貿易センタービルが大変  2

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参考になるかどうかわかりませんが、荷重とかじゃなくて衝突時の運動エネルギーで考えた方が一般的に解りやすいかなと思ってざっくり計算してみました。

SI単位系での表記は

J=1/2mV^2

■計算条件
機種:B−767(200型)現行機種の一番小さい機体
重量:離陸最大重量は186ton…ここは160tonで設定(燃料も満載じゃない)
速度:500Km/hとどっかにあったのでこれに設定(巡航速度は530mph)

計算すると答えは:1543209877J=15.4億J-----A

全然実感わかない、これ

■比較
1)時速100Kmで走る1tonの車…36.5万J------B
A/Bをやってみると衝突時の運動エネルギーは車換算で4000台分

2)陸上自衛隊の74式105mmタングステン砲:約200万J(だそうです)-----c
とすると、A/Cは約770発

んーーー。わかったようなわからんような数字が出てきたぞ。

注記1…燃料の燃焼エネルギーは計算にいれていません。衝撃だけの計算。
注記2…機体の諸元はボーイング社のHPから採りました。
注記3…B−707は1954年のプロトタイプで約86ton、現行機種で152tonでした。

このエネルギーを構造的にはどう解釈できるのでしょうか?
短期応力とか地震力にうまく換算できるのでしょうか?
解説してくれるとありがたいんですが…

よろしく。