしてみてごらん。そう、ゆっくり腰を上下に動かしてみて」
「あっ、あっ、あっ、あっ」
しなやかな体を仰け反らせながら、恵美はもだえている。
下のアングルから眺めるその様は、最高に淫靡だった。
やがて恵美は、快楽の底に完全に沈んだらしい。
さっき見せた恥じらう表情は消え、一心不乱に腰を動かし始めた
「あう…ぅう、ああああ」
だんだんと腰を振るスピードが増していく。髪を振り乱し、くねくねと体をしならせる姿に、出会った時の清純な恵美を見つけることは、もうできない。
ペニスを飲み込んで愛液を吐き続けるヴァギナ。
口に含まれると、堅く隆起する乳房
愛撫するたびに快感に震えるなめらかな肌
キスをするたびに、柔らかく形を変える唇、そして舌
どれも全て、俺の色に染まった。
清純というベールを剥ぎ、眠っていた恵美の中の女に
火を付けたのは俺だ。
自分の腰の上で女を貫かれ、快楽の底に沈んでいく恵美を見ていると、俺の中に、ふつふつと征服感が沸き上がってきた。
同時に、恵美をさらに深い快楽に導きたい欲望もだ
「恵美、手を出してごらん」
「手を?…こ、こう」
「そう、そして両手で俺の手をしっかり握って。握手するみたいに」
恵美の手を取ると、俺は、腰を持ち上げた。ちょうどブリッジするような形だ。思わず前のめりになりそうになった恵美の体を、繋いだ手でバランスを取り、背筋を伸ばさせる。
「いやっ! いや、いやぁぁぁ」
とたんに、恵美は狂ったように頭を振りはじめた。無理もない。宙に浮いた恵美の体を重力から守るのは、俺のペニスだけだ。
俺が腰をそらして、ブリッジの姿勢を取ったため、ペニスがより深くヴァギナの中に突き刺さる。
しかも、自分の体重全てがヴァギナに集中するのだから、たまったものではない。恵美は狂ったように頭を左右に振り出した。
「大丈夫かい? 痛かったら遠慮なく言うんだよ」
野暮な問いだったらしい。恵美は一瞬、動きを止めた後、頭を大きく左右に振った。
その表情には、快楽の底を彷徨う満たされた表情が
見え隠れしている。
そのことを感じると、俺はもっと大きく腰を反らせた。
ちょうど、子供がお馬さん遊びをしているような体勢になる。
よほどの快楽が恵美を包んでいるのだろう。
ブリッジの体勢を取っているとき、恵美の愛液が、ヴァギナから、俺の腹の方へ垂れてきた。
俺の肌の上を恵美の愛液が筋を作って滴っているのを感じると
俺は、恵美がどんな表情をしているのか眺めたくなった。
「きゃっ」
「ごめん。こんな姿勢より、恵美の顔を見ながら一つになりたい」
ブリッジの姿勢を解き、俺は恵美とつながったまま、上半身を起こした。
突然、体位を変えた事に驚いたようだったが、恵美は俺の言葉に
より深い快楽を感じたようだった。
「あたしも…涼一さんに抱かれてるところを見たい」
「わかった」
そういうと、俺は、一つになったまま、恵美の体を持ち上げた。
そして、ベットの端に腰掛けた。座位の体位だ。さっきの体位に比べたら、ペニスはヴァギナの奥深くまで入ることはない。
だが、お互いの表情と体温を感じながら、一つになれるため、また違った快楽が得られる。
「恵美、好きだよ」
「あたしも」
快楽から醒めたせいか、両足を大きく開いた体位に、恵美は羞恥心を感じたようだった。
だが、俺の言葉とキスに酔うと、再び快楽の底に沈んだ。
恵美の表情を見ながら、俺は乳房を愛撫し、手で腰を引き寄せ、より深く恵美の中へ忍び込んだ
「あっ、あっ…ああ、涼一さん。すてき、すごくいい」
慣れない体位のぎこちなさが消えると、俺は、恵美を強く抱きしめながら、深く中へ忍び込んだ
「いっいい……いいのぉ、涼一さん、すごくいいのお!」
ベットの弾力を使って、リズミカルに恵美に腰を打ち付ける。
波をつかみ、お互いの体の動きにズレがなくなると、さっきとは違った快楽で、俺は頭の芯が痺れていくのを感じた。
さっきの体位よりは、ペニスが浅くしか侵入しない体位。
それなのに、さっきよりも大きな快楽の波に飲み込まれたのは、五感で強く恵美を感じることができる体位だからだと思う。
ベットの端に腰掛けた俺に、恵美が足を開いて抱きついて座る姿勢。
肌の大部分が密着する上に、手に乳房の弾力を感じながら、恵美のよがる表情を目にすることができる。
加えて、恵美の体と髪から沸き立つ女の香り。処女から女へ色を変えつつある恵美の変化を前身で感じる
ことができる体位は、魂まで溶け合うような、言いしれぬ満たされた気分を与えてくれた。
恵美と一つに混じり合う感覚。
恵美の心を操るなどという、こざかしい頭は既に吹き飛び
俺は、心の動くまま恵美の体に触れ、また声を出した。
はっきりと覚えている。
恵美と心まで一つになったと感じた瞬間、自分の中にいた悲しみ
そう、兄貴を失った悲しみが、少しずつ溶け始めたことを。
同時に、恵美を心から愛していることを。
これは、俺が自分の心にかけた催眠?
それとも、恵美が無意識のうちに俺にかけた催眠?
現実とは別の次元で動く意識の中で、俺の声が響く。
だが、狂おしく沸き上がった気持ちに、そんな心の声はかき消えてしまった。
82 :
名無しさん@おだいじに:03/09/09 21:17 ID:c2Pj0iY7
「恵美、愛してる……」
そう耳元でささやくと、恵美は、何も言わず強く俺に抱きついてきた。俺は沸き上がった気持ちの向くまま、挿入したまま恵美を抱きかかえ、ベットの上へ転がった。
そして、やおら正常位の体勢に戻ると。沸き上がった愛しい気持ちを吐き出すように、激しく腰を振った。
「いっ、いやぁぁぁああ いい、いい 涼一さん!」
「恵美、恵美、い、いくよ」
正常位に体勢を変えた途端、ペニスは恵美のヴァギナに深く突き刺さり、同時にすごい力で締め上げられる。
突如、腰にうずいた射精の感覚を感じると、俺は我を忘れて腰を振りたくった
83 :
名無しさん@おだいじに:03/09/09 21:18 ID:c2Pj0iY7
「いや、いや! あぁぁあぁああ!」
腰を振るスピードをあげると、恵美は絶叫した。
だが、それは苦痛に満ちたものではない。
たしかに恵美は苦悶の表情を浮かべてはいたが、ヴァギナはスピードを増したペニスを締め付け、愛液を吐き出し続けている。
粘り気を増した恵美の愛液。
ペニスが進入するたびに空気を抱き込み、まるでガムをかむような音を部屋に響かせているのを見れば、彼女がどういう状態にあるのか、いやでもわかる。
つい1時間ほど前まで処女だった恵美は、すっかり過去のものとなった。
俺の手で開いた恵美の「女」が、初めて昇りつめようとしている瞬間だった。
乱れる恵美のしなやかな肢体。手と体を通じて伝わってくる恵美の体温。少し汗の混じった淫靡な香り。
そのすべてが俺の色に染まって生まれてきたものだと思うと、征服感と興奮で頭の芯がしびれてくる。
同時に、腰のあたりで疼いていた射精の感覚が強くなってくるのを感じた。
「このまま恵美の中で果てたい」
そう感じた時は、一瞬躊躇した。だが、俺はそのまま欲望に従うことにした。妊娠の不安はあったが、
俺も一応医者の卵だ。射精をしなくても、生で入れた時点で妊娠するリスクがあることくらい知っている。
恵美に気づかれないように、避妊フィルムを使っているし、念のため、自宅からくすねてきたピルを
飲み物に混ぜてでも飲ませれば、まず妊娠することはありえないだろう。
一瞬の冷静な思考がゴーサインを出すと、俺は狂ったように腰を振った。頭の芯が再びしびれてくる。
ペニスに射精の波を感じると、俺は恵美に覆いかぶさるようにして、乳房を愛撫しながら腰を振った。
「中で出しちゃうよ」
耳元で囁く。そのとたん、恵美は強く抱きついてきた。無言のイエスの返事に俺は、さらに高まりを覚え、
一瞬の後、恵美の中で果てた。その瞬間、自分が空っぽになるくらい恵美の中へ精液が送り込まれていくのがわかった。
「涼一さん、もう少しこのままでいて…」
「ああ」
脈が治まるのを感じ、恵美の中からペニスを引き抜こうとしたときだった。熱に浮かされたような目で、恵美は俺にそう懇願した。ようやく醒めた俺の中に、こんどは愛しくてたまらない気持ちがこみ上げてくる。
俺はそのまま、恵美を強く抱きしめ、何度もキスをした。
体が離れても、俺は恵美を抱きしめて何度もキスをした。
お互い言葉は交わさなかったけど、求め合う唇だけで十分に気持ちは伝わった。
ようやく熱に浮かされた気持ちが治まった後も、俺たちはずっとベットの中で抱き合った。お互いの心をほどきあって、満たされた気分で一杯になったころには、深夜になっていた。
「シャワーを浴びてくるといい。恥ずかしいかい? それなら明かりをつけないようにしてあげるから、バスルームへ行っておいで」
躊躇しながらバスタオルを体に巻きつけた恵美が、ベットからバスルームへ消えた後、手元の明かりをつけてみた。
シーツに残る、赤いしみ。そしてピンク色のしみ。
1時間ほど前まで存在した処女の恵美と、花開いて俺と同時に果てた恵美の痕跡だった。
恵美は俺に抱かれていたとき、何を考えていたのだろうか。それはわからない。ただ俺は、恵美に出会えたことに感謝する気持ちで一杯だった。
「恵美との出会いは、兄貴からの最後の贈り物なのかもしれない……」
不意にそんな思いが脳裏をよぎった。
なぜ、そんな思いを感じたのかは分からない。
理屈ぬきにそう思えた。たぶんそうなのだろう。
目には見えないし、言葉を交わすこともできない。
でも兄貴の存在を感じる。そしてこうやって恵美と出会わせてくれたということもわかる
そんな思いに包まれると、兄貴の愛情を土足で踏み荒らしてきた過去の自分を懺悔したい気持ちでいっぱいになった。
俺は、ガキのころから出来のいい兄貴に嫉妬していた。
いい年になっても、そんなわだかまりを捨てきれず、くすぶり続ける俺を一言も責めることなく、兄貴は愛情を注ぎ続けてくれた。
ろくに働きもせず、金を無心しても、家に寄り付かなくなっても、兄貴は決して俺を見捨てなかった。変わりのない愛情を注ぎ続けてくれた。
そんな兄貴に謝ろうにも、感謝しようにも、もう言葉を交わすことすらかなわないのだ。そう思うと自然に涙があふれてきた
ほどなくしてシャワーを浴び終えた恵美が戻ってきた。
ベットの枕元を照らす明かりの中でも分かるくらい、俺の表情に不安の色が浮かんでいたんだろう。
恵美は、何も言わずにバスタオルを解くと、俺に生まれたままの姿を見せてくれた。美しさよりも、やさしさを感じたのはなぜだろう。
そのまま、俺のとなりに滑り込んできた不安になることはい。彼女はここにいて、俺に愛情を注いでくれている。望めばずっとこうしてくれるのだろう。
そのことを感じると、俺は兄貴へのわだかまりや後悔の念が少しずつ消えていくような気がした。
「このまま朝まで眠ろう」
そういって、キスをした後、強く抱き寄せると、恵美は安心したように眠りに落ちた。
その姿を見ていると、愛しい気持ちで苦しくなる。
そっと腕に力を込めると、小さな寝息が聞こえてきた。
なぜ恵美に出会えたのかなんてどうでもいい。彼女は俺の側にいて、こうして心を注いでくれるのだ。それで今は十分だ。
そう思うと、俺の中にいろいろな思いがあふれてきた。
「さよなら……兄貴」
思わず口から漏れた言葉を噛み締めると、涙がはじめてこぼれてきた。
恵美に気づかれないように、そっと涙をぬぐうと、ベットの側の明かりを落とした。
この板にしてはめずらしいスレ乗っ取りですな。
読むのめんどくさいので、誰か要約して。
91 :
名無しさん@おだいじに:03/09/11 16:23 ID:MC9Yr0/C
(´Д`)
これ自作ならなかなか文章力あるね
ナイスなポリクリ生活だ
94 :
名無しさん@おだいじに:03/09/22 17:41 ID:rG0rusS/
age
age
てか、
>>1はどこ逝ったんじゃい?
スレ立てるだけ立てといて・・・
age
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ