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名無しさん@おだいじに:
なんか変な雰囲気になってるけど、物理学者と放射線技師は根本的に違う。
放射線技師が持っている放射線の知識は表面的な基礎知識に過ぎない。
しかし物理学者は人体に放射線を照射できない。できるのは医師と放射線技師のみ
それも、実際に照射するのはほとんど放射線技師である以上、技師が人体と放射線の関わりにおいて重要な位置にあるのは間違いない。
特に被曝管理に関しては放射線技師が先頭になってやっていく必要があるんじゃないかな?
日本の医療被曝が先進国の2倍以上で、全世界の医療被曝の1/6以上を占めている現状は、
技師がこれまで単なる医師のスイッチマンであったこととまったく無関係ではないと思う。
少なくともこれからの技師は、放射線生物学、放射線管理学、放射線衛生学などにおいて、
医師や物理学科卒よりも精通していく必要が必ずあると思う。
そのためには専門卒や短大卒ではムリ、四年制卒が先陣をきってくれるといいんだが、
もらえる免許が専門卒と同じならばあまり意義を感じられない。
個人的には免許の二分化が必ず必要だと思う。
しかしこういう話は必ず医師が反対する。医師はスイッチマン(手足)が欲しいだけだから。
だいたい医師がオールマイティなのがおかしい。医師が放射線技師と同等に人体に放射線を照射できるなら、
すべての医師に放射線技師国家試験に合格できるだけの知識がなければおかしい。
すなわち放射線物理学・放射化学・電気、電子、制御工学・放射線機器工学、画像工学、写真学、計測学、管理学。
そんなのもカリキュラムに入れるべきだろ。
また放射線施設を持つ施設には責任者を置かなければならないが、その責任者は放射線取扱主任者試験に合格する必要がある。
しかしその施設が病院だったらまったく放射線の知識がない医師でも責任者になれるというのもおかしい。
そういう矛盾の穴埋めをするためにも、高学歴の技師が、新しい身分法で出てくる必要があると思うんだが。