貿易センタービルが大変  2

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631名無し組
私は484で
>建築設計者も建築法規も「絶対安全」なものを作ることが目的ではなく
>「リーズナブルに安全」であることが求められているのです。
と書き込んだ者です。

旅客機が激突することを予想していたらしいことは
以前ロバートソン氏本人から聞いたような記憶(若干曖昧)があります。
しかしそれが「燃料満載であえて速度を落とさずに高速で突っ込んでくる」ということ
だったとは思えません。

建築以外の方のみならず、建築関係者もこの崩壊には驚いていますが、
建築以外の方は、
1.激突と共に一瞬にして全崩壊
2.激突部分から上がぽっきりと倒壊、下だけ残る
3.激突後ある程度の時間は崩壊を免れる
4.激突しても被害僅少
のうち、4しか許容したくないというお気持ちなんでしょう。
でも、現実には日本であれアメリカであれ
他の超高層ビルに同様の事が発生した場合1.や2.のケースの方が多いかも知れません。
その意味で今回3.になったということは不幸中の幸いとも言えると考えています。

それから、建築に安全性よりも経済性を求めるのは
建築設計側ではなく建築以外の皆さんのような方々(施主)であることをお忘れ無く。

皆さんが施主になるケースとしてはあのような巨大ビルよりも
一戸建て住宅を建てることが多いでしょうが、道路からトラックが突っ込んできたり
上空からセスナが墜落したりするケースを想定した頑強な住宅を要求する人は
ほぼ皆無ですよ。今回はそうした事故とは比較にならないほど悪質な故意による突入です。
もうすこし冷静にお考え下さい。