3年前の警告文章です。
前略
この度、中西が副会長になったのを聞いて決意してこの手紙を送ります。私は、和
田も中西も良く知っている、もと内部のものです。(名前は言えません)この3月佐
野会長が4選し、指名副会長としてうちの中西が指名されたのを聞いて、会長は何も
知らないか、彼らの仲間に取り込まれたかのどちらかです。このままだと、彼らの計
略通りになってしまい中西は会長となり、和田の思うつぼになります。
皆さんが中西の実体をまったくご存じないので、とても怖くなりました。このまま
では、日本の技工界は中西、いや、和田グループに完全に牛耳られることになりま
す。
中西は平成元年に、和田精密から完全に独立してここまで大きくして来たように見
られていますが、実は、それはカモフラージュなのです。和田精密の役員会が開かれ
たとき、中西と和田は話が出来ているようで、中西は出席せず、和田から話がありま
した。中西を造反させた形で、技工士会内部に進入させ牛耳らせる計画とのことでし
た。何年かかろうが、情報は入手できるし、コントロールも出来るので大きなメリッ
トになるとのことでした。その頃、技工士会は和田をターゲットにして会員の団結を
得ていたので、和田を造反し裁判までかけられている中西は、技工士会内部に入るこ
とが出来ると和田は目算していました。段々と和田の目算通りに事は進んでいきまし
た。
それと和田戦略のなかで中西は、特に東南アジアの拠点づくりを主に担当してきま
した。それを完成するため、技工士会の肩書きとお金で、中国での拠点が完成しまし
た。その目的は人件費の比べ物にならないくらい安い、大規模な技工所を作り、日本
と世界の技工を制覇することにあるのです。
中西の独立は昭和60年に入ってから重役会議(和田精密)で何度も綿密に練られて
きたことなのです。中西の役割は、海外大規模技工所の設立と日本歯科技工士会を征
服し、行政との太いパイプを築き上げることにあります。つまり、海外拠点からの日
本征服です。これが、WN計画です。
なぜこのようなことを私が書くのかといいますと、日本国内で、輸入技工物の自由
化がされた時、私を含めほとんどの技工士が日本では食えなくなり、彼らの一人勝ち
になるからです。私は、和田も中西も嫌いでなりません。
今でも、CDC では中国に5年前から技工物を下請けとして頻繁に出しています。ほ
かの和田グループの拠点としては、堤さんのやっている義歯センターがあります。こ
れは100%和田の出資で設立されました。また、手のこんだ細工として、中西と仲が
悪いようにみせるため(ほかにも目的はありますが)堤は技工士会からわざわざ脱会
させました。
続きは
>>2ぐらい